JP5470163B2 - 伝送システム、送信装置、受信装置、伝送方法及びプログラム - Google Patents
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Description
また、広帯域シングルキャリア伝送においてARQを実施すると、落ち込みの激しい周波数帯の帯域幅が信号帯域に比して非常に小さい場合においても、広帯域変調波信号全体を再送する必要があり、周波数利用効率の観点で問題があった。
送信装置は、送信処理部が、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムの帯域を用いて送信信号を伝送路に送信し、送信された送信信号に対して、送信スペクトラムの一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、受信装置からの再送要求に応じて、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送処理を行う。再送制御部が、受信装置からの再送要求を検出し、送信処理部に再送を行わせる。また、受信装置は、受信処理部が、送信された送信信号に対応する複数のサブスペクトラムの帯域を受信して、伝送路における伝送路特性の推定結果を出力する。再送要求制御部が、伝送路特性の推定結果に基づいて、再送するサブスペクトラムの帯域の再送要求を送信装置に送信する。
これにより、従来技術と比較して、シングルキャリア伝送において、周波数選択性フェージングに起因する誤り発生を抑圧しつつ、帯域利用効率を高めることができる。
図1は、本実施形態における伝送システムの構成を示す概略ブロック図である。
図1に示される伝送システムは、基地局10(送信装置)と端末局51を備える。
基地局10は、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を基地局10から端末局51に伝送する。
基地局10は、送信スペクトラムの帯域を用いて伝送路に送信された送信信号に対して、送信スペクトラムに含まれる一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、端末局51からの再送要求に応じて、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送処理を行う。
端末局51は、送信された送信信号に対応する複数のサブスペクトラムの帯域を受信すると共に、各サブスペクトラムに対応する伝送路推定を実施し、該伝送路推定の結果に基づいて再送するサブスペクトラムを選択し、該選択したサブスペクトラムの帯域の再送要求を基地局10に送信する。
図2は、本実施形態における基地局の構成を示す概略ブロック図である。
基地局10は、データバッファ110、切替器120、変調器130、FFT部(FFT)140、送信処理部150−1、150−2、150−N(送信処理部)、合成部160、IFFT部(IFFT)170、送受信部180、及び、再送制御部190(再送制御部)を備える。また、送信処理部150−1、150−2、150−Nは、サブスペクトラムに対応して設けられ、まとめて示す場合には「−n」の記載を略し、送信処理部150という。送信処理部150を構成する機能部についても、まとめて示す場合には同様に「−n」の記載を略す。
切替器120は、データバッファから出力される送信データの供給を、再送制御部190からの制御信号に応じて遮断する。
変調器130は、データバッファ110から出力された送信データを予め定められた変調方式にしたがって変調し、変調された送信データは、所望の周波数帯域幅によって示される送信スペクトラムに変換される。
FFT部(FFT)140は、送信スペクトラムを周波数領域の信号に変換する。
送信処理部150(送信処理部)は、周波数領域の信号に変換された送信スペクトラムから、帯域分割された複数のサブスペクトラムである帯域分割送信信号を生成し、その帯域分割送信信号を保持する。
帯域分割重み演算部151(送信重み付け演算部)は、変調された送信スペクトラムに対して重み付け処理を行ってサブスペクトラムに分割された帯域分割送信信号を生成し、再送バッファ153に、帯域分割送信信号を記憶させる。帯域分割重み演算部151は、帯域分割を行う重み関数により重み係数を生成する帯域分割重み関数部151aと、掛算器151bからなる。
再送バッファ153(送信信号記憶部)は、符号化された信号を記憶する。
シフト部155(送信信号変換部)は、再送制御部からの再送制御に応じて再送を行う際、保持される帯域分割送信信号について、必要に応じて、異なるサブスペクトラムに周波数をシフトする周波数変換、又は、異なる時間帯に時間をシフトする送信時刻変換を行う。
IFFT部170は、合成処理された帯域分割送信信号を時間領域の信号に変換する。
