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JP5371561B2 - 脱出用ロック解除手段を有する安全連動保護デバイス - Google Patents

脱出用ロック解除手段を有する安全連動保護デバイス Download PDF

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JP5371561B2
JP5371561B2 JP2009139012A JP2009139012A JP5371561B2 JP 5371561 B2 JP5371561 B2 JP 5371561B2 JP 2009139012 A JP2009139012 A JP 2009139012A JP 2009139012 A JP2009139012 A JP 2009139012A JP 5371561 B2 JP5371561 B2 JP 5371561B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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  • Special Wing (AREA)
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Description

本発明は、脱出用ロック解除手段(以降EU(escape unlocking)手段と呼ぶ)を有する安全連動保護デバイス(以降SI(safety interlocking)デバイスと呼ぶ)に関する。
危険区域への入口は、SIデバイスを用いて保護されなければならない。これらのデバイスにより、安全に危険区域に入ることができるように特定の条件が満たされた場合にのみ入口が開かれることが保証される。常時、すなわち入口が閉ざされた場合などでも、危険区域から出ることが可能でなければならないため、SIデバイスにはEU手段が必要である。したがって、SIデバイスの脱出用ロック解除は、危険区域からのみ可能であればよい。SIデバイスの安全性は、ロックの連動保護状態を監視するための機構によって保証される。
本発明の的は、経済的な脱出用ロック解除手段を有する安全連動保護デバイスを提案することである。
本願によれば、この目的は、請求項に記載の発明によって達成される。
このタイプの安全連動保護デバイスは、既知の態様においては以下のものを備える。
a)危険区域に対してドアの安全側に設置するためのロッキング・ユニット。このロッキング・ユニットは、ドアに固定させることが可能なガイドと、ガイド内に案内され作動ハンドルを有するロック棒とを備える。
b)ドアと相互作用するドア・フレーム上に設置するためのロッキング・ケージ。
c)安全連動保護デバイスをロック解除するための脱出用ロック解除手段。この脱出用ロック解除手段によって、安全連動保護デバイスを危険区域からロック解除することが可能となる。これは、危険区域から脱出することが可能となるように、ロックされたドアを危険区域から開ける役割を果たす。
本発明によれば、請求項1のプリアンブルによる主題においては、脱出用ロック解除手段のための経済的で安全な解決策は、請求項1の特徴部分によって実現される。
したがって、本発明によるデバイスは、以下の特徴により特徴付けられる。
・ロッキング・ケージは、ドア・フレームに固定させることが可能であり、ドア・フレームに対接するための対接面を有するベース・プレートと、連動保護位置から非常開位置へと枢動軸の周囲を枢動することが可能となるようにベース・プレートに関節連結されたロック棒ストッパと、さらに脱出用ロック解除手段とを備える。
・脱出用ロック解除手段は、非常用ハンドルおよび少なくとも1つの拘束先端部を有する。脱出用ロック解除手段は、脱出用ロック解除手段が連動保護位置においてロック棒ストッパの枢動自在性を拘束する平常位置と、脱出用ロック解除手段によりロック棒ストッパが非常開位置に枢動することが可能となる脱出位置とに位置することが可能である。
・延在ロッド部材が、非常用ハンドルと拘束先端部との間に設けられる。この延在ロッド部材および拘束先端部は、ロッキング・ケージのベース・プレート上の対接面に対して垂直に変位自在となるように備えられる。EU手段が平常位置にある場合には、拘束先端部は、ロック棒ストッパの第1の拘束面およびベース・プレートの第2の拘束面と拘束作動連結状態にある。その結果、拘束先端部は、ベース・プレートにロック棒ストッパを回転不能に連結する。
・ロッドの方向に拘束先端部を変位させることによって、これらの作動連結状態のうちの少なくとも一方を解除することが可能となる。
まとめると、これらの特徴によって、EU手段の操作の簡易化および構築の簡易化が保証される。ロック棒ストッパを拘束する拘束先端部を変位させることは、直接ロッドを変位させることによって達成することが可能である。同時に、SIデバイスに対して故意に大きな変化を生じさせ干渉を加えない限り、安全側からロック棒ストッパをロック解除することは不可能となる。ロック棒ストッパの連動保護は、大きな力に抵抗することが可能であるが、小さな力だけによる危険区域からの解除が可能である。
平常位置においては、これらの拘束面とロック棒ストッパの枢動軸とは、ロック棒ストッパが非常開位置に回転するためには、第1の拘束面が、拘束先端部が平常位置にある場合に位置する領域内に枢動することが必要となるように、互いに対して配置される。拘束先端部が平常位置にある場合には、相互作用部品のこの配置によって、この動きは直接的に妨げられる。ロック棒ストッパが動けるということは、拘束先端部が、ロック棒ストッパとの作動連結状態から解除されているか、またはロック棒ストッパと共に枢動することが可能であるかのいずれかである。しかし、拘束先端部が第1および第2の拘束面と作動連結状態にある場合には、これら2つの条件はいずれも満たされず、ロック棒ストッパは、ベース・プレートに対して回転不能に連結される。
好ましい実施形態においては、拘束先端部は、少なくとも平常位置にある場合には、ロック棒ストッパ中の穴に係合する。ロック棒ストッパ中の穴と、拘束先端部としてこの穴と相互作用しその中に挿入される丸ロッドとが、穴の軸方向に対して垂直に配置されたロック棒ストッパの軸の周囲でのロック棒ストッパの回転を確実に連動保護する。ロッドおよび拘束先端部が、SIデバイスおよびドア・フレームの中に隠れ、非常用ハンドルが、危険側からのみ視認可能および操作可能であるため、ロック棒ストッパの拘束は、安全側から操作することは不可能である。
しかし、拘束先端部は、ロック棒ストッパに係合する必要はない。また、拘束先端部を、ロック棒ストッパの外側面とベース・プレートの内側面との間の中間スペースに詰めることが可能である。この場合、ロック棒ストッパがその枢動軸の周囲を回転すると、中間スペースは、少なくとも一部の領域で狭められなければならなくなる。これは、そのスペースに配置された拘束先端部によって妨げられる。しかし、拘束先端部がこの領域から移動された場合には、ロック棒ストッパは自由に枢動することが可能となる。
ベース・プレートには、連動保護位置から非常開位置への回転とは逆の方向に枢動することが可能な2つのロック棒ストッパを関節連結することが可能である。この場合には、EU手段は、各ロック棒ストッパごとに、拘束先端部およびロッドを有し、好ましくは、このロッドは、共有非常用ハンドルを有する。したがって、この非常用ハンドルによって、両ロッドが同時に変位することが可能となり、したがって両ロック棒ストッパを同時にロック解除することが可能となる。
原則的には、非常用ハンドルを押すことによって、または非常用ハンドルを引くことによって、ロック棒ストッパをロック解除することが可能である。これら2つが可能であるためには、拘束先端部およびロッドにおいて異なる解決策が必要となる。拘束先端部がロッドの先端部を形成する場合には、前記先端部は、非常用ハンドルを引くことによって、ロック棒ストッパの第1の拘束面との作動連結状態から解除されることが可能であることが好ましい。非常用ハンドルを引くことによって、ロッドおよび拘束先端部は、安全側から危険側に共に変位され、さらに拘束先端部は、第1の拘束面の枢動領域から出される。また、ロッドに拘束先端部が付いているこの実施形態においては、ロック解除を、非常用ハンドルを押すことによって実現することが可能である。これには、拘束先端部が、ロック棒ストッパの外側面とベース・プレートの内側面との間の上述の中間スペースに詰められ、その拘束領域の危険区域側に、ロック棒ストッパの枢動を可能にする小容積領域を有することが必要となる。
また、非常用ハンドルを押すことによるロック解除は、以下の実施形態により実現される。拘束先端部は、ロッドから独立した部品である。非常用ハンドルを押し、ロッドおよび拘束先端部を共に変位させることによって、拘束先端部をベース・プレート上の第2の拘束面との作動連結状態から解除することが可能である。すなわち、拘束先端部は、ベース・プレート内のガイド領域から出て、ロック棒ストッパと共に枢動可能となる。
以下、図面を参照として本発明をさらに詳細に説明する。
開位置および閉位置にある、ドアおよびドア・フレームに設置されたSIデバイスの図である。 図1に図示される位置にある、同一の設置されたSIデバイスの斜視図である。 SIデバイスを見た場合の、ドア・フレームの断面図である。 ドアおよびドア・フレームを伴わないSIデバイスの図である。 EU手段の4つの断面図である。4つの図はそれぞれ、ロック解除手段またはロック棒ストッパの様々な位置を示す。 EU手段の断面図である。ロック棒ストッパの拘束面の位置が、1つの位置に選択されている。 EU手段の断面図である。ロック棒ストッパの拘束面の位置が、別の位置に選択されている。 ロック棒ストッパとベース・プレートとの間の中間スペースに詰められるEU手段の4つの断面図である。4つの図はそれぞれ、ロック解除手段またはロック棒ストッパの様々な位置を示す。 2つのロック棒ストッパを備える一実施形態の断面図である。 非常用ハンドルを押すことによりロック解除が達成される一実施形態の断面図である。 非常用ハンドルを押すことによりロック解除が達成される第6の実施形態の断面図である。
