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JP5453805B2 - 二色性色素 - Google Patents

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JP5453805B2
JP5453805B2 JP2008334868A JP2008334868A JP5453805B2 JP 5453805 B2 JP5453805 B2 JP 5453805B2 JP 2008334868 A JP2008334868 A JP 2008334868A JP 2008334868 A JP2008334868 A JP 2008334868A JP 5453805 B2 JP5453805 B2 JP 5453805B2
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Description

本発明は液晶表示などに用いられる新規な二色性色素およびこれを含む液晶素子に関する。
液晶表示素子として多くの方式が提案されている。例えば、ゲストホスト方式の液晶素子とは、液晶中に二色性色素を溶解させた液晶組成物をセル中に封印し、これに電場を与え、電場による液晶の動きにあわせて二色性色素の配向を変化させ、セルの吸光状態を変化させることで表示する方式である。このゲストホスト方式は、バックライトを用い電力消費の少ない反射液晶素子として期待されている。
液晶素子に用いられる二色性色素には、適当な吸収特性、高いオーダーパラメーター(S値)、ホスト液晶に対する高い溶解性および耐久性などの性質が要求される。他方、市場ニーズが大きいブラックの液晶組成物を構成する上で必要な青色系のアゾ系二色性色素については、ニトロ基、シアノ基およびヘテロ環を有する色素が知られていたが、従来のニトロ基、シアノ基あるいはヘテロ環を有する色素は耐久性およびホスト液晶への溶解性に大きな難点がある。また製造が困難であったり、短波長領域に副吸収を有するため短波長領域のオーダーパラメーターが低くなったりするきらいがあった。
また特許文献1には、本発明に類似の下記構造式で示される色素の記載があるが、クロロホルム中での吸収極大波長が593nmと短波長であり、600nm以上の波長域における高いオーダーパラメーターを得る目的には十分ではなかった。
Figure 0005453805
特開昭62−555号公報
本発明の課題は、600nm以上の長波長領域に吸収極大波長を有し、かつ0.81以上の高いオーダーパラメーターを有するアゾ系二色性色素を提供することを目的とする。
発明者は鋭意検討の結果、ナフタレン環上に電子供与基を有する下記構造式(I)で示されるアゾ系二色性色素が600nm以上の長波長領域に吸収極大波長を有し、かつ0.81以上の高いオーダーパラメーターを有することを見出し、前記課題を解決することを見出した。即ち、本発明の要旨は以下の通りである。
[1] 下記構造式(I)で示されるアゾ系二色性色素
Figure 0005453805
(式中、R は、炭素数3〜10の直鎖アルキル基、炭素数9〜16の4−アルキルシクロヘキシル基、炭素数9〜16の4−アルキルフェニル基又は炭素数15〜22の4−(4−アルキルシクロヘキシル)フェニル基を示し、
は、水素原子又は炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基を示し、
は、炭素数10〜17の(4−アルコキシフェニル)メチル基、炭素数10〜17の(4−アルキルシクロヘキシル)メチル基、炭素数16〜23の(4−(4−アルキルシクロヘキシル)フェニル)メチル基又は炭素数16〜23の(4−(4−アルキルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基を示し、
Xは、炭素数1〜4のアルコキシ基又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、
環Arは、置換基として、炭素数1〜4のアルキル基及び/又は炭素数1〜4のアルコキ
シ基を有していてもよい1,4−フェニレンまたは、置換基として、炭素数1〜4のアルキル基及び/又は炭素数1〜4のアルコキシ基を有していてもよい1,4−ナフチレン
環を示し、nはを示す。複数の環Arは同一であっても異なっていてもよい。
但し、「Rと結合する環Arが1,4-フェニレン基であって、かつ、Rが下記構造
式(II)で示される場合」を除く。
Figure 0005453805
(式(II)中、Rはアルキル基を示し、環A及び環Aはそれぞれ独立して、1,
