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JP5460602B2 - 基地局装置、移動通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

基地局装置、移動通信システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ装置との接続状態における課金量を決定する基地局装置、移動通信システムおよび通信制御方法に関する。
WCDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すなわちLTE(Long Term Evolution)が、WCDMAの標準化団体3GPPにより検討され、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクについてはSC−FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)が規定されている(例えば、非特許文献1参照)。
OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式である。OFDMAでは、サブキャリアを周波数上に、一部重なりあいながらも互いに干渉することなく密に並べることで、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を向上させている。
SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。SC−FDMAでは、送信電力の変動が小さくなる特徴を持つことから、端末の低消費電力化及び広いカバレッジを実現している。
LTE方式は、上りリンク及び下りリンク共に、1つ乃至2つ以上の物理チャネルを複数の移動局で共有して通信を行うシステムである。複数の移動局で共有されるチャネルは、一般に共有チャネルと呼ばれ、LTE方式においては、上りリンクにおいては「物理上りリンク共有チャネル(PUSCH: Physical Uplink Shared Channel)」であり、下りリンクにおいては「物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)」である。
また、かかる共有チャネルは、トランスポートチャネルとしては、上りリンクにおいては「上りリンクの共有チャネル(UL-SCH: Uplink Shared Channel)」であり、下りリンクにおいては「下りリンクの共有チャネル(DL-SCH: Downlink Shared Channel)」である。
そして、上述したような共有チャネルを用いた通信システムにおいては、サブフレーム(Sub-frame)(LTE方式では、1ms)毎に、どの移動局に対して共有チャネルを割り当てるかを選択し、選択された移動局に対して、共有チャネルを割り当てることをシグナリングする必要がある。
このシグナリングのために用いられる制御チャネルは、LTE方式では、「物理下りリンク制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel)」又は「下りリンクL1/L2制御チャネル(DL L1/L2 Control Channel: Downlink L1/L2 Control Channel)」と呼ばれる。
なお、上述した、サブフレーム毎に、どの移動局に対して共有チャネルを割り当てるかを選択する処理のことを、一般に「スケジューリング」と呼ぶ。この場合、サブフレーム毎に、動的に共有チャネルを割り当てる移動局を選択するため、「Dynamicスケジューリング」と呼ばれてもよい。また、上述した「共有チャネルを割り当てる」とは、「共有チャネルのための無線リソースを割り当てる」と表現されてもよい。
物理下りリンク制御チャネルの情報には、例えば、「下りリンクスケジューリング情報(Downlink Scheduling Information)」や、「上りリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)」等が含まれる(例えば、非特許文献2参照)。
また、LTEにおいては、間欠受信(DRX: Discontinuous Reception)制御が適用される。間欠受信制御は、基地局装置と移動局とが接続中であり、かつ、通信すべきデータが存在しない場合に適用される。間欠受信状態にある移動局は、周期的に、すなわち、間欠的に下りリンクの制御チャネルPDCCHを受信する。この場合、移動局は、全てのタイミングではなく、間欠的に物理下りリンクの制御チャネルを受信すればよいため、バッテリーの消費電力を低減すること(バッテリーセービング)が可能となる。上記間欠受信制御における、間欠的に物理下りリンクの制御チャネルを受信する時間区間は、DRXのON区間、または、On−durationと呼ばれる。また、On−durationが設定される周期は、DRX周期(DRX Cycle)と呼ばれる。
また、LTEの上りリンクにおいては、セル内の各移動局から送信される信号に関して、タイミング同期が維持されている。すなわち、LTEの上りリンクにおいては、セル内の各移動局から送信される信号の、無線基地局における受信タイミングは、ある所定の範囲で一致するように制御される。上記制御は、Transmission Timing Adjustmentsと呼ばれる(非特許文献3)。
より具体的には、無線基地局は、移動局から送信される信号の受信タイミングを測定し、受信タイミングが、無線基地局内部で定義されている基準タイミングとずれている場合には、そのずれを補正するための制御信号、Timing Advanceを、下りリンクにおいて移動局に送信する。そして、移動局は、Timing Advanceに基づいて、上りリンクの信号の送信タイミングを調節する。
尚、移動局は、Timing Advanceを受信したタイミングからTime Alignment Timerを起動、もしくは、再起動し、Time Alignment Timerが満了した時点で、上りリンクのタイミング同期は維持されていないと判断する。移動局は、上りリンクのタイミング同期が維持されていない場合で、かつ、上りリンクの送信を行う必要がある場合には、ランダムアクセスプロシージャを行い、上りリンクのタイミング同期を確立する(非特許文献4)。
尚、間欠受信状態においては、一般的には、無線基地局と移動局との間で、データのやり取りが行われないため、Timing Advanceも送信されない。すなわち、間欠受信状態においては、上りリンクのタイミング同期が維持されていない場合が多い。
ところで、一般に、移動通信システムにおけるオペレータは、ユーザに移動通信サービスを提供し、その対価として料金を徴収する。以下では、この「提供した移動通信サービスの対価として料金を徴収する」という行為を課金と呼ぶ。課金の仕方としては、例えば、通信中のデータ量に応じた課金や、通信時間に応じた課金などがある。あるいは、定額制のように、データ量や通信時間に関係なく、所定の時間、例えば、1か月で固定の課金が行われる場合もある。
