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JP5477902B2 - 電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置 - Google Patents

電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置 Download PDF

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本発明は電動ギャッジベッドにおける危険回避の為の挟み込み防止技術に関するものである。
従来の電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置は、特開平9−094272号のように電動ギャッジベッドの床部下面に弾力性のあるチューブを配設し、音圧の変化を検出することにより、床部下面に身体が挟み込まれたことを確認し、床部起伏機構を停止させるものはあった。
また、実公平3−019376号のように電動ギャッジベッドのフレームの床板と対応する部分に閉塞する状態で設けられた安全パネルにより、該安全パネルに荷重が加わり、該安全パネルの端部が下方へ変位することで、電動ギャッジベッドのフレームの床板が逆動作するリミットスイッチが作動することで、床部起伏機構が逆動作を行うものもあった。
特開平9−094272号公報 実公平3−019376号公報
従来の電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置は身体が電動ギャッジ用フレームと床部の間に挟み込まれてから、停止又は逆動作を開始するものであった為、身体には相当の負荷がかかり、身体を傷つけてしまうことがあった。
その点を改善する為に、身体が電動ギャッジベッド用フレームと床部に挟み込まれる以前に、非接触で身体に負荷をかけることなく、挟み込みの危険を回避できるような安全装置を提供すること。
電動ギャッジベッドにおいて、電動ギャッジベッドフレーム(5)内側に設けた中央部焦電センサ取付土台(18a、18b)、あるいはベッドフレーム(22)内側に設けたコーナー部焦電センサ取付土台(19a、19b)に、周囲と温度差のある物体の移動量の変化を感知する焦電センサ(7a、7b、7c、7d)、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の検知範囲をボトム平面に対して水平方向のみを感知するように配置し、該焦電センサー(7a、7b、7c、7d)の感知信号により、熱量を持った人体の侵入を感知し、電動ギャッジベッドの床部起伏機構の作動を停止又は逆動作の制御を行う危険回避制御ユニット(1)を有することを特徴とする電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置。
本発明の電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置は、電動ギャッジベッドにおいて、電動ギャッジベッドフレーム(5)内側に設けた中央部焦電センサ取付土台(18a、18b)、あるいはベッドフレーム(22)内側に設けたコーナー部焦電センサ取付土台(19a、19b)に、周囲と温度差のある物体の移動量の変化を感知する焦電センサ(7a、7b、7c、7d)、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の検知範囲をボトム平面に対して水平方向のみを感知するように配置し、該焦電センサー(7a、7b、7c、7d)の感知信号により、熱量を持った人体の侵入を感知し、電動ギャッジベッドの床部起伏機構の作動を停止又は逆動作の制御を行う危険回避制御ユニット(1)を有することで、電動ギャッジベッドフレーム(5)周辺での人体の移動を感知することなく、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)が床部(6)を起伏状態から回動下降させる際に、身体が挟み込み危険領域に入り込んだ時のみ、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)が身体の移動量の変化を感知し、焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の感知信号を危険回避制御ユニット(1)に送り、該危険回避制御ユニット(1)から直接、床部起伏機構の作動を停止又は逆動作の制御を行うことが可能な為、誤作動等を起こすことなく身体が電動ギャッジベッド用フレーム(5)と床部(6)の間に挟みこまれる以前に、身体に負荷をかけることなく、身体を挟み込みの危険から回避することが可能である。
