JP5373823B2 - タンパク質及びポリペプチドを安定化する方法 - Google Patents
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Description
i.典型的に「接近しやすい(accessible)」メチオニンのみで起こる酸化事象(複数可)(1つの酸化事象のみの場合+16Daの変異型)(ここで、酸化はインキュベーション温度及び時間と並行して保存中に増大する)、
ii.ピログルタミン酸の形成をもたらすE1残基(存在する場合)の環化、及び
iii.例えばDG、DS、NG又はNSモチーフでのアスパラギン酸又はアスパラギンの異性化又はアミド分解(ここで、異性化はインキュベーション温度及び時間と並行して保存中に増大する)の結果であることを規定している。
M.Schirner, Springer-Verlagを参照されたい。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるN又はD、好ましくはNG、NS、DG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする上記ヌクレオチド配列が存在する場合、N又はDをコードする上記ヌクレオチド配列を突然変異させる工程、及び
c)好適な(例えば真核又は原核)生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法が提供される。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、NS、DG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする少なくとも1つのヌクレオチド配列が存在する場合、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)好適な(例えば真核又は原核)生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法が提供される。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、NG、NS、DG又はDSモチーフをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程であって、上記アミノ酸又はモチーフが表面露出し、H−結合供与残基が不安定化したN又はDに密接している、調べる工程、及び
b)a)でヌクレオチド配列が同定される場合、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)好適な(例えば真核又は原核)生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法が提供される。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、NS、DG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)同定した配列の異性化が(例えば高温での長期保存、及びRPCプロファイルにおけるその後のプレピークの観察により(実験部を参照されたい))行われているか否かと、任意で同定した配列の異性化が上記ポリペプチドの少なくとも1つの活性、好ましくは全ての活性の喪失に関与しているか否かとを確認する工程、及び
c)異性化が観察される場合は常に、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
d)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法/プロセスが提供される。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG又はDGをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)同定した配列の異性化が(例えば高温での長期保存、及びRPCプロファイルにおけるその後のプレピークの観察により(実験部を参照されたい))行われているか否かと、任意で同定した配列の異性化が上記ポリペプチドの少なくとも1つの活性、好ましくは全ての活性の喪失に関与しているか否かとを確認する工程、及び
c)異性化が観察される場合は常に、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、NA、NT、DA又はDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
d)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法/プロセスが提供される。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)同定した配列の異性化が(例えば高温での長期保存、及びRPCプロファイルにおけるその後のプレピークの観察により(実験部を参照されたい))行われているか否かと、任意で同定した配列の異性化が上記ポリペプチドの少なくとも1つの活性、好ましくは全ての活性の喪失に関与しているか否かとを確認する工程、及び
c)異性化が観察される場合は常に、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、ES、QS、NA、NT、DA又はDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
d)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法/プロセスが提供される。
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、DG、NS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS、又は好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法/プロセスが提供される。
a)任意のMが存在するか否かを確認し、また任意でMが強制酸化されやすいか否かを確認すると共に、もしそうであれば、Mを、例えばV、L、A、K、G、I、T、好ましくはT、L又はA、より好ましくはA又はT、より好ましくはAに置き換えることによりライブラリ中にさらなる成員を生成すること、及び
b)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、本発明のポリペプチド、断片又は誘導体を発現すること、
を含む、方法/プロセスが提供される。
a)Mが77位(カバットナンバリングを使用する)に存在するか否かを確認し、また任意でMが強制酸化されやすいか否かを確認すると共に、もしそうであれば、Mを、例えばT、V、L、A、K、G、I、好ましくはT、L又はA、より好ましくはA又はT,より好ましくはAに置き換えることによりライブラリ中にさらなる成員を生成すること、及び
b)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、本発明のポリペプチド、断片又は誘導体を発現すること、
を含む、方法/プロセスが提供される。
a)任意のMが存在するか否かを確認し、また任意でMのいずれかが強制酸化されやすいか否かを確認すると共に、もしそうであれば、少なくとも1つのMを、例えばV、L、A、K、G、I、好ましくはL又はA、より好ましくはA又はT、より好ましくはAに置き換えること、及び
b)N末端のE(存在する場合)を例えばDに置き換える工程、及び
c)真核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現すること、
を含む、方法/プロセスが提供される。
Wiley and Sons, New York (1989)及びRobinsonet al., Hum. Antibod. Hybridomas 2 (1991) 84-93に記載のように標準的な方法により行う。特異的な抗原結合活性を、例えばHarlowet
al., Eds. Antibodies; A Laboratory Manual, Chapter 14, Cold Spring
HarborLaboratory, Cold Spring Harbor (1988)及びMunson et al., Anal. Biochem. 407 (1980),220-239に記載のように競合試験により調べることができる。
a)「標的分子("Target Molecule" or "Target
Molecules")」又は「標的」という用語は、細菌及びウイルスを含む生物、好ましくは動物、より好ましくは哺乳動物、最も好ましくはヒトにおいて、疾患の発症又は進行又は維持に関与し得る生物学的機能を有するタンパク質を意味する。好ましくは上記タンパク質は、ヒト成長ホルモン(hGH)、N−メチオニルヒト成長ホルモン、ウシ成長ホルモン、副甲状腺ホルモン、チロキシン、インスリンA鎖、インスリンB鎖、プロインスリン、リラキシンA鎖、リラキシンB鎖、プロリラキシン、卵胞刺激ホルモン(FSH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)及び黄体形成ホルモン(LH)等の糖タンパク質ホルモン、糖タンパク質ホルモン受容体、カルシトニン、グルカゴン、第VIII因子、抗体、ナノボディ、哺乳動物、特にヒトで良好な耐容性を示し、且つ全身的及び/又は局所的に与えられた場合長い半減期を有する分子、例えば異なる大きさのポリグリコール鎖、例えばPEG−20、PEG−30又はPEG40、肺界面活性剤、ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、ヒト組織型プラスミノーゲン活性化因子(t−PA)、ボンベシン、第IX因子、トロンビン、造血成長因子、腫瘍壊死因子(TNF)−α及びTNF−β、エンケファリナーゼ、ヒト血清アルブミン、ミューラー管抑制物質、マウスゴナドトロピン関連ペプチド、微生物性タンパク質、例えばβラクタマーゼ、組織因子タンパク質、インヒビン、アクチビン、血管内皮成長因子、ホルモン又は成長因子に対する受容体;インテグリン、トロンボポイエチン、プロテインA又はD、リウマチ因子、NGF−β等の神経成長因子、血小板成長因子、形質転換成長因子(TGF)、例えばTGF−α及びTGF−β、インスリン様成長因子−I及びインスリン様成長因子−II、インスリン様成長因子結合タンパク質、CD−4、DNase、潜伏関連ペプチド、エリスロポイエチン、骨誘導因子、インターフェロン−α、インターフェロン−β及びインターフェロン−γ等のインターフェロン、コロニー刺激因子(CSF)、例えばM−CSF、GF−CSF及びG−CSF、インターロイキン(IL)、例えばIL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、フォン・ヴィルブランド因子、スーパーオキシドジスムターゼ;崩壊促進因子、ウイルス抗原、GP120、GP140等のHIVエンベロープタンパク質、心房性ナトリウム利尿ペプチドA、B又はC、免疫グロブリン、並びに上記で列挙されたタンパク質のいずれかの断片又は変異型から成る群から選択される。さらに、上記タンパク質は、上述の因子/サイトカインに対する受容体、及び/又は受容体と因子/サイトカインとの複合体であり得る。より好ましくは、上記標的分子は多量体タンパク質であり、さらに好ましくはそのサブユニットがフォン・ヴィルブランド因子(vWF)、IL−6、腫瘍壊死因子−α及び腫瘍壊死因子−β等から成る群から選択される多量体タンパク質である。多量体タンパク質は、ヒト等の生物において多量体構造でサブユニットとして他のものと(典型的に非共有結合的な相互作用により)会合し、典型的に多量体形態でのみ、その生物学的機能を展開することができるタンパク質である。これは、タンパク質の4次構造とも呼ばれる。この会合は、ジスルフィド結合及び反応基質又は補因子との非共有結合的な相互作用により安定化させることもできる。
et al.(TrendsBiotechnol., 2003, 21(11):484-490)、例えば国際公開第04/068820号パンフレット、国際公開第06/030220号パンフレット、国際公開第06/003388号パンフレット、及びDomantisLtd.の他の公開特許出願を参照する。哺乳動物起源ではないため、本発明との関連ではあまり好ましくはないが、単一ドメイン抗体又は単一可変ドメインは、或る特定種のサメ由来である可能性があることにも留意すべきである(例えばいわゆる「IgNARドメイン」、例えば国際公開第05/18629号パンフレットを参照されたい)。
Laboratory Press(1989)、F.
Ausubel et al, eds.,"Current protocols in molecular biology", Green
Publishing and WileyInterscience, New York(1987)、Lewin, "Genes II", John Wiley &Sons, New York, N.Y.,(1985)、Old et al., "Principles of Gene
Manipulation:An Introduction to Genetic Engineering", 2nd edition, University
ofCalifornia Press, Berkeley, CA(1981)、Roitt et al., "Immunology"(6th.Ed.), Mosby/Elsevier, Edinburgh(2001)、Roitt et al., Roitt's EssentialImmunology, 10th Ed.
Blackwell Publishing, UK(2001)、及びJaneway etal., "Immunobiology"(6th
Ed.), Garland Science Publishing/ChurchillLivingstone,
New York(2005))、並びに本明細書で言及される一般的な背景技術を参照する。
2(1): 49-57、Irving et al., J.Immunol. Methods, 2001,248(1-2), 31-45、Schmitz et al., Placenta, 2000, 21
Suppl. A, S106-12、Gonzaleset al., Tumour Biol., 2005,
26(1), 31-43(これらは、親和性成熟等のタンパク質工学技法及び免疫グロブリン等のタンパク質の特異性及び他の所望の特性を改善する他の技法を記載している)を参照する。
非極性非荷電(pH6.0〜7.0で)(3)
アラニン Ala A
バリン Val V
ロイシン Leu L
イソロイシン Ile I
フェニルアラニン Phe F
メチオニン(1) Met M
トリプトファン Trp W
プロリン Pro P
極性非荷電(pH6.0〜7.0で)
グリシン(2) Gly G
セリン Ser S
スレオニン Thr T
システイン Cys C
アスパラギン Asn N
グルタミン Gln Q
チロシン Tyr Y
極性荷電(pH6.0〜7.0で)
リシン Lys K
アルギニン Arg R
ヒスチジン(4) His H
アスパラギン酸 Asp D
グルタミン酸 Glu E
脚注:
(1)極性非荷電アミノ酸とみなされる場合もある。
(2)非極性非荷電アミノ酸とみなされる場合もある。
(3)当業者にとって明らかであるように、アミノ酸残基が、pH6.0〜7.0で荷電又は非荷電のいずれかであるとしてこの表で示されていることは、該アミノ酸残基が6.0より低いpH及び/又は7.0より高いpHで有し得る電荷を全く考慮に入れない。当業者にとって明らかであるように、この表で言及されたアミノ酸残基はこのようなより高い又はより低いpHでも荷電及び/又は非荷電のいずれかであり得る。
(4)当該技術分野で既知のようにHis残基の電荷は、pHのほんのわずかな移行にも強く依存するが、一般的にHis残基は約6.5のpHで本質的に非荷電であるとみなすことができる。
Principles of Protein Structure, Springer-Verlag,1978によって開発された異なる種の相同タンパク質間のアミノ酸変異頻度の解析に、Chou and Fasman, Biochemistry 13: 211,1974及びAdv.
Enzymol., 47: 45-149, 1978によって開発された構造形成能(structure
forming potentials)の解析に、並びにEisenberget al., Proc. Nad.
Acad Sci. USA 81: 140-144, 1984、Kyte & Doolittle;
JMolec. Biol. 157: 105-132, 1981、及びGoldman et al., Ann.