3GPP TS 36.211 (V8.3.0), "Physical Channels and Modulation," May 2008 3GPP TS 36.300 (V8.4.0), "E-UTRA and E-UTRAN Overall description" March 2008 3GPP TS 36.213 (V8.3.0), "E-UTRA Physical layer procedures," 4.2.4 Transmission timing adjustments, May 2008 3GPP TS 36.321 (V8.2.0), "E-UTRA MAC protocol specification," 5.2 Maintenance of Uplink Time Alignment, May 2008
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。通信時間に応じた課金を行う場合、一般には、移動局と基地局装置との間で接続状態が確立されている時間に基づいて課金が行われる。一方、LTEシステムでは、上述したように、MACレイヤーにおける制御として、間欠受信制御や上りリンクのタイミング同期制御等が行われており、接続状態であったとしても、実際にはデータのやり取りが行われていない状態や、上りリンクの送信が行われていない状態が存在する。これは、従来の、接続状態が確立されている時間に基づいた課金では、実際の通信状況に基づいた適切な課金が行われていないことを意味する。
本発明は、上述した課題に鑑み、その目的は、実際の通信状況に基づいた適切な時間課金を行うことができる基地局装置、移動通信システム及び通信制御方法を提供することにある。
本発明の基地局装置は、ユーザ装置との接続を確立する接続部と、前記ユーザ装置が接続状態にある接続区間内で当該ユーザ装置が通信可能な状態となっている課金対象の時間を計測する計時部とを備え、前記計時部により計測された時間は、前記ユーザ装置が非間欠受信状態であった時間及び前記ユーザ装置の上りリンクにおけるタイミング同期状態が確立されている時間の少なくとも1つであることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザ装置が接続状態にある接続区間内で当該ユーザ装置が通信可能な状態となっている課金対象の時間が計測されるため、基地局装置とユーザ装置とが接続状態であっても、当該ユーザ装置が通信可能な状態となっていない時間を課金対象から除外することができ、移動体通信サービスが規制された時間を考慮して適切な課金を行うことができる。
本発明によれば、実際の通信状況に基づいた適切な時間課金を行うことのできる基地局装置、移動通信システム及び通信制御方法を実現できる。
本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、無線通信システムのシステム構成図である。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、(a)は物理上りリンク共有チャネルの構成の説明図、(b)は物理上りリンク制御チャネルの構成の説明図である。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、サウンディング用のリファレンス信号がマッピングされる時間リソース及び周波数リソースの説明図である。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、基地局装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、ベースバンド処理部及び呼処理部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、DRX制御部の計時処理を示すフローチャートである。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、上りリンクタイミング制御部の計時処理を示すフローチャートである。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、上りリンクリソース管理部の計時処理を示すフローチャートである。 本発明に係る基地局装置の実施の形態を示す図であり、上りリンク無線品質監視部の計時処理を示すフローチャートである。 本発明に係る基地局装置の変形例を示す図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施例に係るユーザ装置及び基地局装置が適用される無線通信システムについて、図1を参照して説明する。
無線通信システム1000は、例えばEvolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムであり、基地局装置(eNB: eNode B)200と複数のユーザ装置(UE: User Equipment)100(100、100、100、・・・100、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。ここで、ユーザ装置100はセル50において基地局装置200とEvolved UTRA and UTRANにより通信を行う。尚、アクセスゲートウェイ装置300は、MME/SGW(Mobility Management Entity/Serving Gateway)と呼ばれてもよい。
以下、ユーザ装置100(100、100、100、・・・100)については、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限りユーザ装置100として説明を進める。説明の便宜上、基地局装置と無線通信するのは移動局であるが、より一般的には移動端末も固定端末も含むユーザ装置でよい。
無線通信システム1000は、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(周波数分割多元接続)、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。上述したように、OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。
ここで、Evolved UTRA and UTRANにおける通信チャネルについて説明する。下りリンクについては、各ユーザ装置100で共有して使用される物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、下りリンクの制御チャネルである物理下りリンク制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel)とが用いられる。すなわち、下りリンクチャネルは、物理下りリンク共有チャネルと物理下りリンク制御チャネルとを指す。
下りリンクでは、物理下りリンク制御チャネルにより、物理下りリンク共有チャネルにマッピングされるユーザの情報やトランスポートフォーマットの情報、物理上りリンク共有チャネルにマッピングされるユーザの情報やトランスポートフォーマットの情報などが通知され、物理下りリンク共有チャネルによりユーザデータが伝送される。
