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JP5469223B1 - 容器詰緑茶飲料及びその製造方法 - Google Patents

容器詰緑茶飲料及びその製造方法 Download PDF

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JP5469223B1 JP2012219687A JP2012219687A JP5469223B1 JP 5469223 B1 JP5469223 B1 JP 5469223B1 JP 2012219687 A JP2012219687 A JP 2012219687A JP 2012219687 A JP2012219687 A JP 2012219687A JP 5469223 B1 JP5469223 B1 JP 5469223B1
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Abstract

【課題】冷やして飲用する場合、とりわけ開栓後に時間が経過して液温が上昇してぬるくなった場合であっても、鼻腔にぬける奥行きのある香気を感じることができる容器詰緑茶飲料を提供する。
【解決手段】浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)を0.63〜0.90に調整した容器詰緑茶飲料とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、冷やして飲用する場合、とりわけ開栓後に時間が経過して液温が上昇してぬるくなった場合であっても、奥行きのある香り立ちと濃度感(コク)を感じることができ且つ沈殿の発生が抑制された容器詰緑茶飲料及びその製造方法並びに緑茶飲料の香味保持方法に関する。
近年、緑茶を急須で出して飲用するという従来の緑茶の飲用形態とは異なり、緑茶抽出液を容器詰めしてすぐに飲用できる形態のいわゆる容器詰緑茶飲料が広く普及するようになっている。
これに伴い、容器詰緑茶飲料に対する消費者ニーズが多様化するようになってきた。また、容器詰緑茶飲料の飲用シーンも多様化しており、緑茶を急須で出して飲用する場合に想定される熱いお茶ではなく、冷蔵保存したものをそのまま飲用する機会も増加しており、特に夏場の暑い時期には好評を得ている。
冷やして飲用する容器詰緑茶飲料は、従来の熱いままで飲用する緑茶抽出液とは異なり止渇性に優れているものの、緑茶が本来有する香りが弱く感じられ、とりわけ甘い火香、新鮮香、馥郁香、後味に物足りなさを感じる場合もあった。特に、緑茶飲料は味や香りがデリケートであるため、冷やして飲む容器詰緑茶飲料において緑茶が本来有する味や香りを感じられるように設計することについては、他の容器詰飲料と比較してとりわけ技術的にハードルが極めて高かった。
さらに、上記のような容器詰緑茶飲料に特有の技術的課題に加えて、仕事や勉強などの作業中に冷やした容器詰緑茶飲料を少量ずつ長時間かけて飲用するというこれまでにない飲用シーンが、若年層を中心に増えてきている(いわゆる「ちびだら飲み」)。このような飲用シーンにおいては、冷やした容器詰緑茶飲料は時間の経過に伴い徐々にぬるくなるが、かかる温度変化により緑茶飲料が本来有する爽快感、馥郁香、後味が低下することにより、全体としてのバランスが悪くなってくることがあるという新たな技術課題も新たに生じてくるようになった。
かかる飲用シーンの多様化や緑茶飲料に特有の技術的課題を解決するために、様々な試みがなされている。例えば、特許文献1には、単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度が100ppm〜300ppmであり、単糖の濃度に対する二糖の濃度の比率(二糖/単糖)が10〜28である容器詰緑茶飲料を提供することにより、火香(こうばしい香り)が強く、薄い味ではなく、しかもさっぱりとした後味を備えており、冷めた状態でもおいしく飲用できる緑茶飲料が開示されている。
また、特許文献2には、単糖と二糖とを合わせた糖類の濃度が150ppm〜500ppmであり、単糖の濃度に対する二糖の濃度の比率(二糖/単糖)が2.0〜8.0であり、前記糖類の濃度に対する電子局在カテキンの濃度の比率(電子局在カテキン/糖類)が1.8〜4.0であり、ゲラニオールに対するフルフラールの含有比(フルフラール/ゲラニオール)が0.5〜3.0である容器詰緑茶飲料を提供することにより、口の中に香りが広がるとともに余韻が残り、しかも味にコク・濃度感を備えており、冷めた状態でも香り立ちのある、新たな容器詰緑茶飲料が開示されている。
しかし、特許文献1、2は、冷やして飲用する場合、とりわけ開栓後に時間が経過して液温が上昇してぬるくなった場合であっても、鼻腔にぬける奥行きのある香気を感じることができる容器詰緑茶飲料を解決課題として研究されたものではなく、また、前記特許文献以外でもかかる特性を有する容器詰緑茶飲料を開発するという技術課題について認識されておらず、さらにはかかる技術課題を解決するための方法についての具体的な提案はこれまでに殆んどされていなかった。
特許第4843118号公報 特許第4843119号公報
本発明は、上記先行技術文献の知見を活かしながらも、これまでにない技術課題、すなわち、とりわけ開栓後に時間が経過して液温が上昇してぬるくなった場合であっても、奥行きのある香り立ちと濃度感(コク)を感じることができる容器詰緑茶飲料及びその製造方法並びに緑茶飲料の香味保持方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)と、単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)との関係性に着目し、容器詰緑茶飲料における浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)を0.63〜0.90に調整することにより、上記の技術課題を解決することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