Rev. Biophys. Chem. 15:321-353, 1986によって開発されたタンパク質における疎水性パターンの解析に基づき得る(全て全体が参照により本明細書に援用される)。ナノボディの一次構造、二次構造、及び三次構造に関する情報は、本明細書中の記載及び上記で言及された一般的な背景技術で与えられる。またこのため、ラマ由来のVHHドメインの結晶構造は例えば、Desmyteret al., Nature Structural Biology, Vol. 3, 9, 803(1996)、Spinelli et al.,Natural Structural
Biology(1996); 3, 752-757、及びDecanniere et al., Structure,Vol. 7, 4, 361(1999)によって与えられる。従来のVHドメインにおいてこれらの位置でVH/VL界面及び潜在的なラクダ化置換を形成する幾つかのアミノ酸残基に関するさらなる情報は、上記で言及された従来技術で見出すことができる。
mulatta)))及びヒヒ(パピオ・ウルジヌス(Papio ursinus)))に好適に投与する工程と、血液試料又は他の試料を上記動物から採取する工程と、上記血液試料中の本発明のアミノ酸配列、化合物又はポリペプチドのレベル又は濃度を求める工程と、このようにして得られたデータ(のプロット)から本発明のアミノ酸配列、化合物又はポリペプチドのレベル又は濃度が投与時の最初のレベルに比べて50%低減するまでの時間を算出する工程とを伴い得る。例えば、以下の実験部、並びに標準的なハンドブック(例えばKenneth, A et al: Chemical Stability of Pharmaceuticals: A
Handbookfor Pharmacists及びPeters et al, Pharmacokinete
analysis: A Practical Approach(1996))を参照する。"Pharmacokinetics", MGibaldi & D Perron, published by
Marcel Dekker, 2nd Rev. edition(1982)も参照する。
modulate")」は一般的に、好適なin vitroアッセイ、細胞アッセイ又はin vivoアッセイを使用して測定するような標的又は抗原の活性の低減若しくは阻害のいずれか、又は代替的に活性の増大を意味する。特に「調節すること」は、好適なin vitroアッセイ、細胞アッセイ、又はin vivoアッセイ(通常関与する標的又は抗原によって変わる)を用いて測定するような、本発明の構築物が存在しない以外は同じ条件下での同じアッセイにおける標的又は抗原の活性に比べて、少なくとも1%、好ましくは少なくとも5%、例えば少なくとも10%若しくは少なくとも25%、例えば少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、又は90%以上、標的又は抗原の活性を低減若しくは阻害すること、又は代替的に(関連又は対象の)生物学的活性を増大させることを意味し得る。
"cross-blocked" and"cross-blocking")」は、本明細書中で区別なく使用し、アミノ酸配列又は他の結合剤(本発明のポリペプチド等)が、他の本発明のアミノ酸配列又は結合剤と所定の標的との結合を妨げる能力を意味する。本発明のアミノ酸配列又は他の結合剤が別のアミノ酸配列又は他の結合剤と[標的]との結合を妨げることができる範囲、ひいては本発明に従って交差遮断するということができるか否かを、競合結合アッセイを使用して求めることができる。1つの特に好ましい定量的なアッセイは、表面プラズモン共鳴技術を用いて相互作用の程度を測定することができるビアコア機器を使用する。別の好適な定量的な交差遮断アッセイは、標的とのこれらの結合に関して、アミノ酸配列又は別の結合剤間の競合を測定するELISAに基づくアプローチを使用する。
Muyldermans, J. Immunol. Methods 2000 Jun 23; 240 (1-2):185-195の論文(例えばこの論文の図2を参照されたい)においてラクダ由来のVHHドメインに適用されるように、又は本明細書に参照されるようにKabatet al. ("Sequence of proteins of
immunological interest", US PublicHealth Services, NIH Bethesda, MD,
Publication No. 91)によって与えられたVHドメインに関する一般的なナンバリングに従って数字が付けられる。このナンバリングに従うと、ナノボディのFR1は1位〜30位のアミノ酸残基を含み、ナノボディのCDR1は31位〜35位のアミノ酸残基を含み、ナノボディのFR2は36位〜49位のアミノ酸残基を含み、ナノボディのCDR2は50位〜65位のアミノ酸残基を含み、ナノボディのFR3は66位〜94位のアミノ酸残基を含み、ナノボディのCDR3は95位〜102位のアミノ酸残基を含み、ナノボディのFR4は103位〜113位のアミノ酸残基を含む。[これに関して、VHドメイン及びVHHドメインに関して当該技術分野で既知のように、CDRそれぞれにおけるアミノ酸残基の総数は変わる可能性があり、カバットナンバリングで示されるアミノ酸残基の総数に対応していなくてもよい(即ちカバットナンバリングによる1つ又は複数の位置が実際の配列で占められていなくてもよく、又は実際の配列が、カバットナンバリングで可能な数より多くのアミノ酸残基を含有していてもよい)ことに留意すべきである。このことは、概してカバットによるナンバリングは、実際の配列におけるアミノ酸残基の実際のナンバリングに対応していても、又は対応していなくてもよいことを意味する。しかし一般的に、CDRにおけるアミノ酸残基の数に関係なく、カバットナンバリングに従うと、カバットナンバリングによる1位は、FR1の出発点に対応し(逆もまた同様)、カバットナンバリングによる36位は、FR2の出発点に対応し(逆もまた同様)、カバットナンバリングによる66位は、FR3の出発点に対応し(逆もまた同様)、カバットナンバリングによる103位は、FR4の出発点に対応する(逆もまた同様)ということができる]。
i)好適な宿主細胞又は宿主生物(本明細書中では「本発明の宿主」とも呼ぶ)において、又は本発明の上記アミノ酸配列、ナノボディ又はポリペプチドをコードする核酸(本明細書中では「本発明の核酸」とも呼ぶ)に適切な別の発現系において、発現させる工程と、場合によってはその後、
ii)このようにして得られる本発明のアミノ酸配列、ナノボディ又はポリペプチドを単離及び/又は精製する工程とを含む。
i)本発明の上記宿主が少なくとも1つの本発明のアミノ酸配列、ナノボディ及び/又はポリペプチドを発現及び/又は産生するような条件下で、本発明の宿主を培養及び/又は維持する工程と、場合によってはその後、
ii)このようにして得られる本発明のアミノ酸配列、ナノボディ又はポリペプチドを単離及び/又は精製する工程とを含み得る。
i)ii)と作用可能に結合している少なくとも1つの本発明の核酸と、
ii)プロモーター、及び場合によっては好適なターミネーター等の、1つ又は複数の調節要素と、場合によってはさらに
iii)それ自体が既知の遺伝子構築物の1つ又は複数のさらなる要素とを含み、ここで、用語「調節要素」、「プロモーター」、「ターミネーター」、及び「作用可能に結合した」は、当該技術分野における(本明細書中に詳述するような)通常の意味を有しており、遺伝子構築物中に存在する上記「さらなる要素」とは、例えば、3’−又は5’−UTR配列、リーダー配列、選択マーカー、発現マーカー/レポーター遺伝子、及び/又は形質転換若しくは組込み(の効率)を促進又は増大させ得る要素であってもよい。このような遺伝子構築物に好適なこれら及び他の要素は当業者にとって明らかであり、例えば、使用する構築物の種類、目的とする宿主細胞又は宿主生物、対象となる本発明のヌクレオチド配列を発現させる方法(例えば、構成的発現、一時的発現、又は誘導性発現等を介するもの)、及び/又は使用する形質転換法に応じ得る。例えば、抗体及び抗体断片((単一)ドメイン抗体及びScFv断片が挙げられるが、これらに限定されない)の発現及び産生のための、それ自体が既知の制御配列(requences)、プロモーター、及びターミネーターを、本質的に同様の方法で使用してもよい。
大腸菌の菌株、ミラビリス変形菌等のプロテウス属の菌株、蛍光菌等のシュードモナス属の菌株等のグラム陰性菌株、及び枯草菌又はブレビス菌等のバチルス属の菌株、ストレプトミセス・リビダンス(Streptomyces lividans)等のストレプトミセス属の菌株、スタフィロコッカス・カルノサス(Staphylococcuscarnosus)等のブドウ球菌の菌株、及び乳酸連鎖球菌等のラクトコッカス属の菌株等のグラム陽性菌株が挙げられるがこれらに限定されない細菌株、
トリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)等のトリコデルマ属、アカパンカビ等のニューロスポラ属、ソルダリア・マクロスポラ(Sordariamacrospora)等のソルダリア属、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus
niger)又はショウユコウジカビ等のアスペルギルス属の種由来の細胞、又は他の糸状菌由来の細胞が挙げられるがこれらに限定されない真菌細胞、
出芽酵母等のサッカロミセス属、シゾサッカロミセス・ポンベ(Schizosaccharomycespombe)等のシゾサッカロミセス属、ピキア・パストリス又はピキア・メタノリカ等のピキア属、ハンセヌラ・ポリモルファ(Hansenula polymorpha)等のハンセヌラ属、クルイベロミセス・ラクティス等のクルイベロミセス属、アークスラ・アデニニボランス(Arxulaadeninivorans)等のアークスラ属、ヤロウィア・リポリチカ(Yarrowia
lipolytica)等のヤロウィア属の種由来の細胞が挙げられるがこれらに限定されない酵母細胞、
アフリカツメガエル卵母細胞等の両生類細胞又は細胞株、
シロイチモンジヨトウSF9及びSf21細胞を含むがこれらに限定されない鱗翅目に由来する細胞/細胞株、又はシュナイダー細胞及びKc細胞等のショウジョウバエに由来する細胞/細胞株等の昆虫に由来する細胞又は細胞株、
タバコ植物等の植物又は植物細胞、及び/又は
例えば、CHO細胞、BHK細胞(BHK−21細胞等)、及びHeLa細胞、COS細胞(COS−7細胞等)、及びPER.C6細胞等のヒト細胞又は細胞株が挙げられるがこれらに限定されない、ヒトに由来する細胞又は細胞株、哺乳動物に由来する細胞又は細胞株等の哺乳動物細胞又は細胞株、並びに、
抗体及び抗体断片((単一)ドメイン抗体及びScFv断片が挙げられるがこれらに限定されない)を発現及び産生することでそれ自体が既知の他の全ての宿主又は宿主細胞であってもよく、これらは当業者に明らかであろう。上記で引用した一般的な背景技術に関する文献、並びに例えば、国際公開第94/29457号パンフレット、国際公開第96/34103号パンフレット、国際公開第99/42077号パンフレット、Frenken et al.(1998)(上記)、Riechmann and Muyldermans (1999)(上記)、vander Linden (2000)(上記)、Thomassen et al.(2002)(上記)、Joosten et al.(2003)(上記)、Joostenet al.(2005)(上記)及び本明細書中にさらに引用した文献を参照する。
AnnLiebert, Inc., Publishers, New York, N.Y)、Giordano,
Nature F Medicine 2 (1996),534-539、Schaper, Circ. Res. 79 (1996), 911-919、Anderson, Science 256 (1992), 808-813、Verma,Nature
389 (1994), 239、Isner, Lancet 348 (1996), 370-374、Muhlhauser, Circ. Res.77 (1995), 1077-1086、Onodera,
Blood 91; (1998), 30-36、Verma, Gene Ther. 5 (1998),692-699、Nabel, Ann. N.Y. Acad. Sci.: 811 (1997), 289-292、Verzeletti,
Hum. GeneTher. 9 (1998),
2243-51、Wang, Nature Medicine 2 (1996), 714-716、国際公開第94/29469号パンフレット、国際公開第97/00957号パンフレット、米国特許第5580859号明細書、米国特許第55895466号明細書、又はSchaper,Current Opinion in Biotechnology 7 (1996), 635-640に記載の当業者に既知の遺伝子治療用ベクター、技法、及びデリバリーシステムを用いて行うことができる。例えば、ScFv断片(Afanasievaet al., Gene Ther., 10, 1850-1859 (2003))及びダイアボディ(Blanco et al., J.
