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JP5411685B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、漏れ防止性に優れた吸収性物品に関する。
従来、生理用ナプキン等の吸収性物品として、吸収体の両側部における肌対向面側を防漏性のシートで被覆し、更に、そのシート上に、液透過性の不織布を重ねたものが知られている。例えば、特許文献1には、吸収体と、その下面から両側部上面に亘って位置させた防水性シートと、これらの内部積層体を被覆する不織布製の外装シートからなる生理用ナプキンが記載されている。
また、特許文献2には、透液性内面シートと、不透液性外面シートと、これら両シート間に介在する吸液性コアとからなり、透液性内面シートが、疎水性のシート材における吸液性コアの上面に当接する部位に透孔を設けたものであり、且つ該部位の上面に、界面活性剤により親水化した疎水性繊維からなる不織布が接合されている使い捨ておむつが記載されている。
実開昭58−142028号公報 特開平10−43238号公報
特許文献1の生理用ナプキンのように、肌対向面を形成する液透過性の不織布を、サイドシートで覆うことなく吸収体側縁の外方まで延出させた場合には、肌対向面上に排泄された液や吸液した吸収体から不織布内に戻った液が該不織布内を拡散して横漏れを生じ易かった。
そのため、近年では、防漏性のサイドシートを、表面シートの両側部に重ねるように配置し、それによって、表面シート内を拡散した液の漏れ出しを防止し漏れ防止性能を向上させることが広く行われている。
特許文献2の使い捨ておむつは、吸液性コアの上面に位置する透孔を介して吸収体内の液が肌側に戻り、着用者にべたつき感を与えたり、液が漏れ出すおそれがある。
本発明者らは、漏れ防止性能を向上させるべく種々検討した結果、防漏性のサイドシートを、特定の表面シートと特定の態様で接合した場合には、意外にも、吸収体の両側部においてサイドシートを表面シートの下に配することにより、漏れ防止性が顕著に向上することを知見した。
本発明は、漏れ防止性能に優れた吸収性物品に関する。
本発明は、肌対向面を形成する不織布製の表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備し、長手方向の両側部に、液不透過性又は液難透過性のサイドシートが配された吸収性物品であって、前記表面シートは、肌対向面に凹部及び凸部を有し、該凹部の底部に、線状のエンボス部が形成されており、前記サイドシートは、その一部分が、吸収性物品の長手方向両側部における前記吸収体上に配されており、さらに該吸収体上における該サイドシート上に前記表面シートの一部分が配されており、前記サイドシートと前記表面シートとが接合された接合部が、該サイドシートの前記吸収体上に位置する側縁との間に間隔を設けて且つ吸収性物品の長手方向に延びて形成されており、前記線状のエンボス凹部が、該接合部に対して斜めに交差している、吸収性物品を提供するものである。
本発明の吸収性物品は、漏れ防止性能に優れている。
また、本発明の吸収性物品は、吸収体の長手方向両側部の肌対向面側においてサイドシートを表面シート上に配する必要がない。
図1は、本発明の一実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3は、図1の生理用ナプキンの表面シートの一部を拡大して示す斜視図である。 図4は、図1の生理用ナプキンの排泄部対向部における吸収体の長手方向の一方の側縁付近を示す拡大平面図である。 図5は、ナプキンの幅方向に沿う断面を示す図で、(a)は、図4のIII−III線断面図、(b)は、図4のIV−IV線断面図である。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態である生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1ともいう)は、図1及び図2に示すように、肌対向面Pを形成する表面シート2、非肌対向面Qを形成する裏面シート3、及びこれら両シート間に配された吸収体4を具備しており、平面視して一方向(X方向)に長い形状を有している。ナプキン1の長手方向は、着用時における着用者の前後方向と一致する。
