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JP5360488B2 - 印字装置、印字物を作成する作成方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

印字装置、印字物を作成する作成方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数行の文字列を印字した印字物を作成する印字装置と、印字装置において複数行の文字列を印字した印字物を作成する作成方法と、複数行の文字列を印字した印字物を作成する作成方法を印字装置に実行させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、に関する。
テープ部材を収納したテープカセットを装置内にセットし、そのテープ部材の印字テープに対して、キーボード等の入力手段から入力された或いは他の機器から出力された文字等を任意に印字することで、固有のラベルを作成できる装置として印字装置がある。
このような印字装置で作成されたラベルの用途が拡大されてきている。その結果、印字装置には、ラベルの用途などを考慮した、他のプリンタには存在しない印字種類や、印字時の処理なども種々採用されている。
例えば、鉄道や観光名所などの多くのが往来する公共的な場所において、トイレや非常口などを案内するために、案内表示を印刷したラベルが用いられるようになってきた。公共的な場所に用いられるラベルの場合には、外国人にも表記の内容を認識できるように外国語を併記する必要が有り、そのような内容のラベルを作成する場合、日本語及び/又は複数の外国語の言語毎にラベルを作成して、それらを1つにまとめてラベルとする必要があった。しかし、印字装置により各言語の文字を入力してそれを印刷して言語毎にラベルを作成し、作成したラベルを同じ場所にきれいに配置し貼り付ける作業は、時間を要するとともに、手間が掛かるという課題があった。
そこで、例えば、特許文献1に示すような印字装置により複数の言語からなるラベルを作成することが考えられる。すなわち、特許文献1の印字装置では、ローマ字入力モードとひらがな入力モードとアルファベット入力モードの各入力モードの設定が可能であるため、その入力モードのうちから所望の入力モードを設定して日本語や英語による文字列を入力し、複数の言語の文字列が併記されたラベルを作成することになる。
特開平05−324604号公報
しかしながら、上述の特許文献1の印字装置では、複数言語によるラベルを作成する際、言語を変更する度に、入力方法、文字フォント等の入力モードを設定する必要があり、特に多くの言語が混在するラベルを作成する際には手間が掛かるという課題があった。
本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の言語による複数行の文字列ラベルを容易に作成することができる印字装置、印字物を作成する方法及び印字物を作成するプログラムが記憶された記憶媒体を提供することを目的とする。
前記目的を果たすため、本発明印字装置の一態様は、被印字媒体に印字を行い複数行の文字列を印字した印字物を作成する印字装置であって、前記複数行の文字列の各行の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で互いに異なるように設定する言語設定手段と、設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードの設定情報を予め格納する書式記憶手段と、前記言語設定手段によって行単位で言語が設定されることに対応して、前記設定された言語が設定された行に対して、前記設定された言語の前記入力モードを前記書式記憶手段から読み取って設定する入力モード設定手段と、前記入力モード設定手段によって設定される前記入力モードで、前記複数行の文字列のデータの入力を行う入力手段と、前記入力手段によって入力された前記複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納手段と、前記文字列データ格納手段に格納された前記複数行の文字列のデータに基づいて、前記複数行文字列を配列した印字パターンデータを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された前記印字パターンデータに基づいて前記被印字媒体に前記複数行の文字列を印字する印字手段と、を備えることを特徴とする。
前記目的を果たすため、本発明の印字物を作成する作成方法の一態様は、被印字媒体に印字を行い複数行の文字列を印字した印字物を作成する作成方法であって、前記複数行の文字列の各行の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で互いに異なるように設定する言語設定処理と、設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードの設定情報を書式記憶手段に予め格納する書式記憶処理と、前記言語設定処理によって行単位で言語が設定されることに対応して、前記設定された言語が設定された行に対して、前記設定された言語の前記入力モードを前記書式記憶手段から読み取って設定する入力モード設定処理と、前記入力モード設定処理によって設定される前記入力モードで、前記複数行の文字列のデータの入力を行う文字列データ入力処理と、前記文字列データ入力処理によって入力された前記複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納処理と、前記文字列データ格納処理によって格納された前記複数行の文字列のデータに基づいて、前記複数行文字列を配列した印字パターンデータを生成する印字データ生成処理と、前記印字データ生成処理によって生成された前記印字パターンデータに基づいて、前記被印字媒体に前記複数行の文字列を印字する印字処理と、を含む、ことを特徴とする。