送受信部180は、時間領域の信号に変換された帯域分割送信信号を、伝送路に送信する。
再送制御部190(再送制御部)は、再送要求を検出し、送信処理部150に保持された帯域分割送信信号の再送を行わせる。
図3は、本実施形態における端末局の構成を示す概略ブロック図である。
端末局51は、送受信部510、周波数変換(FFT)部520、受信処理部530(受信処理部)、合成部540(合成部)、帯域制限部550、IFFT560、復調器570、誤り検出部580(誤り検出部)、及び、再送要求制御部590(再送要求制御部)を備える。
送受信部510は、基地局10等から送信された信号を受信して受信信号を生成する。送受信部510は、生成した受信信号を周波数変換(FFT)部520に供給する。また、送受信部510は、再送要求制御部590によって生成される再送要求信号を基地局10に送信する。
周波数変換(FFT)部520は、送受信部510が生成した受信信号を周波数軸の情報に変換する。
合成部540(合成部)は、受信処理部530によって生成された複数の再生帯域制限受信信号をそれぞれ合成し、合成受信信号を生成する。
IFFT560は、帯域制限部550によって帯域制限された合成受信信号を、時間領域の信号に変換する。
復調器570は、時間領域の信号に変換された合成受信信号を復調する。
誤り検出部580(誤り検出部)は、復調された合成受信信号の誤り検出を行う。復調された合成受信信号は、合成部540によって合成された合成受信信号に基づく信号である。適用可能な誤り訂正方法としては、例えば、畳み込み符号(Convolutional coding)による方法や、繰り返し復号とターボ符号とを組み合わせた方法などの一般的な方法を選択できる。この誤り訂正符号は、基地局10から送信される送信データに適用される。
受信処理部530は、シフト部531(受信信号変換部)、受信重み付け演算部532(受信重み付け演算部)、等化部533(第1等化器)、バッファ534(受信信号記憶部)、等化部535(第2等化器)、合成器536(合成器)、切替器537を備える。
受信重み付け演算部532(受信重み付け演算部)は、シフト部531によって変換された変換受信信号に対して重み付け処理を行った帯域分割送信信号を生成し、バッファ534に、帯域分割送信信号を記憶させる。受信重み付け演算部532は、帯域合成重み関数によって重み係数を生成する帯域合成重み関数部532aと、生成された重み係数にしたがって掛算器53bを備える。
バッファ534(受信信号記憶部)は、符号化された信号を記憶する。
等化部535(第2等化器)は、記憶された帯域分割送信信号に対して伝送路推定を行い、該伝送路推定結果にしたがって、バッファ534に記憶された帯域分割送信信号を等化する。等化部535は、伝送路推定を行う伝送路推定部535aと、伝送路推定結果により等化係数を生成する等化関数部535bと、生成された等化係数にしたがって乗算する掛算器535cを備える。
選択部537(選択部)は、等化部533による等化結果と、等化部535による等化結果と、合成器536による合成結果を選択する。選択部537は、初回伝送モードにおいて等化部533による等化結果を選択して出力する。選択部537は、再送伝送モードにおいて、当該サブスペクトラムの再送を行わなかった場合に、等化部535による等化結果を選択して出力する。選択部537は、再送伝送モードにおいて、当該サブスペクトラムの再送を行なった場合に、合成器536による合成結果を選択して出力する。或いは、その場合に、等化部535による等化結果を選択して出力してもよい。
図4は、本実施形態における伝送システムの動作の概要を示す図である。
図5、7は、本実施形態における基地局10の動作状態を示す図である。
図6、8は、本実施形態における端末局51の動作状態を示す図である。
(ステップS101)基地局10は、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を基地局10から端末局51に伝送する。この伝送を初回(第1回目の)伝送とする。基地局10は、全てのサブスペクトラムの送信を初回伝送状態として送信する(図5)。
例えば、端末局51では、受信した各サブスペクトラムの伝送路特性が、それぞれの等化部533における伝送路推定器533aによって検出されている。再送要求制御部590は、それぞれのサブスペクトラムの伝送路特性を、それぞれの等化部533における伝送路推定器533aから取得する。その結果、2番目のサブスペクトラムの伝送路特性の品質が低い状態にあったことを検出する(図6)。
端末局51は、基地局10に対して再送要求するフィードバック情報として、ACK又はNACKといった再送要求信号と、周波数帯ごとのCQI(Channel Quality Indicator)を送信側に送信する。CQIは、サブスペクトラムごとに検出された伝送路推定の結果に基づいて生成され、そのサブスペクトラムの伝送路特性を示す指標である。端末局51は、この周波数帯ごとのCQIを用いて、再送が必要とされるサブスペクトラムを基地局10に要求することができる。
