[go: up one dir, main page]

JP5440040B2 - 電気負荷制御装置 - Google Patents

電気負荷制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5440040B2
JP5440040B2 JP2009205149A JP2009205149A JP5440040B2 JP 5440040 B2 JP5440040 B2 JP 5440040B2 JP 2009205149 A JP2009205149 A JP 2009205149A JP 2009205149 A JP2009205149 A JP 2009205149A JP 5440040 B2 JP5440040 B2 JP 5440040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
voltage
electric
power
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009205149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011051575A (ja
Inventor
信彦 吉見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2009205149A priority Critical patent/JP5440040B2/ja
Publication of JP2011051575A publication Critical patent/JP2011051575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5440040B2 publication Critical patent/JP5440040B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

本発明は、車載バッテリから電気負荷への電力供給を制御する電気負荷制御装置に関する。
自動車などの車両は、オルタネータ(車載発電機、交流発電機)及びバッテリなどを備えている。エンジンに連動してオルタネータで発電された電力は、バッテリの充電に利用されるとともに、車両に搭載された電気負荷に供給される。一般的には、オルタネータの発電電圧は約14V、バッテリの電圧は約12.8Vであるが、バッテリの電圧は電気負荷の使用状況に応じて変動する。このため、バッテリの電圧が変動した場合でも、電気負荷の機能が正常に作動するように設計されている。
一方で、電動パワーステアリング装置など、大容量の電気負荷が動作した場合、バッテリの電圧が低下する場合があり、他の電気負荷への影響を回避するための技術が開発されている。例えば、バッテリの電圧及び電流から電動パワーステアリング装置の最大電力消費時のバッテリ電圧を推定し、この推定値が電動パワーステアリング装置の最低動作電圧を下回る場合、バッテリに接続された電気負荷の消費電力を低減すべく制御する電動パワーステアリング装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−145081号公報
しかしながら、特許文献1の装置にあっては、消費電力を低減すべき電気負荷の動作状況を検知することができる構成ではないため、バッテリ電圧の推定値が電動パワーステアリング装置の最低動作電圧を下回る場合、電気負荷を遮断すべく制御を行ったとしても、その電気負荷が使用されていないときには、遮断による電気負荷の消費電力を低減することができない事態もあり得る。また、電気負荷の制御による効果が得られない場合もあるので、不意にバッテリの電圧が電動パワーステアリング装置の最低動作電圧を下回る事態も起こり得る。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電気負荷の消費電力を低減して、確実に電気負荷を制御することができる電気負荷制御装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る電気負荷制御装置は、車載バッテリからの電力が供給される複数の電気負荷のうち、所定の電気負荷への通電を制御する電気負荷制御装置において、前記所定の電気負荷へ流れる電流を検出する電流検出部と、前記車載バッテリの電圧を検出する電圧検出部と、前記車載バッテリと前記所定の電気負荷との間の電路に介装されたスイッチング素子と、該スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御部と、前記電流検出部で検出した電流に基づいて、前記電気負荷での消費電力を算出する電力算出部とを備え、前記スイッチング制御部は、前記電圧検出部で検出した電圧が所定の第1閾値電圧より低い場合、前記電流検出部で電流が検出された電気負荷に対応する前記スイッチング素子をオフするように構成してあり、前記電圧検出部で検出した電圧が、所定の下限値より高く、かつ前記第1閾値電圧より低い第2閾値電圧より低い場合、前記消費電力を、外部負荷へ供給可能な電力とするように構成してあることを特徴とする。
