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JP5491749B2 - 疲労度の判定処理システム - Google Patents

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JP5491749B2
JP5491749B2 JP2009053144A JP2009053144A JP5491749B2 JP 5491749 B2 JP5491749 B2 JP 5491749B2 JP 2009053144 A JP2009053144 A JP 2009053144A JP 2009053144 A JP2009053144 A JP 2009053144A JP 5491749 B2 JP5491749 B2 JP 5491749B2
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Description

本発明は、コンピュータを含む疲労度の判定処理システム、および疲労度の判定処理を行う方法に関する。
近年、慢性疲労が増加傾向にあり、慢性疲労が高ずると過労死に繋がる可能性もあるため、慢性疲労に至らないように対策する予防医学の重要性が叫ばれている。これを受けて、企業における疲労管理が重要な課題となってきている。残業時間や、問診表などの自己申告による疲労度の評価は存在するものの、自己申告によるもののみでは疲労を正確に評価することが難しく、生体情報を含む疲労度・ストレス度の定量的な評価方法が望まれている。
Akselrodらは心電図を用いた心拍変動解析を行うことにより低周波成分(LF)は主に交感神経系を、高周波成分(HF)は交感神経系+副交感神経系の活動を表していることを報告した(Science. 213(4504):220-22, 1981)。 その後Paganiら、Luciniらは精神作業負荷や精神的ストレスを加えた時に心拍変動解析を行ったところLF/HF比が上昇することを見出し、ストレス時や精神作業に伴う疲労では相対的交感神経系の有意な状況が引き起こされることを報告している(J Hypertens Suppl. (6):S14-15.; Hypertension. 46(5):1201-06.)。
また本発明者らは、慢性疲労症候群、糖尿病、C型慢性肝炎などの患者について、指尖部における加速度脈波(Acceleration Plethysmography)を解析し、加速度脈波により疲労を客観的に評価できる可能性を示唆した(非特許文献1)。
特許文献1には、指尖容動脈波計により採取したデータを用いて、交換神経活動によって代償された精神的疲労を加味して、被験者の実施の疲労感により近い疲労度を求めることのできる疲労度演算装置およびコンピュータプログラムが開示されている。
特開2009-22610号公開公報
精神医学・50(6):533-542, 2008
本発明は、コンピュータを用いた疲労度の判定処理システムを提供すること、および、これらのシステムを用いた疲労度の判定処理を行う方法を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を鑑みて鋭意検討を行った結果、LF/HF値について疲労度判定基準値データを確立し、被験者のLF/HF値と疲労度判定基準値データとを対比・判定する疲労度の判定処理システムを作製し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下よりなる。
1.コンピュータを含む、被験者の疲労度の判定処理システムにおいて、
当該コンピュータが、
被験者の特定のためのデータと、入力される被験者の交感神経の働き値(LF値)と、入力される被験者の副交感神経の働き値(HF値)と、LF/HF値と、客観的疲労度判定基準値データと、被験者の客観的疲労度を記憶保存する記憶手段、
入力される被験者のLF値および入力される被験者のHF値を前記記憶手段に順次書き込む、LF値およびHF値書き込み手段、
前記記憶手段に記憶された被験者のLF値及び被験者のHF値を順次読み出し、LF値とHF値からLF/HF値を計算してLF/HF値を得る、LF/HF値計算手段、
得られたLF/HF値を前記記憶手段に順次書き込む、LF/HF値書き込み手段、
保存されたLF/HF値と前記客観的疲労度判定基準値データを読み出し、両者を対比して、被験者の客観的疲労度を判定する、客観的疲労度対比・判定手段、および
