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JP5447570B2 - 空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ側壁に光輝性材料により装飾された装飾部を設けた空気入りタイヤ及びそれを製造する方法に関し、更に詳しくは、光輝性材料の脱落を防止し、光輝性材料に基づく視認性やファッション性を長期にわたって維持することを可能にした空気入りタイヤ及びその製造方法に関する。
空気入りタイヤにおいて、視認性やファッション性を向上する目的で、タイヤの外表面(例えば、サイドウォール部)を塗料や着色剤等で被覆すること(例えば、特許文献1〜2参照)や、蛍光体や群青等を配合したゴム組成物でタイヤのサイドウォール部等を形成すること(例えば、特許文献3〜5参照)が提案されている。
しかしながら、タイヤの外表面に単に塗料や着色剤等を塗布する方法では、タイヤが縁石等の異物と接触した際に、着色部分に擦傷が形成されたり、着色部分が脱落したりするという問題がある。
一方、タイヤを構成するゴム組成物に蛍光体や群青等を配合する方法では、ゴム組成物に配合されたカーボンブラック等の他の添加物の存在により、視認性やファッション性の改善効果が必ずしも十分ではないという問題がある。
実開平7−37713号公報 特表2004−526814号公報 特開2000−185528号公報 特開2008−174639号公報 特表2009−538768号公報
本発明の目的は、タイヤ側壁に光輝性材料により装飾された装飾部を設けるに際し、光輝性材料の脱落を防止し、光輝性材料に基づく視認性やファッション性を長期にわたって維持することを可能にした空気入りタイヤ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、タイヤ側壁に長径が50μm〜1500μmである薄板状又は鱗片状の小片からなる光輝性材料により装飾された装飾部を設けた空気入りタイヤであって、前記装飾部に少なくとも1つの凹部を形成し、該凹部内に前記光輝性材料を付着させると共に、
前記凹部がタイヤ表面に対して平行な底面と該タイヤ表面の法線方向に対して傾斜して前記底面の外縁に繋がる傾斜面とを有し、前記凹部の傾斜面の幅に対する前記光輝性材料の長径の比が0.3〜0.95であり、或いは、
前記凹部がタイヤ表面に対して平行な底面と該タイヤ表面の法線方向に対して傾斜して前記底面の外縁に繋がる傾斜面とを有し、前記凹部の底面の幅に対する前記光輝性材料の長径の比が0.3〜0.95であり、或いは、
前記凹部の最深部よりも上側の位置に該凹部内に突出する小突起を設けたことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤの製造方法は、上記空気入りタイヤを製造する方法であって、前記タイヤ側壁に前記凹部を有する装飾部を設けた空気入りタイヤを加硫し、前記凹部を有する装飾部に対して前記光輝性材料を付着させることを特徴とするものである。
本発明では、タイヤ側壁に光輝性材料により装飾された装飾部を設けるにあたって、その装飾部に少なくとも1つの凹部を形成し、該凹部内に光輝性材料を付着させるので、タイヤが縁石等の異物と接触した場合等において、光輝性材料の脱落を防止することができる。また、光輝性材料を凹部内に付着させるので、光輝性材料の耐擦傷性や耐候性も改善することができる。そのため、光輝性材料に基づく視認性やファッション性を長期にわたって維持することができる。しかも、凹部は平面に比べて表面積が大きく、より多くの光輝性材料を付着させることが可能になり、かつ光輝性材料の向きが多様化されるので、光輝性材料に基づく視認性やファッション性が一段と高くなるという副次的な効果を得ることができる。
本発明において、凹部は溝やディンプルから構成することが可能であるが、特に溝である場合、光輝性材料を凹部内に簡単かつ綺麗に付着させることができる。いずれの場合も、凹部の深さは0.2mm以上2mm以下であることが好ましい。これにより、光輝性材料の脱落防止効果と視認性やファッション性とを両立することができる。
凹部はタイヤ表面に対して平行な底面と該タイヤ表面の法線方向に対して傾斜して前記底面の外縁に繋がる傾斜面とを有し、凹部の傾斜面の幅に対する光輝性材料の長径の比が0.3〜0.95であることが好ましい。また、凹部はタイヤ表面に対して平行な底面と該タイヤ表面の法線方向に対して傾斜して前記底面の外縁に繋がる傾斜面とを有し、凹部の底面の幅に対する光輝性材料の長径の比が0.3〜0.95であることが好ましい。これにより、光輝性材料の脱落防止効果と視認性やファッション性とを両立することができる。
また、凹部の最深部よりも上側の位置には該凹部内に突出する小突起を設けることが好ましい。これにより、光輝性材料の脱落防止効果を更に高めることができる。
上述した空気入りタイヤを製造する場合、タイヤ側壁に凹部を有する装飾部を設けた空気入りタイヤを加硫し、凹部を有する装飾部に対して光輝性材料を付着させるようにすれば良い。特に、凹部を有する装飾部に対して光輝性材料を接着剤を用いて接着することが好ましい。