(1) 浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)が0.07〜0.48である容器詰緑茶飲料であって、
単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類)が0.63〜0.90であることを特徴とする容器詰緑茶飲料、
(2) 沈降性浮遊物質濃度(SSS)が3〜30mg/Lであることを特徴とする(1)の容器詰緑茶飲料、
(3) 単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度が85ppm〜330ppmであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の容器詰緑茶飲料、
(4) 前記糖類濃度に対する電子局在カテキン濃度の比率(電子局在カテキン/糖類)が1.8〜3.5である(1)〜(3)のいずれかに記載の容器詰緑茶飲料、
(5) 緑茶飲料中の浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類)を0.63〜0.90に調整することを特徴とする容器詰緑茶飲料の製造方法、
(6) 緑茶飲料中の浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類)を0.63〜0.90に調整することを特徴とする緑茶飲料の香味保持方法、
に関する。
本発明により、とりわけ開栓後に時間が経過して液温が上昇してぬるくなった場合であっても、奥行きのある香り立ちと濃度感(コク)を感じることができる容器詰緑茶飲料が得られる。
本発明の容器詰緑茶飲料は、浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)が0.07〜0.48あって、単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)が0.63〜0.90であることを特徴とする。
本発明の容器詰緑茶飲料は、緑茶を抽出して得られた抽出液を主成分とする液体を容器に充填してなる飲料であり、例えば緑茶を抽出して得られた抽出液のみからなる液体、或いは当該抽出液を希釈した液体、或いは抽出液どうしを混合した液体、或いはこれら前記何れかの液体に添加物を加えた液体、或いはこれら前記何れかの液体を乾燥したものを分散させてなる液体などを挙げることができる。
「主成分」とは、当該主成分の機能を妨げない範囲で他の成分を含有することを許容する意を包含する。この際、当該主成分の含有割合を特定するものではないが、緑茶を抽出して得られた抽出液乃至抽出物が、抽出液又は固形分濃度として、飲料中の50質量%以上、特に70質量%以上、中でも特に80質量%以上(100%含む)を占めるのが好ましい。
茶葉原料
本発明における緑茶飲料の原料茶葉は、緑茶の種類を特に制限するものではない。例えば蒸し茶、煎茶、玉露、抹茶、番茶、玉緑茶、釜炒り茶、中国緑茶など、不発酵茶に分類される茶を広く包含し、これら2種類以上をブレンドしたものも包含する。また、玄米などの穀物、ジャスミンなどのフレーバー等を添加してもよい。
浮遊物質濃度(suspended solids(SS))
本発明において浮遊物質濃度(suspended solids(SS))とは、水色の濁り度合を示す指標の一つであり、水中に浮遊する粒径2mm以下の不溶解性物質の総称であって、重量濃度(mg/L)で表される。
浮遊物質濃度の測定には、ガラス繊維濾紙法と遠心分離法があるが、通常はガラス繊維濾紙法が用いられ、遠心分離法は濾過しにくい試料に適用される。 ガラス繊維濾紙法は、試料を孔径1μmのガラス繊維濾紙で吸引濾過し、濾過残留物を105〜110℃で2時間乾燥させたのち、残留物の重量を測定する。また、浮遊物質濃度値が透視度と逆数にある性質を利用して、より簡便に浮遊物質濃度値を求める方法もある。本発明における浮遊物質濃度の測定は、前記簡便法による測定方法を想定するものの、当業者が通常実施する範囲においてより厳密な測定方法により得られた測定値を採用することを排除するものではない。
緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)
本発明における緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)は、15〜80mg/Lであるのが好ましく、20〜80mg/Lがより好ましく、30〜70mg/Lがさらに好ましく、40〜60mg/Lが最も好ましい。容器詰緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)が15mg/Lを下回ると緑茶飲料における濃度感(コク)が不足してしまう点で好ましくなく、80mg/Lを上回ると緑茶飲料における爽快味が不足してしまう点や沈殿が極めて発生しやすくなり外観を損なう点で好ましくない。
沈降性浮遊物質濃度(settleable suspended solid(SSS))
本発明において沈降性浮遊物質濃度(settleable suspended solid(SSS))とは、試料水を一定時間静置した場合に沈降する物質の濃度であり、静置前の上澄みの浮遊物質濃度(SS)と静置後の上澄みの浮遊物質濃度(SS)との差分により求められる。
緑茶飲料の沈降性浮遊物質濃度(SSS)