前記目的を果たすため、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一態様は、被印字媒体に印字を行い複数行の文字列を印字した印字物を作成するプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記複数行の文字列の各行の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で互いに異なるように設定する言語設定処理と、設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードの設定情報を書式記憶手段に予め格納する書式記憶処理と、前記言語設定処理によって行単位で言語が設定されることに対応して、前記設定された言語が設定された行に対して、前記設定された言語の前記入力モードを前記書式記憶手段から読み取って設定する入力モード設定処理と、前記入力モード設定処理によって設定される前記入力モードで、前記複数行の文字列のデータの入力を行う文字列データ入力処理と、前記文字列データ入力処理によって入力された前記複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納処理と、前記文字列データ格納処理によって格納された前記複数行の文字列のデータに基づいて、前記複数行文字列を配列した印字パターンデータを生成する印字データ生成処理と、前記印字データ生成処理によって生成された前記印字パターンデータに基づいて、前記被印字媒体に前記複数行の文字列を印字する印字処理と、を行うための前記複数行の文字列を印字した前記印字物を作成する前記プログラムが記憶されていることを特徴とする。
本発明によれば、複数言語で複数行の文字列ラベルを作成するにあたって、各行の言語を設定するだけでその言語に対応する入力モードが自動的に設定され、その設定された入力モード下で文字列の入力ができるため、複数行の文字列ラベルを容易に作成することができる印字装置、印字物を作成する方法及び印字物を作成するプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することができる。
本発明の実施例に係る印字装置の平面図である。 本発明の実施例に係る印字装置の内部拡大図及びテープカセットの斜視図である。 本発明の実施例に係る印字装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例における複数行の文字列ラベル作成の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例における複数行の文字列ラベル作成時の入力書式を設定する流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例における複数行の文字列ラベル作成のテキスト入力の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例における複数行の文字列ラベル作成例の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。本発明の印字装置1は、被印字媒体であるテープ部材31に印字を行い複数行の文字列を印字したラベルを作成する。また、印字装置1は、複数行の各行の文字列の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で設定する言語設定手段として機能する制御部40を備える。そして、制御部40は、言語設定手段によって行単位で言語が設定されることに対応して、その言語が設定された行に対して、その設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードを自動的に設定する入力モード設定手段としても機能する。また、印字装置1は、入力モード設定手段により設定される入力モードで文字列のデータの入力を行う入力手段とされるキーボード入力部3及びタッチパネル入力部60を備える。また、印字装置1は、入力手段によって入力された複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納手段とされるRAM42を備える。また、制御部40は、文字データ格納手段に格納された文字列のデータに基づいて、複数行に文字列を配列した印刷パターンデータを生成する印字データ生成手段としても機能する。また、印字装置1は、印字データ生成手段によって生成された印字データパターンに基づいて、被印字媒体であるテープ部材31に複数行の文字列を印字する印字手段とされるヘッド駆動回路51及びサーマルヘッド11、を備える。
また、印字装置1における制御部40は、キーボード入力部3を複数行の行毎に入力モード設定手段によって設定された入力モードに従って制御し、言語設定手段によって設定された言語の文字入力が可能となるように制御する。
また、印字装置1における制御部40は、複数行の行毎に、入力モード設定手段によって設定された入力モードに従って、タッチパネル入力部60から入力される描画データを解析して言語設定手段によって設定された言語に対応する文字認識を行う文字認識手段としても機能する。
さらに、印字装置1は、入力手段によって入力する文字列のデータの行数を、その文字列のデータの入力前に設定する行数設定手段によって設定された書式を記憶するRAM42を備える。
そして、制御部40は、所定複数の言語の文字列の文字フォントの種類を設定する文字フォント設定手段としても機能する。
また、制御部40における文字フォント設定手段は、所定複数の言語の文字列の文字フォントのサイズ又は文字修飾を設定する機能を備える。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1は、本発明の実施例に係る印字装置1の平面図であり、図2は、この印字装置1に使用するテープカセット21の外観及び印字装置1の内部構造の一部を示す斜視図である。印字装置1は、表面に印字面を備え裏面が粘着面とされた印字テープと、粘着面に貼付される剥離テープと、が積層されて形成されたテープ部材31に文字等を印字する装置である。
