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JP5383719B2 - 絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法 - Google Patents

絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法 Download PDF

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JP5383719B2 JP2011001207A JP2011001207A JP5383719B2 JP 5383719 B2 JP5383719 B2 JP 5383719B2 JP 2011001207 A JP2011001207 A JP 2011001207A JP 2011001207 A JP2011001207 A JP 2011001207A JP 5383719 B2 JP5383719 B2 JP 5383719B2
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Description

本発明は、絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法に関する。特に、絶縁電線を電柱などに引き留める場合に使用される引留具の構造、及びこの引留具を用いた絶縁電線の引留方法に関する。
一般に、導体が絶縁性を有する被覆で覆われた絶縁電線などは、地上に立設された電柱に支持されている。図7は、従来技術による引留クランプを用いて、電柱に支持された絶縁電線の一例を示す正面図である。図7を参照すると、電柱Pは、その上部に腕金71を支持している。腕金71の両翼には、連結金具72を介して一対の第1碍子73a・73aを取り付けている。これらの第1碍子73a・73aには、更に、一対の第2碍子73b・73bを連結している。
図7を参照すると、第2碍子73bには、くさび型の引留クランプ8を接続している。引留クランプ8は、クランプ本体81、三角体状のくさび体82、及び押え金具83で構成している。クランプ本体81は、くさび体82とスライド可能に連結している。又、クランプ本体81は、第2碍子73bと回動可能に連結する円環部81aを一端部に有し、受け部81bを他端部に有している。受け部81bには、被覆91wが部分的に剥離された電線90wと共に、くさび体82の端部が押し込まれる。
図7を参照すると、くさび体82の斜面には、電線90wの外周を受ける円弧状の溝が形成されている。そして、くさび体82と押え金具83とがボルトで締結され、電線90wを挟持(クランプ)している。又、このように構成された引留クランプ8は、絶縁性を有するクランプカバー9cで覆われている。
図7を参照すると、絶縁電線9wは、電柱Pの両翼に設けた第1碍子73a及び第2碍子73bを介して接続された引留クランプ8に把持されている。又、絶縁電線9wは、そのジャンパー部9gが腕金71の上方を湾曲した状態で配置されている。
ところで、図7に示されたクランプカバー9cには、鳥が営巣することがある。そして、この営巣材料には、導電性を有する針金などを含む場合があり、これに起因して電線90wが地絡する心配がある。又、引留クランプ8及び電線90wを絶縁するために、クランプカバー9cは、比較的サイズが大きくなっており、美観上好ましくないという不具合がある。
このような不具合を解消するために、絶縁電線の引留に使用した場合に、作業が簡単であり、安定した引留ができ、熱放散性がよく、クランプカバーが格段と小さくなり、美観上好ましい絶縁電線の引留グリップが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による引留グリップは、断面が円形の強靱な金属線、及びこの金属線の周囲を覆うゴム又はプラスチックの絶縁被覆で構成された被覆素線を幅方向に連設した長尺の帯状体からなり、この帯状体は、内面が絶縁電線の外周に合致する円弧面を幅方向に有すると共に、二つ折り状に折り曲げられた中間部、及び絶縁電線を巻回するように螺旋状に曲成された一対の脚部を長手方向に有し、これらの両脚部の端部には、ゴム又はプラスチックキャップで一体に包被接合している。
特許文献1による引留グリップは、帯状体の円弧面を絶縁電線にあてがい、一対の脚部を絶縁電線に巻き付け、中間部を碍子に引っ掛けて取り付けることができるので、作業が簡単であり、絶縁電線を安定性して引き留めることができる、としている。
