JP5429951B2 - Euv光発生装置におけるターゲット供給装置 - Google Patents
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Description
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構に送るとともに、再生機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられていること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
凹部が形成された固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの凹部を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構に送るとともに、再生機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられていること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられていること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
凹部が形成された固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの凹部を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられていること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられていること
を特徴とする。
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物が、ワイヤまたはディスクまたはロッドの形状に形成されて、ターゲットがEUV光発生点に供給されること
を特徴とする。
再生機構は、
溶融金属浴中に、ターゲットを浸漬して金属をターゲットに被覆する溶融めっきによる方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とする。
再生機構は、
ターゲットに、金属の粉体を吹き付けて、ターゲットに金属を塗布する方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とする。
再生機構は、
金属を真空中で蒸発させ、ターゲット上に金属を凝縮させることによって金属被膜をターゲットに形成する真空蒸着による方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とする。
ターゲットとなる金属材料と、当該金属材料よりも熱伝導率の高い金属材料とを含んで構成されたターゲット構造物がEUV光発生点に供給されること
を特徴とする。
ターゲット構造物は、
熱伝導率の高い金属材料を芯材とし、この芯材の表面に、少なくとも10nmの厚みでターゲットとなる金属材料が塗布された構造であること
を特徴とする。
ヒートパイプの表面に、少なくとも10nmの厚みでターゲットとなる金属材料が塗布された構造のターゲット構造物がEUV光発生点に供給されること
を特徴とする。
ターゲットが真空チャンバ内でプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置であって、
冷却機構は、
冷却室を含んで構成され、この冷却室内の雰囲気が、真空チャンバ内よりも圧力が高く、低温の不活性ガスの雰囲気とされ、この冷却室内をターゲットを通過させることでターゲットを冷却する機構であること
を特徴とする。
ターゲットの凹部は、
レーザ光の発振周期に応じた間隔で、ターゲットを供給する方向に沿って間欠的に形成されたくぼみ、または連続的に形成された溝であること
を特徴とする。
ターゲットのくぼみの位置を検出する検出手段と、
検出手段の検出結果に基づいて、EUV光発生点に、ターゲットのくぼみが位置するタイミングでレーザ光が当該EUV光発生点に対して照射されるようにレーザ発振を制御する制御手段とが備えられていること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
少なくともレーザ光が照射される部分がターゲットとなる固体金属で構成されたワイヤの両端がそれぞれ巻回された一対の巻取りドラムと、
ワイヤが連続してEUV光発生点を通過するように一対の巻取りドラムを駆動させる送り機構とを備え、
レーザ光を、EUV光発生点に位置するワイヤのターゲットとなる固体金属に向けて照射することによってEUV光を発生させるようにしたこと
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
供給方向に沿って連続的に溝が形成され、少なくとも溝の内側表面がターゲットとなる固体金属で構成されたターゲット構造物を、その溝がEUV光発生点を通過するように供給し、
レーザ光を、EUV光発生点に位置する溝に向けて照射することによってEUV光を発生させるようにしたこと
を特徴とする。
ターゲット構造物に形成された溝は、溝幅が表面で広く最深部で狭い形状であること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットが真空チャンバ内でプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットからなる、または固体金属のターゲットと他の材料からなるターゲット構造物をEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
真空チャンバ外に設けられ、レーザ光が照射されたターゲット構造物の固体金属の表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
真空チャンバ内のEUV光発生点を通過したターゲット構造物を、真空チャンバ外の再生機構に送るとともに、真空チャンバ外の再生機構を通過したターゲット構造物を再び真空チャンバ内のEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
再生機構は、
再生室を含んで構成され、再生室と真空チャンバとが連通されており、
再生室内の雰囲気が、ターゲットとなる固体金属を酸化させない雰囲気とされていること
を特徴とする。
再生機構は、
再生室内に設けられ、ターゲット構造物の固体金属を除去する除去槽と、
再生室内に設けられ、除去槽によって除去されたターゲット構造物の部分に固体金属を塗布する塗布手段と
を含んで構成されていること
を特徴とする。
レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットからなる、または固体金属のターゲットと他の材料からなるターゲット構造物をEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲット構造物の固体金属の表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
EUV光発生点を通過したターゲット構造物を、再生機構に送るとともに、再生機構を通過したターゲット構造物を再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
再生機構は、
ターゲット構造物の固体金属を除去する除去槽と、
除去槽によって除去されたターゲット構造物の部分に固体金属を塗布する塗布手段と
を含んで構成されていること
を特徴とする。
ターゲット構造物の溝に対向する位置に、EUV光を集光する集光ミラーが配置され、
集光ミラーは、その集光面が、ターゲット構造物の溝を中心に120°以内の広がり角の範囲に収まるように構成されていること
を特徴とする。
図2、図3、図4は、第1の装置構成例を示している。
つぎにワイヤ1Aの構造について、図5、図6、図7を参照して説明する。図5、図6、図7は、ワイヤ1Aを破断したものを斜視図にて示す。
一方、ワイヤ1Aが架けられる各プーリ21〜24の溝は、ワイヤ1Aの断面形状に応じた形状に形成されていることが望ましい。プーリ21〜24の溝は、ワイヤ1Aにねじれなどの変形を生じさせず、所望するEUV光発生点Aに正確にターゲット1を位置決めすることができる形状に形成することが望ましい。
ターゲット供給装置20に適宜、位置決め機構80を追加する実施も可能である。
以上の説明では、ターゲット1からなる、またはターゲット1と他の材料からなるターゲット構造物1Aが、ワイヤの形状に形成された場合を想定して説明した。
さて、LPP方式のEUV光発生装置10で固体ターゲット1に高出力のレーザ光L、たとえば数kW以上のレーザ光を高繰り返し周波数で長時間照射すると、ターゲット1の損傷が顕著なものとなり、EUV光5の生成効率が低下するおそれがあることが、本発明者による実験で明らかになった。すなわち、効率よくEUV光5を生成するためには、ターゲット1の表面が一定の形状に保たれていることが重要であり、ターゲット1に高出力のレーザ光Lが照射されるとターゲット1にクレータ状の跡が残るためEUV光5の生成効率が低下して長時間、高出力のEUV光5を維持できなくなる。
図25は、ターゲット1の平面1Eにレーザ光Lを照射した場合(図25(a))と、ターゲット1の凹部1Dにレーザ光Lを照射した場合(図25(b))とを対比して示している。
上述した構成例では、凹部1Dが、ワイヤ1Aに形成された場合を例示したが、ロッド形状のターゲット構造物1Aや、ディスク形状のターゲット構造物1Aに凹部1Dを形成する実施も可能である。
さて、ターゲット構造物1Aにくぼみあるいは溝といった凹部1Dが形成されている場合には、凹部1Dの位置を、EUV光発生点Aに少なくとも数十μm以下の精度で位置決めして、その点Aにレーザ光Lを精度よく照射することが、高効率にEUV光5を発生する上で必要となる。
さて、LPP方式のEUV光発生装置10で固体ターゲット1に高出力のレーザ光Lを高繰り返し周波数で長時間照射すると、ターゲット1が高温となり融解するに至り、安定したEUV光を生成することができなくなるおそれがあることが、本発明者による実験で明らかになった。
図2、図3、図4に示す第1の装置構成例では、ターゲット供給装置20に、再生機構30と送り機構40と冷却機構50を設けるようにしているが、このうち冷却機構50の配設を省略する実施も可能である。
図2、図3、図4に示す第1の装置構成例では、ターゲット供給装置20に、再生機構30と送り機構40と冷却機構50を設けるようにしているが、このうち再生機構30の配設を省略する実施も可能である。
図41に示す再生機構20、冷却機構50等の装置を真空チャンバ2の外部に設ける場合には、図24に例示するように再生機構30等の室を差動排気室として構成し、差動排気室を経由して真空チャンバ2に出入りさせることが望ましい。
図42(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に例示される、溝幅が表面で広く最深部で狭い形状の溝1Dにレーザ光Lを照射した場合には、図42(f)に示される、そうでない形状、例えば溝幅が深さ方向で同一の断面矩形状の溝1Dにレーザ光Lを照射した場合に比べて、EUV光5の発光効率を高くすることができた。
Claims (38)
- レーザ光を、真空チャンバ内のEUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置のうち前記再生機構と前記冷却機構と前記送り機構のうち動力部以外の構成部分が前記真空チャンバの内部に配置されているとともに、前記送り機構のうち動力部が前記真空チャンバの外部に配置されていること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
芯材の表面に、少なくとも10nmの厚みで前記レーザ光のスポット径に対応する100μm以下の径の薄膜であって前記固体金属のターゲットの薄膜を形成した構造のターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状またはディスク形状またはロッド形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであること
を特徴とする請求項2記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記EUV光発生点の前後にそれぞれ、前記ワイヤ形状のターゲット構造物の線幅方向の位置ずれを規制する位置決め機構を設けたこと
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記位置決め機構は、
前記EUV光発生点の前後にそれぞれ配置された板状部材であって、前記ワイヤ形状のターゲット構造物が通過する孔が形成された板状部材であること
を特徴とする請求項4記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記位置決め機構は、
前記EUV光発生点の前後にそれぞれ配置された一対のローラであって、当該一対のローラ間に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物が滑り移動可能な間隙が形成された一対のローラであること
を特徴とする請求項4記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生し、発生したEUV光を集光ミラーで集光するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ディスク形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記ディスク形状のターゲット構造物の少なくともディスク円周側面に前記固体金属のターゲットが形成され、当該ディスク円周側面に前記集光ミラーの反射面が対向して前記ディスク形状のターゲット構造物が配置されているか、あるいは、
前記ディスク形状のターゲット構造物の少なくともディスク平面に前記固体金属のターゲットが形成され、当該ディスク平面に前記集光ミラーの反射面が対向して前記ディスク形状のターゲット構造物が配置されていること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記ディスク形状のターゲット構造物は、前記ディスク平面に前記集光ミラーの反射面が対向しており、当該ディスク平面には、前記集光ミラーで反射したEUV光を通過させる孔が設けられていること
を特徴とする請求項7記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記ディスク形状のターゲット構造物は、前記ディスク円周側面に前記集光ミラーの反射面が対向しており、当該ディスク円周側面の法線の方向に、前記レーザ光が入射されること
を特徴とする請求項7記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、真空チャンバ内のEUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、
前記再生機構および前記冷却機構は、前記真空チャンバ内で隣接して配置されていること
を特徴とする請求項7記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ロッド形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記ロッド形状のターゲット構造物の長手方向に沿って、当該ロッド形状のターゲット構造物を、前記EUV光発生点と前記再生機構および前記冷却機構との間で往復移動させるものであること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、真空チャンバ内のEUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、
前記再生機構および前記冷却機構は、前記真空チャンバ内で、前記ロッド形状のターゲット構造物の長手方向に沿って隣接して配置されていること
を特徴とする請求項11記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記再生機構と前記EUV光発生点との間に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物の周囲を切削する切削装置を設けたこと
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記再生機構は、ターゲットとなる金属を溶融金属として貯留する容器を備え、当該容器の壁に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物が通過する孔であって、前記ワイヤ形状のターゲット構造物とのクリアランスを1mm以下とする孔を形成したこと
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ロッド形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記ロッド形状のターゲット構造物の表面に、間欠的にくぼみが、あるいは溝が螺旋状に形成され、
前記ロッド形状のターゲット構造物を長手方向および軸回転方向に駆動する駆動機構を備えていること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記ディスク形状のターゲット構造物は、前記ディスク円周側面に前記集光ミラーの反射面が対向しており、当該ディスク円周側面の周方向に沿って、間欠的にくぼみが、あるいは溝が形成されていること
を特徴とする請求項7記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状またはロッド形状またはディスク形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記ターゲット構造物の表面に間欠的にくぼみが形成され、
前記ターゲット構造物の表面に位置計測用レーザ光を照射するレーザ発振器と、
前記ターゲット構造物の表面で反射した前記位置計測用レーザ光を受光する受光センサと、
前記受光センサの検出信号に基づいて前記くぼみの位置を計測して、当該くぼみの位置を計測したときに、前記レーザ光を前記ターゲット構造物に照射する制御手段と
を備えたこと
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状またはロッド形状またはディスク形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記ターゲット構造物の表面に、間欠的にくぼみが形成されるとともに、当該間欠的なくぼみに対応して、間欠的に孔が形成され、
前記ターゲット構造物の表面に位置計測用レーザ光を照射するレーザ発振器と、
前記ターゲット構造物の表面に形成された前記孔を通過した前記位置計測用レーザ光を受光する受光センサと、
前記受光センサの検出信号に基づいて前記孔の位置を計測して、当該孔の位置を計測したときに、前記レーザ光を前記ターゲット構造物に照射する制御手段と
を備えたこと
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、
ワイヤ形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記冷却機構は、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物が通過し、冷却媒体が導入された冷却室と、
前記冷却室の前記ワイヤ形状のターゲット構造物が導入される側および前記ワイヤ形状のターゲット構造物が導出される側のそれぞれに設けられた差動排気室と
を備えたこと
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記冷却機構は、
冷却媒体が導入された冷却室と、
前記冷却室の圧力を検出する圧力計と、
前記冷却室に供給される冷却媒体の流量を調整する流量調整機構と、
前記圧力計の検出信号に基づいて前記流量調整機構を制御して、前記冷却室内の圧力を所望の圧力にするコントローラと
を備えたこと
特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記送り機構は、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物を巻回する一対の巻取りドラム
を備えたこと
特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記送り機構は、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物の張力を一定に制御するワイヤ張力制御機構
を備えたこと
特徴とする請求項21記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記送り機構は、
前記一対の巻取りドラムに前記ワイヤ形状のターゲット構造物が整列して巻き取られるように調整するトラバース機構と、
前記一対の巻取りドラムに巻かれた前記ワイヤ形状のターゲット構造物までの変位を測定する変位計と、
前記変位計の測定結果に基づいて前記一対の巻取りドラムの回転数を制御するコントローラとを備えたこと
特徴とする請求項21または22に記載EUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられており、
前記ターゲット供給装置は、
ターゲットからなる、またはターゲットと他の材料からなるターゲット構造物であって、ワイヤ形状に形成されたターゲット構造物を、前記EUV光発生点に向けて連続して供給するものであって、
前記再生機構は、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物が供給される上流側に、ターゲットとなる金属を前記ワイヤ形状のターゲット構造物から除去する除去槽と、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物が供給される下流側に、ターゲットとなる金属を前記ワイヤ形状のターゲット構造物に塗布する塗布槽と