尚、下りリンクにおいては、前記物理下りリンク制御チャネル、物理下りリンク共有チャネルに加えて、物理上りリンク共有チャネルの送達確認情報を通知するための物理HARQインディケータチャネル(PHICH: Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)が送信される。
尚、物理下りリンク共有チャネルにマッピングされるトランスポートチャネルは下りリンクの共有チャネル(DL-SCH: Downlink Shared Channel)である。すなわち、ユーザデータは、下りリンクの共有チャネルにマッピングされる。また、下りリンクの共有チャネルには、論理チャネルとして、U−planeの信号であるDTCH(Dedicated Traffic Channel)やC−planeの信号であるDCCH(Dedicated Control Channel)、報知情報であるBCCH(Broadcasting Control Channel)等がマッピングされる。
また、上述した、物理下りリンク共有チャネルにマッピングされるユーザの情報やトランスポートフォーマットの情報は、下りリンクスケジューリング情報(Downlink Scheduling Information)と呼ばれる。下りリンクスケジューリング情報は、Downlink Assignment Informationまたは下りリンクスケジューリンググラント(Downlink Scheduling Grant)と呼ばれてもよい。
また、物理上りリンク共有チャネルにマッピングされるユーザの情報やトランスポートフォーマットの情報は、上りリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)と呼ばれる。下りリンクスケジューリング情報や上りリンクスケジューリンググラントは、まとめて、下り制御情報(Downlink Control Information)と呼ばれてもよい。
また、下りリンクにおいては、パイロット信号として、下りリンクリファレンス信号(DL RS: Downlink Reference Signal)が送信される。下りリンクリファレンス信号は、例えば、ユーザ装置100により下りリンクのチャネル推定や無線品質の測定に用いられる。
上りリンクについては、各ユーザ装置100で共有して使用される物理上りリンク共有チャネル(PUSCH: Physical Uplink Shared Channel)と、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH: Physical Uplink Control Channel)とが用いられる。尚、LTEの上りリンクでは、CQI(Channel Quality Indicator)やScheduling Request、下りリンクの共有チャネルの送達確認情報(Acknowledgement Information)は、そのサブフレームにおいて物理上りリンク共有チャネルが送信される場合に、物理上りリンク共有チャネルに多重して送信され、そのサブフレームにおいて物理上りリンク共有チャネルが送信されない場合に、物理上りリンク制御チャネルを用いて送信される。
尚、LTEの上りリンクにおいては、上記物理上りリンク共有チャネルと物理上りリンク制御チャネルに加えて、ランダムアクセス用の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH: Physical Random Access Channel)が用いられる。
また、上りリンクにおけるリファレンス信号として、物理上りリンク共有チャネル及び上りリンク制御チャネルの復調用のリファレンス信号(DM RS: Demodulation Reference Signal)と、サウンディング用のリファレンス信号(Sounding RS)が用いられる。
図2に、物理上りリンク共有チャネル及び物理上りリンク制御チャネルの構成を示す。図2(a)に示すように、物理上りリンク共有チャネルは、1サブフレームの中の一部のSC−FDMAシンボルに、復調用のリファレンス信号がマッピングされ、残りのSC−FDMAシンボルに、データ信号または制御信号がマッピングされる。
すなわち、物理上りリンク共有チャネルは、1サブフレームにおいて、14個のSC−FDMAシンボルで構成され、#3と#10のSC−FDMAシンボルに復調用のリファレンス信号がマッピングされる。また、残りのSC−FDMAシンボルにデータ信号がマッピングされる。
一方、図2(b)に示すように、物理上りリンク制御チャネル(フォーマット2)は、1サブフレームにおいて、14個のSC−FDMAシンボルで構成され、#1と#5と#8と#12のSC−FDMAシンボルに復調用のリファレンス信号がマッピングされる。また、残りのSC−FDMAシンボルに制御信号がマッピングされる。ここで、制御信号とは、例えば、下りリンクの無線品質情報であるCQIである。尚、物理上りリンク制御チャネルは、図2(b)に示す構成以外の構成であってもよい。例えば、1サブフレームの中で、復調用のリファレンス信号がマッピングされるSC−FDMAシンボルの数が6個である構成であってもよい。尚、前記物理上りリンク制御チャネル(フォーマット2)には、前記CQIに加えて、Rank Indicator(RI)やPrecoding Matrix Indicator(PMI)がマッピングされてもよい。尚、CQIやRI、PMIをまとめてCSI(Channel State Information)と呼ばれてもよい。
図3に、サウンディング用のリファレンス信号がマッピングされる時間リソース及び周波数リソースを示す。サウンディング用のリファレンス信号は、1サブフレーム内の最後のSC−FDMAシンボルにマッピングされる。すなわち、サウンディング用のリファレンス信号が送信されるサブフレームにおいては、図2(a)に示す物理上りリンク共有チャネルのサブフレーム構成におけるSC−FDMAシンボル#13に、サウンディング用のリファレンス信号がマッピングされる。
上述したように、LTEの上りリンクでは、物理上りリンク共有チャネルまたは物理上りリンク制御チャネルにより、下りリンクにおける共有チャネルのスケジューリングや適応変復調・符号化(AMCS: Adaptive Modulation and Coding Scheme)に用いるための下りリンクのCQI、及び、下りリンクの物理下りリンク共有チャネルの送達確認情報(HARQ ACK Information)が伝送される。また、物理上りリンク共有チャネルによりユーザデータが伝送される。
尚、物理上りリンク共有チャネルにマッピングされるトランスポートチャネルは上りリンクの共有チャネル(UL-SCH: Uplink Shared Channel)である。すなわち、ユーザデータは、上りリンクの共有チャネルにマッピングされる。