又、特許文献1による引留グリップは、絶縁電線の被覆の剥ぎ取りがなく手数がかからず、かつ露出した導電部分を覆う絶縁性のカバーが従来よりも格段に小さくでき、美観上有利となる、としている。
特開平9−117046号公報
特許文献1による引留グリップは、絶縁電線の被覆の剥ぎ取りがなく手数がかからず、かつ露出した導電部分を覆う絶縁性のカバーが従来よりも格段に小さくできる利点はあるが、絶縁電線の被覆に引留グリップの被覆を当接して、絶縁電線を引き留めているので、絶縁電線の相当の張力(絶縁電線の自重)に対して、いずれか一方又は双方の被覆が破断する心配がある。したがって、絶縁電線を確実に引き留めておくことが困難になるという問題がある。
絶縁電線の張力に対して、絶縁電線を確実に引き留めておくことができ、かつ、露出した導電部分を覆う絶縁性のカバーが従来よりも小さくできる絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、絶縁電線を電柱などに引き留める場合に使用される引留具であって、絶縁電線を確実に引き留めておくことができ、かつ、露出した導電部分を覆う絶縁性のカバーが従来よりも小さくできる絶縁電線用引留具及びこの引留具を用いて、絶縁電線を電柱などに確実に引き留める絶縁電線の引留方法を提供することを目的とする。
本発明者は、帯状に延びる長尺の金属部材、及びこの金属部材に積層された絶縁板で引留具を構成し、電柱に接続した連結具に係止可能にU字状に湾曲したフック部を形成し、フック部の一端及び他端から略平行に延設する一対の延設部であって、被覆の剥離部を金属部材が巻回可能にこれらの延設部をスパイラル状に形成することにより、これらの課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法を発明するに至った。
(1)本発明による絶縁電線用引留具は、絶縁性を有する被覆で電線が覆われた絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線用引留具であって、帯状に延びる長尺の金属部材と、この金属部材の一方の面に積層された絶縁性を有する第1絶縁板と、を備え、前記連結具に係止可能に前記金属部材及び前記第1絶縁板の長手方向の中央部がU字状に湾曲したフック部と、このフック部の一端と他端から略平行に延設すると共に、前記被覆が部分的に剥離された電線を巻回可能に両端部に至るまで互いに交差しないように、巻回方向を同じにしてスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、前記フック部は、前記第1絶縁板と対向するように、前記金属部材の他方の面に積層された絶縁性を有する第2絶縁板を有し、一対の前記延設部は、前記金属部材の他方の面を内側に配置して、前記電線に弾性をもって圧縮可能な内径を設けている。
(2)本発明による絶縁電線用引留具は、絶縁性を有する被覆で電線が覆われた絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線用引留具であって、帯状に延びる長尺の金属部材と、この金属部材の一方の面に積層された絶縁性を有する第1絶縁板と、を備え、前記連結具に係止可能に前記金属部材及び前記第1絶縁板の長手方向の中央部がU字状に湾曲したフック部と、このフック部の一端と他端から略平行に延設すると共に、前記被覆が部分的に剥離された電線を巻回可能に両端部に至るまで互いに交差しないように、巻回方向を同じにしてスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、前記フック部は、前記金属部材の他方の面が互いに密着するように折り曲げられると共に、前記第1絶縁板で被覆された外面を有し、一対の前記延設部は、前記金属部材の他方の面を内側に配置して、前記電線に弾性をもって圧縮可能な内径を設けている。
(3)前記第1絶縁板は、前記金属部材の幅方向の側面を覆う一対の屈曲片を長手方向に有してもよい。
(4)前記金属部材は、アルミニウム板又はアルミニウム合金板を含むことが好ましい。
(5)前記金属部材の他方の面は、前記電線との摩擦係数が大きい粗面を形成していることが好ましい。