例えば、基地局10では、再送制御部190が2番目のサブスペクトラムの再送要求を受信した場合、次に行う送信の状態を、再送状態に切り換える。これにより、データバッファ110からの新たな送信データの供給が停止され、再送要求があった2番目のサブスペクトラムの再送処理が行われる。2番目のサブスペクトラムは、初回(第1回目の)伝送時に送信処理部150−2から出力されたとする。再送制御部190は、送信処理部150−2に対し、再送バッファ153−2に保持される送信データの出力を指示するとともに、切替器154−2に対し、再送バッファ153−2からの入力を選択させる。
また、再送制御部190は、送信処理部150−2におけるシフト部155−2に対して、CQIに基づいて選択された周波数に、送信する周波数をシフトさせる。
送信処理部150−2は、シフトされた周波数を用いて再送処理を行う(図7)。
例えば、再送要求によって2番目のサブスペクトラムの再送が行われた場合、初回の受信処理時と同じ受信処理部530−2を用いて受信する。再送要求制御部590は、受信処理部530−2に対し、基地局10においてシフトさせた周波数をもとの周波数に戻すようにシフト部531−2を制御する。シフト部531−2は、その制御指示に応じて周波数を変換する(図8)。
例えば、送信処理部150−2は、再送されたサブスペクトラムの周波数を、もとの周波数に変換して出力する。この伝送路では、伝送路特性が良好であることから、出力されるサブスペクトラムも良好な受信結果が得られる。送信処理部150−2は、そのサブスペクトラムに対して等価器533を用いて等価処理する。
また、送信処理部150−2は、そのサブスペクトラムの周波数帯域の合成処理を行う。
送信処理部150−2では、先に受信してバッファ534−2において保持しているスペクトラムを、等価器535を用いて等価処理して出力する。
合成器536は、等化部533による等化結果と、等化部535による等化結果とにしたがって合成する。
この合成処理により、再送されたサブスペクトラムの周波数帯域の合成処理が行える。
また、端末局51では、受信処理部530−2以外の受信処理部530が、先に受信してバッファ534において保持しているサブスペクトラムを、等価器535を用いて等価処理して出力する。
そして、合成器536は、等化部533による等化結果と、等化部535による等化結果とにしたがって合成する。
また、選択部537(選択部)は、再送伝送モードにおいて、当該サブスペクトラムの再送を行なった場合に、合成器536による合成結果を選択して出力する。
なお、選択部537は、初回伝送モードにおいて等化部533による等化結果を選択して出力する。選択部537は、再送伝送モードにおいて、当該サブスペクトラムの再送を行わなかった場合に、等化部535による等化結果を選択して出力する。
そして、「再送周波数帯における合成サブスペクトラム」と、別バッファに蓄えられた「再送が行われなかった周波数帯におけるサブスペクトラム」とを加算(合成)する。
帯域制限部550は、合成部540によって生成された合成受信信号の帯域を、帯域制限関数550aによって定められる所望の帯域に制限し、不要な漏洩電力を抑圧する。その後、IFFT部560におけるIFFT処理による時間領域信号を得て、復調器570が復調・復号処理を行う。
図9を参照し、本実施形態の異なる実施態様について示す。
図9は、本実施形態における伝送システムの異なる実施態様を示す図である。図1から図8までと同じ構成には、同じ符号を附す。
図に示される伝送システムは、基地局10(送信装置)と端末局51、52を備える。
基地局10は、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を基地局10から端末局51、52に伝送する。
基地局10は、送信スペクトラムの帯域を用いて伝送路に送信された送信信号に対して、送信スペクトラムに含まれる一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、端末局51又は52からの再送要求に応じて、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送処理を行う。
端末局51は、それぞれ送信された送信信号に対応する複数のサブスペクトラムの帯域を受信して、伝送路における伝送路推定の結果に基づいて再送するサブスペクトラムを選択し、該選択したサブスペクトラムの帯域の再送要求を基地局10に送信する。
端末局52は、送信された送信信号に対応する複数のサブスペクトラムの帯域を受信して、伝送路における伝送路推定の結果に基づいて再送するサブスペクトラムを選択し、該選択したサブスペクトラムの帯域の再送要求を基地局10に送信する。
図4に示したように、端末51は、ステップS101からS105の手順にしたがって受信処理が行われる。
また、端末52において、ステップS201からS205の手順にしたがって受信処理が行われる。端末52におけるステップS201からS205の手順は、端末51におけるステップS101からS105の手順に対応する。細部の手順については、図4を参照する。
端末51と端末52とが同じ周波数の送信スペクトラムを用いて、それぞれ異なる情報を受信する場合に、時間シフトが必要になる。
次に、基地局10は、端末52に対して送信を行い(ステップS201)、端末52からの再送要求を得る(ステップS202)。
基地局10は、端末51と52からの再送要求とCQIとに基づいて、再送するサブキャリアの周波数をシフトさせて端末51と52に対して再送処理を行う。
端末51と52に対して再送するサブスペクトラムが互いに干渉しない周波数に配置可能な場合には、周波数領域で多重させることができ、1回の再送処理のステップで送信が可能となる。すなわち、再送処理を行うステップS103とステップ203の処理を、まとめて処理することが可能となる。
再送信号を受信した端末52では、周波数シフトされた端末局52宛の部分スペクトラムfs4を抽出し、抽出したスペクトラムに対して受信処理部530による受信処理を行い(ステップS204)、受信したサブスペクトラムの合成を行う(ステップS205)。
このステップS104からS105と、ステップS204からS205とについても端末局51と52とが、それぞれ独立に処理することから、それぞれ並行して処理することが可能となる。
図10に示した伝送システムの構成を参照し、異なる実施態様について示す。
図10は、本実施形態の異なる実施態様を示す図である。図1から図8までと同じ構成には、同じ符号を附す。
図に示される伝送システムは、基地局10(送信装置)と端末局51を備える。
基地局10は、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を基地局10から端末局51に伝送する。
基地局10は、送信スペクトラムの帯域を用いて伝送路に送信された送信信号に対して、送信スペクトラムに含まれる一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、端末局51からの再送要求に応じて、再送要求の有ったサブスペクトラムを先に送信した周波数と同じ周波数を用いて再送処理を行う。
したがって、基地局10におけるシフト部155、及び、端末局51におけるシフト部531における周波数変換は行わず、本実施形態では、送信スペクトラムの周波数に対応した周波数を用いて伝送する。
つまり、本実施形態では、再送タイミングを時間シフトすることによって得た、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送処理を行うことができる。
図11に示した伝送システムの構成を参照し、異なる実施態様について示す。
図11は、本実施形態の異なる実施態様を示す図である。図1から図8までと同じ構成には、同じ符号を附す。
図に示される伝送システムは、基地局10と中継局20と端末局51を備える。
基地局10は、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を基地局10から端末局51に伝送する。
また、基地局10には、端末局51に送信する信号の中継可能な範囲に中継局20が設けられる。
中継局20は、基地局10からの信号を受信して、受信した信号を内部のバッファに保持する。中継局20は、必要に応じて再送信号の非再生中継を行う。中継局20は、端末局51からの再送要求を検出すると、基地局10から受信した信号から、再送が必要とされるサブスペクトラムの帯域を抽出し、その帯域に含まれる情報の非再生中継を行う。
端末局51は、受信できなかった一部のサブスペクトラムを、中継局20(第2の送信装置)からの中継によって受信して、再送されたサブスペクトラムと、基地局10から送信された送信信号のうち、受信できた他のサブスペクトラムと、を合成する。
図4に示したように、端末51は、ステップS101からS105aの手順にしたがって受信処理が行われる。本実施形態では、ステップS102、S103、S105に対してステップS102a、S103a、S105aであることと、ステップS104が無いことが相違する。
中継局20は、端末51からの再送要求(再送要求信号とCQI)を受信する(ステップS102a)。
中継局20は、端末51からの再送要求とCQIとに基づいて、基地局10から受信した信号から、再送が必要とされるサブスペクトラムの帯域を抽出し、その帯域に含まれる情報の非再生中継を行う。中継局20は、再送するサブスペクトラムの周波数を、必要に応じてシフトさせて端末51に対して再送処理を行う。(ステップS103a)
