JP5438423B2 - 鉄鉱石含有コークスの製造方法 - Google Patents
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Description
(a)未溶解石炭を除去した抽出液を鉄鉱石と接触させて鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆する被覆工程、または
(b)未溶解石炭を除去した抽出液から前記溶剤を除去して得られた前記可溶成分を、100〜460℃に加熱して軟化溶融させて液状物とし、この液状物を鉄鉱石と接触させて鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆する被覆工程、
を含むところに特徴がある。
抽出工程では、石炭と溶剤を接触させて、石炭から溶剤に可溶な可溶成分を溶出させることにより可溶成分を抽出する。この可溶成分は、無灰炭(ハイパーコール;HPC)と呼ばれており、石炭中に含まれる無機物は含まず、有機物のみで構成されている。
固液分離工程では、上記抽出工程で石炭から可溶成分を抽出した後、未溶解石炭(溶媒に可溶な成分が抽出されて残った石炭)を分離し、液体分を回収する。この液体分は、石炭から抽出した可溶成分と、抽出に用いた溶媒で構成されている。
次に、被覆工程では、固液分離工程で未溶解石炭を除去した抽出液を用い、鉄鉱石の表面を石炭から抽出した可溶成分で被覆する。このとき、(a)未溶解石炭を除去した抽出液を鉄鉱石と接触させて鉄鉱石の表面を可溶成分で被覆してもよいし、(b)未溶解石炭を除去した抽出液から溶剤を除去して得られた可溶成分を、100〜460℃に加熱して軟化溶融させて液状物とし、この液状物を鉄鉱石と接触させて鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆してもよい。
が挙げられる。
混合工程では、表面被覆鉄鉱石と石炭とを混合する。均一な混合物を得るためである。
表面被覆鉄鉱石の粒径は、200μm以下(より好ましくは170μm以下、更に好ましくは150μm以下)が好ましい。表面被覆鉄鉱石の粒径が大き過ぎると、表面被覆鉄鉱石の界面に働く応力が大きくなるため、得られる鉄鉱石含有コークスの強度が低下することがある。なお、表面被覆鉄鉱石の粒径の下限については特に限定されるものではなく、小さいほど良いが、例えば30μm(より好ましくは50μm、更に好ましくは70μm)であることが好ましい。粒径が30μm未満の表面被覆鉄鉱石を得るには手間がかかり、製造コストが上がるからである。
石炭としては、上記可溶成分の抽出に用いる石炭として例示した石炭を用いることができる。
石炭と表面被覆鉄鉱石の混合比(石炭/表面被覆鉄鉱石)は、質量基準で、30/70〜70/30(特に、40/60〜60/40)とすることが好ましい。
本発明では、石炭と表面被覆鉄鉱石の他に、補助バインダーとして粘結性の補填材を配合してもよい。粘結性の補填材を配合することで、石炭と表面被覆鉄鉱石の密着性を一層高めることができる。粘結性の補填材としては、例えば、粘結炭や石油アスファルト、石炭ピッチ、石炭抽出物、などを用いることができる。
成形工程では、上記混合物を成形して、所定の強度を持つ成形物にする。本発明の鉄鉱石含有コークスを、例えば縦型シャフト炉を用いて乾留して製造する場合には、上記成形物をシャフト炉の頂部から投入するため、炭材と鉄鉱石が分離し難いこと(所定の強度を有すること)が求められる。
乾留工程では、上記成形工程で得られた成形体を乾留することで鉄鉱石含有コークスを製造できる。乾留するときに用いる炉の形状も特に限定されず、室炉を用いてバッチ式で乾留してもよいし、縦型シャフト炉を用いて連続式で乾留してもよい。縦型シャフト炉を用いた場合には、炉の上方から上記成形体を装入し、炉内を上から下に向かって移動する間に乾留され、炉の下方から乾留された鉄鉱石含有コークスが排出される。
Claims (4)
- 溶剤で石炭から可溶成分を抽出する抽出工程と、
抽出液から未溶解石炭を除去する固液分離工程と、
未溶解石炭を除去した抽出液を鉄鉱石と接触させて鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆する被覆工程、
を含む表面被覆鉄鉱石の製造方法で得られた表面被覆鉄鉱石と、石炭を含む混合物を成形した後に乾留することを特徴とする鉄鉱石含有コークスの製造方法。 - 前記被覆工程において、未溶解石炭を除去した抽出液と鉄鉱石を混合してスラリー化した後、該抽出液に含まれる溶剤を除去して鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆する請求項1に記載の製造方法。
- 前記被覆工程において、未溶解石炭を除去した抽出液で鉄鉱石を湿潤させた後、該抽出液に含まれる溶剤を除去して鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆する請求項1に記載の製造方法。
- 溶剤で石炭から可溶成分を抽出する抽出工程と、
抽出液から未溶解石炭を除去する固液分離工程と、
未溶解石炭を除去した抽出液から前記溶剤を除去して得られた前記可溶成分を、100〜460℃に加熱して軟化溶融させて液状物とし、この液状物を鉄鉱石と接触させて鉄鉱石の表面を前記可溶成分で被覆する被覆工程、
を含む表面被覆鉄鉱石の製造方法で得られた表面被覆鉄鉱石と、石炭を含む混合物を成形した後に乾留することを特徴とする鉄鉱石含有コークスの製造方法。
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