発明に係る電気負荷制御装置は、第発明において、前記電圧検出部で検出した電圧が前記第2閾値電圧より高い場合、前記消費電力に前記電圧検出部で検出した電圧に応じた余裕電力を加味した値を、外部負荷へ供給可能な電力とするように構成してあることを特徴とする。
発明に係る電気負荷制御装置は、第発明又は第発明において、前記所定の電気負荷の負荷状態情報を外部へ出力する出力部を備えることを特徴とする。
発明に係る電気負荷制御装置は、第発明において、前記負荷状態情報は、少なくとも前記所定の電気負荷への通電の有無、該電気負荷に流れる電流値、前記車載バッテリの電圧値、又は前記電力算出部で算出した電力値のいずれか1つを含むことを特徴とする。
発明に係る電気負荷制御装置は、第発明乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記外部負荷は、電動パワーステアリングであることを特徴とする。
本発明にあっては、所定の電気負荷へ流れる電流を検出する電流検出部と、車載バッテリの電圧を検出する電圧検出部と、車載バッテリと所定の電気負荷との間の電路に介装されたスイッチング素子と、スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御部とを備える。スイッチング制御部は、電圧検出部で検出した電圧が所定の第1閾値電圧より低い場合、電流検出部で電流が検出された電気負荷に対応するスイッチング素子をオフする。第1閾値電圧は、例えば、電動パワーステアリング等の外部負荷が動作することにより、車載バッテリの電圧が低下するので、外部負荷の動作開始を検出できる程度の電圧であればよい。これにより、例えば、電動パワーステアリングが動作することにより、車載バッテリの電圧が第1閾値電圧より低下した場合、電流が流れている所定の電気負荷をオフするので、オフされた電気負荷に供給されていた電力分だけ電力消費を低減することができる。また、この低減できた電力を電動パワーステアリング等の外部負荷に利用することができるので、確実に電気負荷の制御を行うことができる。
また、電流検出部で検出した電流に基づいて、所定の電気負荷での消費電力を算出する電力算出部を備える。電力算出部は、電圧検出部で検出した電圧が所定の下限値より高く、かつ第1閾値電圧より小さい第2閾値電圧より低い場合、所定の電気負荷での消費電力を、外部負荷(例えば、電動パワーステアリングなど)へ供給可能な電力として算出する。所定の下限値は、例えば、電動パワーステアリング等の外部負荷や所定の電気負荷の最低動作電圧とすることができる。また、第2閾値電圧は、例えば、車載バッテリから供給される電力に余裕があるか否かを車載バッテリの電圧により示す値とすることができる。これにより、車載バッテリから供給する電力に余裕がない場合、すなわち、車載バッテリの電圧が所定の第2閾値電圧より低い場合、外部負荷に供給する電力を、所定の電気負荷をオフすることで得られる電力(所定の電気負荷での消費電力)の範囲内にすることにより、車載バッテリの電圧が最低動作電圧を下回る事態を防止することができる。
本発明にあっては、電力算出部は、電圧検出部で検出した電圧が第2閾値電圧より高い場合、所定の電気負荷での消費電力に電圧検出部で検出した電圧に応じた余裕電力を加味した値を、外部負荷へ供給可能な電力として算出する。余裕電力は、例えば、車載バッテリの電圧が高いほど大きくすることができ、予め設定することができる。これにより、車載バッテリから供給する電力に余裕がある場合、すなわち、車載バッテリの電圧が所定の第2閾値電圧より高い場合、外部負荷に供給する電力を、所定の電気負荷をオフすることで得られる電力(所定の電気負荷での消費電力)に加えて、車載バッテリの電圧に応じた余裕電力を加味した値の範囲内にすることにより、車載バッテリの電圧が最低動作電圧を下回る事態を防止しつつ、外部負荷へ最大限の電力を供給することができる。
本発明にあっては、所定の電気負荷の負荷状態情報を外部へ出力する出力部を備える。これにより、所定の電気負荷への通電制御に応じた電気負荷の状態情報を外部へ提供することができる。
本発明にあっては、負荷状態情報は、少なくとも所定の電気負荷への通電の有無、所定の電気負荷に流れる電流値、車載バッテリの電圧値、又は電力算出部で算出した電力値(所定の電気負荷の消費電力)のいずれか1つを含む。これにより、例えば、電動パワーステアリング等の外部負荷では、負荷状態情報に適応した条件で自己保護の制御を行うことが可能となる。
本発明にあっては、外部負荷は、電動パワーステアリングである。これにより、電動パワーステアリングの大電力消費時であっても、確実に電気負荷の制御を行うことができる。
本発明によれば、確実に電気負荷の制御を行うことができる。
