JP5498884B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
上記したようなパチンコ遊技機では、センターケースの下方に、変動表示ゲームを始動させるための始動入賞口を配置し、ステージ部を転動した遊技球が下方へ落下して始動入賞口へ入賞したり、始動入賞口へ入賞せずに遊技盤の下部へ流下(非入賞)したりするように構成している。さらに、遊技者がステージ部に注目し易いように、ステージ部の後方に設けた発光演出装置で当該ステージ部を照明したりしている。したがって、センターケースに形成されたステージ部は、遊技の興趣を向上するための重要な機能を備えている(例えば、特許文献1参照)。
また、発光演出装置がステージ部の後方の左右方向に亘って平面的に設けられているため、発光演出装置そのものの存在が目立たず、単にステージ部を光らせるためだけのものになっていた。
遊技盤に形成される遊技領域に臨ませて配設され、前面が開口する凹室を画成する包囲枠体と、前記包囲枠体の下方の遊技領域に配設される入賞領域と、を備えた遊技機において、
前記包囲枠体は、
前記遊技領域を流下する遊技球をワープ口から取り込んで前記凹室の内部に導入可能なワープ装置と、
前記凹室内に設けられ、前記ワープ装置により導入された遊技球を転動可能な球転動部を有するステージ部と、
前記ステージ部の球転動部を転動した遊技球を受け入れて前記入賞領域の直上の遊技領域に誘導可能な誘導流路部と、
前記凹室内に設けられ、前記ステージ部を照射可能な発光部を有する発光演出装置と、を備え、
前記ステージ部は、
前記球転動部を構成する第1球転動部と、
前記第1球転動部の前方に設けられ、当該第1球転動部の上面よりも高い位置で遊技球を転動可能な第2球転動部と、
前記ワープ装置のワープ出口に対応して設けられ、当該ワープ出口から流出する遊技球を前記第1球転動部又は前記第2球転動部に振り分ける球振分部と、を備え、
前記発光演出装置は、前記発光部が前記第1球転動部の上面よりも上方に配置された状態で当該第1球転動部に設けられ、
前記誘導流路部は、前記発光部からの光が照射されるように当該発光部の前方の前記第2球転動部を前後方向に貫通させることにより設けられ、前記第1球転動部を転動した遊技球を当該第2球転動部の下方を通して誘導するように構成されていることを特徴とする。
また、誘導流路部後方に配設された発光部によって当該誘導流路部内を照射することができるので、当該誘導流路部内を流下する遊技球を目立たせることができ、当該誘導流路部内を遊技球が流下する際の興趣を向上させることができるようになる。
前記球転動部は、上下方向に貫通する開口部を有する透光性部材により構成され、
前記発光演出装置は、
発光態様を変化可能な発光源と、
前記発光源を上方から覆うことによって前記発光部となるレンズ部材と、を備え、
前記レンズ部材の上部を前記開口部を介して前記球転動部の上面よりも突出させて配置するとともに、前記発光源を前記球転動部の上面よりも下方に配置したことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態の遊技機の説明図である。
また、前面枠12の裏面下部には、遊技機側とカードユニット側とで授受される信号を中継するカードユニット中継基板210等が設けられている。
また、表示画面には遊技の進行に基づく演出のための画像(例えば、大当り表示画像、ファンファーレ表示画像、エンディング表示画像等)が表示される。
これら一般入賞口35、…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチ35a〜35n(図33参照)が配設されている。
そして、後述する普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド37c(図33参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
即ち、特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイド38b(図33参照)により駆動される開閉扉38cによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチ38a(図33参照)が配設されている。
特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の普図保留表示器に表示される。
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。
なお、普通識別情報として例えば数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成しても良い。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置37の一対の可動部材37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開状態となる。これにより、普通変動入賞装置37の内部の第2始動入賞口へ遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100(図33参照)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動記憶の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の特図1、特図2保留表示器に表示されるとともに、センターケース40の表示装置41においても表示される。これにより、遊技制御装置100は、始動口(始動入賞口36、普通変動入賞装置37)への遊技球の入賞を所定上限数まで記憶可能な始動記憶手段として機能する。また、演出制御装置300は、遊技制御装置100により記憶された始動記憶の数を表示装置41において表示させる始動記憶画像表示手段として機能する。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器若しくは特図2表示器の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
ここで、遊技制御装置100は、始動口(始動入賞口36、普通変動入賞装置37)への遊技球の入賞に基づき、複数の識別情報画像を変動表示させて変動表示ゲームを実行可能な変動表示ゲーム実行手段として機能する。
また、第2特図変動表示ゲームは、第1特図変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。即ち、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームの始動記憶がある場合であって、特図変動表示ゲームの実行が可能となった場合は、第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
