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JP5407098B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は車両用灯具に係り、特に第1の光源と第2の光源とを共通のハウジング内に収め、第1の光源と第2の光源とを一体のモジュールとして構成した車両用灯具に関する。
近年の車両用前照灯の外形形状は、道路交通法の改正及び自動車デザインとの整合等の目的で、車両の前部コーナー部を絞り込む傾向、すなわち、図2で示した車両用前照灯100の如く上下方向(及び水平方向)の傾斜角度が大きい流線形状の傾向にある。
図2に示した車両用前照灯100は、ヘッドランプ102と信号灯104とを共通のハウジング106内に収め、ヘッドランプ102と信号灯104とを一体のモジュールとして構成した車両用前照灯の縦断面図である。
図2の車両用前照灯100の如く流線形の形状によって、信号灯104のリフレクタ108は、その必要サイズを確保するために、車両用前照灯100のアウターレンズ110の位置から車両後方側に奥まった位置に配置されている。また、ヘッドランプ102と信号灯104との間には遮光板112が設けられ、ヘッドランプ102の照射光が信号灯104の灯室114内に入射したり、信号灯104のシグナル光がヘッドランプ102の灯室116内に入射したりするのを防止している。
この車両用前照灯100は、流線形の形状と必要サイズを確保するリフレクタ108の大きさに起因して、信号灯104のインナーレンズ118の光出射口118Aの縦方向寸法(a)がリフレクタ108の縦方向寸法(b)に対して短い。これにより、遮光板112は、リフレクタ108の端部109から光出射口118Aに向けて略水平方向に延びる第1の遮光板112Aと、光出射口118Aの端部119からリフレクタ108に向けて略水平方向に延びる第2の遮光板112Bとの間に段差がある形状に形成され、その段差面112Cは、リフレクタ108の下方部で反射された信号灯104の光(α)を遮光しない位置に形成されている。
特許文献1にも同様に、信号灯であるターンシグナルとヘッドランプとを共通のハウジングに収め、ターンシグナルとヘッドランプとを一体のモジュールとして構成した車両用前照灯が開示されている。この車両用前照灯も車両の前部コーナー部を絞り込んだ形状に構成されている。この車両用前照灯によれば、ターンシグナルとヘッドランプとの間に隔壁が形成され、ヘッドランプの点灯時において、この隔壁によってターンシグナルのシグナル光とヘッドランプの照射光との干渉を抑制している。
特開2005−150028号公報
ところで、特許文献1の如くターンシグナルとヘッドランプとの間に単なる隔壁を形成すると、例えば、図2に示した車両用前照灯100の如く、隔壁となる遮光板112の段差面112Cに照射された光(β)が、第1の遮光板112Aの上面に向けて反射されたりすることから、その光(β)は、光出射口118Aから配光用として照射されない制御不能な雑光となる。よって、特許文献1及び図2に示した車両用前照灯100は、信号灯104の光利用率が低下するという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、配光用に利用されない光、いわゆる雑光を有効利用して光利用率を高めることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、第1の光源と第2の光源とが共通のハウジング内に収められて前記第1の光源と前記第2の光源とが一体のモジュールとして構成されるとともに、前記第1の光源と前記第2の光源との間に遮光板が設けられた車両用灯具において、前記遮光板には、前記第1の光源から照射された直接光と、前記第1の光源の光を反射するリフレクタからの反射光のうち、車両用灯具の光出射口から照射に向かわない光を、前記第1の光源の方向に反射させる反射面が形成され、前記遮光板の前記反射面は、前記第1の光源と対向する段差面に形成され、前記遮光板の前記段差面は、前記第1の光源の前記リフレクタの端部から前記光照射口に向けて略水平方向に延びる第1の遮光板と、前記光照射口の端部から前記リフレクタに向けて略水平方向に延びる第2の遮光板との間に形成されていることを特徴とする車両用灯具を提供する。
本発明によれば、配光用に利用されない光、いわゆる雑光となる光を第1の光源に反射させる反射面を遮光板に形成している。これにより、反射面によって第1の光源に反射された光は、通常の灯具と同様に、その光源のリフレクタによって反射されることから、配光用の光となって光出射口から照射される。これにより、本発明の車両用灯具によれば、配光用の光として雑光を有効利用することができるので、光利用率を高めることができる。
本発明によれば、反射面を第1の光源と対向する段差面に形成したので、雑光を良好に反射させることができ、光利用率を更に高めることができる。
本発明によれば、図2の従来例で説明したような形状の遮光板に好適である。すなわち、車両の前部コーナー部を絞り込んだ流線形状の車両用前照灯に好適である。
本発明は、前記遮光板の前記反射面は、前記第1の光源に焦点を有する球面状の反射面であることが好ましい。
本発明によれば、反射面が球面状であることから雑光の集光率が向上するので、光利用率をより一層高めることができる。
以上説明したように本発明の車両用灯具によれば、配光用に利用されない光、いわゆる雑光となる光を第1の光源に反射させる反射面を遮光板に形成したので、いわゆる雑光を有効利用でき、光利用率を高めることができる。
実施の形態の車両用灯具の構成を示した縦断面図 従来の車両用灯具の構成を示した縦断面図
以下、添付図面に従って本発明に係る車両用灯具の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の車両用灯具が適用された車両用前照灯10の縦断面図である。なお、同図の車両用前照灯10と図2に示した従来の車両用前照灯100との構成の相違点は、図1の車両用前照灯10の遮光板12に反射面14を設けた点にある。この反射面14については後述する。
図1に示した車両用前照灯10は、信号灯であるターンシグナル(第1の光源)16とヘッドランプ(第2の光源)18とが共通のハウジング20内に収められてターンシグナル16とヘッドランプ18とが一体のモジュールとして構成されるとともに、ターンシグナル16とヘッドランプ18との間に遮光板12が設けられた車両用前照灯である。