ナプキン1は、ショーツのクロッチ部の肌対向面に載置される本体部分5と、本体部分5から左右に延出するウイング部6,6を有している。ウイング部6,6は、ナプキン1の長手方向における、幅方向中央部に着用者の液排泄部が対向配置される排泄部対向部1Aに形成されている。本体部分5の非肌対向面には、ショーツのクロッチ部の肌対向面に固定するための粘着部51が設けられており、ウイング部6の非肌対向面には、該ウイング部6を、ショーツのクロッチ部の非肌対向面に固定するための粘着部61が設けられている。本体部分5の肌対向面には、防漏溝53が形成されている。
本発明において肌対向面Pは、着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌対向面Qは、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。ナプキン1のウイング部6については、図2に示すように、ウイング部を本体部分5の側方に延ばした状態において、本体部分5の肌対向面と同方向を向く面を肌対向面とし、本体部分5の非肌対向面と同方向を向く面を非肌対向面する。
ナプキン1の長手方向(X方向)の両側部には、一対のサイドシート7,7が配されている。サイドシート7は、液不透過性又は液難透過性である。
サイドシート7は、ナプキン1の幅方向中央側に、ナプキン1の長手方向に延びる直線状の側縁71を有しており、該側縁71側の一部分72が、ナプキン1の長手方向両側部における吸収体4上に配されている。サイドシート7における吸収体4上に位置する部分72は、ナプキン1の長手方向に沿って帯状に延びている。
サイドシート7は、前記側縁71とは反対側に、吸収体4の長手方向の側縁41より外方に延出する側方延出部73を有している。側方延出部73は、同様に延出した裏面シート3の側方延出部と貼り合わされてサイドフラップ62を形成している。サイドフラップ62は、排泄部対向部1Aにおいて、ナプキン1の幅方向外方に向かって大きく膨出してウイング部6を形成している。ナプキン1の長手方向の両端部それぞれには、吸収体4の周縁部から延出した表面シート2,一対のサイドシート7及び裏面シート3が、ヒートシール等によって一体化されたエンドシール部52が形成されている。
図2及び図5に示すように、サイドシート7の吸収体4上に位置する部分72上には、表面シート2の一部分2Uが配されている。より具体的には、表面シート2は、ナプキン1の長手方向(X方向)に長い形状を有しており、長手方向の両側部が、サイドシート7の吸収体4上に配された部分72上に配されている。また、表面シート2の吸収体4上のサイドシート7上に位置する部分2Uは、ナプキン1の長手方向に沿って帯状に延びている。
また、サイドシート7と表面シート2とが接合された接合部8が、該サイドシート7の吸収体4上に位置する側縁71との間に間隔を設けて形成されている。サイドシート7の前記側縁71と接合部8との間には、サイドシート7と表面シート2との間が接合されていない未接合部分が生じている。
また、接合部8は、ナプキン1の長手方向に沿って線状ないし細幅の帯状に延びている。
本実施形態における接合部8は、表面シート2とサイドシート7との間をホットメルト型の接着剤81で接合することにより形成されている。
サイドシート7の吸収体4上に位置する部分72の幅W1(図5参照)は、装着時の圧力、特に中央より側方ほど加わる強い圧力によって、液が一気に表面シートを突き抜けることを防止する観点から、5〜20mmであることが好ましく、より好ましくは10〜15mmである。
また、サイドシート7の側縁71と接合部8との間の幅W2(図5参照)は、表面シート2とサイドシート7との間に液を一旦収容可能な隙間を形成する観点から、2〜7mmであることが好ましく、より好ましくは3〜5mmである。
また、前記幅W2の前記幅W1に対する比(W2/W1)は、0.1〜0.6であることが好ましく、より好ましくは0.2〜0.3である。
また、接合部8の幅方向内方端と吸収体4の側縁41との間の幅W3(図5参照)は、7〜18mmであることが好ましく、W3(の中間位置)における吸収体4の厚みは、W2(の中間位置)における吸収体4の厚みより薄いこと、特にその厚みが吸収体4の厚みの70%以下であることが側方部における圧力の緩和及び漏れ出しの防止の観点から好ましい。
前記幅W1,W2及びW3は、少なくとも排泄部対向部1Aにおいて上記の範囲であることが好ましい。
