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JP5371185B2 - 医療装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源を駆動させて、被動作部材を動作させる医療装置に関する。
駆動源を駆動させて、被動作部材を動作させる様々な医療装置が用いられている。
例えば、特許文献1には、体腔内に挿入される挿入部の硬度を調整可能な内視鏡装置が開示されている。この内視鏡の挿入部には硬度調節手段が配設されており、硬度調節手段から延出されているワイヤを進退操作することにより、ワイヤの進退量に応じて挿入部の硬度を調節することが可能である。ここで、ワイヤの基端部にはラックが連結されており、ラックに歯合されているピニオンをDCモータにより回転動作することで、ラック即ちワイヤが進退動作される。ワイヤを一定量だけ牽引するには、例えばピニオンの回転量を直接検出してDCモータを制御するといった、位置検出を用いた制御が利用される。また、例えばピニオンに付与される負荷を検出し、一定の負荷に達するまでDCモータを駆動させるといった、負荷検出を用いた制御を利用することも可能である。
特開2003−533号公報
特許文献1の内視鏡装置では、位置検出には位置検出手段、負荷検出には負荷検出手段が夫々必要となる。このため、位置検出と負荷検出との両方を利用しようとすると、装置の大型化、コストの増大を招来してしまう。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、小型、低廉な医療装置を提供することである。
本発明の第1実施態様の医療装置は、駆動源と、前記駆動源の駆動により動作可能な被動作部材と、前記被動作部材の動作状態を3箇所の既定の動作位置において変化させる変化機構と、前記被動作部材の動作状態の変化により前記駆動源へと付与される負荷の変化を検出する負荷検出部と、前記負荷検出部による検出結果に基いて前記駆動源を制御する制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明の第2実施態様の医療装置は、第1の実施態様の医療装置において、前記変化機構が、前記駆動源と前記被動作部材との間に介設されカムピンとカム溝とを備えるカム機構を有し、前記カムピンとカム溝との一方が駆動源により動作され、前記カムピンとカム溝との他方が被動作部材と共に動作し、前記被動作部材の動作位置に応じて、前記カム機構の減速が変化される、ことを特徴とする。
本発明の第3実施態様の医療装置は、第1実施態様の医療装置において、前記変化機構が、前記被動作部材の動作位置に応じて、前記被動作部材に付与される動作抵抗を変化させる抵抗変化機構を有する、ことを特徴とする。
本発明の第4実施態様の医療装置は、第1実施態様の医療装置において、前記抵抗変化機構が、弾性部材と、当接面と、前記弾性部材に付勢されて前記当接面に当接される当接部材と、前記当接面に設けられ前記当接部材が係合される係合部と、を有し、前記被動作部材の動作位置に応じて、前記当接部材が前記係合部に係合される、ことを特徴とする。
本発明の第5実施態様の医療装置は、第1実施態様の医療装置において、前記制御部が、検出結果に基いて前記駆動源を停止しあるいは検出結果の告知を行う、ことを特徴とする。
本発明の第1実施態様の医療装置では、被動作部材の動作状態を既定の動作位置で意図的に変化させ、この動作状態の変化による駆動源へと付与される負荷の変化を検出しており、負荷検出によって間接的に位置検出を行っている。即ち、負荷検出部によって負荷検出に加えて位置検出を行うことができ、位置検出部を用いる必要がなく、医療装置の小型化、低廉化を実現することが可能となっている。
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図5を参照して説明する。
図1を参照し、本実施形態の医療装置は内視鏡装置である。この内視鏡装置の内視鏡10は、体腔内に挿入される細長い挿入部12を有する。この挿入部12は、硬質の先端硬質部14、湾曲作動される湾曲部16、可撓性を有する長尺の可撓管部18を、先端側から順に連結することにより形成されている。挿入部12の基端部には、操作者に把持操作される操作部20が連結されている。この操作部20からユニバーサルコード22が延出されており、ユニバーサルコード22の延出端部に配設されているコネクタ24が装置本体26に接続されている。
内視鏡装置では、湾曲部16を湾曲操作することが可能である。即ち、湾曲部16では略円筒状の湾曲駒28が互いに回動可能に共軸に並設されている。これら湾曲駒28には、湾曲操作用の操作ワイヤ30が挿通されている。操作ワイヤ30の先端部は最先端の湾曲駒28に固定されており、操作ワイヤ30の基端部は操作部20内へと導入されている。操作部20には湾曲操作ノブが配設されており、湾曲操作ノブを回転操作することにより、操作ワイヤ30が進退操作され、湾曲部16が湾曲作動される。
また、内視鏡装置では、被険体を照明、観察することが可能である。即ち、装置本体26には光源装置29が組み込まれている。この光源装置29で生成された照明光は、コネクタ24から内視鏡10の先端部まで挿通されているライトガイド32を導光されて、内視鏡10の先端部から被険体へと照射される。一方、装置本体26の駆動回路34は、コネクタ24から内視鏡10の先端部まで挿通されている信号線38を介して、先端硬質部14の撮像素子36を駆動する。被険体の光学像は撮像素子36において光電変換により画像信号に変換されて、この画像信号は信号線38を介して装置本体26の信号処理回路40に入力される。信号処理回路40により画像信号が信号処理されて、モニター42に観察画像が表示される。
さらに、内視鏡装置により、処置具を体腔内へと挿入することが可能である。即ち、内視鏡10の挿入部12及び操作部20には、チャンネルチューブ44が挿通されている。このチャンネルチューブ44の先端部は、先端硬質部14に埋設され先端部で開口しているパイプ部材46の基端部に接続されている。一方、チャンネルチューブ44の基端部は操作部20内で分岐されており、一方の分岐は操作部20に配設されている処置具挿入口48に接続されている。このように、処置具挿入口48、チャンネルチューブ44、パイプ部材46によって処置具チャンネル50が形成されており、処置具を処置具挿入口48に挿入し、処置具チャンネル50を介して内視鏡10の先端部から突出させることが可能となっている。チャンネルチューブ44の他方の分岐は、ユニバーサルコード22へと導入、挿通され、コネクタ24に配設されている口金を介して送気送水装置に接続される。即ち、チャンネルチューブ44を介して、内視鏡10の先端部から送気送水を行うことも可能である。