SIデバイス11の図1から図6に図示される第1の実施形態および図7に図示される第2の実施形態は、SIデバイス11の図8に図示される第3の実施形態、図9に図示される第4の実施形態および図10に図示される第5の実施形態と同様に、ロッキング・ユニット13およびロッキング・ケージ15を有する。
ロッキング・ユニット13は、危険区域へのドア17に、このドアの安全側19に固定される。このドア17の危険区域側21の上には、非常用ハンドル23が備えられ、安全側19には、ロック棒27のための作動ハンドル25が備えられる。ロック棒27は、ロック棒ガイド29内に変位自在に案内される。ロック棒ガイド29は、ドア17にねじで取り付けられる。
ロッキング・ケージ15は、ドア・フレーム18の上に配置される。ロッキング・ケージ15は、ベース・プレート31と、ベース・プレート31に関節連結されるロック棒ストッパ33とを有する。ロック棒ストッパ33は、枢動軸35の周囲を枢動することが可能であるが、この枢動は、脱出用ロック解除手段を作動させることによって可能となる。ロック棒27は、SIデバイスが閉位置にある場合には、ベース・プレート31とロック棒ストッパ33との間に延伸する。ロック棒ストッパ33は、その平常位置においては、脱出用ロック解除手段によって拘束され、すなわちベース・プレート31に対して枢動不能となる。その結果、ドア17は連動保護される。
一般的には、この連動保護は、電子手段および/または電気機械手段および/または磁気手段によって監視される。これには、ロック棒ストッパに対するロックの位置の監視が必要となる。さらに、一般的には、ロック棒ストッパの拘束が監視される。概して本発明によるSIデバイスは、この監視手段を備えるが、この手段は、本発明の主題を形成しない。
本発明の本質は、ロック棒ストッパを拘束する簡単な態様にある。これは、本発明のコンセプトから逸脱することなく若干異なる態様において実施することが可能である。
図1から図6に図示される第1の例示の実施形態、図7に図示される第2の例示の実施形態、ならびに図9および図10に図示される第4および第5の例示の実施形態においては、平常位置において、拘束先端部41は、常に、ロック棒ストッパ33中の穴43の中に位置する。穴43は、ベース・プレートの対接面45に対して垂直に形成される。また、ロック棒ストッパ33中の第1の穴43の軸方向に、第2の穴47が、ベース・プレート31中に形成される。拘束先端部41は、両方の穴43、47を貫通して延在する。第1の穴の中の第1の拘束面および第2の穴の中の第2の拘束面が、枢動軸35とは同軸方向に配置されないため、これらは、ロック棒ストッパが枢動する際には、互いに対して相対的な角度変化を受けなければならない。しかし、この角度変化は、剛性拘束先端部41によって妨げられる。前記拘束先端部は、2つの当接面に当接状態にあり、したがって枢動を許可しない。しかし、ベース・プレートの対接面に対して垂直に延在する拘束先端部の軸に沿って拘束先端部を変位させることによって、前記拘束先端部は、これらの拘束面の一方との作動連結状態から解除されることが可能となる。
この点において、第1、第2および第4の例示の実施形態は、図10による第5の例示の実施形態とは異なる。第1の例示の実施形態においては、拘束先端部は、非常用ハンドル23を備えるロッド49の一部である。非常用ハンドルを引くことによって、ロッド49および拘束先端部41は、ロック棒ストッパ中の第1の穴との係合状態から共に離脱される。しかし、図10による例示の実施形態においては、ロッド49および拘束先端部41は、2つの互いに独立した部品を形成する。しかし、平常位置においては、これらは同軸方向に配置され、共に変位可能となるように備えられる。非常用ハンドル23が引かれると、次いで拘束先端部41とロッドの先端部との間の距離が広がる。この場合には、拘束先端部41は、ベース・プレート31中の拘束面(第2の穴)およびロック棒ストッパ中の拘束面(第1の穴)の両方との作動連結状態を変えることなく、留まる。それにより、非常用ハンドル23およびロッド49の前述のような動きを防ぐことが可能となる。また、非常用ハンドル23が押されると、ロッドの先端部は、拘束先端部41をベース・プレートとの係合状態から解除する。拘束先端部41に作用する圧力が、ばね51を介してロック棒ストッパ33に伝達され、それによって前記ロック棒ストッパが、ばね式に開かれる。ドアおよびロックを押すことによって、ロック棒ストッパを90度枢動することが可能となり、ドアを押し開くことが可能となる。