実施例1を示す、一部を切り欠いて示した平面図である。 実施例1の焦電センサ(7a)を示した拡大斜視図である。 実施例1の焦電センサ(7a)の照射範囲の一部を切り欠いて示した拡大断面図であり、床部(6)を省略した図面である。 実施例1の焦電センサ(7a)を嵌入固定する焦電センサ取付専用ケース(10a)を示した拡大斜視図である。 実施例1の焦電センサ(7a)を一体型樹脂ケース(14a)に嵌入固定した拡大斜視図である。 実施例1における焦電センサ取付固定部を示す拡大斜視断面図であり、床部(6)を省略した図面である。 実施例1における焦電センサ取付固定部に焦電センサ(7a)を設置固定した際の焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の照射範囲を示した平面図である。 実施例1の簡易的なシステム構成図である。 実施例1のフローチャートである。 実施例1の通常制御モードを示したフローチャートである。 実施例1の危険回避制御モードを示したフローチャートである。 実施例1の電動ギャッジベッド用リモコン(20)の拡大図である。 実施例2を示す、一部を切り欠いて示した平面図である。 実施例2の焦電センサ(7a)の照射範囲の一部を切り欠いて示した拡大断面図であり、床部(6)を省略した図面である。 実施例2の焦電センサ(7a)を分離型樹脂ケース(15a)に嵌入固定した拡大斜視図である。 実施例2における焦電センサ取付固定部を示す拡大斜視断面図であり、床部(6)を省略した図面である。 実施例2における焦電センサ取付固定部に焦電センサ(7a)を設置固定した際の焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の照射範囲を示した平面図である。 実施例3を示す、一部を切り欠いて示した平面図である。 実施例3の焦電センサ(7a)の照射範囲の一部を切り欠いて示した拡大断面図であり、床部(6)を省略した図面である。 実施例3における焦電センサ取付固定部を示す拡大斜視断面図であり、床部(6)を省略した図面である。 実施例3における焦電センサ取付固定部に焦電センサ(7a)を設置固定した際の焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の照射範囲を示した平面図である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本実施形態の電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置について、図1は実施例1の構成を説明するための説明図である。本実施例1は図1で示されるように、電動ギャッジベッドにおいて、周囲と温度差のある物体の移動量の変化を感知する図2のような焦電センサ(7a)を4個使用しており、各焦電センサ(7a、7b、7c、7d)は焦電センサ用配線コード(23a、23b、23c、23d)により、危険回避制御ユニット(1)と接続されている。また電動ギャッジベッド用リモコン(20)は、電動ギャッジベッド用リモコン用配線コード(24)により、危険回避制御ユニット(1)と接続されている。該電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置として使用している焦電センサ(7a)の検出可能範囲は水平・垂直方向ともに検出範囲が91°であり、また検出範囲は最大で2m程度のものを使用している。該焦電センサ(7a)の感知角度を図3に示すように、焦電センサ(7a)を焦電センサ首部(9a)の傾斜に沿うように図4のような上方が開口した焦電センサ取付専用ケース本体(11a)に挿入したものを、焦電センサ取付専用ケース本体(11a)の側面に付いた爪部(12a、12b)により、図3のように焦電センサ取付専用ケース本体受け部(13a、13b)まで嵌入固定する。図5のように、両端が開口した台形形状の一体型樹脂ケース(14a)長辺側は、図3のように焦電センサ(7a)の定格感知範囲(30)を遮り、制御感知範囲(29)まで縮小させるため、ベッドフレーム(22)よりも外側を感知しないようにし、且つ一体型樹脂ケース(14a)の短辺側は、身体の挟み込みの危険性があるベッドフレーム(22)の内側を感知させる為、焦電センサ(7a)の感知角度を遮らないような位置に各焦電センサ(7a、7b、7c、7d)を焦電センサ取付専用ケース本体受け部(13a、13b)まで嵌入固定する。