尚、上述したユーザデータとは、例えば、Web browsingやFTP、VoIP等によるIPパケットや、RRC(Radio Resource Control)の処理のための制御信号などのことである。あるいは、ユーザデータは、パケットデータと呼ばれてもよい。また、ユーザデータあるいはパケットデータは、トランスポートチャネルとしての呼び方は、例えばDL−SCHやUL−SCHでよく、論理チャネルとしての呼び方は、例えば、個別トラヒックチャネル(DTCH)や個別制御チャネル(DCCH)でよい。
本実施例に係る基地局装置200について、図4を参照して説明する。基地局装置200は、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210と、伝送路インターフェース212とを備える。
下りリンクにより基地局装置200からユーザ装置100に送信されるパケットデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、PDCP layerの送信処理、パケットデータの分割・結合(Segmentation・Concatenation)、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLC layerの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われて、送受信部206に転送される。また、上記パケットデータに加えて、報知チャネルにより基地局装置200からユーザ装置100に送信される報知情報も、同様の送信処理が行われて、送受信部206に転送される。
送受信部206では、ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号に無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。
一方、上りリンクによりユーザ装置100から基地局装置200に送信されるパケットデータについては、送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLC layerの受信処理、PDCP layerの受信処理がなされ、伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。
ここで、パケットデータとは、上述したように、例えば、VoIPにおける音声信号や、FTP、ストリーミング、Web browsing等の各アプリケーションで伝送される信号のことである。
呼処理部210は、ユーザ装置100と基地局装置200との間の通信状態の管理、基地局装置200の状態管理やリソース割り当てを行う。また、呼処理部210は、後述するように、接続時間中の間欠受信状態でない時間や、上りリンクのタイミング同期が確立されている時間、上りリンクリソースが割り当てられている時間、上りリンクの無線品質が良好な時間等に基づいて、課金を行う。
次に、ベースバンド信号処理部208及び呼処理部210の構成について、図5を参照して説明する。ベースバンド信号処理部208は、レイヤー1処理部2081と、MAC処理部2082と、RLC処理部2083とを備える。また、レイヤー1処理部2081は、受信処理部20811と、送信処理部20812と、上りリンクの復号処理部20813と、下りリンクの変調処理部20814と、下りリンクのリファレンス信号生成部20815と、上りリンク無線品質監視部20816とを備える。
レイヤー1処理部2081では、下りリンクで送信されるデータのチャネル符号化やIFFT処理、上りリンクで送信されるデータのチャネル復号化やIDFT処理、FFT処理などが行われる。具体的には、下りリンクにより送信される信号、例えば、下りリンクの共有チャネルや下りリンクスケジューリング情報、上りリンクスケジューリンググラント、上りリンクの共有チャネルに関する送達確認情報、報知チャネル(BCH: Broadcast Channel)、ページングチャネル(PCH: Paging Channel)等は、下りリンクの変調処理部20814において、ターボ符号や畳み込み符号等の符号化処理やインタリーブ処理が行われ、送信処理部20812に入力される。
また、下りリンクのリファレンス信号生成部20815において下りリンクのリファレンス信号が生成され、送信処理部20812に入力される。送信処理部20812は、下りリンクの共有チャネルや下りリンクスケジューリング情報、上りリンクスケジューリンググラント、上りリンクの共有チャネルに関する送達確認情報、報知チャネル、ページングチャネル等の信号と、下りリンクのリファレンス信号とを多重し、その後、IFFT処理、CP付加処理等を行い、送受信部206に入力する。
一方、上りリンクで受信される信号、例えば、CQIやACK Information、上りリンクの共有チャネル、復調用リファレンス信号、サウンディング用リファレンス信号等の信号は、送受信部206より、そのベースバンド信号が入力され、受信処理部20811において、CP除去処理、FFT処理、周波数等化処理、逆離散フーリエ変換(IDFT: Inverse Discrete Fourier Transform)処理等が行われ、その後、上りリンクの復号処理部20813において、畳み込み復号やターボ復号等の復号処理が行われる。
そして、復号後のCQIやACK Information、上りリンクの共有チャネル等の信号は、MAC処理部2082に転送される。また、サウンディング用リファレンス信号に関しては、上りリンクの復号処理部20813において、そのSIRが計算され、MAC処理部2082に通知される。
また、上りリンクの復号処理部20813において、サウンディング用リファレンス信号のSIR、物理上りリンク共有チャネルにおける復調用のリファレンス信号のSIR、物理上りリンク制御チャネルにおける復調用のリファレンス信号のSIRが計算され、上りリンク無線品質監視部20816に通知される。
上りリンク無線品質監視部20816において、上りリンクの復号処理部20813から通知されたサウンディング用リファレンス信号のSIR、物理上りリンク共有チャネルにおける復調用のリファレンス信号のSIR、物理上りリンク制御チャネルにおける復調用のリファレンス信号のSIRが、無線品質の判定基準を満たすか否かが監視される。上りリンク無線品質監視部20816は、上りリンクの無線品質の判定基準として閾値を記憶しており、無線品質が閾値以上である時間を計測し、無線品質が良好な時間を後述する呼処理部210の課金部2012に通知する。尚、無線品質の監視は、上記した3つのSIRを全て監視するのではなく、3つのSIRのうち少なくとも1つについて監視するようにしてもよい。
尚、上述した「無線品質が良好な時間」とは、例えば、通常の通信が可能な無線品質である時間という意味であってもよい。逆に言えば、「無線品質が良好でない」とは、通常の通信が実現できないくらい、劣悪な無線品質である、という意味であってもよい。
尚、物理上りリンク制御チャネルは、例えば、CQIの送信のために用いられる、フォーマット2、2A、2Bの物理上りリンク制御チャネルであってもよいし、ACKの送信のために用いられる、フォーマット1A、1Bの物理上りリンク制御チャネルであってもよいし、スケジューリングリクエストの送信のために用いられるフォーマット1の物理上りリンク制御チャネルであってもよい。