本実施の形態に係る電気負荷制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 電力算出部の構成の一例を示すブロック図である。 バッテリ電圧とモータ電流の関係を示す説明図である。 本実施の形態に係る電気負荷制御装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づき説明する。図1は本実施の形態に係る電気負荷制御装置の構成の一例を示すブロック図である。電気負荷制御装置は、スイッチング素子2、電流検出部としての電流センサ3、負荷制御部5などを備えている。また、負荷制御部5は、所定の電気負荷4、4、4での消費電力を算出する電力算出部51、車載バッテリとしてのバッテリ1の電圧を検出する電圧検出部52、スイッチング素子2をオン/オフ制御するスイッチング制御部53、各電気負荷4の負荷状態情報を外部へ出力する出力部54などを備えている。なお、負荷制御部5のみを負荷制御装置として構成することもできる。
バッテリ1からの電力は、複数の分岐した電路11、12、13、14を介して所定の電気負荷としての電気負荷4、…、外部負荷としての電動パワーステアリング6へ供給される。各電路11〜13には、FET又はリレーなどのスイッチング素子2を介装してあり、各電気負荷4へ流れる電流を検出する電流検出部としての電流センサ3を設けてある。電流センサ3で検出した電流値は、電力算出部51へ出力される。なお、図1では、電気負荷4を3つ備える構成であるが、電気負荷4の数はこれに限定されるものではない。
電圧検出部52は、バッテリ1の電圧Vbを検出し、検出したバッテリ電圧Vbを電力算出部51、スイッチング制御部53、出力部54へ出力する。
電力算出部51は、各電流センサ3で検出した電流値に基づいて、いずれの電気負荷4が使用中(電力が供給されている状態)であるかを判定し、判定結果をスイッチング制御部53へ出力する。また、電力算出部51は、電流が流れている(電力が供給されている)電気負荷4への通電を遮断した場合、どの程度の消費電力を低減することができるかを示す電力量(電流値の合計でもよい)を算出する。この算出した電力量は、電動パワーステアリング6へ供給可能な電力となる。
スイッチング制御部53は、電圧検出部52で検出したバッテリ電圧Vbが所定の第1閾値電圧Vth1より低い場合、電力供給状態(電流が流れている状態)、すなわち使用状態にある電気負荷4に対応するスイッチング素子2をオフにする。ここで、第1閾値電圧は、例えば、電動パワーステアリング6等の外部負荷が動作することにより、バッテリ1の電圧が低下するので、電動パワーステアリング6の外部負荷の動作開始を検出できる程度の電圧であればよい。
これにより、例えば、電動パワーステアリング6が動作することにより、バッテリ1の電圧Vbが第1閾値電圧Vth1より低下した場合、電流が流れている所定の電気負荷4をオフするので、オフされた電気負荷に供給されていた電力分だけ電力消費を低減することができる。また、この低減できた電力を電動パワーステアリング6等の外部負荷に利用することができるので、確実に電気負荷の制御を行うことができる。
スイッチング制御部53は、電圧検出部52で検出したバッテリ電圧Vbが所定の第1閾値電圧Vth1より高い場合、電動パワーステアリング6の動作が停止したものとして、オフにされているスイッチング素子2をオンにする。
出力部54は、電気負荷4の負荷状態情報を電動パワーステアリング6(より具体的には、外部としての電動パワーステアリング6を制御する制御回路など)へ出力する。これにより、電気負荷4への通電制御に応じた電気負荷4の状態情報を外部へ提供することができる。
上述の負荷状態情報は、例えば、電気負荷4への通電の有無、電気負荷4に流れる電流値、バッテリ1の電圧値、電力算出部51で算出した電力値(電気負荷4の消費電力)のいずれか1つ、あるいは、これらの組み合わせとすることができる。これにより、例えば、電動パワーステアリング6等の外部負荷では、電気負荷4の負荷状態情報に適応した条件で自己保護の制御を行うことが可能となる。
図2は電力算出部51の構成の一例を示すブロック図である。電力算出部51は、電動パワーステアリング6内のモータ(不図示)のモータ電流を算出するモータ電流算出部521、目標トルクを算出する目標トルク算出部522などを備えている。
目標トルク算出部522は、ステアリングハンドル7で検知したトルク値や車速センサ8で検知した車速に基づいて、ステアリングハンドル7から車輪(不図示)までの操舵系にトルクを付与するモータに対する目標トルクを算出し、算出した目標トルクをモータ電流算出部521へ出力する。
モータ電流算出部521は、目標トルク算出部522で算出した目標トルクの大小に応じてモータに流すモータ電流を算出する。この場合、モータ電流算出部521は、電流センサ3で検出した電流値に基づいて、電気負荷4での消費電力を算出し、算出した消費電力に応じて、モータ電流を算出する。算出したモータ電流に応じて、電動パワーステアリング6に供給可能な電力を算出することができる。
また、モータ電流算出部521は、バッテリ1の電圧Vbに応じて、モータ電流、すなわち、電動パワーステアリング6に供給可能な電力を算出することもできる。
