JP5441473B2 - 曲げ加工性および打抜き加工性に優れた鋼板 - Google Patents
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Description
本発明はこのような現状に鑑み、打抜き性、曲げ加工性が良好な厚物の素材鋼板であって、打抜き後に調質熱処理を施して高硬度化させたときに良好な靱性および疲労特性を呈するようになる性質を備えた鋼板を提供することを目的とする。
ΔH20≧50 …(1)
20≦ΔH100≦100 …(2)
ΔH500≦20 …(3)
本発明の鋼板において表層部に軟化層を形成させることによる効果をまとめると以下のようになる。
[1]曲げ加工性の向上
表層部の軟化層が、曲げ変形による微小亀裂の発生および伝播を遅らせるので、鋼帯製造プロセスの通板時(例えば酸洗工程などでの屈曲)において鋼帯が破断する危険性を低減できる。また、部品に加工するときの曲げ加工部において亀裂が発生しにくい。このため、より厳しい曲げ加工を施すことができる。
プレス打抜き時に、表層部の軟化層がせん断面側に流動することにより、せん断面の面積率が増大する(破断面の面積率が減少する)。破断面には微小クラック等の欠陥が多く存在しており、破断面の面積率が減少すれば調質熱処理後の靱性、疲労特性の向上につながる。
表層部に軟化層が存在すると、打抜き時に金型が鋼板に接触するときの衝撃力が低下し、金型先端の損傷が軽減される。また、表層部の軟化層は内部の金属組織と比べて炭化物粒子が少ないので、打抜き時に表層部の軟化層がせん断面側に流動することによってせん断過程でのポンチとダイスの摩耗が軽減される。これらの作用により金型寿命が向上する。
疲労特性を向上させるためには鋼材の高硬度化が有利であり、表層部の軟化層は基本的には疲労特性にとってマイナス要因となる。しかし、厚物の鋼板を打ち抜いて製造される機械部品では、打抜き端面において表層部の軟化層が露出するのはダレとカエリの部分のみであり、この部分は面取り加工が施された上で使用されることが多い。チェーンのリンクプレートの場合、疲労破壊を起こすのはピン穴であり、ピン穴は打抜き後に面取り加工されるので、表層部の軟化層は疲労破壊の起点になりにくい。すなわち、表層部の軟化層に起因する疲労特性の低下は回避される。一方、打抜き端面において「無手入れ」のままとなっている部分(面取り以外の部分)は、前述のように破断面の面積率が減少することによって疲労特性が向上している。したがって、結果的に使用時において優れた疲労特性を享受することができる。
〔板厚中央部の硬さ(内部硬さ)HM〕
板厚中央部の硬さHMが低いと、打抜き端面におけるダレ、カエリ、わん曲が大きくなり、打抜き品の寸法精度が確保できなくなる場合もある。種々検討の結果、本発明では板厚中央部の硬さHMを180HV以上とする必要がある。ただし、350HVを超えると、打抜き金型への負荷が大きくなり金型寿命の低下を招く要因となる。したがって、本発明の鋼板は、板厚中央部の硬さが180〜350HVであるものを対象とする。200〜330HVであることがより好ましい。ここで、HMは、鋼板の板厚方向に平行な断面における、厚さ中央部における硬さ(HV0.05)を意味する。
ΔH20=HM−H20(HV); 板厚中央部と、表面から非常に浅い位置(20μm深さ)の硬度差を表すΔH20は、できるだけ大きい方が望ましい。ΔH20が大きくなるほど、切り欠き感受性が低下し、厳しい曲げ加工がしやすくなる。また、金型の損傷が軽減され、金型寿命の向上につながる。種々検討の結果、ΔH20が50未満だと打抜き端面に破断面が多くなり、疲労特性の向上効果を安定して得ることが難しくなる。したがって、本発明では下記(1)式を満たすことを要件とする。
ΔH20≧50 …(1)
20≦ΔH100≦100 …(2)
ΔH500≦20 …(3)
以下、鋼の化学組成における「%」は特に断らない限り「質量%」を意味する。
Cは、鋼の硬さを確保するために必要な元素であり、本発明では0.25%以上のC含有量が必要である。ただし、C含有量が多くなると靱性低下を招きやすくなる。したがってC含有量は0.25〜0.6%に規定される。
本発明では、板厚3.5〜15mmの厚物の鋼板を対象とする。このような厚物の鋼板は、熱延鋼板(未焼鈍材、焼鈍材の両方を含む)として提供される。熱延鋼板においては、表面から非常に浅い表層部のみを脱炭により軟質化させることによって、上述の諸特性の大きな改善効果を得ることができる。ただし、板厚が15mmを超えると、一般的な大量生産ラインを通板させることが困難になる場合がある。
鋼帯の圧延方向および板厚方向に平行な断面(L断面)について、板厚中央位置で無作為に3箇所の測定点を選択し、各測定点での硬さをHV0.05にて測定し、その平均値を当該鋼帯の内部硬さHM(HV)とした。HMが180〜350HVであるものを内部硬さ良好(○評価)、それ以外を内部硬さ不良(×評価)と判定した。
上記L断面について、表面から20μm深さ位置で無作為に3箇所の測定点を選択し、各測定点での硬さをHV0.05にて測定し、その平均値を当該鋼帯の20μm深さ位置の硬さH20(HV)とした。同様に、当該鋼帯の100μm深さ位置の硬さH100(HV)、500μm深さ位置の硬さH500(HV)を求めた。そして、ΔH20=HM−H20、ΔH100=HM−H100、ΔH500=HM−H500を算出した。ΔH20、ΔH100およびΔH500について、それぞれ前記(1)式、(2)式および(3)式を満たすものを合格、それ以外を不合格と判定した。