Immunol,171, 1070-1077 (2003))のin situ発現は当該技術分野において記述されている。
and Applications. Landes and Springer-Verlag、並びにKontermann,
Methods34, (2004), 163-170に記載の、いわゆる「細胞内抗体」として発現させることもできる。
大腸菌における発現のための:lacプロモーター(及び、lacUV5プロモーター等のこれらの誘導体);アラビノースプロモーター;λファージの左側(PL)及び右側(PR)プロモーター;trpオペロンのプロモーター;ハイブリッドlac/trpプロモーター(tac及びtrc);T7−プロモーター(より具体的にはT7−ファージ遺伝子10のプロモーター);及び他のT−ファージプロモーター;Tn10テトラサイクリン耐性遺伝子のプロモーター;外来制御オペレーター配列の1つ又は複数の複製を含む上記プロモーターの組換え変異体;
出芽酵母における発現のための:ADH1(アルコール脱水素酵素1)、ENO(エノラーゼ)、CYC1(チトクロームc iso−1)、GAPDH(グリセルアルデヒド−3−リン酸脱水素酵素)、PGK1(ホスホグリセリン酸キナーゼ)、PYK1(ピルビン酸キナーゼ)の構成的プロモーター;GAL1,10,7(ガラクトース代謝酵素)、ADH2(アルコール脱水素酵素2)、PHO5(酸ホスファターゼ)、CUP1(銅メタロチオネイン)の制御的プロモーター;CaMV(カリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーター)の異種プロモーター;
ピキア・パストリスにおける発現のための:AOX1プロモーター(アルコール酸化酵素I);
哺乳動物細胞における発現のための:ヒトサイトメガロウイルス(hCMV)前初期エンハンサー/プロモーター;プロモーターがTetリプレッサーによって制御可能なように2個のテトラサイクリンオペレーター配列を含有するヒトサイトメガロウイルス(hCMV)前初期プロモーター変異体;単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(TK)プロモーター;ラウス肉腫ウイルスの長末端反復配列(RSV LTR)エンハンサー/プロモーター;ヒト、チンパンジー、マウス、又はラット由来の伸長因子1α(hEF−1α)プロモーター;SV40初期プロモーター;HIV−1の長末端反復配列プロモーター;βアクチンプロモーターが挙げられる。
哺乳動物細胞における発現のためのベクター:pMAMneo(Clontech)、pcDNA3(Invitrogen)、pMC1neo(Stratagene)、pSG5(Stratagene)、EBO−pSV2−neo(ATCC 37593)、pBPV−1(8−2)(ATCC 37110)、pdBPV−MMTneo(342−12)(ATCC 37224)、pRSVgpt(ATCC 37199)、pRSVneo(ATCC 37198)、pSV2−dhfr(ATCC 37146)、pUCTag(ATCC 37460)及びlZD35(ATCC 37565)、並びにアデノウイルスに基づくもの等のウイルスに基づく発現系;
細菌細胞における発現のためのベクター:pETベクター(Novagen)及びpQEベクター(Qiagen);
酵母又は他の真菌細胞における発現のためのベクター:pYES2(Invitrogen)及びピキア発現ベクター(Invitrogen);
昆虫細胞における発現のためのベクター:pBlueBacII(Invitrogen)及び他のバキュロウイルスベクター;
植物又は植物細胞における発現のためのベクター:例えば、カリフラワーモザイクウイルス又はタバコモザイクウイルスに基づくベクター、アグロバクテリウムの好適な菌株又はTi-プラスミドに基づくベクターが挙げられる。
大腸菌等の細菌細胞における使用のための:PelB、Bla、OmpA、OmpC、OmpF、OmpT、StII、PhoA、PhoE、MalE、Lpp、LamB等;TATシグナルペプチド、ヘモリシンC−末端分泌シグナル;
酵母における使用のための:α−接合因子プレプロ配列、ホスファターゼ(pho1)、インベルターゼ(Suc)等;
哺乳動物細胞における使用のための:固有シグナル(標的タンパク質が真核細胞由来である場合)、マウスIgκ鎖V−J2−Cシグナルペプチド等が挙げられる。
MackPublishing Company, USA (1990)若しくはRemington, the Science and Practice ofPharmacy, 21th Edition,
Lippincott Williams and Wilkins (2005)等の標準的なハンドブックを参照する。
実施例1:vWF結合ナノボディ及びナノボディ構築物(配列番号1、配列番号2)の安定化
1)配列番号1の化学的特徴付け
配列番号1は二価ナノボディ(登録商標)であり、この単一ポリペプチド鎖は3つのアラニン残基のリンカー越しに頭尾融合する、免疫グロブリンドメインの2つの同一コピーから成る(国際公開第2006122825号パンフレットの配列番号98及び配列番号1の生成に関する詳述を参照されたい)。それぞれのドメインに1つのジスルフィド結合が存在する。解析用パッケージは、通常観察されるタンパク質分解/修飾機構、より具体的には加水分解、酸化、アミド分解、ジスルフィド結合修飾及び凝集/沈降の大部分を評価する。或る特定の修飾、例えば脱リン酸化及び脱グリコシル化が起こらないので、これらの翻訳後修飾は適用することができないことに留意されたい。
試験 試験結果
バッチ1 バッチ2 バッチ3 バッチ4 バッチ5
ビアコア効力 バッチ1に対
する% 100 95 95 94 96
cIEF
(キャピラリー
等電点電気泳
動法) 主ピーク 97.8 97.7 98.1 98.1 97.6
SEC
(サイズ排除ク
ロマトグラフィ)主ピーク 99.6 99.9 99.5 99.6 99.5
RPC 主ピーク 93.6 93.8 93.4 92.8 93.1 プレピーク
1+2+3 1.9 1.8 2.1 2.6 2.3 ポストピーク
1 3.7 3.5 3.6 4.6 3.6 他のポスト
ピーク 0.8 0.9 0.9 4.6 0.9(#)
表で示される値は全てパーセントである。(#)バッチ5に関しては、ポストピーク2の面積%が別に報告される。この試料での他のピークの面積%は0%である。
配列番号1及び配列番号2の突然変異型の生成(表B−2):
突然変異を、QuikChange部位特異的突然変異誘発キット(Stratagene, CA, USA)を用いて導入した。QuikChange部位特異的突然変異誘発法を、PfuTurbo(登録商標)DNAポリメラーゼ及び温度サイクラーを使用して行った。PfuTurbo DNAポリメラーゼが、高い忠実度で、突然変異型のオリゴヌクレオチドプライマーを動かすことなく両方のプラスミド鎖を複製する。基本的な手法は、対象のインサートを有する超らせん状の(supercoiled)二本鎖DNA(dsDNA)ベクター、及び所望の突然変異を含有する2つの合成オリゴヌクレオチドプライマーを利用する。それぞれベクターの逆鎖に相補的なオリゴヌクレオチドプライマーが、PfuTurbo DNAポリメラーゼによる温度サイクリング中に伸長する。オリゴヌクレオチドプライマーの組込みにより、ねじれ型ニック(staggerednicks)を含有する突然変異したプラスミドが生成される。温度サイクリングの後、生成物をDpn Iで処理する。Dpn Iエンドヌクレアーゼ(標的配列:5’−Gm6ATC−3’)はメチル化及びヘミメチル化DNAに特異的であり、親DNA鋳型を消化するのに、及び突然変異を含有する合成DNAに関して選択するのに使用される。ほとんど全ての大腸菌株から単離されたDNAは、damメチル化されているのでDpn I消化しやすい。
配列番号1の結合効力を、平行線を使用して求めた。この方法は、二官能性が観察されるように設計し、そのため配列番号1の一価の構成要素である配列番号2は結合効力を有しない。
無傷タンパク質でのRPC解析のほとんどを基本的に他で記載のように行った(A.A. Wakankar et
al., Biochemistry 2007, 46, 1534-1544)。関連の偏差は、本発明の報告で言及される。トリプシン消化のRPC解析を以下でより詳細に説明する。
逆相HPLC(RP−HPLC又はRPC)
使用するカラムは、Agilent製のシステム上でZORBAX 300SB C3(5μm)カラムであった。実験中のカラムの温度は70℃であった。実験中に使用するバッファーAは0.1%トリフルオロ酢酸であり、バッファーBは0.1%トリフルオロ酢酸/99.9%アセトニトリルであった。使用するプログラムを以下に記載する:
時間
(分) %B
2 10
3 27.5
25,5 35
26 100
28,5 100
29 10
35 10
質量分光分析を、Agilent製のMSD ESI−TOF機器を用いて行った。機器をAgilent製の1100 HPLC(この場合、RPC法において様々なピーク質量を求めるMS検出器として使用した)と接続させた。別々の試料の質量測定のために、Poros−1カラムをMS解析前のバッファー交換に使用した。
配列番号1又は配列番号2の試料(約1mg/mLの最終濃度)を、還元メチル化で修飾されたトリプシン(Promega、約20μg/mLの最終濃度)を用いて消化した。必要に応じて、D−PBSを用いて希釈を行い、−20℃で混合物を凍結させる前に24時間、37℃で加水分解を行った。ペプチド分画化を70℃で操作するC3カラム上で行った。典型的に、25μLの消化物(約20μgのタンパク質)をカラムに注入し、97分にわたり5% ACN−0.1% TFAから36.7% ACN−0.1% TFAへと増大させるアセトニトリル勾配を用いて、ペプチドを溶出させた。ピークを214nmで検出した。図5は、トリプシン消化後に得られ、37℃での8週間のインキュベーション後に得られたプロファイルに重ねたクロマトグラムを表す。ほとんどのピークの同一性を質量分析で確立した(表B−3を参照されたい)。
ペプチド 配列(本研究で同定される修飾を示す)
T2−T2 LSCAASGR+LSCAASGR
T8 FTISR
T7≠ TGGSTYYPisoDSVEGR
(D62の異性化、以下を参照されたい)
T7 TGGSTYYPDSVEGR
T6 ELVAAISR
T10≠ 主にMVYLQMN(非特異的な断片化に起因する)
及びMoxVYLQMNSLR(M78の酸化、以下を参照されたい) T2−T2’ LSCAASGR+AEDTAVYYCAAAGVR
T10 MVYLQMNSLR
T1 EVQLVESGGGLVQPGGSLR
T2’−T2’AEDTAVYYCAAAGVR+AEDTAVYYCAAAGVR T1≠ pyroEVQLVESGGGLVQPGGSLR
(ピログルタミン酸、以下を参照されたい)
T13 TLPSEYTFWGQGTQVTVSS
T3 TFSYNPMGWFR
T12 TLPSEYTFWGQGTQVTVSSAAAEVQLVESGGGL VQPGGSLR
ISOQUANT(登録商標)イソアスパラギン酸検出キット(Promega Corporation,
Madison, WI, USA)を配列番号1及び配列番号2におけるイソアスパラギン酸残基の定量的検出に使用した。ISOQUANT(登録商標)法は、非定型のβ−アスパラギン酸ペプチド結合の通常のペプチド結合への変換を媒介する酵素である酵素タンパク質イソアスパルチルメチルトランスフェラーゼ(PIMT)を使用する。PIMTは、O−メチルエステルを形成させるためにα−カルボキシル位でS−アデノシル−L−メチオニン(SAM)からイソアスパラギン酸へと活性メチル基の移動、及びこのプロセスにおけるS−アデノシルホモシステイン(SAH)の生成を触媒する。このメチルエステルの自発的分解により、メタノールの放出及びスクシンイミド中間体(すなわちアスパラギン残基のアミド分解、及びアスパラギン酸残基の転位の間に生成される同じ環状イミド中間体)の生成が起こる。それから、環状イミドをゆっくりと加水分解し、アスパラギン酸とイソアスパラギン酸との混合物を形成する。各メチル化サイクルで、非定型のペプチド結合の15%〜30%が通常のペプチド結合へと変換される。通常のペプチド結合へのイソペプチド結合のメチル化依存的な変換は、年齢に応じて損傷するタンパク質の修復におけるPIMTに対する生物学的役割を支持する。
3.1)RPCプレピーク1(及びプレピーク3)の解析
RPCプレピーク(主材料の前に溶出する物質)は主要なプレピーク1を含む。このプレピーク1の相対的なピーク面積は、保存時間及び温度と共に増大する(図2を参照されたい)。このことは、このプレピーク1が対象の配列番号1よりも16Da重い単酸化形態を表すESI質量分析及び強制酸化実験(図6を参照されたい)により事前に示された。この酸化は、この酸化がタンパク質の化学修飾の共通型であるということに基づいて、1つ又は複数のメチオニン残基で起こると仮定された。配列番号1は、2つの同一ドメインのそれぞれに3つ、すなわち6つのメチオニン残基を含有する(図4)。意図的な酸化は、さらなる(複数の)酸化種、特に図6で示される+32Da種を生成することができる。14%の主ピークと86%ものプレピークとから成る材料が十分に機能的であるという観察結果からも明らかなように全ての酸化変異型が活性であると考えられる。
ポストピーク1は生合成中の1つのメチオニン部位でのノルロイシン残基の組込み違いに起因する。このことは、質量分析とアミノ酸解析との組合せにより決定的に実証された。エレクトロスプレーイオン化飛行時間(EletroSpray Ionization Time of flight)(ESI−TOF)測定により、ポストピーク1が真のジスルフィド結合した配列番号1ナノボディ(登録商標)よりも分子量が−18Da低い27858Daの質量のタンパク質で占められることが示されている。−18Daの違いに対する可能な説明の1つは、ノルロイシンへのメチオニン残基の置換である。この仮定は、精製された主ピーク及びポストピークのアミノ酸解析により確認され、これによってポストピーク1材料のみがノルロイシンとそれに比例して少量のメチオニンとを含有することが示された。通常アミノ酸解析における内部標準として使用されるノルロイシンをこれらの実験では除外したことに留意すべきである。
ポストピーク2はRPC解析法により或る程度まで形成される
ポストピーク2は産生時に全ピーク面積の約0.9%に達する。材料が70℃で、溶出する前により長い時間、カラムに留まるようにRPCの流速(run)を変えるとこのポストピークの増大が観察された。溶出を15分、30分、60分又は120分遅らせた実験は、ポストピーク2の面積がカラム上の滞留時間に線形的に相関していることを示した(図10を参照されたい)。時間0への外挿により、カラム上での滞留時間が0という実施不可能な場合では、ポストピーク2はほとんど発生しないことが示される。これらの所見により、本発明者らは、ポストピーク2で表される配列番号1変異型が、産生時に、配列番号1の様々なバッチには存在しないも同然であり、RPCカラム上で70℃の温度に比較的短時間曝されている間、又は保存中しか形成されないと結論付けている(図2及び配列番号1を参照されたい)。
ポストピーク2は、5℃、25℃及び40℃での長期インキュベーション中に形成される。これは図2でも示される。しかしながら、変異型の一部がカラム上でのRPC解析中に発生するために、%ピーク面積は誇張的な表現である。本発明者らは、ポストピーク2はN末端グルタミン酸残基の環状ピログルタミン酸への変換に起因することを示している。この結論に至った様々な実験を以下で論じる。
ポストピーク2としてのタンパク質溶出を同定するために、ポストピークをRP−HPLC分離後に回収し、その質量をESI−TOF質量分析で求めた。バッチ1標準で利用可能な濃度が低すぎるため、ESI−QTOF解析に使用する材料は、37℃で4週間保存したバッチ1調製物であった。RPC画分からの主要ピークの質量は、27858Daであった、すなわち天然の配列番号1(27876Da)よりも18Da軽かった。このような質量の減少に対しては幾つかの異なる説明があり得るが、この質量の減少はピログルタミン酸をもたらすN末端グルタミン酸残基の環化の結果としての水分子の喪失と一致する(ポストピーク1と同様に、ポストピーク2が生合成中に、メチオニン残基がノルロイシンに置き換わる配列番号1変異型を表すという形式的な可能性が、この場合に相対的なピーク面積がインキュベーションの時間又は温度により影響を受けないために拒絶される)。
一般に、ピログルタミン酸は、グルタミン酸と比較して、N末端グルタミン残基の場合でより容易に現れる(Gadgil