この印字装置1は、図1に示すように、筐体2の上面にキーボード入力部3、表示部4及びカセット装填部8を塞ぐ開閉蓋5が形成されている。また、図示しないが、筐体2には、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子、電源コードが接続される電源端子、メモリーカード等の記憶媒体が挿入される挿入口等も形成されている。
キーボード入力部3は、文字データを入力する文字入力キー、印字開始を指示する印字キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印字モードの設定や各種設定処理を行う種々の制御キーによって構成されている。表示部4は、印字装置1におけるメインパネルとしての液晶表示装置等であり、表示部4には、入力されたデータに関する画像、各種の設定のための選択メニュー、各種の処理に関するメッセージ等が表示される。
また、印字装置1は、手書き認識用の入力及び表示の両機能を備えたサブパネルとしてのタッチパネル表示部62を備える。そして、印字装置1は、タッチパネル表示部62において手書き入力可能なようにタッチペン64を有する。
タッチパネル表示部62は、タッチパネルと表示装置である液晶表示パネルとが一体化された入力可能な表示パネルである。
なお、図1に示したように表示部4及びタッチパネル表示部62は、小型の液晶パネルであることから、長文のラベル作成時にはパネル上に全文を表示させることができないこともある。よって、長文を入力する際には、入力された文字が次々とパネル外に移行するように画面スクロールを自動で行う。
そして、開閉蓋5の内側には、図2に示すように、テープ部材31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部8が形成されている。カセット装填部8内には、テープ印字機構45と、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15と、が形成されている。このテープ印字機構45は、縦方向に配列された印字素子と、印字ヘッドとされるサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間でテープ部材31及びインクリボン35を挟み込んでこれを搬送するプラテンローラ12と、印字に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸13と、を備える。
また、カセット装填部8の一端部に筐体2の外に通じるテープ繰出部7が形成されており、このテープ繰出部7には、テープ部材31の印字テープ及び剥離テープを幅方向に切断するフルカット手段としてのフルカット機構17と、テープ部材31の印字テープのみを切断するハーフカット手段としてのハーフカット機構18が組み込まれている。
さらに、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、テープ部材31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。また、テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
また、カセットケース22の隅部には、カセット装填部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。また、このカセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた所定の凹凸が形成されており、カセット装填部8のカセット受部15には、テープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別する所定のテープ幅検出スイッチ16が形成されている。そして、印字装置1は、カセットケース22がカセット装填部8に装填されると、カセットケース22の被係合部29とカセット装填部8のカセット受部15に形成されたテープ幅検出スイッチ16の幾つか或いは全部が係合し、係合したテープ幅検出スイッチ16が押下されて、このオン状態となったテープ幅検出スイッチ16の組み合わせによってテープカセット21のテープ幅等の種類を判別できるようになっている。
つまり、この印字装置1は、テープカセット21の種類が内蔵するテープ部材31の幅等によって異なるため、このテープカセット21の種類を判別することによって、印字対象物であるテープの幅、テープ色等を識別することができ、制御部40がテープ幅に適合した印字データを作成することができるようになっている。
この印字装置1は、印字の指示がされると、テープ部材31及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出され、プラテンローラ12とサーマルヘッド11との間にこれらのテープ部材31及びインクリボン35が重ね合わされた状態で挟み込まれて搬送される。そして、サーマルヘッド11が印字データに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクがテープ部材31の印字テープに熱転写されて印字テープに印字が行われ、印字が終了すると設定によりフルカット機構17又はハーフカット機構18が作動してテープ部材31が幅方向に切断され、1枚のテープ状のラベルが作成される。
図3は、この印字装置1の回路構成を示すブロック図である。この印字装置1は、図3に示すように、システム全体を司る制御手段であるとともに言語設定手段、入力モード設定手段、文字フォント設定手段、文字認識手段、行数設定手段とされる制御部40を備える。そして、制御部40には、記憶手段としてのROM41、書式記憶手段とされるRAM42、補助記憶装置44、入力手段としてのキーボード入力部3及び手書入力手段とされるタッチパネル入力部60が接続されている。さらに、制御部40には、第一表示手段とされる表示部4を駆動させる表示部駆動回路63と、第二表示手段とされるタッチパネル表示部62を駆動させるタッチパネル表示部駆動回路61とが接続されている。
制御部40は、タッチパネル入力部60でタッチペン64による文字入力として手書き文字が描画されると、パネル上に描画された位置を検出し、タッチパネル表示部駆動回路61を駆動してタッチパネル表示部62に表示させる。また、制御部40は、描画された描画データを解析して言語設定手段によって設定された言語に対応する文字認識を行い、候補となる文字を抽出させる。
