JP5414263B2 - シート装置 - Google Patents
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Description
請求項2に係る発明によれば、前記シート装置が、前記一対のサイドフレームの後部の間に設けられた取付部を更に備え、前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部に連結されて前記取付部に対して前後に移動可能とされることによって、前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部を介して前記サイドフレームの後部に連結されることとした。
一方、支持台が保持された状態で伸縮機構が伸縮すると、リンク機構によってレッグレストの振り上げ・振り下げが行われる。ここで、連結部材が支持台又はそれに固定された部材に連結されるとともに、その連結部材が伸縮機構の後部連結部にも連結されているから、伸縮機構が伸長しても、伸縮機構の後部連結部が後ろに移動しない。そのため、レッグレストをより前に所望の高さまで振り上げることができる。
請求項2に係る発明によれば、連結部材が伸縮機構に沿って設けられているから、これらをコンパクトな配置にすることができる。例えば、連結部材と伸縮機構を近接して配置することができる。そのため、クッションパッドの下側の空間を必要最小限に抑えることができ、シートボトムの大型化を防止することができる。
図2は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した分解斜視図である。図3は、シートボトム2のフレーム部40を示した分解斜視図である。図4は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した斜視図である。図5は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した斜視図である。
この伸縮機構27はリンク機構20に連結されるとともにサイドフレーム41の後端部に連結され、この伸縮機構27とサイドフレーム41との連結部が前後に移動可能とされている。そして、この伸縮機構27は、サイドフレーム41との連結部からリンク機構20との連結部までの距離を調整するとともにロックによりその距離を保持し、更に、リンク機構20との連結部を前方に押す荷重を生ずるものである。
図5に示すように、伸縮機構27は、クッションスプリング43の後ろに凹んだ部分43aの下に位置する。
連結部材28の前端部がリンク21に連結され、その連結部28aを中心にしてリンク21と連結部材28が回転可能となっている。連結部材28とリンク21との連結部28aは、ブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置している。なお、連結部材28はリンク21に連結されているのではなく、支持台82に回転可能に連結されていてもよい。連結部材28が支持台82に連結されている場合でも、連結部材28と支持台82の連結部がブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置している。また、連結部材28が、別途支持台82に固定された部材に回転可能に連結されていてもよい。その場合も、その部材と連結部材28との連結部がブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置している。
また、連結部材28は、伸縮機構27と同様に、クッションスプリング43の後ろに凹んだ部分43aの下に位置する。
スライド機構30は、基部31、左右一対のリニアガイド32及びスライダ33を有する。基部31は、2つのリンク26に左右に架け渡された状態でこれらリンク26に固着されている。ここで、基部31は、互いに左右に間隔を空けて配置されて、リンク26に固着された左右一対の支持フレーム311と、これら支持フレーム311の間に左右に架け渡された3つの連結フレーム312と、これら連結フレーム312の略中間位置において前後に架け渡された補助フレーム313と、を有する。なお、連結フレーム312及び補助フレーム313はトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
レッグレスト4は、フレームをウレタンフォーム材及び表皮で覆ったものである。図4に示すように、レッグレスト4の左右の横幅は、座面48の前端部における左右の横幅よりも大きい。図2、図4、図6に示すように、レッグレスト4が基部31の表側において左右2つのスライダ33に架け渡された状態でこれらスライダ33に固着されている。そのため、レッグレスト4がスライダ33と一体となってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。
上がった場合にはレッグレスト4の上面)には、左右に2つの窪み4bが形成されている。窪み4bは円柱面状の窪みであって、上下方向に延在している。従って、レッグレスト4が前に上がった状態ではレッグレスト4の正面が上を向き(図1参照)、窪み4bが前後方向に延びた状態となるので、着座者が脚を窪み4b内に載置することができる。そのため、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。なお、窪み4bは、レッグレスト4のウレタンフォーム材の成型によって形成されたものである。
まず、レッグレスト4の振り上げ・振り下げ動作について説明する。