図3はバッテリ電圧Vbとモータ電流の関係を示す説明図である。図3に示すように、バッテリ電圧Vbが所定の下限値Vlowより高く、かつ第1閾値電圧Vth1より小さい第2閾値電圧Vth2より低い場合、モータ電流(すなわち、電動パワーステアリング6に供給可能な電力)は、通電を遮断された電気負荷4での消費電力(すなわち、電気負荷4への通電をオフすることにより得られる電力)の範囲内にする。所定の下限値Vlowは、例えば、電動パワーステアリング6の最低動作電圧(例えば、10V)とすることができる。また、第2閾値電圧Vth2は、例えば、バッテリ1から供給される電力に余裕があるか否かをバッテリ1の電圧により示す値とすることができ、予め設定しておくことができる。
これにより、バッテリ1から供給する電力に余裕がない場合、すなわち、バッテリ電圧Vbが所定の下限値Vlowより高く、かつ第2閾値電圧Vth2より低い場合、電動パワーステアリング6に供給する電力を、電気負荷4をオフすることで得られる電力(消費電力)の範囲内にすることにより、バッテリ1の電圧が電動パワーステアリング6の最低動作電圧を下回る事態を防止することができる。
また、図3に示すように、バッテリ電圧Vbが第2閾値電圧Vth2より高い場合、電動パワーステアリング6に供給する電力(モータ電流)を、算出した消費電力に検出した電圧に応じた余裕電力を加味した値にする。余裕電力は、例えば、バッテリ1の電圧が高いほど大きくすることができ、予め設定することができる。これにより、バッテリ1から供給する電力に余裕がある場合、すなわち、バッテリ電圧Vbが第2閾値電圧Vth2より高い場合、電動パワーステアリング6に供給する電力を、電気負荷4をオフすることで得られる電力(消費電力)に加えて、バッテリ電圧Vbに応じた余裕電力を加味した値の範囲内にすることにより、バッテリ電圧Vbが電動パワーステアリング6の最低動作電圧を下回る事態を防止しつつ、電動パワーステアリング6へ最大限の電力を供給することができる。
次に、本実施の形態に係る電気負荷制御装置の動作について説明する。図4は本実施の形態に係る電気負荷制御装置の処理手順を示すフローチャートである。負荷制御部5は、イグニッションスイッチがオン(エンジンの始動開始)された場合、電気負荷4の負荷電流を検出し(S11)、電気負荷4の通電を遮断した場合に不要となる電力、すなわち、電気負荷4での消費電力を算出する(S12)。なお、電力に代えて、電流などの他の電気量でもよい。
負荷制御部5は、バッテリ電圧Vbを検出し(S13)、検出したバッテリ電圧Vbが第1閾値電圧Vth1より小さいか(低いか)否かを判定し(S14)、バッテリ電圧Vbが第1閾値電圧Vth1より小さくない場合(S14でNO)、ステップS11以降の処理を続ける。バッテリ電圧Vbが第1閾値電圧Vth1より小さい場合(S14でYES)、負荷制御部5は、電動パワーステアリング6の動作が開始したとして、検出した電圧Vbが、Vlow<Vb<Vth2を満たすか否かを判定する(S15)。ここで、Vth2は第2閾値電圧であり、Vth2<Vth1の関係を満たすものとする。
Vlow<Vb<Vth2である場合(S15でYES)、負荷制御部5は、電気負荷4の通電を遮断した場合に不要となる電力、すなわち、電気負荷4での消費電力の範囲内で目標トルクに応じたモータ電流を算出する(S16)。Vlow<Vb<Vth2でない場合(S15でNO)、負荷制御部5は、検出した電圧Vbが、Vth2<Vbを満たすか否かを判定する(S17)。
Vth2<Vbである場合(S17でYES)、負荷制御部5は、上述の消費電力にバッテリ電圧Vbに応じた余裕電力を加味した値の範囲内で目標トルクに応じたモータ電流を算出する(S18)。Vth2<Vbでない場合(S17でNO)、負荷制御部5は、バッテリ電圧Vbが既に電動パワーステアリング6の最低動作電圧より低下しているとして、後述のステップS20の処理を行う。
負荷制御部5は、電気負荷4をオフにし(S19)、電気負荷4それぞれの負荷状態情報を外部へ出力する(S20)。負荷制御部5は、イグニッションスイッチがオフされたか否かを判定し(S21)、オフされていない場合(S21でNO)、ステップS11以降の処理を続け、オフされた場合(S21でYES)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、スイッチング制御部53は、電圧検出部52で検出したバッテリ電圧Vbが第1閾値電圧Vth1より小さい場合、使用中(電力供給中)の電気負荷4に対応するスイッチング素子2をオフする。電流が流れている電気負荷4をオフするので、オフされた電気負荷4に供給されていた電力分だけ電力消費を低減することができる。また、この低減できた電力を電動パワーステアリング6に利用することができるので、確実に電気負荷の制御を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、電流センサ3で検出した電流に基づいて、電気負荷4での消費電力を算出する電力算出部51を備える。電力算出部51は、電圧検出部52で検出したバッテリ電圧Vbが所定の下限値Vlowより高く、かつ第1閾値電圧Vth1より小さい第2閾値電圧Vth2より低い場合、電気負荷4での消費電力を、外部負荷(例えば、電動パワーステアリングなど)へ供給可能な電力として算出する。