本発明における緑茶飲料の沈降性浮遊物質濃度(SSS)は、3〜30mg/Lであるのが好ましく、4〜17mg/Lであるのが好ましく、5〜16.5mg/Lがより好ましく、6〜16mg/Lがさらに好ましく、8〜15mg/Lが最も好ましい。容器詰緑茶飲料の沈降性浮遊物質濃度(SSS)が3mg/Lを下回ると緑茶飲料における濃度感(コク)が不足してしまう点で好ましくなく、30mg/Lを上回ると緑茶飲料における沈殿が極めて発生しやすくなり外観を損なう点で好ましくない。
浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)
本発明における緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)は、0.07〜0.48であるのが好ましく、0.07〜0.45がより好ましく、0.08〜0.43がさらに好ましく、0.10〜0.40がよりさらに好ましく、0.10〜0.35が最も好ましい。容器詰緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)が0.07を下回ると冷やして飲む際の味や香りの感じ方や食感が弱くなり過ぎるため好ましくなく、0.48を上回ると容器底部に沈殿物が溜まるため外観上好ましくない。
浮遊物質濃度(SS)及び沈降性浮遊物質濃度(SSS)の調整方法
緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)及び沈降性浮遊物質濃度(SSS)は、緑茶飲料の製造に供する原料茶の種類、茶期、火入・加工方法、若しくは異なる2種以上の原料茶の混合、又は抽出時の条件、ビタミンC等の添加物、若しくは異なる2種以上の茶抽出液の混合により調整することができる。
例えば、原料茶として微粉を多く含む茶葉(深蒸し煎茶、粉茶、粉末茶など)を選択し、例えば圧搾抽出や抽出時に攪拌するなどの、茶葉を切断・破砕するような抽出を実施することにより、緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)を増加させることができる。また、原料茶として微粉が少ない茶葉(釜炒り茶、粉抜きを実施した煎茶など)を選択し、単独又は複数種類を適宜割合で混合し、例えばカラム式抽出機を使用してシャワー抽出を実施するなどの、茶葉が切断・破砕されないような抽出を実施し、抽出液を濾過(濾滓濾過など)することによって、緑茶飲料の浮遊物質濃度(SS)を低下させることができる。また、例えば、浮遊物質濃度(SS)が高い緑茶飲料と、浮遊物質濃度(SS)が低い緑茶飲料を適宜割合で混合することにより、浮遊物質濃度(SS)を調整することもできる。
また、例えば、原料茶として比重の大きい茶葉(一番茶、火入れの弱い茶葉、本茶など)を選択し、さらに比重の大きい微粉を含む茶葉(粉末茶を水に懸濁し、一定時間経過後に沈降している茶葉など)を選択し、緑茶飲料の比重を小さくすることにより緑茶飲料の沈降性浮遊物質濃度(SSS)を増加させることができる。また、例えば、原料茶として比重の小さい茶葉(番茶、火入れの強い茶葉、茎茶など)を選択し、抽出液から比重の大きい微粉を取り除く(遠心分離など)、緑茶飲料の比重を大きくすることにより緑茶飲料の沈降性浮遊物質濃度(SSS)を低下させることができる。さらに、抽出液等の微粉を含む液を遠心分離する際に、液の温度、pH、遠心分離機通液流速、回転数、遠心沈降面積(Σ)の条件を適宜調整することにより、沈降性浮遊物質濃度(SSS)を調整することもできる。
また、緑茶飲料の沈降性浮遊物質濃度(SSS)/浮遊物質濃度(SS)は、浮遊物質濃度(SS)及び沈降性浮遊物質濃度(SSS)との比率であるから、これらの調整方法に基づき調整することができる。
単糖
単糖は、一般式C(HO)で表される炭水化物であり、加水分解によりそれ以上簡単な糖にならないものであり、本発明でいう単糖とは、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)を指す。
本発明の緑茶飲料の単糖の濃度は、8〜120ppmであるのが好ましく、10〜90ppmがより好ましく、12〜80ppmがさらに好ましく、12〜70ppmが最も好ましい。容器詰緑茶飲料の単糖の濃度が8ppmを下回ると緑茶飲料における濃度感(コク)が不足してしまう観点で好ましくなく、120ppmを上回ると緑茶飲料における爽快味が不足してしまう観点で好ましくない。
二糖
二糖は、一般式C12(HO)11で表される炭水化物であり、加水分解により単糖を生じるものであり、本発明でいう二糖とは、スクロース(蔗糖)、セロビオース、マルトース(麦芽糖)を指す。
本発明の緑茶飲料の二糖の濃度は、77〜215ppmであるのが好ましく、80〜180ppmがより好ましく、85〜165ppmがさらに好ましく、90〜150ppmが最も好ましい。容器詰緑茶飲料の二糖の濃度が77ppmを下回ると緑茶飲料における濃度感(コク)が不足してしまう観点で好ましくなく、215ppmを上回ると緑茶飲料における爽快味が不足してしまう観点で好ましくない。
糖類濃度
本発明における「単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度」とは、前記単糖の濃度と前記二糖の濃度とを合計したものである。
本発明の緑茶飲料の「単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度」は、85ppm〜330ppmであるのが好ましく、90ppm〜260ppmがより好ましく、95ppm〜250ppmがさらに好ましく、100ppm〜200ppmが最も好ましい。容器詰緑茶飲料の「単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度」の濃度が85ppmを下回ると緑茶飲料における濃度感(コク)が不足してしまう観点で好ましくなく、330ppmを上回ると緑茶飲料における爽快味が不足してしまう観点で好ましくない。
