JP5404845B2 - Image forming apparatus - Google Patents
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Description
本発明は、プロセスカートリッジを用いる画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to an image forming apparatus using a process cartridge.
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。 Here, the electrophotographic image forming apparatus forms an image on a recording medium using an electrophotographic image forming system. Examples of the electrophotographic image forming apparatus include an electrophotographic copying machine, an electrophotographic printer (for example, a laser beam printer, an LED printer, etc.), a facsimile apparatus, a word processor, and the like.
また、プロセスカートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。また、現像装置とは、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤によって現像するものである。 The process cartridge refers to a cartridge in which at least the developing means and the electrophotographic photosensitive drum are integrated into a cartridge that can be attached to and detached from the main body of the electrophotographic image forming apparatus. The developing device develops the electrostatic latent image formed on the electrophotographic photosensitive drum with a developer.
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ドラムおよび前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化している。そして、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, in an electrophotographic image forming apparatus using an electrophotographic image forming process, an electrophotographic photosensitive drum and process means acting on the electrophotographic photosensitive drum are integrally formed into a cartridge. A process cartridge system is employed in which the cartridge can be attached to and detached from the main body of the electrophotographic image forming apparatus. According to this process cartridge system, the maintenance of the apparatus can be performed by the user himself / herself without depending on the service person, so that the operability can be remarkably improved. Therefore, this process cartridge system is widely used in electrophotographic image forming apparatuses.
電子写真画像形成装置では、レーザー、LEDあるいはランプなどの画像情報に対応した光を電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムと言う)に照射する。これによって、感光体ドラムに静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置により現像する。さらに、感光体ドラムに形成された現像像を記録媒体へ転写する。これによって、記録媒体に画像を形成している。 In an electrophotographic image forming apparatus, light corresponding to image information such as a laser, an LED, or a lamp is irradiated to an electrophotographic photosensitive drum (hereinafter referred to as a photosensitive drum). As a result, an electrostatic latent image is formed on the photosensitive drum. The electrostatic latent image is developed by a developing device. Further, the developed image formed on the photosensitive drum is transferred to a recording medium. Thereby, an image is formed on the recording medium.
特許文献1には、複数のプロセスカートリッジを一列に並べたインライン型のカラー電子写真画像形成装置が記載されている。ここでプロセスカートリッジ40は、感光体ドラム44を有するドラムユニット41と、現像ローラ68を有する現像ユニット42とが揺動中心43によって回転可能に結合している。そして、感光体ドラム44には、感光体ドラム44の軸線方向の端部にカートリッジカップリング60が設けられている。そして、プロセスカートリッジ40が装置本体に装着された際に、カートリッジカップリング60が、装置本体に設けられた本体カップリング61と係合して駆動力が伝達される。また、現像ローラ68には、現像ユニット42の揺動中心43に設けられた現像駆動力伝達部材としての入力ギア64からアイドラギア65、66を介して駆動力が伝達される。ここで、入力ギア64は、プロセスカートリッジ40が装置本体に装着された際に、装置本体に設けられたギア67と噛み合って駆動力を受ける。即ち、装置本体からの感光体ドラム44、現像ローラ68への駆動伝達は独立しておこなわれる。
しかし、近年より更なる画像品質の向上が求められている。従来例においては、入力ギアは現像ユニットが揺動しても位置の変わることの無い揺動中心に設けられている。したがって、入力ギアから現像ローラにはアイドラギアを介して駆動伝達しており、そのためのスペースをプロセスカートリッジに設ける必要がある。また、現像ローラの回転精度は、入力ギア、アイドラギア、本体ギアのそれぞれの噛み合いによる影響を受けることになる。 However, further improvements in image quality have been demanded in recent years. In the conventional example, the input gear is provided at the center of swinging in which the position does not change even when the developing unit swings. Therefore, driving is transmitted from the input gear to the developing roller via the idler gear, and it is necessary to provide a space for this in the process cartridge. Further, the rotation accuracy of the developing roller is affected by the meshing of the input gear, idler gear, and main body gear.
本発明は、前述した従来技術を更に発展させたものである。 The present invention is a further development of the above-described prior art.
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像ローラと、前記現像ローラの軸線方向の一端側に固定された被駆動部と、前記被駆動部との係合を維持したまま前記被駆動部に対し前記現像ローラの軸方向と交差する方向へ移動可能な中間部と、前記中間部との係合を維持したまま前記中間部に対し前記現像ローラの軸方向と交差する方向へ移動可能な駆動部と、を備え、前記現像ローラを回転するための駆動力を受けるカップリング部と、を有し、画像形成装置本体に対して着脱可能であるプロセスカートリッジと、前記駆動部と係合し、前記駆動部に駆動力を与える本体駆動部と、を有し、記録材上に画像を形成する画像形成装置において、前記感光体ドラムに画像を形成する第一位置と、前記第一位置から退避した位置であって、前記画像形成装置に前記プロセスカートリッジを着脱するための第二位置と、に前記プロセスカートリッジを配置するための移動機構を有し、前記移動機構は、前記駆動部と前記本体駆動部とが係合した状態で、感光体ドラムを前記第一位置と前記第二位置とへ移動することを特徴とする。 To achieve the above object, a typical configuration according to the present invention includes a photosensitive drum, a developing roller for developing an electrostatic latent image formed on the photosensitive drum, and one end side in the axial direction of the developing roller. A driven portion fixed to the driven portion, an intermediate portion movable in a direction intersecting the axial direction of the developing roller with respect to the driven portion while maintaining engagement with the driven portion, and the intermediate portion A drive unit that can move in a direction crossing the axial direction of the developing roller with respect to the intermediate part while maintaining engagement, and a coupling unit that receives a driving force for rotating the developing roller, a, a process cartridge is detachably mountable to the image forming apparatus main body, engages with the driving unit, has a body drive unit applying a driving force to said driving portion, an image on a recording material forming in the image forming apparatus, the photoreceptor de A first position for forming an image on a beam, a position retracted from the first position, the image forming apparatus to the a second position for mounting and dismounting the process cartridge, for placing the process cartridge have a moving mechanism, the moving mechanism in a state where said drive portion and said body drive unit is engaged, characterized by moving the photoreceptor drum to said second position and said first position.
本発明によれば、プロセスカートリッジを第一の位置と第二の位置に移動させる構成であっても、現像ローラの回転精度を高めることができる。 According to the present invention, even when the process cartridge is moved to the first position and the second position, the rotation accuracy of the developing roller can be increased.
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という)について説明する。
[First Embodiment]
A color electrophotographic image forming apparatus (hereinafter referred to as “image forming apparatus”) according to a first embodiment of the present invention will be described.
(画像形成装置の全体構成)
まず画像形成装置の全体構成について、図1を用いて説明する。なお、図1は本第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。
(Overall configuration of image forming apparatus)
First, the overall configuration of the image forming apparatus will be described with reference to FIG. FIG. 1 is an overall configuration diagram of the image forming apparatus according to the first embodiment.