生理用ナプキン1に用いた表面シート2は、不織布製であり、図3及び図4に示すように、その構成繊維が熱エンボス加工により一体化された線状のエンボス部(熱圧着部)21を有している。本実施形態における線状のエンボス部21は、直線状に形成されている。但し、本発明における線状のエンボス部は、直線状のものに限られず、湾曲線状、連続波形の線状のもの等であっても良く、線状のものと曲線状のものとを組み合わせて表面シートに設けることもできる。
また、線状のエンボス部の線は、連続線であることが好ましいが、ドット状のエンボス部や長さの短いエンボス部が相互間の不織布内に液が流れる流路が実質的に形成されない程度の微小間隔(例えば5mm以下)で並んでいるようなものであっても良い。
表面シート2についてより具体的に説明すると、表面シート2は、図4に示すように、線状のエンボス部21として、互いに平行に且つ所定の間隔で形成された多数本の第1の線状エンボス部21aと、互いに平行に且つ所定の間隔で形成された多数本の第2の線状エンボス部21bとを有しており、第1の線状エンボス部21aと第2の線状のエンボス部21bとが所定の角度αをなして互いに交差している。好ましい一例においては、第1の線状エンボス部21aの幅W4aと第2の線状エンボス部21bの幅W4bは同じであり、第1の線状エンボス部21aどうし間の間隔と第2の線状エンボス部21bどうし間の間隔も同じである。
表面シート2には、上述した第1及び第2の線状エンボス部21a,21bが形成されていることによって、着用者の肌側に向けられる面(肌対向面2a)に、線状のエンボス部21を底部に有する凹部20と、該凹部20に囲まれた多数の凸部23が形成されている。
また、線状のエンボス部21は、前述したように格子状に形成されているため、表面シート2には、該線状のエンボス部21によって区画化された区画領域22,22・・が形成されている。区画領域22は、それぞれ周囲を線状のエンボス部21に囲まれた領域であり、図4に示す好ましい一例においては平面視菱形形状である。各区画領域22の中央部は、該区画領域22を囲む凹部20に対して相対的に隆起して凸部23となっている。
個々の区画領域22の面積は、0.25〜2cm2であることが好ましく、より好ましくは、0.5〜1.7cm2である。
本実施形態に用いた表面シート2の線状のエンボス部21は、カード法によって形成した繊維ウエブに熱エンボス加工を施して形成されている。熱エンボス加工に代えて、高周波エンボスや超音波エンボスで線状のエンボス部21を形成することもできる。
線状のエンボス部21においては、表面シート2又はそれを構成する不織布の構成繊維である熱融着性繊維が熱融着により一体化している。線状のエンボス部21における熱融着性繊維は、熱融着成分が溶融して繊維の形態を維持していないことが好ましい。
本実施形態に用いた表面シート2は、構成繊維として、熱伸長性繊維を含んでいる。熱伸長性繊維は、熱融着性繊維であることが好ましい。
熱伸長性繊維としての熱融着性繊維は、熱融着成分と該熱融着成分より融点の高い高融点成分よりなる複合繊維であることが好ましく、より好ましくは、熱融着成分を鞘、高融点成分を芯とする芯鞘型複合繊維が用いられる。熱融着成分及び高融点成分は、熱可塑性樹脂であることが好ましい。熱融着成分としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリペンテン−1、又はこれらのランダム若しくはブロック共重合体等が挙げられる。高融点成分としては、例えば、ポリエチレンテレフテレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン−6やナイロン−66などのポリアミド等が挙げられる。
熱融着成分と高融点成分の好ましい組み合わせとしては、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンとポリプロピレン、低融点のポリエチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンとポリブチレンテレフタレート等が挙げられるが、これらに制限されるものではない。芯鞘型複合繊維は、同芯タイプの他、偏芯タイプのもの、更には繊維の全周の一部に芯成分が露出しているもの等であっても良い。