焦電センサ(7a)を嵌入固定した一体型焦電センサ部(16a)身体の挟み込みの危険性があるベッドフレーム(22)の内側のみを感知する為、ベッドフレーム(22)の長手方向中央部に台形形状の一体型樹脂ケース(14a)の長辺側側面を両面テープで設置固定する。設置固定方法は両面テープだけでなく、ビス等による如何なる固定方法でも構わない。図6のように設置固定することで図7のように身体の挟み込み危険領域を適切に感知することが可能で、床部(6)を起伏状態から回動下降する際に、身体が挟み込み危険領域に入り込んだ時点で、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)が周囲と温度差のある身体の移動量の変化を感知することを可能としている。また該焦電センサ等を一体型にした為、適切に身体の挟み込み危険領域を感知することが可能な位置への位置決めも容易に行えるという利点がある。また通常の電動ギャッジベッドに該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)と危険回避制御ユニット(1)を追加接続することで、同じタイプの通常の電動ギャッジベッドを挟み込み防止タイプの電動ギャッジベッドに変更することが可能であり、コスト負担が少なくなり、経済的である。
次に、実施例1の回路構成に関して、図8を参照しながら説明する。通常の電動ギャッジベッドの動作は、電動ギャッジベッド用リモコン(20)からのボタンによる入力により、入力信号が直接、電動アクチュエーター(4)に送られ、電動ギャッジベッドの動作に反映される。身体が挟み込み危険領域に入り込んだ場合は、焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の少なくとも1つ以上が温度移動変化ありと認識し、感知信号が危険回避制御ユニット(1)に送られる。危険回避制御ユニット(1)に感知信号が送られた時点で、通常の電動ギャッジベッドの動作回路を遮断し、危険回避制御ユニット(1)から危険認知の為に警告音としてブザー(21)を鳴らし、電動ギャッジベッドの挟み込みの危険を回避する為、逆作動の命令を直接電動アクチュエーター(4)に行う。
次に、実施例1の動作について図9〜図11のフローチャートを参照しながら説明する。まず、全体的なフローチャートに関しては、図9のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、身体が挟み込み危険領域に入り込んでいるか否かを判別している(ステップ100)。焦電センサ(7a、7b、7c、7d)が周囲と温度差のある物体の移動量の変化がないと判別した場合は、通常制御モードに移行する(ステップ101)。また、焦電センサ(7a、7b、7c、7d)が周囲と温度差のある物体の移動量の変化がありと判別した場合は、危険回避制御モードに移行する(ステップ102)。通常制御モードに関しては、図10のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図12の電動ギャッジベッド用リモコン(20)の拡大図を参照しながら説明する。頭部上昇ボタン(25a、25b)、脚部上昇ボタン(27a、27b)を押すこと(ステップ201)で電動アクチュエーター(4)が上動作を行う(ステップ203)。頭部下降ボタン(26a、26b)、脚部下降ボタン(28a、28b)を押すこと(ステップ202)で電動アクチュエーター(4)が下動作を行う(ステップ204)。危険回避制御モードに関しては、図11のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、頭部上昇ボタン(25a、25b)及び頭部下降ボタン(26a、26b)または脚部上昇ボタン(27a、27b)及び脚部下降ボタン(28a、28b)を同時に3秒間以上押し続けて危険回避制御モードを解除するもので、ステップ301で危険回避制御モードが解除されたかどうかを判別し、解除をしている場合、通常制御モードに移行する(ステップ305)。危険回避制御モードが解除していない場合、電動アクチュエーター(4)が下動作中の場合は、電動アクチュエーター(4)を3秒間逆動作すると同時に警告音としてブザー(21)を鳴らす。危険回避制御モードが解除していない場合、頭部下降ボタン(26a、26b)または脚部下降ボタン(28a、28b)を押している場合は、警告音としてブザー(21)が鳴り続ける。危険回避制御モードが解除していない場合で、頭部上昇ボタン(25a、25b)または脚部上昇ボタン(27a、27b)、もしくは頭部上昇ボタン(25a、25b)及び脚部上昇ボタン(27a、27b)を押している場合は、電動アクチュエーター(4)が上動作を行う。なお本実施例では、危険回避制御モードの解除に関しては、頭部上昇ボタン(25a、25b)及び頭部下降ボタン(26a、26b)または脚部上昇ボタン(27a、27b)及び脚部下降ボタン(28a、28b)を同時に3秒間以上押し続けて危険回避制御モードを解除しているが、危険回避制御モード解除ボタンを設ける等、他の方法でも構わない。