加えて、内視鏡装置では、挿入部12の可撓管部18の硬度を調節することが可能である。即ち、可撓管部18には、硬度調節用の調節ワイヤ52が挿通されている。この調節ワイヤ52の先端部は、可撓管部18の先端部において接続部材54に固定されており、この接続部材54は、挿入部12の長手軸方向に所定の範囲内で進退可能である。さらに、可撓管部18において、調節ワイヤ52にはコイルシース56が外挿されている。このコイルシース56の先端部は、可撓管部18の先端部において調節ワイヤ52に固定されている。一方、コイルシース56の基端部は、可撓管部18の基端部において、可撓管部18と操作部20とを接続する接続管58に固定されている。そして、調節ワイヤ52の先端部の接続部材54は挿入部12の長手軸方向に進退可能であるため、調節ワイヤ52を牽引した場合、調節ワイヤ52はそのまま後退される。一方で、コイルシース56については、先端部が調節ワイヤ52と共に後退するのに対して、基端部は接続管58に固定されたままであるため、長手軸方向に圧縮されて硬度が増大される。このようなコイルシース56の硬度の増大により、可撓管部18全体として硬度が増大されることとなる。
調節ワイヤ52は、操作部20において金属パイプ60に挿通され、ユニバーサルコード22においてワイヤチューブ62に挿通されている。調節ワイヤ52及びワイヤチューブ62は、ユニバーサルコード22の延出端部のコネクタ24から延出されている。そして、ワイヤチューブ62の基端部に配設されているワイヤコネクタ64が装置本体26に接続されており、調節ワイヤ52がワイヤチューブ62から装置本体26内に導入されている。装置本体26に導入された調節ワイヤ52は、装置本体26内の駆動装置27に接続されている。この駆動装置27は、調節ワイヤ52を牽引、弛緩して調節ワイヤ52を進退させ、コイルシース56の硬度を増減させて可撓管部18の硬度を調節するものである。駆動装置27に接続されている操作スイッチ66は、可撓管部18の硬度を増減させるための硬度増大ボタン及び硬度減少ボタンによって形成されている。
図2を参照して、駆動装置27について説明する。調節ワイヤ52の基端部には、ろう付け等により、被動作部材としての従動軸部68が調節ワイヤ52と長手軸を共通とするように連結されている。この従動軸部68は、図2中矢印B2で示されるように、長手軸方向に進退自在に支持されており、従動軸部68の外周面にはカムピン70が突設されている。このカムピン70は、従動軸部68の長手軸に平行に配置されているカム円筒体72のカム溝74に挿入係止されている。このカム溝74では、負荷変化部76が一定間隔で複数形成されており、負荷変化部76のリード角βはその他の通常負荷部78のリード角αと異なっている。本実施形態では、負荷変化部76のリード角βは、通常負荷部78のリード角αよりも充分に小さく、0°となっている。また、通常負荷部78の長さに対して、負荷変化部76の長さは充分に短い。そして、カム円筒体72の中心軸部は、図2中矢印C2で示されるように、軸周り方向に回転自在に支持されており、中心軸部の一端部がカップリング80を介して駆動源82としてのDCモータ82の出力軸に連結されている。このDCモータ82は制御装置83に接続されており、この制御装置83には上述した操作スイッチ66が接続されている。
DCモータ82を一定の角速度で回転させる場合にDCモータ82に付与される負荷の大きさについて説明する。この負荷の大きさは、カム円筒体72を一定の角速度で回転させるに必要なDCモータ82の出力トルクの大きさに対応している。カム円筒体72が一定の角速度で回転されている場合、カム溝74のリード角が増大あるいは減少すると、減速比が増大あるいは減少され、カムピン70即ち従動軸部68の長手軸方向への移動速度も増大あるいは減少する。ここで、調節ワイヤ52の進退に対する抵抗力が一定であるとすると、従動軸部68によって単位時間になされる仕事が増大あるいは減少することとなり、DCモータ82によって単位時間になされる仕事が増大あるいは減少することとなるから、DCモータ82の出力トルクの大きさも増大あるいは減少していることとなる。要するに、カム溝74のリード角が増大あるいは減少することにより、DCモータ82に付与される負荷の大きさも増大あるいは減少することとなる。
本実施形態では、カム溝74の負荷変化部76のリード角βが通常負荷部78のリード角αよりも小さくなっているため、カムピン70が負荷変化部76で摺動されている場合にDCモータ82に付与される負荷は、通常負荷部78で摺動されている場合にDCモータ82に付与される負荷よりも小さくなる。即ち、カムピン70がカム溝74の通常負荷部78から負荷変化部76に導入された際に、DCモータ82に付与される負荷が減少する。特に、本実施形態では、負荷変化部76のリード角βは0°であるため、カムピン70は負荷変化部76において長手軸方向に移動せず、調節ワイヤ52の進退もなされないので、DCモータ82に付与される負荷は非常に小さくなる。即ち、カムピン70がカム溝74の通常負荷部78から負荷変化部76に導入された際に、DCモータ82に付与される負荷が大きく減少することとなる。
このように、本実施形態では、被動作部材としての従動軸部68は、駆動源としてのDCモータ82によってカム機構を介して長手軸方向に動作される。そして、従動軸部68の動作状態は、長手軸方向について負荷変化部76の位置に対応する動作位置で変化され、従動軸部68の動作状態の変化により、DCモータ82に付与される負荷が変化する。
次に、本実施形態の内視鏡装置の制御方法について説明する。
図3を参照し、操作スイッチ66への操作入力により、制御部84によって電源86が制御され、電源86からDCモータ82へと電力が供給される。制御部84は、DCモータ82が一定の角速度で一方向に回転するように電源86を制御する。DCモータ82が一定の角速度で駆動されている場合には、DCモータ82に付与される負荷が増減された際に、DCモータ82に印加されている電圧値が増減されると共に、DCモータ82に流れる電流値も増減されることとなる。即ち、DCモータ82に流れる電流値を検出することにより、DCモータ82に付与される負荷を検出することができる。このため、本実施形態では、DCモータ82の負荷を検出する負荷検出部88として、DCモータ82の電流値を検出して、制御部84へと出力する電流検出部が用いられている。