Vブロックによる90°突き曲げ試験を行った。試料は曲げ軸(試料の幅方向)が圧延方向となるようにした。ポンチ先端半径は4.0mmとした。曲げ加工部でクラックや欠陥が発生しなかったものを曲げ加工性良好(○評価)、それ以外を曲げ加工性不良(×評価)と判定した。
クリアランス10%にて図3に示す寸法形状のリンクプレートを模擬した小判型の部品を打ち抜いた。この部品を図3のAの方向から見た場合の、ピッチ間距離40mmの部分に生じているわん曲量(カエリの部分を除く;図4参照)を測定した。このわん曲量が40μm以下であれば、リンクプレートとして十分に実用に供することが可能であると判断されることから、わん曲量が40μm以下のものを打抜きわん曲量良好(○評価)、それ以外を打抜きわん曲量不良(×評価)と判定した。
本発明例のものは、熱延ラインのランアウトテーブル上での冷却が過剰にならないように調整して巻取温度を高くすることにより表面脱炭を十分に進行させ、熱延ままの状態でΔH20、ΔH100、ΔH500が本発明規定範囲となるようにコントロールしたものである。これらはいずれも曲げ加工性および打抜きわん曲量が良好であった。
比較例G1(表2−2)はC含有量が少ないため内部硬さが低くなり、打抜きわん曲量が大きくなった。
比較例K1、M1、P1(表2−2)はそれぞれMn、Si、Cを過剰に含有するため、内部硬さが硬く、曲げ加工性に劣った。比較例I1、L1、N1、O1(表2−2)はそれぞれMo、Ti、Nb、Crを過剰に含有するため、それらの元素の微細炭化物が多い組織状態となっており、当該炭化物が亀裂伝播を助長する要因となり、曲げ加工性に劣った。
〔焼入れ焼戻し条件〕
焼入れ; 880℃×20min保持後、60℃の油浴中に浸漬する方法にて急冷。
焼戻し; 内部硬さが450HV±25HVの範囲となるように組成に応じて200〜550℃の温度範囲で60min保持後、空冷。
得られた焼入れ焼戻し材について、前述の方法で内部硬さを測定した。また以下の方法で衝撃値および疲労特性を調べた。
2mmUノッチシャルピー衝撃試験片を作製し、これをドライアイスとエタノールで0℃に調整した液中に15min浸漬したのち取り出して、直ちにシャルピー衝撃試験に供した。ノッチの方向(ハンマーの運動方向)が圧延方向と一致するようにした。衝撃値が75J/cm2以上となるものを合格と判定した。
図6に示す形状の平面曲げ疲労試験片を切り出し、その中央部の片側表面に深さ100μmの打撃痕を形成した。試験片の長手方向が圧延方向に一致するようにした。図7に打撃痕の外観写真および断面形状を示す。打撃痕を形成した試験片を平面曲げ疲労試験機にセットし、最大曲げ応力700MPaの両振りで試験数n=10の疲労試験を行い、試験片10本のうち5本以上が106サイクルで破断しなかったものを疲労特性良好(○評価)、それ以外を疲労特性不良(×評価)と判定した。
これらの結果を表2−1、表2−2中に示す。
これに対し、Vを含有しない比較例H1、およびMn+Cr含有量が不足する比較例J1は、本発明例のものと比べ、調質熱処理後の衝撃値(靭性)および疲労特性に劣った。C含有量の少ない比較例G1は、焼入れ焼戻し後の内部硬さも低くなり、疲労特性に劣った。さらに焼戻し温度が低すぎたため衝撃値(靭性)にも劣った。
焼鈍条件a; 710℃×18h保持→炉冷
焼鈍条件b; 750℃×4h保持→冷却速度10℃/hで690℃まで徐冷→その後、炉冷
製造条件および特性を表3−1、表3−2に示す。なお、表3−1中には、表2−1に記載したC1、E1、F1(熱延後、焼鈍していないもの)のデータを再掲してある。
得られた焼入れ焼戻し材について、前述の方法で内部硬さを測定した。また実施例2と同様の方法で衝撃値および疲労特性を調べた。
これらの結果を表3−1、表3−2中に示す。
これに対し、比較例I2−4(表3−2)はMoを過剰に含有するため、また比較例C3−4(表3−1)、I1−3、K1−3、L1−3、M1−3、N1−3、O1−3、P1−3は調質熱処理前のΔH500が過大であるため、いずれも疲労特性に劣った。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.25〜0.6%、Si:2%以下、Mn:0.70%以上2%以下、Cr:0.61%以上2%以下、P:0.02%以下、S:0.02%以下、V:0.05〜0.5%、残部Feおよび不可避的不純物、Mn+Cr:1.5%以上である化学組成を有する板厚3.5〜15mmの鋼板であって、板厚中央部の硬さ(内部硬さ)HMが180〜350HVであり、表面から20μm深さ、100μm深さおよび500μm深さ位置の表層部硬さ(HV)をそれぞれH20、H100およびH500とするとき、板厚中央部の硬さと前記各深さ位置での表層部硬さとの差ΔH20=HM−H20、ΔH100=HM−H100およびΔH500=HM−H500が下記(1)〜(3)式を満たすように表層部に軟化層を有する、曲げ加工性および打抜き加工性に優れた鋼板。
ΔH20≧50 …(1)
20≦ΔH100≦100 …(2)
ΔH500≦20 …(3) - さらにMo:2%以下を含有する化学組成を有する請求項1に記載の鋼板。
- さらにNb:0.1%以下、Ti:0.1%以下の1種以上を含有する化学組成を有する請求項1または2に記載の鋼板。
- 当該鋼板がチェーンのリンクプレート用鋼板である、請求項1〜3のいずれかに記載の鋼板。
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