得られた被験者の客観的疲労度を表示装置に表示するとともに、前記記憶手段に被験者の客観的疲労度を順次書き込む、客観的疲労度表示・書き込み手段
を備えることを特徴とする疲労度の判定処理システム。
2.前記記憶手段が、被験者の心拍データもしくは脈拍データを記憶保存し、
前記コンピュータが、
脈拍計もしくは心電計を用いて測定して得られる被験者の心拍データもしくは脈拍データを前記記憶手段に順次書き込む、脈拍データもしくは心拍データ書き込み手段、および
前記記憶手段から当該被験者の脈拍データもしくは心拍データを読み出し、被験者の脈拍もしくは心拍データを高速フーリエ変換もしくは最大エントロピー法により解析して、被験者のLF値およびHF値を得る解析手段
をさらに備える前項1に記載の疲労度判定処理システム。
3.前記記憶手段が、被験者の問診データと、問診データから得られる因子分析値と、主観的疲労度判定基準値データと、被験者の主観的疲労度とを記憶し、
前記コンピュータが、
被験者の問診データを前記記憶手段に順次書き込む、問診データ書き込み手段、
問診データを読み出し、問診データから因子分析値を計算して因子分析値を得る、因子分析値計算手段、
得られた因子分析値を前記記憶手段に順次書き込む、因子分析値書き込み手段、
前記記憶手段から因子分析値と前記主観的疲労度判定基準値データとを読み出し、両者を対比して、被験者の主観的疲労度を判定する、主観的疲労度対比・判定手段、および
得られた被験者の主観的疲労度を表示装置に表示するとともに、前記記憶手段に被験者の主観的疲労度を順次書き込む、主観的疲労度表示・書き込み手段、
をさらに備える、前項1または2のいずれか1に記載の疲労度判定処理システム。
4.前記記憶手段が、総合疲労評価値、総合疲労度判定基準値データおよび被験者の総合的疲労度を記憶し、
前記コンピュータが、
前記記憶手段からLF/HF値と因子分析値とを読み出し、LF/HF値と因子分析値から総合疲労評価値を計算し、総合疲労評価値を計算する計算手段、
得られた総合疲労評価値を前記記憶手段に順次書き込む、総合疲労評価値書き込み手段、
前記記憶手段から総合疲労評価値と総合疲労度判定基準値データを読み出し、両者を対比して、被験者の総合的疲労度を判定する、総合疲労度対比・判定手段、および
得られた被験者の総合的疲労度を表示装置に表示するとともに、前記記憶手段に被験者の総合的疲労度を順次書き込む、総合疲労度表示・書き込み手段
を備える、前項1〜3のいずれか1に記載の疲労度の判定処理システム。
5.前記コンピュータが被験者端末と通信ネットワークを介して接続されており、かつ、前記コンピュータがさらに、被験者端末から送信された被験者の脈拍データもしくは心拍データおよび/または被験者の問診データを受け付ける手段を備える、前項1〜4のいずれか1に記載の疲労度の判定処理システム。
6.コンピュータが、被験者の交感神経の働き値(LF値)と、被験者の副交感神経の働き値(HF値)からLF/HF値を計算してLF/HF値を得、得られたLF/HF値と疲労度判定基準値とを対比して、被験者の客観的疲労度を判定する、被験者の疲労度の判定処理を行う方法。
7.コンピュータがさらに、問診データを分析して因子分析値を得、因子分析値と主観的疲労度判定基準値データとを対比して、被験者の主観的疲労度を判定し、LF/HF値と因子分析値から総合疲労評価値を計算し、総合疲労評価値と総合疲労度判定基準値データとを対比して、被験者の総合的疲労度を判定する、前項6に記載の被験者の疲労度の判定処理を行う方法。
本発明によれば、被験者の疲労度を、被験者の自己申告のみに頼らずに、客観的かつ定量的に判定することができる。また、自律神経活動状態を評価するための一定の評価基準が予め設定されているので、操作者に依らず、一定の評価結果を得ることができる。
本発明のシステムのブロック図である。 本発明のシステムにおける処理のフローチャートである。 本発明のシステムによる、客観的疲労度判定の結果である。(実施例1) 本発明のシステムによる、客観的疲労度判定の結果である。(実施例1) 本発明のシステムによる、客観的疲労度判定の結果である。(実施例1) 本発明のシステムのための問診表の一例である。 本発明のシステムのための問診表の一例である。 本発明のシステムによる、疲労度判定の結果である。(実施例2)