さらに別の脱出用ロック解除が、図8および図11による例示の実施形態において実現される。これら第3および第6の実施形態においては、連動保護先端部41は、ロック棒ストッパ33に係合しない。ロック棒ストッパ33とベース・プレート31の固定用フランジ部53との間に、中間スペース55が形成され、この中間スペース55には、プレート状拘束先端部41が詰められる。ロック棒ストッパが枢動する際に、ロック棒ストッパ33の一部が、この中間スペース55の領域内に枢動する。この枢動は、この領域に配置された拘束先端部41によって妨げられる。ロック棒ストッパ33を枢動させようとする力は、ロック棒ストッパ33の外側面を介して拘束先端部41に伝達され、そこから固定用フランジ部53に伝達される。したがって、この実施形態においても、拘束先端部41によって、ロック棒ストッパ33がベース・プレート31に対して回転不能に拘束されることが保証される。
図8による例示の実施形態の非常用ハンドル23を引くことによって、ロッド49、したがって拘束先端部41は、危険区域の方向に変位される。その結果、拘束先端部41の前端部は、ロック棒ストッパ33が拘束先端部の変位方向に対して垂直におよび枢動軸35を通って逃げた後に、通過する。この瞬間から、ロック棒ストッパ33の枢動に必要な、ロック棒ストッパとベース・プレートとの間の中間スペースが開放され、ロック棒ストッパは枢動可能となる。
しかし、図11による例示の実施形態においては、EU手段39は、ロック棒ストッパ33をロック解除するための非常用ハンドル23に圧力が作用するように設計される。拘束先端部41は、その前部にて直角方向に厚くなされ、この厚み部57の後方には、中間スペース59が、拘束先端部41とロック棒ストッパ33の外側面との間に存在する。非常用ハンドル23を押すことによって、この厚み部は、ロック棒ストッパ33上の停止領域を越えて安全側の方に押される。この時、中間スペース59は、拘束先端部の方向に枢動するロック棒ストッパの部分に対して抵抗することが不可能であるため、このロック棒ストッパは、枢動することが可能となる。この設計においては、ロック棒ストッパをロック解除するために、非常用ハンドル23を引くこともまた可能である。したがって、このタイプの設計によって、EU手段が非常用ハンドルを引くおよび押すことの両方によりロック解除されるSIデバイスが実現される。また、引動を防ぐための対応する停止部または押動を防ぐための停止部を構成することによって、可能である両方のうちの一方を故意に防ぐことが可能である。このタイプの停止部は、安全側からの操作を防止するために提供することが可能である。
要約すると、本発明は、危険区域に対してドア(17)の安全側(19)に設置するためのロッキング・ユニット(13)と、ドア(17)と相互作用するドア・フレーム(18)の上に設置するためのロッキング・ケージ(15)とを備える安全連動保護デバイス(11)と見なすことができる。ロックされたドア(17)を危険区域から開き、危険区域から脱出することを可能にするために、脱出用ロック解除手段(39)が、安全連動保護デバイス(11)をロック解除するために提供される。ロッキング・ケージ(15)は、連動保護位置から非常開位置へと枢動軸(35)の周囲を枢動することが可能となるようにベース・プレート(31)に関節連結されたロック棒ストッパを有する。脱出用ロック解除手段(39)は、少なくとも1つの拘束先端部(41)を有し、この拘束先端部(41)が脱出位置にある場合には、ロック棒ストッパ(33)は非常開位置に枢動することが可能となる。非常用ハンドル(23)と拘束先端部(41)との間には、拘束先端部(41)と共に変位自在となるように備えられた延在ロッド部材(49)が設けられる。EU手段(39)が平常位置にある場合には、拘束先端部(41)は、ロック棒ストッパ(33)の第1の拘束面およびベース・プレート(31)の第2の拘束面と拘束作動連結状態にある。ロッドの方向に拘束先端部(41)を変位させることによって、これらの作動連結状態のうちの少なくとも一方を解除することが可能となる。
11 安全連動保護デバイス、SIデバイス
13 ロッキング・ユニット
15 ロッキング・ケージ
17 ドア
18 ドア・フレーム
19 安全側
21 危険区域側
23 非常用ハンドル
25 作動ハンドル
27 ロック棒
29 ロック棒ガイド
31 ベース・プレート
33 ロック棒ストッパ
35 枢動軸
39 非常用ロック解除手段、EU手段
41 拘束先端部
43 第1の穴
45 対接面
47 第2の穴
49 ロッド
53 固定用フランジ部
55 中間スペース
57 厚み部

Claims (7)

  1. 安全連動保護デバイス(11)であって、
    a)危険区域に対してドア(17)の安全側(19)に設置するためのロッキング・ユニット(13)であって、前記ドア(17)に固定させることが可能なガイド(29)と、前記ガイド(29)内に案内され、作動ハンドル(25)を有するロック棒(27)とを備えるロッキング・ユニット(13)、