(6)本発明による絶縁電線の引留方法は、絶縁性を有する被覆で電線が覆われた絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線用引留具であって、帯状に延びる長尺の金属部材と、この金属部材の一方の面に積層された絶縁性を有する第1絶縁板と、を備え、前記連結具に係止可能に前記金属部材及び前記第1絶縁板の長手方向の中央部がU字状に湾曲したフック部と、このフック部の一端と他端から略平行に延設すると共に、前記被覆が部分的に剥離された電線を巻回可能に両端部に至るまで互いに交差しないように、巻回方向を同じにしてスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、前記フック部は、前記第1絶縁板と対向するように、前記金属部材の他方の面に積層された絶縁性を有する第2絶縁板を有し、一対の前記延設部は、前記金属部材の他方の面を内側に配置して、前記電線に弾性をもって圧縮可能な内径を設けている絶縁電線用引留具を用いて、絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線の引留方法であって、前記絶縁電線の被覆を所定の範囲内で部分的に剥離する剥離行程と、前記フック部を前記連結具に係合し、一対の前記延設部を前記電線に巻回する巻回行程と、を含む。
(7)本発明による絶縁電線の引留方法は、絶縁性を有する被覆で電線が覆われた絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線用引留具であって、帯状に延びる長尺の金属部材と、この金属部材の一方の面に積層された絶縁性を有する第1絶縁板と、を備え、前記連結具に係止可能に前記金属部材及び前記第1絶縁板の長手方向の中央部がU字状に湾曲したフック部と、このフック部の一端と他端から略平行に延設すると共に、前記被覆が部分的に剥離された電線を巻回可能に両端部に至るまで互いに交差しないように、巻回方向を同じにしてスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、前記フック部は、前記金属部材の他方の面が互いに密着するように折り曲げられると共に、前記第1絶縁板で被覆された外面を有し、一対の前記延設部は、前記金属部材の他方の面を内側に配置して、前記電線に弾性をもって圧縮可能な内径を設けている絶縁電線用引留具を用いて、絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線の引留方法であって、前記絶縁電線の被覆を所定の範囲内で部分的に剥離する剥離行程と、前記フック部を前記連結具に係合し、一対の前記延設部を前記電線に巻回する巻回行程と、を含む。
(8)前記第1絶縁板は、前記金属部材の幅方向の側面を覆う一対の屈曲片を長手方向に有してもよい。
本発明による絶縁電線用引留具は、帯状に延びる長尺の金属部材、及びこの金属部材に積層された絶縁板で引留具を構成し、電柱に係止可能にU字状に湾曲したフック部を形成し、フック部の一端及び他端から略平行に延設する一対の延設部であって、被覆が部分的に剥離された電線を金属部材が巻回可能となるように、これらの延設部をスパイラル状に形成しているので、絶縁電線を確実に引き留めておくことができる。
本発明の第1実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図1(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図1(B)は、図1(A)のB−B矢視断面図、図1(C)は、図1(A)のC−C矢視断面図である。 第1実施形態による絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付けた状態を示す図であり、図2(A)は、絶縁電線用引留具の平面図、図2(B)は、絶縁電線用引留具の正面図である。 本発明の第2実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図3(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図3(B)は、図3(A)のB−B矢視断面図、図3(C)は、図3(A)のC−C矢視断面図である。 本発明の第3実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図4(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図4(B)は、図4(A)のB−B矢視断面図、図4(C)は、図4(A)のC−C矢視断面図である。 第3実施形態による絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付けた状態を示す図であり、図5(A)は、絶縁電線用引留具の平面図、図5(B)は、絶縁電線用引留具の正面図である。 本発明の第4実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図6(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図6(B)は、図6(A)のB−B矢視断面図、図6(C)は、図6(A)のC−C矢視断面図である。 従来技術による引留クランプを用いて、電柱に支持された絶縁電線の一例を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(絶縁電線用引留具の構成)