本実施例2は 図13で示されるように、周囲と温度差のある物体の移動量の変化を感知する図2のような焦電センサ(7a)を4個使用しており、分離型樹脂ケース(15a、15b、15c、15d)に1個ずつ各焦電センサ(7a、7b、7c、7d)を嵌入固定し、焦電センサ用配線コード(23a、23b、23c、23d)により、危険回避制御ユニット(1)と接続されている。また電動ギャッジベッド用リモコン(20)は電動ギャッジベッド用リモコン用配線コード(24)により、危険回避制御ユニット(1)と接続されている。該電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置として使用している焦電センサ(7a)の検出可能範囲は水平・垂直方向ともに検出範囲が91°であり、また検出範囲は最大で2m程度のものを使用している。該焦電センサ(7a)の感知角度を図14に示すように定格感知範囲(30)を遮り、制御感知範囲(29)まで縮小させるため、焦電センサ(7a)を焦電センサ首部(9a)の傾斜に沿うように図4のような上方が開口した焦電センサ取付専用ケース本体(11a)に挿入したものを、焦電センサ取付専用ケース本体(11a)の側面に付いた爪部(12a、12b)により、図14のように焦電センサ取付専用ケース本体受け部(13a、13b)まで嵌入固定する。図15のような両端が開口した台形形状の分離型樹脂ケース(15a)長辺側は焦電センサ(7a)の感知角度がベッドフレーム(22)の外側を感知しないように、且つ分離型樹脂ケース(15a)の短辺側は身体の挟み込みの危険性があるベッドフレーム(22)の内側を感知させる為、焦電センサ(7a)の感知角度を遮らないように各焦電センサ(7a、7b、7c、7d)を焦電センサ取付専用ケース本体受け部(13a、13b)まで嵌入固定する。焦電センサ(7a)を設置した分離型焦電センサ部(17a)を身体の挟み込みの危険性があるベッドフレーム(22)の内側のみを感知する為、ベッドフレーム(22)の長手方向中央部に台形形状の分離型樹脂ケース(15a、15b、15c、15d)をそれぞれ中央部焦電センサ取付土台(18a、18b)に台形形状の分離型樹脂ケース(15a、15b、15c、15d)の下面を固定し、図16のように電動ギャッジベッド用フレーム(5)に設置固定する。設置固定は両面テープで固定したものであるが、ビス等による如何なる固定方法でも構わない。図16のように設置固定することで、図17のように身体の挟み込み危険領域を適切に感知することが可能で、床部(6)を起伏状態から回動下降させる際に、身体が挟み込み危険領域に入り込んだ時点で、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)が周囲と温度差のある身体の移動量の変化を感知することを可能としている。また実施例1で示したセンサを内蔵しているケースが一体型ではなく、分離型の為、ベッドフレーム(22)の構造によっては一体型のものが取り付けることが困難な場合等においても、分離型にすることで個々本体が小さい為、設置箇所を選ばずに取り付けることが可能であるという利点がある。
本実施例3は図18で示されるように、周囲と温度差のある物体の移動量の変化を感知する図2のような焦電センサ(7a)を2個使用しており、分離型樹脂ケース(15a、15b)に1個ずつ各焦電センサ(7a、7b)を嵌入固定し、焦電センサ用配線コード(23a、23b)により、危険回避制御ユニット(1)と接続されている。また電動ギャッジベッド用リモコン(20)は電動ギャッジベッド用リモコン用配線コード(24)により、危険回避制御ユニット(1)と接続されている。該電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置として使用している焦電センサ(7a)の検出可能範囲は水平・垂直方向ともに検出範囲が91°であり、また検出範囲は最大で2m程度のものを使用している。