et al., 2006, J. of the American Society of Mass Spectrometry17, 867-872)。したがって本発明者らは、N末端グルタミン酸をグルタミンに置換する配列番号1変異型(E1Q突然変異型)を構築することにした。この配列番号1突然変異型は、pH4でmonoSカラム上に分画化することができ、E1Q−a及びE1Q−bで指定される2つのほぼ等しい存在量の種が溶出することが分かった。両方の画分を脱塩処理し、ESI−TOF質量分析にかけた。E1Q−bの質量は27874Daであり(E1Q変異型の予測質量は27875Daである)、E1Q−aの質量が27857Daであることが分かった(N末端グルタミンの環化により、NH3分子又は17Daの喪失が起こり、予測質量は27858Daである)。これらのデータから、E1Q−bはN末端グルタミン残基を有する配列番号1に対応し、E1Q−aは環状化ピログルタミン酸型を表すと結論付けた。RPC解析により、E1Q−aの保持時間はポストピーク2と同じであり、E1Q−bプロファイルはバッチ1の主ピーク及びポストピーク2と一致する2つのピークを含有することが示された(図11を参照されたい)。おそらくほとんど、後者の結果は、野生型の配列番号1分子で観察されるように、RPC解析中に、N末端グルタミンの重要部分がピログルタミン酸に変換されることに起因するに違いない。まとめるとデータは、RPCポストピーク2が環状ピログルタミン酸型の形成に起因しているという考えを支持している。
N末端でのピログルタミン酸残基の形成は、ペプチドマッピングにより確認された(2.5項を参照されたい)。トリプシンペプチドのRPC解析により、質量がN末端断片−18Daのものに対応するピーク(すなわち表B−3によるピークT1≠)の存在が明らかになる。MS/MS解析による部分配列決定により、実際にこのペプチドがN末端T1トリプシン断片に対応することが確認されている。RPCポストピーク2で観察されるものに従い、ペプチド地図におけるピークT1≠の相対的なピーク面積が保存時間と共に増大することが分かった。ピログルタミン酸のN末端ペプチドはバッチ1には(ほとんど)存在しないが、37℃で8週間の保存の後では十分に存在する(図13を参照されたい)。T1≠ピーク面積の増大と同時に、非修飾N末端T1ペプチドの面積は保存時間と共に低減する(データ図示せず)。T1≠ピークの同一性は、上記で論じられたE1Q−a変異型及びE1Q−b変異型でペプチドマッピングを行うことによりさらに実証された。E1Q−aがN末端に環状ピログルタミン酸を有する配列番号1を表すという考えに一致して、この変異型は、T1ペプチドを失い、その代わりにT1≠ピークと一致する断片が得られることが分かった。E1Q−b変異型は、同じT1≠ピークと、本発明者らが1位にグルタミン酸残基ではなくグルタミンを含有するT1−ペプチドに対応すると推測する別のピークとを生じることが分かった(図13を参照されたい)。
E1Q−a、すなわち配列番号1のピログルタミン酸変異型(上記を参照されたい)の効力、すなわち結合親和性を上記のように求めた。バッチ1の効力に対する効力の平均値は105%であった。2つの実験での95%CLは105%〜113%及び96%〜106%であった。配列番号1及びそのピログルタミン酸型の効力は有意に異なってはいないと結論付ける。
ピログルタミン酸修飾が配列番号1の等電点(pI)の移行を誘導することが分かった。これはバッチ1及びバッチ1と上述のE1Q−aピログルタミン酸変異型との混合物のcIEF解析により明らかになる(図14を参照されたい)。ピログルタミン酸形成により、pIが高い異なるピークがはっきりと得られる。また図14は、グルタミン酸のグルタミンによる置き換え(すなわちE1Q−b変異型)も、環状ピログルタミン酸より明確ではないが、pIに対する影響があることを示す。一方でピログルタミン酸と、他方でE1Q−b変異型とのpIに対する明白な影響は容易に合理化されない。
EVQLLESGGGLVQPGGSLRLSCAASGRIFSLPASGNIFNLLTIAWYRQAPGKGRELVATINSGSRTYYADSVKGRFTISRDNSKKTLYLQMNSLRPEDTAVYYCQTSGSGSPNFWGQGTLVTVSSGGGGSGGGSEVQLVESGGGLVQPGNSLRLSCAASGFTFSSFGMSWVRQAPGKGLEWVSSISGSGSDTLYADSVKGRFTISRDNAKTTLYLQMNSLRPEDTAVYYCTIGGSLSRSSQGTLVTVSSGGGGSGGGSEVQLLESGGGLVQPGGSLRLSCAASGRTLSSYAMGWFRQAPGKGREFVSRISQGGTAIYYADSVKGRFTISRDNSKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAKDPSPYYRGSAYLLSGSYDSWGQGTLVTVSS。
RPC主ピークが長期保存後に分割される
配列番号1で観察されるRPC主ピークは、高温での長期インキュベーション時に幾つかの異なる種に分かれると考えられる。データは、幾つかのより早く溶出する新たな種が長期保存中に生成されることを示す(図3及び図16を参照されたい)。
より早く溶出するI1種及びI2種を同定するために、これら2つのピークと主ピークとを、RP−HPLC分離後に回収し、その質量をESI−TOF質量分析で求めた。ESI−TOF解析で使用される材料は、37℃で6週間保存した配列番号2の調製物であった。3つのピーク全てが同じ質量、すなわち配列番号2で算出される質量であることが分かった。この結果により、I1及びI2を生じる修飾が質量には影響しないことが実証される。データにより、本発明者らは、I1及びI2は、アスパラギン酸の中性質量(mass-neutral)異性化、又はおそらくは重量がわずか1Da増大するアスパラギン残基のアミド分解のいずれかによるものであり得ると仮定した。この作業仮説は、異性化変異型が通常RPクロマトグラフィにおいて非修飾型より早く溶出することを示す文献データにも基づいていた。配列番号1のアミノ酸配列の調査は、3つの最も有望な分解部位がN84/S85、D105/G106及びD62/S63であることを示す。それぞれの場合で、N残基又はD残基の後に、本発明に従って最も不安定であることが概して認められている残基であるグリシン又はセリンが続く。また、D105はどちらかといえば柔軟であると推測され得るCDR3領域に位置しており、この別の条件はβ-Asp形成に有利に働くことが知られている(Clarke,1987、Robinson, 2002、Xie, 2003)。これに関して、従来のモノクローナル抗体CDR領域に位置するアスパラギン酸残基の異性化が報告されていることに留意されたい(Caciaet al., 1996、Wakankar et al., 2007)。
ln(I1∞−I1/I1∞)=−kobst[方程式1]
(式中、I1は時間tでの配列番号2のRPCクロマトグラムにおけるピークI1の相対面積を表し、I1∞は無限遠での相対的なピーク面積である(t→∞))。I1∞は、異性化により70:30比が得られることが期待されるため、70%に設定した(D105N突然変異型のアミド分解で観察されるように、上記)。速度定数は0.006/日であることが分かっており(95%信頼区間:0.0065〜0.0049;t1/2≒115日と同等)、この値は他のタンパク質/ペプチドで見られた異性化速度に一致している(Stephenson and Clarke, 1989, J. of Biological Chemistry
264,6164-6170)。
配列番号1は、保存中にその結合親和性(本明細書中で効力とも称される)を喪失する。幾つかの保存研究を行った。喪失は25℃(12ヶ月で約50%の喪失)、40℃(7週間後及び5ヶ月後にそれぞれ、約40%及び約20%の残存活性)で検出可能であったが、5℃では検出することができなかったことが分かった。同様の研究では、一価の構成要素である配列番号2が、保存中、(ビアコア解析で求められるような)vWF A1ドメインに関する親和性を失うことも分かった。配列番号1が分子の二価性質のために約2倍の速さで減衰することを考慮すると、配列番号2で観察された親和性の喪失(37℃での最初の8週間のインキュベーション中、約20%)は、おおよそ配列番号1の効力の喪失に従っているといえる。
i.単離RPCピークI1は主ピークの活性の5%であり、これはIsoquantアッセイ(上記)で使用されたものと同じ材料であり、残存活性が汚染の結果であることは排除されないものとする。
ii.D105A突然変異により、親和性が10分の1に降下し、このことは、D105側鎖がvWF A1ドメインとの結合に重要な貢献をすることを示している。
iii.D105N突然変異型において、異性化は相当に高速なアミド分解プロセスに入れ替わる。37℃で、アスパラギニル残基は約2.5:1の比率でβ−DとDとの混合物へと迅速に修飾する。RPC解析により、この修飾反応は約2週間後に完了することが示されている(データ図示せず)。Dに対するβ−Dの比率は観察された約30%の残存活性に極めて一致する。
iv.全体的に、D105Nを除くD105突然変異タンパク質での安定性研究は、D105突然変異タンパク質が、37℃でのインキュベーション中にこれらの活性を維持するか、又はいずれの場合でも野生型の配列番号2分子よりも相当遅い速度で不活性化することを示している。
突然変異型 親和性 37℃での4週 37℃での8週 37℃での16週
(KD、nM) 間後の活性(%)間後の活性(%) 間後の活性(%)
配列番号2
野生型 1.0 93.5±3.2 80.3±2.9 60.2±4.8
配列番号2
D62E 1.3 89.6±2.2 80.2±2.1 −−−
配列番号2
D62A 1.0 88.4±2.9 87.4±1.4 −−−
配列番号2
S63G 1.2 95.5±2.6 83.8±2.4 −−−
配列番号2
D105E 4.4 −−− 98.8±1.9 99.6±3.1
配列番号2
D105A 9.3 −−− 98.7±2.5 104.5±2.1
配列番号2
D105Q 1.1 97.6±2.2 90.8±2.1 −−−
配列番号2
D105N 0.8 29.5±4.0 32.7±2.2 −−−
配列番号2
D105S 3.7 93.7±4.8 94.2±2.6 −−−
配列番号2
D105T 7.2 101.0±2.5 96.0±2.2 −−−
配列番号2
G106A 検出不可 −−− −−− −−−
ln(A−A∞/A0−A∞)=−kobst[方程式2]
(式中、Aは時間tでの相対活性を表し、A0は初期相対活性であり、A∞は無限遠での相対活性である(t→∞))。A∞は、D105の異性化による活性の喪失が約30%でプラトーに達することが期待されるため、配列番号2に関して30%に設定した。配列番号1の場合、二官能性が十分な効力に必要であることから、効力の喪失が約9%(=30%×30%)のA∞値で安定すると予測される。見掛けの異性化速度定数は、配列番号2で測定される場合、0.007/日(95%信頼区間:0.0074〜0.0062)、及び配列番号1で測定される場合、0.012/日(95%信頼区間:0.0177〜0.0065)であった。配列番号2の安定性データから得られた値は、I1ピーク面積の増大から得られた値と良好に一致している(上記を参照されたい)。これは、活性の喪失が、37℃での保存の少なくとも最初の数ヶ月間にわたり、D105異性化と相関関係にあるという考えを裏付けている。配列番号1の効力の喪失は、一価の対応物、配列番号2の不活性化の約2倍の速さで起こる。これは、2つの同等部位(すなわち各ドメインにおけるD105)の存在と一致しており、そのそれぞれでの異性化がナノボディを不活性化する。またしたがって、この効力喪失のデータから推測されるような見掛けの異性化速度は、配列番号2で観察されるものよりも2倍高い。
配列番号1の主な生成物に関連した物質が、
iv.RPCプレピーク1:存在する3つのメチオニンのうち1つの特定のメチオニン(M78)で2つの同一ドメインのいずれかで起こる単酸化事象(+16Da)、
v.RPCポストピーク1:生合成中のメチオニン部位でのノルロイシン残基の単一の組込み違い(−18Da)、
vi.RPCポストピーク2:ピログルタミン酸の形成をもたらすE1残基の環化、
の結果であるという決定的な証拠を提示している。
1.RANKL結合ナノボディの生成
アミノ酸配列:
RANKL−1(配列番号19)
EVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSSYPMGWFRQAPGKGREFVSSITGSGGSTYYADSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAYIRPDTYLSRDYRKYDYWGQGTLVTVSS
EVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSSYPMGWFRQAPGKGREFVSSITGSGGSTYYAESVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAYIRPDTYLSRDYRKYDYWGQGTLVTVSS
RevRANKL−1_D62E:CCTCCCTTTGACGGATTCCGCGTAATACGT(配列番号21)
FwRANKL−1_D62E:ACGTATTACGCGGATTCCGTCAAAGGGAGG(配列番号22)
を使用して重複PCRにより導入した。
ナノボディRANKL−1及びRANKL−1_D62Eの精製試料を、ヒトRANKLとヒトRANK−Fcとの間の相互作用を阻害するそれらの能力に関してアルファスクリーンで解析した。このアッセイでは、1uM〜10pMの範囲の様々な濃度の抗RANKLナノボディを、384ウェルプレートで15分間、3nMのビオチン化ヒトRANKと共にインキュベートした。その後、RANKL(1nM)と抗RANKL MAb BN−12(Diaclone)でコーティングしたアクセプタビーズ(20ug/ml)との混合物を添加し、30分間インキュベートした。最後に、ストレプトアビジンでコーティングしたドナービーズ(20ug/ml)を添加した。1時間のインキュベーション後、プレートをEnvisonアルファスクリーンリーダー(PerkinElmer)で読み取った。全ての実験を二連で行った。抑制曲線及びIC50値を図22に示す。RANKL−1_D62E突然変異型におけるD62E突然変異は結合効力を損わない。
タンパク質バッチをD−PBS中で1mg/mLまで希釈した。その後、試料を0.22μm径のフィルターで濾過した。試料の一部を参照試料として−80℃で保存し、他の部分をその後の逆相−HPLC解析のために、37℃で4週間(インキュベーションオーブン中で)保存した。
時間
(分) %B
2 10
3 27.5
25,5 35
26 100
28,5 100
29 10
35 10
材料−IL6R203(配列番号23):
EVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSDYDIGWFRQAPGKGREGVSGISSSDGNTYYADSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAEPPDSSWYLDGSPEFFKYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGSEVQLVESGGGLVQPGNSLRLSCAASGFTFSSFGMSWVRQAPGKGLEWVSSISGSGSDTLYADSVKGRFTISRDNAKTTLYLQMNSLRPEDTAVYYCTIGGSLSRSSQGTLVTVSSGGGGSGGGSEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSDYDIGWFRQAPGKGREGVSGISSSDGNTYYADSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAEPPDSSWYLDGSPEFFKYWGQGTLVTVSS
移動相A:99.9% H2Oq/0.1% TFA
移動相B:0.1% TFA/99.9% アセトニトリル
カラム:ZORBAX 300SB−C3(Agilent、製品番号883995−909、シリアル番号USKD001612)
流速:1mL/分
勾配:0.33%B/分(5%B(0分)−5%B(3分)−30.5%B(3.5分)−40.5%B(33.5分)−95%B(34分)−95%B(37分)−5%B(37.1分)−5%B(40分))
検出:UV214nm(280nmでも回収した)
注入量:5μg
使用するカラム温度:50℃−60℃−70℃−75℃
カラム温度 ピーク 面積(mAU*分)
75℃ 主ピーク 5382.81
前勾配ピーク 138.07
70℃ 主ピーク 5173.70
前勾配ピーク 187.26
60℃ 主ピーク 3492.77
前勾配ピーク 858.34
