JP5401649B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、このタイプの面状照明装置には、以下の課題が内在している。すなわち、その一つの課題は、所定の肉厚及び大きさを有し比較的高価な導光板を必要とするので、大型化が難しくなっていることである。例えば、上記特許文献1の照明装置は、導光板は、官製ハガキ程度のガラス或いはアクリルを使用したものとなっているので、これ以上の大型化が難しい。また、強いて大型化しようとすると、大型の導光板が必要になり、しかも上記特許文献3の照明装置のように、複数個の発光ダイオードが必要となって、これら複数個の発光ダイオードを導光板の全辺の受光面に配設しなければならなくなる。そのために、照明装置の重量が増大し、かつ部品点数も多くなって組立て作業が面倒になり、さらにコストが高騰することになる。また、上記特許文献2の照明装置は、特殊形状の光源ロッドを必要としているがこの光源ロッドを使用しても大型化が難しくなっている。
他の課題は、発光面積を大きくするために大型化すると、それに比例して大型の導光板が必須となって、このような導光板は肉厚の厚いガラス板或いはプラスチック板が使用されるので、その重量が重くなり、それを組み込んだ照明装置の重量が増大し、価格も高騰することである。また、このような大型の導光板を用いると、光源から発光面までの光経路が長くなり、そのために光の減衰が大きくなり、均一な照明光を得るのが難しく、しかも照度の高い照明光を得るのも難しくなる。なお、このような高い照度を得ようとすると、ハイパワーの光源が必須となってコストの高騰を招くことにもなる。
また、他の課題は、上記課題と関連するが上記特許文献1、2の照明装置にみられるように、光源を導光板の一辺に配置しても、光源から発光面までの光経路が長くなり、そのために光減衰が大きくなり、結局、導光板の大きさが制限されるので、大型化ができないことである。
本発明の他の目的は、軽量且つ安価であり、しかも両面又は片面のいずれかの面、すなわち片面照明又は両面照明におけるそれぞれの面で広い面積で均一な面状照明光を得ることができる照明装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、上記の目的に加えて、省エネルギー化を図った照明装置を提供することにある。
本発明の実施形態1に係る照明装置1は、図1、図2に示すように、対向する一対の長辺枠2a、2b及び短辺枠2c、2dを有し、前後面に所定大きさの窓口2e、2e'を設けた額縁状の枠体2を用い、この枠体内に、所定の間隔をあけて複数個の点光源を一列に配列した点光源列3と、この点光源列を間に介在させて該点光源列3から所定の隙間G3をそれぞれ離して平行に対向させて配置した一対の第1、第2の反射板部材4A、4Bと、これらの反射板部材の外側反射面から所定の隙間G4をそれぞれあけて平行に対向させて配置した一対の第1、第2の拡散板部材7A、7Bとが収容された構成となっている。枠体2は、対向する各長辺枠2a、2bの長さX、各短辺枠の長さY及び厚さZで前後面にそれぞれ所定大きさの窓口2e、2e'を有する額縁状をなし、合成樹脂成型体或いは金属板材で形成されている。枠体2は、額縁枠の幅長aを狭くして、狭額縁化されている。狭額縁化により、窓口の面積が大きくなり、その結果、照明面積を拡大させることができる。この狭額縁化は、枠体2の内部に収容する部材、特に点光源列3を一対の第1、第2の反射板4A、4Bの一端辺部の間に介在させる構成によって達成される。
この実施形態では、各辺枠などの寸法は、以下の値になっている。すなわち、各長辺枠2a、2bの長さXは650mm、各短辺枠Yは300mm及び厚さZは93mmである。また、第1、第2の反射板部材4A、4Bの間隔G2は30mm、第1、第2の反射板部材4A、4Bと第1、第2の拡散板部材7A、7B間の間隔G4は20mmである。さらに、額縁枠の幅長aは25mmである。