また、単糖の濃度と二糖の濃度との比率(二糖/単糖)は、特に限定されるものでないが、10.0未満、1.0〜8.0、1.5〜8.0であってよい。
ショ糖濃度
本発明におけるショ糖とは、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が結合した二糖類の一種である。
本発明の緑茶飲料のショ糖濃度は、75〜210ppmであるのが好ましく、80〜180ppmがより好ましく、82〜165ppmがさらに好ましく、88〜150ppmが最も好ましい。容器詰緑茶飲料のショ糖濃度が75ppmを下回ると緑茶飲料における苦みが目立ってしまう観点で好ましくなく、210ppmを上回ると緑茶飲料におけるえぐみが目立ってしまう観点で好ましくない。
糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)
本発明における「糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)」とは、前記単糖の濃度と前記二糖の濃度とを合計したものである糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)である。本発明における「ショ糖/糖類濃度」は、0.63〜0.90であるのが好ましく、0.66〜0.88がより好ましく、0.68〜0.85がさらに好ましく、0.69〜0.82が最も好ましい。容器詰緑茶飲料の「ショ糖/糖類濃度」が0.63を下回ると緑茶飲料における甘い火香が不足してしまう観点で好ましくなく、0.90を上回ると緑茶飲料における新鮮香が不足してしまう観点で好ましくない。
糖類の濃度・比率の調整方法
糖類濃度や糖類比率を上記範囲に調整するには、例えば特許第4843118号が記載するように、茶葉の乾燥(火入)加工や抽出を適宜条件にして調整することができる。例えば、茶葉の乾燥(火入)加工を強くすると糖類は分解されて減少し、また、高温で長時間抽出すると糖類は分解されて減少する。しかるに、茶葉の乾燥(火入)条件と、抽出条件により、糖類濃度や糖類比率を調整することができる。
この際、糖類を添加して調整することも可能であるが、緑茶飲料本来の香味バランスが崩れるおそれがあるため、糖を添加することなく、例えば茶抽出液を得るための条件を調整したり、複数の異なる茶抽出液の混合割合を調整したり、茶抽出物や茶精製物を添加することにより調整するなどの方法が好ましい。
カテキン類濃度
本発明の緑茶飲料におけるカテキン類濃度は、300ppm〜600ppmであるのが好ましく、320ppm〜550ppmがより好ましく、350ppm〜500ppmがさらに好ましく、350ppm〜450ppmが最も好ましい。容器詰緑茶飲料のカテキン類濃度が300ppmを下回ると甘い火香は強調されるものの新鮮香が弱過ぎたり、濃度感が十分に得られないなどバランスに影響を与える点で好ましくなく、600ppmを上回ると新鮮香は強調されるものの甘い火香が逆に弱過ぎたり、苦渋味やエグ味が強調され過ぎてバランスに影響を与える点で好ましくない。
この際、総カテキン類とは、カテキン(C)、ガロカテキン(GC)、カテキンガレート(Cg)、ガロカテキンガレート(GCg)、エピカテキン(EC)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキンガレート(ECg)及びエピガロカテキンガレート(EGCg)の合計8種の意味であり、総カテキン類とは8種類のカテキン濃度の合計値の意味である。
総カテキン類濃度を上記範囲に調整するには、抽出条件で調整するようにすればよい。
この際、カテキン類を添加して調整することも可能であるが、緑茶飲料のバランスが崩れるおそれがあるため、茶抽出液を得るための条件を調整するほか、茶抽出液どうしの混合、或いは茶抽出物の添加などによって調整するのが好ましい。
エピ体カテキン類・非エピ体カテキン類
本発明の緑茶飲料におけるカテキン類は、「エピ体カテキン類」すなわち(−)EC、(−)EGC、(−)ECg、(−)EGCgを含んでいてよく、「非エピ体カテキン類」すなわち(−)C、(−)GC、(−)Cg、(−)GCgを含んでいてよい。「非エピ体カテキン類」は、約80℃以上で加熱処理して熱異性化(エピマ−化)を促すことにより得ることができる。本発明の緑茶飲料における「非エピ体カテキン類に対する非エピ体カテキン類の比率(エピ体カテキン類濃度/非エピ体カテキン類濃度)」は、0.4〜10.0が好ましく、0.5〜3.0がさらに好ましく、0.6〜1.5が最も好ましい。
電子局在カテキン濃度
本発明の緑茶飲料における電子局在カテキン濃度は、270ppm〜550ppmであるのが好ましく、300ppm〜500ppmがより好ましく、320ppm〜400ppmがさらに好ましい。
本発明でいう「電子局在カテキン」とは、トリオール構造(ベンゼン環にOH基が3基隣り合う構造)を有し、イオン化したときに電荷の局在が起こりやすいと考えられるカテキンであり、具体的には、エピガロカテキンガレート(EGCg)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキンガレート(ECg)、ガロカテキンガレート(GCg)、ガロカテキン(GC)、カテキンガレート(Cg)などがある。
電子局在カテキン濃度を上記範囲に調整するには、抽出条件で調整すればよいが、抽出時間や温度で変化しやすいため、温度が高すぎたり、抽出時間が長すぎたりするのは、飲料の香気保持の面からも好ましくない。この際、電子局在カテキンを添加して調整することも可能であるが、緑茶飲料のバランスが崩れるおそれがあるため、茶抽出液を得るための条件を調整するほか、茶抽出液どうしの混合、或いは茶抽出物の添加などによって調整するのが好ましい。