これにより、バッテリ1から供給する電力に余裕がない場合、すなわち、バッテリ電圧Vbが第2閾値電圧Vth2より低い場合、外部負荷に供給する電力を、電気負荷4をオフすることで得られる電力(所定の電気負荷での消費電力)の範囲内にすることにより、バッテリ1の電圧が最低動作電圧を下回る事態を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、電力算出部51は、電圧検出部52で検出したバッテリ電圧Vbが第2閾値電圧Vth2より高い場合、電気負荷4での消費電力に電圧検出部52で検出したバッテリ電圧Vbに応じた余裕電力を加味した値を、外部負荷へ供給可能な電力として算出する。これにより、バッテリ1から供給する電力に余裕がある場合、すなわち、バッテリ電圧Vbが第2閾値電圧Vth2より高い場合、外部負荷に供給する電力を、電気負荷4をオフすることで得られる電力(所定の電気負荷での消費電力)に加えて、バッテリ電圧Vbに応じた余裕電力を加味した値の範囲内にすることにより、バッテリ電圧Vbが最低動作電圧を下回る事態を防止しつつ、外部負荷へ最大限の電力を供給することができる。
また、本実施の形態によれば、電気負荷4の負荷状態情報を外部へ出力する出力部54を備える。これにより、電気負荷4への通電制御に応じた電気負荷の状態情報を外部へ提供することができる。
また、本実施の形態によれば、負荷状態情報は、少なくとも電気負荷4への通電の有無、電気負荷4に流れる電流値、バッテリ1の電圧値、又は電力算出部51で算出した電力値(電気負荷4の消費電力)のいずれか1つを含む。これにより、例えば、電動パワーステアリング等の外部負荷では、負荷状態情報に適応した条件で自己保護の制御を行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、電動パワーステアリング6の大電力消費時であっても、確実に電気負荷の制御を行うことができる。
上述の実施の形態では、外部負荷として電動パワーステアリングの例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部負荷として、例えば、電動アクティブスタビライザーなどであってもよい。
1 バッテリ
2 スイッチング素子
3 電流センサ(電流検出部)
4 電気負荷(所定の電気負荷)
5 負荷制御部
51 電力算出部
52 電圧検出部
521 モータ電流算出部
522 目標トルク算出部
53 スイッチング制御部
54 出力部
6 電動パワーステアリング(外部負荷)

Claims (5)

  1. 車載バッテリからの電力が供給される複数の電気負荷のうち、所定の電気負荷への通電を制御する電気負荷制御装置において、
    前記所定の電気負荷へ流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記車載バッテリの電圧を検出する電圧検出部と、
    前記車載バッテリと前記所定の電気負荷との間の電路に介装されたスイッチング素子と、
    該スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御部と
    前記電流検出部で検出した電流に基づいて、前記電気負荷での消費電力を算出する電力算出部と
    を備え、
    前記スイッチング制御部は、
    前記電圧検出部で検出した電圧が所定の第1閾値電圧より低い場合、前記電流検出部で電流が検出された電気負荷に対応する前記スイッチング素子をオフするように構成してあり、
    前記電圧検出部で検出した電圧が、所定の下限値より高く、かつ前記第1閾値電圧より低い第2閾値電圧より低い場合、前記消費電力を、外部負荷へ供給可能な電力とするように構成してあることを特徴とする電気負荷制御装置。
  2. 記電圧検出部で検出した電圧が前記第2閾値電圧より高い場合、前記消費電力に前記電圧検出部で検出した電圧に応じた余裕電力を加味した値を、外部負荷へ供給可能な電力とするように構成してあることを特徴とする請求項に記載の電気負荷制御装置。
  3. 前記所定の電気負荷の負荷状態情報を外部へ出力する出力部を備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の電気負荷制御装置。
  4. 前記負荷状態情報は、
    少なくとも前記所定の電気負荷への通電の有無、該電気負荷に流れる電流値、前記車載バッテリの電圧値、又は前記電力算出部で算出した電力値のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項に記載の電気負荷制御装置。
  5. 前記外部負荷は、
    電動パワーステアリングであることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の電気負荷制御装置。