4−フェニレン基、または(トランス)−シクロヘキサン−1,4−ジイル基を示し、Lは、環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基を示す。))
[2] Xが炭素数1〜3のアルコキシ基または炭素数1〜3のアルキル基である、[1]に記載のアゾ系二色性色素。
本発明の長波長領域に吸収極大波長を有し、高いオーダーパラメーターを有する二色性色素を含む液晶組成物を用いた液晶材料素子は,長波長領域までコントラストの高い表示をすることができる。
本発明の二色性色素は、下記構造式(I)で示される。
Figure 0005453805
(式中、R、RおよびRはそれぞれ独立して任意の一価の基を示し、Xは電子供与
性の一価の基を示し、環Arは置換基を有してもよい1,4−フェニレンまたは置換基を有していてもよい1,4−ナフチレン環を示し、nは2以上の整数を示す。複数の環Arは同一であっても異なっていてもよい。
但し、「Rと結合する環Arが1,4-フェニレン基であって、かつ、Rが下記構造
式(II)で示される場合」を除く。
Figure 0005453805
(式(II)中、Rはアルキル基を示し、環A及び環Aはそれぞれ独立して、1,
4−フェニレン基、または(トランス)−シクロヘキサン−1,4−ジイル基を示し、
は、環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基を示す。))
以下、本発明の構造式(I)で示されるアゾ系二色性色素について詳細に説明する。
なお、上記一般式(I)で表される二色性色素は、「Rと結合するArが1,4-フ
ェニレン基であって、かつ、Rが下記構造式(II)で示される場合」を含まない。
Figure 0005453805
(式(II)中、Rはアルキル基を示し、環A及び環Aはそれぞれ独立して、1,
4−フェニレン基、または(トランス)−シクロヘキサン−1,4−ジイル基を示し、
は、環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基を示す。)
上記構造を有する化合物は、先願である特願2007−170700に記載の一般式(I)に記載の化合物に包含されるため、これを本発明の範囲から除外するものである。
1.R、RおよびRについて
構造式(I)において、R、RおよびRはそれぞれ独立して、任意の一価の基を表す。
構造式(I)において、Rは任意の一価の基を示す。Rは本発明の性能を損なわない限りいかなる基でも良いが、アゾ系二色性色素に一般に見られるような、低極性で極性分子長を伸張する構造、液晶分子の部分構造などが好ましく、アルキル基が、単結合、または、フェニレン基、シクロヘキサン−ジイル基およびこれらが任意の組み合わせおよび任意の順番で2〜4連結した基を介して結合する基とすることが好ましい。
上記Rが有するアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等の炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のものが好ましく、中でも、直鎖状のものが更に好ましく、炭素数3〜8の直鎖状のアルキル基が特に好ましい。
また、Rがフェニレン基および/またはシクロヘキサン-ジイル基が任意の組み合わ
せおよび任意の順番で連結した構造を有する場合、当該フェニレン基および/またはシクロヘキサン-ジイル基は、単結合、又は環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基を
介して連結される。
環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基としては、特に限定されるものではないが、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、ブチレン基、イソブチレン基、sec−ブチレン基、tert−ブチレン基、ヘキシレン基、オクチレン基等の炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基;ビニレン基、プロペニレン基、イソプロペニレン基、ブテニレン基、イソブテニレン基、sec−ブテニレン基、tert−ブテニレン基、ヘキセニレン基、オクテニレン基等の炭素数2〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルケニレン基;エチニレン基、プロピニレン基、イソプロピニレン基、ブチニレン基、イソブチニレン基、sec−ブチニレン基、tert−ブチニレン基、ヘキシニレン基、オクチニレン基等の炭素数2〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキニレン基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、アセチルオキシ基、ベンゾイルオキシ基等の炭素数2〜20、好ましくは2〜10のエステル基;エーテル基;カルボニル基;それらを組み合わせた基、等が挙げられる。