    b)前記ドア(17)と相互作用するドア・フレーム(18)の上に設置するためのロッキング・ケージ(15)、ならびに
    c)ロックされた前記ドア(17)を前記危険区域から開き、前記危険区域から脱出することを可能にするために、前記安全連動保護デバイス(11)をロック解除するための脱出用ロック解除手段(39)
    を備える安全連動保護デバイス(11)において、
    e)前記ロッキング・ケージ(15)は、前記ドア・フレーム(18)に固定させることが可能であり、前記ドア・フレーム(18)に対接するための対接面(45)を有するベース・プレート(31)と、連動保護位置から非常開位置へと枢動軸(35)の周囲を枢動することが可能となるように前記ベース・プレート(31)に関節連結されたロック棒ストッパ(33)と、前記脱出用ロック解除手段(39)とを備え、
    f)前記脱出用ロック解除手段(39)は、非常用ハンドル(23)および少なくとも1つの拘束先端部(41)を有し、前記脱出用ロック解除手段(39)が前記連動保護位置において前記ロック棒ストッパ(33)の枢動自在性を拘束する平常位置と、前記脱出用ロック解除手段(39)により前記ロック棒ストッパ(33)が前記非常開位置に枢動することが可能となる脱出位置とに位置することが可能であり、
    g)前記非常用ハンドル(23)と前記拘束先端部(41)との間には、延在ロッド部材(49)が設けられ、この延在ロッド部材(49)およびこの拘束先端部(41)は、前記ロッキング・ケージ(15)の前記ベース・プレート(31)上の前記対接面(45)に対して垂直に変位自在となるように備えられ、前記脱出用ロック解除手段(39)が前記平常位置にある場合には、前記拘束先端部(41)は、前記ロック棒ストッパ(33)の第1の拘束面および前記ベース・プレート(31)の第2の拘束面と拘束作動連結状態にあり、
    h)ロッドの方向に前記拘束先端部(41)を変位させることによって、これらの作動連結状態のうちの少なくとも一方を解除することが可能となる
    ことを特徴とする、安全連動保護デバイス(11)。
  2. これらの拘束面と前記ロック棒ストッパ(33)の前記枢動軸(35)とは、前記平常位置においては、前記ロック棒ストッパ(33)が前記非常開位置に回転するためには、第1の拘束面が、前記拘束先端部(41)が前記平常位置にある場合に位置する領域内に枢動することが必要となるように、互いに対して配置されることを特徴とする、請求項1に記載の安全連動保護デバイス(11)。
  3. 前記拘束先端部(41)は、前記ロック棒ストッパ(33)中の穴に係合することを特徴とする、請求項1またはに記載の安全連動保護デバイス(11)。
  4. 前記拘束先端部(41)は、前記ロック棒ストッパ(33)の第1の拘束面と、前記ベース・プレート(31)の第2の拘束面との間の中間スペース(55)に詰められることを特徴とする、請求項1または2に記載の安全連動保護デバイス(11)。
  5. 2つのロック棒ストッパ(33)が、前記連動保護位置から前記非常開位置への回転とは逆の方向に枢動することが可能なベース・プレート(31)に関節連結され、前記脱出用ロック解除手段(39)は、各ロック棒ストッパ(33)ごとに、拘束先端部(41)および延在ロッド部材(49)を有し、この延在ロッド部材(49)は、共有非常用ハンドル(23)を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の安全連動保護デバイス(11)。
  6. 前記拘束先端部(41)は、前記延在ロッド部材(49)の先端部を形成しており、前記非常用ハンドル(23)を引き、前記延在ロッド部材(49)および前記拘束先端部(41)を共に変位させ、前記第1の拘束面の枢動領域から前記拘束先端部(41)を移動させることによって、前記拘束先端部(41)を前記ロック棒ストッパ(33)の前記第1の拘束面との作動連結状態から解除することが可能であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の安全連動保護デバイス(11)。
  7. 前記拘束先端部(41)は、前記延在ロッド部材(49)から独立した部品であり、前記非常用ハンドル(23)を押し、前記延在ロッド部材(49)および前記拘束先端部(41)を共に変位させ、前記ベース・プレート(31)内のガイド領域から前記拘束先端部(41)を移動させることによって、前記拘束先端部(41)を前記ベース・プレート(31)上の第2の拘束面との作動連結状態から解除することが可能であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の安全連動保護デバイス(11)。
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