:異なるカラム温度(75℃、70℃及び60℃)を使用するIL6R203の解析の統合データの概要。低いカラム温度のクロマトグラムは統合されなかった。示されるように、カラム温度の減少にはピーク回収に対して負の影響がある。統合データは、主ピークと前勾配ピークとして表されるピークとで示される。明らかに、主ピークは低いカラム温度で低減する。臨界点には、60℃〜70℃で達すると考えられる。主ピーク面積が低減すると、前勾配ピークで溶出する材料の量が有意に増大する。このことは、低いカラム温度での分子の高度な粘性を示し得る。
カラム温度は、溶出ピーク特徴に対して劇的な影響がある。得られたデータは、70℃〜75℃の最適温度を示す。試験された低い温度により、ピーク面積の回収率(表B−6を参照されたい)、分解能の喪失が引き起こされ、テーリングが誘導される。60℃で既に、ピークの形は70℃〜75℃のものと完全に異なっている。
75℃のクロマトグラムは、70℃のクロマトグラムと比較すると、幾つかの側面ピークの面積/高さの増大を示す。これらは、IL6R203バッチの実際の亜集団ではなく、温度誘導性のピークであり得る。
IL6R202(配列番号24)を、例えば上記で開示のように生成し(GeneArtサービスプロバイダによる)、同じ範囲のカラム温度をIL6R202でも試験した。
EVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSDYDIGWFRQAPGKGREGVSGISSSDGNTYYADSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAEPPDSSWYLDGSPEFFKYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGSEVQLVESGGGLVQPGNSLRLSCAASGFTFSSFGMSWVRQAPGKGLEWVSSISGSGSDTLYADSVKGRFTISRDNAKTTLYLQMNSLRPEDTAVYYCTIGGSLSRSSQGTLVTVSS
移動相A:0.1% TFA
移動相B:0.1% TFA/99.9% アセトニトリル
カラム:ZORBAX 300SB−C3(Agilent、製品番号883995−909、シリアル番号USKD001612)
流速:1mL/分
勾配:0.33%B/分(5%B(0分)−5%B(3分)−30.5%B(3.5分)−40.5%B(33.5分)−95%B(34分)−95%B(37分)−5%B(37.1分)−5%B(40分))
検出:UV214nm
注入量:5μg
使用するカラム温度:
50℃−60℃−70℃−75℃
カラム温度 ピーク 面積(mAU*分)
75℃ 主ピーク 18155.9
前勾配ピーク 283.95
70℃ 主ピーク 18265.30
前勾配ピーク 395.94
60℃ 主ピーク 16568.80
前勾配ピーク 1174.07
:異なるカラム温度(75℃、70℃及び60℃)を使用するIL6R202の解析の統合データの概要。低いカラム温度のクロマトグラムは示されていない。IL6R203で示されるように、臨界点には、60℃〜70℃で達する。この境界の低温端で、ピーク回収の相当な喪失が起こると考えられる。同時に前勾配ピーク面積がかなり増大する。
カラム温度は、(IL6R203と同様に)IL6R202の溶出ピークプロファイルに対して劇的な影響がある。最適温度は70℃〜75℃である。
実際には、このような高いカラム温度でIL6R202の分解により引き起こされる人為的なピークの発生を最小限に抑えるために、カラム温度には70℃を使用するのがより良好である。
配列番号1及びその一価の構成要素である配列番号2の化学的安定性における本発明者らの考えに基づき、本発明者らは、4つの単一のアミノ酸置換、すなわちE1D、D62E、M78T及びD105Q(配列番号26)を組み込む配列番号2の変異型を操作した。
DVQLVESGGG LVQPGGSLRL SCAASGRTFS YNPMGWFRQA PGKGRELVAA ISRTGGSTYY PESVEGRFTI SRDNAKRTVY LQMNSLRAED TAVYYCAAAG VRAEQGRVRT LPSEYTFWGQ GTQVTVSSAA AEVQLVESGG GLVQPGGSLR LSCAASGRTF SYNPMGWFRQ APGKGRELVA AISRTGGSTY YPESVEGRFT ISRDNAKRTV YLQMNSLRAE DTAVYYCAAA GVRAEQGRVR TLPSEYTFWG QGTQVTVSS
DVQLVESGGG LVQPGGSLRL SCAASGRTFS YNPMGWFRQA PGKGRELVAA ISRTGGSTYY PESVEGRFTI SRDNAKRTVY LQMNSLRAED TAVYYCAAAG VRAEQGRVRT LPSEYTFWGQ GTQVTVSS
一晩始動培養物(starter cultures)を調製し、カナマイシン及び0.1%(g/v)グルコースを含有するテリフィックブロス(TerrificBroth)培地中でより大きい規模で発現を開始するのに使用した。上記の培地が300mL入ったフラスコを10mLの始動培養物で接種した後、250rpmで振盪しながら37℃で成長させた。およそ4時間後、温度を28℃まで下げた。さらに3時間後、IPTGにより最終濃度が1mMになるまで誘導を開始し、培養物を28℃で一晩さらにインキュベートした。翌日、培養物を4500rpmで30分間遠心分離した。ペレットを短時間凍結し、解凍した後、PBS/1mM EDTAを添加した。細胞を再懸濁した後、懸濁液を室温で2時間振盪した。懸濁液を8500rpmで20分間、遠心分離し、抽出物から細胞残屑を取り除いた。その後、上清をpH3.5まで酸性化し、4℃で一晩保存した。翌朝、懸濁液を8000rpmで遠心分離し、上清を濾過した。濾過後、導電率が5mS/cmより低くなるまで溶液を水で希釈した。その後、溶液をバッファーA(10mMのクエン酸(pH3.5))で予め平衡化したSource Sイオン交換カラムに充填した。バッファーAで洗浄後、結合材料を10カラム容量の0%〜100%勾配のバッファーB(10Mmのクエン酸/1MのNaCl(pH3.5))で溶出した。対象のタンパク質を含有する画分をSDS−PAGEにより同定し、プールした。その後、プールした画分をSuperdex75カラムでのゲル濾過クロマトグラフィにより処理した。その後、精製した構築物を含有する画分のタンパク質濃度を、280nmで分光光度法により、算出された吸光係数及び分子量を使用して求めた。タンパク質の純度をHPLC−RPCにより確認した。
ALX−0081 SV1の結合効力を、平行線法により参照材料としてALX−0081を使用して、ビアコア300機器で求めた。この方法を、二官能性が観察されるように設計する。このアッセイでは、本発明者らは、予想通りALX−0081 SV1では強力な結合を観察し、12A2h1 SV1では効力を観察しなかった。ALX0081(配列番号1)と比較した相対効力は約80%であった。
kon(1/Ms) 1.93E+07 2.1E+07
koff(1/s) 0.0207 0.0207
KD(nM) 1.07 0.986
12A2h1 SV1及びALX−0081 SV1の両方を、D−PBS中、1mg/mLの濃度で37℃でインキュベートした。様々な時点で、試料をRP/HPLCにより解析した。図39及び図40に示されるように少量の変異型しか8週間後に形成されなかったと考えられた。配列番号1及び配列番号2に関して図16に表したプロファイルとは対照的に、RP/HPLCプロファイルは余り複雑なものではなく、主なプレピーク及びポストピークが失われており、これは酸化、ピログルタミン酸(puroglutamte)形成及びアスパラギン酸異性化によるものであることが示されている。このため、重要残基を適当な厳選されたアミノ酸残基で置き換えることにより、本発明者らは、本質的に同程度の生物活性、及び劇的に改善された化学的安定性を有する変異型を産生することができた(またフォルツモデル及びRIPAで測定されるin vivo活性に関しては実施例6を参照されたい)。
DNA配列:
IL6R201(配列番号27、野生型:安定性に関して確認し、潜在的に安定化している):
GAGGTACAGCTGGTGGAGTCTGGCGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGACGGCAACACTTATTACGCAGACAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCAGATAGCTCGTGGTATCTGGATGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
IL6R201_D55E(配列番号28):
GAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGAAGGCAACACTTATTACGCAGACAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCAGATAGCTCGTGGTATCTGGATGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
GAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGACGGCAACACTTATTACGCAGAAAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCAGATAGCTCGTGGTATCTGGATGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
GAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGACGGCAACACTTATTACGCAGACAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCAGAAAGCTCGTGGTATCTGGATGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
GAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGACGGCAACACTTATTACGCAGACAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCACAAAGCTCGTGGTATCTGGATGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
GAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGACGGCAACACTTATTACGCAGACAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCAGATAGCTCGTGGTATCTGGAAGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
GAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGTCTGGTTCAACCGGGCGGGAGCTTGCGTCTGAGTTGCGCTGCGAGCGGTTTCACATTTAGCGACTACGACATCGGATGGTTTCGTCAGGCTCCGGGCAAAGGTCGCGAAGGTGTGTCTGGCATTTCAAGTTCTGACGGCAACACTTATTACGCAGACAGCGTTAAAGGTCGTTTCACCATTTCGCGTGATAACGCAAAGAATACCCTGTACCTTCAAATGAATAGCTTACGCCCAGAAGATACCGCCGTTTACTATTGTGCCGCGGAACCGCCAGATAGCTCGTGGTATCTGCAAGGCTCTCCTGAATTCTTTAAATATTGGGGTCAGGGTACGCTGGTCACCGTCTCCTCATAATGA
50mlのLB/カナマイシン中でIL6R201構築物D55E(クローン2)、D55Q(クローン4)、D102E(クローン3)、D102Q(クローン1)、D108E(クローン2)及びD108Q(クローン2)(pet28a/TAC/pelBベクター)の前培養を開始し、37℃で一晩インキュベートする。発現を3×±330mLのTB I+II/カナマイシン中で開始する。各フラスコを10mLの始動培養物で接種し、その後温度を28℃まで下げた後、約4時間250rpmで振盪しながら37℃で成長させた。6時間後に培養物を1mMのIPTG(1Mのストック330uL)で誘導し、さらに28℃、250rpmで一晩インキュベートし続けた。培養物を4500rpmで30分間、遠心分離し、その後上清を廃棄した。ペレットを−20℃で2〜3時間保存し、その後ペレットを30mLのPBS/1mMのEDTA中で再懸濁して、室温で2時間振盪した。懸濁液を8500rpmで20分間、遠心分離し、抽出物から細胞残屑を取り除いた。
元のタンパク質バッチをD−PBS中で500mg/mL又は1mg/mLまで希釈した(総容量5mL)。その後、試料を0.22μmのフィルターで濾過し、500μlを参照試料として−80℃で保存し、およそ4500μlを37℃で(インキュベーションオーブン中で)保存した。
37℃で4週間保存したIL−6R201、IL−6R201 D55E、IL−6R201 D55Q、IL−6R201 D102E、IL−6R201 D102Q、IL−6R201 D108E及びIL−6R201 D108Qの結合特性を、初期結合速度(IBR)及び傾斜を使用することにより研究した。
使用するカラムは、Agilent製のシステム上でZORBAX 300SB C3(5μm)カラムであった。実験中のカラムの温度は70℃であった。実験中に使用するバッファーAは0.1%トリフルオロ酢酸であり、バッファーBは0.1%トリフルオロ酢酸/99.9%アセトニトリルであった。使用するプログラムを以下に記載する:
時間(分) %B
2 10
3 27,5
25,5 35
26 100
28,5 100
29 10
35 10
フォルツモデル
ヒヒにおける改良フォルツモデルを、急性血栓症の予防における有効性を求めるのに使用した。フォルツモデルは、国際公開第2004/062551号パンフレットの実施例18に詳しく記載されている。9匹の健常な雄ヒヒ(チャクマヒヒ(Papio ursinus))(体重9.6kg〜17kg)を野生で捕獲し、本研究に使用した。ヒヒには標準的な乾燥飼料のみを与えた。
Education, Diagnosis andTesting of Drug and Related Substanced in South Africa'に従った'Ethics committeefor Animal Experimentation of the University of the
Free State and Free StateProvincial Administration'により認可された。
RIPAはALX−0081に対するバイオマーカーであり、多血小板血漿(PRP)の試料中に分散した血小板が抗生物質リストセチンによるA1ドメインの非生理学的活性化後に凝集体を形成する速度及び程度の尺度である(例えばさらに国際公開第2004/062551号パンフレットの実施例18を参照されたい)。RIPAは2つの工程で起こる。第1の工程では、血小板が、リストセチンの存在下でVWFと凝集し、第2の工程では、内部ADPの血小板からの放出により、血小板が凝集する。血小板の凝固により、PRPの濁度が低下する。濁度の変化を血小板凝集装置で測定する。
初めに2匹のヒヒそれぞれに、漸増用量のALX−0081及びVWF0001(ALX−0081_Sv又はALX−0081の安定な変異型)を注射した。これらのフォルツ実験中の血流測定値を図35に示す。
薬剤→ ALX−0081 VWF0001
ヒヒ番号→ B1 B2
総用量↓ 用量↓
0μg/kg 対照 92 84
0μg/kg 食塩水 142 97
3μg/kg 3μg/kg 139 125
13μg/kg 10μg/kg 189 559
43μg/kg 30μg/kg >1800 >1800
133μg/kg 90μg/kg >1800 >1800
403μg/kg 270μg/kg >1800 >1800
実施例7.1 IL6R201での強制酸化実験