最初に、本発明の第1実施形態による絶縁電線用引留具の構成を説明する。なお、従来技術で用いた符号と同じ符号を有する構成品は、その作用を同一にするので、以下の説明では割愛する場合がある。
図1は、本発明の第1実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図1(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図1(B)は、図1(A)のB−B矢視断面図、図1(C)は、図1(A)のC−C矢視断面図である。図2は、第1実施形態による絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付けた状態を示す図であり、図2(A)は、絶縁電線用引留具の平面図、図2(B)は、絶縁電線用引留具の正面図である。
図1を参照すると、本発明の第1実施形態による絶縁電線用引留具(以下、引留具と略称する)10は、長尺の金属部材1と絶縁性を有する第1絶縁板2を備えている。金属部材1は、帯状に延びている。第1絶縁板2は、金属部材1の一方の面1aに積層されている。
又、図1を参照すると、引留具10は、フック部11と一対の延設部12・13を有している。フック部11は、金属部材1及び第1絶縁板2の長手方向の中央部がU字状に湾曲している。図1及び図7を参照すると、フック部11は、第2碍子73bに接続された連結具73cを介して、電柱Pに係止できる。
図1を参照すると、一対の延設部12・13は、フック部11の一端11aと他端11bから略平行に延設している。更に、一対の延設部12・13は、一端11a又は他端11bから両端部12a・13aに至るまで、スパイラル状に形成されている。なお、一端11a及び他端11bは、フック部11と一対の延設部12・13とを区分する仮想の境界であって、実体として厳密に区分されていない。
図2を参照すると、一対の延設部12・13は、被覆91wが部分的に剥離された電線90wをスパイラル状に巻回できる。第1実施形態による引留具10は、一対の延設部12・13が互いに交差しないように、一対の延設部12・13の巻回方向を同じにして、電線90wを巻回できる。
図1を参照すると、フック部11は、絶縁性を有する第2絶縁板3を更に有している。第2絶縁板3は、第1絶縁板2と対向するように、金属部材1の他方の面1bに積層されている。又、一対の延設部12・13は、金属部材1の他方の面1bを内側に配置して、電線90wに弾性をもって圧縮可能な内径dを設けている(図2参照)。
図1を参照して、金属部材1は、複数の金属線を並設して互いに接合した帯状のものが好ましく用いられる。又、金属部材1は、アルミニウム板又はアルミニウム合金板を含むことが好ましいが、アルミニウム板又はアルミニウム合金板に限定されない。金属部材1の他方の面1bは、電線90wとの摩擦係数が大きい粗面を形成していることが好ましい(図2参照)。例えば、金属部材1の他方の面1bは、ダイヤモンドカット状のローレット加工を施してもよい。
(絶縁電線の引留方法)
次に、第1実施形態による引留具10を用いた絶縁電線の引留方法を説明しながら、引留具10の作用及び効果を説明する。
図2を参照して、最初に、絶縁電線9wの被覆91wを所定の範囲内で部分的に剥離する(剥離行程)。次に、図1に示された状態でのフック部11を連結具73cに設けた係止穴(図示せず)に挿通する。これにより、フック部11を絶縁状態で連結具73cに係合できる。次に、一対の延設部12・13を電線90wに二重螺旋状に巻回する(巻回行程)。一対の延設部12・13の内径dは、電線90wの外径より僅かに小さくなっており、一対の延設部12・13を電線90wに巻回すると、電線90wに弾性をもって圧縮できる。
図1又は図2を参照すると、第1実施形態による引留具10は、帯状に延びる長尺の金属部材1、及び金属部材1に積層された第1絶縁板2で引留具を構成し、電柱Pに係止可能にU字状に湾曲したフック部11を形成し、フック部11の一端11a及び他端11bから略平行に延設する一対の延設部12・13であって、被覆91wが部分的に剥離された電線90wを金属部材1が巻回可能となるように、これらの延設部12・13をスパイラル状に形成しているので、絶縁電線9wを確実に引き留めておくことができる。