第1、第2の反射板部材4A、4Bは、所定の幅長W1及び高さY1(X>W1、Y>Y1)及び肉厚の矩形状の板体からなり、高光反射率、低光透過率及び低光吸収率の材料で形成されている。また、両面反射するものが好ましい。さらに、これに加え乱反射する材料が好ましい。このような材料には、例えば超微細発泡光反射部材がある。なお、これらの反射板部材4A、4Bは、拡散板部材7A、7Bの大きさと同じになっている。この超微細発泡光反射部材には、反射率98%、光透過率1%、光吸収率1%のものが知られており、この材料を用いるのが好ましい。その他の材料として、チタンホワイトの微粒子をエマルジョン化したもの、ポリテトラフロロエチレンの微粒子をエマルジョン化したもの部材に塗布或いはスクリーン印刷により設けてもよい。
第1、第2の反射板部材4A、4Bは、上記の高光反射率(乱反射を含む)で低光透過率及び低光吸収率の材料を用いて、所定の領域で反射光量及び光透過量をコントロールする構成となっている。
隔壁連結部材(以下、連結部材という)6は、対向する小型反射板の連接部間を連結して、機械的に結合すると共に、両連接部の間に所定の隙間をあける働きをする部材となっている。さらに、連結部材6は各LEDからの光を反射させ伝達距離を制限し、その結果、光減衰率が抑制されて、光の利用効率が上がる働きを有する。この連結部材6は、対向する小型反射板間に所定の隙間G2をあける幅長L2と、長手方向の長さY1とを有する長尺の帯状片からなり、両面に反射面を有する反射板材で形成されている。この反射板材は、上記の反射板部材と同じ材料で形成されている。なお、超微細発泡光反射部材を用いるのが好ましい。長手方向の長さは、小型反射板の長さY1と同じになっている。長手方向には、所定間隔Y4毎に、長手方向と直交する方向の両サイドから所定長さ突出した一対の係止爪62が設けられている。これら係止爪62で対向する連接部が結合される。また、帯状片には、同じ間隔Y4毎に、部材を貫通する貫通孔61が設けられている。貫通孔61は、所定の開口面積を有し、この開口から光が導通される。さらに、帯状片は、所定間隔Y4毎に一対の係止爪62が設けられているが、一対の係止爪62と他の一対の係止爪62とを繋ぐ繋ぎが途中を絞り込まれて、すなわち、帯状片の幅長が狭められている。この狭められた箇所からも、光が導通されることになる。
連結部材6は、複数個用意されて、個々の対向する小型反射板の連接部が連結される。この連結により、第1、第2の反射板部材4A、4Bの間には、隙間G2が確保される。また、これらの連結部材6は、光を通過させるので、この連結部分で暗くなることがない。
この連結部材6は、上記の形状に限定されるものでなく、任意の形状に変更できるものである。図7を参照して連結部材の変形例を説明する。
連結部材6Aは、上記連結部材6の絞り込み部をなくして同じ幅長L2にしたものである。この連結部材6Aによれば、機械的強度を強くできる。なお、この連結部材6Aに貫通孔61を設けてもよい。また、連結部材6、6Aは、長尺の帯状片で構成したが、一対の係止爪を設けた小片、例えば図7のB1~B3に示す形状に変更してもよい。これらの連結部材B1~B3は、特に、薄型化に好適なものとなる。
小型反射板4A1は、所定の幅長W2の底辺4aと、この底辺の両側端から所定長さY1延びた一対の側辺4b、4cと、両側辺を結んだ上辺4dとを有し、矩形状をなしている。
グループ化された隣接する2個のLED31、32は、基板3Aの小型反射板4A1に対応する部分の長さを長さL1として、この長さ部分の基板上に所定距離L11をあけて配列されている。すなわち、これらのLEDは、両LED31、32が距離L11をあけてあるが、長さL1の両端部からの距離は距離L12となっている。この距離L12は距離L11の二分の一になっている。長さL1は、小型反射板4A1の幅長W2と同じになっている。また、3枚の小型反射板を連接した幅長3W2は、図3のW1となっている。
各個別光源反射領域5A、5Bの個別反射・透過パターンは、同じになっているので、一方の個別光源反射領域5Aの個別反射・透過パターンを説明する。
図5に示すように、個別光源反射領域5Aの小型反射板4A1には、光を通過させる複数個の貫通孔からなる光導通孔が形成されている。これらの光導通孔は、それぞれ所定大きさの開口(面積)を有し、所定の規則性をもって配列されている。この実施形態では、これらの光導通孔は、LED31の所定の光軸上に所定大きさ、すなわち所定の開口面積を有する貫通孔の配列となっている。