また、本実施形態では、空間的に異なる伝送路を用いることにより、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送処理を行うことができる。
図12に示した伝送システムの構成を参照し、異なる実施態様について示す。
図12は、本実施形態の異なる実施態様を示す図である。図1から図8までと同じ構成には、同じ符号を附す。
図に示される伝送システムは、基地局10と中継局20と端末局51を備える。
基地局10は、シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を基地局10から端末局51に伝送する。
また、基地局10は、同じ周波数を用いたシングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を中継局20に対しても伝送する。
すなわち、基地局10は、端末局51と中継局20に対して同じタイミング(タイムスロット1のダウンリンク)に伝送する。中継局20は、基地局10の構成に、基地局10からの信号を受信する構成を有する。以下の説明では、基地局10と中継局20間の伝送には、伝送誤りが無いものとして、再送処理などの説明を省略する。
つまり、上記に示したように、再送は、基地局10と同様の機能を備える中継局20が担当する。この場合、伝送誤りを検出した端末局51は、フィードバック情報を中継局20に送信する。
本実施形態は、例えば、TDD(時分割復信)形式で単一周波数チャネルを用いて中継伝送を実現する場合に適用できる。ただし、中継局20は、全二重の中継(受信しながら、別のデータを送信)を実現するために、F/B比の高いアンテナ等を具備し電波の回り込みを回避する手段を備えるものとする。基地局10から直接伝送される信号のうち受信品質の低い周波数帯域のサブスペクトラムの成分が、中継局20を経て1タイムスロット後に再送され、これらを等化・合成することができる。
また、本実施形態では、空間的に異なる伝送路を用いることにより、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送処理を行うことができる。また、再送を行うタイムスロットは、基地局10からの通常の送信に用いる時間と同じであり、ダウンリンクにおける再送用のタイムスロットを設ける必要がない。
タイムスロットを単位とする時分割多重による再送処理の手順を示す。
各タイムスロットは、基地局10から端末局51方向、又は、中継局20から端末局51方向の伝送に使用するダウンリンク(Downlink)と、端末局51から基地局10又は中継局20方向の伝送に使用するアップリンク(Uplink)とが使用できる。ダウンリンクとアップリンクの伝送は、全2重伝送であれば、同じタイミングに行える。
本実施形態におけるアップリンクは、端末局51から中継局20方向の伝送に使用する。
端末局51は、送信されたTXC1に対して、RXC1として示されるスペクトラムを受信し、サブスペクトラムごとに分割して、バッファ534においてそれぞれ保持する。
また、中継局20は、送信されたTXC1に対して、RXR1として示されるスペクトラムを受信し、中継局20内の再送バッファにおいてそれぞれ保持する(S101)。
中継局20は、受信したフィードバック情報をもとに、中継局20内の再送バッファに保持されているスペクトラムRXR1の帯域を分割して、サブスペクトラムRPS1を生成する(ステップS102)。
また、基地局10は、次の送信データを含む、TXC2として示す送信スペクトラム(信号)を送信する。
端末局51は、再送信号のサブスペクトラムRPS1と、送信スペクトラムTXC2とが重畳された信号を受信する。
端末局51は、再送信号のサブスペクトラムRPS1に対して、RXRPS1として示されるサブスペクトラムを受信する。また、端末局51は、送信されたTXC2に対して、RXC2として示されるスペクトラムを受信する(ステップS111)。
端末局51は、バッファ534において保持されているスペクトラムRXR1の周波数成分と、再送処理によって抽出したサブスペクトラムRXRPS1の成分との合成処理を行う(ステップS105)。
これらの処理により、タイムスロット1に送信されたスペクトラムTXC1の最小処理が行えた。
また、端末局51は、受信したスペクトラムRXC2に対して、同様に伝送路特性が所定のレベルに達しないサブスペクトラムの再送要求を中継局20に対し送信する。端末局51は、中継局20に対して、中継の必要な帯域情報(フィードバック情報)をフィードバックする(ステップS112)。
このように、シングルキャリア方式による伝送システムにおいても、全帯域を再送することなく、再送が必要な帯域を選択して再送することが可能となる。これにより、周波数選択性フェージングに起因する誤り発生を抑圧しつつ、帯域利用効率を高めることが可能となる。