熱融着性繊維は、凹凸形状の形成性の点から、熱伸長性複合繊維であることが好ましい。熱伸長性複合繊維は、加熱によってその長さが伸びる繊維であり、温度が90℃以上、好ましくは、110℃〜130℃で伸張する繊維である。熱伸長性複合繊維は、表面シート2の製造時に伸長させること、特に線状のエンボス部を形成した後に伸長させることにより、起伏の大きい凹凸を生じさせることができる。従って、伸長性繊維は、表面シート2として完成した後においては、その多くが伸長した状態となっており、その状態から更に伸長される繊維という意味ではない。伸長後の熱伸長性複合繊維も熱伸長性複合繊維に含める。
熱伸長性複合繊維としては、例えば加熱により樹脂の結晶状態が変化して伸びたり、あるいは捲縮加工が施された繊維であって捲縮が解除されて見かけの長さが伸びる繊維が挙げられる。
熱伸長性複合繊維としては、熱融着成分の軟化点より10℃高く、さらに融点より10℃低い温度での伸張率が5〜40、特に10〜30%であることが、起伏の大きい凹凸形状を形成させる点から好ましい。熱伸長性複合繊維の好ましい例は、特開2005−350836号公報の段落〔0024〕〜〔0040〕に記載されている。
熱伸長性の熱融着性繊維、特に熱伸長性複合繊維の割合は、表面シートの構成繊維中、40〜100質量%であることが好ましく、より好ましくは70〜100質量%、更に好ましくは95〜100質量%である。これらの複合繊維の以外に配合する繊維としては、熱可塑性樹脂からなる繊維(非複合繊維)等が挙げられる。
図4は、排泄部対向部1Aにおける吸収体4の長手方向の一方の側縁41付近を示す拡大平面図であるが、図4に示すように、第1及び第2の線状のエンボス部21a,21bは、何れも、表面シート2とサイドシート7との間が接合された接合部8に対して斜めに交差している。図4では、第1の線状エンボス部21aと第2の線状エンボス部21bとの交点24が、接合部8上に位置しているが、第1の線状エンボス部21aと第2の線状エンボス部21bのそれぞれについて見れば、それらは接合部8と斜めに交差している。また、線状のエンボス部21a,21bは、生理用ナプキンの幅方向(Y方向)において、線状のエンボス部同士の交点24と交点24との間において接合部8と交差していても良い。線状のエンボス部は、接合部8の少なくとも幅方向内方端8a又は接合部8の長手方向に延びる中心線を幅方向に2等分する中央線に対して斜めに交差していることが、幅変動の少なさ、強度等、サイドシートとの接合を安定化できる点から好ましい。
生理用ナプキン1は、エンボス加工による凹凸を有し、嵩高な凸部分と密な凹部分より構成されるため、吸収体4に吸収された液の大部分がサイドシートによって阻まれており、少量の液が表面シート2側に移行するにしても表面シート2内の嵩高な部分では液の拡散がおこらず、表面シート2の密な部分ではあふれ出した液の勢いに抵抗となるため、表面シート2の裏面側に留まり、表面シート2の肌対向面側の表面には達し難い。また、表面シート2は、格子状のエンボス加工によって区画領域が形成されているため、表面シート2内の液は、区画領域内に留まり、毛管力の高い吸収体4に戻りやすい。また、表面シート2内を液が滲むことによる液の移動も接合部8に斜めに交差する線状のエンボス部21で遮断される。
このような作用により、表面シート2は、肌対向面側の表面に液が移行しにくいと共に、内部を液が滲むことによる液の平面方向の拡散も生じにくいものとなっている。
また、図4及び図5に示すように、サイドシート7と表面シート2とが接合された接合部8が、サイドシート7の側縁71との間に間隔を設けて、ナプキン1の長手方向に延びて形成されているため、図5に矢印Aで示すように、ナプキン1の側方に向かって移動する液が、表面シート2とサイドシート7との間に一旦収容される。そして、その後、その後、徐徐に吸収体4に戻される。これにより、表面シート2側から供給された液や吸収体4から押し出された液が、ナプキン1の側方に向かって移動しても、その液が、接合部8の位置を越えてナプキン1の側方に移動することが効果的に防止される。
生理用ナプキン1においては、このような作用により、サイドシート7を表面シート2上に配さなくても優れた漏れ防止性能が得られる。
なお、吸収体4の上面(肌当接面側の面)と、サイドシート7及び表面シート2の該上面に対向する面との間は、パターン塗工(スパイラルパターン等)された接着剤により部分的に接合されていることが吸収体との接触状態を維持する観点から好ましい。