また、制御部40は、複数行の文字列ラベルを作成するにあたって、行単位で言語が設定された言語設定手段によるラベルの行単位の設定情報を書式記憶手段であるRAM42における各行言語設定情報格納領域に格納させる。
さらに、制御部40は、複数行の文字列ラベルを作成するにあたって、言語が設定された行に対して、その設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードを自動的に設定する入力モード設定手段によるラベルの行単位の設定情報を書式記憶手段であるRAM42における各行入力モード設定情報格納領域に格納させる。
そして、制御部40は、文字フォント設定手段として、複数行の文字列ラベルを作成するにあたって、ラベルの行単位の文字フォントの種類、文字フォントのサイズ、文字修飾の情報を書式記憶手段であるRAM42の各行文字フォント設定情報領域に格納させる。
また、制御部40は、行数設定手段として、複数行の文字列ラベルを作成するにあたって、ラベルの文字列のデータの行数の情報を書式記憶手段であるRAM42における行数設定情報格納領域に格納させる。
即ち、入力書式の情報は、RAM42における各行言語設定情報格納領域、各行入力モード設定情報格納領域、各行文字フォント設定情報格納領域、行数設定情報格納領域の夫々の領域に格納される。
なお、文字フォントの設定においては、文字フォントの種類、文字フォントのサイズ、文字修飾の全てを設定させなくてもよく、例えば、文字フォントの種類のみを設定させ、文字フォントのサイズと文字修飾についてはデフォルト設定を設けたり、自動で設定されるようにしても構わない。
さらに、制御部40は、文字認識手段として、文字認識モジュールと各言語に対応する照合用辞書を有している。文字認識モジュールは、指定された言語の手書入力により描画された画像を解析し、指定された言語の照合用辞書から候補となる文字を複数抽出させる。
なお、文字認識モジュールは、各言語の文字が有する特徴点から最適の候補を抽出させるために、言語毎に文字認識手段を有するようにしても構わない。例えば、中国語文字認識手段や韓国語文字認識手段を備え、中国語、韓国語の文字のように縦線、横線が多く、曲線や斜め線が比較的少ないという特徴を利用して、文字認識に要する情報量を最適に絞り込むようにすればよい。一方、英語の場合であれば、アルファベット文字認識手段を備え、アルファベット文字のように縦線、横線、曲線、斜め線を夫々使うが画数が少ないという特徴を利用して、文字認識に要する情報量を最適に絞り込むようにすればよい。同様にして、日本語の場合であれば、日本語文字認識手段を備え、漢字、ひらがな、カタカナの特徴を利用して、文字認識に要する情報量を最適に絞り込むようにすればよい。
そして、制御部40には、各種機構を駆動させるためのヘッド駆動回路51とステップモータ駆動回路52とカッターモータ駆動回路53とが接続されている。
この制御部40は、CPUであって、キーボード入力部3及びタッチパネル入力部60からのキー操作信号に応じて、又は、自動でROM41に予め記憶されているシステムプログラム、メモリーカードに記憶された制御プログラム、外部機器から読み込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
ROM41は、キーボード入力部3及びタッチパネル入力部60から入力された文字を印字するためのプログラム、印字フォント等が記憶され、制御部40で読み取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。また、このROM41としては、EPROM等の書込みが可能なROMが使用される場合もあり、書込み可能なROMが使用される場合には、ROM41が補助記憶装置44としても機能する。
RAM42は、キー入力及び手書き入力された文字や文字間隔等の印字情報を記憶する入力データメモリ、入力された印字情報が展開された印字パターンデータが記憶される印字データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリ等の各領域が確保され、印字処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等が設けられている。そして、RAM42には、入力書式の情報を格納するために各行言語設定情報格納領域、各行入力モード設定情報格納領域、各行文字フォント設定情報格納領域、行数設定情報格納領域の各領域が設けられている。
補助記憶装置44は、印字装置1に内蔵されたハードディスクや印字装置1に接続されるメモリーカード等によって構成されている。
ヘッド駆動回路51は、印字情報や書式設定の情報に従って印字手段であるサーマルヘッド11を制御し、テープ部材31に印字させる。ステップモータ駆動回路52は、搬送手段を駆動させる回路であって、プラテンローラ12やリボン巻取軸13を回転させるステップモータ46を制御し、所定の速度で長手方向にテープ部材31を搬送する。カッターモータ駆動回路53は、フルカット手段及びハーフカット手段等の手段を制御する駆動回路であり、フルカット機構17及びハーフカット機構18で使用されるカッターモータ48を制御する。
ここで、本発明の印字装置1における複数行の文字列ラベル作成において入力書式の登録、入力書式の呼び出しから文字入力、印字までの全体の流れについて図4のフローチャートを用いて説明する
印字装置1において、モード設定の中から複数行の文字列ラベル作成モードが選択されると、制御部40は、表示部4に「入力書式を使用しますか?」等のメッセージを表示させる入力書式使用判定(ステップS100)を実行する。入力書式を使用する場合には、入力書式判定(ステップS200)に進み、入力書式を使用せずに複数行の文字列ラベルを作成する場合には、1行目から言語を設定及びテキスト入力するために行数を示す変数Nを0とする行数管理データの初期化として行数Nのリセット処理(ステップS110)に進む。