まず電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という。)100の全体構成について、図1を用いて説明する。図1に示すように、着脱可能な4個のプロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)が装着部材(不図示)によって図の手前から奥側へ装着されている。図1において、プロセスカートリッジ7は、電子写真画像形成装置本体100A内に水平方向に対して傾斜して併設されている。
First, an overall configuration of an electrophotographic image forming apparatus (hereinafter referred to as an image forming apparatus) 100 will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 1, four detachable process cartridges 7 (7a, 7b, 7c, 7d) are mounted from the front side to the back side of the figure by mounting members (not shown). In FIG. 1, the
各プロセスカートリッジ7には、電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)1(1a,1b,1c,1d)と、感光体ドラム1の周囲に帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)と、現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)と、クリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)等のプロセス手段が一体的に配置されている。帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるものであり、現像ローラ25は、感光体ドラム1に形成した潜像をトナーによって現像して可視像化するものである。そして、クリーニング部材6は、感光体ドラム1に形成した現像剤像を記録媒体に転写した後に、感光体ドラム1に残留した現像剤を除去するものである。
Each
また、プロセスカートリッジ7の下方には画像情報に基づいて感光体ドラム1に選択的な露光を行い、感光体ドラム1に潜像を形成するためのスキャナユニット3が設けられている。
A
装置本体100Aの下部には記録媒体Sを収納したカセット17が装着されている。そして、装置本体Aの上方へ搬送されるように記録媒体搬送手段が設けられている。すなわち、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離給送する給送ローラ18、給送された記録媒体Sを搬送する搬送ローラ対19、感光体ドラム1に形成される潜像と記録媒体Sとの同期をとるためのレジストローラ対20が設けられている。また、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)の上方には各感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)上に形成したトナー画像を転写させるための中間転写手段としての中間転写ユニット5が設けられている。
A
中間転写ユニット5には駆動ローラ21、従動ローラ22、各色の感光体ドラム1に対向する位置に一次転写ローラ23(23a,23b,23c,23d)、二次転写ローラ24に対向する位置に対向ローラ87を有し、中間転写ベルト5aが掛け渡されている。そして、中間転写ベルト5aはすべての感光体ドラム1に対向し、且つ接するように循環移動し、一次転写ローラ23に電圧を印加することにより、感光体ドラム1から中間転写ベルト5a上に一次転写を行う。そして、中間転写ベルト5a内に配置された対向ローラ87と二次転写ローラ24への電圧印加により、中間転写ベルト5a上のトナーを記録媒体Sに転写する。
The
画像形成に際しては、各感光体ドラム1を回転させ、帯電ローラ2によって一様に帯電させた感光体ドラム1にスキャナユニット3から選択的な露光を行う。これによって、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像ローラ25によって現像する。これによって、各感光体ドラム1に各色現像剤像を形成する。この画像形成と同期して、レジストローラ対20が、記録媒体Sを対向ローラ87と二次転写ローラ24とが中間転写ベルト5aを介在させて当接している二次転写位置に搬送する。そして、二次転写ローラ24へ転写バイアス電圧を印加することで、中間転写ベルト5a上の各色現像剤像を記録媒体Sに二次転写する。これによって、記録媒体Sにカラー画像を形成する。前記の様にしてカラー画像が形成された記録媒体Sは、定着部88によって加熱、加圧されて現像剤像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ89によって排出部90に排出される。尚、定着部88は、装置本体100Aの上部に配置されている。
When forming an image, each
(プロセスカートリッジ)
次に本実施形態のプロセスカートリッジ7について、図2を用いて説明する。図2は現像剤(以下、トナーという)を収納したプロセスカートリッジ7の主断面である。尚、イエロー色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7a、マゼンタ色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7b、シアン色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7c、ブラック色のトナーを収納したプロセスカートリッジ7dは同一構成である。
(Process cartridge)
Next, the
プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム1と、帯電ローラ2、及びクリーニング部材6を備えたドラムユニット26(26a〜26d)、及び現像部材を有する現像ユニット4(4a〜4d)に分かれている。
The
前記ドラムユニット26のクリーニング枠体27には、感光体ドラム1が軸受(不図示)を介して回転自在に取り付けられている。感光体ドラム1の周上には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。さらに、クリーニング部材6によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは除去トナー室27aに落下する。そしてドラムユニット26に駆動源である駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。帯電ローラ軸受28はクリーニング枠体27に対して矢印D方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2は軸2jが帯電ローラ軸受28に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ軸受28は帯電ローラ加圧部材46により感光体ドラム1に向かって加圧されている。
The
現像装置である現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と現像枠体31とから構成される。現像ローラ25は、現像枠体31の両側にそれぞれ取り付けられた軸受部材32(32R,32L)を介して、回転自在に現像枠体31に支持されている。また現像ローラ25の周りには、現像ローラ25に接触して矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35が配置されている。さらに現像剤容器である現像枠体31のトナー収容部31aには、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ34へトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
The developing
そして現像ユニット4は、軸受部材32R,32Lに設けられた、穴32Rb,32Lbに嵌合する軸37R、37Lを中心にしてドラムユニット26に回動自在に結合されている。プロセスカートリッジ7の画像形成時においては、現像ユニット4は、加圧バネ38により付勢されているため、軸37R,37Lを中心に回転し、現像ローラ25が感光体ドラム1に当接している。
The developing