このような空気入りタイヤの製造方法において、凹部を有する装飾部に対して光輝性材料を付着させた後、光輝性材料を剛体により装飾部に対して圧着することが好ましい。これにより、光輝性材料の付着状態を良化することができる。
また、上記空気入りタイヤの製造方法において、凹部を有する装飾部に対して光輝性材料を付着させた後、装飾部に対してバフ処理を施し、装飾部の凹部から外れた部位に付着した光輝性材料を除去することが好ましい。装飾部の凹部から外れた部位に付着した光輝性材料は離脱し易いので、これを事前に除去することで光輝性材料を長期間にわたって安定した状態で保持することができる。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの要部を示す斜視断面図である。 本発明の空気入りタイヤにおける装飾部の一例を示す斜視断面図である。 本発明の空気入りタイヤにおける装飾部の変形例を示す斜視断面図である。 本発明の空気入りタイヤにおける装飾部の他の変形例を示す斜視断面図である。 本発明の空気入りタイヤにおける装飾部の寸法関係を示す断面図である。 本発明の空気入りタイヤの装飾部に形成された凹部と該凹部内に形成された小突起の一例を示す断面図である。 本発明の空気入りタイヤの装飾部に形成された凹部と該凹部内に形成された小突起の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤは、トレッド部1と、該トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側に巻き上げられている。一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層6が埋設されている。
上記空気入りタイヤにおいて、タイヤ側壁(サイドウォール部2又はビード部3の外表面)10には、視認性やファッション性を向上する目的で、タイヤ周方向の延びる帯状の装飾部11が形成されている。装飾部11は、文字、数字、記号、図形等から構成される標章12を含むものであっても良く、或いは、標章12を含まない単なる模様であっても良い。装飾部11には複数の凹部13が形成され、その凹部13内に光輝性材料20が付着している。
図2〜図4はそれぞれ本発明の空気入りタイヤにおける装飾部を示すものである。図2において、装飾部11にはタイヤ表面から突出する複数本の突条(リッジ)14が互いに平行に延長するように形成され、それら突条14の相互間に溝からなる凹部13が形成されている。ここでは、タイヤ表面から突出する突条14の相互間に溝からなる凹部13を形成しているが、タイヤ表面から窪んだ溝からなる複数本の凹部13を互いに平行に延長するように形成し、それら凹部13の相互間に突条14を残存させるようにしても良い。突条14の横断面形状は台形をなし、溝からなる凹部13の横断面形状は逆台形をなしている。そして、溝からなる凹部13内に光輝性材料20が付着している。また、図3に示すように、突条14の横断面形状を三角形とし、溝からなる凹部13の横断面形状を逆三角形としても良い。
図4において、装飾部11にはタイヤ表面から突出する格子状突起15が形成され、その格子状突起15の間にディンプルからなる凹部13が形成されている。ここでは、タイヤ表面から突出する格子状突起15の間にディンプルからなる凹部13を形成しているが、タイヤ表面から窪んだディンプルからなる複数の凹部13を形成し、それら凹部13の相互間に格子状突起15を残存させるようにしても良い。格子状突起15は格子部分の横断面形状が台形をなし、ディンプルからなる凹部13は横断面形状が逆台形をなしている。そして、ディンプルからなる凹部13内に光輝性材料20が付着している。
本発明において、光輝性材料20としては、長径が50μm〜1500μmである薄板状又は鱗片状の小片を用いることが必要である。このような小片はタイヤの転動によるタイヤ表面の変形に追従し易いためタイヤから脱落し難い。具体的な材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミニウム、マイカ、タルク等を挙げることができる。これら材料は光輝性が高いものである。
上述した空気入りタイヤでは、タイヤ側壁10に光輝性材料20により装飾された装飾部11を設けるにあたって、その装飾部11に複数の凹部13を形成し、これら凹部13内に光輝性材料20を付着させるので、タイヤが縁石等の異物と接触した場合等において、光輝性材料20の脱落を防止することができる。また、光輝性材料20を凹部13内に付着させるので、光輝性材料20の耐擦傷性や耐候性も改善することができる。そのため、光輝性材料20に基づく視認性やファッション性を長期にわたって維持することができる。しかも、凹部13は平面に比べて表面積が大きくなるため、より多くの光輝性材料20を付着させることができる。更に、光輝性材料20は凹部13の内面の傾斜方向に応じて種々の方向を向き、立体感のある輝きを呈するようになるので、光輝性材料20に基づく視認性やファッション性が一段と高くなる。
図5は本発明の空気入りタイヤにおける装飾部の寸法関係を示すものである。凹部13の深さDは0.2mm以上2mm以下であると良く、特に乗用車用空気入りタイヤでは0.2mm以上1.5mm以下であると良い。これにより、光輝性材料20の脱落防止効果と視認性やファッション性とを両立することができる。凹部13の深さDが下限値を下回ると光輝性材料20の脱落防止効果が低下し、逆に上限値を超えると光輝性材料20が埋没して視認性が低下する。また、突条14を設けた場合、凹部13の深さDが上限値を超えると突条14が千切れ易くなるという問題もある。
凹部13のピッチPは3mm以下であると良く、特に乗用車用空気入りタイヤでは2.0mm以下であると良い。これにより、光輝性材料20の脱落防止効果を適正化することができる。凹部13のピッチPが上限値を超えると光輝性材料20の脱落防止効果が低下する。
凹部13がタイヤ表面Sの法線方向に対して傾斜する傾斜面13aを有する場合、凹部13の傾斜面13aの幅Bに対する光輝性材料20の長径Aの比(A/B)は0.3〜0.95の範囲にあると良い。また、凹部13がタイヤ表面Sに対して平行な底面13bを有する場合、凹部13の底面13bの幅Cに対する光輝性材料20の長径Aの比(A/C)が0.3〜0.95の範囲にあると良い。これにより、光輝性材料20の脱落防止効果と視認性やファッション性とを両立することができる。比(A/B)又は比(A/C)が0.3未満であると光輝性材料20が小さ過ぎて視認性が低下し、逆に0.95を超えると光輝性材料20が凹部13の底側に入り難くなるため光輝性材料20の脱落防止効果が低下する。
図6及び図7はそれぞれ本発明の空気入りタイヤの装飾部に形成された凹部と該凹部内に形成された小突起を示すものである。図6及び図7において、凹部13の最深部よりも上側の位置には該凹部13内に突出する小突起16が形成されている。小突起16は、その断面形状が特に限定されるものではなく、タイヤ表面に沿って連続的に延在するものであっても良く、或いは、タイヤ表面に沿って断続的に延在するものであっても良い。
このような小突起16を凹部13内に形成した場合、図6及び図7に示すように、凹部13の底側に付着した光輝性材料20が小突起16により係止されるので、光輝性材料20の脱落防止効果を更に高めることができる。勿論、細かい砂利等による擦傷や雨風による剥離を効果的に防止することができる。なお、凹部13の内面からの小突起16の突出高さは1.5mm以下であると良い。小突起16の突出高さが大き過ぎると光輝性材料20の光輝効果が遮られることになる。
上述した空気入りタイヤを製造する場合、タイヤ側壁10に凹部13を有する装飾部11を設けた空気入りタイヤを加硫した後、凹部13を有する装飾部11に対して光輝性材料20を付着させる。これにより、上述した空気入りタイヤを得ることができる。
このような空気入りタイヤの製造方法において、凹部13を有する装飾部11に対して光輝性材料20を付着させた後、光輝性材料20を剛体により装飾部11に対して圧着すると良い。これにより、光輝性材料20の付着状態を良化することができる。なお、剛体は凹部13の内面に対して密着するように凹部13の内面形状と整合した形状を有するものを使用すると良い。例えば、図2や図3のような溝からなる凹部13の場合、その溝に整合する円盤状のローラ等を使用すれば、圧着作業を簡単に行うことができる。
また、上記空気入りタイヤの製造方法において、凹部13を有する装飾部11に対して光輝性材料20を付着させた後、装飾部11に対してバフ処理を施し、装飾部11の凹部13から外れた部位に付着した光輝性材料20を除去すると良い。つまり、凹部13を有する装飾部11に対して光輝性材料20を付着させると、装飾部11の凹部13から外れた部位にも光輝性材料20が付着することになる。このように過剰に付着した光輝性材料20は許容されるものである。しかしながら、装飾部11の凹部13から外れた部位に付着した光輝性材料20は離脱し易いので、これを事前に除去することで光輝性材料20を長期間にわたって安定した状態で保持することが可能になる。また、装飾部11の凹部13から外れた部位に付着した光輝性材料20を除去した場合、装飾部11の見栄えも良化する。
本発明においては、光輝性材料20を凹部13内に付着させることが必要であるが、より具体的には、光輝性材料20を凹部13内に接着することが望ましい。例えば、光輝性材料20を接着性を有する液状又はジェル状の接着剤中に混合し、凹部13を有する装飾部11に対して光輝性材料20を含む接着剤を塗布することができる。或いは、凹部13を有する装飾部11に対して事前に接着剤を塗布し、その接着剤の層上に光輝性材料20を付着させることも可能である。
タイヤサイズが195/65R15であり、タイヤ側壁に装飾部を設けた空気入りタイヤにおいて、図2のように装飾部に溝からなる複数本の凹部を互いに平行に延在するように形成し、これら凹部内に光輝性材料を接着し、凹部の深さD、凹部のピッチP、凹部の傾斜面の幅Bに対する光輝性材料の長径Aの比(A/B)、凹部の底面の幅Cに対する光輝性材料の長径Aの比(A/C)、凹部内の小突起の有無を表1のように設定した実施例1〜6のタイヤを製作した。また、装飾部に凹部を形成せずに平坦な装飾部に対して光輝性材料を接着剤により接着したこと以外は実施例1〜6と同様の構造を有する比較例1のタイヤを用意した。
光輝性材料としては、ポリエチレンテレフタレートからなる鱗片状の小片を使用し、その寸法は凹部の寸法に応じて適宜選択した。
これら試験タイヤについて、下記の評価方法により、装飾部に関する外観を評価し、その結果を表1に併せて示した。
外観:
各試験タイヤを試験車両に装着し、走行前のタイヤ表面の外観をそれぞれ10人のパネラーが目視により以下の基準で判定した。また、3ヶ月間のロードテストを実施し、走行後のタイヤ表面の外観を同様に判定した。評価結果は、以下の基準に基づく評価値の総和を求め、その値が36〜40の範囲内にある場合をAとし、その値が26〜35の範囲内にある場合をBとし、その値が16〜25の範囲内にある場合をCとし、その値が10〜15の範囲内にある場合をDとした。
〔判定基準〕
4:キラキラ感を強く感じる。
3:キラキラ感を感じる。
2:僅かなキラキラ感を感じる。
1:キラキラ感を殆ど感じない。
Figure 0005447570
表1から判るように、実施例1〜6のタイヤは、装飾部に複数の凹部を形成し、これら凹部内に光輝性材料を付着させているので、走行後における光輝性材料の脱落が少なく、比較例1に比べて走行後の外観が良好であった。また、実施例1〜6のタイヤは比較例1に比べて走行前の外観も良好であった。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
10 タイヤ側壁
11 装飾部
12 標章
13 凹部
13a 傾斜面
13b 底面
14 突条
15 格子状突起
16 小突起
20 光輝性材料

Claims (10)

  1. タイヤ側壁に長径が50μm〜1500μmである薄板状又は鱗片状の小片からなる光輝性材料により装飾された装飾部を設けた空気入りタイヤであって、前記装飾部に少なくとも1つの凹部を形成し、該凹部内に前記光輝性材料を付着させると共に、前記凹部がタイヤ表面に対して平行な底面と該タイヤ表面の法線方向に対して傾斜して前記底面の外縁に繋がる傾斜面とを有し、前記凹部の傾斜面の幅に対する前記光輝性材料の長径の比が0.3〜0.95であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ側壁に長径が50μm〜1500μmである薄板状又は鱗片状の小片からなる光輝性材料により装飾された装飾部を設けた空気入りタイヤであって、前記装飾部に少なくとも1つの凹部を形成し、該凹部内に前記光輝性材料を付着させると共に、前記凹部がタイヤ表面に対して平行な底面と該タイヤ表面の法線方向に対して傾斜して前記底面の外縁に繋がる傾斜面とを有し、前記凹部の底面の幅に対する前記光輝性材料の長径の比が0.3〜0.95であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. タイヤ側壁に長径が50μm〜1500μmである薄板状又は鱗片状の小片からなる光輝性材料により装飾された装飾部を設けた空気入りタイヤであって、前記装飾部に少なくとも1つの凹部を形成し、該凹部内に前記光輝性材料を付着させると共に、前記凹部の最深部よりも上側の位置に該凹部内に突出する小突起を設けたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 前記凹部が溝であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記凹部がディンプルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記凹部の深さが0.2mm以上2mm以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記光輝性材料がポリエチレンテレフタレート、アルミニウム、マイカ又はタルクから構成されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の空気入りタイヤを製造する方法であって、前記タイヤ側壁に前記凹部を有する装飾部を設けた空気入りタイヤを加硫し、前記凹部を有する装飾部に対して前記光輝性材料を付着させることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  9. 前記凹部を有する装飾部に対して前記光輝性材料を付着させた後、前記光輝性材料を剛体により前記装飾部に対して圧着することを特徴とする請求項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  10. 前記凹部を有する装飾部に対して前記光輝性材料を付着させた後、前記装飾部に対してバフ処理を施し、前記装飾部の前記凹部から外れた部位に付着した光輝性材料を除去することを特徴とする請求項又はに記載の空気入りタイヤの製造方法。
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