制御部40は、入力書式を使用しない場合には、行数Nのリセット処理(ステップS110)が完了すると、行数を示す変数Nに1加算する行数加算処理(ステップS120)を実行する。
制御部40は、行数加算処理(ステップS120)後に、入力書式設定処理(ステップS400)を実行する。なお、入力書式設定処理(ステップS400)については後に詳細に説明する。
制御部40は、設定行の入力書式で、当該行のテキストを入力するテキスト入力処理(ステップS500)を実行する。なお、各行テキスト入力処理(ステップS500)については後に詳細に説明する。
一方、制御部40は、入力書式使用判定(ステップS100)で書式を使用する場合には、表示部4に「新たに入力書式を設定しますか?」等のメッセージを表示させる入力書式判定(ステップS200)を実行する。新たに入力書式を設定する場合には、入力書式の行数設定処理(ステップS300)に進み、既に登録済でRAM42に記憶されている入力書式を使用する場合には、登録済入力書式選択処理(ステップS210)に進む。
制御部40は、新たに入力書式を設定する場合には、表示部4に「複数行の文字列ラベルの行数を設定して下さい。」等のメッセージを表示させて、行数を入力させる行数設定処理(ステップS300)を実行する。
制御部40は、行数を示す変数Nを0とする行数管理データの初期化として行数Nのリセット処理(ステップS310)が完了すると、行数を示す変数Nに1加算する行数加算処理(ステップS320)を実行する。
制御部40は、行数加算処理(ステップS320)後に、入力書式設定処理(ステップS400)を実行する。なお、入力書式設定処理(ステップS400)については後に詳細に説明する。
制御部40は、入力書式の設定を行った当該行Nが、行数設定処理(ステップS300)で設定した行数Nと同じか否かを判定する入力書式設定完了判定(ステップS340)を実行する。そして、全ての行の入力書式を設定後に、その書式を記憶する書式記憶処理(ステップS350)を実行する。
そして、登録済入力書式選択処理(ステップS210)又は行数設定処理(ステップS300)から書式記憶処理(ステップS350)にて入力書式が設定されると、制御部40は、複数行の文字列ラベルのテキスト入力がされるように、表示部4に例えば「1行目日本語の文字入力をしてください」等のメッセージを表示させる。そして、制御部40は、その行の文字入力が完了すると、次行の設定された入力書式に則った言語による文字入力を促すメッセージを表示部4に表示させ、以降設定された行数の文字入力を促し、入力された各行の印字情報をRAM42に格納させる各行テキスト入力処理(ステップS500)を実行する。なお、各行テキスト入力処理(ステップS500)については後に詳細に説明する。
制御部40は、入力書式を使用しない場合の入力完了判定(ステップS150)又は入力書式を使用した場合の入力完了判定(ステップS240)で複数行の文字列ラベルを作成するために各段の印字情報が全て入力されると、表示部4に「印刷しますか?」等のメッセージを表示させ、印字する場合には、複数行の文字列ラベル印字処理(ステップS160)を実行する。印字処理(ステップS160)として、ヘッド駆動回路51を制御して、テープ部材31への印字を開始させるとともに、ステップモータ駆動回路52を制御して、テープ部材31を搬送させ、カッターモータ駆動回路53を制御して、切断処理を実行する。
続いて、複数行の文字列ラベルを作成するための図4で示した入力書式設定処理(ステップS400)について図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
入力書式設定処理(ステップS400)として制御部40は、N行目の言語を選択させるために、表示部4に「N行目の言語を選択してください。」等のメッセージを表示させ、さらに表示部4に日本語、英語、中国語、韓国語等の選択画面を表示させる。ユーザによりN行目の言語が選択されると、制御部40は、N行目言語設定(ステップS405)を実行する。N行目に選択された言語が、日本語であれば、日本語設定処理(ステップS410)に進み、英語であれば、英語設定処理(ステップS425)に進み、中国語であれば、中国語設定処理(ステップS440)に進み、韓国語であれば、韓国語設定処理(ステップS455)に進む。また、N行目言語設定(ステップS320)において、何も選択されずに次に進み実行ボタンが押下されると、指定無しとしてデフォルトの日本語が選択されたとみなして日本語設定処理(ステップS470)に進む。
N行目の言語に日本語が選択されるか又は指定無しとされると制御部40は、日本語設定処理(ステップS410、ステップS470)として、N行目に設定された日本語の言語情報をRAM42における各行言語設定情報格納領域に格納させる。そして、制御部40は、日本語の文字のフォント設定を行うために表示部4に「日本語フォントを指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより日本語のフォントの種類(明朝体、ゴシック体等)、フォントのサイズ(2mm角、3mm角等)、文字修飾(斜体、太字、標準等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行文字フォント設定情報格納領域に格納させる日本語フォント設定処理(ステップS415、ステップS475)を実行する。なお、文字フォントを指定するにあたっては、文字フォントの種類、文字フォントのサイズ、文字修飾の少なくとも1つ以上を設定させ、設定されなかった項目については、言語に応じて用意されるデフォルトの設定を運用するようにしても構わない。
日本語のフォント設定が完了すると制御部40は、日本語の文字の入力方法を設定するために表示部4に「日本語入力方法を指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより日本語の入力方法(ひらがな入力、ローマ字入力等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行入力モード設定情報格納領域に格納させる日本語入力方法設定処理(ステップS420、ステップS480)を実行する。