(プロセスカートリッジの画像形成装置本体への装着機構)
次に本発明を実施したプロセスカートリッジ7を装置本体100Aへ装着する機構について図3を用いて説明する。
(Mechanism for mounting the process cartridge to the image forming apparatus main body)
Next, a mechanism for mounting the
図3aはプロセスカートリッジ7の装置本体100Aへの装着前の状態を説明する図である。図3aにおいて、プロセスカートリッジ7は装置本体100Aの前側板82の開口部82bより矢印E方向に向かって装着(進入)される。ここで、E方向とはプロセスカートリッジ7の長手方向である。またプロセスカートリッジ7の長手方向は、感光体ドラム1の軸線方向、現像ローラ25の軸線方向でもある。その際に、プロセスカートリッジ7のクリーニング枠体27に一体に設けられた被ガイド部27bが、装置本体100Aに設けられたガイド部材81のガイド部81aに乗せられた状態でガイドされながら矢印E方向に装着される。ガイド部材81は、プロセスカートリッジ7を取り外し可能に装着する為の装着部材である。
FIG. 3A is a diagram illustrating a state before the
図3bはプロセスカートリッジ7が装着方向において後側板83である後側板83まで装着された状態を説明する図である。プロセスカートリッジ7が矢印E方向に装着されると、クリーニング枠体27に一体に設けられた突き当て部27cが、装置本体100Aの後側板83に当接することで、プロセスカートリッジ7は後側板83まで装着された状態になる。これにより、プロセスカートリッジ7の長手方向の位置が定まるが、この状態ではプロセスカートリッジ7は装置本体100Aには完全には位置決めされていない。即ち、上下方向(プロセスカートリッジ7の長手方向と交差する方向)の位置決めがされていない。また感光体ドラム1も中間転写ユニット5の転写ベルト5aに当接していない。
FIG. 3B is a diagram illustrating a state where the
図3cはプロセスカートリッジ7が装置本体100Aに完全に装着された状態を説明する図である。プロセスカートリッジ7が長手方向において後側板83まで装着された後に、装置本体100Aに設けられた移動部材84R,84Lがプロセスカートリッジ7のクリーニング枠体27に一体に設けられた被押圧部27Ld,27Rdを矢印F方向に押圧する。移動部材84R、84Lは、装置本体100Aに設けられた開閉カバー(不図示)に連動して移動する。ここで、開閉カバー(不図示)は、プロセスカートリッジ7を装着する際に、装置本体100Aに設けられた開口(不図示)を開閉するものである。そして、クリーニング枠体27に一体に設けられた位置決め部27Re,27Leが、装置本体100Aの前側板82の突き当て部82aと後側板83の突き当て部83aにそれぞれ当接することで、プロセスカートリッジ7の上下方向が位置決めされる。これにより、プロセスカートリッジ7は装置本体100Aに完全に位置決めされる。また、この状態では感光体ドラム1と転写ベルト5aも当接する。
FIG. 3c is a diagram illustrating a state in which the
すなわち、突き当て部27cが突き当たる後側板83は、プロセスカートリッジ7の長手方向の位置決め部である。また、位置決め部27Re,27Leが突き当たる突き当て部82a,83aは、上下方向においてプロセスカートリッジ7を位置決めするための本体位置決め部である。
That is, the
また、移動部材84R,84Lは、プロセスカートリッジ7を装置本体100A内に進入させるときは、その進入を許容する第一の位置(図3aの位置)をとりうる。即ち、第一の位置は、プロセスカートリッジ7の進入を妨げないように、移動部材84R,84Lはガイド81aから突出しない位置にある。このとき、開閉カバー(不図示)は、開口(不図示)を開放する位置にある。さらに、移動部材84R,84Lは、プロセスカートリッジ7を本体位置決め部に位置決めするためにプロセスカートリッジ7を、該プロセスカートリッジ7の長手方向(進入方向)に交差方向に押圧する第二の位置(図3cの位置)をとり得る。即ち、移動部材84R,84Lはガイド81aから突出した位置にある。このとき、開閉カバー(不図示)は、開口(不図示)を閉鎖する位置にある。即ち、開閉カバー(不図示)が開放する位置から閉鎖する位置に移動することによって、移動部材84R、84Lは、第一の位置から第二の位置に移動する。即ち、図3aに示すプロセスカートリッジ7を長手方向から装着している際は、感光体ドラム1を転写ベルト5aから離間させて装着することができるので、感光体ドラム1と転写ベルト5aが摺擦することがない。そして、移動部材84R,84Lが第一の位置から第二の位置に移動することで、感光体ドラム1が転写ベルト5aに接触させることができる。
Further, the moving
(プロセスカートリッジにおける現像ローラとオルダムカップリングの支持構成)
次に本実施形態に係るプロセスカートリッジ7における、軸継手部材としてオルダムカップリング48を用いた構成及び現像ローラ25の支持構成について図4から図6を用いて説明する。図4は現像ローラ25の支持部の長手一端側を示した図である。図4において現像ローラ25の現像ローラ軸25jは、軸受部材32Lに一体に設けられた軸受部32Lcの内周に回転可能に嵌合している。現像ローラ25のゴムローラ部25gと軸受部32Lcの間には、現像ローラ25の感光体ドラム1への当接量を規制するための規制コロ47が現像ローラ軸25jに回転可能に嵌合して設けられている。ここでは現像ローラ25の長手一端側の支持構成について説明したが、長手方向他端側についても同様に軸受部材に軸受部が一体に設けられており現像ローラ軸の他端側を回転可能に嵌合している。
(Supporting structure of developing roller and Oldham coupling in process cartridge)
Next, a configuration using the
図5及び図6を用いて本実施形態の軸継手部材であるオルダムカップリング48の構成について説明する。ここではオルダムカップリング48の構成を説明するために軸受部材32Lは省略してある。
The structure of the
図5において、オルダムカップリング48は、固定側係合部である従動側係合部48a、中間係合部48b、駆動側係合部48cから構成される。ここで従動側係合部48aは現像ローラ軸25jの端部に固定されている。固定の方法としては、スプリングピンや並行ピンにより結合する方法や、図5に示したように、現像ローラ軸25jの端面にカット部25cを設け、従動側係合部48a側の穴をこれと対応する形状にカットして結合させる方法がある。駆動側係合部48cは係合部軸受部材49に回転可能に嵌合されている。また係合部である駆動側係合部48cには、後述する装置本体100Aの第二の本体駆動力伝達部材である本体現像カップリング53(図7参照)と係合する、突起48c1〜48c4が一体に形成されている。このオルダムカップリング48は、本体現像カップリング53の軸線と現像ローラ25の軸線とのズレを許容して装置本体100Aからの駆動回転力(第二の駆動回転力)を現像ローラ25に伝達する。
In FIG. 5, the
図6においてオルダムカップリング48の構成について断面図を用いて更に詳しく説明する。図6aは図5の矢印Hに平行な方向の断面図、図6bは図5の矢印Gに平行な方向の断面図である。
In FIG. 6, the configuration of the
図6aにおいて、従動側係合部48aにはリブ48a1が一体に設けられている。中間係合部48bには溝48ba1が設けられており、リブ48a1と溝48ba1は図5矢印G方向に移動可能に嵌合している。
In FIG. 6a, a rib 48a1 is integrally provided on the driven
図6bにおいて、駆動側係合部48cにはリブ48c6が一体に設けられている。中間係合部48bには溝48bc1が設けられており、前記リブ48c6と溝48bc1は図6矢印H方向に移動可能に嵌合している。
In FIG. 6b, the drive
図7aはプロセスカートリッジ7に設けられたカップリングの構成を示す図である。現像ユニット4に設けられたオルダムカップリング48の駆動側係合部48cの端面には、軸線方向に突出する突起48c1〜48c3が一体で形成されている。また、本体カップリング53との軸線を合わせるための係合部位置決め部である芯決め突起48c4が、駆動側係合部48cの端面から軸線方向に突出している。そして、感光体ドラム1の先端には三角柱のドラムカップリング1cが設けられている。また係合部軸受部材49のガイド部49bは現像ユニット4に図示しないビス等により固定されたサイドカバー50の溝50aに現像ローラ25の軸線方向に対し、交差する方向に移動可能にガイドされる。すなわち、駆動側係合部48cは、現像ローラ25の軸線25に対して交差する方向に移動可能となっている。