図1又は図2を参照すると、第1実施形態による引留具10は、一対の延設部12・13の内壁を金属部材1で構成し、被覆91wが部分的に剥離された電線90wに金属部材1が弾性をもって圧縮するように密着しているので、従来のように、絶縁電線9wの被覆に引留グリップの被覆を当接して、絶縁電線9wを引き留める場合と異なり、絶縁電線9wの相当の張力に対して、絶縁電線9wを確実に引き留めておくことができる。
又、図2を参照すると、第1実施形態による引留具10は、被覆91wが部分的に剥離された電線90wが外部に露出しないように、一対の延設部12・13を巻回して、第1絶縁板2で覆っているので、絶縁電線9wの地絡を防止できる。
更に、図1又は図2を参照すると、第1実施形態による引留具10は、絶縁性を有する第2絶縁板3をフック部11に有しているので、被覆91wが部分的に剥離された電線90wと連結具73cとを絶縁できる。そして、電線90wから連結具73cに電気が流れることが防止される。
又、図2を参照すると、第1実施形態による引留具10は、従来のくさび型の引留クランプ8(図7参照)のように露出した導電部分を有しないので、連結具73cのみを絶縁性のカバー5cで覆うだけでよく、絶縁性のカバーを従来よりも小さくできる。
図2を参照すると、第1実施形態による引留具10は、露出した導電部分を覆う絶縁性のカバーが従来よりも小さくでき、美観上有利となる。このように、第1実施形態による引留具10は、絶縁電線9wの張力に対して、金属部材1が機械的に担保すると共に、電線90wの絶縁に対しては、第1絶縁板2及び第2絶縁板3が電気的に担保する、優れた効果を有している。
[第2実施形態]
(絶縁電線用引留具の構成)
次に、本発明の第2実施形態による絶縁電線用引留具の構成を説明する。なお、従来技術及び第1実施形態で用いた符号と同じ符号を有する構成品は、その作用を同一にするので、以下の説明では割愛する場合がある。
図3は、本発明の第2実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図3(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図3(B)は、図3(A)のB−B矢視断面図、図3(C)は、図3(A)のC−C矢視断面図である。
図3を参照すると、本発明の第2実施形態による引留具20は、長尺の金属部材1と絶縁性を有する第1絶縁板2を備えている。金属部材1は、帯状に延びている。第1絶縁板2は、金属部材1の一方の面1aに積層されている。
又、図3を参照すると、引留具20は、フック部14と一対の延設部12・13を有している。フック部14は、金属部材1及び第1絶縁板2の長手方向の中央部がU字状に湾曲している。図2又は図3及び図7を参照すると、フック部14は、第2碍子73bに連結された連結具73cを介して、電柱Pに係止できる。
図3を参照すると、一対の延設部12・13は、フック部14の一端14aと他端14bから略平行に延設している。更に、一対の延設部12・13は、一端14a又は他端14bから両端部12a・13aに至るまで、スパイラル状に形成されている。なお、一端14a及び他端14bは、フック部14と一対の延設部12・13とを区分する仮想の境界であって、実体として厳密に区分されていない。
図2を参照すると、一対の延設部12・13は、被覆91wが部分的に剥離された電線90wをスパイラル状に巻回できる。第2実施形態による引留具20は、一対の延設部12・13が互いに交差しないように、一対の延設部12・13の巻回方向を同じにして、電線90wを巻回できる。
図3を参照すると、フック部14は、金属部材1の他方の面1bが幅方向に半分に折り曲げられて互いに密着すると共に、第1絶縁板2で被覆された外面を有している。又、一対の延設部12・13は、金属部材1の他方の面1bを内側に配置して、電線90wに弾性をもって圧縮可能な内径dを設けている(図2参照)。
(絶縁電線の引留方法)
次に、第2実施形態による引留具20を用いた絶縁電線の引留方法を説明しながら、引留具20の作用及び効果を説明する。
図2を参照して、最初に、絶縁電線9wの被覆91wを所定の範囲内で部分的に剥離する(剥離行程)。次に、図3に示された状態でのフック部14を連結具73cに設けた係止穴(図示せず)に挿通する。この場合、第1絶縁板2の外面(平坦な側面部分)が係止穴の内壁に当接する。これにより、フック部14を絶縁状態で連結具73cに係合できる。次に、一対の延設部12・13を電線90wに二重螺旋状に巻回する(巻回行程)。