図4は、DCモータ82を一定の角速度で駆動した場合についての時間とDCモータ82に流れる電流値との関係を示す。ここで、負荷変化部76はカム溝74において一定間隔で多数配置されており、負荷変化部76の長さは通常負荷部78の長さに対して充分に小さくなっている。そして、カムピン70がカム溝74の通常負荷部78を摺動されている比較的長時間、DCモータ82に付与される負荷は大きく、大きな電流値Hが維持される。カムピン70が通常負荷部78から負荷変化部76に導入された場合には、DCモータ82に付与される負荷が急激に減少し、DCモータ82に流れる電流値も小さな電流値Lまで急減に減少される。カムピン70が負荷変化部76を摺動されているごく短時間、DCモータ82に付与される負荷は小さく、小さな電流値Lが維持される。カムピン70が負荷変化部76から通常負荷部78に導入された場合には、DCモータ82に付与される負荷が急激に増大し、DCモータ82に流れる電流値も大きな電流値Hまで急激に増大される。再びカムピン70が通常負荷部78を摺動されている比較的長時間、大きな電流値Hが維持される。以後、このような電流値の変化が繰り返される。
図5を参照して、本実施形態の内視鏡装置の制御方法の各工程を説明する。
工程1(S1)
操作スイッチ66への操作入力を行う。
工程2(S2)
操作スイッチ66への操作入力に従い、制御部84によって電源86が制御されて、DCモータ82が一定の角速度で駆動される。DCモータ82の回転方向については、硬度増大ボタンが操作された場合には、従動軸部68即ち調節ワイヤ52が後退されるように、硬度減少ボタンが操作された場合には、従動軸部68即ち調節ワイヤ52が前進されるように選択される。
工程3(S3)
制御部84によって、電流検出部により検出されたDCモータ82の電流値を記録し、電流値の単位時間当たりの変化値が所定の閾値内にあるか否かを監視する。本実施形態では、電流の増大あるいは減少を監視し、閾値としては、図4を参照して説明した、カムピン70がカム溝74の通常負荷部78を摺動されている場合のDCモータ82の電流値Hと、負荷変化部76を摺動されている場合の電流値Lとの差の値よりも若干小さな値が用いられる。
電流の変化値が所定の閾値内にある場合には、工程2に戻り、DCモータ82の駆動が継続される。
工程4(S4)
電流の変化値が所定の閾値を越えた場合には、電流の変化がノイズではなく意図的になされたものであることが認識され、制御部84によって電源86が制御されて、DCモータ82の駆動が停止される。
そして、内視鏡装置は操作スイッチ66への操作入力待ち状態で待機する。
即ち、硬度増大ボタンあるいは硬度減少ボタンの操作毎に、カムピン70がカム溝74の所定の負荷変化部76から隣り合う負荷変化部76まで1つの通常負荷部78の長さ分だけ移動されて、これに対応して従動軸部68即ち調節ワイヤ52が長手軸方向に所定の長さだけ移動される。この結果、可撓管部18の硬度が所定量だけ増減される。
このように、本実施形態では、駆動源としてのDCモータ82の電流値、即ち、DCモータ82に付与される負荷を検出することにより、被動作部材としての従動軸部68が、長手軸方向についてカム溝74のいずれの負荷変化部76に対応する位置にあるかが、即ち、従動軸部68の位置が検出されるようになっている。
従って、本実施形態の内視鏡装置は次の効果を奏する。
本実施形態の内視鏡装置では、従動軸部68の動作状態をカム溝74の各負荷変化部76に対応する動作位置で意図的に変化させ、この動作状態の変化によるDCモータ82の電流値の変化即ちDCモータ82に付与される負荷の変化を検出しており、負荷検出によって間接的に位置検出を行っている。即ち、負荷検出部88によって負荷検出に加えて位置検出を行うことができ、位置検出部を用いる必要がなく、医療装置の小型化、低廉化を実現することが可能となっている。
なお、本実施形態では、駆動装置27は装置本体26に組み込まれているが、内視鏡10に直接組み込むようにしてもよい。
以下、本発明の第1実施形態の変形例を図6を参照して説明する。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図6を参照し、本実施形態の内視鏡装置のカム溝74では、高負荷部78aと低負荷部78bとが交互に多数配置されている。即ち、高負荷部78aのリード角α1は低負荷部78bのリード角α2よりも大きく、カムピン70がカム溝74の高負荷部78aを摺動されている場合のDCモータ82に付与される負荷即ちDCモータ82の電流値Hは、低負荷部78bを摺動されている場合のDCモータ82に付与される負荷即ちDCモータ82の電流値Lよりも大きくなっている。なお、高負荷部78aの長さと低負荷部78bの長さは全て略等しい。そして、高負荷部78aと低負荷部78bとを接続する部分によって、夫々、負荷変化部76が形成されている。カムピン70がカム溝74の負荷変化部76を通過する際に、リード角がα1とα2との間で切り替わり、減速比が変化されてDCモータ82に付与される負荷が変化され、DCモータ82の電流値が高い電流値と低い電流値との間で切り替わる。
本実施形態の内視鏡装置の制御方法では、制御部84によってDCモータ82の電流の増大及び減少を監視し、電流値の単位時間当たりの変化値が所定の閾値を越えた場合にDCモータ82を停止する。即ち、硬度増大ボタンあるいは硬度減少ボタンの操作毎に、カムピン70がカム溝74の所定の負荷変化部76から隣り合う負荷変化部76まで1つの高負荷部78aあるいは低負荷部78bの長さ分だけ移動されて、これに対応して従動軸部68即ち調節ワイヤ52が長手軸方向に所定の長さだけ移動される。
図7及び図8は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態の内視鏡装置は、第1実施形態の内視鏡装置と駆動装置27のみ異なるため、全体図については省略する。