該焦電センサ(7a)の感知角度を図19に示すように、焦電センサ(7a)を焦電センサ首部(9a)の傾斜に沿うように図4のような上方が開口した焦電センサ取付専用ケース本体(11a)に挿入したものを、焦電センサ取付専用ケース本体(11a)の側面に付いた爪部(12a、12b)により、図19のように焦電センサ取付専用ケース本体受け部(13a、13b)まで嵌入固定する。図15のように、両端が開口した台形形状の分離型樹脂ケース(15a)の長辺側は焦電センサ(7a)の感知角度がベッドフレーム(22)の外側を感知しないように、且つ分離型樹脂ケース(15a)の短辺側は身体の挟み込みの危険性があるベッドフレーム(22)の内側を感知する為、焦電センサ(7a)の感知角度を遮らないような位置に各焦電センサ(7a、7b)を焦電センサ取付専用ケース本体受け部(13a、13b)まで嵌入固定する。焦電センサ(7a)を設置した分離型焦電センサ部(17a)を身体の挟み込みの危険性があるベッドフレーム(22)の内側のみを感知する為、図19のようにベッドフレーム(22)の対角線上に台形形状の分離型樹脂ケース(15a、15b)をそれぞれコーナー部焦電センサ取付土台(19a、19b)に台形形状の分離型樹脂ケース(15a、15b)の下面を固定し、図20のようにベッドフレーム(22)のコーナー部に設置固定する。設置固定は両面テープで固定したものであるが、ビス等による如何なる固定方法でも構わない。図20のように設置固定することで、図21のように身体の挟み込み危険領域を適切に感知することが可能で、床部(6)を起伏状態から回動下降させる際に、身体が挟み込み危険領域に入り込んだ時点で、該焦電センサ(7a、7b)が周囲と温度差のある身体の移動量の変化を感知することを可能としている。またコーナー部に取り付けることにより、ベッドフレーム(22)内のほぼ全ての範囲を感知することが可能で、実施例2のように分離型の為、ベッドフレーム(22)の構造によっては実施例1のような一体型のものが取り付けることが困難な場合等においても、分離型にすることで個々本体が小さい為、設置箇所を選ばずに取り付けることが可能であるという利点がある。焦電センサ(7a、7b)の個数が2個と少ないことにより、コスト負担も少なくなり経済的である。
本発明の電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置は主として電動ギャッジベッドに使用するものであるが、電動ギャッジソファベッド用の挟み込み防止装置としても同様に適用することができる。
1:危険回避制御ユニット
2:電動モーター
3:本体
4:電動アクチュエーター
5:電動ギャッジベッド用フレーム
6:床部
7a、7b、7c、7d:焦電センサ
8a、8b、8c、8d:焦電センサ頭部
9a、9b、9c、9d:焦電センサ首部
10a、10b、10c、10d:焦電センサ取付専用ケース
11a、11b、11c、11d:焦電センサ取付専用ケース本体
12a、12b:爪部
13a、13b:焦電センサ取付専用ケース本体受け部
14a、14b:一体型樹脂ケース
15a、15b、15c、15d:分離型樹脂ケース
16a、16b:一体型焦電センサ部
17a、17b、17c、17d:分離型焦電センサ部
18a、18b:中央部焦電センサ取付土台
19a、19b:コーナー部焦電センサ取付土台
20:電動ギャッジベッド用リモコン
21:ブザー
22:ベッドフレーム
23a、23b、23c、23d:焦電センサ用配線コード
24:電動ギャッジベッド用リモコン用配線コード
25a、25b:頭部上昇ボタン
26a、26b:頭部下降ボタン
27a、27b:脚部上昇ボタン
28a、28b:脚部下降ボタン
29:制御感知範囲
30:定格感知範囲

Claims (1)

  1. 電動ギャッジベッドにおいて、電動ギャッジベッドフレーム(5)内側に設けた中央部焦電センサ取付土台(18a、18b)、あるいはベッドフレーム(22)内側に設けたコーナー部焦電センサ取付土台(19a、19b)に、周囲と温度差のある物体の移動量の変化を感知する焦電センサ(7a、7b、7c、7d)、該焦電センサ(7a、7b、7c、7d)の検知範囲をボトム平面に対して水平方向のみを感知するように配置し、該焦電センサー(7a、7b、7c、7d)の感知信号により、熱量を持った人体の侵入を感知し、電動ギャッジベッドの床部起伏機構の作動を停止又は逆動作の制御を行う危険回避制御ユニット(1)を有することを特徴とする電動ギャッジベッドの挟み込み防止装置。
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