図2又は図3を参照すると、第2実施形態による引留具20は、帯状に延びる長尺の金属部材1、及び金属部材1に積層された第1絶縁板2で引留具を構成し、電柱Pに係止可能にU字状に湾曲したフック部14を形成し、フック部14の一端14a及び他端14bから略平行に延設する一対の延設部12・13であって、被覆91wが部分的に剥離された電線90wを金属部材1が巻回可能となるように、これらの延設部12・13をスパイラル状に形成しているので、絶縁電線9wを確実に引き留めておくことができる。
図2又は図3を参照すると、第2実施形態による引留具20は、一対の延設部12・13の内壁を金属部材1で構成し、被覆91wが部分的に剥離された電線90wに金属部材1が弾性をもって圧縮するように密着しているので、従来のように、絶縁電線9wの被覆に引留グリップの被覆を当接して、絶縁電線9wを引き留める場合と異なり、絶縁電線9wの相当の張力に対して、絶縁電線9wを確実に引き留めておくことができる。
又、図2を参照すると、第2実施形態による引留具20は、被覆91wが部分的に剥離された電線90wが外部に露出しないように、一対の延設部12・13を巻回して、第1絶縁板2で覆っているので、絶縁電線9wの地絡を防止できる。
更に、図2又は図3を参照すると、第2実施形態による引留具20は、金属部材1の他方の面1bが幅方向に半分に折り曲げられて互いに密着すると共に、第1絶縁板2で被覆された外面をフック部14に有しているので、被覆91wが部分的に剥離された電線90wと連結具73cとを絶縁できる。
又、図2又は図3を参照すると、第2実施形態による引留具20は、従来のくさび型の引留クランプ8(図7参照)のように露出した導電部分を有しないので、連結具73cのみを絶縁性のカバー5cで覆うだけでよく、絶縁性のカバーを従来よりも小さくできる。
図2を参照すると、第2実施形態による引留具20は、露出した導電部分を覆う絶縁性のカバーが従来よりも小さくでき、美観上有利となる。このように、第2実施形態による引留具20は、絶縁電線9wの張力に対して、金属部材1が機械的に担保すると共に、電線90wの絶縁に対しては、第1絶縁板2が電気的に担保する、優れた効果を有している。
更に、図3を参照すると、第2実施形態による引留具20は、金属部材1の他方の面1bが幅方向に半分に折り曲げられて互いに密着すると共に、第1絶縁板2で被覆された外面を有するフック部14を実施例として開示したが、金属部材1の他方の面1bを内側に配置し、第1絶縁板2が外側に配置して、竹の子ばねのように巻回した後に、平坦に押し潰して(折り曲げて)、フック部14を構成してもよく、電線90wと連結具73cとを絶縁できる。
[第3実施形態]
(絶縁電線用引留具の構成)
次に、本発明の第3実施形態による絶縁電線用引留具の構成を説明する。なお、従来技術、第1実施形態、及び第2実施形態で用いた符号と同じ符号を有する構成品は、その作用を同一にするので、以下の説明では割愛する場合がある。
図4は、本発明の第3実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図4(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図4(B)は、図4(A)のB−B矢視断面図、図4(C)は、図4(A)のC−C矢視断面図である。
図5は、第3実施形態による絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付けた状態を示す図であり、図5(A)は、絶縁電線用引留具の平面図、図5(B)は、絶縁電線用引留具の正面図である。
図4を参照すると、本発明の第3実施形態による引留具30は、長尺の金属部材1と絶縁性を有する第1絶縁板2を備えている。金属部材1は、帯状に延びている。第1絶縁板2は、金属部材1の一方の面1aに積層されている。第1絶縁板2は、金属部材1の幅方向の側面を覆う一対の屈曲片21・21を長手方向に有している(図4(B)及び図4(C)参照)。
又、図4を参照すると、引留具30は、フック部11と一対の延設部12・13を有している。フック部11は、金属部材1及び第1絶縁板2の長手方向の中央部がU字状に湾曲している。図4又は図5及び図7を参照すると、フック部11は、第2碍子73bに連結された連結具73cを介して、電柱Pに係止できる。