図7を参照し、調節ワイヤ52の基端部には、ろう付等により、被動作部材としてのラック90が調節ワイヤ52と長手軸を共通とするように連結されており、このラック90は長手軸方向に進退自在に支持されている。ラック90の一面の歯部92には、ピニオン94が歯合されている。このピニオン94の回転軸部は軸周り方向に回転自在に支持されており、回転軸部の一端部にはカップリングを介してDCモータ82の出力軸が連結されている。即ち、DCモータ82からの回転トルクにより、図7中矢印B7で示されるようにピニオン94が回転され、ピニオン94の回転によりラック90が長手軸方向に進退されるようになっている。
続いて、ラック90の動作位置に応じて、ラック90に付与される動作抵抗を意図的に変化させる抵抗変化機構について説明する。
ラック90に対して、歯部92とは反対側の面に対面して、弾性部材96がラック90の長手軸方向に延設されている。この弾性部材96では、ラック90に対面する面に、球状の多数の当接部材98が長手軸方向に一定間隔で配置されている。これら当接部材98は、弾性部材96により、ラック90へと付勢され、ラック90に形成されている当接面102に当接されている。さらに、ラック90の当接面102には、弾性部材96の各当接部材98が係合可能な円錐凹状の係合部104が形成されている。即ち、ラック90が長手軸方向に進退することで、弾性部材96の各当接部材98がラック90の係合部104に順次係合され、係合解除される。
ここで、ピニオン94によってラック90が長手軸方向に移動される場合に、ラック90へと付与される抵抗力について考える。ラック90の当接面102に弾性部材96の当接部材98が当接され摺動されている場合には、当接面102と当接部材98との間の摩擦力が主に抵抗力をなし、抵抗力は比較的小さくなるが、ラック90の係合部104に弾性部材96の当接部材98が係合された状態では、摩擦力に加えて、当接部材98と係合部104との係合を解除するための力、即ち、当接部材98を係合部104から係合部104の斜面に沿って押し出すための力も抵抗力をなし、抵抗力が充分に大きくなる。そして、DCモータ82からの回転トルクによりピニオン94が回転され、ピニオン94の回転によりラック90が長手軸方向に移動されるようになっているのであるから、ラック90に付与される抵抗力が増大あるいは減少すれば、DCモータ82に付与される負荷が増大あるいは減少することとなる。
このように、本実施形態では、被動作部材としてのラック90は、駆動源82としてのDCモータ82によって長手軸方向に動作される。そして、ラック90の動作状態は、長手軸方向についてラック90の係合部104に弾性部材96の当接部材98が係合される動作位置で変化され、ラック90の動作状態の変化により、DCモータ82に付与される負荷が変化する。
次に、本実施形態の内視鏡装置の制御方法について説明する。
図8に、DCモータ82を一定の角速度で駆動した場合についての時間とDCモータ82に流れる電流値との関係を示す。ここで、当接部材98は弾性部材96の長手方向に一定間隔で多数配置されており、当接部材98の幅は両当接部材98間の間隔に比べて充分に小さくなっている。そして、ラック90の当接面102に弾性部材96の当接部材98が当接され摺動されている比較的長い時間、ラック90に付与される抵抗力、従って、DCモータ82に付与される負荷は小さく、DCモータ82に流れる電流値も小さくなり、小さな電流値Lが維持される。ラック90の係合部104に弾性部材96の当接部材98が係合された場合には、ラック90に付与される抵抗力、従って、DCモータ82に付与される負荷が急激に増大し、DCモータ82に流れる電流値も急激に大きな電流値Hまで増大される。係合部104に当接部材98が係合されているごく短い時間、ラック90に付与される抵抗力、従って、DCモータ82に付与される負荷は大きく、大きな電流値Hが維持される。当接部材98と係合部104との係合が解除された場合には、DCモータ82に付与される負荷が急激に減少し、DCモータ82に流れる電流値も急激に小さな電流値Lまで減少される。再び当接面102に当接部材98が当接され摺動されている比較的長い時間、小さな電流値Lが維持される。以後、このような電流値の変化が繰り返される。
本実施形態の内視鏡装置の制御方法の各工程は第1実施形態の各工程と同様である。即ち、操作スイッチ66への操作入力に従い、DCモータ82が一定の角速度で駆動される。そして、本実施形態では、制御部84は電流の増大あるいは減少を監視し、電流値の単位時間当たりの変化値が所定の閾値を越えた場合には、DCモータ82が停止される。なお、用いられる閾値は、第1の実施形態の閾値と同様である。そして、硬度増大ボタンあるいは硬度減少ボタンの操作毎に、ラック90の係合部104が弾性部材96の所定の当接部材98から隣り合う当接部材98まで移動されて、これに対応してラック90即ち調節ワイヤ52が長手軸方向に所定の長さだけ移動される。
このように、本実施形態では、駆動源としてのDCモータ82の電流値、即ち、DCモータ82に付与される負荷を検出することにより、被動作部材としてのラック90が、長手軸方向について弾性部材96のいずれの当接部材98に対応する位置にあるかが、即ち、ラック90の位置が検出されるようになっている。
本実施形態の内視鏡装置では、ラック90の動作状態を弾性部材96の各当接部材98に対応する動作位置で変化させ、この動作状態の変化によるDCモータ82へと付与される負荷の変化を検出しており、負荷検出によって間接的に位置検出を行っている。このため、第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
図9乃至図13は、本発明の第3実施形態を示す。第1又は第2実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態の内視鏡装置は、第1実施形態の内視鏡装置と駆動装置27のみ異なるため、全体図については省略する。
図9を参照し、調節ワイヤ52の基端部には、ろう付等により、コマ106が連結されており、このコマ106は調節ワイヤ52の長手軸方向に進退自在に支持されている。そして、DCモータ82とコマ106との間には、図9中矢印C9で示されるDCモータ82の回転駆動を、図9中矢印B9で示されるコマ106の進退運動に変換するリンク機構108が介設されている。即ち、DCモータ82の出力軸に被動作部材としての駆動アーム110の一端部が連結されており、この駆動アーム110の他端部の駆動ジョイント部112aに、枢着軸部114を介して、従動アーム116の一端部の従動ジョイント部112bが枢着されており、この従動アーム116の他端部にコマ106が枢着されている。