また、上りリンクの復号処理部20813において、サウンディング用リファレンス信号や、物理上りリンク共有チャネルにおける復調用のリファレンス信号、物理上りリンク制御チャネルにおける復調用のリファレンス信号等に基づき、上りリンクの伝搬の遅延プロファイルが算出され、上りリンクタイミング制御部2085に通知される。
尚、レイヤー1処理部2081において、スケジューリングリクエスト(Scheduling Request)の復調処理が行われ、その復調結果は、MAC処理部2082に通知される。
MAC処理部2082は、レイヤー1処理部2081よりユーザ装置100から報告されたCQIやACK Information、上りリンクの共有チャネルの復調結果、ユーザ装置100が上りリンクにおいて送信したサウンディングリファレンス信号のSIR、スケジューリングリクエストを受け取る。
MAC処理部2082は、下りリンクのパケットデータのMAC再送制御、例えばHARQの送信処理や、スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理等を行う。ここで、スケジューリング処理とは、サブフレームの下りリンクにおいて共有チャネルを用いてパケットデータの受信を行うユーザ装置100を選別する処理のことを指す。
また、伝送フォーマットの選択処理とは、スケジューリングにおいて選別されたユーザ装置100が受信するパケットデータに関する変調方式や符号化率、データサイズを決定する処理のことを指す。変調方式、符号化率、データサイズの決定は、例えば、ユーザ装置100から上りリンクにおいて報告されるCQIの値に基づいて行われる。
さらに、周波数リソースの割り当て処理とは、スケジューリングにおいて選別されたユーザ装置100が受信するパケットデータに用いられるリソースブロックを決定する処理のことを指す。リソースブロックの決定は、例えば、ユーザ装置100から上りリンクにおいて報告されるCQIに基づいて行われる。ユーザ装置100から報告されるCQIは、レイヤー1処理部2081より通知される。
そして、MAC処理部2082は、上述したスケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理により決定される、物理下りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザ(ユーザ装置100)のIDや、そのパケットデータのトランスポートフォーマットの情報、すなわち、下りリンクスケジューリング情報をレイヤー1処理部2081に通知する。また、MAC処理部2082は、ユーザ装置100に対して送信するパケットデータをレイヤー1処理部2081に送信する。
また、MAC処理部2082は、上りリンクのパケットデータのMAC再送制御の受信処理や、スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理等を行う。ここで、スケジューリング処理とは、所定のサブフレームにおいて共有チャネルを用いてパケットデータの送信を行うユーザ装置100を選別する処理のことを指す。
また、伝送フォーマットの選択処理とは、スケジューリングにおいて選別されたユーザ装置100が送信するパケットデータに関する変調方式や符号化率、データサイズを決定する処理のことを指す。変調方式、符号化率、データサイズの決定は、例えば、ユーザ装置100から上りリンクにおいて送信されるサウンディング用リファレンス信号のSIRやユーザ装置100と基地局装置との間のパスロスに基づいて行われる。
さらに、周波数リソースの割り当て処理とは、スケジューリングにおいて選別されたユーザ装置100が送信するパケットデータの送信に用いられるリソースブロックを決定する処理のことを指す。リソースブロックの決定は、例えば、ユーザ装置100から上りリンクにおいて送信されるサウンディング用リファレンス信号のSIRに基づいて行われる。
そして、MAC処理部2082は、上述したスケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理により決定される、物理上りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザ(ユーザ装置100)のIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報、すなわち、上りリンクスケジューリンググラントを生成し、レイヤー1処理部2081に通知する。また、MAC処理部2082は、上りリンクの共有チャネルの復調結果に基づき、送達確認情報を生成し、その上りリンクの共有チャネルに対する送達確認情報をレイヤー1処理部2081に通知する。
また、MAC処理部2082は、ユーザ装置100に対して新規送信のための物理下りリンク制御チャネル、すなわち、下りリンクスケジューリング情報または上りリンクスケジューリンググラントを送信した場合に、その送信したという情報を、そのタイムスタンプ(時刻情報)とともに、DRX制御部2084に通知する。
また、MAC処理部2082は、ユーザ装置100から送信されたScheduling Requestを受信した場合に、その受信したという情報を、そのタイムスタンプ(時刻情報)とともに、DRX制御部2084に通知する。
RLC処理部2083では、下りリンクのパケットデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の送信処理等のRLC layerの送信処理や、上りリンクのデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の受信処理等のRLC layerの受信処理が行われる。尚、RLC処理部2083においては、上記RLC layerの処理に加えて、PDCP layerの処理が行われてもよい。
DRX制御部2084は、ユーザ装置100について、その間欠受信状態(DRX状態)を管理する。より具体的には、DRX制御部2084は、ユーザ装置100が非間欠受信状態(Non−DRX状態、すなわち、間欠受信状態(DRX状態)でない状態)である場合に、MAC処理部2082から、ユーザ装置100に対して新規送信のための物理下りリンク制御チャネル、すなわち、下りリンクスケジューリング情報または上りリンクスケジューリンググラントを送信したタイミングを受け取り、そのタイミングから、DRX Inactive Timerを起動、もしくは、再起動する。ここで、再起動するとは、すでに起動しているTimerの値を初期値に戻し、再度Timerを起動することを意味する。
そして、DRX制御部2084は、DRX Inactive Timerが満了した時点で、ユーザ装置100はNon−DRX状態からDRX状態に遷移したと判断する。尚、DRX制御部2084は、ユーザ装置100がDRX状態にある場合に、新規送信を指示する物理下りリンク制御チャネルを送信したタイミングから、ユーザ装置100はDRX状態からNon−DRX状態に遷移したと判断する。あるいは、DRX制御部2084は、ユーザ装置100がDRX状態にある場合に、ユーザ装置100から上りリンクにおいてスケジューリングリクエストを受信したタイミングから、ユーザ装置100はDRX状態からNon−DRX状態に遷移したと判断する。尚、DRX状態として、Short DRX状態とLong DRX状態の二種類が定義されてもよい。DRX制御部2084は、接続時間中における、ユーザ装置100がNon−DRX状態にある時間を計測し、計測時間を課金部2012に通知する。
あるいは、DRX制御部2084は、Non−DRX状態にある時間の代わりに、Non−DRX状態またはShort DRX状態にある時間を計測し、計測時間を課金部2012に通知してもよい。これは、Short DRX状態は、よりNon−DRX状態に近い状態であり、課金の対象になるとみなしてもよいためである。
あるいは、DRX制御部2084は、上述した、Non−DRX状態であるか、DRX状態であるかの判定を、アクティブ時間(Active Time)であるか否かに基づいて判定してもよい。すなわち、前記アクティブ時間である状態をNon−DRX状態とみなし、前記アクティブ時間でない状態をDRX状態とみなしてもよい。
以下に、アクティブ時間の定義を示す。例えば、アクティブ時間は、間欠受信制御におけるON区間や、DRX Inactivity Timerが起動している時間、DRX Retransmission Timer、Contention Resolution Timerが起動している時間を含んでよい。また、アクティブ時間は、スケジューリングリクエストがペンディング(Pending)している時間を含んでよい。あるいは、上記アクティブ時間は、再送のための上りリンクスケジューリンググラントが発生した場合、あるいは、ランダムアクセス応答の受信に成功してから、まだ一度も自分宛のRNTIまたは仮のRNTIを有する、新規送信を指示するPDCCHを受信していない時間を含んでよい。ここで、DRX Retransmission Timerとは、新規送信のパケットデータを受信してから起動されるHARQ RTT Timerが満了してから起動されるタイマーであり、該パケットデータが再送される時間区間を定義するタイマーである。また、Contention Resolution Timerとは、ランダムアクセス手順において、Message 3を送信したタイミングから起動されるタイマーであり、Message 4によるContention Resolutionが行われる時間区間を定義するタイマーである。また、スケジューリングリクエストがペンディング(Pending)しているとは、上りリンクにおいてスケジューリングリクエストが送信されてから、実際に上りリンクのグラント(上りリンクスケジューリンググラント)が下りリンクにおいて通知されるまでの状態を示す。アクティブ時間の詳細は、非特許文献4の5.7章を参照することができる。
上りリンクタイミング制御部2085は、上りリンクの復号処理部20813から通知されるユーザ装置100の上りリンクの遅延プロファイルに基づき、必要に応じて、ユーザ装置100の送信タイミングを調節するためのUL送信タイミング制御信号、Timing Advance(タイミング アドバンス)を、MAC処理部2082及びレイヤー1処理部2081を介して、ユーザ装置100に通知する。
すなわち、上りリンクタイミング制御部2085は、自基地局装置200の受信端において、複数同時アクセスユーザ装置100からのマルチパス受信信号の受信タイミングをサイクリック プリフィックス(CP: Cyclic Prefix)長内に収めるように調節するための送信タイミングを決定し、上記送信タイミングを実現するためにユーザ装置100が調節すべき送信タイミングの調節量を、UL送信タイミング制御信号、Timing Advanceとして、MAC処理部2082及びレイヤー1処理部2081を介して、ユーザ装置100に通知する。ここで、前記Timing Advanceは、より具体的には、MACレイヤーの制御情報、すなわち、MAC Control Elementとして、通常のパケットデータに多重されて、ユーザ装置100に通知されてもよい。すなわち、前記Timing Advanceを通知するためのMAC Control Elementは、MACレイヤーのデータ単位MAC PDUの一部として、ユーザ装置100に通知される。
ここで、上記ユーザ装置100が調節すべき送信タイミングの調節量は、例えば、「各ユーザ装置100の最適FFTタイミング−基準FFTタイミング」から算出される。すなわち、「各ユーザ装置の最適FFTタイミング−基準FFTタイミング=0」となるように上記調節量を算出する。
上りリンクタイミング制御部2085は、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態において、ユーザ装置100に対して、Timing Advanceを送信したタイミングから、Time Alignment Timerを起動、もしくは、再起動する。ここで、再起動するとは、すでに起動しているTimerの値を初期値に戻し、再度Timerを起動することを意味する。
そして、上りリンクタイミング制御部2085は、Time Alignment Timerが満了した時点で、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態からタイミング同期が確立されていない状態に遷移したと判断する。
また、上りリンクタイミング制御部2085は、ランダムアクセス手順において、RA response(ランダムアクセス応答信号)により、ユーザ装置100に対して、Timing Advanceと上りリンクスケジューリンググラントを送信し、上りリンクスケジューリンググラントに対応する上りリンクの共有チャネルを受信し、その復号結果が正しい場合(すなわち、CRCチェック結果がOKである場合)には、そのタイミングから、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されていない状態からタイミング同期が確立されている状態に遷移したと判断する。
上りリンクタイミング制御部2085は、接続時間中における、ユーザ装置100が、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態にある時間を計測し、計測時間を課金部2012に通知する。
また、上りリンクタイミング制御部2085は、上述した、Time Alignment Timerの満了により、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態からタイミング同期が確立されていない状態に遷移したと判断し、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態からタイミング同期が確立されていない状態に遷移したという情報を上りリンクリソース管理部2011に通知する。
また、上りリンクタイミング制御部2085は、上述した、RA response(ランダムアクセス応答信号)内の上りリンクスケジューリンググラントに対応する上りリンクの共有チャネルを受信し、その復号結果が正しい場合(すなわち、CRCチェック結果がOKである場合)には、そのタイミングから、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されていない状態からタイミング同期が確立されている状態に遷移したと判断し、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されていない状態からタイミング同期が確立されている状態に遷移したという情報を上りリンクリソース管理部2011に通知する。尚、RA response(ランダムアクセス応答信号)内の上りリンクスケジューリンググラントに対応する上りリンクの共有チャネルとは、RA response(ランダムアクセス応答信号)内の上りリンクスケジューリンググラントにより上りリンクでの送信を指示した、上りリンクの共有チャネルのことである。
上りリンクリソース管理部2011は、ユーザ装置100に割り当てる上りリンクリソースを管理する。ここで、上りリンクリソースとは、例えば、ユーザ装置100に割り当てるサウンディング用のリファレンス信号の無線リソースや、ユーザ装置100に割り当てる物理上りリンク制御チャネルの無線リソースである。また、物理上りリンク制御チャネルの無線リソースにより、例えば、CQIやRI、PMI、下りリンクの共有チャネルに対する送達確認情報、スケジューリングリクエスト等が送信される。
上りリンクリソース管理部2011は、例えば、ランダムアクセス手順により、上りリンクのタイミング同期が確立された場合に、ユーザ装置100に対して、上りリンクのリソースを割り当てる。また、上りリンクリソース管理部2011は、例えば、Time Alingment Timerの満了により、上りリンクのタイミング同期が確立されていない状態に遷移した場合に、ユーザ装置100に対して、割り当てた上りリンクのリソースを解放する。
上りリンクリソース管理部2011は、接続時間中における、ユーザ装置100に対して上りリンクリソースを割り当てている時間を計測し、計測時間を課金部2012に通知する。
課金部2012は、基地局装置200とユーザ装置100との接続時間中において、DRX制御部2084、上りリンクタイミング制御部2085、上りリンクリソース管理部2011、上りリンク無線品質監視部20816により通知された計測時間を考慮して課金量を決定する。
具体的には、課金部2012に対し、DRX制御部2084からはユーザ装置100がNon−DRX状態にある時間、上りリンクタイミング制御部2085からはユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態にある時間、上りリンクリソース管理部2011からはユーザ装置100に対して上りリンクリソースを割り当てている時間、上りリンク無線品質監視部20816からは上りリンクの無線品質が良好な時間がそれぞれ通知される。
尚、課金部2012は、段階的な定額制の課金を行う場合に、前記計測時間を考慮して、前記段階的な定額制の課金を行ってもよい。例えば、課金部2012は、前記計測時間が所定の閾値以下である場合に、段階的な定額制の課金の内の一段階目の定額を課金し、前記計測時間が前記所定の閾値よりも大きい場合に、段階的な定額制の課金の内の二段階目の定額を課金するように構成されていてもよい。
以下、図6から図9を参照して、DRX制御部2084、上りリンクタイミング制御部2085、上りリンクリソース管理部2011、上りリンク無線品質監視部20816における計時処理について説明する。
図6は、DRX制御部の計時処理を示すフローチャートである。
DRX制御部2084は、上記したように物理下りリンク制御チャネルの送信によってユーザ装置100のDRX状態を管理している。
この状態で、DRX制御部2084によりユーザ装置100がDRX状態であるか否かが判定され(ステップS11)、ユーザ装置100がDRX状態ではない、すなわち、Non−DRX状態であると判定されると(ステップS11:No)、ユーザ装置100に関する、Non−DRX状態である時間が計測される。
一方、DRX制御部2084によりユーザ装置100がDRX状態であると判定されると(ステップS11:Yes)、Non−DRX状態である時間は計測されない。
本処理により、当該ユーザ装置100に関して、Non−DRX状態である時間が計測される。
図7は、上りリンクタイミング制御部の計時処理を示すフローチャートである。
上りリンクタイミング制御部2085は、上記したように、Timing Advanceと上りリンクスケジューリンググラントの送信によってユーザ装置100とのタイミング同期状態を管理している。
この状態で、上りリンクタイミング制御部2085により基地局装置200とユーザ装置100との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態か否かが判定され(ステップS21)、基地局装置200とユーザ装置100との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態と判定されると(ステップS21:Yes)、上りリンクのタイミング同期が確立されている時間が計測される。
一方、上りリンクタイミング制御部2085により基地局装置200とユーザ装置100との間で上りリンクのタイミング同期が確立されていない状態と判定されると(ステップS21:No)、上りリンクのタイミング同期が確立されている時間は計測されない。
図8は、上りリンクリソース管理部の計時処理を示すフローチャートである。
上りリンクリソース管理部2011は、上記したように、上りリンクタイミング制御部2085から通知される基地局装置200とユーザ装置100との間のタイミング同期が確立された状態か否かを示す情報に基づいて、ユーザ装置100に割り当てる上りリンクリソースを管理している。
この状態で、上りリンクリソース管理部2011によりユーザ装置100に上りリンクリソースが割り当てられているか否かが判定され(ステップS31)、ユーザ装置100に上りリンクリソースが割り当てられていると判定されると(ステップS31:Yes)、ユーザ装置100に上りリンクリソースが割り当てられている時間が計測される。
一方、上りリンクリソース管理部2011により上りリンクリソースが割り当てられていないと判定されると(ステップS31:No)、ユーザ装置100に上りリンクリソースが割り当てられている時間は計測されない。
図9は、上りリンク無線品質監視部の計時処理を示すフローチャートである。
上りリンク無線品質監視部20816は、上記したように、上りリンクの無線品質の判定基準として閾値を記憶しており、無線品質が閾値以上であるか否かにより無線品質を管理している。
この状態で、上りリンク無線品質監視部20816により上りリンクの無線品質が閾値以上か否かが判定され(ステップS41)、無線品質が閾値以上であると判定されると(ステップS41:Yes)、上りリンクの無線品質が閾値以上である時間が計測される。
一方、上りリンクの無線品質が閾値より小さいと判定されると(ステップS41:No)、上りリンクの無線品質が閾値以上である時間は計測されない。
なお、課金部2012による課金量の決定は、DRX制御部2084、上りリンクタイミング制御部2085、上りリンクリソース管理部2011、上りリンク無線品質監視部20816からそれぞれ通知された計測時間を全て考慮して決定してもよいし、少なくとも1以上の計測時間を考慮して決定してもよい。例えば、DRX制御部2084からのみ計測時間を課金部2012に通知し、上りリンクタイミング制御部2085、上りリンクリソース管理部2011、上りリンク無線品質監視部20816からの通知を不要とすることもできる。
以上のように、本実施の形態に係る基地局装置200によれば、ユーザ装置100がNon−DRX状態にある時間、ユーザ装置100と基地局装置200との間で上りリンクのタイミング同期が確立されている状態にある時間、ユーザ装置100に対して上りリンクリソースを割り当てている時間、上りリンクの無線品質が一定値以上に保たれている時間等の前記ユーザ装置に対し移動体通信サービスがシステム上規制されない状態の時間が計測されるため、この計測時間に基づいて課金量を決定するようにすれば、基地局装置200とユーザ装置100との接続状態において、移動体通信サービスが規制された時間を考慮して適切な課金を行うことができる。尚、ここで、ユーザ装置に対し移動体通信サービスがシステム上規制されないとは、前記ユーザ装置が通信可能である状態にあるという意味であってもよい。
なお、本実施の形態では、基地局装置200が課金部2012を備える構成としたが、図10に示す無線通信システム2000のように、コアネットワーク400に課金装置500を接続し、この課金装置500に課金部2012を備えるようにしてもよい。この場合、DRX制御部2084、上りリンクタイミング制御部2085、上りリンクリソース管理部2011、上りリンク無線品質監視部20816から課金装置500に対して計測時間を通知するようにする。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は、実際の通信状況に基づいた適切な時間課金を行うことができるという効果を有し、特にユーザ装置との接続状態における課金量を決定する基地局装置、移動通信システムおよび通信制御方法に有用である。

Claims (13)

  1. ユーザ装置との接続を確立する接続部と、
    前記ユーザ装置が接続状態にある接続区間内で当該ユーザ装置が通信可能な状態となっている課金対象の時間を計測する計時部とを備え
    前記計時部により計測された時間は、前記ユーザ装置が非間欠受信状態であった時間及び前記ユーザ装置の上りリンクにおけるタイミング同期状態が確立されている時間の少なくとも1つであることを特徴とする基地局装置。
  2. 前記計時部により計測された時間に基づいて、課金量を決定する課金部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記計時部は、前記ユーザ装置の間欠受信状態を管理する間欠受信状態管理部を有し、
    前記間欠受信状態管理部は、前記ユーザ装置が非間欠受信状態であった時間を計測することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記計時部は、前記ユーザ装置の上りリンクにおけるタイミング同期状態を管理する上りリンクタイミング同期状態管理部を有し、
    前記上りリンクタイミング同期状態管理部は、前記ユーザ装置の上りリンクにおけるタイミング同期状態が確立されている時間を計測することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の基地局装置。
  5. 前記上りリンクタイミング同期状態管理部は、前記ユーザ装置に対してタイミングアドバンス信号を送信したタイミングから、所定の時間経過した場合に、前記上りリンクのタイミング同期状態は確立されていないと判定することを特徴とする請求項4に記載の基地局装置。
  6. 前記上りリンクタイミング同期状態管理部は、ランダムアクセス手順において、前記ユーザ装置から、ランダムアクセス応答信号により送信を指示した、上りリンクの共有チャネルを正しく受信したタイミングから、前記上りリンクのタイミング同期状態は確立されたと判定することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の基地局装置。
  7. 前記計時部は、前記ユーザ装置の上りリンクのリソース状態を管理する上りリンクリソース状態管理部を有し、
    前記上りリンクリソース状態管理部は、前記ユーザ装置に対して上りリンクのリソースが割り当てられている時間を計測することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の基地局装置。
  8. 前記上りリンクリソース状態管理部は、前記ユーザ装置に対してタイミングアドバンス信号を送信したタイミングから、所定の時間経過した場合に、前記ユーザ装置に対して割り当てた上りリンクのリソースが解放されたと判定することを特徴とする請求項7に記載の基地局装置。
  9. 前記上りリンクリソース状態管理部は、上りリンクの制御チャネルのリソースまたはサウンディング用のリファレンス信号のリソースのリソース状態を管理することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の基地局装置。
  10. 前記計時部は、前記ユーザ装置の上りリンクの無線品質を監視する上りリンク無線品質監視部を有し、
    前記上りリンク無線品質監視部は、前記上りリンクの無線品質が所定の閾値以上である時間を計測することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の基地局装置。
  11. 上りリンク無線品質監視部は、上りリンクの制御チャネルの品質、上りリンクの復調用のリファレンス信号の品質、上りリンクのサウンディング用のリファレンス信号の品質の内の少なくとも1つを監視することを特徴とする請求項10に記載の基地局装置。
  12. ユーザ装置に接続された基地局装置と、
    前記ユーザ装置の課金管理を行う課金装置とを備え、
    前記基地局装置は、前記ユーザ装置が接続状態にある接続区間内で当該ユーザ装置が通信可能な状態となっている課金対象の時間を計測し、
    前記課金装置は、前記基地局装置により計測された時間に基づいて、課金量を決定し、
    前記基地局装置により計測された時間は、前記ユーザ装置が非間欠受信状態であった時間及び前記ユーザ装置の上りリンクにおけるタイミング同期状態が確立されている時間の少なくとも1つであることを特徴とする移動通信システム。
  13. ユーザ装置との接続を確立するステップと、
    前記ユーザ装置が接続状態にある接続区間内で当該ユーザ装置が通信可能な状態となっている課金対象の時間を計測するステップと、
    計測した時間に基づいて、課金量を決定するステップとを有し、
    前記計測した時間は、前記ユーザ装置が非間欠受信状態であった時間及び前記ユーザ装置の上りリンクにおけるタイミング同期状態が確立されている時間の少なくとも1つであることを特徴とする通信制御方法。
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