図4を参照すると、一対の延設部12・13は、フック部11の一端11aと他端11bから略平行に延設している。更に、一対の延設部12・13は、一端11a又は他端11bから両端部12a・13aに至るまで、スパイラル状に形成されている。
図5を参照すると、一対の延設部12・13は、被覆91wが部分的に剥離された電線90wをスパイラル状に巻回できる。第3実施形態による引留具30は、一対の延設部12・13が互いに交差しないように、一対の延設部12・13の巻回方向を同じにして、電線90wを巻回できる。
図4を参照すると、フック部11は、絶縁性を有する第2絶縁板3を更に有している。第2絶縁板3は、第1絶縁板2と対向するように、金属部材1の他方の面1bに積層されている。又、一対の延設部12・13は、金属部材1の他方の面1bを内側に配置して、電線90wに弾性をもって圧縮可能な内径dを設けている(図5参照)。
(絶縁電線の引留方法)
次に、第3実施形態による引留具30の作用及び効果を説明する。図4又は図5を参照すると、第3実施形態による引留具30は、第1実施形態による引留具10と略同様に構成しているが、第1絶縁板2が一対の屈曲片21・21を有している点が異なっている。
図4又は図5を参照して、第3実施形態による引留具30は、第1実施形態による引留具10と同様の効果を奏するが、フック部11は、金属部材1の周囲を一対の屈曲片21・21を含む第1絶縁板2、及び第2絶縁板3で覆っているので、電線90wから連結具73cに電気が流れることを確実に防止できる。
図5を参照すると、第3実施形態による引留具30は、従来のくさび型の引留クランプ8(図7参照)のように露出した導電部分を有しておらず、かつ、電線90wから連結具73cに電気が流れることが確実に防止されることにより、連結具73cを絶縁性のカバーで覆う必要がなくなるという利点がある。
[第4実施形態]
(絶縁電線用引留具の構成)
次に、本発明の第4実施形態による絶縁電線用引留具の構成を説明する。なお、従来技術、第1から第3実施形態で用いた符号と同じ符号を有する構成品は、その作用を同一にするので、以下の説明では割愛する場合がある。
図6は、本発明の第4実施形態による絶縁電線用引留具の構成を示す図であり、図6(A)は、絶縁電線用引留具を絶縁電線に取り付ける前の状態を示す絶縁電線用引留具の正面図、図6(B)は、図6(A)のB−B矢視断面図、図6(C)は、図6(A)のC−C矢視断面図である。
図6を参照すると、本発明の第4実施形態による引留具40は、長尺の金属部材1と絶縁性を有する第1絶縁板2を備えている。金属部材1は、帯状に延びている。第1絶縁板2は、金属部材1の一方の面1aに積層されている。第1絶縁板2は、金属部材1の幅方向の側面を覆う一対の屈曲片21・21を長手方向に有している(図6(B)及び図6(C)参照)。
又、図6を参照すると、引留具40は、フック部14と一対の延設部12・13を有している。フック部14は、金属部材1及び第1絶縁板2の長手方向の中央部がU字状に湾曲している。図5又は図6及び図7を参照すると、フック部14は、第2碍子73bに連結された連結具73cを介して、電柱Pに係止できる。
図6を参照すると、一対の延設部12・13は、フック部14の一端11aと他端11bから略平行に延設している。更に、一対の延設部12・13は、一端11a又は他端11bから両端部12a・13aに至るまで、スパイラル状に形成されている。
図5を参照すると、一対の延設部12・13は、被覆91wが部分的に剥離された電線90wをスパイラル状に巻回できる。第4実施形態による引留具40は、一対の延設部12・13が互いに交差しないように、一対の延設部12・13の巻回方向を同じにして、電線90wを巻回できる。
図6を参照すると、フック部14は、金属部材1の他方の面1bが幅方向に半分に折り曲げられて互いに密着すると共に、第1絶縁板2で被覆された外面を有している。又、一対の延設部12・13は、金属部材1の他方の面1bを内側に配置して、電線90wに弾性をもって圧縮可能な内径dを設けている。
(絶縁電線の引留方法)
次に、第4実施形態による引留具40の作用及び効果を説明する。図5又は図6を参照すると、第4実施形態による引留具40は、第2実施形態による引留具20と略同様に構成しているが、第1絶縁板2が一対の屈曲片21・21を有している点が異なっている。
図5又は図6を参照して、第4実施形態による引留具40は、第2実施形態による引留具20と同様の効果を奏するが、フック部14は、他方の面1bが幅方向に半分に折り曲げられて互いに密着した金属部材1の周囲を一対の屈曲片21・21を含む第1絶縁板2で覆っているので、電線90wから連結具73cに電気が流れることを確実に防止できる。