なお、本実施形態における再送処理を行う際に、再送するサブスペクトラムは、個別の周波数帯に分散配置して伝送しても良いし、あるいは、そのままの周波数相対位置を保って伝送しても良い。後者の場合は、シフト部155によるシフト処理を行わない。これらのサブスペクトラムを加算(合成)して、IFFT部170によるIFFT演算を行うことで時間領域信号を得ることができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
110…データバッファ、120…切替器、
130…変調器、140…帯域分割処理部、
150、150−1、150−2、150−N…送信処理部、
151、151−1、151−2、151−N…帯域分割重み演算部、
151a…帯域分割重み関数部、151b…掛算器、
153、153−1、153−2、153−N…再送バッファ、
154、154−1、154−2、154−N…切替器、
155、155−1、155−2、155−N…シフト部、
160…合成部、170…IFFT、180…送受信部、190…再送制御部、
51…端末局、
510…送受信部、510…周波数分離部、
530、530−1、530−2、530−N…受信処理部、
531、531−1、531−2、531−N…シフト部、
532、532−1、532−2、532−N…受信重み付け演算部、
533、533−1、533−2、533−N…等化部、
534、534−1、534−2、534−N…バッファ、
535、535−1、535−2、535−N…等化部、
536、536−1、536−2、536−N…合成器、
537、537−1、537−2、537−N…切替器
540…合成部、550…帯域制限部、560…IFFT、570…復調器、
580…誤り検出部、590…再送要求制御部
Claims (16)
- シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信装置から受信装置に送信する送信信号を伝送する伝送システムであって、
前記送信装置は、
前記送信スペクトラムの帯域を用いて送信信号を伝送路に送信し、前記送信された送信信号の前記送信スペクトラムの帯域のうち少なくとも一部の帯域の再送を要求する前記受信装置からの再送要求に応じて、前記送信スペクトラムの一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送する再送処理を行う送信処理部と、
前記受信装置からの再送要求を検出し、前記送信処理部に再送を行わせる再送制御部と、
を備え、
前記受信装置は、
前記送信された送信信号に対応する複数の前記サブスペクトラムの帯域を受信して、前記伝送路における伝送路特性の推定結果を出力する受信処理部と、
前記伝送路特性の推定結果に基づいて、前記受信した複数のサブスペクトラムのうち再送するサブスペクトラムの帯域の再送要求を前記送信装置に送信する再送要求制御部と、
を備えることを特徴とする伝送システム。 - 前記再送要求制御部は、
前記伝送路特性の推定結果に基づいた前記サブスペクトラムの品質情報を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。 - 前記送信処理部は、
前記送信スペクトラムから複数の帯域に分割された複数の前記サブスペクトラムごとに、前記送信スペクトラムに基づいた帯域分割送信信号を生成し、該帯域分割送信信号を保持し、
前記再送制御部は、
前記送信処理部に保持された帯域分割送信信号の再送を行わせる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の伝送システム。 - 前記送信処理部は、
符号化された信号のスペクトラムを記憶する送信信号記憶部と、
前記変調された送信スペクトラムに対して重み付け処理を行って前記サブスペクトラムに分割された前記帯域分割送信信号を生成し、前記送信信号記憶部に、前記帯域分割送信信号のスペクトラムを保持させる送信重み付け演算部と、
前記再送制御部からの再送制御に応じて、前記送信信号記憶部に保持されている帯域分割送信信号のスペクトラムについて、前記保持されている帯域分割送信信号のスペクトラムの周波数と異なる周波数のサブスペクトラムに周波数をシフトする周波数変換を行う送信信号変換部と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の伝送システム。 - 前記受信装置は、
前記受信処理部によって生成された複数の再生帯域制限受信信号をそれぞれ合成し、合成受信信号を生成する合成部と、
前記合成された合成受信信号の誤り検出を行う誤り検出部と、
を備え、
前記受信処理部は、