本発明において、疲労度とは「身体的および/または精神的付加を連続して与えたときにみられる一時的な身体および/または精神的なパフォーマンスの低下の度合い」として定義され、パフォーマンスの低下とは身体的および精神的作業能力の質的あるいは量的な低下を意味する。以下、本発明の疲労度の判定処理システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の疲労度の判定処理システムはまず、客観的疲労度を判定可能であるよう構成されてるものである。疲労度の判定処理システムは、図1に示すように、演算装置、記憶装置、入力装置、出力装置の備わったコンピュータ(以下単に「疲労度の判定処理コンピュータ」とも称する)を含んでなるものである。
まず、被験者特定のためのデータ、被験者の交感神経の働き値(LF値)、被験者の副交感神経の働き値(HF値)が、キーボードなどの入力装置により入力され、演算装置により記憶装置(記憶手段)に書き込まれる。なお、被験者の特定のためのデータとは、被験者の氏名、住所、年齢、性別などであり、被験者を間違いなく特定できるものであれば、特に制限はない。
被験者のLF値やHF値は、記憶装置に記憶された被験者の生体情報から周波数解析により算出され、記憶装置に書き込まれてもよい。ここで被験者の生体情報とは、心拍データまたは脈拍データもしくは加速度脈波データを意味する。生体情報は、記憶装置に随時書き込まれたものであってもよいし、一定期間のデータを取得した後に書き込まれたものであってもよい。被験者のLF値やHF値や、生体情報は、疲労度の判定処理コンピュータにインターネットなどの通信ネットワークを介して接続された被験者端末より受信し、記憶装置に書き込まれたものであってもよい。
生体情報データからLF値やHF値を得るために周波数解析が行われるが、周波数解析(時間周波数解析)の手法は、例えば、最大エントロピー法(MEM法)(精神医学・50(6):533-542, 2008)、高速フーリエ変換法(FFT法)(「心拍変動の臨床応用−生理的意義、病態評価、予後予測−」医学書院、p.28-35)、ウェーブレット法等が挙げられる。これらの中でも、最大エントロピー法を用いるのが好ましい。最大エントロピー法によれば、時間分解能の高い解析を行うことができる。用いられる生体情報データは、心拍(心電図)のR-R間隔(心拍のパターン)や、加速度脈波のa-a間隔である。
例えば、加速度脈波のa-a間隔を最大エントロピー法(MEM)を用いて周波数領域の低周波数成分(LF:約0.04−0.15Hz)と高周波数成分(HF:約0.15−0.40Hz)に分離し、LF値を被験者の交感神経の働き値、HF値を被験者の副交感神経の働き値とすることができる。LF/HF値によれば、交感神経機能の亢進を評価することができ、客観的疲労度を評価することができる。
また本発明の疲労度の判定処理コンピュータにおいて、被験者の問診データが記憶装置に書き込まれてもよい。問診データは、キーボードなどの入力装置により入力されたものであっても、被験者端末より受信したものであってもよい。問診データは問診表に対する被験者の回答に基づくものである。問診表は疲労症状に関する項目が列挙されたものであり、具体的には図6a,bに示されるようなものである。問診表は、本発明の疲労度の判定処理コンピュータの表示装置に表示されるように構成されていてもよいし、被験者端末の表示装置に表示されるように構成されていてもよい。被験者端末にて問診に対する回答を被験者が入力することにより問診データが得られ、当該問診データをインターネットを介して本発明の疲労度の判定処理コンピュータが受信する構成であってもよい。
次に、演算装置に備えられた解析回路が、記憶装置から被験者のLF値とHF値を読み出し、LF/HF値を算出し、LF/HF値が記憶装置に書き込まれる。
演算装置に備えられた客観的疲労度対比・判定回路(客観的疲労度対比・判定手段)が、記憶装置から客観的疲労度判定基準値データと、被験者のLF/HF値を読み出し、両者を対比して被験者の客観的疲労度を判定し、判定結果である被験者の客観的疲労度を、記憶装置に書き込む。
客観的疲労度判定基準値データは、LF/HF値について(1)0.0〜2.0、(2)2.0〜5.0、(3)5.0以上の3つの範囲に分け、(1)を「良好」、(2)を「注意」、(3)を「要注意」とするものである。