一方、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が直ちに開始できない状態、例えば、既に第1若しくは第2特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、始動入賞口36(若しくは、普通変動入賞装置37)に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了若しくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始される。
なお、以下の説明において、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。
センターケース40は、図4及び図5に示すように表示部41aを有する表示装置41の前面側に前面構成部材600と裏面構成部材700とを備えて構成されている。
ワープ装置630は、遊技領域32における前面構成部材600の上方部を流下する遊技球を流入可能なワープ入口形成部材631と、当該ワープ入口形成部材631を介して流入した遊技球を流下させセンターケース40の下端に配設されているステージ部40a(第1ステージ部722及び第2ステージ部640)に流出させるワープ流路形成部材632と、を備えている。
図12に示すように、下側誘導流路形成部材652の上面は、前方に遊技球を誘導することができるように形成され、当該上面は略W字状の傾斜面となっている。そして、下側誘導流路形成部材652は、当該上面の左右方向の中央に中央通路部652aを備えるとともに、当該中央通路部652aの左側に左側通路部652b、当該中央通路部652aの右側に右側通路部652cを備える。そして、下側誘導流路形成部材652は、中央通路部652aが始動入賞口36の直上に位置するように配設される。
また、上側誘導流路形成部材651の内側上面の中央通路部652aと対向する位置に制動壁651aが配設されている。これにより、後述する前側転動部722a7の第1通路部722a71を勢いよく流下した遊技球を当該制動壁651aに衝突させて当該遊技球の流下速度を落とすことが可能となっている。
そして、装飾部材660は、転動規制壁663が中央転動部642の転動面の右端に当接するように配設される。
下部演出装置720は、ワープ装置630を介してセンターケース40の外側から内側に移動した遊技球を転動させるとともに発光演出を行うための装置である。
具体的には、下部演出装置720は、図9及び図10に示すように、下部演出装置ベース部材721、並びに、当該下部演出装置721に配設される第1ステージ部722及び発光演出装置723を備えて構成されている。
また、第1ステージ形成部材722aは、上記した振分部722a2、前方誘導部722a3、及び第2中央誘導部722a4が配設された転動面の右側に連設する一段下がった転動面(第3転動面)の中央に後述する発光演出装置723の発光部を突出させるための開口722a5を備えるとともに、当該開口722a5の周囲には前方へ傾斜する後側転動部722a6を備えている。さらに、第1ステージ形成部材722aは、上記した後側転動部722a6が配設された転動面の前側に連設する一段下がった転動面(第4転動面)に、前方へ傾斜する前側転動部722a7を備えており、当該前側転動部722a7から前方へ誘導された遊技球は、誘導流路形成部材650により構成される誘導流路へ転動することとなる。具体的には、前側転動部722a7の上面は、図9に示すように、略W字状の傾斜面となっている。そして、前側転動部722a7は、当該上面の左右方向の中央に第1通路部722a71を備えるとともに、当該第1通路部722a71の左側に第2通路部722a72、当該第1通路部722a71の右側に第3通路部722a73を備える。そして、当該第1通路部722a71を下った遊技球は、図12に示すように、誘導流路Rのうち中央通路部652aに流下し、当該第2通路部722a72を下った遊技球は、左側通路部652bに流下し、また、当該第3通路部722a73を下った遊技球は、右側通路部652cに流下するように構成されている。
転動規制壁部材722cは、遊技球の転動を規制する転動規制壁を構成するものであり、下部演出装置ベース部材721の右側部に垂設することにより、後側転動部722a6を有する第3転動面の右端よりも右方へ遊技球が転動することを規制している。
また、拡散レンズ部材723bは、第1ステージ形成部材722aの開口722a5を挿通可能となっており、下部演出装置720の各部材を組み付けた際、第1ステージ形成部材722aの後側転動部722a6を有する上記第3転動面よりも上側に拡散レンズ部材723bが突出するようになっている。
図11は、図4におけるセンターケース40の斜視図のうち、当該センターケース40の下部を表した部分拡大図である。図12は、図11の部分拡大図のうちステージ部40aの最下端部を拡大した図であり、第2ステージ部640を取り除いた状態を示す図である。図13は、ステージ部40aの平面図である。
まず、遊技球がステージ部40aを転動する際の経路1について説明する。
ワープ装置630のワープ出口Eから排出された遊技球は、まず、第2ステージ部640の後方誘導路641を通過して、第1ステージ部722の第1中央誘導部722a1を転動する。
次いで、当該遊技球は、振分部722a2に移動し当該振分部722a2の第1スロープ722a21を下り前方誘導部722a3へ移動する。そして、当該遊技球は、第2ステージ部640の中央転動部642へ移動して当該中央転動部642を転動することとなる。
次いで、当該遊技球は、中央転動部642の前方転動部642bから前方へ移動してセンターケース40の下方の遊技領域32へ流下するか、当該中央転動部642の後方転動部642aから後方へ移動して第1ステージ部722の前側転動部722a7の第1通路部722a71へ流下する。
次に、遊技球がステージ部40aを転動する際の経路2について説明する。
ワープ装置630のワープ出口Eから排出された遊技球は、経路1と同様に、まず、第2ステージ部640の後方誘導路641を通過して、第1ステージ部722の第1中央誘導部722a1を転動する。
次いで、当該遊技球は、振分部722a2に移動し当該振分部722a2の第2スロープ722a22を下り第2中央誘導部722a4へ移動する。そして、当該遊技球は、後側転動部722a6へ移動した後、前側転動部722a7へ移動する。
次いで、当該遊技球は、前側転動部722a7を転動した後、第1通路部722a71から第2ステージ部640の中央通路部652a、第2通路部722a72から左側通路部652b、もしくは第3通路部722a73から右側通路部652cへ流下して各通路部652a〜cからセンターケース40の下方の遊技領域32へ流下する。
また、発光演出装置723のカバーレンズ部材723eは、底面が多角形の錐体形状をなし、少なくとも当該カバーレンズ部材723eの側面には反射膜(ハーフミラー)を付けるようにしても良い。これにより、例えば、発光演出装置723による発光演出が行われていないとき、囲繞転動部を遊技球が転動すると、当該カバーレンズ部材723eの各側面に遊技球が映り込んで当該遊技球が複数存在するように見せることができる。
左可動演出装置730は、上述したように特図変動表示ゲームの進行に関連した動作演出を実行可能な装置である。