図9に示すように点光源31を原点とし、x軸を小型反射板4A1に平行な方向、y軸を基板と平行な平面上であってx軸に垂直に交わる方向、z軸を基板に対して垂直な方向にとり、所定位置Pi,jの直交座標を(xi,j、yi,j、zi,j)とする。点光源31から射出される最大光度LImaxは図9に示すように、z軸正の方向に垂直であり、所定位置Pi,j方向への光度は、LImax・cosφi,jとなる。照度は光度に比例し、光源からの距離の二乗に反比例するため、所定位置Pi,jでの照度Ii,jは、Kを比例定数とすると、
Ii,j=K・cosφi,j/Li,j 2
となる。つまり、所定位置Pi,jでの照度Ii,jは、点光源31からの距離Li,jと、指向角φi,jとにより定まる。
ここで、
cosφi,j=zi,j/(xi,j 2+yi,j 2+zi,j 2)1/2、Li,j=(xi,j 2+yi,j 2+zi,j 2)1/2
であるから、
Ii,j=K・zi,j/(xi,j 2+yi,j 2+zi,j 2)3/2
とかける。y軸方向の距離は一定であるので、所定位置Pi,jでの照度Ii,jは、小型反射板4A1の面上で、x軸方向、z軸方向の距離を求めることによって簡単に算出することができる。
Ri,j=Rmax・√(Imin/Ii,j)
とする。したがって、所定エリアDi,jにおける照度が高いほど、所定エリアDi,jにおける開口の面積は小さくなる。上記の計算は概略の傾向を示すもので、実際には多開口の反射部材間を多数回反射して照度が決まるので、目標とする照度平坦度によっては現物に合わせた補正が必要である。照度の測定値をベースに開口値を計算した場合も、同様に補正が必要となる場合もある。
ここで、点光源31付近では、開口の面積がかなり小さくなり、開口を小さくした光導通孔を設けることが技術的に難しくなる場合がある。この場合、開口の半径を例えば倍とし、反射板を肉薄に削る、つまり、未貫通孔とする。半径を倍にすることにより肉薄に削る範囲が拡がって削りやすくなる。また、未貫通であるので、点光源からの直接光が届かなくなり照度の均一化が図りやすくなる。
この共通光源反射領域5ABの光導通孔は、隣接するLED31、32に対応したものとなるので、図5に図示の仮想点光源312に光源があるものとして、それぞれのエリアにおける光導通孔の開口面積が決定される。
この実施形態では、第1、第2の反射板4A、4Bにおいて所定大きさの開口を有する光導通孔を複数個所定の規則性、すなわち指向角線上に配列したが、他の方法、例えば、点光源からの距離によって、開口面積を決めてもよい。
また、この実施形態ではグループ化された点光源の数を2個としたが、点光源の数が3個以上であってもよい。すなわち、第1、第2の反射板4A、4Bにおいて、個別のLEDに対しそれぞれ個別光源反射領域と、グループに含まれるすべてのLEDに共通する共通光源反射領域が設けられても同様の効果が得られる。
この照明装置によれば、従来技術で必要としていた導光板が不要になり、軽量化及び低価格化ができて、しかも大面積で均一な面状照明光を得ることができる。すなわち、導光板がなくなるので、軽量化及び低価格化が可能になり、さらに、個別光源反射領域の個別反射・透過パターン及び共通光源領域の共通反射・透過パターンにより、点光源列からの出射光を均一にして、広い面積で均一な照明光を得ることが可能になる。すなわち、点光源列からの光が第1、第2の反射板部材間にあって、まず、それぞれの小型反射板の個別光源反射領域で反射及び透過され、次いで共通光源反射領域で反射及び透過されるので、広い面積で均一な面照明光を得ることができる。また、第1、第2の反射板部材のいずれか一方の反射板部材又は双方の反射板部材に個別反射・透過パターン及び共通反射・透過パターンを設けることによって、片面又は両面から照明光が得られ、使用用途が拡大できる。さらに、点光源に、発光ダイオード又はレーザーダイオードを用いるので、長寿命でしかも消費電力が少なくなり、照明装置を省エネルギー化することができる。
本発明の実施形態2に係る照明装置は、実施形態1に係る照明装置1の点光源列を1列増やし、この点光源列の増設に伴って反射板部材及び拡散板部材の大きさを2倍以上に大きくすると共に、これらの部品を収容する枠体も大型化したものとなっている。したがって、照明装置1と大きさが異なるが機能などが同じであるので、上記照明装置1と共通する構成には同じ符号を付して、重複説明を省略して異なる構成を詳述する。