優れた漏れ防止性能を得る観点から、第1及び第2の線状エンボス部21a,21bと接合部8とが交差する角度θa、θb(鋭角の方の角度、図4参照)は、20〜50°であることが好ましく、より好ましくは25〜40°である。第1の線状エンボス部21aと第2の線状エンボス部21bとの交差角度θ(図4参照)は、50〜90°であることが好ましく、より好ましくは55〜80°である。
また、サイドシートの側縁71と接合部8との間の幅W2(図5参照)は、区画領域22の生理用ナプキン幅方向(Y方向)の長さL1(図4参照)の10〜50%であることが好ましく、より好ましくは20〜40%である。
また、接合部8の幅W5(図4参照)は、線状エンボス部21の幅W4a,W4b(図4参照)の80〜180%であることが好ましく、より好ましくは100〜150%である。
また、優れた漏れ防止性能を得る観点から、表面シート2は、肌対向面P側の繊維間距離が非肌対向面Q側の繊維間距離より長いことが好ましい。
繊維間距離は、下記方法により測定する。なお、繊維間距離は、表面シート2における凸部の頂部部分と、該頂部部分と重なる該表面シート2の非肌対向面側の表面とで比較する。
〔繊維間距離の測定方法〕
繊維間距離の測定には、電子顕微鏡(例えばJEOL製走査型電子顕微鏡)による繊維間距離測定用の画像によりおこない、繊維間における面積を計測するには画像解析装置としてはNEXUS製NEWQUBE(ver.4.20)を使用し(CCDカメラやスキャナーを通して、あるいは電子データ等により直接)画像を取り込み、電子顕微鏡画像に表示されている寸法表示(例えば、特願2009‐239846号の図6及び図7では100μm)をキャリブレーションに使用し、各計測を実施する。詳細は、特願2009‐239846号の明細書(又は同出願に係る公開公報)の段落〔0025〕〜〔0031〕に記載されているが、第1のステップで繊維の融着交点のマーキング、第2のステップで交点の順列化と(第1〜第5)繊維の配列のための線形化、第3のステップで線形線の太さと形状の調整、第4のステップで画像解析ソフトによる二値化と繊維間距離の算出で進める。また、画像より交点のマーキングと選別、及び繊維の配列には、マイクロソフト社で提供されているマイクロソフトオフィスパワーポイント2003を使用した。
上記方法で測定した肌対向面P側の繊維間距離と非肌対向面Q側の繊維間距離との比(前者/後者)は、1.1〜2であること、特に、1.2〜1.6であることが好ましい。
本発明における接合部8は、上述した実施形態のナプキン1のように、接着剤、特にホットメルト型の接着剤により形成されていることが好ましい。表面シート2の繊維間の空隙内に接着剤の一部が入ること等により、液が表面シート2内を拡散することによる液漏れを一層効果的に防止することができる。
ホットメルト型の接着剤としては、生理用ナプキンに従来使用されているもの等を特に制限なく用いることができるが、例えば、スチレンーブタジエン共重合体やスチレンイソプレン共重合体をベースとし、粘着付与剤等を配合したもの、さらに二酸化チタン等の無機物添加による白色化した粘着剤を用いることが好ましい。
接合部8は、接着剤によって接合したものが、が、吸収体4やナプキン1の長手方向の全長に亘って形成されていても良いが、排泄部対向部1Aにおける接合部8を接着剤で形成する一方、それより前方の前方部1B及び/又はそれより後方の後方部1Cには、サイドシート7と表面シート2との間が熱圧着により接合された接合部を形成することも好ましい。液滲みにあまり関係しない部位に、熱圧着による接合部及びそれによる凹凸を形成することで、防漏性を向上させることができる。熱圧着の方法としては、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等を用いることができる。前方部1Bは、生理用ナプキン1の着用時に、排泄部対向部1Aより着用者の前側(腹側)に配される部位であり、後方部1Cは、生理用ナプキン1の着用時に、排泄部対向部1Aより着用者の後側(背中側)に配される部位である。
また、本発明に使用する表面シート2は、その非肌対向面側は、肌対向面側より凹凸が小さくなっていることが好ましい。凹凸の大小は、肌対向面側の凸部の頂部と凹部の底部との間の高低差と、非肌対向面側の凸部の頂部と凹部の底部との間の高低差とを比較する。肌対向面側の凹凸の高低差は、0.3〜1.5mmが好ましく、より好ましくは0.5〜1mmであり、肌対向面側の凹凸の高低差と、非肌対向面側の凹凸の高低差との比(前者/後者)は、2〜20が好ましく、より好ましくは5〜15である。