一方、N行目言語設定(ステップS405)において、ユーザによりN行目の言語に英語が選択されると制御部40は、英語設定処理(ステップS425)として、N行目に設定された英語の言語情報をRAM42における各行言語設定情報格納領域に格納させる。そして、制御部40は、英語の文字のフォント設定を行うために表示部4に「英語フォントを指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより英語のフォントの種類(Sans−serif等)、フォントのサイズ(2mm角、3mm角等)、文字修飾(下線、太字、標準等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行文字フォント設定情報格納領域に格納させる英語フォント設定処理(ステップS430)を実行する。
英語のフォント設定が完了すると制御部40は、英語の文字の入力方法を設定するために表示部4に「英語入力方法を指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより英語の入力方法(アルファベット入力等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行入力モード設定情報格納領域に格納させる英語入力方法設定処理(ステップS435)を実行する。
また、N行目言語設定(ステップS405)において、ユーザによりN行目の言語に中国語が選択されると制御部40は、中国語設定処理(ステップS440)として、N行目に設定された中国語の言語情報をRAM42における各行言語設定情報格納領域に格納させる。そして、制御部40は、中国語の文字のフォント設定を行うために表示部4に「中国語フォントを指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより中国語のフォントの種類(SimSun等)、フォントのサイズ(2mm角、3mm角等)、文字修飾(下線、太字、標準等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行文字フォント設定情報格納領域に格納させる中国語フォント設定処理(ステップS445)を実行する。
中国語のフォント設定が完了すると制御部40は、中国語の文字の入力方法を設定するために表示部4に「中国語入力方法を指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより中国語の入力方法(Pin−Yin入力等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行入力モード設定情報格納領域に格納させる中国語入力方法設定処理(ステップS450)を実行する。
さらに、N行目言語設定(ステップS405)において、ユーザによりN行目の言語に韓国語が選択されると制御部40は、韓国語設定処理(ステップS455)として、N行目に設定された韓国語の言語情報をRAM42における各行言語設定情報格納領域に格納させる。そして、制御部40は、韓国語の文字のフォント設定を行うために表示部4に「韓国語フォントを指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより韓国語のフォントの種類(宮書体等)、フォントのサイズ(2mm角、3mm角等)、文字修飾(下線、太字、標準等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行文字フォント設定情報格納領域に格納させる韓国語フォント設定処理(ステップS460)を実行する。
韓国語のフォント設定が完了すると制御部40は、韓国語の文字の入力方法を設定するために表示部4に「韓国語入力方法を指定してください。」等のメッセージを表示させる。
ユーザにより韓国語の入力方法(2ボル式、3ボル式等)が指定されると、制御部40は、その指定情報をRAM42における各行入力モード設定情報格納領域に格納させる韓国語入力方法設定処理(ステップS465)を実行する。こうして、N行目言語の各種設定を実行し、処理を終了する。
このようにして、複数行の文字列ラベルの入力書式として各行の言語設定及び文字フォント設定、入力モード設定を予め設定しておくことにより、ラベル作成時の文字入力の際には、各行の設定された言語の入力方法で、キーボード入力することにより簡単に複数行の文字列ラベルを作成することができる。
また、印字装置1は、入力手段としてタッチペン64によりタッチパネル入力部60に手書き文字入力を行うことができる。続いて、複数行の文字列ラベルを作成するための文字入力に関する図4に示した各行テキスト入力処理(ステップS500)について、キーボード入力及びタッチパネル入力の場合を含めて図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
登録済入力書式選択処理(ステップS210)又は行数設定処理(ステップS300)から書式記憶処理(ステップS350)にて入力書式が設定されると、制御部40は、設定された入力書式の情報を読み取り、例えば1行目日本語、明朝体、2mm角サイズ、太字、ひらがな入力とあれば、多言語ラベルの印字情報を入力されるように、表示部4に「1行目日本語の文字入力をしてください」等のメッセージを表示させる。
即ち、制御部40は、文字入力にあたって何行目の文字入力かを判断して、設定されている入力書式からN行目の言語、フォント、入力方法からなる環境設定を読み込むN行目文字入力環境設定処理(ステップS505)を実行する。
制御部40は、N行目文字入力環境設定処理(ステップS505)として、入力書式のN行目の言語及び環境設定から文字入力手段であるキーボードのキー割り当てを設定する。
そして、制御部40は、表示部4に例えば「N行目日本語を入力してください。」等のメッセージを表示させる。そして、制御部40は、入力手段として、キーボード入力されるか、タッチパネル入力されるかを監視する入力手段判定(ステップS510)を行う。入力手段判定(ステップS510)において、ユーザによりキーボード入力されるとキー入力処理(ステップS515)に進み、タッチパネルにより手書き入力されるとタッチパネル入力処理(ステップS530)に進む。