図9乃至図13を参照し、リンク機構108について詳細に説明する。このリンク機構108は、駆動アーム110の動作位置に応じて、駆動アーム110に付与される動作抵抗を意図的に変化させる抵抗変化機構として機能する。
従動アーム116の円板状の従動ジョイント部112bでは、駆動アーム110の円板状の駆動ジョイント部112aに対面する面に、枢着軸方向に円柱凹状の収容部118が穿設されている。この収容部118の底部に弾性部材96の基端部が接着等により連結されており、弾性部材96は収容部118内で枢着軸方向に伸縮自在である。そして、弾性部材96の末端部には球状の当接部材98が接着等により連結されている。この当接部材98は、弾性部材96によって付勢され、駆動ジョイント部112aの当接面102に当接されている。さらに、駆動ジョイント部112aの当接面102には、枢着軸部114の軸周り方向に一定間隔で円錐凹状の係合部104が複数形成されている。収容部118、弾性部材96及び当接部材98と係合部104とは枢着軸部114に対して略同径の位置にあり、従動アーム116と駆動アーム110とを互いに回動させることで、駆動アーム110の当接部材98が従動アーム116の各係合部104に順次係合され、係合解除される。
第2実施形態と同様に、駆動アーム110の当接面102に従動アーム116の当接部材98が当接され摺動されている場合には、駆動アーム110に付与される抵抗力は比較的小さくなるが、駆動アーム110の係合部104に従動アーム116の当接部材98が係合された状態では、駆動アーム110に付与される抵抗力が充分に大きくなる。そして、駆動アーム110に付与される抵抗力が増大あるいは減少すれば、DCモータ82に付与される負荷が増大あるいは減少することとなる。
本実施形態の内視鏡装置の制御方法は、第2実施形態の内視鏡装置の制御方法と同様である。即ち、操作スイッチ66への操作入力に従い、DCモータ82が一定の角速度で駆動され、電流値の単位時間当たりの変化値が所定の閾値を越えた場合にはDCモータ82が停止される。換言すれば、硬度増大ボタンあるいは硬度減少ボタンの操作毎に、従動アーム116の当接部材98が駆動アーム110の所定の係合部104から隣り合う係合部104まで移動されるように、駆動アーム110が所定の角度だけ回転される。
本実施形態の内視鏡装置では、駆動アーム110の動作状態を駆動アーム110の各係合部104が従動アーム116の当接部材98に係合する動作位置で変化させ、この動作状態の変化によるDCモータ82へと付与される負荷の変化を検出しており、負荷検出によって間接的に位置検出を行っている。このため、第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
図14乃至図16は、本発明の第4実施形態を示す。第1乃至第3実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態の内視鏡装置の内視鏡10では、上下湾曲操作用の第1の操作ワイヤ30aが、挿入部12から操作部20へと導入され、操作部20内で上下湾曲操作用の被動作部材としての第1のプーリ122aに巻回されて折り返され、再び操作部20から挿入部12へと導入されている。即ち、第1の操作ワイヤ30aの一端側あるいは他端側は、夫々、可撓管部18及び湾曲部16において上位置あるいは下位置に配置、挿通されており、第1の操作ワイヤ30aの一端部あるいは他端部は、夫々、内視鏡先端部において上位置あるいは下位置に固定されている。そして、第1のプーリ122aには、上下湾曲操作用の第1のDCモータ82aの出力軸が連結されている。第1のDCモータ82aを駆動して第1のプーリ122aを正方向あるいは逆方向に回転させることで、第1の操作ワイヤ30aが進退されて、湾曲部16が上方向あるいは下方向に湾曲操作される。同様に、左右湾曲操作用の第2の操作ワイヤ30bは、操作部20内で被動作部材としての第2のプーリ122bに巻回されており、第2のDCモータ82bを駆動して第2のプーリ122bを回転させることで、湾曲部16が左右方向に湾曲操作される。
第1及び第2のDCモータ82a,82bは制御装置83に接続されており、この制御装置83には操作スイッチ66が接続されている。この操作スイッチは、湾曲部16を上下左右に湾曲操作可能なように、図14中矢印Dにより示されるように四方向に操作可能なジョイスティックによって形成されている。
プーリ122a,122bが回転される場合に、プーリ122a,122bへと付与される抵抗力について考える。
プーリ122a,122bの回転によって操作ワイヤ30a,30bが進退され、操作ワイヤ30a,30bの基準位置からの変位が増大し、湾曲部16の湾曲量が増大すると、操作ワイヤ30a,30bを進退させるための抵抗力が増大し、プーリ122a,122bへと付与される抵抗力が増大する。
さらに、図15を参照して、各プーリ122a,122bの動作位置に応じて、各プーリ122a,122bに付与される動作抵抗を意図的に変化させる抵抗変化機構を説明する。
操作部20には円筒状の収容部118が配設されており、この収容部118の内腔には、当接部材98が、図15中矢印B15により示されるように、収容部118の中心軸方向に摺動自在に配設されており、当接部材98と収容部118の底部との間には弾性部材96が圧縮配設されている。当接部材98は、弾性部材96によってプーリ122a,122bの中心に向かって付勢され、プーリ122a,122bの外周面の当接面102に当接されている。一方、プーリ122a,122bの当接面には、周方向に一定間隔で突起状の係合部104が複数配設されている。そして、図15中矢印C15により示されるようにプーリ122a,122bを回転させることで、各係合部104が順次当接部材98と係合され、係合解除される。
プーリ122a,122bの当接面102に当接部材98が当接され摺動されている場合には、当接面102と当接部材98との間の摩擦力が主に抵抗力をなし、プーリ122a,122bに付与される抵抗力は比較的小さくなる。プーリ122a,122bの係合部104に当接部材98が係合される場合には、当接部材98を弾性部材96の弾性力に抗して押し出す力が必要となり、また、弾性部材96が圧縮されて弾性力が増大し、当接部材98と係合部104との間で作用する垂直抗力が増大して大きな摩擦力が作用すると共に、摩擦力の作用点がプーリ122a,122bの中心から遠くなるため、摩擦力に抗してプーリ122a,122bを回転させるために必要な回転トルクが増大する。このように、プーリ122a,122bの係合部104に当接部材98が係合される場合には、プーリ122a,122bへと付与される抵抗力は充分に大きくなる。