本発明者らはこれまでに、配列番号2(vWF−12A2h1)で78位に存在するメチオニンが酸化されやすいことを実証していた。本実施例では、VHH断片IL6R201(配列番号35)において突然変異を導入したことを記載しておく。この突然変異型では、78位のスレオニン(スレオニンは、VH断片又はVHH断片におけるFR3でこの位置に存在することが多い残基である)をメチオニンに変えて、IL6R201 T78M(配列番号36)と称した。突然変異型タンパク質の精製後、H2O2による強制酸化実験を、IL6R201及びIL6R201 T78Mの両方を用いて行った。続くRP/HPLCでの解析により、本発明者らは、突然変異したVHHが酸化を受けやすくなることを実証することができたが(図37、上方の出力波形)、非修飾型はH2O2による処理に耐性があった(図37、下方の出力波形)。
EVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSDYDIGWFRQAPGKGREGVSGISSSDGNTYYADSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAEPPDSSWYLDGSPEFFKYWGQGTLVTVSS
EVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTFSDYDIGWFRQAPGKGREGVSGISSSDGNTYYADSVKGRFTISRDNAKNMLYLQMNSLRPEDTAVYYCAAEPPDSSWYLDGSPEFFKYWGQGTLVTVSS
119A3のアミノ酸配列(配列番号37)
EVQLVESGGGLVQAGGSLRLSCAASGRIFSLPASGNIFNLLTIAWHRQAPGMQRELVATINSGSRTNYADSVKGRFTISRDNAQKTVYLQMNNLKPEDTAVYYCQTSGSGSPNFWGQGTQVTVSS
1. 単一可変ドメインであり且つ1位にDを有する、又はヒト化単一可変ドメインであり、且つ1位にDを有する、ポリペプチド。
2. 単一可変ドメインがナノボディ若しくはdAbであるか又はヒト化ナノボディ若しくはdAbであり、且つ1位にDを有する、態様1に記載のポリペプチド。
3. アミノ酸配列が、1位にDを有し、且つCDR内にMを又はカバットナンバリングを使用する77位にMを有しない、態様1又は2に記載のポリペプチド。
4. アミノ酸配列がCDRのいずれにもNを有しない、態様1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチド。
5. アミノ酸配列がCDR3にNを有しない、態様1〜4のいずれか1つに記載のポリペプチド。
6. アミノ酸配列がCDRのいずれにもDを有しない、態様1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチド。
7. アミノ酸配列がCDR3にDを有しない、態様1〜4のいずれか1つに記載のポリペプチド。
8. アミノ酸配列がCDRのいずれにもNGモチーフ又はNSモチーフを有しない、態様1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチド。
9. アミノ酸配列がCDR3にNGモチーフ又はNSモチーフを有しない、態様1〜4のいずれか1つに記載のポリペプチド。
10. アミノ酸配列がCDRのいずれにもDGモチーフ又はDSモチーフを有しない、態様1〜3のいずれか1つに記載のポリペプチド。
11. アミノ酸配列がCDR3にDGモチーフ又はDSモチーフを有しない、態様1〜4のいずれか1つに記載のポリペプチド。
12. 単一可変ドメインであり、且つCDRのいずれにもDGモチーフ又はDSモチーフを有しない、ポリペプチド。
13. 単一可変ドメインであり、且つCDR3にDGモチーフ又はDSモチーフを有しない、ポリペプチド。
14. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、異性化しやすい少なくとも1つのN又はDを置き換える工程を含む、方法。
15. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、酸化されやすい少なくとも1つのMを置き換える工程を含む、方法。
16. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、E1又はQ1を置き換える工程を含む、方法。
17. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)E1若しくはQ1(存在する場合)を、別の天然アミノ酸に置き換える工程、又は
b)酸化されやすい少なくとも1つのM(存在する場合)を別の天然アミノ酸に置き換える工程、又は
c)異性化しやすい少なくとも1つのN若しくはD(存在する場合)を別の天然アミノ酸に置き換える工程、又は
d)工程a)と工程b)とを組み合わせる工程、又は
e)工程b)と工程c)とを組み合わせる工程、又は
f)工程a)と工程c)とを組み合わせる工程、
を含む、方法。
18. 態様17に記載の方法により生成される突然変異型のライブラリ。
19. 態様14〜18のいずれか1つに記載の方法に従って突然変異型の生成に使用されるヌクレオチド。
20. 態様19に記載のヌクレオチドを含む宿主細胞。
21. 態様20に記載の宿主細胞を含むスクリーニング方法。
22. 態様18に記載のライブラリから選択される群の突然変異型であって、上記突然変異型の解離定数Kdが、1000nM未満、好ましくは100nM未満、より好ましくは10nM未満、より好ましくは1nM未満である、突然変異型。
23. 態様18に記載のライブラリから選択される群の突然変異型であって、上記突然変異型の解離定数Kdが、安定化される元のポリペプチドのKdの約100%以下、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下、より好ましくは50%以下、より好ましくは30%以下、より好ましくは20%以下、より好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下である、突然変異型。
24. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする上記ヌクレオチド配列が存在する場合、Nをコードする上記ヌクレオチド配列を突然変異させる工程、及び
c)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
25. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるDをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする上記ヌクレオチド配列が存在する場合、Dをコードする上記ヌクレオチド配列を突然変異させる工程、及び
c)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
26. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG又はNSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする上記ヌクレオチド配列が存在する場合、Nをコードする上記ヌクレオチド配列を突然変異させる工程、及び
c)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
27. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるDG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする上記ヌクレオチド配列が存在する場合、Dをコードする上記ヌクレオチド配列を突然変異させる工程、及び
c)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
28. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、NS、DG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードする上記ヌクレオチド配列が存在する場合、N又はDをコードする上記ヌクレオチド配列を突然変異させる工程、及び
c)好適な生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
29. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、NS、DG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)上記ジペプチド配列をコードするヌクレオチド配列が少なくとも1つ存在する場合、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
30. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、NG、NS、DG又はDSモチーフをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程であって、上記モチーフが表面露出し、H−結合供与残基が不安定化したN又はDに密接している、調べる工程、及び
b)a)でヌクレオチド配列が同定される場合、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
31. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、NG、NS、DG又はDSモチーフをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程であって、上記モチーフが表面露出し、H−結合供与残基が不安定化したN又はDに密接している、調べる工程、及び
b)a)でヌクレオチド配列が同定される場合、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
32. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、NS、DG又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)同定した配列の異性化が行われているか否かと、任意で同定した配列の異性化が上記ポリペプチドの少なくとも1つの活性、好ましくは全ての活性の喪失に関与しているか否かとを確認する工程、及び
c)異性化が観察される場合は常に、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG、又は安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
d)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
33. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG又はDGをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)同定した配列の異性化が(例えば高温での長期保存、及びRPCプロファイルにおけるその後のプレピークの観察により(実験部を参照されたい))行われているか否かと、任意で同定した配列の異性化が上記ポリペプチドの少なくとも1つの活性、好ましくは全ての活性の喪失に関与しているか否かとを確認する工程、及び
c)異性化が観察される場合は常に、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、NA、NT、DA又はDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNG又はDGが見出される場合はEG又はQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
d)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
34. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)同定した配列の異性化が(例えば高温での長期保存、及びRPCプロファイルにおけるその後のプレピークの観察により(実験部を参照されたい))行われているか否かと、任意で同定した配列の異性化が上記ポリペプチドの少なくとも1つの活性、好ましくは全ての活性の喪失に関与しているか否かとを確認する工程、及び
c)異性化が観察される場合は常に、ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、ES、QS、NA、NT、DA又はDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS又はDSが見出される場合はES又はQS)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
d)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
35. 安定性が改善した、単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片をコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において上記ポリペプチド、誘導体又は断片を製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、DG、NS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS、又は安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)真核生物又は原核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
36. ポリペプチド、誘導体又は断片の上記ライブラリをコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において機能的ポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、DG、NS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS、又は安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)任意のMが強制酸化されやすいか否かを確認すると共に、もしそうであれば、Mを、例えばV、L、A、K、G、I、好ましくはL又はA、より好ましくはAに置き換えることにより、ライブラリ中にさらなる成員を生成する工程、及び
d)真核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、本発明のポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
37. ポリペプチド、誘導体又は断片の上記ライブラリをコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において機能的ポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、DG、NS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS、又は安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)Mが78位に存在するか否かを確認すると共に(ナノボディ内での連続ナンバリングシステムにおいて、例えば配列番号2でのナンバリングの図4を参照されたい)、M78が存在する場合には、Mを、例えばV、L、A、K、G、I、好ましくはL又はA、より好ましくはAに置き換えることにより、ライブラリ中にさらなる成員を生成する工程、及び
d)真核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、本発明のポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
38. ポリペプチド、誘導体又は断片の上記ライブラリをコードする組換え遺伝子を含有する発現ベクターによる形質転換により、好適な(例えば真核又は原核)生物において機能的ポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを製造する方法であって、
a)ポリペプチドの可変ドメインの少なくとも1つをコードする遺伝子を、CDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにおけるNG、DG、NS又はDSをコードするヌクレオチド配列に関して調べる工程、及び