ここで「良好」とは、交感神経系と副交感神経系の活動のバランスが保たれた状態であり、現状を維持することが好ましい状態を意味する。「注意」とは、交感神経系と副交感神経系の活動バランスが少し崩れ、交感神経系優位になっている状態であり、規則正しい生活などを取り入れて、緊張が取れるように改善することが望ましい状態を意味する。「要注意」とは、交感神経系と副交感神経系の活動バランスが大きく崩れ、交感神経系優位になっている状態であり、メンタルヘルス障害に結びつく危険性があり、医師に相談することが必要である状態を意味する。
客観的疲労度対比・判定回路において、被験者の客観的疲労度を「良好」「注意」「要注意」の3つのいずれかに判定することとなる。
被験者の問診データが記憶装置に記憶されている場合、解析回路が記憶装置から被験者の問診データを読み出し、問診データから因子分析値を算出し、因子分析値を記憶装置に書き込むことも可能であるような構成とすることが好ましい。
問診データについて解析を行うことにより、因子分析値としては、前頭葉機能障害、不安・抑うつ症状、自律神経失調症状、膠原病様症状、感染症様症状、不眠および仮眠の7因子についての値と、さらに精神疲労および身体疲労の2因子についての値を得ることができる。
また演算装置には主観的疲労度対比・判定回路が備えられる。かかる主観的疲労度対比・判定回路は、記憶装置から主観的疲労度判定基準値データと、被験者の因子分析値を読み出し、両者を対比して被験者の主観的疲労度を判定し、判定結果である被験者の客観的疲労度を記憶装置に書き込むものである。
主観的疲労度判定基準値データは、前記の7因子の因子分析値については(1)0.0〜1.0、(2)1.0〜2.0、(3)2.0以上の3つの範囲に分け、2因子については(1)0.0〜2.0、(2)2.0〜5.0、(3)5.0以上の3つの範囲に分け、各々(1)を「良好」、(2)を「注意」、(3)を「要注意」とするものである。
ここで「良好」とは、現状を維持することが好ましい状態を意味する。「注意」とは、規則正しい生活などを取り入れて、緊張が取れるように改善することが望ましい状態を意味する。「要注意」とは、メンタルヘルス障害に結びつく危険性があり、医師に相談することが必要である状態を意味する。
主観的疲労度対比・判定回路において、被験者の主観的疲労度を「良好」「注意」「要注意」の3つのいずれかに判定することとなる。
さらに解析回路が、LF/HF値と因子分析値とを読み出し、これらの値から総合疲労評価値を算出し、総合疲労評価値を記憶装置に書き込むことも可能であるような構成とすることが好ましい。
演算装置には総合疲労度対比・判定回路が備えられ、かかる総合疲労度対比・判定回路は、記憶装置から総合疲労度判定基準値データと、被験者の総合疲労評価値を読み出し、両者を対比して被験者の総合疲労度を判定し、判定結果である被験者の総合疲労度を記憶装置に書き込むものである。
総合疲労度判定基準値データは、総合疲労評価値について(1)0.0〜2.0、(2)2.0〜5.0、(3)5.0以上の3つの範囲に分け、各々(1)を「良好」、(2)を「注意」、(3)を「要注意」とするものである。
ここで「良好」とは、現状を維持することが好ましい状態を意味する。「注意」とは、規則正しい生活などを取り入れて、緊張が取れるように改善することが望ましい状態を意味する。「要注意」とは、メンタルヘルス障害に結びつく危険性があり、医師に相談することが必要である状態を意味する。
最後に、得られた被験者の客観的疲労度、主観的疲労度および/または総合疲労度の判定結果を、本発明の疲労度の判定処理コンピュータに備えられた表示装置に表示し、操作者および/もしくは被験者に結果を通知する。得られた被験者の客観的疲労度、主観的疲労度および/または総合疲労度の判定結果は、疲労度の判定処理コンピュータに通信ネットワークを介して接続された被験者端末に備えられた表示装置に表示してもよい。
本発明の疲労度の判定処理コンピュータにおける演算装置はまず、被験者特定のためのデータや、被験者の交感神経の働き値(LF値)や、被験者の副交感神経の働き値(HF値)や、客観的疲労度の指標となるLF/HF値などの各種情報を記憶部に書き込むことのできる書き込み回路(書き込み手段)を有する。さらに演算装置は、被験者から得られた生体情報に基づいて算出されたLF/HF値と予め設定した疲労度判定基準値データとを記憶装置(記憶手段)から読み出し、両者を対比して、被験者の客観的疲労度を判定する客観的疲労度対比・判定回路(客観的疲労度対比・判定手段)を有する。