前記受信した複数の前記サブスペクトラムに対し、前記サブスペクトラムに対応する帯域制限受信信号が生成され、前記生成された帯域制限受信信号に基づいて前記伝送路における伝送路状態を前記サブスペクトラムに対応する帯域ごとに推定するとともに、前記帯域制限受信信号に基づいて再生した再生帯域制限受信信号を生成する受信処理に際し、第1回の受信処理において生成された帯域分割受信信号である第1帯域分割受信信号を第1回の受信処理において保持するとともに、前記保持した第1帯域分割受信信号に基づいて再生帯域制限受信信号を生成して、前記第1回の受信処理より後に処理される第2回の受信処理において生成された帯域分割受信信号である第2帯域分割受信信号と、前記保持した第1帯域分割受信信号と、に基づいて再生帯域制限受信信号を生成し、
前記再送要求制御部は、
前記第1回の受信処理において前記誤りが検出され前記合成受信信号を受信できない場合、前記合成受信信号の誤りの要因となった前記サブスペクトラムを前記伝送路状態の推定結果にしたがって選択し、前記選択したサブスペクトラムを前記選択したサブスペクトルと異なるサブスペクトルの帯域で前記送信装置から再送させて前記第2回の受信処理を行うように前記送信装置に要求する再送要求を前記送信装置に送信する
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の伝送システム。 - 前記受信処理部は、
符号化された信号を記憶する受信信号記憶部と、
前記受信した帯域分割受信信号に対して、前記送信装置において周波数がシフトされる前の元のサブスペクトラムの周波数に周波数をシフトする周波数変換を行って変換受信信号を生成する受信信号変換部と、
前記変換受信信号に対して重み付け処理を行った帯域分割受信信号を生成し、前記受信信号記憶部に、前記帯域分割受信信号を記憶させる受信重み付け演算部と、
前記帯域分割受信信号に基づいて伝送路状態の推定を行い、該伝送路状態の推定結果にしたがって前記帯域分割受信信号を等化する第1等化器と、
前記記憶された帯域分割受信信号に基づいて伝送路状態の推定を行い、該伝送路状態の推定結果にしたがって前記記憶された帯域分割受信信号を等化する第2等化器と、
前記第1等化器による等化結果と、前記第2等化器による等化結果とにしたがって合成する合成器と、
前記第1等化器による等化結果と、前記第2等化器による等化結果と、前記合成器による合成結果のうちから何れかを選択可能に構成され、前記第1回の受信処理において、前記第1等化器による等化結果を選択し、前記第2回の受信処理において、再送を行わないサブスペクトラムに対応する場合、第2等化器による等化結果を選択し、前記第2回の受信処理において、再送を行うサブスペクトラムに対応する場合、前記合成器による合成結果を選択する選択部と、
を備えることを特徴とする請求項5に記載の伝送システム。 - 前記再送要求制御部は、
前記第1回の受信処理において、前記選択部に前記第1等化器による等化結果を選択させ、
前記第2回の受信処理において、前記再送を行わないサブスペクトラムに対応する場合、
前記選択部に前記第2等化器による等化結果を選択させ、
前記第2回の受信処理において、前記再送を行うサブスペクトラムに対応する場合、
前記合成器に第1等化器による等化結果と、前記第2等化器による等化結果との合成結果を選択させる
ことを特徴とする請求項6に記載の伝送システム。 - 前記送信装置である第1の送信装置と、
前記第1の送信装置が送信した送信信号に対する再送処理を行う前記送信装置であって、前記第1の送信装置と異なる第2の送信装置と、
を備え、
前記受信装置は、
前記第1の送信装置から送信された前記送信信号のうち、受信できなかった一部のサブスペクトラムの前記再送要求を生成し、前記受信できなかった一部のサブスペクトラムを前記第2の送信装置からの再送によって受信して、前記再送されたサブスペクトラムと、前記第1の送信装置から送信された前記送信信号のうち、受信できた他のサブスペクトラムと、を合成する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の伝送システム。 - 前記送信装置である第1の送信装置と、
前記第1の送信装置が送信した再送信号の中継を行う第2の送信装置と、
を備え、
前記受信装置は、
前記第1の送信装置から送信された前記送信信号のうち、受信できなかった一部のサブスペクトラムの前記再送要求を生成し、前記受信できなかった一部のサブスペクトラムを前記第2の送信装置からの中継によって受信して、前記再送されたサブスペクトラムと、前記第1の送信装置から送信された前記送信信号のうち、受信できた他のサブスペクトラムと、を合成する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の伝送システム。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を受信装置に送信する送信装置であって、