具体的には、左可動演出装置730は、図15及び図16に示すように、可動部材731と、可動部材731を駆動させる駆動機構部732と、駆動機構部732の周囲を覆う駆動機構カバー部材733と、可動部材731の前方及び後方を装飾する装飾部材734と、側壁部材735と、上記各部材を取り付けるためのユニットベース部材736と、を備えて構成されている。
第1装飾部材731a1は、レンズ部材731a2を嵌め込むための環状のフレーム731a11と、当該フレーム731a11の下端に接続される棒部材731a12と、備える。この棒部材731a12の裏面には、後述する駆動力伝達部732bの第2可動アーム732b2が接続されるようになっている。
レンズ部材731a2は、凸レンズで構成され、当該レンズ部材731a2が表示装置41の前面側に可動したとき、当該レンズ部材731a2を介して当該表示装置41に表示された文字や記号等の画像(例えば始動記憶画像)を拡大して視認することができるようになっている。
レンズ押さえ部材731a3は、環状の平板部材で構成されている。レンズ押さえ部材731a3の周縁には、フレーム731a11の裏面にネジ止めするための複数のネジ孔731a31,…が配設されている。そして、フレーム731a11の裏面側からレンズ部材732aを嵌め込み、レンズ押さえ部材731a3をフレーム731a11の裏面に周着させることで、第1可動部材731aにレンズ部材731a2が取り付けられるようになっている。
なお、第2装飾部材731b1の車輪部分にレンズを備えるようにして、当該レンズを介して表示装置41に表示された文字や記号等の画像(例えば始動記憶画像とは別の報知画像等)を拡大して視認することができるようにしても良い。
また、第1可動アーム732b1は、その屈曲部にユニットベース部材736に配設される回動軸736bを軸挿可能な軸受部732b13を備え、当該軸受部732b13とリンク溝732b12とを結ぶアームの途上に第2可動部材731bの第2接続部731b2と接続可能な第1接続部732b14を備えている。
また、第2可動アーム732b2は、図18(b)に示すように、下端部にコイルバネを備えている。コイルバネは、第2可動アーム732b2を状態復帰させる際の付勢手段をなすものであり、当該コイルバネは、一端が第2可動アーム732b2に固定されるとともに、他端がユニットベース部材736上の所定位置に固定される。すなわち、第1可動部材731a及び第2可動部材731bを可動前の状態に復帰させるためのコイルバネ(付勢部材)を備え、当該コイルバネは、ソレノイド732aの駆動力が直接伝達されない第2可動アーム732b2を付勢するよう構成したこととなる。
また、第2可動アーム732b2には、第1可動部材731aの棒部材731a12が接続されるようになっており、当該第2可動アーム732b2を回動させることによって、第1可動部材731aを作動させることができるようになっている。
前部装飾部材734aは、駆動機構カバー部材732eの前面に配設される。
後部装飾部材734bは、第1後部装飾部材734b1と、第2後部装飾部材734b2と、を有しており、当該第1後部装飾部材734b1は、ユニットベース部材736の上部に配設され、第2後部装飾部材734b2は、ユニットベース部材736の下部に配設される。
また、ユニットベース部材736は、図18(a),(b)に示すように、第1可動アーム732b1を回動させる第1回動軸736bと、第2可動アーム732b2を回動させる第2回動軸736cと、を備えている。また、ユニットベース部材736は、制御ベース部材710の左側部に取り付けられるようになっている。
図19(a),(b)は、裏面側から可動部材731を見た図である。そして、図19(a)は、当該可動部材731の動作前の状態を示す図であり、図19(b)は、当該可動部材731の動作後の状態を示す図である。
また、このとき、リンクピン732b22を有する第2可動アーム732b2は、当該リンクピン732b22が第1可動アーム732b1のリンク溝732b12に挿通されているため、当該第1可動アーム732b1の回動に伴い、当該リンクピン732b22が右方へ押し出され、回動軸736cを中心として時計周りに回動する。そして、第1可動部材731a(棒部材731a12)は、第2可動アーム732b2に接続されているため、第2可動アーム732b2と同様に時計周りに回動する。すなわち、第1可動アーム732b1(駆動力伝達部材)によってソレノイド732aの駆動力が第2可動アーム732b2に伝達されることによって、第1可動部材731aと第2可動部材731bとが連動して可動するように構成したこととなる。
また、このとき第1可動アーム732b1と第2可動アーム732b2は、互いに異なる中心点(回動軸736b、736c)を中心として回動するので、第1可動部材731aと第2可動部材731bは、互いに異なる軌道上を回動することとなる。ここで、第1可動部材731a(第2可動アーム732b2)の軸着部(回動軸)736cと、当該第1可動部材731aと前記第2可動部材731b(第1可動アーム732b1)との係合部(リンクピン732bb22)と、を結ぶ線分の長さと、第2可動部材731bの軸着部(回動軸)736bと当該係合部とを結ぶ線分の長さが異なるように配設したこととなる。
上部可動演出装置740は、左可動演出装置730と同様に、特図変動表示ゲームの進行に関連した動作演出を実行可能な装置である。
具体的には、上部可動演出装置740は、前可動部材741a,bと後可動部材741c,dと可動ベース部材741eとを備えて構成される可動部材741と、可動部材741を駆動させる駆動機構部742と、装飾部材743と、カバー部材744と、上記各部材を取り付けるためのユニットベース部材745と、を備えて構成されている。
この可動部材741は、図20及び図21に示すように、中型の翼を模した左前可動部材741a及び右前可動部材741bと、大型の翼を模した左後可動部材741c及び右後可動部材741dと、左,右前可動部材741a,741b及び左,右後可動部材741c,741dの作動を補助する可動ベース部材741eと、を備えて構成されている。
右前可動部材741bは、左前可動部材741aとの関係で左右対称をなす部材であり、当該左前可動部材741aと同様に、当該右前可動部材741bの裏面の一端(翼の付け根部側)に回動軸741b1を備えるとともに、当該回動軸741b1に軸着される板状のリンク片741b2を備えている。そして、回動軸741b1がブッシュB、後述する可動ベース部材741eの軸受孔741e1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該回動軸741b1の先端がリンク片741b2により軸着されることによって、右前可動部材741bは、遊技盤面方向に回動可能となる。リンク片741b2は、その一端に回動軸741b1が垂設され、当該リンク片741b2の長手方向が、右前可動部材741bの長手方向(翼の付け根から先端の方向)と略同一となるように可動ベース部材741eの軸受孔741e1に軸着される(図21参照)。
ガイドリブ741e3は、弓形状に形成されており、リンク片741a2,741b2を回動させるときの動作性向上(摩擦低減)のために配設されている。