FIG. 7 a is a view showing the configuration of the coupling provided in the
図7bが装置本体100Aに設けられたカップリングの構成を示す図である。図7bにおいて感光体ドラム1に装置本体100Aから駆動力を伝達するための第一の本体駆動力伝達部材であるドラム駆動カップリング(本体ドラムカップリング)66には断面が略三角形の穴66aが設けられている。プロセスカートリッジ7が移動部材84R,84Lによって本体位置決め部82a、83aに位置決めされた後に、カップリング移動機構66bが矢印m方向に移動する。それによって、ドラム駆動カップリング66は、感光体ドラム1の軸線方向においてプロセスカートリッジ7側に向かってカップリング移動機構66bと一緒に移動する。そして、ドラムカップリング1cとドラム駆動カップリング66の穴66aの位相がずれていた場合には、ドラムカップリング1cの端面1c1とドラム駆動カップリング66の端面66cが当接した状態になっている。その際は、ドラム駆動カップリング66は移動板66b2に設けられたバネ66b1の付勢力に抗して矢印n方向に退避する。そして、ドラム駆動カップリング66が回転し、前記ドラムカップリング1cと穴66aの位相が合うと、ドラム駆動カップリング66はバネ66b1の付勢力で矢印r方向に移動して、カップリング1cと穴66aとは係合する。そして、ドラム駆動カップリング66によって感光体ドラム1に駆動回転力(第一の駆動回転力)が伝達される。即ち、ドラムカップリング1cは、図3cに示すプロセスカートリッジ7が移動部材84R,84Lで本体位置決め部82a、83aに位置決めされることによって、ドラム駆動カップリング66と係合可能な位置にくることになる。よって、プロセスカートリッジ7が本体位置決め部82a、83aに位置決めされるまでは、ドラム駆動カップリング66は退避しておく必要がある。そのため、前述したカップリング移動機構66が必要になってくる。
FIG. 7b is a diagram showing the configuration of the coupling provided in the apparatus
一方、本体現像カップリング53は、単に現像ローラ25の軸線と平行な方向に向かって圧縮バネ等の押圧部材(押圧部)53cによって、プロセスカートリッジ7側に向かって付勢されているだけの構成である。これは、現像ローラ25にはオルダムカップリング48が設けられている。よって、図3bに示すプロセスカートリッジ7が本体位置決め部82a、83aに位置決めされる前でも、本体現像カップリング53とオルダムカップリング48とは係合可能になっているためである。即ち、プロセスカートリッジ7を装置本体100Aに進入させる際に、駆動側係合部48cを現像ローラ25の軸線からずらして、本体現像カップリング53と係合可能な位置に位置決めしておけば良い。したがって、本体現像カップリング53での退避機構は、ドラム駆動カップリング66で用いた様なカップリング移動機構を用いる必要はなく、簡単な構成ですむことになる。
On the other hand, the main
本体現像カップリング53の詳細な構成を説明する。本体現像カップリング53には穴53b1,53b2,53b3が設けられている。また、本体現像カップリング53は、現像ローラ25の軸線と平行な方向に向かって圧縮バネ等の押圧部材53cによって、プロセスカートリッジ7側に向かって付勢されている。
A detailed configuration of the main
プロセスカートリッジ7を装置本体100Aに進入させて、駆動側係合部48cと本体現像カップリング53とが係合する際に、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3と位相が合わない場合がある。この場合は、突起48c1〜48c3の先端が穴53b1〜53b3以外の所に当接して、本体現像カップリング53が、押圧部材53cの付勢力に抗して軸線方向に後退する。しかし、本体現像カップリング53が回転し、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3と位相が合うと、本体現像カップリング53は押圧部材53cの付勢力で前進する。そして、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3は係合し、芯決めボス48c4と伝達部材位置決め部である芯決め穴53b4も嵌合し、駆動側係合部48cと本体現像カップリング53の軸線(回転中心)が一致する。そして、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3と位相が合うとそれぞれは係合し、現像ローラ25に駆動回転力が伝達される。
When the
ここでドラム駆動カップリング66及び本体現像カップリング53に対する駆動回転力は装置本体100A内に設けられたモータ(不図示)により伝達される。モータは各色のプロセスカートリッジにつき各1台のモータを用いる構成や、モータ1台で何色かのプロセスカートリッジに駆動を伝達する構成がある。
Here, the driving rotational force with respect to the
以上、説明したように感光体ドラム1への駆動入力とは独立して、装置本体100Aから現像ローラ25に直接駆動力を入力する構成をとっている。したがって、感光体ドラム1の回転精度において、現像ローラ25の回転の影響を受けることを抑え、さらに、現像ローラ25自身の回転精度を向上させ、画像品質の向上させることができる。
As described above, the driving force is directly input from the apparatus
(画像形成装置本体へのプロセスカートリッジ装着時のオルダムカップリングの動作)
次に図8から図10を用いて本発明を実施したプロセスカートリッジ7における画像形成装置本体100Aへの装着時のオルダムカップリング48の動作について説明する。図8aはプロセスカートリッジ7を装着方向において後側板83に向かって装着している状態(図3a参照)を装着方向奥側から見た図である。そして、図8bは図8aを長手方向側面(矢印V1)から見た断面図である。
(Oldham coupling operation when the process cartridge is installed in the image forming device)
Next, the operation of the
図8bに示すように、装置本体100Aの本体現像カップリング53の軸線53aは、装着されるプロセスカートリッジ7が有する現像ローラ25の軸線25kとずれた位置になっている。これは、前述したように、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aに進入する際に、感光体ドラム1と転写ベルト5aが摺擦しないように、感光体ドラム1と現像ローラ25を下げておく必要があるためである。その為、プロセスカートリッジ7が本体位置決め部82a、83aに位置決めされた際に、現像ローラ25の軸線25kと軸線53aが略一致するように本体現像カップリング53が設けられている。そして、駆動側係合部48cは、係合部軸受部材49を介して弾性体である付勢部材54によって付勢され、クリーニング枠体27に設けられた保持部27fに位置決めされる。これは、プロセスカートリッジ7を装着した際に、本体現像カップリング53に駆動側係合部48cが係合しやすいように、軸線53aと略一致する位置に駆動側係合部48cの軸線48c5を配置するためである。即ち、プロセスカートリッジ7が装置本体100A内に進入する際は、軸線48c5は、軸線25kよりも本体現像カップリング53の軸線53aに近い位置になるように、駆動側係合部48cは保持部27fに位置決めされている。ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をD1としておく。したがって、係合部48cを保持部27fに位置決めすることにより、係合部48c及び本体現像カップリング53に係合の為の大きなガイドを設けず、プロセスカートリッジ7及び電子写真画像形成装置100の小型化を実現できる。尚、ここで係合部軸受部材49を付勢するものとして、付勢部材54を用いた。しかし、係合部軸受部材49に一体的に弾性変形可能な弾性部を設けることによって、係合部軸受部材49を保持部27fに当接させても良い。
As shown in FIG. 8b, the