前記送信スペクトラムの帯域を用いて送信信号を伝送路に送信し、前記送信された送信信号の前記送信スペクトラムの帯域のうち少なくとも一部の帯域の再送を要求する前記受信装置からの再送要求に応じて、前記送信スペクトラムの一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて再送する再送処理を行う送信処理部と、
前記受信装置からの再送要求を検出し、前記送信処理部に再送を行わせる再送制御部と、
を備えることを特徴とする送信装置。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信される送信信号を送信装置から受信する受信装置であって、
送信された送信信号に対応する複数のサブスペクトラムの帯域を受信して、伝送路における伝送路特性の推定結果を出力する受信処理部と、
前記伝送路特性の推定結果に基づいて、前記受信した複数のサブスペクトラムのうち再送するサブスペクトラムの帯域の再送要求を前記送信装置に送信する再送要求制御部と、
ことを特徴とする受信装置。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信装置から受信装置に送信信号を送信する伝送システムにおける伝送方法であって、
前記送信装置が、
送信スペクトラムの帯域を用いて送信信号を伝送路に送信し、前記送信された送信信号の前記送信スペクトラムの帯域のうち少なくとも一部の帯域の再送を要求する前記受信装置からの再送要求に応じて、前記送信スペクトラムの一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて送信処理部が再送する再送処理を行う送信処理過程と、
前記受信装置からの再送要求を検出し、前記送信処理部に再送を行わせる再送制御過程と、
を含み、
前記受信装置が、
前記送信された送信信号に対応する複数の前記サブスペクトラムの帯域を受信して、前記伝送路における伝送路特性の推定結果を出力する受信処理過程と、
前記伝送路特性の推定結果に基づいて、前記受信した複数のサブスペクトラムのうち再送するサブスペクトラムの帯域の再送要求を前記送信装置に送信する再送要求制御過程と、
を含むことを特徴とする伝送方法。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を受信装置に送信する送信装置における伝送方法であって、
送信スペクトラムの帯域を用いて送信信号を伝送路に送信し、前記送信された送信信号の前記送信スペクトラムの帯域のうち少なくとも一部の帯域の再送を要求する前記受信装置からの再送要求に応じて、前記送信スペクトラムの一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて送信処理部が再送する再送処理を行う送信処理過程と、
前記受信装置からの再送要求を検出し、前記送信処理部に再送を行わせる再送制御過程と、
を含むことを特徴とする伝送方法。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信される送信信号を送信装置から受信する受信装置における伝送方法であって、
前記送信スペクトラムが複数のサブスペクトラムを含み、送信された送信信号に対応する複数の前記サブスペクトラムの帯域を受信して、伝送路における伝送路特性の推定結果を出力する受信処理過程と、
前記伝送路特性の推定結果に基づいて、前記受信した複数のサブスペクトラムのうち再送するサブスペクトラムの帯域の再送要求を前記送信装置に送信する再送要求制御過程と、
を含むことを特徴とする伝送方法。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信信号を受信装置に送信する送信装置のコンピュータを、
送信スペクトラムの帯域を用いて送信信号を伝送路に送信し、前記送信された送信信号の前記送信スペクトラムの帯域のうち少なくとも一部の帯域の再送を要求する前記受信装置からの再送要求に応じて、前記送信スペクトラムの一部の帯域を示すサブスペクトラムの帯域を、良好な伝送路特性を有する伝送路を用いて送信処理部が再送する再送処理を行う送信処理部と、
前記受信装置からの再送要求を検出し、前記送信処理部に再送を行わせる再送制御部と、
して機能させるためのプログラム。 - シングルキャリア変調方式によって変調された送信スペクトラムを用いて送信される送信信号を送信装置から受信する受信装置のコンピュータを、
前記送信スペクトラムが複数のサブスペクトラムを含み、前記送信された送信信号に対応する複数の前記サブスペクトラムの帯域を受信して、前記伝送路における伝送路特性の推定結果を出力する受信処理部と、
前記伝送路特性の推定結果に基づいて、前記受信した複数のサブスペクトラムのうち再送するサブスペクトラムの帯域の再送要求を前記送信装置に送信する再送要求制御部と、
して機能させるためのプログラム。
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