リンクピン741e4は、ブッシュB、リンク溝741c1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該リンクピン741e4の先端がワッシャにより抜け止めされることによって、リンク溝741c1内を摺動可能となっている。
リンクピン741e5は、リンクピン741e4と同様に、ブッシュB、リンク溝741d1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該リンクピン741e5の先端がワッシャにより抜け止めされることによって、リンク溝741d1内を摺動可能となっている。
スライド板741e61は、短冊形状をなしており、当該スライド板741e61の長手方向が遊技盤面の上下方向に一致し、且つ、当該スライド板741e61の板面(前面)が可動ベース部材741eの裏面と対向するように配設される。
接続ロッド741e62は、当該接続ロッド741e62の一端がスライド板741e61の長手方向の端部(下端)に垂設され、また、当該接続ロッド741e62の他端が可動ベース部材741eの裏面下端中央に垂直に軸止(接続)される。
する第4従動ギア742b5と、当該第4従動ギア742b5と歯合する第5従動ギア742b6と、当該第5従動ギア742b6と歯合する第6従動ギア742b7と、当該第6従動ギア742b7と歯合する第7従動ギア(セクタ歯車)742b8と、を備えて構成されている。
なお、駆動モータ742aは、後述するユニットベース部材745の所定位置に取り付けられ、また、駆動伝達部742bを構成する各ギア742b1〜8は、回転可能にそれぞれユニットベース部材745の所定位置に軸支されることとなる。
そして、第3従動ギア742b4と第6従動ギア742b7とは、同一のピッチ円直径且つ同一の歯数の平歯車であり、同様に、第4従動ギア742b5と第5従動ギア742b6とは、同一のピッチ円直径且つ同一の歯数の平歯車である。
これにより、第2〜7従動ギア742b3〜742b8は、それぞれ第4従動ギア742b5と第5従動ギア742b6とを境にして左右対象の回転運動をすることとなる。
さらに、駆動力伝達部742bは、第2従動ギア742b3及び第7従動ギア742b8の回動軸の近傍にトーションバネTを備える。各トーションバネTは、可動部材741を原点復帰させる際の付勢手段をなすものであり、各トーションバネTは、第2従動ギア742b3、第7従動ギア742b8の平面上にそれぞれ固定されるとともに、他端がユニットベース部材745上の所定位置に固定される。
中央装飾部材743aは、剣を模した部材で、可動ベース部材741eの前面中央の上部に固着される。また、左装飾部材743b及び右装飾部材743cは、小型の翼を模した部材で、左右対称に可動ベース部材741eの前面中央に固着される。
奥側装飾部材743dは、図20及び図24に示すように、後述するユニットベース部材745の前面側に配設される部材であり、ロゴタイプをあしらったロゴ部材743eを備えている。このロゴ部材743eは、クリア部材で構成されており、後述するLED基板745dに配設されたLEDによって後方から照射されることで当該ロゴ部材743eのロゴタイプが発光するようになっている。
上カバー部材744a、左カバー部材744b、及び右カバー部材744cは、奥側装飾部材743dの上縁に沿うようにして、それぞれユニットベース部材745の前面に垂設される。
ギアカバー部材745bは、図21に示すように、平板部材で構成され、ベース部材745aの裏面を覆うように形成されている。
スライドガイド部材745cは、上記したガイドスライダ741e6のスライド板741e61を遊技盤面の上下方向にスライド可能なように、少なくとも当該スライド板741e61の前面、後面、左面及び右面を囲む規制壁によって構成されている。また、スライドガイド部材745cは、ベース部材745aへの組み付けのとき、LED基板745dの後方且つ駆動伝達部742bの各ギアの前方に配設される。
LED基板745dは、上記したロゴ部材743eを後方から照射するためのものである。LED基板745dは、ベース部材745aへの組み付けのとき、駆動伝達部742bの各ギアよりも前方に配設されるため、当該LED基板745d上には、各ギアの回動軸の位置に合わせて当該回動軸を挿通可能な孔が各所に穿設されている。
中継基板745eは、演出制御装置300と上記LED基板745dやその他可動部材741に配設されたLED基板(図示省略)との間を電気的に接続する基板である。中継基板745eは、ベース部材745aの裏面右側に配設される。
配線カバー部材745f,745fは、中継基板745eと可動部材741に配設されたLED基板とを結ぶ配線を覆って固定する部材である。配線カバー部材745f,745fは、ベース部材745aの裏面左側及び右側に配設される。これにより、可動部材741が作動した場合であっても配線が動かないので、当該配線の断線を抑制することができるようになる。また、配線が当該配線カバー部材745fによって覆われているので、駆動伝達部742bの各ギアに配線が絡まることを防止することができる。
図26は、可動部材741の動作前の状態を示す図であり、図27は、可動部材741の動作後の状態を示す図である。
また、中型の左右の翼を模した左前可動部材741a及び右前可動部材741bは、上記したように、リンク片741a2が左後可動部材741cの起立壁741c3に当接し、リンク片741b2が右後可動部材741dの起立壁741d3に当接した状態となっており、左前可動部材741aは、自由端側が左斜め上方向を、また、右前可動部材741bは、自由端側が右斜め上方向を向いた状態にある。
また、第7従動ギア742b8に配設された遮光片742b10は、フォトセンサ742b11によって検知された状態となっている。
また、このとき第7従動ギア742b8は反時計周りに回動し、第7従動ギア742b8と回動軸741d2を介して連接された右後可動部材741dも反時計周りに回動することとなる。
そして、左後可動部材741c及び右後可動部材741dが回動すると、当該左後可動部材741cに配設されたリンク溝741c1及び当該右後可動部材741dに配設されたリンク溝741d1も回動し、このとき可動ベース部材741eのリンクピン741e4,741e5は、対応するリンク溝741c1, 741d1内の一端から他端方向へ摺動し下方に押し出されるようになっている。
また、このとき可動ベース部材741eは、最下点に移動した状態であり、表示装置41の表示部41aの前面が、可動部材741によって覆われた状態となっている(図45参照)。
また、このとき左前可動部材741a及び右前可動部材741bは、左後可動部材741c及び右後可動部材741dがそれぞれ回動することにより、リンク片741a2と起立壁741c3との係合、及び、リンク片741b2と起立壁741d3との係合が解除された状態にある。そして、リンク片741a2は、反時計周りに回動し、可動ベース部材741eの下方の回動規制片741e2と係合して係止され、リンク片741b2は、時計周りに回動し、可動ベース部材741eの下方の回動規制片741e2と係合して係止された状態にある。つまり、中型の両翼を模した左前可動部材741a及び右前可動部材741bは、略水平方向を維持した状態にある。
右可動演出装置750は、左可動演出装置730及び上部可動演出装置740と同様に、特図変動表示ゲームの進行に関連した動作演出を実行可能な装置である。
この可動部材751は、図3及び図28に示すように、兜の上部を模した上可動部材751aと、ロボットの顔部を模した中可動部材751bと、兜の下部を模した下可動部材751cと、備えて構成されている。
下可動部材751cは、上可動部材751aと同様に、裏面に下リンクアーム754の一端にて軸止される接続ロッド751c1と、当該下リンクアーム754の他端に接続される接続ボス751c2と、を備えている。
また、可動ベース部材752は、裏面の左側中央部に後述する駆動機構部755を構成するリンクアーム755b4のリンク溝755b42に挿通可能なリンクピン752bを備えている。
また、可動ベース部材752は、略中央に後述する上リンクアーム753に設けられた支軸753cを挿通可能な挿通孔752cを備えている。この挿通孔752cの形状は、上リンクアーム753が回動した場合でも、支軸753cが当該挿通孔752cの縁に当接しない程度の形状に穿設されている。
上スライドガイド部材752dは、略直方体の基部752d1と、当該基部752d1の裏面より後方に突出した支軸752d2と、リブ752d3と、を備えて構成されている。
下スライドガイド部材752eは、上スライドガイド部材752dと同様に、略直方体の基部752e1と、当該基部752e1の裏面後方に突出した支軸752e2と、リブ752e3と、を備えて構成されている。
なお、リブ752d3及び752e3は、可動ベース部材752のスライド方向と平行となる向きに設けられている。これにより、可動ベース部材752をスライドさせるときの動作性向上(摩擦低減)を図ることが可能となる。
また、駆動力伝達部755bは、セクタギア755b3の平面上に鉤状の突出片755b6を備えるとともに、リンクアーム755b4が初期位置にあるとき当該突出片755b6を検知するフォトセンサ755b7を従動ギア755b2の平面上に備える。
さらに、駆動力伝達部755bは、第2回動軸758hの近傍にトーションバネTを備える。トーションバネTは、リンクアーム755b4を原点復帰させる際の付勢手段をなすものであり、当該トーションバネTの一端をリンクアーム755b4上に固定するとともに、他端をユニットベース部材758上に固定する。
リンク溝755b42は、図29及び図32(b)に示すように、可動ベース部材752のリンクピン752bを挿通させるための溝である。
前側装飾部材756aは、扇形の平板部材で構成され、可動部材751の下方に配設される。
拡散部材756bは、前側装飾部材756aが有する円弧状の縁部に沿って湾曲するクリア部材で構成されている。また、拡散部材756bの断面は波形に形成されており当該拡散部材を介して光を拡散可能となっている。拡散部材756bの前端は前側装飾部材756aの裏面に垂設され、また、当該拡散部材756bの後端はユニットベース部材758の前面に垂設される。
基板ブラケット756cは、LED基板756dを取り付けるための部材であり、ユニットベース部材758の前面に配設される。具体的には、基板ブラケット756cは、LED基板756dからの光が拡散部材756bの凸側に向けて(遊技盤面の左斜め上方向に)照射される位置に配設されるようになっている。
側壁部材757は、ユニットベース部材758の右側部に垂設されるようになっており、照射孔を介してLED基板757aからの光を可動部材751に向けて照射することができるようになっている。
第2スライドガイド溝758bは、第1スライドガイド溝758aと同様、左下がりに傾斜するように配設されるが、第1スライドガイド溝758aの傾斜角度よりも小さい角度となるように配設される。また、第2スライドガイド溝758bは、第1スライドガイド溝758aの直下に配設される。
第3スライドガイド溝758cは、第1スライドガイド溝758と平行となるように第2スライドガイド溝758bの直下に配設される。
第4スライドガイド溝758dは、第3スライドガイド溝758cと同様、左下がりに傾斜するように配設されるが、第3スライドガイド溝758cの傾斜角度よりも大きい角度となるように配設される。また、第4スライドガイド溝758dは、第3スライドガイド溝758cの直下に配設される。
また、ユニットベース部材758は、当該ユニットベース部材758の下部に従動ギア755b2を軸支する第1回動軸758gと、その上方にはセクタギア755b3及びリンクアーム755b4を軸支する第2回動軸758hと、をさらに備えている。
図32(a),(b)は、ユニットベース部材758の裏面側から可動部材751を見た図である。そして、図32(a)は、当該可動部材751の動作前の状態を示す図であり、図32(b)は、当該可動部材751の動作後の状態を示す図である。
なお、図32(b)は、説明上、ユニットベース部材758を取り除いた状態を示し、当該ユニットベース部材758の外形のみを破線で示している。
このとき、上可動部材751aをスライドさせる上リンクアーム753の支軸753cは、第2スライドガイド溝758bの右端に位置する。そして、中可動部材751bをスライドさせる可動ベース部材752の支軸752d2は、第1スライドガイド溝758aの右端に、また、可動ベース部材752の支軸752e2は、第3スライドガイド溝758cの右端に位置する。そして、下可動部材751cをスライドさせる下リンクアーム754の支軸754cは、第4スライドガイド溝758dの右端に位置する。
また、このとき、図30に示すように、駆動力伝達部755bのリンクアーム755b4の自由端は、重力方向と反対方向を向いた状態にあり、セクタギア755b3に配設された突出片755b6は、フォトセンサ755b7によって検知された状態となっている。
遊技機10は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出力ポートやドライバなどを有する出力部130、CPU部110と入力部120と出力部130との間を接続するデータバス140などからなる。
変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数1〜3をCPU111Aが参照して変動パターンを決定するためのテーブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるはずれ変動パターンテーブル、結果が15R当りや2R当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテーブル等が含まれる。さらに、これらのパターンテーブルには、後半変動パターンテーブル、前半変動パターンテーブルが含まれている。
また、図示しないが、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数や大当りの図柄を決定するための大当り図柄用乱数、特図変動表示ゲームでの変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)を決定するための変動パターン乱数、普図変動表示ゲームの当り判定用乱数等を生成するための乱数生成回路と、発振回路113からの発振信号(原クロック信号)に基づいてCPU111Aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えている。