実施形態2に係る照明装置は、所定の間隔をあけて複数個の点光源がそれぞれ一列に配列された第1、第2の点光源列3、3'と、これらの第1、第2の点光源列の一方の点光源列3を一端辺部間及び他方の光源列3'を該一端辺部と対向し該一端辺部から離れた他端辺部間に位置させて該各点光源列から所定距離離して対向させて配置した一対の第1、第2の大判反射板部材41A、41Bと、これらの大判反射板部材の外側反射面から所定の距離あけて対向させて配置した一対の拡散板部材7A'、7B'とを備えている。なお、各拡散板部材7A'、7B'は、第1、第2の大判反射板部材41A、41Bにあわせて大判になっており、また、大判反射板部材41A、41B及び点光源列3A、3A'などは、小型反射板の枚数及び点光源数が多くなっている。
第1、第2の点光源列3A、3A'のうち、一方の点光源列3A'は増設されたもので、
その構成は点光源列3Aを上下逆にしたものとなっている。第1、第2の大判反射板部材41A、41Bのうち、一方の第1の大判反射板部材41Aは、実施例1の照明装置1の第1の反射板部材と同じ構成の反射板部材4Aと、この反射板部材を図11の状態で上下逆にして増設した反射板部材4A'とで構成されている。これらの反射板部材4A、4A'は特許請求の範囲では、第3、第4の反射板部材と表されている。これらの反射板部材4A、4A'は、それぞれ複数枚の小型反射板からなり、これらがそれぞれ連接されている。すなわち、第1の大判反射板部材41Aは、反射板部材4A、4A'からなり、これらの反射板部材4A、4A'が図11の状態で上下に連接され、さらにこれらの反射板部材4A、4A'は、複数枚の小型反射板が図11の状態で横方向に連接されている。
他方の第2の大判反射板部材41Bは、実施形態1の照明装置1の第1の反射板部材と同じ構成の反射板部材4Bと、この反射板部材を図11の状態で上下逆にして増設した反射板部材4B'とで構成されている。これらの反射板部材4B、4B'は特許請求の範囲では、第3、第4の反射板部材と表されている。これらの反射板部材4B、4B'は、それぞれ複数枚の小型反射板からなり、これらがそれぞれ連接されている。すなわち、第2の大判反射板部材41Bは、反射板部材4B、4B'からなり、これらの反射板部材4B、4B'が図11の状態で上下に連接され、さらにこれらの反射板部材4B、4B'は、複数枚の小型反射板が図11の状態で横方向に連接されている。
これら第1、第2の大判反射板部材41A、41Bは、所定の隙間をあけて対向し、対向する小型反射板はそれぞれ隔壁連結部材で結合されて、大型の枠体に収容されて、照明装置が作製されている。
本発明の実施形態3に係る照明装置は、実施形態1に係る照明装置1の第1、第2の反射板部材の一部の構成が異なるのみで、他の構成は同じになっているので、この照明装置1と共通する構成には同じ符号を付して、重複説明を省略して異なる構成を詳述する。
本発明の実施形態3に係る照明装置は、上記照明装置1を構成する第1、第2の反射板部材4A、4Bの反射・透過パターンが異なっている。すなわち、実施形態3に係る照明装置の第1、第2の反射板部材4C、4Dは、それぞれの反射・透過パターンが個別光源反射領域及び共通光源反射領域に区画されることなく、それぞれのLEDに対して、単一の反射・透過パターン(以下、単一反射・透過パターンという)で形成されている。この単一反射・透過パターンは、上記個別反射・透過パターンをLEDから離れる方向へ延ばし拡大したものとなっている。
第1、第2の反射板部材4C、4Dは、照明装置1の第1、第2の反射板部材4A、4Bと同様に、複数枚の小型反射板で構成されている。これらの小型反射板は、同じ構成を有している。
この小型反射板4C1は、図13に示すように、個別光源反射領域及び共通光源反射領域に区画されずに、1つのLEDのそれぞれに対して単一反射・透過パターンで構成されている点が前記小型反射板4A1(図5参照)と異なっている。
これらの単一反射・透過パターンは、上記個別反射・透過パターンと同様の方法によって形成される。すなわち、各LED31、LED32に対して、個別反射・透過パターン形成方法で作成される。