非肌対向面側を比較的平坦とする一方、肌対向面側の凹凸を大きくすることにより、非肌対向面側に付着した液が吸収体へと戻り易くできること、W2による液の一時保持空間を小さくできること、及び表面シートの肌対向面側への液の突き抜けを防止できる。
上述した実施形態のナプキン1の構成材料について説明する。
ナプキン1の吸収体4、裏面シート3、粘着部51,61形成用の粘着剤、接合部8形成用の接着剤81としては、当該技術分野において通常用いられている材料を特に制限無く用いることができる。
例えば吸収体4としては、パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体又はこれに高吸収性ポリマーを保持させてなる吸収性コア42を、ティッシュペーパーや液透過性の不織布からなるコアラップシート43で被覆してなるもの等を用いることができる。裏面シート3としては、熱可塑性樹脂のフィルムや、該フィルムと不織布との積層材(層間を貼り合わせたものや溶融してラミネートしたもの等)を用いることができる。裏面シートは透湿性を有するものでも有しないものでも良い。
サイドシート7としては、防漏性を発現し得るものを特に制限なく用いることができ、例えば、樹脂フィルム、樹脂フィルムを不織布との積層材(層間を貼り合わせたものや溶融してラミネートしたもの等)、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)、スパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド(SMMS)等の疎水性の不織布、樹脂フィルムと疎水性の不織布との積層材等を用いることができる。
接着剤81として用いるホットメルト型の接着剤としては、スチレンーブタジエン共重合体やスチレンイソプレン共重合体をベースとし、粘着付与剤等を配合したもの等が挙げられる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の吸収性物品は、上述した実施形態に制限されず、適宜変更が可能である。
例えば、表面シートに形成する線状のエンボス部は、菱形状の区画領域に代えて、正方形、長方形、平行四辺形、楕円形、三角形等の形状の区画領域を形成しているものであっても良い
また、上述した実施形態のナプキン1においては、表面シート2の長手方向の両側縁は、ナプキン1の幅方向において、吸収体の側縁41と略同じ位置に位置していたが、吸収体の側縁41よりも幅方向の内方又は外方に位置していても良い。
また、図4に示した接合部8は、ナプキン1の長手方向(X方向)と平行に延びているが、左右の接合部8間の間隔が、ナプキン1の前方又は後方に向かって漸次拡大するように形成されていても良いし、接合部8が、ナプキン1の幅方向内方又は外方に向かって凸のゆるやかな円弧状を描くように湾曲した状態で、ナプキン1の長手方向に延びていても良い。
本発明における吸収性物品は、主として人体から排出される液の吸収に用いられるものであり、生理用ナプキンの他、使い捨ておむつ、失禁パッド、パンティライナー、母乳パッド等であってもよい。また、生理用ナプキンは、ウイング部を有しないものであっても良い。
以下、本発明を実施例を用いて更に説明するが、本発明は、かかる実施例によって何ら制限されるものではない。
〔実施例1〕
〔表面シートの製造〕
熱伸長前の繊維径23μm(熱伸長後21μm)の熱伸長性複合繊維(芯がポリプロピレン、鞘がポリエチレンの芯鞘型複合繊維)をカード機に通してウェブとし、該ウエブを、ヒートエンボス装置に導入して、該ウエブに第1及び第2の線状エンボス部を菱形格子状に形成した。次いで、そのウエブを、熱風吹き付け装置に導入して、エアスルー法による熱風処理を行った。この熱風処理により、線状エンボス部に囲まれた領域の熱伸長性複合繊維が伸長し、また、熱伸長性複合繊維どうしの交点が熱融着した。
得られた表面シートは、熱風処理時にネット側に向けられていた一面は、ほぼ平坦であるのに対して、他面には、エンボス部の形成及び熱伸長性複合繊維の伸長により起伏の大きい凹凸が形成された。
また、得られた表面シートの坪量は35g/m2であった。
〔ナプキンの製造〕
得られた表面シートを用いて、図1及び図2に示す形態の生理用ナプキンを製造した。表面シートは、起伏の大きい凹凸を有する面を肌対向面とし、平坦な面を吸収体側に向けて使用した。