これらの中でも、結合原子数が2個のものが好ましく、−O−CO−、−CO−O−、−CH2 O−、−O−CH2 −等が更に好ましく、−CH2 O−が特に好ましい。
を以上に述べたような構造とすることによって、高いオーダーパラメーターを達成することができる。上記構造において、アルキル基とフェニレン基、アルキル基とシクロヘキサン−ジイル基、あるいはフェニレン基とシクロヘキサン−ジイル基の結合位置は特に限定されないが、高いオーダーパラメーターを達成する上では、4位で結合することが特に好ましい。
具体的には、例えば、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基等の炭素数3〜10、好ましくは炭素数3〜8の直鎖アルキル基; 4-プロピ
ルシクロヘキシル基、4-ブチルシクロヘキシル基、4-ペンチルシクロヘキシル基、4-ヘキシルシクロヘキシル基、4-ペプチルシクロヘキシル基等の炭素数9〜16、好ましくは炭素数9〜14の4−アルキルシクロヘキシル基;4−ブチルフェニル基、4−ペンチルフェニル基、4−ヘキシルフェニル等の炭素数9〜16、好ましくは炭素数9〜14の4−アルキルフェニル基;4−(4−プロプルシクロヘキシル)フェニル基、4−(4−ブチルシクロヘキシル)フェニル基、4−(4−ペンチルシクロヘキシル)フェニル基、4−(4−ヘプチルシクロヘキシル)フェニル基等の炭素数15〜22、好ましくは炭素数15〜20の4−(4−アルキルシクロヘキシル)フェニル基等が挙げられる。
は任意の一価の基を示す。Rは本発明の性能を損なわない限りいかなる基でも良いが、具体的には、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基などの炭素数1〜20、好ましくは炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基が挙げられる。
中でも、水素原子、メチル基、エチル基が好ましく、水素原子が特に好ましい。
は任意の一価の基を示す。Rは本発明の性能を損なわない限りいかなる置換基でも良いが、アゾ系二色性色素に一般に見られるような、低極性で極性分子長を伸張する構造、液晶分子の部分構造などが好ましく、中でもRの基として前述した、アルキル基が、単結合、または、フェニレン基、シクロヘキサン−ジイル基およびこれらが任意の組み合わせおよび任意の順番で2〜4連結した基を介して結合する基が、アルキレン基を介してN原子に結合する構造とすることが好ましい。
上記Rが有するアルキル基としては、前記Rが有するアルキル基として例示した炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のものが好ましく、中でも、直鎖状のものが更に好
ましく、炭素数3〜8の直鎖状のアルキル基が特に好ましい。
また、Rがフェニレン基および/またはシクロヘキサン-ジイル基が任意の組み合わ
せおよび任意の順番で連結した構造を有する場合、当該フェニレン基および/またはシクロヘキサン-ジイル基は、単結合、又は環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基を
介して連結される。
環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基としては、特に限定されるものではないが、例えば、R1が有する環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基として前述した炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基;同じく前述した炭素数2〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルケニレン基;同じく前述した炭素数2〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキニレン基;同じく前述した炭素数2〜20、好ましくは2〜10のエステル基;エーテル基;カルボニル基;それらを組み合わせた基、等が挙げられる。
これらの中でも、結合原子数が2個のものが好ましく、−O−CO−、−CO−O−、−CH2 O−、−O−CH2 −等が更に好ましく、−CH2 O−が特に好ましい。
なお、N原子に結合するアルキレン基としては、R1が有する環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基として前述した炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基が挙げられる。