左のサイドフレーム41に設けられた操作部812を操作することによって、ワイヤ812bを通じて伸縮機構27をロックしたり、ロック解除したりする。
また、リンク機構20が前に展開する際においては、リンク21と摺動子29bの距離が連結部材28によって一定に保たれているから、伸縮機構27が伸長する際にも、摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動することがない。そのため、伸縮機構27が伸びきった状態では、レッグレスト4の位置をより前斜め上に振り上げることができる。仮に連結部材28が無いものとしたら、伸縮機構27が伸長する際に摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動してしまうため、レッグレスト4の前への振り上がり方が小さくなってしまう。そのようなことを連結部材28によって防止することができる。
リンク機構20が折り畳まれることによって、レッグレスト4が後ろに振り下げられる。図4に示すようにリンク機構20が折り畳まれて、レッグレスト4がシートボトム2の前端部から垂下した状態では、そのレッグレスト4が左右のサイドフレーム41の前端よりも前方であって支持台82の前部よりも下方に位置している。その状態では、レッグレスト4の脚受け面(窪み4bが形成された面)が前方に向いている。支持台82の上にはクッションパッド47が設けられているので、この状態のとき、レッグレスト4は空間Sに収納された状態となっている。
クランク811が軸811cを中心にして回転し、作動杆811aが上昇すると、支持台82が連結軸41aを中心にして回転して、支持台82が起きあがる。これにより、クッションパッド47の前部が盛り上がって、座面48の後ろに下る勾配が大きくなる。一方、クランク811が軸811cを中心にして回転し、作動杆811aが下降すると、支持台82が連結軸41aを中心にして回転して、支持台82が倒伏する。これにより、クッションパッド47の前部の盛り上がりが小さくなり、座面48の後ろに下る勾配が小さくなる。リンク機構20が折り畳まれた状態では、支持台82が図7の状態から図8の状態に起き上がり、リンク機構20が展開した状態では、支持台82が図9の状態から図10の状態に起き上がる。
操作部812を操作すると、左右のスライダ33が基部31に対してスライドし、レッグレスト4が移動する。操作部812の操作を止めると、レッグレスト4を途中の任意の位置で静止させることも出来る。
2 シートボトム
4 レッグレスト
7 レッグレスト装置
20 リンク機構
21〜26 リンク
27 伸縮機構
27a ロッド
27b シリンダ
27c ブラケット
27d 連結部
28 連結部材
29 ブラケット
29a ガイド孔
29b 摺動子
40 フレーム部
41 サイドフレーム
42 取付部
43 クッションスプリング
47 クッションパッド
82 支持台
Claims (6)
- レッグレストと、
左右に間隔をおいて配置された一対のサイドフレームと、
前記サイドフレームの前端部に上下に起伏可能に取り付けられた支持台と、
前記一対のサイドフレーム及び前記支持台の上に設けられたクッションパッドと、
前記支持台と前記レッグレストを連結し、前記レッグレストを前記支持台から垂下した状態と前記支持台から前に振り上げた状態との間で移動自在に支持するリンク機構と、
前記クッションパッドの下方において前記リンク機構に連結され、前記サイドフレームの後部に連結されるとともにその後部連結部が前記サイドフレームの後部に対して前後に移動可能とされ、伸縮することによって前記リンク機構との前部連結部と前記後部連結部との距離を調整する伸縮機構と、
前記クッションパッドの下方において前記支持台又はそれに固定された部材に回転可能に連結され、前記伸縮機構の前記後部連結部に連結された連結部材と、を備えることを特徴とするシート装置。 - 前記一対のサイドフレームの後部の間に設けられた取付部を更に備え、
前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部に連結されて前記取付部に対して前後に移動可能とされることによって、前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部を介して前記サイドフレームの後部に連結され、
前記連結部材が前記伸縮機構に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。 - 前記連結部材と前記伸縮機構が上から見て平行に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート装置。
- 前記取付部に固定され、前後に長尺なガイド孔が形成されたブラケットと、
前記伸縮機構の前記後部連結部及び前記連結部材の両方に取り付けられ、前記ガイド孔に通され前記ガイド孔に沿って前後に摺動可能とされた摺動子と、を更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート装置。 - 前記支持台又はそれに固定された部材と前記連結部材との連結部が前記伸縮機構の前記前部連結部よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のシート装置。
- 前記連結部材及び前記伸縮機構が前記一対のサイドフレームの間の中間部から左又は右にずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のシート装置。
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