ここで、プーリ122a,122bの単位回転角度に対して、係合部104に当接部材98が係合され、係合解除される際の当接部材98による抵抗力の変化は、操作ワイヤ30a,30bの変位による、操作ワイヤ30a,30bによる抵抗力の変化よりも充分に大きい。
そして、プーリ122a,122bに付与される抵抗力が増大あるいは減少すれば、DCモータ82に付与される負荷が増大あるいは減少することとなる。
次に、本実施形態の内視鏡装置の制御方法について説明する。
図16に、DCモータ82を一定の角速度で駆動した場合についての時間とDCモータ82に流れる電流値との関係を示す。
操作ワイヤ30a,30bを基準位置とし、DCモータ82を一定の角速度で駆動した場合には、プーリ122a,122bの回転によって操作ワイヤ30a,30bが進退され、操作ワイヤ30a,30bの基準位置からの変位が徐々に増大されていくにつれて、操作ワイヤ30a,30bの進退に対する抵抗力が徐々に増大していき、操作ワイヤ30a,30bによりプーリ122a,122bへと付与される抵抗力も徐々に増大していく。この結果、操作ワイヤ30a,30bに起因してDCモータ82へと付与される負荷も徐々に増大していくこととなる。
同時に、プーリ122a,122bの当接面102に当接部材98が当接され摺動されている場合には、当接部材98に起因してDCモータ82へと比較的小さな負荷が付与され、プーリ122a,122bの係合部104に当接部材98が係合される場合には、当接部材98に起因してDCモータ82へと充分に大きな負荷が付与される。ここで、係合部104はプーリ122a,122bの周方向に一定間隔で複数配置されており、係合部104の幅は両係合部104間の間隔に比べて充分に小さくなっているので、当接部材98に起因して、比較的長時間継続する小さな負荷と、ごく短時間のみ継続する大きな負荷とが交互に繰り返してDCモータ82へと付与されることとなる。
操作ワイヤ30a,30bに起因する負荷と当接部材98に起因する負荷との合計の負荷がDCモータ82に付与される負荷となる。ここで、プーリ122a,122bの係合部104に当接部材98が係合され、係合解除される際の当接部材98に起因する負荷の変化は、係合、係合解除に必要なプーリ122a,122bの回転角度だけプーリ122a,122bを回転させた場合における操作ワイヤ30a,30bに起因する負荷の変化よりも充分に大きい。従って、DCモータ82の電流値は、当接部材98がプーリ122a,122bの当接面102に当接され摺動されている比較的長時間、操作ワイヤ30a,30bに起因して比較的小さな増分で増大し、当接部材98がプーリ122a,122bの係合部104に係合されると、当接部材98に起因して急激に増大する。続いて、電流値は、係合が維持されているごく短時間、操作ワイヤ30a,30bに起因して比較的小さな増分で増大し、係合が解除されると、当接部材98に起因して急激に減少する。再び当接部材98がプーリ122a,122bの当接面102に当接され摺動されている比較的長時間、電柱値は操作ワイヤ30a,30bに起因して比較的長時間にわたって比較的小さな増分で増大する。以後、このような電流値の変化が繰り返される。
本実施形態の内視鏡装置の制御方法の各工程は第1実施形態の各工程と同様である。即ち、操作スイッチ66への操作入力に従い、DCモータ82が一定の角速度で駆動され、制御部84によって電流の増大あるいは減少が監視され、電流値の単位時間当たりの変化値が所定の閾値を越えた場合には、DCモータ82が停止される。この閾値は、操作ワイヤ30a,30bに起因する電流の単位時間当たりの変化値よりも大きく、当接部材98の係合、係合解除に起因する電流の単位時間当たりの変化値よりも小さく設定されている。そして、ジョイスティックへの上下左右への操作入力に応じて、当接部材98が上下湾曲操作用の第1のプーリ122aあるいは左右湾曲操作用の第2のプーリ122bの所定の係合部104から隣り合う係合部104まで移動されるように、上下湾曲操作用の第1のDCモータ82aあるいは左右湾曲操作用の第2のDCモータ82bが一方向に回転され、これに対応して、上下湾曲操作用の第1の操作ワイヤ30aあるいは左右湾曲操作用の第2の操作ワイヤ30bが所定の長さだけ一方向に移動される。この結果、湾曲部16が上下左右のいずれかの方向に所定量だけ湾曲作動される。
本実施形態の内視鏡装置では、プーリ122の動作状態をプーリ122の各係合部104が当接部材98に係合する動作位置で変化させ、この動作状態の変化によるDCモータ82へと付与される負荷の変化を検出しており、負荷検出によって間接的に位置検出を行っている。このため、第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
また、ワイヤの基準位置からの変位により、ワイヤの進退に対する抵抗力が変化する場合には、ワイヤを駆動する駆動源に付与されるワイヤの抵抗力に起因する負荷の大きさを検出し、この検出結果に基いてワイヤの進退を制御することも可能である。しかしながら、本実施形態のように、充分に長いワイヤを進退させるような場合には、例えばワイヤが直線状であるか湾曲されているかによって、ワイヤの進退に抗する抵抗力が変化し、必ずしもワイヤの基準位置からの変位のみによって、ワイヤの抵抗力即ち駆動源に付与される負荷が決定されるわけではない。このため、駆動源に付与される負荷の絶対的な大さに基く制御では、ワイヤの確実な進退制御が困難となる。これに対して、本実施形態では、ワイヤの状態にかかわらず、ワイヤの基準位置からの変位に対応して負荷が急激に変化し、この負荷の急激な変化に基いて制御を行っており、ワイヤの確実な進退制御が可能となっている。
図17乃至図21は、本発明の第5実施形態を示す。第1乃至第4実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図17を参照し、内視鏡10の先端部では、処置具チャンネル50の開口部において、処置具123の突出方向を調節するための起上台124が配設されている。即ち、起上台124は、起上台124に先端部が連結されている起上ワイヤ126を進退させることにより、起上軸部125を中心として回動自在であり、起上台124の回動角度に応じて、処置具123の突出方向が調節されるようになっている。そして、起上ワイヤ126は、挿入部12を挿通されて操作部20へと導入されている。