を以上に述べたような構造とすることによって、高いオーダーパラメーターを達成することができる。上記構造において、アルキル基とフェニレン基、アルキル基とシクロヘキサン−ジイル基、あるいはフェニレン基とシクロヘキサン−ジイル基の結合位置は特に限定されないが、高いオーダーパラメーターを得るという観点から4位で結合することが特に好ましい。
具体的には、(4−ブチルフェニル)メチル基、(4−ペンチルフェニル)メチル基、(4−ヘキシルフェニル)メチル基等の炭素数10〜17(4−アルキルフェニル)メチル基;(4−ブトキシフェニル)メチル基、(4−ペンチルオキシフェニル)メチル基、(4−ヘキシルオキシフェニル)メチル基等の炭素数10〜17の(4−アルコキシフェニル)メチル基;(4−プロピルシクロヘキシル)メチル基、(4−ブチルシクロヘキシル)メチル基、(4−ペンチルシクロヘキシル)メチル基、(4−ヘキシルシクロヘキシル)メチル基、(4−ヘプチルシクロヘキシル)メチル基等の炭素数10〜17の(4−アルキルシクロヘキシル)メチル基;(4−(4−プロピルシクロヘキシル)フェニル)メチル基、(4−(4−ブチルシクロヘキシル)フェニル)メチル基、(4−(4−ペンチルシクロヘキシル)フェニル)メチル基、(4−(4−ヘキシルシクロヘキシル)フェニル)メチル基、(4−(4−ヘプチルシクロヘキシル)フェニル)メチル基等の炭素数16〜23の(4−(4−アルキルシクロヘキシル)フェニル)メチル基;(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基、(4−(4−ブチルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基、(4−(4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基、(4−(4−ヘキシルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基、(4−(4−ヘプチルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基等の炭素数16〜23(4−(4−アルキルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基等が挙げられる。
R2およびR3は結合して環構造を形成しても良い。具体的には、R2およびR3が連結して、アルキレン基、さらに好ましくはCHCHCHCH基およびCH(CH)CHCHCH基等を形成しても良い。
2.Xについて
構造式(I)において、Xはアルコキシ基、アルキル基等の電子供与性の置換基を表す。
Xのアルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロ
ポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基などの炭素
数1〜10、好ましくは炭素数1〜4、中でも炭素数1〜3のアルコキシ基が挙げられる。
Xのアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、t−ブチル基などの炭素数1〜10、好ましくは炭素数1〜4、中でも炭素数1〜3のアルキル基が挙げられる。上述の基を選択することによって、色素の長波長化が達成できる。
高いオーダーパラメーターを保つためには、Xとしてはより小さい置換基が好ましく、中でもメチル基、メトキシ基が好ましい。
3.環Arについて
環Arは置換基を有してもよい1,4−フェニレンまたは1,4−ナフチレン環を示す。2以上の環Arはそれぞれ同一であっても異なっても良い。環Arが置換基を有する場合、置換基としては、例えばXの置換基として前述したものが挙げられ、好ましくは炭素数1〜4、中でも炭素数1〜3のアルキル基、または炭素数1〜4、中でも炭素数1〜3のアルコキシ基が挙げられる。これらの中でもメチル基またはメトキシ基が特に好ましい。
4.nについて
nは2以上の整数を示す。nが5以上の分子は、製造が困難でありまたホスト液晶に対する溶解性が低くなるため、通常4以下、さらには3以下が好ましい。またnが2の場合は十分な長波長化が達成できない場合があるため、nとしては3がもっとも好ましい。
5.分子量
以上に説明した一般式(I)で表される本発明の二色性色素は、ホスト液晶への溶解性および応答速度の点から通常分子量3000以下、中でも1500以下であることが好ましい。
6.具体例
一般式(I)で表わされる二色性色素の具体例を以下に例示するが、本発明はその要旨をこえない限りこれらに限定されるものではない。
Figure 0005453805
7.合成方法
以上の本発明の二色性色素は、中間体(III)と中間体(IV)でアゾカップリング反応
を行うことにより合成できる。中間体(III)は、既知の方法、例えば、A.V.Iva
shchenko著「Dichroic Dye for Liquid Crystal Display」(CMC社、1994年発行)、堀口博著「総説合成染料」(三共出版、1968年発行)、及びこれらに引用されている文献に記載の方法等を用いて反応させることにより合成できる。中間体(IV)は、Xがメトキシ基の場合は例えば実施例に記載の方法で合成できる。すなわち、J. Am. Chem. Soc. 1976, 98, 3237に記載の方法で合成した1−ブロモ−3−メトキシナフタレンとアミンRNHで、パラジウム触媒を用いたクロスカップリング反応を行うことにより合成できる。
Figure 0005453805
8.液晶組成物
本発明の二色性色素の1種又は2種以上を、日本学術振興会第142委員会編「液晶デバイスハンドブック」(日刊工業新聞社、1989年発行)の第154〜192頁及び第715〜722頁記載のネマチック或いはスメクチック相を示すビフェニル系、フェニルシクロヘキサン系、フェニルピリミジン系、シクロヘキシルシクロヘキサン系等の各種のホスト液晶化合物、又はそれらの化合物を含有するホスト液晶組成物に公知の方法で混合することにより、容易に液晶組成物を調製することができる。
前記液晶組成物における本発明の前記二色性色素の含有割合は、特に限定されるものではないが、2種以上を含有する場合も含めて、通常0.05〜15重量%であり、0.1〜5重量%であるのが好ましい。
その際のホスト液晶化合物としては、例えば、下記一般式(IV) 〜(VIII)で表されるNp型液晶化合物、Nn型液晶化合物が挙げられる。
Figure 0005453805
〔式(IV) 〜(VIII)中、環Bは、シクロヘキサン環、ベンゼン環、ジオキサン環、又はピリミジン環を示し、qは1〜3の整数を示す。Zは、単結合、−CO−O−、−CH2 CH2 −、−CH=CH−、又は−C≡C−を示す。Y1 及びY3 は各々独立して、水素原子、又は弗素原子、塩素原子等のハロゲン原子を示し、Y2 は弗素原子、塩素原子等のハロゲン原子、弗素原子、塩素原子等のハロゲン原子を置換基として有する炭素数1〜7のアルキル基、同じくアルケニル基、同じくアルコキシ基、これらの置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルコキシ基を置換基として有するシクロヘキシル基、又はこれらの置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルコキシ基を置換基として有するフェニル基を示す。Y7 及びY8 は各々独立して、シアノ基、又は弗素原子、塩素原子等のハロゲン原子を示す。Y11及びY13はシアノ基を示す。Y4 、Y5 、Y6 、Y9 、Y10、Y12、及びY14は各々独立して、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基を示す。〕

尚、本発明の液晶組成物としては、本発明の前記二色性色素以外の二色性色素、及び、コレステリルノナノエート等の、液晶相を示しても示さなくてもよい光学活性物質や、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の各種添加剤を含有していてもよい。
本発明の前記二色性色素は、600nm〜650nmの長波長領域に吸収極大波長を有し、かつ通常0.81以上の高いオーダーパラメーターを有し、それを含有する液晶組成物として、コンピューター、時計、電卓用等の表示素子、電子光学シャッター、電子光学絞り、光通信光路切替スイッチ、光変調器等の種々の電子光学デバイスとして好適に利用することができる。
尚、色素のオーダーパラメーター(S値)は、分光学的な測定に基づき、前述の日本学術振興会第142委員会編「液晶デバイスハンドブック」に記載の次式から求めることができる。
S=(A//−A⊥)/(2A⊥+A//)
ここで、「A//」及び「A⊥」は、それぞれ、液晶の配向方向に対して平行及び垂直に偏光した光に対する色素の吸光度であり、S値は、理論上は0〜1の範囲の値をとり、その値が1に近づく程、ゲストホスト型液晶素子としてのコントラストが向上することとなる。
9.液晶素子
本発明の前記二色性色素を含有する前記液晶組成物を、少なくとも一方が透明な2枚の電極付基板間に挟持することにより、松本正一、角田市良著「液晶の最新技術」(工業調査会、1983年発行)第34頁、J.L.Fergason,SID85Digest,68(1985)、日本学術振興会第142委員会編「液晶デバイスハンドブック」(日刊工業新聞社、1989発行)第315〜329頁、等に記載されているHeilmeier型ゲストホスト、相転移型ゲストホスト等のゲストホスト効果を利用した各種液晶素子を構成することができる。このように、本発明では、液晶素子のモードは種々のものが使用可能であるが、ネマチック液晶組成物中に光学活性物質を加えることにより得られる相転移モードでは、偏光板を用いなくてもコントラストが高く表示が明るいため、反射型液晶表示素子として特に好ましい。
本発明の液晶素子の一例として、図1及び図2にアクティブ駆動方式の相転移モードゲストホスト型液晶表示素子の略示的断面図を示す。図1は液晶表示素子の電圧印加状態を表し、図2は電圧無印加状態を表す。図中、1は入射光、3は透明ガラス板、4は透明電極、5は配向膜、6は液晶化合物分子、7は二色性色素分子、9は反射層、10は反射光を示す。
電圧無印加時(図2)では、液晶化合物分子6はコレステリック相を示し、二色性色素分子7も液晶化合物分子6と共にコレステリック構造を示すので、入射光1は自然光であっても、偏光板を用いることなく二色性色素分子7に吸収される。電圧を印加すると(図1)、液晶化合物分子6と二色性色素分子7は電界方向に配列するため、光は透過し反射層9によって反射される。このように、液晶素子では、電界の有無によって、光の透過、吸収を制御することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、以下の実施例に限定されるものではない。
[二色性色素の合成]
Figure 0005453805
<中間体M04の合成>
M01(26.1g、106mmol)、トリエチルアミン(22.2ml、159mmol)および1,4−ジオキサン(50ml)の混合物を氷浴で冷却し、ジフェニルホスホリルアジド(22.8ml、106mmol)およびtert−ブチルアルコール(30.4ml、318ml)を順次滴下した。2時間加熱還流後、氷浴で冷却下に水(200ml)を加え、沈殿を濾取、水洗した。得られた粉末にエタノール(300ml)および濃塩酸(17ml、204mmol)を水(51ml)で希釈したものを加え、3時間加熱還流した。室温に冷却後、水(500ml)を加え、沈殿を濾取、水洗し、さらにメタノール(100ml)で洗浄して、M02(14.7g、収率55%)を得た。
M02(12.6g、50mmol)とN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を氷浴で冷却し、濃塩酸(10.4ml)および亜硝酸ナトリウム(3.62g、52.5mmol)の水(10ml)溶液を順次滴下した。氷浴で冷却下に2時間攪拌した後、アミド硫酸(0.97g、10mmol)の水(10ml)溶液を加えて、ジアゾ液を得た。別容器に1−アミノナフタレン(7.16g、50mmol)、酢酸(100ml)および水(50ml)の混合物を取り、氷浴で冷却下にジアゾ液を滴下した。氷浴で冷却下に1時間攪拌し、酢酸ナトリウム(20g、240mmol)を加えた。水(200ml)を加えて沈殿を濾取し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、得られた粉末をメタノールで洗浄して、化合物M03(15.64g、収率84%)を得た。
M03(15.64g、42.1mmol)とN−メチル−2−ピロリドン(300ml)の混合物を氷浴で冷却し、濃塩酸(12.3ml)および亜硝酸ナトリウム(3.05g、44.2mmol)の水(10ml)溶液を滴下した。氷浴で1.5時間攪拌後、アミド硫酸(1g、10mmol)を加えてジアゾ液を得た。別容器に1−アミノナフタレン(6.03g、42.1mmol)、酢酸(100ml)および水(50ml)の混合物を取り、氷浴で冷却下にジアゾ液を滴下した。氷浴で冷却下に15分攪拌後、酢酸ナトリウム(16g、200mmol)を加え、氷浴で冷却下に1時間攪拌後、水(200ml)を加えて沈殿を濾取し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、得られた粉末をメタノールで洗浄して、M04(13.0g、収率59%)を得た。
<中間体M09の合成>
Figure 0005453805
M05(26.2g、85mmol)、4−ニトロフェニルボロン酸(14.5g、87mmol)、炭酸カリウム(46.8g、338mmol)、水(10ml)およびトルエン(250ml)の混合物に窒素雰囲気下にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(8.86g、7.7mmol)を加え終夜加熱還流した。室温に冷却後、クロロホルムおよび水を加えて攪拌後、不溶物をセライト濾過で除去し、有機層を分離した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮し、メタノールから再結晶してM06(21g、収率60%)を得た。
M06(16.4g、46.6mmol)をテトラヒドロフラン(250ml)に溶解し、5%パラジウム炭素(3.0g)を加え、水素置換して室温5気圧で終夜攪拌した。パラジウム炭素を濾過して除き、減圧濃縮してM07(14.5g、収率97%)を得た。
これ以降はM04の合成と同様にしてM09を得た。
<中間体M21の合成>
Figure 0005453805
M20はJ. Am. Chem. Soc. 1976, 98, 3237に記載の方法で合成した。
M12 (4.77 g, 20 mmol)、フタルイミド (2.94 g, 20 mmol)、トリフェニルホスフィン
(5.77 g, 22 mmol)、テトラヒドロフラン (100 ml) の混合物に、アゾジカルボン酸ジエチル (2.2 mol/Lトルエン溶液, 10 ml, 22 mmol) を室温で加え、室温で2時間攪拌後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル500 g, ヘキサン/酢酸エチル 10/1-5/1)で精製して、M18 (6.83 g, 収率93%) を得た。
M18 (6.83 g, 18.6 mmol)、エタノール (100 ml) にヒドラジン1水和物 (2 ml, 41
mmol) を加え、1.5時間加熱環流した。室温に冷却後、沈殿を濾別し、テトラヒドロフランで洗い込み、濾液を濃縮し、1N 水酸化ナトリウム水溶液を加え、テトラヒドロフラン
とエーテルの混合溶媒で抽出した。有機層を水および飽和食塩水洗浄し、無水硫酸ナトリウム乾燥した。減圧濃縮して、得られたアモルファス状物質をメタノールに懸濁し、1N塩酸 (30 ml) を添加した。メタノールを留去し、沈殿濾取し、水洗浄して、M19 (2.13 g, 収率 42%)を得た。
M20 (1.84 g, 7.76 mmol)、M19 (2.13 g, 7.78 mmol)、トルエン (20 ml)、ナトリウム-tert-ブトキシド (1.86 g, 19.4 mmol)、Pd2(dba)3 (0.18 g, 0.20 mmol)、rac-BINAP (0.36 g, 0.58 mmol) の混合物を85℃で2時間、95℃で2時間、105℃で2時間、115℃で0.5時間攪拌後、室温に冷却し、水および酢酸エチルを加え、セライト濾過し、酢酸エチルで洗い込んだ。濾液を分液し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム乾燥した。減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル100 g, ヘキサン/酢酸エチル 100/1〜20/1〜10/1〜4/1)で精製し、粉末をメタノール/水で洗浄して、M21 (2.56 g, 収率84%)を得た。
[実施例1]
<化合物1の合成>
前記で得られた中間体「M04」(0.45g、0.86mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)の混合物を氷浴で冷却し、濃塩酸(0.35ml)および亜硝酸ナトリウム(0.071g、1.0mmol)の水溶液を加えた。氷浴で冷却下に2時間攪拌後、アミド硫酸(0.03g、0.3mmol)の水溶液を加えてジアゾ液を得た。別容器に前記で得られた中間体「M21」(0.34g、0.86mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を取り、氷浴で冷却下にジアゾ液を加えた。15分攪拌後、酢酸ナトリウム(1g、12mmol)を加えて30分攪拌後、メタノール(40ml)を加え、沈殿を濾取し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーおよび再結晶で精製して化合物1(0.49g、収率61%)を得た。
<λmaxおよびオーダーパラメーター(S値)の評価>
得られた二色性色素「化合物1」を商品名MCL−2039(Merck社製品)とし
て市販されているフッ素系液晶混合物にそれぞれ0.1重量%の濃度で溶解させ、ゲストホスト液晶組成物を調整した。これを、ポリイミド系樹脂を塗布、硬化、ラビング処理した透明電極付きガラス基板を対向させ、液晶が平行配向となるように構成したギャップ50μmのセルに封入した。この着色したセルの配向方向に平行な直線偏光に対する吸光度(A//)及び配向方向に垂直な偏光に対する吸光度(A⊥)を測定し、その吸収ピーク(λmax)におけるオーダーパラメーター(S値)を下記の式から求めた。
S=(A//−A⊥)/(2A⊥+A//)
結果を表1に示す。
[実施例2〜7、および比較例1]
<化合物2の合成>
下記反応式における(III)として中間体「M041」、(IV)として中間体「M211」を用い、実下記反応式に従って、二色性色素「化合物2」を合成した。それぞれ、中間体041は中間体M04、中間体M211は中間体M21と同様の方法に基づいて合成することができる。
Figure 0005453805
<化合物3の合成>
前記反応式における(III)として中間体「M04」、(IV)として中間体「M211」を用い、前記反応式に従って、二色性色素「化合物3」を合成した。
<化合物4の合成>
前記反応式における(III)として中間体「M041」、(IV)として中間体「M21」を用い、前記反応式に従って、二色性色素「化合物4」を合成した。
<化合物5の合成>
前記反応式における(III)として中間体「M04」、(IV)として中間体「M212」を用い、前記反応式に従って、二色性色素「化合物5」を合成した。中間体M212は中間体M21と同様の方法に基づいて合成することができる。
Figure 0005453805
<化合物6の合成>
前記反応式における(III)として中間体「M09」、(IV)として中間体「M2
1」を用い、前記反応式に従って、二色性色素「化合物6」を合成した。
<化合物7の合成>
前記反応式における(III)として中間体「M09」、(IV)として中間体「M211」を用い、前記反応式に従って、二色性色素「化合物7」を合成した。
得られた二色性色素「化合物2〜7」について、実施例1におけると同様にして、吸収ピーク(λmax)における吸光度からオーダーパラメーター(S値)を算出し、結果を「比較化合物1」と共に表1に示した。
Figure 0005453805
以上、本発明の一般式(I)で表される色素化合物1〜7(実施例1〜7)はいずれも、λmaxが600nm以上、S値が0.81以上であるのに対して、比較例化合物1(比較例1)は、λmax600nm未満、S値も0.79と低い値であった。
本発明のアゾ系二色性色素を用いて作製した液晶素子の一例を示す相転移モードゲストホスト型液晶表示素子の電圧印加状態における略示的断面図である。 本発明のアゾ系二色性色素を用いて作製した液晶素子の一例を示す相転移モードゲストホスト型液晶表示素子の電圧無印加状態における略示的断面図である。
符号の説明
1;入射光
3;透明ガラス基板
4;透明電極
5;配向膜
6;液晶化合物分子
7;二色性色素分子
9;反射層
10;反射光

Claims (2)

  1. 下記構造式(I)で示されるアゾ系二色性色素
    Figure 0005453805
    (式中、R は、炭素数3〜10の直鎖アルキル基、炭素数9〜16の4−アルキルシクロヘキシル基、炭素数9〜16の4−アルキルフェニル基又は炭素数15〜22の4−(4−アルキルシクロヘキシル)フェニル基を示し、
    は、水素原子又は炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基を示し、
    は、炭素数10〜17の(4−アルコキシフェニル)メチル基、炭素数10〜17の(4−アルキルシクロヘキシル)メチル基、炭素数16〜23の(4−(4−アルキルシクロヘキシル)フェニル)メチル基又は炭素数16〜23の(4−(4−アルキルシクロヘキシル)シクロヘキシル)メチル基を示し、
    Xは、炭素数1〜4のアルコキシ基又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、
    環Arは、置換基として、炭素数1〜4のアルキル基及び/又は炭素数1〜4のアルコキ
    シ基を有していてもよい1,4−フェニレンまたは、置換基として、炭素数1〜4のアルキル基及び/又は炭素数1〜4のアルコキシ基を有していてもよい1,4−ナフチレン
    環を示し、nはを示す。複数の環Arは同一であっても異なっていてもよい。
    但し、「Rと結合する環Arが1,4-フェニレン基であって、かつ、Rが下記構造
    式(II)で示される場合」を除く。
    Figure 0005453805
    (式(II)中、Rはアルキル基を示し、環A及び環Aはそれぞれ独立して、1,
    4−フェニレン基、または(トランス)−シクロヘキサン−1,4−ジイル基を示し、Lは、環状構造及びアゾ結合を含まない二価の連結基を示す。))
  2. Xが炭素数1〜3のアルコキシ基または炭素数1〜3のアルキル基である、請求項1に記載のアゾ系二色性色素。
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