より具体的に説明すると、表面シートの両側部それぞれの平坦面側に、ホットメルト型の接着剤を帯状に塗工し、その接着剤を介して表面シートの両側それぞれに、表面シートの肌対向面側より20g/m2のスパンボンド不織布(ポリプロピレン製、水との接触角90〜95°)からなるサイドシートを接合した。
次いで、表面シート及びサイドシートの複合体の非肌対向面側に幅20mmのスパイラル型ホットメルトを3本(スパイラル中心間隔25mm)を塗布し、長さ175mm、幅65mmの吸収体(パルプ250g/m2積繊後重なり幅10mmで16g/m2の紙で包みこむ両端を凸湾曲形状で切断)を設置し、溝加工後、裏面シート(25g/m2のポリエチレン製シート)を重ね、吸収体の周囲で、ヒートシール加工・製品形状への切断によりナプキンを得た。
得られた生理用ナプキンは、前記幅W1が18mm、前記幅W2が5mm、前記幅W4a及び幅W4bが0.2mm、区画領域22の面積が1.7cm2、前記幅W5が2mm、前記交差角度θが75°、前記角度θa、θbが37.5°であった。
〔実施例2〕
実施例1において、カード機で製造するウエブの坪量を代えた以外は、実施例1と同様にして、坪量25g/m2の表面シートを得た。この表面シートを用いる以外は、実施例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。
〔比較例1〕
実施例1と同様にして得た表面シートの起伏の大きい凹凸を有する面側に、ホットメルト型の接着剤を塗工し、その接着剤を介して該表面シートの両側それぞれにサイドシートを接合して複合シートを得た。この複合シートを、表面シートの起伏の大きい凹凸を有する面が肌対向面となり、平坦な面が吸収体側に向くように使用した以外は、実施例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。得られた生理用ナプキンにおけるサイドシートは、吸収体の両側部上において、表面シート上に配されている。
〔比較例2〕
比較例1において、カード機で製造するウエブの坪量を代えた以外は、比較例1と同様にして、坪量25g/m2の表面シートを得た。この表面シートを用いる以外は、比較例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。
〔比較例3,4〕
実施例1において、表面シートとして下記の不織布を用いる以外は、実施例1と同様にして、生理用ナプキンを製造した。
比較例3:2dtexの非熱伸長性の熱融着性繊維(芯がポリエステル、鞘がポリエチレンの芯鞘型の複合繊維)をカード機に通して得たウエブにエアスルー法による熱風処理を施して得られたエアースルー不織布(坪量25g/m2)。
比較例4:4dtexの非熱伸長性の熱融着性繊維(芯がポリエステル、鞘がポリエチレンの芯鞘型の複合繊維)をカード機に通して得たウエブにエアスルー法による熱風処理を施して得られたエアースルー不織布(坪量25g/m2)。
〔比較例5,6〕
比較例1において、表面シートとして下記の不織布を用いる以外は、比較例1と同様にして、生理用ナプキンを製造した。
比較例5:2dtexの非熱伸長性の熱融着性繊維(芯がポリエステル、鞘がポリエチレンの芯鞘型の複合繊維)をカード機に通して得たウエブにエアスルー法による熱風処理を施して得られたエアースルー不織布(坪量25g/m2)。
比較例6:4dtexの非熱伸長性の熱融着性繊維(芯がポリエステル、鞘がポリエチレンの芯鞘型の複合繊維)をカード機に通して得たウエブにエアスルー法による熱風処理を施して得られたエアースルー不織布(坪量25g/m2)。
実施例及び比較例の生理用ナプキンについて、1.漏れが生じるまでの吸収量、2.液残り量、3,拡散面積を、それぞれ以下に示す方法により測定し、それらの結果を表1に示した。
〔吸収量〕
実施例及び比較例の生理用ナプキンを、特開平9−187476号公報の図5及び段落〔0082〕〜〔0083〕に記載の可動式女性腰部モデルを用いて評価した。可動式女性腰部モデルにナプキンを生理用ショーツ(ロリエ アクティブガード おうちモード ベーシックショーツタイプ Lサイズ)を使用して装着させ、歩行条件100歩/分、脱繊維馬血(日本バイオテスト製、B型粘度計で7〜12cP)を1分45秒の歩行動作後1gを15秒で注入し(計2分)、注入終了45秒後に次の1gを注入する条件で行い、ナプキン端部を越えて液が染み出す状態をモレと判断して、モレ状態となったところで評価を終了した。(8分で脱繊維馬血7g注入)モレが生じた際の注入済み量を吸収量とし、それぞれにつき5枚評価した下限値と上限値を吸収量とした。
〔液残り量〕
実施例及び比較例の生理用ナプキンに、アクリル製の液注入プレートを用いて脱繊維馬血を3g注入した。(アクリル製プレートは、長さ200mm、幅100mm、重量200gである。プレート中央部は、液を注入するための筒が突起している。筒は高さ50mmで、液注入側の開口径は23mm、底部の開口径は10mmである)脱繊維馬血を注入した後1分間放置させ、表面シートの重量を測定した。その重量から脱繊維馬血を注入前の重量を差し引き、液残り量とした。
〔拡散面積〕
実施例及び比較例の生理用ナプキンを、特開平9−187476号公報の段落〔0082〕及び〔0083〕に記載の可動式女性腰部モデルを用いて評価した。可動式女性腰部モデルにナプキンを装着させてショーツをはかせた後、100歩/分の速度で歩行させながら、脱繊維馬血1gを1分間隔で3gまで注入し、(脱繊維馬血注入速度は15秒間に1gである)3gまで注入した後、30分間歩行させ可動式女性腰部モデルからナプキンを外し、表面シート上の脱繊維馬血が付着している面積を計測した。計測は画像解析装置としてNEXUS製NEWQUBE(ver.4.20)を使用し(CCDカメラやスキャナーを通して)画像を取り込んで実施した。
Figure 0005411685
実施例1と比較例1、実施例2と比較例2との対比すると、吸収体の両側部の肌対向面側において、サイドシートを表面シート上に配した比較例1、2よりも、表面シートをサイドシート上に配した実施例1、2の方が、漏れが生じるまでの吸収量が多くなっている。即ち、実施例1,2の表面シートを用いた場合は、表面シートをサイドシート上に配した方が、漏れ防止性能が向上している。
これに対し、比較例3と比較例5、比較例4と比較例6との対比すると、吸収体の両側部の肌対向面側において、サイドシートを表面シート上に配した比較例5,6よりも、表面シートをサイドシート上に配した比較例3、5の方が、漏れが生じるまでの吸収量が少なくなっている。即ち、比較例3,4の表面シートを用いた場合は、表面シートをサイドシート上に配した方が、漏れ防止性能が低下している。
このことから、本発明の実施例1及び2によって奏される漏れ防止性能の向上効果が、サイドシートを表面シート上に配することと、及び特定構造の表面シートを特定の態様で用いることとの相乗効果であることが判る。
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
1A 排泄部対向部
1B 前方部
1C 後方部
2 表面シート
21 線状のエンボス部
21a 第1の線状エンボス部
21b 第2の線状エンボス部
22 区画領域
23 凸部
24 線状のエンボス部どうしの交点
2U 表面シートの吸収体上に位置する部分
3 裏面シート
4 吸収体
5 本体部分
6 ウイング部
7 サイドシート
71 吸収体上に位置する側縁
72 吸収体上に位置する部分
73 側方延出部
8 接合部
8a 幅方向内方端
P 肌対向面
Q 非肌対向面

Claims (2)

  1. 肌対向面を形成する不織布製の表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備し、長手方向の両側部に、液不透過性又は液難透過性のサイドシートが配された吸収性物品であって、
    前記表面シートは、肌対向面に凹部及び凸部を有し、該凹部の底部に、線状のエンボス部が形成されており、
    前記サイドシートは、その一部分が、吸収性物品の長手方向両側部における前記吸収体上に配されており、さらに該吸収体上における該サイドシート上に前記表面シートの一部分が配されており、
    前記サイドシートと前記表面シートとが接合された接合部が、該サイドシートの前記吸収体上に位置する側縁との間に間隔を設けて且つ吸収性物品の長手方向に延びて形成されており、前記線状のエンボス部が、該接合部に対して斜めに交差しており、
    前記吸収性物品の排泄部対向部に、前記接合部が接着剤により形成されている部分を有し、該吸収性物品の前方部及び/又は後方部に、前記接合部が熱圧着により形成されている部分を有している、吸収性物品。
  2. 前記表面シートは、肌対向面側の繊維間距離が非肌対向面側の繊維間距離より長い請求項1記載の吸収性物品。
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