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JP5441558B2 - 引戸用指挟み防止具 - Google Patents

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JP5441558B2
JP5441558B2 JP2009188481A JP2009188481A JP5441558B2 JP 5441558 B2 JP5441558 B2 JP 5441558B2 JP 2009188481 A JP2009188481 A JP 2009188481A JP 2009188481 A JP2009188481 A JP 2009188481A JP 5441558 B2 JP5441558 B2 JP 5441558B2
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保 大塚
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株式会社川口技研
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Description

本発明は、引手によって開閉する引戸に取り付けられ、引手で引戸を開く際に手指が、隣り合って重なる壁又は引戸との間に挟まれるのを防止することができる引戸用指挟み防止具に関するものである。
従来より、引戸用指挟み防止具として特許4246137号発明のように、プロテクタ30(本発明ではストッパーに相当)が引手に単に回動可能に取り付けられているものは提案されている。この従来例においては、使用状態にするには、プロテクタ本体30Bの枢支部42より下部(突出する側と反対側の部分)にある指当て30f1に指を当てながら押し込んで揺動して水平状態にし、収納状態にするには、プロテクタ本体30Bの下面を押し上げて垂直状態にするものである。
特許4246137号公報
上記従来例においては、図4に示されるように、プロテクタ本体30Bは、小凹部44Rが引き手10の小突起44Pに係合して垂直状態(収納状態)に保持されるようになっているが、係合する力を大きくすると、プロテクタ本体30Bを回転して垂直状態(収納状態)と水平状態(使用状態)に移行操作する時に大きな力を必要とし、操作性が悪くなり、逆に係合する力を小さくすると、プロテクタ本体30Bが垂直状態(収納状態)で、引き戸50を勢いよく開放した際に、その衝撃で垂直状態(収納状態)に保持されたプロテクタ本体30Bが前方に回転してしまうことがあり、そうなるとプロテクタ本体30Bの先端が隣り合って重なる壁又は引戸の表面に当接して、その状態で引き戸50を閉鎖しようとした場合に、プロテクタ本体30Bが壊れたり、隣り合って重なる壁又は引戸を傷つけたりしてしまうという問題がある。また、プロテクタ本体30Bを何度も回転すれば、当然係合部分は摩滅し、係合する力は小さくなってしまうという問題もある。
さらに、図5に示されるように、プロテクタ本体30Bの枢支部42の突出する側と反対側の部分が、収納状態を使用状態にする操作部となる指当て30f1になっており、また引き手10のストッパ44Sに当接して、プロテクタ本体30Bが前方に突出して使用状態となる構造なので、プロテクタ本体30Bは、使用状態において引き手10の後方部分が突出することになり引き手10の厚さが厚くなってしまい、薄い引戸には取付ができない場合があるという問題がある。
本発明は、操作性を損なうことなく、引き戸を勢いよく開放してもストッパー(従来例のプロテクタ本体30Bに相当)が、収納状態を確実に維持することができ、なおかつ厚さを薄くすることが可能である引戸用指挟み防止具を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、引手によって開閉する引戸に取り付けられる引戸用指挟み防止具において、ストッパーを、引手又はケースの下部に軸によって摺動可能かつ回動可能に取り付けて、引手又はケース表面から突出した使用状態と略垂直状態となる収納状態に変更可能になるように構成し、ストッパーは、収納状態における上部に操作部を設けると共に、下部に軸が挿通される軸孔を設けて成り、軸孔は、下部の略円形状の回動孔と上部の非円形状の係止孔を連続して設けた形状と成すと共に、軸は断面非円形状と成し、ストッパーが収納状態にある時、軸が軸孔の係止孔に係合して、ストッパーは回動不能であると共に、ストッパーを収納状態から上方に摺動した時、軸が係止孔から外れてストッパーは回動可能となるように構成し、ストッパーは、操作部により収納状態から上方に摺動して前方に回動することによって、その基部を引手又はケースの開口部の下部に当接させて、引手又はケース表面から突出した使用状態に変更すると共に、操作部により使用状態から後方に回動して下方に摺動することによって、略垂直状態の収納状態に変更することができるように構成したことを特徴とする引戸用指挟み防止具である。
本発明は、ストッパーを収納状態から上方に摺動してから前方に回動するという操作によって、引手又はケース表面から突出した使用状態に変更することができるように構成したので、操作性を損なうことなく、引戸を勢いよく開放してもストッパーが、収納状態を確実に維持することができ、容易に収納状態から回動することがなく、ストッパーが壊れたり、隣り合って重なる壁又は引戸を傷つけたりしてしまうことがないという効果がある。