図5を参照すると、第4実施形態による引留具40は、従来のくさび型の引留クランプ8(図7参照)のように露出した導電部分を有しておらず、かつ、電線90wから連結具73cに電気が流れることが確実に防止されることにより、連結具73cを絶縁性のカバーで覆う必要がなくなるという利点がある。
本発明による絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法は、絶縁電線を電柱に引き留める場合に好適な実施形態を開示したが、絶縁電線を電柱に引き留める場合に限定されない。絶縁電線を建物などの構造物に引き留める場合に適用してもよい。
又、本発明による絶縁電線用引留具及び絶縁電線の引留方法は、絶縁電線が碍子を介して電柱に引き留める場合に好適な実施形態を開示したが、第3及び第4実施形態では、碍子は特に必要とせず、腕金71(図7参照)を介して、適宜な連結金具で本発明による絶縁電線用引留具を連結してもよい。
1 金属部材
1a 一方の面(金属部材の一方の面)
1b 他方の面(金属部材の他方の面)
2 第1絶縁板
3 第2絶縁板
9w 絶縁電線
10 引留具(絶縁電線用引留具)
11 フック部
11a 一端(フック部の一端)
11b 他端(フック部の他端)
12・13 一対の延設部
12a・13a 両端部(一対の延設部の両端部)
73c 連結具
90w 電線
91w 被覆
P 電柱

Claims (6)

  1. 絶縁性を有する被覆で電線が覆われた絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線用引留具であって、
    帯状に延びる長尺の金属部材と、
    この金属部材の一方の面に積層された絶縁性を有する第1絶縁板と、を備え、
    前記連結具に係止可能に前記金属部材及び前記第1絶縁板の長手方向の中央部がU字状に湾曲したフック部と、
    このフック部の一端と他端から略平行に延設すると共に、前記被覆が部分的に剥離された電線を巻回可能に両端部に至るまで互いに交差しないように、巻回方向を同じにしてスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、
    前記フック部は、前記金属部材の他方の面が互いに密着するように折り曲げられると共に、前記第1絶縁板で被覆された外面を有し、
    一対の前記延設部は、前記金属部材の他方の面を内側に配置して、前記電線に弾性をもって圧縮可能な内径を設けている、絶縁電線用引留具。
  2. 前記第1絶縁板は、前記金属部材の幅方向の側面を覆う一対の屈曲片を長手方向に有する請求項1記載の絶縁電線用引留具。
  3. 前記金属部材は、アルミニウム板又はアルミニウム合金板を含む請求項1又は2記載の絶縁電線用引留具。
  4. 前記金属部材の他方の面は、前記電線との摩擦係数が大きい粗面を形成している請求項1から3のいずれかに記載の絶縁電線用引留具。
  5. 絶縁性を有する被覆で電線が覆われた絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線用引留具であって、帯状に延びる長尺の金属部材と、この金属部材の一方の面に積層された絶縁性を有する第1絶縁板と、を備え、前記連結具に係止可能に前記金属部材及び前記第1絶縁板の長手方向の中央部がU字状に湾曲したフック部と、このフック部の一端と他端から略平行に延設すると共に、前記被覆が部分的に剥離された電線を巻回可能に両端部に至るまで互いに交差しないように、巻回方向を同じにしてスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、前記フック部は、前記金属部材の他方の面が互いに密着するように折り曲げられると共に、前記第1絶縁板で被覆された外面を有し、一対の前記延設部は、前記金属部材の他方の面を内側に配置して、前記電線に弾性をもって圧縮可能な内径を設けている絶縁電線用引留具を用いて、絶縁電線を電柱に接続した連結具を介して当該電柱に引き留めるための絶縁電線の引留方法であって、
    前記絶縁電線の被覆を所定の範囲内で部分的に剥離する剥離行程と、
    前記フック部を前記連結具に係合し、一対の前記延設部を前記電線に巻回する巻回行程と、を含む絶縁電線の引留方法。
  6. 前記第1絶縁板は、前記金属部材の幅方向の側面を覆う一対の屈曲片を長手方向に有する請求項5記載の絶縁電線の引留方法。
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