ユーザによりキーボード入力されるとキー入力処理(ステップS515)として、入力書式のN行目の言語及び環境設定から文字入力手段であるキーボードのキー割り当てに応じて文字変換を行うキー入力変換処理(ステップS520)を実行する。
一方、タッチパネルにより手書き入力されるとタッチパネル入力処理(ステップS530)として、手書きされた画像を、入力書式のN行目の言語から候補を抽出して文字認識を行う手書き文字認識処理(ステップS535)を実行する。
手書き文字認識処理(ステップS535)では、手書きされた画像を設定された言語のみから候補を抽出する文字認識を行うことにより、候補の絞り込みが行われることから応答速度を速めることができる。
制御部40は、各種入力手段により文字入力されると、入力された文字を表示部4に表示させるテキスト表示処理(ステップS525)を実行し、処理を終了する。
続いて本発明の印字装置1で作成される複数行の文字列ラベルについて図7に示す作成例を用いて説明する。図7に示した複数行の文字列ラベルでは、入力書式として行数が4行と設定されており、1行目には日本語、MS明朝フォント、文字修飾として斜体スタイルが設定され、2行目には英語、SansSerifフォント、文字修飾として太字スタイルが設定され、3行目には中国語、SinSunフォント、文字修飾として標準スタイルが設定され、4行目には韓国語、宮書体フォント、文字修飾として太字斜体スタイルが設定されている書式を用いている。そしてラベルには、各行に指定された言語による「ご注意ください」を示す文字が印字されている。
このような入力書式を用いることにより、各行に所定の文字を入力するだけで簡単に多言語ラベルを作成することができる。そして、各行の文字を入力するにあたって、言語が変わる度に、言語を指定し、フォントを設定し、入力方法を設定するといった煩わしい作業を軽減することができる。
以上のように本実施例によれば、複数行の文字列ラベルを作成するにあたって、予め各行の言語指定、指定言語の入力モード方法の指定、指定言語の文字フォント指定を設定しておくことにより、複数行の文字列ラベルを作成する際の言語を変える時に多くの設定を変更する必要がなく、指定言語の入力方法に基づいて入力するのみで複数行の文字列ラベルを作成することができる印字装置1を提供することができる。
また、本実施例の印字装置1において、入力書式の設定にあたって、使用言語に対応する文字フォントを予め設定しておくことができることから、文字入力の際に文字フォントを設定する必要がなく、ラベル作成までの時間を短縮できる。
さらに、本実施例の印字装置1において、入力書式の設定にあたって、フォントの種類、フォントのサイズ、文字修飾の少なくとも1つ以上を設定することにより、設定されなかった項目については、言語に応じて用意されているデフォルトの設定を使用することとすれば、日本語以外の言語に関するフォントの詳細を知らないユーザであっても容易に使用することができる。
そして、本実施例の印字装置1において、行数設定手段、言語設定手段、文字フォント設定手段、入力モード設定手段によって設定された書式を記憶する書式記憶手段を有することにより、一旦保存された入力書式を再度使用することができる。
また、本実施例の印字装置1において、入力手段として手書き文字入力用のタッチパネルを有し、タッチパネルに入力される文字描画データを解析して、各行の使用言語における文字認識をすることにより、言語の候補抽出を限定させることができることから、候補抽出までの時間を短縮させることができる。
さらに、本実施例におけるフローチャートに示した処理は、コンピュータに実現させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に書き込んだ状態で各種装置に適用する、或いは、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。このように所望の記憶媒体に本実施例で述べた各処理を記憶させ、他のコンピュータ等でプログラムを実行させることにより、本実施例の装置を用いた場合と同様の作用効果が得られる。なお、コンピュータは、本実施例で述べた装置に内蔵されたコンピュータに限定されるわけではなく、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取り可能であって、読み取ったプログラムに従って制御動作を行うCPU等の演算装置を備えているあらゆるコンピュータを含む。
なお、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。本実施例では、使用言語として日本語、英語、中国語、韓国語を例にあげて説明してきたが、例えばフランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語等の他の言語の文字入力を可能とすることにより、更に便利な印字装置1を提供できることとなる。
1 印字装置 2 筐体
3 キーボード入力部 4 表示部
5 開閉蓋 7 テープ繰出部
8 カセット装填部 11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ 13 リボン巻取軸
15 カセット受部 16 テープ幅検出スイッチ
17 フルカット機構 18 ハーフカット機構
21 テープカセット 22 カセットケース
23 テープコア 24 リボン供給コア
25 リボン巻取コア 27 ヘッド配置部
29 被係合部 31 テープ部材
35 インクリボン 40 制御部
41 ROM 42 RAM
44 補助記憶装置 45 テープ印字機構
46 ステップモータ 48 カッターモータ
51 ヘッド駆動回路 52 ステップモータ駆動回路
53 カッターモータ駆動回路 60 タッチパネル入力部
61 タッチパネル表示部駆動回路 62 タッチパネル表示部
63 表示部駆動回路 64 タッチペン

Claims (8)

  1. 被印字媒体に印字を行い複数行の文字列を印字した印字物を作成する印字装置であって、