また、ストッパーを、収納状態における上部に設けた操作部によって収納状態から上方に摺動して前方に回動して使用状態にすることができるので、ストッパーの軸孔より後ろの部分を後方に大きく突出させる必要がないので、全体の厚さを薄くすることが可能で、薄い引戸にも取付ができるという効果もある。
引戸に、本発明を取り付けた状態の正面図。 図1の要部拡大図。 図2のA−A線断面図。 本発明の分解斜視図。 ストッパーの拡大図。 本発明の収納状態を示す要部の拡大断面図。 本発明のストッパーを上方へ摺動した状態を示す要部の拡大断面図。 本発明の使用状態を示す要部の拡大断面図。
ストッパー7は、引手1に軸8で摺動可能かつ回動可能に取り付けられており、引手1は、引手本体2と蓋板3とから成り、ねじ12・13で一体化されるようになっている。
引手本体2は、縦長方形状の表面板16の開口部裏面周縁に沿って立上部17を立設してある。立上部17には、下部側板に相対向するするように略小判形貫通孔の軸受孔18・18を設けてある。
ストッパー7は、垂直状態の収納状態において縦長で、下部に左右方向に貫通する軸孔19を設け、上端部の前面側に突出した操作部22を設けてある。軸孔19は、下部の円形状の回動孔20と上部の略小判形状の係止孔21を連続して設けた形状になっている。
軸8は、断面略小判形状の棒状部25の一端部に円形の鍔部26を設けてあり、棒状部25の一部が軸孔19の係止孔21に係合している状態においては、ストッパー7は回動不能で垂直状態(図3及び図6参照)になっており、棒状部25の一部が軸孔19の係止孔21から外れて回動孔20に軸8の棒状部25の全部が位置している状態においては、ストッパー7は回動可能な状態(図7及び図8参照)である。
そして、ストッパー7を引手1の下部に挿入し、軸8を、鍔部26の反対側から一方の軸受孔18、軸孔19及び他方の軸受孔18に挿通して端部をEリング9で止める。これによりストッパー7は、引手1に摺動可能かつ回動可能に取り付けられる。
ストッパー7が取り付けられた引手1の反対側の引手4は、引手1と同様に、引手本体5と蓋板6とから成り、ねじ14・15で一体化されるようになっており、引手本体5には、上下部に取付脚23・24を設けてあり、ストッパー7は取り付けられていない。引戸Tを挟んで表裏面から、ストッパー7が取り付けられた引手1と引手4を配設し、引手1側から取付ねじ10・11を引手4の取付脚23・24に螺合し取り付ける。
動作について説明する。
ストッパー7が、垂直状態で軸8の棒状部25の一部が軸孔19の係止孔21に係合している状態において(図3及び図6参照)は、引戸Tは完全に開くことができ、隣り合う壁Kに完全に重なるようになるが、大きな荷物を運ぶ時等、開口を広くしたい時に便利である。
この状態から操作部22でストッパー7を上方へ摺動すると、軸8の棒状部25が軸孔19の係止孔21から外れて回動孔20にその全部が位置し、前方へ回動可能な状態(図7参照)となる。さらにこの状態からストッパー7を前方へ回動すると、ストッパー7の基部が引手1の開口下部に当接して、ストッパー7がやや斜め下向き状態になり、引手1から突出している状態(図8参照)となる。この状態が通常の使用状態であり、引戸Tを開くと、ストッパー7の突出した側面が隣り合う壁Kの側面に当接し、引戸Tは完全に開くことがなく隣り合う壁Kに重ならないので引手1にかけた手指を挟むことがない。
使用状態から、ストッパー7を後方へ回動し下方に摺動すると、ストッパー7は、垂直状態で軸8の棒状部25の一部が軸孔19の係止孔21に係合している収納状態(図3及び図6参照)となる。
また、本発明の引戸用指挟み防止具は、本実施例のように引手1にストッパー7を取り付けて引手1と兼用するのではなく、引手1とは別に引手1と同様な箱状体のケースにストッパー7を取り付けるようにしてもよい。
1 引手
7 ストッパー
8 軸
19 軸孔
20 回動孔
21 係止孔
T 引戸

Claims (1)

  1. 引手によって開閉する引戸に取り付けられる引戸用指挟み防止具において、ストッパーを、引手又はケースの下部に軸によって摺動可能かつ回動可能に取り付けて、引手又はケース表面から突出した使用状態と略垂直状態となる収納状態に変更可能になるように構成し、ストッパーは、収納状態における上部に操作部を設けると共に、下部に軸が挿通される軸孔を設けて成り、軸孔は、下部の略円形状の回動孔と上部の非円形状の係止孔を連続して設けた形状と成すと共に、軸は断面非円形状と成し、ストッパーが収納状態にある時、軸が軸孔の係止孔に係合して、ストッパーは回動不能であると共に、ストッパーを収納状態から上方に摺動した時、軸が係止孔から外れてストッパーは回動可能となるように構成し、ストッパーは、操作部により収納状態から上方に摺動して前方に回動することによって、その基部を引手又はケースの開口部の下部に当接させて、引手又はケース表面から突出した使用状態に変更すると共に、操作部により使用状態から後方に回動して下方に摺動することによって、略垂直状態の収納状態に変更することができるように構成したことを特徴とする引戸用指挟み防止具。
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