所望により、演算装置は、被験者から得られた心拍データを周波数解析してLF値、HF値およびLF/HF値を算出することのできる解析回路および/または被験者から得られた加速度脈波データを周波数解析してLF値、HF値およびLF/HF値を算出することのできる解析回路を備えていてもよい。かかる解析回路は、さらに脈拍データから加速度脈波データを算出可能なものであってもよい。
心拍データまたは脈拍データもしくは加速度脈波データを検出する生体情報取得装置が、本発明の疲労度の判定処理コンピュータに直接ケーブル等で接続されている場合は、演算装置は生体情報取得装置との通信回路を備える必要がある。
本発明において「生体情報取得装置」とは生体情報として被験者の心拍データを取得する心電計、または、被験者の脈拍データもしくは加速度脈波データを取得する脈拍計を意味する。
心電計は、ハンドグリップ型、リストバンド型、腕帯型、指式等の着衣のまま使用できるもの、すなわち、生体情報を非観血的(非観血式)に取得するものであるのが好ましい。心電計は、+電極、−電極およびE電極(アース)の3つの電極を用いて、心筋の活動電位を示す心電誘導波(心電図)を連続的に検出して、心拍の間隔を記憶するものである。また、心電計が備える各電極は、使い捨てされるもの、再使用されるもののいずれであってもよい。各電極を使い捨てとすることにより、電極の装着や取り外しが容易になるうえ、ドナーに対して医療行為が衛生的に行われることを印象付けることができ、かかる点からも、異常反応(副反応)を引き起こす要因の一つである不安の低減を図り、疲労度の評価をより正確に行うことも可能である。一方、各電極を再使用可能なものとすれば、疲労度の評価におけるコストの削減を図ることができる
脈拍計は、例えば、心臓の拍動とともに発生する指尖容積脈波を連続的に検出するものが好ましい。脈拍間隔を精度よく検出するため、2回微分した脈波(加速度脈波)を使うことが好ましい。脈拍計としては、例えば、指尖容積脈波法、オシロメトリック法、圧脈波法またはこれらを応用した方法を用いた血圧計等を用いることができる。また、これらのものは、リストバンド型、フィンガークリップ型、イヤークリップ型、接触型等の着衣のまま使用できるものが好適である。このような脈拍計を用いることにより、簡便かつ正確な被験者の脈波測定が可能となる。なお、脈拍計のセンサーも、使い捨てされるもの、再使用されるもののいずれであってもよい。
被験者の加速度脈波は、脈拍計に備えられた解析回路により算出されてもよいし、疲労度の判定処理コンピュータに備えられた解析回路により算出されてもよい。また、疲労度の判定処理コンピュータにインターネットを介して接続された被験者端末内の解析回路により算出されてもよい。
本発明の疲労度の判定処理コンピュータが、インターネットなどの通信ネットワークを介して被験者端末と接続し、被験者端末から生体情報等の何らかの情報が送信されてくる場合、演算装置は、通信ネットワーク可能であり、かつ情報を受信可能である通信回路を備える必要がある。
本発明の疲労度の判定処理コンピュータにおける記憶装置は、被験者特定のためのデータ、被験者の交感神経の働き値(LF値)、被験者の副交感神経の働き値(HF値)、客観的疲労度の指標となるLF/HF値、疲労度判定基準値データ、および被験者の客観的疲労度などを記憶するための装置(記憶手段)である。記憶装置はさらに、被験者の生体情報、被験者の問診データ、問診データから得られる因子分析値、主観的疲労度判定基準値データ、被験者の主観的疲労度を記憶し、総合疲労評価値、総合疲労度判定基準値データおよび総合疲労度を記憶することのできるものである。
記憶装置は、具体的には、例えば、RAMやROM等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード等のカード系等、従来公知の各種記憶手段を用いることができる。
上記記憶装置は、疲労度の判定処理コンピュータと一体化されて1つの装置になっていてもよいが、別体となっている外部記憶装置となっていてもよく、さらに、一体化された記憶部と外部記憶装置とが両方とも備えられている構成であっても良い。