JP2009205149A 2009-09-04 2009-09-04 電気負荷制御装置 Expired - Fee Related JP5440040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205149A JP5440040B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 電気負荷制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205149A JP5440040B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 電気負荷制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011051575A JP2011051575A (ja) 2011-03-17
JP5440040B2 true JP5440040B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=43941027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009205149A Expired - Fee Related JP5440040B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 電気負荷制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5440040B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104192081B (zh) * 2014-09-26 2016-08-17 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车负载管理控制系统及方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3888585B2 (ja) * 2002-10-15 2007-03-07 株式会社デンソー 車両用負荷駆動制御装置
JP4666623B2 (ja) * 2005-11-24 2011-04-06 株式会社デンソー 電動パワーステアリング装置
JP5019571B2 (ja) * 2006-09-29 2012-09-05 古河電気工業株式会社 車両用負荷制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011051575A (ja) 2011-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11390167B2 (en) Power supply system
US8204651B2 (en) Power source control device for power steering
JP6728991B2 (ja) リレー装置及び電源装置
JP2007203929A (ja) 車両用暗電流測定装置及び車両用電源制御装置
WO2019188077A1 (ja) 車載用の電力制御装置及び車載用の電力制御システム
US20110043171A1 (en) Power generation control device, vehicle equipped with power generation control device, and power generation control method
JP2006246569A (ja) 車両の電力制御装置
JP2008087534A (ja) 車両用負荷制御システム
JP7453897B2 (ja) 車両用電源装置、及び車両用電源装置の制御方法
JP2007322234A (ja) 車載電源用電流センサの故障検出装置及び車両用充電制御装置
JP4259348B2 (ja) 電源回路の制御装置
JP5440040B2 (ja) 電気負荷制御装置
WO2015190421A1 (ja) 電子制御装置
JP4680032B2 (ja) 車両用電源装置
JP5034480B2 (ja) 電力制御装置
JP2008195150A (ja) 車両用駆動制御装置、車両用駆動制御方法及び過電圧保護回路
JP2010264818A (ja) 電源制御装置、及び当該装置で用いられる方法
JP5454022B2 (ja) 車両用電源装置
JP2012162139A (ja) 車両用電源制御装置
JP2010068656A (ja) 漏電検出装置およびそれを含む輸送機器
JP6913496B2 (ja) 車両用制御装置
JP5482816B2 (ja) 電力制御装置
JP2007037345A (ja) 車両用発電機の制御装置
JP6319073B2 (ja) 車両制動制御装置
JP7655967B2 (ja) 負荷電流を制限する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131017

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20131017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5440040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees