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JP5416893B2 - 内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法 - Google Patents

内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の、内燃エンジンを備えた作業機の、特に2サイクルエンジンのような往復動機関を備えた手で操縦される可搬型作業機の作動パラメータを検知する方法に関するものである。
たとえば手で操縦される可搬型作業機に使用される最近の内燃エンジンは、その種々の作動パラメータを考慮した点火方式を採用しており、制御が複雑である。内燃エンジンのこれら種々の作動パラメータの制御には、回転数検知センサ、スロットルバルブ開度検知センサ、負荷センサ、ノッキングセンサ等が必要である。センサを多数使用すると技術的にコストがかかり、高価であり、多くの故障の原因になる。また、作業機が小型であるために内燃エンジンによりかなりの温度負荷が発生するので、ケーブルの敷設が困難である。
本発明の課題は、内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法において、内燃エンジンに設けられるセンサの数量を低減させることである。
本発明は、上記課題を解決するため、内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法であって、少なくとも1つのシリンダと、クランクケースと、ピストンによって画成されるようにシリンダ内に形成され、クランクケース内に支持されているクランク軸を回転駆動する燃焼室と、燃焼室に開口している燃焼空気取り込み口と、燃焼室から燃焼ガスを排出させるための排出口と、クランク軸によって回転駆動され、クランク軸が1回転する間に連続的な交流電圧を発する交流発電機とを有する内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法において、1つの電圧信号の周期がクランク軸の1回転のn分の一に相当し、nは2よりも大きな数であること、クランク軸の1回転のn分の一が1つのクランク軸角度インターバルを形成し、それぞれのクランク軸角度インターバルに対し少なくとも1つの情報を検出すること、クランク軸角度インターバルの前記情報がクランク軸角度の推移を表わし、前記情報から形成される前記推移から有意な特徴を検出し、1つの有意な特徴に、作業機を駆動する内燃エンジンの1つの作動パラメータとしてのクランク軸のクランク軸角度位置を割り当てること、1つのクランク軸角度インターバルを2つのゼロ位置インターバルに分割し、1つのゼロ位置インターバルが電圧信号の連続する2つのゼロ通過点の時間間隔であること、交流発電機に負荷がないときにゼロ通過点を特定すること、交流発電機に接続されている電気負荷による電流を、交流電圧信号のゼロ通過点の領域で遮断すること、前記情報として、それぞれのインターバル回転数を対応するゼロ位置インターバルに関して算出し、インターバル回転数がクランク軸の少なくとも1回の完全な回転にわたる回転数の推移を表わし、インターバル回転数の回転数の推移から有意な特徴を検出すること、クランク軸のクランク軸角度位置とは独立に、クランク軸の回転開始とともにインターバル回転数の回転数の推移を算出し、評価することを特徴とするものである。
本発明の基本思想は、内燃エンジンのできるだけ多くの作動パラメータを交流発電機の電圧信号から導出し、さらにはこの電圧信号を電気消費装置、特に点火装置のエネルギー供給のために使用するというものである。
本発明によれば、まず、交流電圧信号の周期を、クランク軸の1回転のn分の一に相当するように設定する。したがって、クランク軸の1回転は複数のクランク軸角度インターバルに分割される。それぞれのクランク軸角度インターバルはクランク軸の完全な1回転の一部である。それぞれのクランク軸角度インターバルに対し少なくとも1つの情報を検出する。このようにして得られた情報は、クランク軸の角度の推移もしくは変化を表わしている。交流発電機の交流電圧信号から導出した新たな推移曲線に有意な特徴があるかどうかを調べる。有意な特徴が検出されれば、これを作業機の作動パラメータに割り当てる。
有利には、前記情報として1つのクランク軸角度インターバルのインターバル回転数を求め、このインターバル回転数を、クランク軸の少なくとも1回の完全な回転にわたる回転数の推移を直接または間接的に表わすものとしてプロットするのがよい。このようにして得られた回転数推移は、デジタル形式で、交流電圧信号の情報を反映している。すなわち回転数推移は、アナログ交流電圧信号を本発明にしたがってデジタル情報信号に変換した結果のものである。次に、このデジタル情報信号を、有意な特徴があるかどうかに関して調べて、1つの作動パラメータに割り当てる。一般的には、本発明によれば、前記情報(たとえばインターバル回転数)の推移曲線の有意な特徴を調べて、1つの有意な特徴に作業機および/または内燃エンジンのそれぞれ1つの作動パラメータを割り当てる。
本発明による方法により、作業機および/または内燃エンジンの多数の作動パラメータを確認できることが明らかになった。たとえば作業機の作動パラメータとして工具の負荷、ヒーターの作動状態、作業機の弁の作動状態、工具の磨耗状態等を、特別に作動パラメータに適合させたセンサを使用せずに確認することができる。したがって、内燃エンジンに対しては、形成させた情報信号から、たとえばクランク軸角度位置、作動負荷、気化器のスロットルバルブの位置、燃焼推移、燃焼混合気の濃度、または内燃エンジンの他の同等の作動パラメータを導出することができる。
本発明による方法にしたがって、クランク軸のクランク軸角度位置とは独立に、クランク軸の回転開始とともにインターバル回転数の回転数の推移を算出し、評価するのが有利である。有意な特徴を検知するには、よって作動パラメータを検知するには、必ずしもクランク軸が完全に1回転する必要はない。むしろ、多くのケースでは、クランク軸が1回転する間にいくつかのクランク軸角度インターバルまたはこれに割り当てられるインターバル回転数を評価すれば十分である。
本発明による方法は、特にバッテリーのない内燃エンジンに適用するのが有利である。というのは、交流発電機の回転により該交流発電機の電気エネルギーを電子制御装置の作動に使用でき、したがって交流発電機の最初の交流電圧信号を用いて、作業機の作動パラメータを検知する方法を開始できるからである。
交流電圧信号から導出される多数の作動パラメータは、該作動パラメータを評価のために診断・保守装置に送る可能性をも提供する。この場合、選定した作動パラメータは、診断・保守装置の不揮発性メモリにファイルすることができる。この種のデータは工場での保守に有利に利用できる。
本発明による方法の他の有利な構成では、1つのクランク軸角度インターバルにつき2つのインターバル回転数を算出する。交流発電機の極分布のために、それぞれのクランク軸角度インターバルにおいては交流電圧信号が1回だけ極性を変えるので、3つのゼロ位置が生じる。それ故、各クランク軸角度インターバルをそれぞれ2つのゼロ位置インターバルに簡単に分割できるので、たとえば6個のクランク軸角度インターバルから12個のゼロ位置インターバルが生じる。1つのゼロ位置インターバルは、電圧信号の連続する2つのゼロ通過点の間の時間間隔によって特定されている。極分布により、2つのゼロ位置間の一定の機械的クランク軸角度間隔は既知であるので、ゼロ位置の既知の機械的間隔と隣り合うゼロ位置の間の時間間隔とから、対応するゼロ位置インターバルに関し1つのインターバル回転数を算出することができる。ゼロ位置は有利には発電機に負荷がないときに特定するのがよい。このため、交流発電機に接続されている電気負荷による電流を、交流電圧信号のゼロ通過点の領域で遮断する。これにより誘導または容量による信号シフトが確実に回避される。交流発電機を、ゼロ通過点手前ほぼ5゜からゼロ通過点後ほぼ1゜まで負荷なしに維持すること、すなわち負荷をオフにすることが有利なことが判明した。
1回のクランク軸の回転のピッチの数nは最大で12であり、有利には4ないし8である。最適な値はnが5と7の間の数である場合である。後述する実施形態では、nは6に選定されている。
特定のクランク軸角度位置(たとえばピストンの上死点の位置)を検出するため、インターバル回転数の回転数推移に回転数極小値があるかどうかを調べることができる。クランク軸角度インターバルに回転数極小値があれば、ピストンはほぼ上死点にある。この場合、クランク軸角度位置を迅速に特定するため、クランク軸角度インターバルにおける電圧信号の極性を評価することができる。ゼロ通過点が12個あれば、システムは1つのゼロ通過点を検知したときに角度位置を30゜のグリッド(方眼)でクランク軸に割り当てる。すなわち12個の異なるクランク軸角度位置が可能である。ゼロ通過点の方向、すなわち交流電圧の半波の極性を補助的に考慮すれば、12個のゼロ通過点をそれぞれ6個の正のゼロ通過点と6個の負のゼロ通過点の点で区別することができる。それ故、1つの具体的なゼロ通過点においては、60゜のグリッドをクランク軸の角度に割り当てることができ、これによりクランク軸角度位置を迅速に特定することが可能である。
合目的には、誘導された交流電圧信号のゼロ通過点が好ましくはピストンの上死点手前ほぼ15゜の位置にあるように整合しているのがよい。これにより、システムが早期に交流電圧信号の位置をクランク軸の回転位置に割り当てて始動条件を改善させることが保障されている。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に図示した原理図は単気筒の内燃エンジン1、特に2サイクルエンジンを示している。しかし本発明による方法は単気筒または多気筒の2サイクルエンジンへの適用に限定されるものではない。本発明によれば、単気筒または多気筒の4サイクルエンジン等の往復動機関においても作動パラメータを利用することができる。
図1において、内燃エンジン1はクランクケース3を備えたシリンダ2を有している。クランクケース3内にはクランク軸4が回転するように支持されている。シリンダ2内には燃焼室5が形成され、燃焼室5は上下動するピストン6によって画成されている。ピストン6は連接棒7を介してクランクケース3内のクランク軸4と結合され、クランク軸4を回転駆動させる。図示した実施形態では、燃焼空気用の取り込み口8が燃焼室5に開口し、この場合取り込み口8は掃気通路14の窓である。さらに、燃焼ガスを燃焼室5から排出させる排出口9が設けられている。
内燃エンジン1には、燃焼空気以外に、気化器10を介して燃料が供給され、この場合混合気取り込み口11がクランクケース3に開口している。燃焼空気はエアフィルタ12を介して吸い込まれ、吸気通路13と気化器10とを介して混合気取り込み口11に供給され、ピストンが上昇するときにクランクケース3内へ吸い込まれる。ピストン6が下降運動すると、クランクケース3内にある混合気が掃気通路14を介して取り込み口8へ誘導されて燃焼室5内へ流入する。ピストンがさらに上昇すると、吸い込まれた混合気が圧縮され、点火プラグ15を介して点火される。爆発する燃焼ガスはピストン6を再び下方へ駆動し、その際排出口9が開口して燃焼ガスを排流させる。燃焼空気の供給量は回動可能なスロットルバルブ10aにより制御される。
図示した実施形態では、クランク軸4に交流発電機16が相対回転不能に結合されている。このとき誘導された電圧信号は導線17を介して信号処理ユニット18に送られる。信号処理ユニット18は、点火プラグ15を制御する点火器19と接続している。
図2に図示したように、交流発電機16は交流発電機として構成され、好ましくはたとえばいわゆるクローポール発電機(図2)または星型発電機(図18)として構成されており、ケーシング固定の、ステータ27のコイル体20を有している。ステータ27は固定穴24を介してたとえば内燃エンジン1のクランクケース3(図1)に固定されている。クローポール発電機のロータ21は、図示した実施形態では、内燃エンジン1の冷却空気供給部のファンホイール25によって形成され、その内周に12個の永久磁石23を担持している。永久磁石23は交互に極性N,Sを持って互いに並設されている。永久磁石23には保持リング28が付設されている。保持リング28は磁気ヨークリングとして構成されていてもよい。ステータ27は12個の極22を有し、これらの極22を介してそれぞれ、周回するように配置された永久磁石23の磁気閉回路が生じる。クランク軸4が回転し、よってロータ21が回転すると、コイル対20のコイル29に交番磁場が発生する。この交番磁場は対応する誘導交流電圧信号になる。この誘導交流電圧信号はコイル端に印加することができる。それ自体公知のホールベック(Hallbeck)磁化型マグネットリングが有利である。
コイル体20はステータ27としてクランクケース3に固定され、ステータ27の回転位置、よって個々の極22の回転位置は、ピストン6の特定の位置に整合している。合目的には、たとえば排出口9が開口しているとき、またはピストン6が上死点にあるとき、或いは取り込み口8が開口しているときに、誘導電圧がゼロ通過点を有するように、ステータ27の回転位置を設定するのがよい。
図2に図示した交流発電機の理想的な電圧推移を図3に示す。電圧は正規化電圧U/U’として図示してあり、クランク軸4の回転位置、すなわちクランク軸角度位置°KWとの関係を図示したものである。
発電機16の構成はクランク軸の1回転に整合しており、すなわち電圧信号Sの振動の周期Tがクランク軸の1回転のn分の一に相当するように整合している。図3の実施形態では、nは3よりも大きな数、好ましくは6よりも大きな数である。nがこれよりも大きな、12以下の数、或いは、これよりも大きい数に設定するのが合目的な場合もある。極の数量は、20ワットないし200ワットの電力を提供する発電機が小型であるために、限られている。
電圧信号Sの周期Tをクランク軸の回転の6分の1であるように設定すれば、周期Tは60゜KWに相当する。これに対応して、クランク軸の1回転(360゜KW)は6つのクランク軸角度インターバルI,II,III,IV,V,VIに分割されている。これを図3の上側にバーで示し、且つ図4で円グラフで示した。
交流発電機16のそれぞれの極22は、正の半波と負の半波とを備えた1つの完全振動を生じさせる。個々の振動は隙間なく互いに接続している。図3に実線の曲線で示した連続的な交流電圧信号が生じる。したがって、6つのクランク軸角度インターバルIないしVIに分割すると、電圧信号Sの12個のゼロ通過点1ないし12が生じる。この場合、各クランク軸角度インターバルIないしVIは2つのゼロ位置インターバルN(たとえばN1とN2)に分割される。1つのゼロ位置インターバルNは電圧信号Sの連続する2つのゼロ通過点OとOi+1とによって定義されている。クランク軸角度インターバルIないしVI、或いは、これから生じるゼロ位置インターバルN1ないしN12は、信号処理ユニット18によって評価され、対応するインターバル回転数n,n,n...n12へ置換される。したがって、各ゼロ位置インターバルNには1つのインターバル回転数nが割り当てられている。
図4には、それぞれのクランク軸角度インターバルIないしVI或いはゼロ位置インターバルN1ないしN12の割り当てがゼロ通過点O1ないしO12とともに図示されている。図4から明らかなように、2つのゼロ通過点の間隔、たとえばO1とO2との間隔はちょうど30゜KWである。この関係から、ゼロ位置インターバルNにおけるクランク軸4の各速度ωを直接導出することができる。
合目的には、誘導された交流電圧信号Sの1つのゼロ通過点Oが好ましくはピストンの上死点TDCの手前ほぼ15゜KWの位置にあるように整合しているのがよい。これにより、内燃エンジンの始動時に、半波の部分負荷を電子系への電圧供給に利用することも達成される。したがって、バッテリーなしでも始動過程時にシステムを早期に作動準備状態にさせることができる。よって好ましい始動条件が得られる。
図5は、内燃エンジン1の作動中における交流発電機16の電圧信号Uと時間tとの関係を示すグラフである。これから明らかであるように、図示したゼロ位置インターバルN1,N2,...は異なっており、すなわちたとえばゼロ位置インターバルN2の時間t2はゼロ位置インターバルN10の時間t10よりも明らかに長い。これに対応して回転数は対応するインターバルで変化する。
インターバル回転数nゼロ位置インターバルNとの関係をプロットすると、始動過程に対しては図6のような回転数推移が明らかになる。図6では、1回のクランク軸の回転に対し算出したインターバル回転数nないしn12が図示してある。
インターバル回転数の回転数推移とゼロ位置インターバルNの回数との関係を、内燃エンジン1の作動状態に応じて示したのが図6である。クランク軸4の少なくとも1回の完全回転にわたって回転数の推移を見ると、異なる有意な特徴を識別できる。それぞれの有意な特徴は内燃エンジン1の作動パラメータおよび/または内燃エンジンによって駆動される作業機の作動状態に関係づけることができる。求めたインターバル回転数の回転数推移から、内燃エンジンの既知の構造的特徴との関連で、たとえばクランク軸角度位置を簡単に特定することができ、或いは、内燃エンジンの作動負荷を知ることができ、或いは、気化器のスロットルバルブ位置を十分正確に特定することができる。また、内燃エンジン1の燃焼室5内での燃焼の進行具合(たとえば燃焼混合気の燃料濃度)もチェックすることができる。さらに、内燃エンジンの負荷、燃焼室の空気吸い込み効率または充填度、燃焼のラムダ値、自然点火、ノッキング、アフターラン、4サイクル、加速、回転ムラ等の一時的な作動状態および/または定常的な作動状態を検知することもできる。この場合、クランク軸4の実際のクランク軸角度位置゜KWに関係なく、クランク軸4の回転開始とともに、インターバル回転数nの回転数推移を評価してクランク軸角度位置を特定する。このようなクランク軸角度位置の特定は、すでにクランク軸の最初の回転中に行なう。というのは、回転数推移の有意な特徴は、たとえば上死点TDCの領域での圧縮、排出口9の開口、或いは掃気通路14の開口により、当該有意な特徴に関係づけられるクランク軸角度インターバルまたはゼロ位置インターバルの間に際立っているからである。同じ回転数推移を用いて内燃エンジン1の複数個の異なる作動パラメータを検出でき、たとえば評価のために診断装置および/または保守装置30(図1)に送ることができる。求めた特定の作動パラメータは、診断装置および/または保守装置30の不揮発性メモリにファイルして、たとえば工場での作業機の保守の際に読み出すことができる。
本発明の第1実施形態によれば、インターバル回転数nの回転数推移を回転数極小値n12に関して調べる。この場合、回転数極小値n12に対応するゼロ位置インターバルN12において、クランク軸角度位置はほぼ上死点TDCでのピストン6の位置に対応する。クランク軸角度位置をより迅速に且つより精密に特定するため、補助的に、電圧信号Sの極性をそれぞれのゼロ位置インターバルにおいて、特にゼロ位置インターバルN12においても評価してもよい。図3に図示の理想的な状態に関しては、ゼロ位置インターバルN1,N3,N5,N7,N9,N11が正の半波を持ち、他のゼロ位置インターバルが負の半波を持っているので、ゼロ位置インターバルN1ないしN12を電子装置により難なく識別することができる。
交流発電機16の回転位置を、すなわち図2の実施形態においてステータ27を形成しているコイル体20の回転位置を、電圧信号Sのゼロ通過点O12がピストン6の上死点にあるようにすれば、クランク軸角度位置°KWを簡単に特定することができる。
回転数極小値n12のゼロ位置インターバルN12が図7のように回転数極小値自体に対し対称であるようにステータ27の回転位置を調整するのが合目的であることが判明した。このようにすると、隣接するインターバル回転数を比較することにより、算出の大きな手間を要せずに回転数極小値を求めることができる。この場合、n11>n12<nである。
図1の内燃エンジンの始動過程は、常に同じ部分で発生する特徴的な回転数加速を示す。多数の始動過程から図8に示すような参照曲線を求めれば、この参照曲線に基づいてクランク軸角度位置を簡単に知ることができる。このため、求めたインターバル回転数を規格化し(nnom)、対応するゼロ位置インターバルNの参照回転数nrefと比較する。規格化したインターバル回転数との差Nnom(i)−nref(i)は、累積誤差を算出するために用い、2乗し、最後の12回目のゼロ位置インターバルにわたって加算する。このようにして形成された累積誤差eは、ピストンが上死点TDCの領域にあるときには常にほぼゼロである。すなわち、
Figure 0005416893
である。
図9において、L1,L2,L3,L4,L5で示した部位におけるピストンの位置、よってクランク軸4のクランク軸角度位置がはっきり見て取れ、これに応じて点火器19の制御を行う。
インターバル回転数の有意な特徴を識別するため、図10の実施形態では、回転数推移を分析して差曲線Dが図示してある。この場合、数学的微分法は演算が面倒であるので適切でない。もし1つのゼロ位置インターバルでの回転数推移を評価すれば、近似的に同等の結果を得ることができる。このため、
Figure 0005416893
を適用する。
1つのゼロ位置インターバルが30゜KWにわたっているので、Δnは時間計測によって検出される。このようにして得られた差曲線は、割り当てられたクランク軸角度位置゜KWの1つのゼロ位置インターバルに有意な転回部Hを有している。この転回部Hは機械的なクランク軸角度の一義的な割り当てを可能にする。
図11の実施形態では、ゼロ通過点Oを起点としてクランク軸角度の外挿を行なう。この場合、次のゼロ通過点に到達するまでに角度誤差が確認される。この角度誤差は次のゼロ通過点に到達したときに再びゼロに設定される。外挿の角度誤差の方向性は圧縮または膨張を示唆しており、最大誤差は完全燃焼の後に生じ、すなわち(圧縮による)減速が(燃焼による)加速に転じる時点で生じる。すなわち、
α(t+Δt)=α(t)+ω(n)・Δt
である。
図11からわかるように、角度誤差は際立っており、ピストン6の上死点TDCの領域でのクランク軸角度インターバルへの割り当て、すなわち時点T,Tでの割り当てを可能にする。
クランク軸角度位置をより正確に確定するため、交流発電機16の回転位置、すなわちステータ20の回転角度位置を、電圧信号Sの1つのゼロ通過点Oが点火時点範囲の僅か手前のクランク軸4の回転角度位置にあるように、設定する。好ましくは、交流発電機16の回転位置を、ゼロ通過点Oが内燃エンジン1の点火時点範囲直前にあるように設定するのがよい。
図12および図13の実施形態では、クランク軸の固定角度位置が既知でなくても、インターバル回転数の回転数推移に基づいて負荷の検出が可能である。最大インターバル回転数nmaxと最小インターバル回転数nminとの間の開き40は、内燃エンジンに加えられる負荷に対する判定基準と見なすことができる。エンジン回転数が一定であれば、最大インターバル回転数nmaxと最小インターバル回転数nminとの間の開き40は負荷の増大に伴って大きくなる。回転数のムラを小さくするため、前記開き40を連続する複数回のクランク軸回転の平均値として求めることができ、たとえばエンジンに典型的な既知の参照開きと比較することができる。このようにして、前期開き40が大きければ負荷があると推定でき、前記開き40が小さければ部分負荷または負荷のない状態であると推定できる。
最大回転数または最小回転数と平均回転数との比率を考慮すること、或いは、圧縮時の回転数勾配と膨張時の回転数勾配とを比較して、これから負荷情報を推定するのも合目的である。
図14の実施形態では、たとえばスロットルバルブが閉じているアイドリング時には、クランク軸の連続する回転から導出される回転数減少は回転数に依存しているという認識を活用する。回転数減少は検出可能な帯域内にあり、有意な機械量である。
スロットルバルブが開き、よって燃焼室の充填率が大きくなると、圧縮仕事が増大する。スロットルバルブ開いているときの圧縮時における回転数減少の曲線(点線で示した)は、スロットルバルブが閉じているときの回転数減少(実線で示した)の曲線よりも上にある。したがって、現時点でのアイドリング回転数に関係なく、回転数減少の経過と座標系Δn/n内でのシフトとに基づいて、スロットルバルブが開いていることを検出できる。
図15の実施形態では、スロットルバルブの開弁位置に依存したピストン6の圧縮仕事を評価する。図15に図示した、インターバル回転数の回転数推移は、作動中の内燃エンジンを示している。この場合、階段状曲線50は、スロットルバルブの開弁率%TVで示したスロットルバルブの開弁位置を表わしている。
燃焼のないサイクルでは、スロットルバルブが閉じていれば、ピストン6の圧縮仕事は著しく小さい。このことは、クランク軸の1回転にわたって低下する回転数推移の下降カーブの高さ51から検出することができる。図15の右側に図示したように、スロットルバルブの開弁率がほぼ80%であれば、燃焼のないサイクルにおいて前記下降カーブ53の高さ52は著しく大きい。圧縮仕事が変化したためである。したがって、インターバル回転数nないしn12の回転数推移は、有意な特徴として、位置センサを必要とせずにスロットルバルブの開弁位置を検出できることを表わしている。
図16の実施形態では、インターバル回転数の回転数推移において識別できる、仕事行程時の加速を評価する。階段状曲線60はスロットルバルブ10aの開弁率(%TV)を示し、インターバル回転数の回転数推移は内燃エンジンの作動状態を表わしている。図16の左側に図示したアイドリング時(スロットルバルブ閉)の回転数ストローク61は、スロットルバルブ10aがほぼ60%開弁しているときの回転数ストローク62よりも著しく大きい。スロットルバルブ10aが開弁したときの回転数ストローク62はアイドリング時の回転数ストローク61よりも著しく小さい。したがって、燃焼に成功した後の回転数ストロークを反復して比較することにより、補助的なセンサを必要とすることなく、内燃エンジンの負荷状態或いはスロットルバルブ10aの開弁位置を推定することができる。燃焼が連続して行われたという事実を確認することによって推定してもよい。また、燃焼後の回転数ストロークを検出して、供給された燃焼混合気の化学量論比に置換させてもよい。このようにすると、回転数ストロークにしたがって燃焼混合気の組成を制御することができる。
図17の実施形態は、内燃エンジン1のパワートレインにおけるねじり振動をいかに検出できるかを示している。特定の作動状態では、圧縮と膨張とによって生じる回転ムラに、クランク軸およびパワートレインのねじり振動が重畳される。クランク軸4の角速度ωとゼロ位置インターバルNとを比較すると、圧縮と膨張が交互に行なわれることにより回転ムラが生じることがはっきり認められる。図17が示すように、クランク軸の1回転のゼロ位置インターバル6、または、次のゼロ位置インターバル18(すなわちクランク軸の次の1回転時のゼロ位置インターバル)では、ねじり振動DSが重畳されたことが認められ、このため信号処理ユニットが点火に介入して、ねじり振動DSを伴う作動状態がアクティブな回転数変化により回避できるようにし、或いは、特殊な点火パターンを妨害できるようにする。
特殊なケースでは、クランク軸角度位置の検出の確実性を向上させるため、図2に図示したようなマークMを設定するのが合目的である。このマークMは極22の分岐的構成(abweichende Gestaltung)のなかにあり、電子装置により容易に検出できるような際立った信号推移を発生させる。このような補助的な信号は構成をさらに簡潔にさせるものであり、或いは、作動パラメータを特定するための冗長手段として利用できるものである。
発電機信号を、慣用されている点火システムに供給するようにしてもよい。この場合、本発明による信号評価はこの慣用的な点火システムにおいて点火時点を制御するために有利に利用することができる。高電圧発生は従来慣用的に行なわれている態様で行なうことができる。
発電機が電気的に負荷された場合、負荷によりゼロ通過点Oの位置に影響することがあるが、これを避けるため、発電機に接続されている負荷をゼロ通過点Oの領域で基本的にオフにするのが合目的である。この場合、負荷は2つのゼロ通過点の間でのみ発電機からエネルギーの供給を受ける。このときゼロ通過点Oの時点では発電機に負荷がかからないので、誘導性信号シフトまたは容量性信号シフトが回避される。予想されるゼロ通過点Oの手前ほぼ5゜KWないしゼロ通過点O後ほぼ1゜KWで負荷をオフにするのが合目的であることが判明した。
図18には、星型発電機として構成された交流発電機16の実施形態が図示してある。交流発電機16は半径方向に星型に指向している複数個の極42を有している。ステータ40のコイル体20は個別のコア(鉄心)41を積層したものから構成され、個別のコア41は軸線方向に積層されている。このような積層鉄心はいくつかの支柱状のコイル担持体を有し、これらコイル担持体は半径方向内側から外周44まで延在している。個々の支柱は突出極42を形成しており、誘導コイル22を担持する担持体として用いる。誘導コイル22のうち少なくとも1つはそれぞれ1つの支柱状担持体の上に配置されている。図示した実施形態では、全部で12個の支柱が設けられており、これらの支柱は周方向に等間隔Uで、好ましくは互いに30゜の角度を持って配置されている。
ステータ40を固定するため、互いにほぼ対向する2つの支柱に、軸線方向に連続的に延在する固定穴48が設けられている。固定穴48はコア41を貫通し、ステータ40をたとえばクランクケース3(図1)に相対回転不能に固定するための固定ねじを受容するために用いる。固定穴48を備えた支柱はコイルなしで形成される。ステータ40は鋳造するのが有利であり、このため、支柱状の極42の足部に、積層鉄心43の端面を越えて軸線方向に突出する筒状の底板45が取り付けられている。これに対応して支柱はその自由端に密閉板46を担持している。密閉板46の軸線方向の長さは底板45の軸線方向の高さに相当している。底板45と密閉板46との間の空間は注型樹脂で充填される。これによりコイルは個々の支柱状の極42に固定され、機械的な損傷から保護される。
固定穴48を備えた支柱は、周方向において片側に4個の極42が、他側に6個の極42が固定穴48の間にあるように選定されている。互いに結線されているコイル29の合成信号は、図3または図5に図示したような交流信号Sに相当している。
ロータ52は、図2の実施形態の場合と同様に、内燃エンジンのファンホイール51によって形成されている。ステータ40側には、好ましくは一体のマグネットリング60を挿着して受容するための容器状の受容部55が形成されている。マグネットリング60は周方向において等間隔AでN極NまたはS極Sとして交互に磁化されている。このようにして周方向に12個の永久磁石23が形成されている。
マグネットリング60をロータ52の容器状受容部55に回転適正に位置づけるため、端面側にロック溝39が設けられている。これらのロック溝39によりファンホイール51の回転位置に対するマグネットリング60の位置が特定され、よってクランク軸に対する位置が特定される。
取り付け状態においては、一体のマグネットリング60はその内周がステータ40の外周44上方に間隔を持って位置する。ステータ40は完全にマグネットリング60の中にある。ロータ52が回転すると、マグネットリング60の交互磁化により極42に交互磁束が発生し、図3および図5に図示したような交流電圧信号Sが誘導される。
内燃エンジンの概略構成図である。 クランク軸により回転駆動される交流発電機(クローポール発電機)の構成の斜視図である。 多極交流発電機の理想的な電圧推移とクランク軸角度との関係を示すグラフである。 図3の電圧信号のゼロ通過点を割り当てた、1回のクランク軸の回転を説明する図である。 図2の交流発電機の実際的な交流電圧信号示すグラフである。 交流発電機を備えた内燃エンジンの、インターバル回転数から形成された回転数推移を示すグラフである。 交流発電機の回転位置と回転数最小値との関係を示すグラフである。 回転数推移に対する参照曲線を示すグラフである。 図8の参照曲線に対する累積誤差をも併せて示した、始動過程における内燃エンジンの回転数推移を示すグラフである。 回転数推移の差曲線をも併せて示した、始動過程における内燃エンジンの回転数推移を示すグラフである。 角度位置を外挿したときの、1つのゼロ位置から次のゼロ位置までの角度誤差の推移を示すグラフである。 内燃エンジンが完全負荷(フルスロットル)で作動しているときの回転数推移を示すグラフである。 部分負荷時の回転数推移を示す図12に対応するグラフである。 気化器のスロットルバルブ開閉時の回転数の減少の推移を示すグラフである。 スロットルバルブの開度をも併せて図示した、内燃エンジン作動時の回転数推移を示すグラフである。 内燃エンジンの回転推移を示す図15に対応する図である。 パワートレインに際立ったねじり振動が発生する作動時の、クランク軸の角速度を示すグラフである。 星型発電機として構成された交流発電機の概略構成図である。
符号の説明
1 内燃エンジン
2 シリンダ
3 クランクケース
4 クランク軸
5 燃焼室
6 ピストン
10 気化器
30 診断・保守装置
I,II,III,IV,V,VI クランク軸角度インターバル
N1,N2,N,...N ゼロ位置インターバル
,n,..n インターバル回転数
O1,O2,..O ゼロ通過点
e 累積誤差
R 参照曲線
S 電圧信号

Claims (19)

  1. 内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法であって、少なくとも1つのシリンダ(2)と、クランクケース(3)と、ピストン(6)によって画成されるようにシリンダ(2)内に形成され、クランクケース(3)内に支持されているクランク軸(4)を回転駆動する燃焼室(5)と、燃焼室(5)に開口している燃焼空気取り込み口(8)と、燃焼室(5)から燃焼ガスを排出させるための排出口(9)と、クランク軸(4)によって回転駆動され、クランク軸(4)が1回転する間に連続的な交流電圧信号(S)を発する交流発電機(16)とを有する内燃エンジンを備えた作業機の作動パラメータを検知する方法において、
    1つの電圧信号(S)の周期(T)がクランク軸(4)の1回転のn分の一に相当し、nは2よりも大きな数であること、
    クランク軸(4)の1回転のn分の一が1つのクランク軸角度インターバル(I,II,...VI)を形成し、それぞれのクランク軸角度インターバル(I,II,...VI)に対し少なくとも1つの情報を検出すること、
    クランク軸角度インターバル(I,II,...VI)の前記情報がクランク軸角度の推移を表わし、前記情報から形成される前記推移から有意な特徴を検出し、1つの有意な特徴に、作業機を駆動する内燃エンジン(1)の1つの作動パラメータとしてのクランク軸(4)のクランク軸角度位置を割り当てること、
    1つのクランク軸角度インターバル(I,II,...VI)を2つのゼロ位置インターバル(N1,N2,...N )に分割し、1つのゼロ位置インターバル(N1,N2,...N )が電圧信号(S)の連続する2つのゼロ通過点(O1,O2,..O )の時間間隔(t)であること、
    交流発電機(16)に負荷がないときにゼロ通過点(O )を特定すること、
    交流発電機(16)に接続されている電気負荷による電流を、交流電圧信号(S)のゼロ通過点(O )の領域で遮断すること、
    前記情報として、それぞれのインターバル回転数(n ,n ,..n )を対応するゼロ位置インターバル(N1,N2,...N )に関して算出し、インターバル回転数(n,n,..n)がクランク軸(4)の少なくとも1回の完全な回転にわたる回転数の推移を表わし、インターバル回転数(n,n,..n)の回転数の推移から有意な特徴を検出すること、
    クランク軸(4)のクランク軸角度位置とは独立に、クランク軸(4)の回転開始とともにインターバル回転数(n,n,..n)の回転数の推移を算出し、評価すること、
    を特徴とする方法。
  2. 作業機の作動パラメータが、工具の負荷、ヒーターの作動状態、作業機の弁の作動状態、工具の磨耗状態等であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 内燃エンジン(1)の作動パラメータが、作動負荷、気化器のスロットルバルブの位置、燃焼推移、燃焼混合気の濃度、または内燃エンジンの他の作動パラメータであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 内燃エンジン(1)の複数個の作動パラメータを検出し、評価のために診断・保守装置(30)に送ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 選定した作動パラメータを、診断・保守装置(30)の不揮発性メモリにファイルすることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 交流発電機(16)に接続されている電気負荷による電流を、ゼロ通過点(O)手前ほぼ5゜(KW)からゼロ通過点(O)後ほぼ1゜(KW)まで遮断することを特徴とする、請求項に記載の方法。
  7. 前記nが整数であり、nは好ましくは3と12の間の数、特に5と7の間の数であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. インターバル回転数(n,n,..n)の回転数推移を、回転数極小値があるかどうかに関し調べ、該回転数極小値のクランク軸角度インターバルに所定のクランク軸角度位置を割り当て、好ましくは上死点(TDC)におけるピストン(6)の位置を割り当てることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. クランク軸角度位置を特定するため、クランク軸角度インターバル(N1,N2,N,...N)における電圧信号(S)の極性を評価することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 回転数極小値のクランク軸角度インターバルが回転数極小値に対し対称になるように、交流発電機(16)の回転位置を調整することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. インターバル回転数(n,n,..n)の回転数推移を参照曲線(R)と比較すること、参照曲線(R)からのずれを累積誤差(e)として検出し、最小累積誤差(e)を持ったクランク軸角度インターバルに所定のクランク軸角度位置を割り当てることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. インターバル回転数(n,n,..n)の回転数推移を微分し、微分した曲線(D)に有意な転回部を持ったクランク軸角度インターバルに、特徴的なクランク軸角度位置を割り当てることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  13. クランク軸(4)の1つのクランク軸角度位置における電圧信号(S)のゼロ通過点(O)が点火時点範囲のいくぶん手前にあるように、好ましくは点火時点範囲の直前にあるように、交流発電機(16)の回転位置が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  14. エンジンユニット(19)における交流発電機(16)の回転位置とピストン(6)の上死点(TDC)とは、交流電圧信号(S)の1つのゼロ通過点(O)が好ましくはピストン(6)の上死点(TDC)手前ほぼ15゜(KW)であるように整合していることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  15. 回転数推移の最大インターバル回転数(nmax)と最小インターバル回転数(nmin)との間の開き(40)を、印加された負荷の判定基準として評価することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  16. クランク軸の1回転以内での前記開き(40)を評価することを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 特定の作動状態で、クランク軸の連続する回転間における連続的な回転数減少(Δn)を検出すること、次の作動状態で、クランク軸の連続する回転間における連続的な回転数減少(Δn)を検出して最初の作動状態の回転数減少と比較し、最初の作動状態の回転数減少の曲線以下の位置であれば気化器(10)のスロットルバルブが閉じており、最初の作動状態の回転数減少の曲線以上の位置であれば気化器(10)のスロットルバルブが開いていることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  18. 燃焼が成功した場合の回転数ストローク(61,62)を検出して比較値と比較し、比較値を越えている場合には気化器(10)のスロットルバルブ(10a)が閉じており、比較値を下回っている場合には気化器(10)のスロットルバルブ(10a)が開いていることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  19. 燃焼後の回転数ストローク(61,62)を検出して、供給された燃焼混合気の化学量論比に置換し、回転数ストローク(61,62)にしたがって燃焼混合気の組成を制御することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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