b)ポリペプチド誘導体を含む(又は本質的にこれらから成る)突然変異型のライブラリを作製する工程であって、a)で同定された上記ヌクレオチド配列の1つ又は複数を、EG、QG、ES、QS、NA、NT、DA若しくはDT(好ましくは安定化するポリペプチド中にNS若しくはDSが見出される場合はES若しくはQS、又は好ましくは安定化するポリペプチド中にNG若しくはDGが見出される場合はEG若しくはQG)をコードするヌクレオチド配列に置き換える、作製する工程、及び
c)任意のMが強制酸化されやすいか否かを確認すると共に、もしそうであれば、Mを、例えばV、L、A、K、G、I、好ましくはL又はA、より好ましくはAに置き換える工程、及び
d)N末端のE(存在する場合)を例えばDに置き換える工程、
e)真核生物をこのように修飾した遺伝子で形質転換すると共に、所望の活性を有する、ポリペプチド、断片又は誘導体を発現させる工程、
を含む、方法。
39. 好ましくはCDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含む、ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを他のポリペプチドに修飾する方法であって、上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフの少なくとも1つをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、方法。
40. ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチド(ここでは、a)上記ポリペプチドが、好ましくはCDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループにDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含み、且つb)上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフがタンパク質の活性部位内にあることが知られている)を別のタンパク質(ここでは、上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフの少なくとも1つがDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換わっている)に修飾する方法。
41. 態様24〜40のいずれか1つに記載の方法により作製された、ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含む突然変異型ポリペプチドのライブラリ。
42. 同定されたDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフで可能な置き換えを全て行う、態様41に記載のナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含む突然変異型ポリペプチドのライブラリ。
43. 同定されたDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフで或る特定の置き換えだけ、例えばDQ又はDE、好ましくはDEへの置き換えだけを行う、態様41に記載のナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含む突然変異型ポリペプチドのライブラリ。
44. ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを安定化させる方法であって、a)ポリペプチドの一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが、好ましくはCDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループで同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程を含む、方法。
45. ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを安定化させる方法であって、a)ポリペプチドの一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが、好ましくはCDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループで同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程であって、これらの突然変異型は全て、効果的な分離アッセイにおいて(効果的とは、野生型タンパク質を、D又はNの少なくとも1つが異性化されているタンパク質と分離することができることである)タンパク質の主ピーク以外のさらなる主要ピークを観察することができる所定の条件下での期間が、野生型タンパク質と比較して長期化している場合に安定性が改善したとみなす、スクリーニングする工程を含む、方法。
46. ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを安定化させる方法であって、a)ポリペプチドの一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが、好ましくはCDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループで同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程であって、これらの突然変異型は全て、効果的な分離アッセイにおいてタンパク質の主ピーク以外のさらなる主要ピーク(すなわちタンパク質の主ピークの例えば10%超又は5%超を示すピーク)を観察するように、上記突然変異型を例えば25℃又は37℃を超える高温で保存する期間が、野生型タンパク質と比較して長期化している場合に安定性が改善したとみなす、スクリーニングする工程を含む、方法。
47. 同定されたアミノ酸モチーフをDQ又はDEから成る群から選択されるアミノ酸モチーフ、好ましくはDEに置き換える、態様44〜46のいずれか1つに記載のナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを安定化させる方法。
48. ナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを含むポリペプチドを安定化させる方法であって、a)ポリペプチドの一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが、好ましくはCDRループ、好ましくはCDR2ループ及び/又はCDR3ループ、より好ましくはCDR3ループで同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)任意のMが酸化、例えば強制酸化されやすいか否かを確認すると共に、もしそうであれば、Mを、例えばT、V、L、A、K、G、I、好ましくはT、L又はA、より好ましくはAに置き換える工程、及び任意でd)N末端のE(存在する場合)を例えばDに置き換える工程、及びe)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程を含む、方法。
49. DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含むタンパク質を別のタンパク質に修飾する方法であって、上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフの少なくとも1つがDQ又はDEから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換わっている、方法。
50. タンパク質(ここでは、a)上記タンパク質が、DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含み、且つb)上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフがタンパク質の活性部位内にあることが知られている)を別のタンパク質(ここでは、上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフの少なくとも1つがDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換わっている)に修飾する方法。
51. 態様49又は50に記載の方法により作製された突然変異型タンパク質のライブラリ。
52. 同定されたDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフで可能な置き換えを全て行う、態様51に記載の突然変異型タンパク質のライブラリ。
53. 同定されたDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフで或る特定の置き換えだけ、例えばDQ又はDE、好ましくはDEへの置き換えだけを行う、態様51に記載の突然変異型タンパク質のライブラリ。
54. タンパク質を安定化させる方法であって、a)タンパク質の一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程を含む、方法。
55. タンパク質を安定化させる方法であって、a)タンパク質の一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをDQ、DE、DT、DA、NT及びNAから成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程であって、これらの突然変異型は全て、効果的な分離アッセイにおいて(効果的とは、野生型タンパク質を、D又はNの少なくとも1つが異性化されているタンパク質と分離することができることである)タンパク質の主ピーク以外のさらなる主要ピークを観察することができる所定の条件下での期間が、野生型タンパク質と比較して長期化している場合に安定性が改善したとみなす、スクリーニングする工程を含む、方法。
56. タンパク質を安定化させる方法であって、a)配列のRPCプロファイルが、参照化合物、例えば比較的安定なRPC)を有する配列番号21のポリペプチドと比較して変化しているか否かを安定性試験で確認する工程、及びb)変化が観察された場合、突然変異型のライブラリの作製を開始する工程であって、同定された不安定であり得るアミノ酸源が他のアミノ酸に置き換わっている、作製を開始する工程を含む、方法。
57. タンパク質を安定化させる方法であって、a)タンパク質の一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをXS又はXG(ここでXはD又はN以外の任意の他のアミノ酸であり、好ましくはXはQ又はEである)から成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程であって、これらの突然変異型は全て、上記突然変異型の第1の分解生成物を検出する期間が、安定化したタンパク質の元々の期間と比較して長期化している場合に安定性が改善したとみなす、スクリーニングする工程を含む、方法。
58. タンパク質を安定化させる方法であって、a)タンパク質の一次配列を確認する工程、及びb)DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフが同定される場合、突然変異型のライブラリを作製する工程であって、1つの突然変異型当たり少なくとも1つの同定されたアミノ酸モチーフをNX又はDX(ここでXはG又はS以外の任意の他のアミノ酸であり、好ましくはXはA又はTである)から成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換える、作製する工程、及びc)安定性の改善に関して個々の突然変異型をスクリーニングする工程であって、これらの突然変異型は全て、上記突然変異型の第1の分解生成物を検出する期間が、安定化したタンパク質の元々の期間と比較して長期化している場合に安定性が改善したとみなす、スクリーニングする工程を含む、方法。
59. いずれかのCDR領域内にDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含む単一可変ドメインを別の単一可変ドメインに修飾する方法であって、上記DS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフの少なくとも1つがXS又はXG(ここでXはD又はN以外の任意の他のアミノ酸であり、好ましくはXはQ又はEである)から成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換わっている、方法。
60. 高温で長期間にわたって、例えば25℃を超える高温、例えば37℃で、例えば1週間、2週間、3週間又は4週間を超える期間、異性化するDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含む単一可変ドメインを修飾する方法であって、上記単一可変ドメインは他の単一可変ドメインに修飾されるものであり、異性化するDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフの少なくとも1つがXS又はXG(ここでXはD又はN以外の任意の他のアミノ酸であり、好ましくはXはQ又はEである)から成る群から選択されるアミノ酸モチーフに置き換わっている、方法。
61. 上記のDS、DG、NG又はNSアミノ酸モチーフを少なくとも1つ含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインを修飾する方法であって、上記突然変異した単一可変ドメインのRPCプロファイルが、該単一可変ドメインが高温で長期間にわたって保存される場合、例えば37℃で4週間にわたって保存される場合に変化するか否かを確認する工程を含む、方法。
62. 特定の標的分子に対する修飾されたタンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインの解離定数が100nM、好ましくは10nM、より好ましくは1nM、より好ましくは0.1nM以下である、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
63. 特定の標的分子に対する修飾されたタンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインの解離定数が、修飾されていない親又は野生型の単一可変ドメインと本質的に同程度に留まる、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
64. 特定の標的分子に対する修飾されたタンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインの解離定数が10nMを超えない、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
65. 特定の標的分子に対する修飾されたタンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインの解離定数が1nMを超えない、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
66. 特定の標的分子に対する修飾されたタンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインの解離定数が0.1nMを超えない、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
67. 上記タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインが、単一ナノボディ、ドメイン抗体、単一ドメイン抗体又は「dAb」、好ましくはナノボディを含むか、又は本質的にこれらから成る、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
68. 上記タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインが、少なくとも2つのナノボディ、ドメイン抗体、単一ドメイン抗体又は「dAb」、好ましくはナノボディを含むか、又は本質的にこれらから成る、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