遊技用マイコン111による制御処理は、ループ処理として繰り返されるメインルーチンであるメイン処理(主に図34(a)参照)と、メイン処理に対する割り込みルーチンとして、所定時間周期(例えば4ms)で行われるタイマ割込み処理(図34(b)参照)とからなる。
先ず、メイン処理について説明する。
メイン処理は、電源が投入されることで開始される。このメイン処理においては、図34(a)に示すように、先ずバックアップされたRAM内に退避されていたスタックポインタをCPU内部に復帰させてから停電復旧のための初期化処理を行なう(ステップS1)。停電復旧のための初期化処理は、停電発生時にバックアップRAMに退避されていたレジスタ類を停電発生前の状態へ復旧させたりRAM内の所定領域をクリアしたりする処理である。
次に、タイマ割込み処理について説明する。
図34(b)に示すように、タイマ割込み処理は、クロックジェネレータ内のCTC回路で生成される周期的なタイマ割込み信号がCPU111Aに入力されることで開始される。遊技用マイコン111においてタイマ割込みが発生すると、当該タイマ割込み処理が開始される。
次に、上述の特図ゲーム処理中に実行される特図保留情報判定処理の詳細について説明する。
特図保留情報判定処理は、対応する始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理である。
ここで、普通変動入賞装置37がサポート中でない(ステップS33;No)と判定すると、遊技機10が大当り(特別遊技状態)中であるか否かを判定する処理(ステップS34)を行う。ステップS34にて、大当り中でない(ステップS34;No)と判定すると、ステップS35へ移行する。
つまり、始動口スイッチの入力が始動口1スイッチ36aの場合は、普通変動入賞装置37がサポート中、又は大当り中であるときは、当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理を行わないこととなる。
つまり、始動口スイッチの入力が始動口2スイッチ37aの場合は、普通変動入賞装置37がサポート中、又は大当り中であるかにかかわらず、当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理を行うこととなる。
一方、ステップS37にて、大当りであると判定された場合(ステップS37;Yes)は、大当り時の事前判定テーブル(図36参照)を判定テーブルとして設定する処理(ステップS39)を行い、ステップS40へ移行する。
具体的には、例えば、先読み演出の対象となる始動記憶(保留表示)に基づく特図変動表示ゲームの遊技結果が外れの場合(ステップS37;No)、取得した保留表示演出選択用乱数値が「5」であれば、先読み演出コマンド「01H」を取得することとなる(図36参照)。
一方、当該特図変動表示ゲームの遊技結果が大当りの場合(ステップS37;Yes)、取得した保留表示演出選択用乱数値が「5」であれば、先読み演出コマンド「02H」を取得することとなる(図36参照)。
すなわち、ステップS42にて先読み演出コマンドが設定されることで、始動記憶に対応した結果関連情報(例えば、変動パターン)の判定結果(先読み結果)を、対応する始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に演出制御装置300に対して知らせることができ、特に表示装置41に表示される保留表示色(白・青・黄・緑・赤・虹等;図36参照)を変化させることで、その特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に遊技者に当該結果関連情報を報知することが可能となる。
ここで、遊技制御装置100は、始動記憶と対応して記憶される遊技結果情報を当該始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの実行前に判定する遊技結果事前判定手段として機能する。
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC)からなる主制御用マイコン(1stCPU)311と、該1stCPU311の制御下でもっぱら映像制御を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)312と、該2ndCPU312からのコマンドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)313と、各種のメロディや効果音などをスピーカ19a,19bから再生させるため音の出力を制御する音源LSI314を備えている。
遊技制御装置100の遊技用マイコン111のCPU111Aでは、普図始動ゲート34に備えられたゲートスイッチ34aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。そして、普図表示器50に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、普図表示器50に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド37cを動作させ、普通変動入賞装置37の可動部材37b、37bを所定時間(例えば、0.3秒間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器50にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、普通変動入賞装置37に備えられた始動口2スイッチ37aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。
また、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、表示装置41で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、スピーカ19a,19bからの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。
特別遊技状態を発生させる処理においては、CPU111Aは、例えば、大入賞口ソレノイド38bにより特別変動入賞装置38の開閉扉38cを開放させ、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。これにより、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームの表示結果が特別表示結果(大当り)となった場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な特別遊技状態制御手段として機能する。
そして、大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒又は1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回又は2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特図1表示器50や特図2表示器50にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
この確変状態は、特図変動表示ゲームにて当り結果となる確率が、通常確率状態に比べて高い状態(高確率状態)である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。
この時短状態においては、普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37を時短動作状態とする制御を行う。具体的には、時短状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置37の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置37が開放される場合に、開放時間が通常状態の第1開放時間よりも長い第2開放時間となるように制御される(例えば、0.3秒が1.7秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置37の開放回数が1回の第1開放回数ではなく、2回以上の複数回(例えば、3回)の第2開放回数に設定される。
なお、普図変動表示ゲームの実行時間を第2の変動表示時間(例えば、1秒)とする制御と、普通変動入賞装置37の開放態様を開放時間が第2開放時間(例えば、1.7秒)とし、且つ、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対する開放回数が第2開放回数(例えば、3回)とする制御は、何れか一方のみを行っても良いし、両方を行っても良い。また、時短動作状態においては、普図変動表示ゲームの当り結果となる確率が通常動作状態より高くなるように制御してもよい。
これにより、普通変動入賞装置37に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
まず、演出制御装置300は、電源が投入されること(パワーON)によって、コマンド入力待ち状態C1となる。そして、このとき電源投入コマンドを受信すると、電源投入処理としてRAMの初期化処理C2が行われることとなる。また、停電復旧コマンドを受信すると、停電復旧中状態C3となり、停電復旧処理が行われ、表示装置41の表示部41aには通常画面が表示されることとなる。
次いで、受信した変動パターンコマンドによって図柄の停止時間に達したと判定した場合、図柄確定中状態C7に移行し、表示装置41では所定の飾り図柄が停止表示されることとなる。
次いで、演出制御装置300は、ラウンド数コマンドを受信すると、ラウンド中状態C9となり、表示装置41にてラウンド数に応じた所定のラウンド遊技に関する演出を行う。
続けて、演出制御装置300は、インターバルコマンドを受信すると、インターバル中状態C10となり、ラウンドを更新する処理を行うこととなる。
そして、演出制御装置300は、エンディングコマンドを受信すると、エンディング中状態C11となり、表示装置41にて大当り終了画面を表示する処理を行うこととなる。
主制御用マイコン(1stCPU)311による制御処理は、図39(a)に示す1stメイン処理と、所定時間ごと(例えば2msecごと)に行われる図39(b)に示すコマンド受信割込み処理とからなる。1stメイン処理では、プログラム全体の制御を行うようになっている。
先ず、1stメイン処理について説明する。
図39(a)に示すように、1stメイン処理においては、はじめに割込みを禁止してから、RAMを0クリアし、1stCPU311の初期化処理(ステップS101)を行う。
次に、各種割込みのタイマを起動する処理(ステップS102)を行い、割込みを許可する(ステップS103)。その後、主制御用マイコン(1stCPU)311は、メインループ処理ステップS104〜S114を行う。
次いで、前面枠(内枠)12やガラス枠15の開放などのエラー発生の監視を行う遊技機エラー監視処理(ステップS109)、特図変動表示ゲームにおける演出に関する演出コマンド編集処理(ステップS110)、音声の出力に関する処理(スピーカ19a、19bの駆動処理)であるサウンド制御処理(ステップS111)、前面枠12に設けられた枠装飾装置18の制御に関する処理である装飾制御処理(ステップS112)、センターケース40に設けられた役物等を駆動させる盤演出モータ/SOL制御回路334の制御に関するモータ/SOL制御処理(ステップS113)、飾り特図変動表示ゲームの変動態様(変動パターン)等の詳細を決定する乱数を更新する乱数更新処理(ステップS114)を行い、ウォッチドッグタイマをクリアする処理(ステップS104)に戻る。
次に、コマンド受信割込み処理について説明する。
このコマンド受信割込み処理では、図39(b)に示すように、先ず、遊技制御装置100から送信されたコマンドのポートの値を取り込む処理(ステップS121)を行う。そして、MODEコマンドの待機中であるか否かの判定(ステップS122)を行う。
ここで、MODEコマンドの待機中の場合(ステップS122;Yes)は、MODEコマンド受信処理(ステップS123)を行い、コマンド受信割込み処理を終了する。
一方、MODEコマンドの待機中でない場合(ステップS122;No)は、ACTIONコマンド受信処理(ステップS124)を行い、コマンド受信割込み処理を終了する。
映像制御用マイコン(2ndCPU)312では、図40(a)に示す2ndメイン処理を行う。この2ndメイン処理においては、はじめにプログラム開始時の処理を行う。このプログラム開始時の処理として、まず、CPUを初期化する初期化処理(ステップS131)を行う。次に、VDPを初期化するVDP初期化処理(ステップS132)を行い、各種割込みを許可する(ステップS133)。さらに、各種制御装置の初期化処理(ステップS134)を行い、画面描画を許可する(ステップS135)。
次に、Vブランク割込み処理について説明する。
図40(b)に示すように、Vブランク割込み処理は、例えば16ms毎の周期的なVブランク割込み信号が2ndCPU312に入力されることで開始される。
ここで、フレームカウンタの値が規定値未満の場合(ステップS152;No)は、Vブランク割込み処理を終了し、フレームカウンタの値が規定値以上の場合(ステップS152;Yes)は、ステップS153へ移行し、システム周期待ちフラグが「0」であるか判定(ステップS153)する。
図41(a)に示すように、表示装置41へ各種画像を表示する場合、2ndCPU312の制御下において、VDP313は、まず、画像ROM323から所望のデータを取得してデコード(画像伸張)処理を行う。そして、伸張したデータに基づき描画処理を行い、表示装置41へ当該描画された画像データを表示する。
ここで、図41(b)に示すように、画像ROM323には、飾り特図変動表示ゲームに用いられる各種図柄データ、各種キャラ(キャラクタ・保留表示画像等)データ、背景データ、ムービー(動画)データ等が格納されている。
そして、各種図柄データ及び各種キャラ(キャラクタ・保留表示画像等)データは、VDP313によるデコード前のデータ圧縮率が低いため、当該各種図柄データ及び各種キャラデータは、描画時の画質が高画質となる。これに対して、背景データは、VDP313によるデコード前のデータ圧縮率が高いため、当該背景データは、描画時の画質が各種図柄データ及び各種キャラデータよりも低くなる。
特に各種キャラデータに含まれるキャラクタ及び保留表示画像は、後述する先読み予告演出にて可動部材731のレンズ部材731a2を介して拡大表示されるので、当該キャラクタ及び保留表示画像の画質が粗くならないようにする為に、当該各種キャラデータは圧縮率が低い状態で画像ROM323に格納され、描画時の画質が高画質となるようにしている。すなわち、演出制御装置300(画像表示制御手段)によって表示部41aに表示される始動記憶画像(保留表示画像)は背景画像よりも高画質としたこととなる。
図42は、先読み予告演出を行うときの遊技制御装置(主制御装置)100及び演出制御装置300による制御処理のタイミングチャートを示している。なお、図42における「始動入賞」はいずれも始動入賞口36への入賞であるものとする。また、図42の例においては、普電サポート中でも、大当り中でもないものとする。
図43は、飾り特図変動表示ゲームの図柄画像(識別情報)が停止した状態を示す図である。同図における破線の矩形枠は、表示装置41の表示部41a(有効表示領域)を表したものである。また、同図における可動部材731右部の表示装置41に表示された縦2列で構成された各4つの窓部は、特図変動表示ゲームにおける保留表示数(始動記憶数)を示す保留表示画像の表示領域である。具体的には、当該表示領域のうち、左列の4つの窓部は、特図1変動表示ゲームの保留表示数、右列の窓部は、特図2変動表示ゲームの保留表示数を表示する領域となっている。より具体的には、この図43の表示例では、特図1変動表示ゲームの保留表示数が「2」であることを表している。また、当該表示領域は、可動部材731が可動してレンズ部材731a2が時計周りに回動したとき、動作後のレンズ部材731a2の背面側に位置するように設計されている。つまり、レンズ部材731a2を介して当該表示領域が拡大表示されるようになっている。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像(保留画像)の表示数を更新するとともに、保留数コマンド及び先読みコマンドを所定の記憶領域に記憶する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「1」となる。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像(保留画像)の表示数を更新するとともに、先読みコマンドの記憶を更新し、飾り特図変動表示ゲームを開始する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「0」となる。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像の表示数を更新するとともに、保留数コマンド及び先読みコマンドを所定の記憶領域に記憶する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「1」となる。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像の表示数を更新するとともに、保留数コマンド及び先読みコマンドを所定の記憶領域に記憶する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「2」となる。
ここで、演出制御装置300は、遊技制御装置100の特図保留情報判定処理の判定結果に基づき、左可動演出装置730(レンズ部材731a2)の可動動作に関連して始動記憶画像(保留表示画像)を変更したこととなる。具体的には、レンズ部材731a2が始動記憶画像と前後に重なる位置に移動するときに、当該始動記憶画像を変更する。
従って、遊技者は振分部722a2によって遊技球が第1ステージ部722に振分けられることを望むようになり、実際に第1ステージ部722に遊技球が振分けられた場合、かかる遊技球は貴重な存在となる。そして、第1ステージ部722に配置された発光演出装置723の発光演出によって、当該貴重な遊技球を目立たせることができるので、当該第1ステージ部722を遊技球が転動する際の興趣を効果的に向上させることができるようになる。
30 遊技盤
36 始動入賞口(入賞領域)
40 センターケース(包囲枠体)
40a ステージ部
630 ワープ装置
640 第2ステージ部(第2球転動部)
722 第1ステージ部(第1球転動部)
722a6 後側転動部(球転動部)
723 発光演出装置
723b 拡散レンズ部材(発光部)
723e カバーレンズ部材(発光部)
R 誘導流路(誘導流路部)
Claims (2)
- 遊技盤に形成される遊技領域に臨ませて配設され、前面が開口する凹室を画成する包囲枠体と、前記包囲枠体の下方の遊技領域に配設される入賞領域と、を備えた遊技機において、
前記包囲枠体は、
前記遊技領域を流下する遊技球をワープ口から取り込んで前記凹室の内部に導入可能なワープ装置と、
前記凹室内に設けられ、前記ワープ装置により導入された遊技球を転動可能な球転動部を有するステージ部と、
前記ステージ部の球転動部を転動した遊技球を受け入れて前記入賞領域の直上の遊技領域に誘導可能な誘導流路部と、
前記凹室内に設けられ、前記ステージ部を照射可能な発光部を有する発光演出装置と、を備え、
前記ステージ部は、
前記球転動部を構成する第1球転動部と、
前記第1球転動部の前方に設けられ、当該第1球転動部の上面よりも高い位置で遊技球を転動可能な第2球転動部と、
前記ワープ装置のワープ出口に対応して設けられ、当該ワープ出口から流出する遊技球を前記第1球転動部又は前記第2球転動部に振り分ける球振分部と、を備え、
前記発光演出装置は、前記発光部が前記第1球転動部の上面よりも上方に配置された状態で当該第1球転動部に設けられ、
前記誘導流路部は、前記発光部からの光が照射されるように当該発光部の前方の前記第2球転動部を前後方向に貫通させることにより設けられ、前記第1球転動部を転動した遊技球を当該第2球転動部の下方を通して誘導するように構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記球転動部は、上下方向に貫通する開口部を有する透光性部材により構成され、
前記発光演出装置は、
発光態様を変化可能な発光源と、
前記発光源を上方から覆うことによって前記発光部となるレンズ部材と、を備え、
前記レンズ部材の上部を前記開口部を介して前記球転動部の上面よりも突出させて配置するとともに、前記発光源を前記球転動部の上面よりも下方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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