を備えていること
特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記除去槽の出口に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物の上方および下方に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物に不活性ガスを吹き付けるブロー用ノズルが設けられていること
特徴とする請求項24記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記塗布槽の出口に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物の下方に、前記ワイヤ形状のターゲット構造物に不活性ガスを吹き付けるブロー用ノズルが設けられていること
特徴とする請求項24または25記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記EUV光を集光する集光ミラーが備えられ、
前記ターゲット構造物の前記くぼみまたは前記溝は、前記集光ミラーの反射面が対向しており、
前記ターゲット構造物の前記くぼみまたは前記溝の開き角は、120度以内であること
を特徴とする請求項15、16、17、18記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記送り機構は、前記ワイヤ形状のターゲット構造物が架けられる溝を有したプーリを備え、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物の断面は、多角形であり、前記プーリの溝は、前記ワイヤ形状のターゲット構造物の断面と同一あるいは略同一の断面形状に形成されていること
を特徴とする請求項4、13、14、19、21、24記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記再生機構は、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物にターゲットとなる金属の粉体を噴霧する静電スプレーガンを備えたこと
を特徴とする請求項項4、19、21記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記再生機構は、ターゲットとなる金属を溶融金属として貯留する容器と、
前記容器内の溶融金属を加熱するヒータと、
前記ヒータに供給する電力を調整して前記溶融金属を目標とする一定温度に制御するコントローラとを備えたこと
を特徴とする請求項13、14、24記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記再生機構は、ターゲットとなる金属を溶融金属として貯留する容器と、
前記容器内の溶融金属の液面を検出する液面計と、
前記容器内にターゲットとなる金属材料を供給する供給通路と、
前記供給通路に設けられたバルブと、
前記液面計の検出信号に基づいて前記バルブを開閉して前記容器内の溶融金属の液面を一定値より下回らないように保持するコントローラとを備えたこと
を特徴とする請求項13、14、24記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、真空チャンバ内のEUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、
前記真空チャンバ外にあって、前記供給通路には、真空排気しながら、ターゲットとなる金属材料を前記供給通路内に供給する供給室が設けられていること
を特徴とする請求項31記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - 前記送り機構は、
前記ワイヤ形状のターゲット構造物の断線を検出する断線検出センサを備えたこと
を特徴とする請求項4、13、14、19、21、24記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、真空チャンバ内のEUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、
前記ターゲット供給装置のうち前記再生機構と前記冷却機構と前記送り機構のうち動力部以外の構成部分が前記真空チャンバの内部に配置されているとともに、前記送り機構のうち動力部が前記真空チャンバの外部に配置されていること
を特徴とする請求項2から33に記載のEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構に送るとともに、再生機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられ、
前記再生機構は、
金属を真空中で蒸発させ、ターゲット上に金属を凝縮させることによって金属被膜をターゲットに形成する真空蒸着による方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
凹部が形成された固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの凹部を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構に送るとともに、再生機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられ、
前記再生機構は、
金属を真空中で蒸発させ、ターゲット上に金属を凝縮させることによって金属被膜をターゲットに形成する真空蒸着による方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの表面を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられ、
前記再生機構は、
金属を真空中で蒸発させ、ターゲット上に金属を凝縮させることによって金属被膜をターゲットに形成する真空蒸着による方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。 - レーザ光を、EUV光発生点に位置するターゲットに対して照射することによってターゲットがプラズマ状態にされEUV光が発生するEUV光発生装置に適用され、ターゲットをEUV光発生点に供給するようにしたEUV光発生装置におけるターゲット供給装置において、
ターゲット供給装置は、
凹部が形成された固体金属のターゲットをEUV光発生点に向けて連続して供給する装置であって、
ターゲット供給装置には、
レーザ光が照射されたターゲットの凹部を、レーザ光照射前の状態に再生する再生機構と、
ターゲットを、ターゲットの材料となる金属の融点よりも低い温度になるまで冷却する冷却機構と、
EUV光発生点を通過したターゲットを再生機構を介して冷却機構に送るとともに、冷却機構を通過したターゲットを再びEUV光発生点に送る送り機構と
が設けられ、
前記再生機構は、
金属を真空中で蒸発させ、ターゲット上に金属を凝縮させることによって金属被膜をターゲットに形成する真空蒸着による方法でターゲットを再生する機構であること
を特徴とするEUV光発生装置におけるターゲット供給装置。
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