ハウジング20の前部開口部には、アウターレンズ22が取り付けられており、ハウジング20とアウターレンズ22とによって画成される灯室24内にターンシグナル16及びヘッドランプ18が所定の位置に配置されている。
また、アウターレンズ22の内側には、エクステンション26が取り付けられている。このエクステンション26のターンシグナル16側の開口部にはインナーレンズ28が取り付けられ、エクステンション26のヘッドランプ18側の開口部には投影レンズ30が配置されている。
更に、ターンシグナル16には、シグナル配光を形成するリフレクタ32が取り付けられている。したがって、ターンシグナル16が点灯/点滅されると、ターンシグナル16から照射された光がリフレクタ32によって前方に反射され、その反射光(α)がインナーレンズ28からアウターレンズ22を介して車両前方に照射される。これにより、車両前方にシグナル配光が形成される。
一方、ヘッドランプ18は、リフレクタ34に固定されている。また、ヘッドランプ18の前方で投影レンズ30の後方には、すれ違いビーム用配光を形成するシェード36が設けられている。したがって、ヘッドランプ18が点灯されると、ヘッドランプ18から照射された光がリフレクタ34によって前方に反射され、その反射光がシェード36、投影レンズ30、及びアウターレンズ22を介して車両前方に照射される。これにより、車両前方にすれ違いビーム用配光が形成される。なお、リフレクタ34及びシェード36は既知の構成なので、ここではその詳細説明を省略する。
ところで、実施の形態の車両用前照灯10の遮光板12には、ターンシグナル16から照射された光(ターンシグナル16からの直射光とリフレクタ32からの反射光)のうち、車両用前照灯10の光出射口28Aから照射されない雑光となる光(β)を、ターンシグナル16のフィラメントに反射させる反射面14が形成されている。
したがって、この車両用前照灯10によれば、反射面14によってターンシグナル16のフィラメントに反射された光は、通常の灯具と同様に、リフレクタ32によって反射されることから、ターンシグナル16の配光用の光となって光出射口28Aから照射される。これにより、実施の形態の車両用前照灯10によれば、配光用の光として雑光を有効利用することができるので、光利用率を高めることができる。
また、遮光板12の反射面14は、ターンシグナル16と対向する段差面12Aに形成することが好ましい。これにより、実施の形態の車両用前照灯10によれば、雑光を良好に反射させることができ、光利用率を更に高めることができる。
更に、遮光板12の段差面12Aは、ターンシグナル16のリフレクタ32の端部33から光出射口28Aに向けて略水平方向に延びる第1の遮光板12Bと、光出射口28Aの端部29からリフレクタ32に向けて略水平方向に延びる第2の遮光板12Cとの間に形成されている。
したがって、実施の形態の車両用前照灯10によれば、車両の前部コーナー部を絞り込んだ流線形状の車両用前照灯、すなわち、ターンシグナル16のインナーレンズ28の光出射口28Aの縦方向寸法(a)がリフレクタ32の縦方向寸法(b)に対して短い車両用前照灯に好適となる。
また、反射面14は、ターンシグナル16のフィラメントに焦点を有する球面状の反射面であることが好ましい。これにより、実施の形態の車両用前照灯10によれば、反射面14が球面状であることから雑光の集光率が向上するので、光利用率をより一層高めることができる。
なお、実施の形態では、上方にターンシグナル16が配置され、下方にヘッドランプ18が配置された車両用前照灯10を説明したが、上方にヘッドランプ18が配置され、下方にターンシグナル16が配置された車両用前照灯においても適用できる。
また、実施の形態では、ターンシグナル16側の遮光板12の遮光面に反射面14を形成したが、ヘッドランプ18側の遮光板12の遮光面に反射面を形成してもよく、双方の遮光面に反射面14を形成してもよい。
また、実施の形態では、遮光板12に反射面14を形成したが、エクステンション26に雑光が進入する車両用灯具であれば、エクステンション26に同機能を有する反射面を、例えば図1において、エクステンション26の内壁面26Aに形成してもよい。
上述した実施の形態においては、ターンシグナル16とヘッドランプ18とを一体化した車両用前照灯10について説明したが、ターンシグナルに代えてポジションランプでもよく、また、ロービーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘッドランプとが並設された車両用灯具にも本発明を適用することができる。
10…車両用前照灯、12…遮光板、12A…段差面、12B…第1の遮光板、12C…第2の遮光板、14…反射面、16…ターンシグナル、18…ヘッドランプ、20…ハウジング、22…アウターレンズ、24…灯室、26…エクステンション、28…インナーレンズ、30…投影レンズ、32…リフレクタ、34…リフレクタ、36…シェード

Claims (2)

  1. 第1の光源と第2の光源とが共通のハウジング内に収められて前記第1の光源と前記第2の光源とが一体のモジュールとして構成されるとともに、前記第1の光源と前記第2の光源との間に遮光板が設けられた車両用灯具において、
    前記遮光板には、前記第1の光源から照射された直接光と、前記第1の光源の光を反射するリフレクタからの反射光のうち、車両用灯具の光出射口から照射に向かわない光を、前記第1の光源の方向に反射させる反射面が形成され
    前記遮光板の前記反射面は、前記第1の光源と対向する段差面に形成され、
    前記遮光板の前記段差面は、前記第1の光源の前記リフレクタの端部から前記光照射口に向けて略水平方向に延びる第1の遮光板と、前記光照射口の端部から前記リフレクタに向けて略水平方向に延びる第2の遮光板との間に形成されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記遮光板の前記反射面は、前記第1の光源に焦点を有する球面状の反射面である請求項1に記載の車両用灯具。
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