    前記複数行の文字列の各行の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で互いに異なるように設定する言語設定手段と、
    設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードの設定情報を予め格納する書式記憶手段と、
    前記言語設定手段によって行単位で言語が設定されることに対応して、前記設定された言語が設定された行に対して、前記設定された言語の前記入力モードを前記書式記憶手段から読み取って設定する入力モード設定手段と、
    前記入力モード設定手段によって設定される前記入力モードで、前記複数行の文字列のデータの入力を行う入力手段と、
    前記入力手段によって入力された前記複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納手段と、
    前記文字列データ格納手段に格納された前記複数行の文字列のデータに基づいて、前記複数行文字列を配列した印字パターンデータを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段によって生成された前記印字パターンデータに基づいて、前記被印字媒体に前記複数行の文字列を印字する印字手段と、
    を備える
    ことを特徴とする印字装置。
  2. 前記入力手段は、
    前記所定複数の言語の前記複数行の文字列を入力するためのキーボードを備え、
    前記複数行の行毎に、前記入力モード設定手段によって設定された前記入力モードに従って、前記キーボードから前記設定された言語の文字入力を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記入力手段は、
    手書き文字入力用のタッチパネルを備え、
    前記印字装置は、前記複数行の行毎に、前記入力モード設定手段によって設定された前記入力モードに従って、前記タッチパネルから入力される描画データを解析して、前記設定された言語に対応する文字認識を行う文字認識手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  4. 記入力手段によって入力する前記複数行の文字列の行数を、前記複数行の文字列の入力前に予め設定する行数設定手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の印字装置。
  5. 記所定複数の言語の前記複数行の文字列の文字フォントの種類を、前記複数行の文字列の入力前に予め設定する文字フォント設定手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の印字装置。
  6. 記文字フォント設定手段は、少なくとも前記文字フォントのサイズ又は文字修飾を、さらに設定することを特徴とする請求項5に記載の印字装置。
  7. 被印字媒体に印字を行い複数行の文字列を印字した印字物を作成する作成方法であって、
    前記複数行の文字列の各行の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で互いに異なるように設定する言語設定処理と、
    設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードの設定情報を書式記憶手段に予め格納する書式記憶処理と、
    前記言語設定処理によって行単位で言語が設定されることに対応して、前記設定された言語が設定された行に対して、前記設定された言語の前記入力モードを前記書式記憶手段から読み取って設定する入力モード設定処理と、
    前記入力モード設定処理によって設定される前記入力モードで、前記複数行の文字列のデータの入力を行う文字列データ入力処理と、
    前記文字列データ入力処理によって入力された前記複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納処理と、
    前記文字列データ格納処理によって格納された前記複数行の文字列のデータに基づいて、前記複数行文字列を配列した印字パターンデータを生成する印字データ生成処理と、
    前記印字データ生成処理によって生成された前記印字パターンデータに基づいて、前記被印字媒体に前記複数行の文字列を印字する印字処理と、
    含む、
    ことを特徴とする複数行の文字列を印字した印字物を作成する作成方法。
  8. 被印字媒体に印字を行い複数行の文字列を印字した印字物を作成するプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記複数行の文字列の各行の言語を、所定複数の言語から1つを指定して行単位で互いに異なるように設定する言語設定処理と、
    設定された言語の文字列の入力を可能とする入力モードの設定情報を書式記憶手段に予め格納する書式記憶処理と、
    前記言語設定処理によって行単位で言語が設定されることに対応して、前記設定された言語が設定された行に対して、前記設定された言語の前記入力モードを前記書式記憶手段から読み取って設定する入力モード設定処理と、
    前記入力モード設定処理によって設定される前記入力モードで、前記複数行の文字列のデータの入力を行う文字列データ入力処理と、
    前記文字列データ入力処理によって入力された前記複数行の文字列のデータを格納する文字列データ格納処理と、
    前記文字列データ格納処理によって格納された前記複数行の文字列のデータに基づいて、前記複数行文字列を配列した印字パターンデータを生成する印字データ生成処理と、
    前記印字データ生成処理によって生成された前記印字パターンデータに基づいて、前記被印字媒体に前記複数行の文字列を印字する印字処理と、
    を行うための前記複数行の文字列を印字した前記印字物を作成する前記プログラムが記憶されている
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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