69. 上記タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインが、1つのエピトープ、抗原、標的、タンパク質又はポリペプチドに対して少なくとも1つのナノボディ、ドメイン抗体、単一ドメイン抗体又は「dAb」と、別のエピトープ、抗原、標的、タンパク質又はポリペプチドに指向性を有する少なくとも1つの他のナノボディ、ドメイン抗体、単一ドメイン抗体又は「dAb」とを含むか、又は本質的にこれらから成る、態様54〜61のいずれか1つに記載の方法。
70. 異性化しやすいDS、DG、NG又はNSモチーフを含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインを欠いている、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメイン(例えばナノボディ)のライブラリを作製する方法。
71. タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメイン(例えばナノボディ)のライブラリが、異性化しやすいDS、DG、NG又はNSモチーフを含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメインを欠くように、ライブラリを変化させる方法。
72. 異性化しやすいDS、DG、NG又はNSモチーフを含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメイン(例えばナノボディ)を修飾する方法であって、上記モチーフがD又はNを含有せず、例えばQ又はEを含有するモチーフに変化する、方法。
73. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、
a.CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む、上記のポリペプチドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を用意する工程、及び
b.突然変異したヌクレオチド配列のライブラリを作製する工程であって、上記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをコードする配列がD又はN以外のアミノ酸をコードするヌクレオチド配列に変化する、作製する工程、
を含む、方法。
74. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、
a.CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む、上記のポリペプチドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を用意する工程、及び
b.突然変異したヌクレオチド配列のライブラリを作製する工程であって、上記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをコードする配列がD又はN以外のアミノ酸をコードするヌクレオチド配列に変化する、作製する工程、
を含み、
c.ここで突然変異したヌクレオチド配列の少なくとも1つが、野生型ポリペプチドと本質的に同程度の標的分子に対する親和性を有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む突然変異したポリペプチドをコードする、方法。
75. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、
a.CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む、上記のポリペプチドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を用意する工程、及び
b.突然変異したヌクレオチド配列のライブラリを作製する工程であって、上記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをコードする配列がD又はN以外のアミノ酸をコードするヌクレオチド配列に変化する、作製する工程、
を含み、
c.ここで突然変異したヌクレオチド配列の少なくとも1つが、100nM、好ましくは10nM、より好ましくは1nM、より好ましくは100pM、より好ましくは10pM、より好ましくは1pM以下のその標的分子に対する解離定数を有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む突然変異したポリペプチドをコードする、方法。
76. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、
a.CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフの少なくとも1つを有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む、上記のポリペプチドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を用意する工程、及び
b.突然変異したヌクレオチド配列のライブラリを作製する工程であって、上記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをコードする配列がQ及びEから成る群から選択されるアミノ酸をコードするヌクレオチド配列に変化する、作製する工程、
を含む、方法。
77. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、
a.CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有する、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む、上記のポリペプチドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を用意する工程、及び
b.突然変異したヌクレオチド配列のライブラリを作製する工程であって、上記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをコードする配列がQ及びEから成る群から選択されるアミノ酸をコードするヌクレオチド配列に変化する、作製する工程、
を含み、
c.ここで突然変異したヌクレオチド配列の少なくとも1つが、野生型ポリペプチドと本質的に同程度の標的分子に対する親和性を有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む突然変異したポリペプチドをコードする、方法。
78. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、
a.CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有する、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む、上記のポリペプチドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を用意する工程、及び
b.突然変異したヌクレオチド配列のライブラリを作製する工程であって、上記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをコードする配列がQ及びEから成る群から選択されるアミノ酸をコードするヌクレオチド配列に変化する、作製する工程、
を含み、
c.ここで突然変異したヌクレオチド配列の少なくとも1つが、100nM、好ましくは10nM、より好ましくは1nM、より好ましくは100pM、より好ましくは10pM、より好ましくは1pM以下のその標的分子に対する解離定数を有する、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含む突然変異したポリペプチドをコードする、方法。
79. 上記CDR領域がCDR1領域、CDR2領域又はCDR3領域である、態様73〜78のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列を作製する方法。
80. 上記CDR領域がCDR2領域又はCDR3領域である、態様73〜78のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列を作製する方法。
81. 上記CDR領域がCDR3領域である、態様73〜78のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列を作製する方法。
82. ヌクレオチド配列を作製する方法であって、CDR領域、好ましくはCDR2領域若しくはCDR3領域、より好ましくはCDR3領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有しない、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有しない、ナノボディ又はdAbの少なくとも1つ、好ましくは少なくともナノボディを含むポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を用意する工程を含む、方法。
83. 単一可変ドメイン、例えばナノボディ又はdAb、好ましくはナノボディを少なくとも1つ含むポリペプチド、その機能的誘導体又はその断片において修飾を同定する方法であって、逆相−HPLC解析を使用する工程を含む、方法。
84. 配列番号3〜配列番号18、配列番号25及び配列番号26から成る群から選択されるポリペプチドを含むアミノ酸配列。
85. 配列番号15、配列番号25及び配列番号26から成る群から選択されるポリペプチドを含むアミノ酸配列。
86. 配列番号15を有するポリペプチドを含むアミノ酸配列。
87. 配列番号3〜配列番号18、配列番号25及び配列番号26から成る群から選択されるポリペプチド。
88. 配列番号15から成るポリペプチド。
89. 配列番号15、配列番号25及び配列番号26から成る群から選択されるポリペプチド。
90. 実施形態81〜86のポリペプチドをコードするヌクレオチド。
91. 実施形態82又は86のポリペプチドをコードするヌクレオチド。
92. 実施形態83又は85のポリペプチドをコードするヌクレオチド。
93. 態様90〜92のいずれか1つに記載のヌクレオチドを含む宿主細胞。
94. 異性化しやすいDS、DG、NS又はNGアミノ酸モチーフを含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメイン(例えばナノボディ)を修飾する方法であって、上記モチーフがD又はNを含有せず、例えばQ又はEを含有するモチーフに変化する、方法。
95. 酸化されやすいMアミノ酸モチーフを含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメイン(例えばナノボディ)を修飾する方法であって、上記モチーフがMを含有せず、例えばT又はAを含有するモチーフに変化する、方法。
96. ピログルタミン酸形成又はアミド分解しやすい、1位にQアミノ酸モチーフ又はEアミノ酸モチーフを含む、タンパク質、ポリペプチド又は単一可変ドメイン(例えばナノボディ)を修飾する方法であって、上記モチーフがQ又はEを含有せず、例えばDを含有するモチーフに変化する、方法。
Claims (17)
- 安定性が改善した、単一可変ドメイン、その機能的誘導体又はその断片を少なくとも1つ含むポリペプチドを産生することができる組換え遺伝子を含有する発現ベクターを好適な生物に形質転換することにより、好適な生物において前記ポリペプチドを作製する方法であって、
a)N末端のE(E1)又はN末端のQ(Q1)をDに置き換える工程、及び
b)酸化されやすい少なくとも1つのMをA又はTに置き換える工程、
及び
c)異性化しやすい少なくとも1つのN又はDをQ又はEに置き換える工程、
を含む、方法。 - 安定性が改善した、単一可変ドメイン、その機能的誘導体又はその断片を少なくとも1つ含むポリペプチドを産生することができる組換え遺伝子を含有する発現ベクターを好適な生物に形質転換することにより、好適な生物において前記ポリペプチドを作製する方法であって、
a)N末端のE(E1)又はN末端のQ(Q1)をDに置き換える工程、
及び
b)酸化されやすい少なくとも1つのMをTに置き換える工程、及び
c)異性化しやすい少なくとも1つのDをQにか又は異性化しやすい少なくとも1つのNをQ又はEに置き換える工程、
を含む、請求項1に記載の方法。 - 化学的安定性が改善したポリペプチドを作製する方法であって、
a.親ポリペプチドから突然変異したポリペプチドのライブラリを作製する工程であって、前記親ポリペプチドが、単一可変ドメイン、その機能的誘導体又はその断片を少なくとも1つ含み、前記親ポリペプチドが、CDR領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有するか、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有し、一部の前記突然変異したポリペプチドのアミノ酸配列を、
i.N末端のE(E1)又はN末端のQ(Q1)をDに置き換える方法、
及び
ii.酸化されやすい少なくとも1つのMをA又はTに置き換える方法、及び
iii.前記DS、DG、NG又はNSモチーフのD又はNをQ又はEに置き換える方法、
で変化させる、作製する工程、
及び
b.高い親和性又は結合活性を有するポリペプチドを得るために前記作製したライブラリをスクリーニングする工程、
及び
c.任意で前記高い親和性又は結合活性を有する、1つ又は幾つかの突然変異したポリペプチドを選択する工程、
を含む、方法。 - 化学的安定性が改善したポリペプチドを作製する方法であって、
a.親ポリペプチドから突然変異したポリペプチドのライブラリを作製する工程であって、前記親ポリペプチドが、単一可変ドメイン、その機能的誘導体又はその断片を少なくとも1つ含み、前記親ポリペプチドが、CDR領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有するか、又は不安定化したN若しくはDに近接したH−供与基を有する表面露出領域にDS、DG、NG若しくはNSモチーフを有し、一部の前記突然変異したポリペプチドのアミノ酸配列を、
i.N末端のE(E1)又はN末端のQ(Q1)をDに置き換える方法、及び
ii.酸化されやすい少なくとも1つのMをTに置き換える方法、及び
iii.前記DS、DG、NG又はNSモチーフのDをQか又は前記DS、DG、NG又はNSモチーフのNをQ又はEに置き換える方法
、
で変化させる、作製する工程、
及び
b.高い親和性又は結合活性を有するポリペプチドを得るために前記作製したライブラリをスクリーニングする工程、
及び
c.任意で前記高い親和性又は結合活性を有する、1つ又は幾つかの突然変異したポリペプチドを選択する工程、
を含む、請求項3に記載の方法。 - 前記DS、DG、NG又はNSモチーフがCDR領域にある、請求項4に記載の方法。
- 前記DS、DG、NG又はNSモチーフがCDR2領域又はCDR3領域にある、請求項4に記載の方法。
- 前記DS、DG、NG又はNSモチーフがCDR3領域にある、請求項4に記載の方法。
- 前記高い親和性又は結合活性をその標的分子に対する解離定数として表し、前記解離定数が100nM以下である、請求項4〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記解離定数が10nM以下である、請求項8に記載の方法。
- 前記解離定数が1nM以下である、請求項8に記載の方法。
- 前記ポリペプチドが本質的にナノボディ又はその構築物から成る、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法により生成される突然変異型のライブラリ。
- 請求項12に記載の突然変異型のライブラリを含むスクリーニング方法。
- 単一可変ドメインがVHHドメイン又はヒト化VHHドメインであって、カバットナンバリングによる1位のアミノ酸がDであり、及びいずれのCDR領域内にもMを有しないか又はカバットナンバリングによる77位のアミノ酸がMでない、請求項1〜11のいずれかに記載の方法で作製されたポリペプチド。
- いずれのCDR領域においてもNG又はNSモチーフを有しない、請求項14に記載のポリペプチド。
- いずれのCDR領域においてもDS又はDGモチーフを有しない、請求項14に記載のポリペプチド。
- 配列番号25及び配列番号26から成る群から選択される、請求項14〜16のいずれかに記載のポリペプチド。
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