表示装置(表示手段)は、例えば、CRTディスプレイや、液晶ディスプレイなどの表示装置、および/または、PPC用紙等の記録材に記録(印刷・画像形成)することのできる、インクジェットプリンタやレーザープリンタ等の画像形成装置で構成されており、被験者の疲労度の結果を表示可能な構成であればよい。例えば疲労度の結果を、「良好」「注意」または「要注意」なる文字により表示をしたり、簡単なコメントなどの情報を表示するように構成でき、具体的には図2のように評価を示す文字、被験者の疲労度の度合を視覚的に表示するグラフ、疲労度に応じたコメントを示す文字などを配置した評価書のようなものを表示するように構成できる。例えば、図3〜5や図7のような表示が例示される。かかる表示のデータが、被験者端末にインターネットを介して送信されて、被験者端末の表示部に表示されるよう設定してもよい。これにより、本発明の疲労度の判定処理システムの操作者も、被験者も疲労度を容易に把握することができる。
入力装置は、疲労度の判定処理コンピュータの動作に関わる情報を入力可能であるものであればいかなるものでもよく、キーボードやタブレット、スキャナー等従来公知の入力手段を用いることができる。
本発明の疲労度の判定処理システムを実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各装置の構成は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものに置換することができ、また、必要に応じて任意の構成を付加することも、任意の構成を省略することもできる。
また本発明は、本発明のシステムを用いた、被験者の客観的疲労度、さらには主観的疲労度および総合的疲労度を判定する、被験者の疲労度の判定処理を行う方法も包含する。
(実施例1)
被験者1(35歳男性、ID:0000gg)、被験者2(36歳男性、ID:0000gf)、被験者3(37歳男性、ID:0000ge)について、指尖容動脈波測定をして加速度脈波データを得、本発明の疲労度処理システムにより、客観的疲労度を判定した。結果を図3〜5に示す。
被験者1は、図3よりLF/HF値が2.31であったため、注意と判定され、被験者2は、図4よりLF/HF値が8.67であったため、要注意と判定され、被験者3は図5よりLF/HF値が1.33であったため、良好と判定された。
(実施例2)
被験者4(45歳男性、ID:edfd-defg)について、指尖容動脈波測定をして加速度脈波データおよび被験者自身による問診データを得、本発明の疲労度処理システムにより、客観的疲労度、主観的疲労度、総合疲労度を判定した。結果を図7に示す。
図7より、被験者4はLF/HF値が1.77であったため、良好と判定された。因子分析値のうち、膠原病様症状の値が1.4であり、注意と判定され、精神疲労および身体疲労が各々4.71、4.43であったため、注意と判定された。これらの結果より総合疲労評価値は、4.86であり、注意と判定された。
本発明のシステムによれば、疲労度を簡便かつ定量的に測定できる。疲労度の定量化は、慢性疲労症候群や過労死を予防する意味から重要である。産業現場においては、早期に疲労を検出し、対策を講じることが強く要望されており、本発明のシステムは、このような要望にこたえることのできるものである。

Claims (5)

  1. コンピュータを含む、被験者の疲労度の判定処理システムにおいて、
    当該コンピュータが、
    被験者の特定のためのデータと、入力される被験者の交感神経の働き値としてのLF値と、入力される被験者の副交感神経の働き値としてのHF値と、LF/HF値と、客観的疲労度判定基準値データと、被験者の客観的疲労度を記憶保存する記憶手段と、
    入力される被験者のLF値および入力される被験者のHF値を前記記憶手段に順次書き込む、LF値およびHF値書き込み手段と、
    前記記憶手段に記憶された被験者のLF値及び被験者のHF値を順次読み出し、LF値とHF値からLF/HF値を計算してLF/HF値を得る、LF/HF値計算手段と、
    得られたLF/HF値を前記記憶手段に順次書き込む、LF/HF値書き込み手段と、
    保存されたLF/HF値と前記客観的疲労度判定基準値データを読み出し、両者を対比して、被験者の客観的疲労度を判定する、客観的疲労度対比・判定手段と、
    得られた被験者の客観的疲労度を表示装置に表示するとともに、前記記憶手段に被験者の客観的疲労度を順次書き込む、客観的疲労度表示・書き込み手段と
    を備えることを特徴とする疲労度の判定処理システムであって、
    前記コンピュータが、脈拍計もしくは心電計を用いて測定して得られる被験者の加速度脈波データを最大エントロピー法により周波数領域の低周波数成分であるLF値と高周波成分であるHF値に分離する、LF値およびHF値を得る解析手段をさらに備えてなり、
    客観的疲労度対比・判定手段により、LF/HF値が0.0〜2.0である場合に「良好」、2.0〜5.0である場合に「注意」、5.0以上である場合に「要注意」であると、客観的疲労度が判定され、
    前記記憶手段が、被験者の問診データと、問診データから得られる因子分析値と、主観的疲労度判定基準値データと、被験者の主観的疲労度とを記憶し、
    前記コンピュータが、
    被験者の問診データを前記記憶手段に順次書き込む、問診データ書き込み手段と、
    問診データを読み出し、問診データから因子分析値を計算して因子分析値を得る、因子分析値計算手段と、
    得られた因子分析値を前記記憶手段に順次書き込む、因子分析値書き込み手段と、
    前記記憶手段から因子分析値と前記主観的疲労度判定基準値データとを読み出し、両者を対比して、被験者の主観的疲労度を判定する、主観的疲労度対比・判定手段と、
    得られた被験者の主観的疲労度を表示装置に表示するとともに、前記記憶手段に被験者の主観的疲労度を順次書き込む、主観的疲労度表示・書き込み手段と、
    をさらに備え、
    前記問診データは、疲労症状に関する項目に対する被験者の回答から得られるものであり、
    前記記憶手段が、総合疲労評価値、総合疲労度判定基準値データおよび被験者の総合的疲労度を記憶し、
    前記コンピュータが、
    前記記憶手段からLF/HF値と因子分析値とを読み出し、LF/HF値と因子分析値から総合疲労評価値を計算し、総合疲労評価値を計算する計算手段と、
    得られた総合疲労評価値を前記記憶手段に順次書き込む、総合疲労評価値書き込み手段と、
    前記記憶手段から総合疲労評価値と総合疲労度判定基準値データを読み出し、両者を対比して、被験者の総合的疲労度を判定する、総合疲労度対比・判定手段と、
    得られた被験者の総合的疲労度を表示装置に表示するとともに、前記記憶手段に被験者の総合的疲労度を順次書き込む、総合疲労度表示・書き込み手段と
    を備える、疲労度の判定処理システム。
  2. 問診データから計算される因子分析値が、前頭葉機能障害、不安・抑うつ症状、自律神経失調症状、膠原病様症状、感染症様症状、不眠および過眠の7因子についての値と、精神疲労および身体疲労の2因子についての値である、請求項1に記載の疲労度の判定システム。
  3. 前記コンピュータが被験者端末と通信ネットワークを介して接続されており、かつ、前記コンピュータがさらに、被験者端末から送信された被験者の加速度脈波データおよび/または被験者の問診データを受け付ける手段を備える、請求項1または2に記載の疲労度の判定処理システム。
  4. コンピュータが、被験者の交感神経の働き値としてのLF値と、被験者の副交感神経の働き値としてのHF値からLF/HF値を計算してLF/HF値を得、得られたLF/HF値と疲労度判定基準値とを対比して、被験者の客観的疲労度を判定する、被験者の疲労度の判定処理を行う方法であって、
    前記コンピュータが、脈拍計もしくは心電計を用いて測定して得られる被験者の加速度脈波データを最大エントロピー法により周波数領域の低周波数成分であるLF値と高周波成分であるHF値に分離してLF値およびHF値を計算し、
    LF/HF値が0.0〜2.0である場合に「良好」、2.0〜5.0である場合に「注意」、5.0以上である場合に「要注意」であると、客観的疲労度を判定し、
    コンピュータがさらに、問診データを分析して因子分析値を得、因子分析値と主観的疲労度判定基準値データとを対比して、被験者の主観的疲労度を判定し、
    前記問診データは、疲労症状に関する項目に対する被験者の回答から得られるものであり、
    LF/HF値と因子分析値から総合疲労評価値を計算し、総合疲労評価値と総合疲労度判定基準値データとを対比して、被験者の総合的疲労度を判定する、
    被験者の疲労度の判定処理を行う方法。
  5. 問診データから計算される因子分析値が、前頭葉機能障害、不安・抑うつ症状、自律神経失調症状、膠原病様症状、感染症様症状、不眠および過眠の7因子についての値と、精神疲労および身体疲労の2因子についての値である、請求項4に記載の疲労度の判定処理を行う方法。
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