糖類濃度に対する電子局在カテキン濃度の比率(電子局在カテキン/糖類)
本発明の緑茶飲料における「糖類濃度に対する電子局在カテキン濃度の比率(電子局在カテキン/糖類)」は1.8〜3.5であるのが好ましく、2.0〜3.3がより好ましく、2.3〜3.0がさらに好ましい。
糖類濃度に対する電子局在カテキン濃度の比率を上記範囲に調整するには、抽出条件で可能であるが、カテキンは高温での抽出率が高まるが、高温状態により糖類は分解しやすい為、抽出時間は短いほうが好ましい。この際、電子局在カテキン及び糖類を添加して調整することも可能であるが、緑茶飲料のバランスが崩れるおそれがあるため、茶抽出液を得るための条件を調整するほか、茶抽出液どうしの混合、或いは茶抽出物の添加などによって調整するのが好ましい。
カフェイン濃度
本発明の緑茶飲料におけるカフェイン濃度は、200ppm未満であるのが好ましく、0ppm〜100ppmがより好ましく、0ppm〜80ppmがさらに好ましく、0ppm〜60ppmがさらにまた好ましく、0ppm〜40ppmがよりさらに好ましく、0〜30ppmが最も好ましい。容器詰緑茶飲料のカフェイン濃度が200ppmを上回ると、カフェイン由来の苦味が香りの感じ方と苦味とのバランスに影響を与える点で好ましくない。
カフェイン濃度を上記範囲に調整するには、茶葉に熱湯を吹き付けたり、茶葉を熱湯に浸漬させたりして茶葉中のカフェインを溶出させ、その茶葉を用いて茶抽出液を作製し、これら茶抽出液どうしを混合して調整すればよい。また、抽出液に活性炭や白土等の吸着剤を作用させてカフェインを吸着除去してもよい。
カフェイン濃度に対する総カテキン類濃度の比率(総カテキン/カフェイン)
本発明における「カフェイン濃度に対する総カテキン類濃度の比率(総カテキン/カフェイン)」は、1.4〜660であるのが好ましく、2.0〜350がより好ましく、4.0〜200が最も好ましい。容器詰緑茶飲料のカフェイン濃度に対する総カテキン類濃度の比率(総カテキン/カフェイン)が1.4を下回ると厚み・濃度感に対して苦味が際立ち過ぎてバランスを崩す点で好ましくなく、660を上回ると厚み・濃度感に対して渋味が際立ち過ぎてバランスを崩す点で好ましくない。
カフェイン濃度に対する総カテキン類濃度の比率を上記範囲に調整するには、上記したカフェイン低減処理、茶葉量、抽出温度により調整できる。総カテキン類を添加して調整することも可能であるが、緑茶飲料のバランスが崩れるおそれがあるため、茶抽出液を得るための条件を調整するほか、茶抽出液どうしの混合、或いは茶抽出物の添加などによって調整するのが好ましい。
pH
本発明の緑茶飲料のpHは、20℃で6.0〜6.5であることが好ましい。本容器詰緑茶飲料のpHは6.0〜6.4であるのがより好ましく、中でも特に6.1〜6.3であるのがさらに好ましい。
各成分の測定方法
上記した単糖類、二糖類、総カテキン類、電子局在カテキン類、カフェインの濃度は、高速液体クロマトグラム(HPLC)などを用い、検量線法などによって測定することができる。
容器
本発明の緑茶飲料を充填する容器は、特に限定するものではなく、例えばプラスチック製ボトル(所謂ペットボトル)、スチール、アルミなどの金属缶、ビン、紙容器などを用いることができ、特に、ペットボトルなどの透明容器等を好ましく用いることができる。
製造方法
本発明の緑茶飲料は、例えば、茶葉原料の選定と共に、茶葉の乾燥(火入)加工や抽出の条件を適宜調整して、浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類濃度)を0.63〜0.90に調整することにより製造することができる。例えば、茶葉を250℃〜260℃で乾燥(火入)加工し、その茶葉を高温短時間で抽出した抽出液と、従来一般的な緑茶抽出液、すなわち茶葉を90℃〜100℃で乾燥(火入)加工し、その茶葉を低温長時間で抽出した抽出液とを用意し、これらを適宜割合で配合することにより、本発明における緑茶飲料を製造することができる。また、抽出液を適宜条件調整した遠心分離処理をしたり、粉砕茶葉混濁液を適宜条件で調整して遠心分離処理し、抽出液と混合することにより本発明における緑茶飲料を製造することができる。但し、本発明における緑茶飲料の製造方法は、これらに限定されるものではない。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、以下に記載の実施例に限定されるものではない。
(緑茶葉抽出液A)
抽出液用緑茶葉(やぶきた種、静岡県産二番茶深蒸し、荒茶)20gを700mLの熱水(80℃)で6分間抽出し、ステンレスメッシュ(20メッシュ)で濾過して茶殻を除いた後、さらにステンレスメッシュ(80メッシュ)で濾過し、その濾液を遠心分離機(ウエストファリア社製SA1連続遠心分離機)を用いて流速300L/hr、回転数10000rpm、遠心沈降面積(Σ)1000mで処理し、水で700mlにメスアップすることにより緑茶葉抽出液Aを得た。
(緑茶葉抽出液B)
回転ドラム型火入機にて285℃で8分間火入加工した抽出液用緑茶葉(やぶきた種、静岡県産二番茶深蒸し)14gを700mLの熱水(60℃)で6分間抽出し、ステンレスメッシュ(20メッシュ)で濾過して茶殻を除いた後、さらにステンレスメッシュ(80メッシュ)で濾過し、その濾液を遠心分離機(ウエストファリア社製SA1連続遠心分離機)を用いて流速300L/hr、回転数10000rpm、遠心沈降面積(Σ)1000mで処理し、水で700mlにメスアップすることにより緑茶葉抽出液Bを得た。
(混濁液用粉砕茶)
緑茶葉(やぶきた種、静岡県産一番茶深蒸し、荒茶)を、処理量10kg/時間、吐出圧力0.9MPaの条件によりジェットミル粉砕(日本乾溜工業社製437型)することにより、混濁液用粉砕茶を得た。
(粉砕茶葉混濁液C)