図18乃至図21を参照し、起上ワイヤ126の基端部にはコマ106が連結されており、このコマ106は、隔壁127に配置されている一対のガイドレール128によって、調節ワイヤ52の長手軸方向に進退自在に支持されている。そして、DCモータ82とコマ106との間には、DCモータ82の回転駆動をコマ106の進退運動に変換するリンク機構108が介設されている。即ち、DCモータ82の出力軸にカップリング80を介して被動作部材としてのプーリ122が連結されており、このプーリ122とコマ106とにアーム129の一端部と他端部とが夫々枢着されている。プーリ122を回転させることで、アーム129を介してコマ106が進退され、起上ワイヤ126が進退される。
ここで、起上ワイヤ126に起因してDCモータ82に付与される負荷の大きさの変化について考える。
プーリ122が単位回転角度だけ回転された場合のコマ106の進退量、即ち、リンク機構108の運動変換率は、リンク機構108の形態に基き、プーリ122の回転位置に応じて変化される。このため、DCモータ82によってプーリ122を一定の角速度で回転させる場合、コマ106の単位時間当たりの進退量が変化されこととなり、起上ワイヤ126の進退に対する抵抗力が一定であるとすると、コマ106によって単位時間になされる仕事も変化することとなる。即ち、DCモータ82によって単位時間になされる仕事が変化しているのであるから、DCモータ82の出力トルクの大きさ、即ち、起上ワイヤ126に起因してDCモータ82へと付与される負荷の大きさが変化することとなる。但し、このような変化は意図的なものではなく、リンク機構108は、このような変化が充分に滑らかかつ小さなものとなるように設計される。
本実施形態では、プーリ122を回転させてコマ106を後退させ、起上ワイヤ126を牽引して起上台124を最下位置から最上位置まで回動させるのに伴い、プーリ122の単位回転角度の回転に対するコマ106の後退量が徐々に減少していき、コマ106によって単位時間になされる仕事、従って、起上ワイヤ126に起因してDCモータ82へと付与される負荷の大きさが徐々に減少していく。
一方で、リンク機構108は、プーリ122の動作位置に応じて、プーリ122に付与される動作抵抗を意図的に変化させる抵抗変化機構として機能する。
即ち、操作部20の隔壁127には、プーリ122に対面するように、プーリ122の回転軸方向に円柱凹状の収容部118が穿設されている。第3実施形態と同様に、収容部118には弾性部材96及びピン状の当接部材98が配設されており、当接部材98は弾性部材96によってプーリ122の当接面102に当接されている。なお、当接部材98は、例えばPOMのような滑り性の良好な材料によって形成されており、当接部材98とプーリ122の当接面102との間の摩擦力は非常に小さくなる。このため、プーリ122の当接面102に当接部材98が当接され摺動されている場合には、当接部材98によってプーリ122に付与される抵抗力が非常に小さくなり、当接部材98に起因してモータに付与される負荷も非常に小さくなる。
また、プーリ122の当接面には回転軸の軸周り方向に一定間隔で円柱凹状の係合部104が複数形成されており、収容部118、弾性部材96及び当接部材98と係合部104とは回転軸に対して略同径の位置にある。プーリ122を回転させることで、当接部材98がプーリ122の各係合部104の位置に順次配置される。当接部材98は、係合部104の位置に配置されると、弾性部材96によって係合部104内へと挿入されるが、係合部104の底部には到達せず、浮動状態となる。さらにプーリ122が回転されると、当接部材98はプーリ122によって弾性部材96の弾性力に抗して収容部118へと押し戻される。この際、プーリ122は当接部材98を押し戻す分だけの仕事をすることとなり、当接部材98に起因してモータに付与される負荷が充分に大きくなる。ここで、プーリ122の単位回転角度に対して、押し出しの開始あるいは終了における当接部材98に起因する負荷の変化は、リンク機構108の運動変換率の変化による起上ワイヤ126に起因する負荷の変化よりも充分に大きい。
本実施形態の内視鏡装置の制御方法は、第4実施形態の内視鏡装置の制御方法と同様である。
図22に、DCモータ82を一定の角速度で駆動して、起上ワイヤ126を後退させた場合についての時間とDCモータ82に流れる電流値との関係を示す。
DCモータ82に付与される負荷は、起上ワイヤ126に起因する負荷と当接部材98に起因する負荷との合計の負荷である。そして、DCモータ82の電流値は、当接部材98がプーリ122の当接面102に当接され摺動されている比較的長時間、リンク機構108の運動変換率の変化による起上ワイヤに起因する負荷の減少に基いて、比較的小さな減少分で減少する。プーリ122の係合部104からの当接部材98の押し戻しが開始される際に、電流値は当接部材98に起因して急激に増大する。当接部材98が押し戻されている間、プーリ122はほとんど回転されないため、リンク機構108の運動変換率は変化されず、電流値はほぼ一定に保たれる。当接部材98が押し戻されると、電流値は当接部材98に起因して急激に減少する。再び当接部材98がプーリ122の当接面102に当接され摺動されている比較的長時間、電流値は比較的小さな減少分で減少する。以後、このような電流値の変化が繰り返される。
本実施形態の内視鏡装置の制御方法の各工程は第4実施形態の各工程と同様である。操作スイッチ66への起上台124の上昇あるいは下降入力に応じて、当接部材98がプーリ122の所定の係合部104から隣り合う係合部104まで移動されるようにDCモータ82が一方向に回転され、これに対応して、起上ワイヤ126が所定の長さだけ一方向に移動される。この結果、起上台124が所定量だけ上昇あるいは下降される。
本実施形態の内視鏡装置では、プーリ122の動作状態をプーリ122の各係合部104が当接部材98に係合する動作位置で変化させ、この動作状態の変化によるDCモータ82へと付与される負荷の変化を検出しており、負荷検出によって間接的に位置検出を行っている。このため、第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