また、図9aはプロセスカートリッジ7を装置本体100Aにプロセスカートリッジ7の装着方向において後側板83まで装着した状態(図3b参照)を装着方向奥側から見た図である。そして、図9bは図9aを長手方向側面(矢印V2)から見た断面図である。
9A is a view of the state in which the
図9aに示したようにプロセスカートリッジ7が装置本体100Aのガイド部材81にガイドされ、プロセスカートリッジ7の装着方向において後側板83まで装着された状態では、まだプロセスカートリッジ7は移動部材84により押圧されていない。このため、装置本体100Aに完全には位置決めされておらず、感光体ドラム1は転写ベルト5aと離間した状態になっている。
9A, when the
そしてこの状態で、図9bに示すように、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っていない場合は、当接部49bは保持部27fに代わって装置本体100Aに設けられた本体当接部である本体係止部材85に当接して位置決めされる。当接部49bが本体係止部材85で位置決めされる際は、本体係止部材85の先端に設けられた斜面85aによってガイドされて、図9bに示す状態になる。したがって、当接部49bと保持部27fとの間には隙間が生じる。ここで駆動側係合部48cは係合部軸受部材49に回転可能に嵌合している。したがって、駆動側係合部48cは係合部軸受部材49を介して本体係止部材85に位置決めされることになる。よって、ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をD2とすると、D2は前述したD1よりも小さいことになる。そして、本体現像カップリング53は駆動側係合部48cの突起48c1〜48c3によって押されて図中矢印J方向(軸線方向)に退避した状態になる。
In this state, as shown in FIG. 9b, when the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are out of phase, the
また、プロセスカートリッジ7を後側板83(図3参照)まで装着した状態で、図9cに示すように、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っている場合は、突起48c4と穴53b4とが嵌合して駆動側係合部48cが位置決めされる。その際は、係合部軸受部材49の当接部49bと本体係止部材85は離間した状態になる。よって、ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をD3とすると、D3は前述したD1、D2よりも小さくなる。
Further, when the
図10aはプロセスカートリッジ7が移動部材84R、84Lによって押圧され、本体位置決め部82a、83aに位置決めされている状態(図3c参照)を装着方向奥側から見た図である。そして、図10bは図10aを長手方向側面(矢印V3)から見た断面図である。
FIG. 10A is a view of the state in which the
図10aで示したように、プロセスカートリッジ7のクリーニング枠体27が移動部材84より力を受け矢印I方向に付勢される。これにより、カートリッジ位置決め部27g1が装置本体100Aの後側板の突き当て部83aに当接し、プロセスカートリッジ7は装置本体100Aに完全に位置決めされ、感光体ドラム1と転写ベルト5aは当接する。そして、現像ローラ25の軸線25kも本体現像カップリング53の軸線53aと略一致する位置にくることになる。ここで、カートリッジ位置決め部27g1は、クリーニング枠体27に設けられた、感光体ドラム1を回転可能に支持するドラム軸受27gの一部である。また、係合部軸受部材49の当接部49bは本体係止部材85に当接して係止されているか(図10b)、駆動側係合部48cの突起48c4と、本体現像カップリング53の穴53b4とが嵌合して駆動側係合部48cが位置決めされる(図10c)。このため、プロセスカートリッジ7が矢印I方向に移動しても駆動側係合部48cは移動が規制されて、プロセスカートリッジ7と一緒に移動することはない。したがって、本体係止部材85は、プロセスカートリッジ7が移動する移動方向(矢印I方)において、本体現像カップリング53よりも下流側に位置することになる。よって、ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をそれぞれD4(図10b参照)、D5(図10c参照)とすると、D4、D5は前述したD1、D2、D3よりも小さくなる。
As shown in FIG. 10 a, the
そして、図10bに示すように、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っていない場合は、本体現像カップリング53が回転することで、突起48c1〜48c3が穴53b1〜53b3と位相が合う。そして、駆動側係合部48cと本体現像カップリング53は係合する。一方、図10cに示すように、駆動側係合部48cの突起48c1〜48c3が本体現像カップリング53に設けられた穴53b1〜53b3と位相が合っていれば、駆動側係合部48cと本体現像カップリング53は係合している。そして、本体現像カップリング53が回転することで駆動側係合部48cに駆動回転力(第二の駆動回転力)が伝達される。
As shown in FIG. 10b, when the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are out of phase, the main
以上説明したように、プロセスカートリッジ7の進入方向と交差する方向に移動部材84R,84Lで本体位置決め部82a、83aに位置決めさせる構成において、本体現像カップリング53の退避機構を簡略化し画像形成装置100を小型化することができる。
As described above, in the configuration in which the main
また、オルダムカップリング48に設けられた駆動側係合部48cを保持部27fに位置決めすることにより、駆動側係合部48c及び本体現像カップリング53に係合の為の大きなガイドを設ける必要が無い。したがって、プロセスカートリッジ7及び電子写真画像形成装置100の小型化を実現できる。
Further, it is necessary to provide a large guide for engaging the driving
なお、本実施形態ではオルダムカップリング48を用いた例について説明したが、入力側と出力側の軸線(回転中心)がずれている場合に発生する回転変動を吸収する効果のある他のカップリング(例えばラテラルカップリング等)を用いても良い。
In this embodiment, an example using the
〔第2実施形態〕
次に本発明の第2実施形態に係るカートリッジにおける画像形成装置本体への装着時のオルダムカップリングの動作について図11から図15を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した第1実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
[Second Embodiment]
Next, the operation of the Oldham coupling when the cartridge according to the second embodiment of the present invention is mounted on the image forming apparatus main body will be described with reference to FIGS. Note that the basic configuration of the apparatus of the present embodiment is the same as that of the first embodiment described above, and therefore, a duplicate description is omitted. Here, a configuration that is a feature of the present embodiment will be described. Further, members having the same functions as those of the first embodiment described above are denoted by the same reference numerals.