前記混濁液用粉砕茶(5.6g)を300mLの水に高速ホモジナイザーで分散し、遠心分離機(ウエストファリア社製SA1連続遠心分離機)を用いて流速480L/hr、回転数10000rpm、遠心沈降面積(Σ)1000mで処理し、水で700mlにメスアップすることにより粉砕茶葉混濁液Cを得た。この粉砕茶葉混濁液Cの浮遊物質濃度(SS)は400mg/Lであった。
(粉砕茶葉混濁液D)
前記混濁液用粉砕茶(0.56g)を300mLの水に高速ホモジナイザーで分散し、水で700mlにメスアップすることにより粉砕茶葉混濁液Dを得た。この粉砕茶葉混濁液Dの浮遊物質濃度(SS)は400mg/Lであった。
(実施品1)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が15:85)700mlと、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が20:80)350mlとを用いて目標浮遊物質濃度(SS)が70mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品1)を得た。
(実施品2)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が3:97)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が20:80)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを400ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品2)を得た。
(実施品3)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が31:69)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が70:30)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.3となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品3)を得た。
(実施品4)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が5:95)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が70:30)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを400ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.3となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品4)を得た。
(実施品5)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が15:85)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が50:50)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.4となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品5)を得た。
(実施品6)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が6:94)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が50:50)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを400ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品6)を得た。
(実施品7)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が6:94)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が50:50)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が20mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを450ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.3となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品7)を得た。
(実施品8)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が6:94)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が50:50)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が70mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを400ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(実施品8)を得た。
(比較品1)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が35:65)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が0:100)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを450ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品1)を得た。