上述した実施形態では、DCモータを一定の角速度で駆動しており、DCモータに付与される負荷の増減により、DCモータの電圧値及び電流値が増減するようになっている。代わって、DCモータを一定の電圧で駆動するようにしてもよい。DCモータが定電圧で駆動されている場合には、DCモータに付与される負荷が増大あるいは減少された際に、DCモータの角速度が減少あるいは増大すると共に、DCモータに流れる電流値が増大あるいは減少されることとなる。従って、DCモータを定電圧で駆動する場合にも、DCモータに流れる電流値を検出することにより、DCモータに付与される負荷を検出することができる。
また、上述した実施形態では、DCモータの電流の変化値が閾値を越えた場合に、DCモータを停止する制御を行っている。代わって、操作スイッチへの操作入力の継続中、DCモータの駆動を継続するようにし、DCモータの電流の変化値が閾値を越えた場合に、これを操作者に告知するようにしてもよい。告知の内容はどのようなものであってもよいが、例えば、電流値が閾値を越えた回数は、調節ワイヤ、操作ワイヤ、起上ワイヤの操作量に対応し、これら各種ワイヤの操作量は、可撓管部の硬度、湾曲部の湾曲量、起上台の起上量に対応しているため、対応する硬度、湾曲量、起上量として告知するようにしてもよい。
加えて、上述した実施形態では、可撓管部の硬度を調節する調節ワイヤ、湾曲部を湾曲操作する操作ワイヤ、起上台を起上させる起上ワイヤについて説明したが、その他、処置具の挿通を調節するワイヤや、内視鏡先端部の観察光学系のズーム機構を調節するワイヤ等にも本願発明を適用することが可能である。
本発明の第1実施形態の内視鏡装置を示す概略図。 本発明の第1実施形態の内視鏡装置の駆動装置及び制御装置を示す模式図。 本発明の第1実施形態の内視鏡装置を示すブロック図。 本発明の第1実施形態の内視鏡装置の制御方法における時間と電流との関係を示すグラフ。 本発明の第1実施形態の内視鏡装置の制御方法を示すフローチャート。 本発明の第1実施形態の変形例の内視鏡装置の駆動装置のカム溝を示す側面図。 本発明の第2実施形態の内視鏡装置の駆動装置及び制御装置を示す模式図。 本発明の第2実施形態の内視鏡装置の制御方法における時間と電流との関係を示すグラフ。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置の駆動装置及び制御装置を示す模式図。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置の駆動装置の第1のアームを示す側面図。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置の駆動装置の第2のアームを示す側面図。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置の駆動装置の係合機構を非係合状態で示す下面図。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置の駆動装置の係合機構を係合状態で示す下面図。 本発明の第4実施形態の内視鏡装置を示す概略図。 本発明の第4実施形態の内視鏡装置の駆動装置の係合機構を示す側面図。 本発明の第4実施形態の内視鏡装置の制御方法における時間と電流との関係を示すグラフ。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置の内視鏡先端部の鉗子起上機構を示す縦断面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置の駆動装置を示す側面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置の駆動装置を示す別の側面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置の駆動装置の係合機構を係合状態で図18のXX方向からみて示す側面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置の駆動装置の係合機構を非係合状態で示す側面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置の制御方法における時間と電流との関係を示すグラフ。
符号の説明
68…被動作部材、90…被動作部材、110…被動作部材、122…被動作部材、122a,122b…被動作部材、70,74…変化機構、96,98,104…変化機構、82…駆動源、84…制御部、88…負荷検出部。

Claims (5)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源の駆動により動作可能な被動作部材と、
    前記被動作部材の動作状態を3箇所の既定の動作位置において変化させる変化機構と、
    前記被動作部材の動作状態の変化により前記駆動源へと付与される負荷の変化を検出する負荷検出部と、
    前記負荷検出部による検出結果に基いて前記駆動源を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする医療装置。
  2. 前記変化機構は、前記駆動源と前記被動作部材との間に介設されカムピンとカム溝とを備えるカム機構を有し、前記カムピンとカム溝との一方が駆動源により動作され、前記カムピンとカム溝との他方が被動作部材と共に動作し、前記被動作部材の動作位置に応じて、前記カム機構の減速が変化される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記変化機構は、前記被動作部材の動作位置に応じて、前記被動作部材に付与される動作抵抗を変化させる抵抗変化機構を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  4. 前記抵抗変化機構は、弾性部材と、当接面と、前記弾性部材に付勢されて前記当接面に当接される当接部材と、前記当接面に設けられ前記当接部材が係合される係合部と、を有し、前記被動作部材の動作位置に応じて、前記当接部材が前記係合部に係合される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  5. 前記制御部は、検出結果に基いて前記駆動源を停止しあるいは検出結果の告知を行う、 ことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
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