図11aはプロセスカートリッジ7を装着方向において後側板83に向かって装着している状態(図3a参照)を装着方向奥側から見た図であり、図11bは図11aを長手方向側面(矢印V4)から見た断面図である。
11a is a view of the state in which the
図11a、図11bに示した様にプロセスカートリッジ7が装置本体100Aのガイド部材81にガイドされ装着されている途中の状態では、移動部材84により押圧されていない。このため、装置本体100Aには完全には位置決めされていない。また、この状態では現像ユニット4には、プロセスカートリッジ7単体の状態で現像ユニット4を感光体ドラム1に対して現像ローラ25を離間させる離間位置に保持するための離間保持部材(離間部材)86が設けられている。現像ユニット4は第1実施形態と同様に加圧バネ(不図示)によって、軸37を中心にして現像ローラ25が感光体ドラム1に当接する方向に付勢されている。しかし、離間保持部材86がクリーニング枠体27の側面に設けられた穴27eに係合している為、現像ユニット4を軸37を中心にして矢印L方向に回転させて離間位置に保持している。このときの離間保持部材86の位置を係合位置とする。
As shown in FIGS. 11a and 11b, the
しかしながら、係合部軸受部材49は付勢部材54によって現像ローラ25の軸線25kに対して交差方向(図中矢印I方向)に付勢されている。そのため係合部軸受部材49の当接部49bはプロセスカートリッジ7のクリーニング枠体27に設けられた保持部27fに当接した状態になり、係合部軸受部材49の位置が決められる。そのため、駆動側係合部48cの軸線(回転中心)48c5と、現像ローラの軸線25kはズレた位置に配置されている。これは、第1実施形態と同様に、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aに進入する際に、感光体ドラム1と転写ベルト5aが摺擦しないように、感光体ドラム1と現像ローラ25を下げておく必要があるためである。その為、第1実施形態と同様にプロセスカートリッジ7が本体位置決め部82a、83aに位置決めされた際に、現像ローラ25の軸線25kと軸線53aとが略一致するように本体現像カップリング53が設けられている。
However, the engaging
保持部27fは感光体ドラム1が取り付けられたクリーニング枠体27に設けられ、この保持部27fに当接部49bが当接して位置決めされている。このため、係合部軸受部材49は装置本体100Aに対して位置精度よく装着される感光体ドラム1に対して位置精度よく位置決めされている。即ち、この状態では図11bに示した様に、プロセスカートリッジ7を更に進入させていけば、本体現像カップリング53に駆動側係合部48cが係合しやすいように、軸線53aと略一致する位置に駆動側係合部48cの軸線48b5を配置しているためである。即ち、プロセスカートリッジ7が装置本体100A内に進入する際は、軸線48c5は、軸線25kよりも本体現像カップリング53の軸線53aに近い位置になるように、駆動側係合部48cは保持部27fに位置決めされている。ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をS1としておく。そして、係合部48cを保持部27fに位置決めすることにより、係合部48c及び本体現像カップリング53に係合の為の大きなガイドを設けず、プロセスカートリッジ7及び電子写真画像形成装置100の小型化を実現できる。
The holding
図12aは装着方向において、プロセスカートリッジ7を後側板83に突き当たるまで装着した状態(図3b参照)を装着方向奥側から見た図である。そして、図12bは図12aを長手方向側面(矢印V5)から見た断面図である。
12A is a view of the state in which the
図12a及び図12bに示した状態では、移動部材84により押圧されていない。このため、プロセスカートリッジ7は、装置本体100Aの本体位置決め部82a、83aには位置決めされておらず、感光体ドラム1は転写ベルト5aと離間した状態になっている。このとき、本体現像カップリング53の軸線53aと、現像ローラ25の軸線25kはずれた位置になっている。
In the state shown in FIGS. 12a and 12b, the moving
そしてこの状態で、図12bに示すように、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っていない場合は、当接部49bは保持部27fに代わって本体係止部材85に当接して位置決めされる。当接部49bが本体係止部材85で位置決めされる際は、本体係止部材85の先端に設けられた斜面85aによってガイドされて、図11bに示す状態になる。したがって、当接部49bは保持部27fより離間する。ここでオルダムカップリング48の駆動側係合部48cは係合部軸受部材49に回転可能に嵌合している。したがって、駆動側係合部48cは係合部軸受部材49を介して本体係止部材85に位置決めされることになる。よって、ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をS2とすると、S2は前述したS1よりも小さいことになる。
In this state, as shown in FIG. 12b, when the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are out of phase, the
そして、本体現像カップリング53は駆動側係合部48cの突起48c1〜48c3に押されて図中矢印J方向(軸線方向)に退避した状態になる。
The main
また、プロセスカートリッジ7を後側板83(図3参照)まで装着した状態で、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っている場合は、図9cの場合と同じなので、ここでは省略する。
Further, when the
また、図12bに示すように、プロセスカートリッジ7が長手方向において装置本体100Aに装着した際に、離間保持部材86と当接する本体解除部材87が装置本体100Aに設けられている。そして、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aに装着され本体位置決め部82b、83aに位置決めされる前に本体解除部材87が離間保持部材86と当接することで、離間保持部材86と穴27eとの係合を解除する構成となっている。このときの離間保持部材86の位置を解除位置とする。また離間保持部材86が解除されると現像ユニット4が接触位置に移動し、現像ローラ25が感光体ドラム1に当接することが可能となる。しかし、通常プロセスカートリッジ7が装置本体100Aに装着された状態では、装置本体100Aに設けられた離間機構91が現像枠体31の力受け部31bに当接する位置に配置されている。したがって、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aに装着され、離間保持部材86が解除されたとしても現像ローラ25は感光体ドラム1には当接することがない。
Further, as shown in FIG. 12B, the apparatus
図13aはプロセスカートリッジ7が移動部材84によって押圧され、装置本体100Aに本体位置決め部82a、83aに位置決めされている状態を、装着方向奥側から見た図である。そして、図13bは、図13aを長手方向側面(矢印V6)から見た断面図である。
FIG. 13A is a view of the state in which the
図13aで示したように、プロセスカートリッジ7のクリーニング枠体27が移動部材84より力を受け矢印I方向に付勢される。これにより、カートリッジ位置決め部27g1が装置本体100Aの後側板の突き当て部83aに当接し、プロセスカートリッジ7は装置本体100Aに位置決めされ、感光体ドラム1と転写ベルト5aは当接する。ここで、カートリッジ位置決め部27g1は、クリーニング枠体27に設けられた、感光体ドラム1を回転可能に支持するドラム軸受27gの一部である。また、係合部軸受部材49の当接部49bは本体係止部材85に当接して係止されているか、駆動側係合部48cに設けられた突起48c4と、本体現像カップリング53に設けられた穴53b4とが嵌合して駆動側係合部48cが位置決めされる。このため、プロセスカートリッジ7が矢印I方向に移動しても駆動側係合部48cは図12の位置に保持されて、プロセスカートリッジ7と一緒に移動することはない。したがって、本体係止部材85は、プロセスカートリッジ7が移動する移動方向(矢印I方)において、本体現像カップリング53よりも下流側に位置することなる。ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をS3とすると、S3は前述したS1、S2よりも小さくなる。
As shown in FIG. 13 a, the
また、現像ユニット4に設けられた力受け部31bも離間機構91から力を矢印N方向に受けた状態が維持されるため、現像ユニット4は感光体ドラム1から現像ローラ25を離間した離間位置に維持される。
Further, the
図14aは離間機構91に動作によって現像ユニット4が回動し、現像ローラ25が感光体ドラム1に接触する接触位置に移動したカートリッジを装着方向奥側から見た図である。図14bは、図14aを長手方向側面(矢印V7)から見た断面図である。
FIG. 14A is a view of the cartridge in which the developing
図14aで示したように、離間機構91が矢印P方向に移動し、現像ユニット4の力受け部31bと離間するため、加圧バネ38(図2参照)の力によって現像ユニット4は軸37を中心として矢印Q方向に回動する。そして、図14bに示すように、現像ユニット4が感光体ドラム1と現像ローラ25とが接触する接触位置に移動する。そして、現像ローラ25の軸線25kも本体現像カップリング53の軸線53aと略一致する位置にくることになる。ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をそれぞれS4とすると、S4は前述したS1、S2、S3よりも小さくなる。
As shown in FIG. 14A, since the
次に、図15aは画像形成時におけるプロセスカートリッジ7を装着方向奥側から見た状態の状態を示す図である。そして、図15bは、図15aを長手方向側面(矢印V8)から見た断面図である。
Next, FIG. 15A is a diagram illustrating a state in which the
ここで、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っていない場合は、本体現像カップリング53が回転することで、突起48c1〜48c3が穴53b1〜53b3と位相が合う。そのため本体現像カップリング53と駆動側係合部48cは係合し、装置本体100Aの駆動回転力(第二の駆動回転力)が現像ローラ25に伝達される。この状態では駆動側係合部48cと一体に設けた突起48c5と本体現像カップリング53に設けられた穴53b4は嵌合し、本体現像カップリング53の軸線53aと駆動側係合部48cの軸線(回転中心)48c5が一致する。また、同様に現像ローラ25の軸線(回転中心)25kも軸線53aと略一致する。そして、係合部軸受部材49の当接部49bは本体係止部85から離間した状態になる。
Here, when the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are out of phase, the main
以上説明したように、本実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、感光体ドラムと現像ローラ25とが離間した状態でプロセスカートリッジ7を装着しても、スムーズに軸継手部材48の係合部48cと本体現像カップリング53とが係合して、装着性が向上する。
As described above, in this embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, even if the
〔第3実施形態〕
(プロセスカートリッジを再装着する際の離間機構)
次に装置本体100Aから一旦取り出したプロセスカートリッジ7を再度、装置本体100Aに装着する際の離間機構について説明する。なお、本実施形態の装置等の基本構成は前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した第1実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
[Third Embodiment]
(Separation mechanism when re-installing the process cartridge)
Next, a separation mechanism when the
装置本体100Aから取り出されたプロセスカートリッジ7は、図14、図15に示すように、離間保持部材86がクリーニング枠体27の穴27eから解除されている。そのため、現像ユニット4が接触位置にあり、感光体ドラム1と現像ローラ25が当接した状態になっている。また、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aから取り外される際に、電子写真画像形成装置100の画像形成動作は終了している。したがって、離間機構91は、図13に示すように、現像ユニット4を離間位置に位置させる状態にするために離間力受け部31bに当接する位置に位置する。離間機構91がこの状態で、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aから取り外され、現像ユニット4は接触位置に戻ることになる。しかし、この状態で再びプロセスカートリッジ7を装置本体100Aに装着すると、離間機構91の側面に接触位置に位置する現像ユニット4の離間力受け部31bが当たってしまい、プロセスカートリッジ7が装置本体100Aに装着できないことになる。これを防止するために、取り出されたプロセスカートリッジ7を再装着する際には予め現像ユニット4を離間位置に移動させる動作が必要になる。
In the
その構成を、図16〜図19を用いて説明する。図16、図17に示すように装置本体100Aにはプロセスカートリッジ7を装着するための装着開口部87が設けられている。装置本体100Aには、プロセスカートリッジ7の現像ユニット4に設けられた離間力受け部31bが一体で設けられた突出部31dと当接する離間ガイド部92が設けられている。
The configuration will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 16 and 17, the apparatus
図18aに示すようにプロセスカートリッジ7は装置本体100Aに進入する前は、現像ユニット4は接触位置にあり、感光体ドラム1と現像ローラ25が当接している。そして図18bに示すようにプロセスカートリッジ7を装置本体100Aに装着すると、まずクリーニング枠体27に一体に設けられたガイド部27bが、装置本体100Aに設けられた本体ガイド部材81にガイドされる。そして現像枠体31に設けられた突出部31dが離間ガイド部92の面とり部92aに当接する。そして更にプロセスカートリッジ7をさらに進入させると、図18cに示すように現像ユニット4が奥軸受部材15を回転中心として矢印J方向に回転する。すると現像ユニット4が矢印Kの離間位置に移動し、現像ローラ25が感光体ドラム1と離間する。そしてプロセスカートリッジ7が画像形成装置100本体に位置決めされた際は、図19に示すように離間力受け部31bは離間ガイド部92の装着方向下流側に配置された離間機構91に当接した状態になる。その際、現像ユニット4は離間位置にあり、現像ローラ25は感光体ドラム1と離間した状態を保ったままプロセスカートリッジ7を画像形成装置100本体に装着できる。この場合、力受け部31bのプロセスカートリッジ7の装着方向上流側に設けられた力受け逃げ部31eは装着ガイド部84と干渉しない形状となっている。これは、現像ユニット4が、離間ガイド部92と干渉することなく接触位置に移動することを許容するためである。
As shown in FIG. 18A, before the
以上、本実施形態も第2実施形態と同様に、第1実施形態での効果に加えて、感光体ドラム1と現像ローラ25とが離間した状態でプロセスカートリッジ7を装着しても、スムーズに駆動側係合部48cと本体現像カップリング53とが係合して、装着性が向上する。
As described above, in the present embodiment as well as the second embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, even if the
〔第4実施形態〕
前述した実施形態では装置本体100Aにプロセスカートリッジ7を装着する場合を例示した。しかし、本発明は現像装置のみを装置本体100Aに着脱可能とした場合にも好適である。
[Fourth Embodiment]
In the above-described embodiment, the case where the
次に第4実施形態として、現像装置4を装置本体100Aへ装着する時のオルダムカップリングの動作について、図20から図22を参照して説明する。なお、本実施形態の装置等の基本構成は前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した第1実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
Next, as a fourth embodiment, the operation of Oldham coupling when the developing
図20aは現像装置4を装置本体100Aに現像装置4の長手方向から装着する前の状態を示す図である。そして、図20bは図20aを長手方向側面(矢印V9)から見た断面である。
20A is a diagram illustrating a state before the developing
図20a、図20bにおいて、係合部軸受部材49を介して、駆動側係合部48cは付勢部材54によって付勢されている。そして、駆動側係合部48cは、係合部軸受部材49を介して現像枠体31に設けられた保持部31fに位置決めされる。したがって第1実施形態に示す場合と同様に、現像装置4が位置決めされる前でも、オルダムカップリング48が本体現像カップリング53と係合可能な位置にある。これは、現像装置4が装置本体100Aに進入する際に、現像ローラ25と感光体ドラム1が摺擦しないように、現像ローラ25を下げておく必要があるためである。即ち、現像装置4が装置本体100A内に進入する際は、軸線48c5は、軸線25kよりも本体現像カップリング53の軸線53aに近い位置になるように、駆動側係合部48cは保持部31fに位置決めされている。そして、係合部48cを保持部31fに位置決めすることにより、係合部48c及び本体現像カップリング53に係合の為の大きなガイドを設けず、現像装置4及び電子写真画像形成装置100の小型化を実現できる。ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をL1としておく。
20a and 20b, the driving
図21aは現像装置4を装置本体100Aに現像装置の装着方向において後側板(不図示)まで装着した状態を示す図である。そして、図21bは図21aを長手方向側面(矢印V10)から見た断面図である。
FIG. 21A is a diagram illustrating a state in which the developing
図21aに示すように、現像装置4が装置本体100Aのガイド部材81にガイドされ、現像装置4の装着方向において後側板(不図示)まで装着された状態では、装置本体100Aの移動部材84により押圧されていない。したがって、現像ローラ25は感光体ドラム1と離間した状態になっている。
As shown in FIG. 21a, when the developing
そしてこの状態において、図21bに示すように、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っていない場合は、当接部49bは保持部31fに代わって、装置本体100Aに設けられた本体係止部材85に当接して位置決めされる。当接部49bが本体係止部材85で位置決めされる際は、本体係止部材85の先端に設けられた斜面85aによってガイドされて、図21bに示す状態になる。ここでオルダムカップリングの駆動側係合部48cは係合部軸受部材49に回転可能に嵌合している。したがって、駆動側係合部48cは係合部軸受部材49を介して本体係止部材85に位置決めされることになる。よって、ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をL2とすると、L2は前述したL1よりも小さいことになる。そして、本体現像カップリング53は駆動側係合部48cに押されて図中矢印J方向(軸線方向)に退避した状態になる。
In this state, as shown in FIG. 21b, when the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are out of phase, the
また、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っている場合は、駆動側係合部48cに設けられた突起48c4と、本体現像カップリング53に設けられた穴53b4とが嵌合して駆動側係合部48cが位置決めされる。その際は、係合部軸受部材49の当接部49bと本体係止部材85は離間した状態になる。
Further, when the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are in phase, the projection 48c4 provided on the driving
図22aは現像装置が移動部材84によって押圧され、装置本体100Aに位置決めされている状態を示す図である。そして、図22bは図22aを長手方向側面(矢印V11)から見た状態を図である。
FIG. 22A is a diagram illustrating a state in which the developing device is pressed by the moving
図22aで示したように、現像装置4の現像枠体31が移動部材84より力を受けて矢印I方向に付勢されることで、現像ローラ25の両端部に設けられた規制コロ47が感光体ドラム1に当接する。そして、現像装置4は装置本体100Aに完全に位置決めされ、現像ローラ25と感光体ドラム1は当接する。そして、現像ローラ25の軸線25kも本体現像カップリング53の軸線53aと略一致する位置にくることになる。ここで係合部軸受部材49の当接部49bは、現像装置が矢印I方向に移動する際に、本体係止部材85に当接して係止されるか、突起48c4と穴53b4とが嵌合して駆動側係合部48cが本体現像カップリング53に位置決めされる。このため、現像装置4が矢印I方向に移動しても駆動側係合部48cは図21の位置に保持されて、現像装置4と一緒に移動することはない。したがって、本体係止部材85は、現像装置4が移動部材84移動する移動方向において、本体現像カップリング53よりも下流側に位置することになる。よって、ここでの軸線48c5と現像ローラ25の軸線25kとの距離をL3とすると、L3は前述したL1、L2よりも小さくなる。
As shown in FIG. 22 a, when the developing
ここで、突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合っていない場合は、本体現像カップリング53が回転することで、図22bに示すようにカップリングの突起48c1〜48c3と穴53b1〜53b3の位相が合う。そして、駆動側係合部48cと本体現像カップリング53は係合する。一方、駆動側係合部48cの突起48c1〜48c3が本体現像カップリング53に設けられた穴53b1〜53b3と位相が合っていれば、駆動側係合部48cと本体現像カップリング53は係合している。そして、本体現像カップリング53が回転することで駆動回転力が伝達される。
Here, when the phases of the projections 48c1 to 48c3 and the holes 53b1 to 53b3 are not in phase, the main
以上説明したように、現像装置4の進入方向に対して交差する方向に移動部材84R,84Lで本体位置決め部82a、83aに位置決めさせる構成において、本体現像カップリング53の退避機構を簡略化し、電子写真画像形成装置100を小型化できる。
As described above, in the configuration in which the main
また、軸継手部材48に設けられた係合部48cを保持部31fに位置決めすることにより、係合部48c及び本体現像カップリング53に係合の為の大きなガイドを設けず、現像装置4及び電子写真画像形成装置100の小型化を実現できる。
Further, by positioning the engaging
なお、本実施形態ではオルダムカップリングを用いた例について説明したが、入力側と出力側の軸線(回転中心)がずれている場合に発生する回転変動を吸収する効果のある他のカップリング(例えばラテラルカップリング等)を用いても良い。 In addition, although the example using Oldham coupling was described in this embodiment, other couplings that have an effect of absorbing rotational fluctuations that occur when the input side and output side axes (center of rotation) are deviated ( For example, lateral coupling may be used.
1 …感光体ドラム
1c …ドラムカップリング
4 …現像ユニット
5 …中間転写ユニット
5a …中間転写ベルト
7 …プロセスカートリッジ
25 …現像ローラ
25k …軸線
26 …ドラムユニット
27 …クリーニング枠体
27Ld,27Rd …被押圧部
27Re,27Le …位置決め部
27b …被ガイド部
27c …突き当て部
27g …位置決め部
27f …保持部
31 …現像枠体
48a …従動側係合部
48a1 …リブ
48b …中間係合部
48ba1 …溝
48c …駆動側係合部
49 …係合部軸受部材
53 …本体現像カップリング
53b1,53b2,53b3 …穴
54 …付勢部材
66 …ドラム駆動カップリング
66a …穴
84R,84L …移動部材
100 …画像形成装置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像ローラと、
前記現像ローラの軸線方向の一端側に固定された被駆動部と、前記被駆動部との係合を維持したまま前記被駆動部に対し前記現像ローラの軸方向と交差する方向へ移動可能な中間部と、前記中間部との係合を維持したまま前記中間部に対し前記現像ローラの軸方向と交差する方向へ移動可能な駆動部と、を備え、前記現像ローラを回転するための駆動力を受けるカップリング部と、
を有し、画像形成装置本体に対して着脱可能であるプロセスカートリッジと、
前記駆動部と係合し、前記駆動部に駆動力を与える本体駆動部と、
を有し、記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
前記感光体ドラムに画像を形成する第一位置と、前記第一位置から退避した位置であって、前記画像形成装置に前記プロセスカートリッジを着脱するための第二位置と、に前記プロセスカートリッジを配置するための移動機構を有し、
前記移動機構は、前記駆動部と前記本体駆動部とが係合した状態で、感光体ドラムを前記第一位置と前記第二位置とへ移動することを特徴とする画像形成装置。 A photosensitive drum;
A developing roller for developing the electrostatic latent image formed on the photosensitive drum;
The driven part fixed to one end side in the axial direction of the developing roller and movable with respect to the driven part in a direction crossing the axial direction of the developing roller while maintaining engagement with the driven part A drive unit for rotating the developing roller, and an intermediate unit and a driving unit movable in a direction crossing the axial direction of the developing roller with respect to the intermediate unit while maintaining engagement with the intermediate unit. A coupling part that receives force,
A process cartridge that is detachable from the image forming apparatus main body, and
A main body driving unit that engages with the driving unit and applies a driving force to the driving unit ;
In an image forming apparatus for forming an image on a recording material,
Arranged a first position for forming an image on the photosensitive drum, a position retracted from said first position, and a second position for mounting and dismounting the process cartridge in the image forming apparatus, said process cartridge the moving mechanism to possess,
The image forming apparatus , wherein the moving mechanism moves the photosensitive drum to the first position and the second position in a state where the driving unit and the main body driving unit are engaged with each other.
前記第一位置において、前記感光ドラムと前記ベルト部材が接触し、前記第二位置において、前記感光ドラムが前記ベルト部材から離間することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 A belt member that is in contact with the photosensitive drum and carries a toner image transferred from the photosensitive drum;
The image forming apparatus according to claim 1 , wherein the photosensitive drum and the belt member are in contact with each other at the first position, and the photosensitive drum is separated from the belt member at the second position .
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