(比較品2)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液A:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が2:98)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が0:100)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを400ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.0となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品2)を得た。
(比較品3)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が50:50)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が20:80)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを450ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.1となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品3)を得た。
(比較品4)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が0:100)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が20:80)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを400ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.0となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品4)を得た。
(比較品5)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が48:52)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が70:30)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品5)を得た。
(比較品6)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が1:99)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が70:30)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が50mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.1となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品6)を得た。
(比較品7)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が38:62)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が90:10)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が10mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.1となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品7)を得た。
(比較品8)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が3:97)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が90:10)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が10mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを200ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品8)を得た。
(比較品9)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が2:98)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が0:100)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が15mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを350ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.1となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品9)を得た。
(比較品10)
緑茶葉抽出液A、B混合液(緑茶葉抽出液B:緑茶葉抽出液Bの配合割合(重量比)が5:95)、および粉砕茶葉混濁液C、D混合液(粉砕茶葉混濁液C:粉砕茶葉混濁液Dの配合割合(重量比)が0:100)を実施品1に準じて目標浮遊物質濃度(SS)が80mg/Lとなるように配合し、ビタミンCを600ppm添加し、加熱殺菌処理のpHが6.2となるよう重曹を添加してpH調整を行った後、2000mLとなるように純水でメスアップした。その後、得られた混合液をUHT殺菌(135℃、30秒)し、プレート内で85℃に冷却してから透明プラスチック容器(PETボトル)に充填し、直ちに20℃まで冷却することにより容器詰緑茶飲料(比較品10)を得た。
各成分の測定方法
既述のとおり、単糖類、二糖類、総カテキン類、電子局在カテキン類、カフェインの濃度は、高速液体クロマトグラム(HPLC)などを用い、検量線法などによって測定した。
また、浮遊物質濃度(suspended solids(SS))については、JIS(日本工業規格)K0102の9の方法に準拠し、5℃のサンプルを供試し測定した。ろ過材(メンブレンフィルター(セルロースアセテートタイプ)、孔径1μm、径47mm(東洋濾紙社製))をろ過器に取り付け、サンプル適量(45〜100ml)をろ過器に注ぎ入れて吸引ろ過し、その後50mlの純水にて洗浄を行い、ろ過材をピンセットを用いてろ過器から取り外し、90℃で30分間乾燥した。そのろ過材をデシケーター中で放冷し、ろ過材上の残留物質の質量を測定した。
さらに、沈降性浮遊物質濃度(settleable suspended solid(SSS))は、5℃で5時間静置したサンプルの上澄みの浮遊物質濃度(SS)を測定し、静置前の浮遊物質濃度(SS)との差分により求めた(沈降性浮遊物質濃度(SSS)=静置前の浮遊物質濃度(SS)−静置(5℃、5時間)後の浮遊物質濃度(SS))。
(評価方法)
実施品1〜8及び比較品1〜10の全てについて、専門のパネリスト10人が、開封直後(5℃)の官能評価(官能評価1)と、開封後に5時間経過した後(28℃静置)の官能評価(官能評価2)とを実施し、それぞれのサンプルについて4段階評価(1〜4点)をしてその平均値を算出し、良好な評価の順にそれぞれ「◎」(4点)、「○」(3点)、「△」(2点)、「×」(1点)とした。なお、それぞれの官能評価における評価項目は、甘い火香、新鮮香、濃度感(コク)、爽快味、馥郁香および後味とした。
また、実施品1〜8及び比較品1〜10の全てについて、それぞれのサンプルを37℃で10日間静置後の外観について、上記と同様の方法により評価した。
さらに、味、香り、後味、外観などを含めた製品としての容器詰緑茶飲料の適性を、上記と同様の方法により評価することにより「総合評価」をした。
実施品1〜8及び比較品1〜10の配合割合(重量)、各成分の測定結果及び各サンプルの評価結果を表1〜4に示す。
(表1)
Figure 0005469223
(表2)
Figure 0005469223
(表3)
Figure 0005469223
(表4)
Figure 0005469223
(考察)
本発明品1〜8については、開封後に28℃で5時間経過した後の評価は、甘い火香、新鮮香、濃度感(コク)、爽快感、馥郁香、後味の各項目について良好又は極めて良好と評価された項目が多く、甘い火香、新鮮香、濃度感(コク)、爽快感、馥郁香、後味のバランスに優れており、且つ外観も問題無いことから、総合評価においていずれも良好でありバランスの良い製品を得ることができた。
これに対して、比較品1〜10については、外観が好ましくなく(比較品1〜2、10)、馥郁香及び後味も極めて好ましいものでなく(比較品1〜2、10)、甘い火香や新鮮香が致命的に不足していたり(比較品3〜6)、濃度感(コク)が致命的に不足していたり(比較品7〜8)、時間経過に伴い爽快味や馥郁香が劣ってしまったり(比較品1〜4,9)、苦味・エグ味が発生してしまったり(比較品10)などといずれもバランスに欠けるものであり、総合評価において良好とはいえないものであった。

Claims (6)

  1. 粒径2mm以下の不溶解性物質からなる浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)が0.07〜0.48である容器詰緑茶飲料であって、単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類)が0.63〜0.90であることを特徴とする容器詰緑茶飲料。
  2. 前記沈降性浮遊物質濃度(SSS)が3〜30mg/Lであることを特徴とする請求項1記載の容器詰緑茶飲料。
  3. 単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度が85ppm〜330ppmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器詰緑茶飲料。
  4. 前記糖類濃度に対する電子局在カテキン濃度の比率(電子局在カテキン/糖類)が1.8〜3.5である請求項1〜3のいずれかに記載の容器詰緑茶飲料。
  5. 緑茶飲料中の粒径2mm以下の不溶解性物質からなる浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類)を0.63〜0.90に調整することを特徴とする容器詰緑茶飲料の製造方法。
  6. 緑茶飲料中の粒径2mm以下の不溶解性物質からなる浮遊物質濃度(SS)に対する沈降性浮遊物質濃度(SSS)の比率(SSS/SS)を0.07〜0.48に調整し、且つ単糖の濃度と二糖の濃度とを合わせた糖類濃度に対するショ糖濃度の比率(ショ糖/糖類)を0.63〜0.90に調整することを特徴とする緑茶飲料の香味保持方法。
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