実施形態3に係る照明装置は、上記照明装置1と反射・透過パターンが異なるが、この装置と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の実施形態4に係る照明装置は、実施形態2に係る照明装置の第1、第2の大判反射板部材の一部構成が異なるのみで、他の構成は同じになっているので、この実施例2に係る照明装置と共通する構成には同じ符号を付して、重複説明を省略して異なる構成を詳述する。
本発明の実施形態4に係る照明装置は、実施例2に係る照明装置を構成する第1、第2の大判反射板部材41A、41Bにおける反射板部材4A、4A'、4B、4B'の反射・透過パターンが異なっている。実施形態4に係る照明装置の第1、第2の大判反射板部材41C、41Dのうち、一方の第1の大判反射板部材41Cは、実施形態3の照明装置の第1の反射板部材と同じ構成の反射板部材4Cと、この反射板部材を図14の状態で上下逆にして増設した反射板部材4C'とで構成されている。これらの反射板部材4C、4C'は特許請求の範囲では、第3、第4の反射板部材と表されている。すなわち、第1の大判反射板部材41Cは、反射板部材4C、4C'からなり、これらの反射板部材4C、4C'が図14の状態で上下に連接され、さらにこれらの反射板部材4C、4C'は、複数枚の小型反射板が図14の状態で横方向に連接されている。これらの反射板部材4C、4C'は、それぞれ複数枚の小型反射板からなり、これらがそれぞれ連接されている。これらの小型反射板には、それぞれのLEDに対して、上記単一反射・透過パターンが形成されている。
他方の第2の大判反射板部材41Dは、実施形態3の照明装置の第2の反射板部材と同じ構成の4Dと、この反射板部材を図14の状態で上下逆にして増設した反射板部材4D'とで構成されている。これらの反射板部材4D、4D'は特許請求の範囲では、第3、第4の反射板部材と表されている。これらの反射板部材4D、4D'は、それぞれ複数枚の小型反射板からなり、これらがそれぞれ連接されている。すなわち、第2の大判反射板部材41Dは、反射板部材4D、4D'からなり、これらの反射板部材4D、4D'が図11の状態で上下に連接され、さらにこれらの反射板部材4D、4D'は、複数枚の小型反射板が図14の状態で横方向に連接されている。これらの小型反射板にも、それぞれのLEDに対して、上記単一反射・透過パターンが形成されている。
この実施形態4に係る照明装置は、実施形態2に係る照明装置と反射・透過パターンが異なるが、この装置と同様の作用効果を奏することができる。
2 枠体
3、3' 点光源列
3A、3A' 基板、反射板
4A、4A'、4B、4B'、4C、4C' 4D、4D' 反射板部材
41A、41B、41C、41D 大判反射板部材
4A1〜4A3、4B1〜4B3 小型反射板
5A、5B 個別光源反射領域
5AB 共通光源反射領域
6、6A、6B 隔壁連結部材
7A、7B、7A'、7B' 拡散板部材
Claims (10)
- 所定の間隔をあけて複数個の点光源が一列に配列された点光源列と、前記点光源列を一端辺部の間に位置させ且つ該点光源列から所定の距離離して対向させて配置した一対の第1、第2の反射板部材と、これらの反射板部材のいずれか一方の反射板部材又は双方の反射板部材の外側反射面から所定距離あけて対向させて配置した拡散板部材とを備え、
前記拡散板部材と対向した反射板部材は、前記点光源列が隣接する数個の点光源で複数の点光源グループに分けられて、これら複数の点光源グループにそれぞれ対応して複数枚の小型反射板に細分化されており、これら複数枚の小型反射板は、前記各点光源に対応して個々の点光源に近い箇所において反射率が高くしかも光透過率が低くなり、前記箇所から離れるに従って徐々に前記反射率が低下し一方で光透過率が増大する単一反射・透過パターンでそれぞれ形成されていることを特徴とする照明装置。 - 前記小型反射板は、前記点光源グループの複数の点光源にそれぞれ対応した複数の個別光源反射領域と、これらの点光源に共通した共通光源反射領域とに区画された領域を有し、前記個別光源反射領域は、前記各点光源に近い箇所において反射率が高くしかも光透過率が低くなり、前記箇所から離れるに従って徐々に前記反射率が低下し一方で光透過率が増大する個別反射・透過パターンで形成され、前記共通光源反射領域は、前記各個別光源反射領域に近接した箇所で前記低下した反射率よりさらに低反射率で且つ前記増大した光透過率よりさらに高光透過率となり、前記箇所から離れるに従ってさらにまた反射率が低下し一方で光透過率がさらにまた高くなる共通反射・透過パターンで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記第1、第2の反射板部材は、前記複数枚の小型反射板が一辺で連接されて、対向する連接部間が光を通過又は反射させる隔壁連結部材で結合されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 所定の間隔をあけて複数個の点光源がそれぞれ一列に配列された第1、第2の点光源列と、前記第1、第2の点光源列の一方の点光源列を一端辺部間及び他方の点光源列を該一端辺部と対向し該一端辺部から離れた他端辺部間に位置させて該各点光源列から所定距離離して対向させて配置した比較的大面積の反射材からなる一対の第1、第2の大判反射板部材と、これらの大判反射板部材のいずれか一方の大判反射板部材又は双方の大判反射板部材の外側反射面から所定の距離あけて対向させて配置した拡散板部材とを備え、
前記拡散板部材と対向した大判反射板部材は、第3、第4の反射板部材からなり、前記第3、第4の反射板部材は、前記第1、第2の点光源列が隣接する数個の点光源で複数の点光源グループに分けられて、これら複数の点光源グループにそれぞれ対応して複数枚の第1、第2の小型反射板に細分化されており、これらの第1、第2の小型反射板は、前記各点光源に対応して個々の点光源に近い箇所において反射率が高くしかも光透過率が低くなり、前記箇所から離れるに従って徐々に前記反射率が低下し一方で光透過率が増大する単一反射・透過パターンでそれぞれ形成されていることを特徴とする照明装置。 - 前記小型反射板は、前記点光源グループの複数の点光源にそれぞれ対応した複数の個別光源反射領域と、これらの点光源に共通した共通光源反射領域とに区画された領域を有し、前記個別光源反射領域は、前記各点光源に近い箇所において反射率が高くしかも光透過率が低くなり、前記箇所から離れるに従って徐々に前記反射率が低下し一方で光透過率が増大する個別反射・透過パターンで形成され、前記共通光源反射領域は、前記各個別光源反射領域に近接した箇所で前記低下した反射率よりさらに低反射率で且つ前記増大した光透過率よりさらに高光透過率となり、前記箇所から離れるに従ってさらにまた反射率が低下し一方で光透過率がさらにまた高くなる共通反射・透過パターンで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
- 前記第1、第2の大判反射板部材は、前記第3、第4の反射板部材の前記複数枚の前記第1、第2の小型反射板が一辺で連接されて、対向する連接部間が光を透過又は反射させる隔壁連結部材で結合されていることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
- 前記反射・透過パターンは、前記点光源から離れるに従って光透過面積が大きくなるパターンで形成されていることを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の照明装置。
- 前記反射・透過パターンは、前記小型反射板を貫通する光導通孔で形成されていることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
- 前記点光源は、1個の発光素子又は複数個の発光素子を集合した発光ダイオード又はレーザーダイオードであることを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の照明装置。
- 前記小型反射板及び隔壁連結部材は、超微細発泡光反射部材で形成されていることを特徴とする請求項3又は6のいずれかに記載の照明装置。
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