JP5506605B2 - 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 - Google Patents
液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5506605B2 JP5506605B2 JP2010191954A JP2010191954A JP5506605B2 JP 5506605 B2 JP5506605 B2 JP 5506605B2 JP 2010191954 A JP2010191954 A JP 2010191954A JP 2010191954 A JP2010191954 A JP 2010191954A JP 5506605 B2 JP5506605 B2 JP 5506605B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid discharge
- piezoelectric actuator
- liquid
- electrode
- actuator unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
。
トと流路部材との接合が良好であるため、使用中に接合部から液体が漏れにくい。
がって、搬送モータ174を駆動してベルトローラ106を回転させることにより、搬送ベルト111は、矢印Aの方向に沿って移動する。
、紙面センサ133から送られた検出結果により、印刷用紙Pの搬送と画像の印刷とが同期するように、液体吐出ヘッド2や搬送モータ174等を制御することができる。
ている接続電極35bとを含んでいる。個別電極35の厚さは、0.3〜1μmである。接続電極35bのうち後述の接続ランド形成領域80内に位置するものには接続ランド36が形成されている。接続ランド36は例えばガラスフリットを含む金からなり、厚さが5〜15μm程度で凸状に形成されている。また、接続ランド36は、図示されていないFPC(Flexible Printed Circuit)に設けられた電極と電気的に接合されている。詳細は後述するが、個別電極35には、制御部100からFPCを通じて駆動信号(駆動電圧)が供給される。駆動信号は、印刷媒体Pの搬送速度と同期して一定の周期で供給される。
21bのみを挟むように配置されている。圧電セラミック層21bにおける個別電極35と共通電極34とに挟まれた領域は活性部と呼称され、その部分の圧電セラミックスには厚み方向に分極が施されている。本実施形態の圧電アクチュエータユニット21においては、最上層の圧電セラミック層21bのみが活性部を含んでおり、圧電セラミック21aは活性部を含んでおらず、振動板として働く。この圧電アクチュエータユニット21はいわゆるユニモルフタイプの構成を有している。
イミングで、圧電セラミック層21a、bが液体加圧室10側へ凸となるように変形し、液体加圧室10の容積減少により液体加圧室10内の圧力が正圧となり液体への圧力が上昇し、液滴が吐出される。つまり、液滴を吐出させるため、高電位を基準とするパルスを含む駆動信号を個別電極35に供給することになる。このパルス幅は、液体加圧室10内において圧力波がマニホールド5から液体吐出孔8まで伝播する時間長さであるAL(Acoustic Length)が理想的である。これによると、液体加圧室10内部が負圧状態から正
圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさり、より強い圧力で液滴を吐出させることができる。
2・・・液体吐出ヘッド
4・・・流路部材
4a・・・液体吐出孔面
5・・・マニホールド
5a・・・副マニホールド
5b・・・マニホールドの開口
6・・・個別供給流路
8・・・液体吐出孔
9・・・液体加圧室群
10・・・液体加圧室
11a、b、c、d・・・液体加圧室列
12・・・しぼり
13・・・液体吐出ヘッド本体
15a、b、c、d・・・液体吐出孔列
16・・・液体吐出孔開口領域
21・・・圧電アクチュエータユニット
21a・・・圧電セラミック層(振動板)
21b・・・圧電セラミック層
22〜31・・・プレート
32・・・個別流路
34・・・共通電極
35・・・個別電極
35a・・・個別電極本体
35b・・・接続電極
36・・・接続ランド
50・・・加圧部(変位素子)
65・・・第1のダミー個別電極
66・・・第2のダミー個別電極
68・・・ダミー接続ランド
69・・・第2のダミー接続ランド
70・・・共通電極用接続電極
80・・・接続ランド形成領域
85・・・周縁領域
Claims (7)
- 複数の圧電セラミック層が積層されている積層体と、該積層体の一方の主面に第1の方向および第1の方向とは異なる方向に渡って形成されている複数の個別電極と、該複数の個別電極のうち前記一方の主面の周縁部に形成されている個別電極以外の個別電極の上にそれぞれ形成されている複数の接続ランドと、前記積層体の内部に形成されている前記複数の個別電極に対向している共通電極とを有する液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニットであって、前記積層体は、前記複数の接続ランドが囲まれている接続ランド形成領域の平坦度より、前記接続ランド形成領域の周囲の周縁領域の平坦度が大きいことを特徴とする液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット。
- 断面視したとき、前記積層体の前記接続ランド形成領域における厚みの中央を通る水平線から前記周縁領域における前記一方の主面の最上部までの距離が、前記水平線から前記周縁領域における他方の主面の最下部までの距離より長いことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット。
- 前記積層体の前記接続ランド形成領域における前記他方の主面の最下部から前記複数の接続ランドの最上部までの距離と、前記積層体の前記周縁領域における前記他方の主面の最下部から前記一方の主面の最上部までの距離とが、ほぼ同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット。
- 前記周縁領域の前記一方の主面に、前記共通電極と電気的に接続されている共通電極用接続電極が形成されており、前記積層体の前記共通電極用接続電極の直下の領域の平坦度が、前記周縁領域の前記共通電極用接続電極が形成されていない領域の平坦度より小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット。
- 前記複数の個別電極は、個別電極本体と該個別電極本体から引き出されている接続電極とを含むとともに、前記周縁領域に形成されている個別電極のうち、引き出された前記接続電極が前記接続ランド形成領域に位置する個別電極は、前記接続ランドが形成されている第1のダミー電極であり、引き出された前記接続電極が前記周縁領域に位置する個別電極は、前記接続ランドが形成されていない第2のダミー電極であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット。
- 平面に開口する複数の液体加圧室および該複数の液体加圧室にそれぞれ繋がった複数の液体吐出孔を備える流路部材の前記平面に、前記複数の液体加圧室を覆うように請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニットを積層してなることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項6に記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、前記圧電アクチュエータユニットおよび前記搬送部を制御する制御部とを備えていることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010191954A JP5506605B2 (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010191954A JP5506605B2 (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012045883A JP2012045883A (ja) | 2012-03-08 |
JP5506605B2 true JP5506605B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=45901316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010191954A Active JP5506605B2 (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5506605B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6166118B2 (ja) * | 2013-07-30 | 2017-07-19 | 京セラ株式会社 | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10100402A (ja) * | 1996-09-27 | 1998-04-21 | Citizen Watch Co Ltd | インクジェット記録ヘッドの振動板構造 |
JP4603762B2 (ja) * | 2002-11-15 | 2010-12-22 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッドの製造方法 |
JP4526244B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2010-08-18 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ並びにインクジェットヘッドの製造方法 |
JP2006346867A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Dainippon Printing Co Ltd | インクジェットヘッド用の回路部材とその作製方法、及びインクジェットヘッドとその作製方法 |
-
2010
- 2010-08-30 JP JP2010191954A patent/JP5506605B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012045883A (ja) | 2012-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5997150B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5511610B2 (ja) | 圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5952310B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5174965B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよびそれを用いた記録装置 | |
JP2012201009A (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP2014108530A (ja) | 液体吐出ヘッド用の流路部材、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置、ならびに液体吐出ヘッドの使用方法 | |
JP5258600B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよびそれを用いた記録装置 | |
JP2014233885A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5818481B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5997102B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5506605B2 (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP2012116039A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6034157B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置、ならびに、それらに用いられる圧電アクチュエータ基板 | |
JP5783849B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよびそれを用いた記録装置 | |
JP2012096385A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5934420B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6039365B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6224791B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP6075777B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5977031B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6034237B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP6166118B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP6130165B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5869351B2 (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータ基板、およびそれを用いた液体吐出ヘッド、ならびに記録装置 | |
JP2013154597A (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置、ならびに液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータ基板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130716 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20140206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20140218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140318 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5506605 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |