JP5359092B2 - 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 - Google Patents
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Description
また、車速が設定車速以下の場合には、制御に移行することはなく、かつ操舵の抑制制御が作動中には、その抑制制御を解除する。これによって、走行路がカーブ路と推定する場合には、操舵の抑制を防止して、車両が走行路から逸脱等するのを回避する。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、車線区分線を検出できない場合があっても、側方障害物に対する支援制御を適切に行うことが可能な車両運転支援を提供することを課題とする。
また、走行中に車線区分線を検出出来なくなった場合には、相対的に制御開始を判断する際に基準とする車線区分線を、車幅方向外側にずらす。これによって制御開始と判断させにくくする。つまり、制御開始タイミングを遅らせる。この結果、必要以上に制御の開始・終了の発生を防止すると共に、必要な側方障害物に対する支援制御を行う。すなわち、違和感のある制御開始を抑制しつつ、運転者が障害物方向への意図的に操舵した際の制御開始を可能となる。
以上によって、車線区分線を検出できない場合があっても、側方障害物に対する支援制御を適切に行うことを可能とする。
本実施形態では、後輪駆動車両に対し、側方障害物支援制御装置を搭載する場合で例示する。対象とする車両は、前輪駆動であっても四輪駆動であっても良い。
図1は、本実施形態に係る装置の概要構成図である。
(構成)
この車両は、自動変速機とディファレンシャルギヤとを搭載する。そして、前後輪ともに、左右輪の制動力を独立制御可能な制動装置を搭載している。
制動流体圧制御部7は、流体圧回路30中のアクチュエータを制御して、各輪への制動流体圧を個別に制御する。そして、各輪への制動流体圧を、制駆動力コントロールユニット8からの指令値に応じた値に制御する。アクチュエータとしては、各ホイールシリンダ液圧を任意の制動液圧に制御可能な比例ソレノイド弁が例示出来る。
駆動トルクコントロールユニット12は、駆動輪である後輪5RL、5RRへの駆動トルクを制御する。この制御は、エンジン9の運転状態、自動変速機10の選択変速比及びスロットルバルブ11のスロットル開度を制御することで実現する。すなわち、駆動トルクコントロールユニット12は、燃料噴射量や点火時期を制御する。また同時に、スロットル開度を制御する。これによって、エンジン9の運転状態を制御する。
なお、この駆動トルクコントロールユニット12は、単独で後輪5RL、5RRの駆動トルクを制御することも可能である。ただし、制駆動力コントロールユニット8から駆動トルク指令値を入力したときには、その駆動トルク指令値に応じて駆動輪トルクを制御する。
そして、撮像部13は、自車両前方を撮像する。そして、撮像部13は、撮像した自車両前方の撮像画像について画像処理を行い、白線(レーンマーカ)等の車線区分線を検出し、その検出した車線区分線に基づいて、走行車線を検出する。
このとき、撮像部13は、車線区分線を検出出来なかった場合には、検出出来なかった旨の信号を制駆動力コントロールユニット8に出力する。また、撮像した画像の精度に応じ、検出の認識精度の情報についても制駆動力コントロールユニット8に出力する。
ここで、撮像部13は、走行車線をなす車線区分線を検出して、その検出した車線区分線に基づいて、ヨーφfrontを算出している。このため、ヨー角φfrontは、撮像部13の車線区分線の検出精度に大きく影響する。
マスタシリンダ圧センサ17は、マスタシリンダ3の出力圧、すなわちマスタシリンダ液圧Pmを検出する。アクセル開度センサ18は、アクセルペダルの踏込み量、すなわちアクセル開度θtを検出する。操舵角センサ19は、ステアリングホイール21の操舵角(ステアリング舵角)δを検出する。方向指示スイッチ20は、方向指示器による方向指示操作を検出する。車輪速度センサ22FL〜22RRは、各車輪5FL〜5RRの回転速度、所謂車輪速度Vwi(i=fl、fr、rl、rr)を検出する。そして、これらセンサ等は、検出した検出信号を、制駆動力コントロールユニット8に出力する。
将来位置予測手段8Aは、運転者の操舵入力に基づいて、所定時間である前方注視時間Tt後の自車両MMの将来位置を予測する。
回避制御開始検出手段8Bは自車両側方の障害物を検出していると判定しているときに、上記自車両の将来位置が、上記障害物に近い側の車線区分線を基準とした障害物距離X2obstに到達したことで、制御開始を検出する。
車線区分線調整手段8Baは、検出中の車線区分線が検出できなくなったと判定すると、上記車線区分線検出手段が検出した車線区分線よりも車線幅方向外側位置に仮想車線区分線を設定する。そして、車線区分線が検出できない間、上記車線区分線を、検出出来ていたときの車線区分線を基準とした仮想車線区分線に変更する。
制駆動力コントロールユニット8の処理は、例えば10msec毎の所定サンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって実行する。なお、この図3に示す処理内には通信処理を設けていないが、演算処理によって取得した情報は、随時、記憶装置に更新して記憶すると共に、必要な情報を随時、記憶装置から読み出す。
先ずステップS10において、上記各センサやコントローラ、コントロールユニットから各種データを読み込む。具体的には、各センサが検出した、各車輪速度Vwi、操舵角δ、マスタシリンダ液圧Pm及び方向スイッチ信号を取得する。
V=(Vwrl+Vwrr)/2 (:前輪駆動の場合)
V=(Vwfl+Vwfr)/2 (:後輪駆動の場合)
・・・(1)
ここで、Vwfl、Vwfrは左右前輪それぞれの車輪速度である。Vwrl、Vwrrは左右後輪それぞれの車輪速度である。すなわち、上記(1)式では、車速Vを、従動輪の車輪速の平均値として算出している。なお、本実施形態では、後輪駆動の車両であるので、後者の式、すなわち前輪の車輪速度により車速Vを算出する。
次に、ステップS30では、左右の各レーダー装置22L/Rからの信号に基づき、自車両MMの左右側方について、障害物SMの存在Lobst・Robstの有無を取得する。なお、より検出精度の高いセンサを使用する場合には、自車両MMに対する側方障害物SMの相対位置および相対速度も取得する。ここで、図4に示すように、自車両MM側方とは、自車両MMに対して斜め後方位置も含む。
すなわち、撮像部13からの認識情報に基づき、左右の車線区分線の検出の有無を判定し、車線区分線フラグCAMLOSTright及びCAMLOSTleftを設定する。車線区分線フラグCAMLOSTright及びCAMLOSTleftは、それぞれ右側及び左側の車線区分線についての情報である。車線区分線フラグCAMLOSTright及びCAMLOSTleftは、それぞれ車線区分線を検出した場合には、「0」を設定し、車線区分線を検出できなかった場合には「1」を設定する。また、認識精度が通常よりも悪い場合には「2」を設定する。
次に、ステップS40では、撮像部13から、現在走行している走行路における自車両MMの横変位Xfront、及び走行車線の曲率βfrontを読み込む。
また、現在走行している走行路に対する自車両MMのヨー角φfrontを算出する。このヨー角φfrontは、レーン内の走行状況を検出するために使用する。
本実施形態では、このヨー角φfrontは、撮像部13による実測値を使用する。
φfront=tan-1(dX′/V(=dX/dY)) ・・・(2)
ここで、
dX :横変位Xの単位時間当たりの変化量
dY :単位時間当たりの進行方向の変化量
dX′:上記変化量dXの微分値
である。
車線区分線フラグCAMLOSTright及びCAMLOSTleftに基づき、操舵側の車線区分線を検出出来ている場合には、下記(3)式によって、中立ヨーレートφ’pathを算出する。
φ’path=βfront×V ・・・(3)
この中立ヨーレートφ’pathは、自車両MMが走行路に沿った走行を維持するために必要なヨーレートである。中立ヨーレートφ’pathは、直進路を走行中はゼロとなる。しかし、カーブ路ではその曲率βfrontによって、中立ヨーレートφ’pathが変化する。従って、この中立ヨーレートφ’pathを算出する際に、上記走行車線の曲率βfrontを用いる。
一方、車線区分線フラグCAMLOSTright及びCAMLOSTleftに基づき、操舵側の車線区分線を検出していない場合には、中立ヨーレートφ’pathに「0」を設定する。
これは、車線区分線を検出していないので、中立ヨーレートφ’pathの推定精度が良くないためである。中立ヨーレートφ’path=「0」とは、直線路と推定したことになる。
前方注視時間Ttは、運転者の将来の障害物SMとの接触状況を予測するための閾値を決定づけるための時間である。例えば、前方注視時間Ttを1秒に設定しておく。
また、目標ヨーレートΨdriver及びΨdriverhoseiを算出する。
目標ヨーレートΨdriverは、下記式のように、操舵角δと車速度Vから算出する。この目標ヨーレートΨdriverは、操舵に応じて発生させる目標のヨーレートである。Kvはゲインである。
Ψdriver = Kv・δ・V
Ψdriverhosei= Ψdriver − φ’path ・・・(4)
ΔXb =(K1φ+K2φm+K3φm’) ・・・(5)
ここで、
φ :ヨー角
φm :目標ヨー角速度
φm’:目標ヨー角加速度
である。
φm =Ψdriverhosei×Tt
目標ヨー角加速度φm’は、下記式となる。
φm’= φm×Tt2
ここで、自車両予測位置ΔXbを、ヨー角の次元とするために、前方注視距離Lを用いると、下式で表すことができる。
ΔXb=L・(k1φ+k2φm×T+k3φm’×Tt2)
ここで、前方注視距離Lと前方注視時間Ttとは、下記式の関係にある。
前方注視距離L=前方注視時間Tt×車速V
なお、自車両MMの予測位置を、下記式のように、操舵角成分と操舵速度成分を個別に求めてセレクトハイによって算出しても良い。
ΔXb= max(K2φm、K3∫φm’)
次に、ステップS80では、制御開始のための判定閾値を設定する。この判定閾値は、側方障害物SMに対する回避制御を開始するかどうかの判定閾値となる。
なおここで、障害物SMを検出するかどうかとして設定する障害物検出範囲は、自車両MMの側方における、所定の縦・横位置となるように設定する。また縦位置については、障害物SMが自車両MMに対して接近する相対速度が大きければ大きいほど、障害物検出範囲が広くなるように設定しても良い。
すなわち、車線区分線の検出が出来ていない場合には、上記障害物距離X2obstの調整を行う。
車線区分線フラグCAMLOSTright、CAMLOSTleftが「0」、つまり車線区分線を検出できている場合には、判定用障害物距離X2obstvirに対し下記のように障害物距離X2obstそのものを設定する。
X2obstvir =X2obst
ここで、車線区分線フラグCAMLOSTright、CAMLOSTleftが「0」の場合には、つまり、各制御サイクルで車線区分線を検出する度に、走行車線の幅Hを更新して記憶しておく。これによって、車線区分線を検出できなくなる直前の走行車線の幅Hを取得出来る。
次に、下記式のように、障害物距離X2obstと最低障害物余裕距離ΔX2obstminのセレクトローを行い、小さい方を判定用障害物距離X2obstvirとする。
X2obstvir =min(X2obst、ΔX2obstmin)
車線区分線フラグCAMLOSTright、CAMLOSTleftが「0」、つまり車線区分線を検出できている場合には、判定用横位置XOvirに対し下記のように障害物距離XOそのものを設定する。
XOvir = XO
一方、車線区分線フラグCAMLOSTright、CAMLOSTleftが「1」若しくは「2」の場合には、次のようにして、車線区分線を仮想車線区分線に変更して、判定用横位置XOvirを求める。なお、「2」の場合を、「0」と同じ扱いとしても良い。
車線区分線が検出できなくなる直前における車線区分線の横位置X0を、今回の基準とする車線区分線の横位置X0とする。
そして、判定用横位置XOvirを、下記式によって求める。
XOvir =X0 +X0add
この式で表す判定用横位置XOvirは、仮想車線区分線の位置を定義する値であって、基準とする車線区分線を外側に位置補正量X0addだけオフセットさせた値である。すなわち、判定用横位置XOvirは、自車両と、車線区分線若しくは仮想車線区分線との間の横距離となる。
そして、下記式のように、XOvirが上限値XOvir_maxを越える場合には、上限値XOvir_maxを判定用横位置XOvirとする。
XOvir = min(XOvir、XOvir_max)
下記式で表すΔOmが、前方注視点閾値となる。前方注視点閾値ΔOmは、判定用障害物距離X2obstvirと判定用横位置XOvirとの合計の値である。
ΔOm =ΔX2obstvir+ΔX0vir
ここで、判定用障害物距離X2obstvirが、車線区分線(仮想車線区分線)を基準として定めた所定の車線幅方向位置に対応した判定閾値となる。また、判定用横位置XOvirが、自車両から車線区分線若しくは仮想車線区分線までの横距離となる。
まず、相対縦位置情報DIST_taleを取得する。相対縦位置情報DIST_taleは、自車両に対する障害物の縦位置の情報である。縦位置とは、車線に沿った方向(Y軸の方向)での相対位置である。
この相対縦位置情報DIST_taleは、次のように設定する。図8のように、自車両の走行路に沿った方向であって自車両の進方向を負とする。そして、自車両の後端位置に対する障害物の前端位置との間の距離である。すなわち、自車両の後端位置を原点として算出する。
すなわち、相対縦位置情報DIST_taleが所定値tale1未満となると、前方注視点閾値ΔOmを補正する。すなわち、横方向相対距離ΔOに向けて前方注視点閾値ΔOmを減少補正する。
すなわち、自車両と障害物との横方向相対距離ΔOを取得する。
次に、図9に示すような、DIST_tale=所定値tale1で、現在の前方注視点閾値ΔOmとなり、相対縦位置情報DIST_tale=「−L」となる位置で横方向相対距離ΔOとなるような、傾きの直線LINEを設定する。なお、Lは、前方注視点のY軸方向の距離(前方注視距離)である。
そして、上記直線LINEで定義した関数を使用して、現在の相対縦位置情報DIST_taleの値に対応する値を、前方注視点閾値ΔOm*とする。
そして、下記式によって前方注視点閾値ΔOmを補正する。
ΔOm =ΔOm*
まず、障害物SMの存在Lobst・Robstの有無を判定する。障害物が左右共に存在しない場合には、障害物回避制御判断フラグFout_obstをOFFに設定する。そして、ステップS100に移行する。
一方、左右の少なくとも一方に障害物SMが存在する場合には、障害物が存在する車線区分線側について、下記式を満足する場合に、制御開始と判定する。すなわち、前方注視点閾値ΔOmと自車両MMの将来予測位置ΔXbとを比較して判定する。
ΔOm ≧ΔXb
なお、この将来予測位置ΔXbは、実施には、車両の左側及び右側のそれぞれについてΔXbL/ΔXbRとして求めて、個別に判定を行う。
ここで、将来予測位置ΔXbが判定閾値未満か判定する場合に、ΔOm <ΔXb−F等のようにしてF分のヒスをもたせても良い。すなわち、不感帯を設定しても良い。すなわち、制御介入閾値と制御終了閾値との間に不感帯を設けても良い。
ここで、アンチスキッド制御(ABS)、トラクション制御(TCS)又はビークルダイナミックスコントロール装置(VDC)が作動している場合には、障害物回避制御判断フラグFout_obstをOFFに設定する。これは、自動制動制御が作動中は、障害物回避制御を作動させないようにするためである。
次に、ステップS100では、警報発生の処理を行う。
ここでは、ステップS90にて制御開始の位置に到達したと判定と判定した場合には、警報を発生する。
また、障害物回避制御判断フラグFout_obstがONの場合には、下記のように目標ヨーモーメントMsを上記の式により算出する。障害物回避制御判断フラグFout_obstがOFFの場合には、目標ヨーモーメントMsを0に設定して、次のステップS120に移行する。
すなわち、障害物回避制御判断フラグFout_obstがONの場合に、目標ヨーモーメントMsを、下記式によって求める。
Ms=K1recv×K2recv×ΔXs ・・・(6)
ΔXs =(K1mon・φ+K2mom・φm)
あるいは、目標ヨーモーメントMsを、下記(7)式から算出しても良い。この(7)式は、(6)式に対して、ゲインK3(=1/Tt2)を掛けることと同義である。このゲインK3は、前方注視時間Ttが大きくなるほど減少するゲインとなる。
Ms= K1recv×ΔXb/(L×Tt2) ・・・(7)
ここで、本制御の他に、車線逸脱防止制御を備える場合にあっては、本制御が作動開始するときと車線逸脱防止制御が作動開始する(Fout_LDP=1)ときとで、いずれかが先に制御を開始するかによって、先に制御開始した制御を優先し、その制御が終了するまで他方の制御を実施しないようにしても良い。
ここで、本実施形態では、障害物回避のためのヨーレートMsを発生するための手段として、制駆動力を用いてヨーモーメントを発生する場合の例を、以下に説明する。
なお、ヨーレートを発生させる手段としてステアリング反力制御装置を用いる場合には、ステアリング反力FrstrはFrstr=K×Msとして反力を発生すれば良い。
またヨーレートを発生させる手段としてはステアリング制御装置を用い、その操舵力(操舵トルク)をSTRtrg=K×Msとして求めて発生しても良い。
Psfl=Psfr=Pmf ・・・(8)
Psrl=Psrr=Pmr ・・・(9)
ここで、Pmfは前輪用の制動液圧である。また、Pmrは後輪用の制動液圧であり、前後配分を考慮して前輪用の制動液圧Pmfに基づいて算出した値になる。例えば、運転者がブレーキ操作をしていれば、制動液圧Pmf、Pmrはそのブレーキ操作の操作量(マスタシリンダ液圧Pm)に応じた値になる。
すなわち、目標ヨーモーメントMsに基づいて、前輪目標制動液圧差ΔPsf及び後輪目標制動液圧差ΔPsrを算出する。具体的には、下記(10)式及び(11)式により目標制動液圧差ΔPsf、ΔPsrを算出する。
ΔPsf=2・Kbf・(Ms×FRratio)/T ・・・(10)
ΔPsr=2・Kbr・(Ms×(1−FRratio))/T ・・・(11)
ここで、
FRratio:設定用しきい値
T:トレッド
Kbf、Kbr:制動力を制動液圧に換算する場合の前輪及び後輪についての換算係数
である。
このように、目標ヨーモーメントMsの大きさに応じて車輪で発生させる制動力を配分する。つまり、各目標制動液圧差ΔPsf、ΔPsrに所定値を与え、前後それぞれの左右輪で制動力差を発生させる。そして、算出した目標制動液圧差ΔPsf、ΔPsrを用いて、最終的な各車輪の目標制動液圧Psi(i=fl、fr、rl、rr)を算出する。
Psfl=Pmf
Psfr=Pmf+ΔPsf
Psrl=Pmr
Psrr=Pmr+ΔPsr
・・・(12)
Psfl=Pmf+ΔPsf
Psfr=Pmf
Psrl=Pmr+ΔPsr
Psrr=Pmr
・・・(13)
また、ここでは、(12)式及び(13)式が示すように、運転者によるブレーキ操作、すなわち制動液圧Pmf、Pmrを考慮して各車輪の目標制動液圧Psi(i=fl、fr、rl、rr)を算出している。
そして、制駆動力コントロールユニット8は、このようにして算出した各車輪の目標制動液圧Psi(i=fl、fr、rl、rr)を制動流体圧指令値として、制動流体圧制御部7に出力する。
自車両の走行状態であるヨー角φ、ヨー角速度φm等に基づき、前方注視時間T後の自車両の将来位置として自車両予測位置ΔXbを求める。
そして、障害物SMを検出した側の自車両予測位置ΔXbが、車線区分線を基準として、車線区分線よりも外側の判定閾値である障害物距離X2obst以上となると、障害物回避のための支援制御を開始する(図4参照)。支援制御開始と判定すると、自車両予測位置ΔXbに基づき、制御量として目標ヨーモーメントMsを算出し、その目標ヨーモーメントMsを発生するように制駆動力を制御する。これによって、障害物への接近を防止する方向に自車両を制御することとなる。
ここで、図4の状態で、車線区分線の検出が出来なかった場合に、図8のように、前方経路がカーブ路(図8中一点鎖線で示す。)の場合も想定出来る。すなわち、自車両と障害物との相対横距離が短くなっても、車線区分線が検出出来なくなると、車線変更のためか、前方がカーブ路のためか精度良く認識出来ない。
これによって、車線区分線を検出出来ない場合でも、必要以上に制御の開始・終了の発生を防止する。すなわち、制御介入頻度が低下することで、側方障害物回避の制御による車両挙動の変動を抑制して、運転者への違和感を低減できる。
すなわち、違和感のある制御開始を抑制しつつ、運転者が障害物SM方向への意図的に操舵した際の制御開始を可能となる。
ここで、レーダー装置22L/Rは障害物検出手段を構成する。撮像部13が車線検出手段を構成する。操舵角センサ19が操舵入力検出手段を構成する。
ステップS70が将来位置予測手段8Aを構成する。ステップS80〜S90が、回避制御開始検出手段8Bを構成する。ステップS100〜S210が障害物回避制御手段8Cを構成する。ステップS86が車線区分線調整手段8Baを構成する。判定閾値が、所定の車線幅方向位置に対応する。
(1)回避制御開始検出手段8Bが、障害物検出手段が障害物を検出している際に、自車両の将来位置と、障害物に近い側の車線区分線を基準とした判定閾値(所定の車線幅方向位置)との関係に基づき、制御開始を検出する。このとき、車線区分線を検出中に車線区分線が検出できなくなったと判定すると、車線区分線調整手段は、検出できていた車線区分線位置よりも車線幅方向外側位置に仮想車線区分線を設定し、上記基準とする車線区分線を上記仮想車線区分線に変更する。すなわち、走行中に車線区分線を検出出来なくなった場合には、制御開始を判断する際に基準とする車線区分線を、車幅方向外側にずらす。
ここで、車線区分線を検出している状態では、走行路の車線区分線を検出して障害物に対する自車両の将来位置を判定している。これによって車線区分線を基準とすることで、カーブ路を走行中の操舵であっても適切に障害物側に向かっているか否かを判定可能となる。これによって、カーブ路であっても、側方障害物を回避するための支援制御を適切に行うことが可能となる。
ここで、車線区分線の認識状況の悪化が続くにつれて、経路情報の確からしさが低下する。また、自車両の進行方向が変わる確率も高くなる。これに鑑み、車線区分線の認識状況の悪化が続くにつれて、制御開始判定がさらに行われにくくする。これによって、運転者にとって違和感のあるタイミングで制御が実施することを、より軽減することが可能となる。
例えば、カーブなど走行路を維持するための操舵を行った際に、不要な制御が入りにくくなり違和感を低減することが可能となる。
この結果、車線幅に応じた、運転者にとって近い感覚となるようなタイミングにおいて制御を行うことが可能となる。すなわち、車線区分線間の間隔が広い道路で障害物との間隔が広い状態で走行する場合においても、車線区分線間の間隔が狭い状態で走行する場合においても、その車線幅に応じたタイミングで制御を開始可能となる。
車速が低いほど、車両の振れが大きくなって、つまりヨーレートが大きく成りがちとなって、不必要に制御の介入、終了が繰り返される可能性がある。これに対し、制御介入子が高くすることで、不必要な制御の介入を抑えることが可能となる。
すなわち、車速が低く、より小回りな動きが起こり得るような状況においても、運転者にとって違和感のあるタイミングで制御が実施されることを軽減可能となる。
これによって、前方注視時間Tt後に自車両が障害物と干渉があるか否かによって制御開始のタイミングを設定することが出来る。
ここで、車線区分線からの障害物までの実際の横方向距離は、走行シーンによって異なる。
車線区分線と障害物との距離について、車線区分線が見えなくなった場合に、見えなくなる前の車線区分線幅に基づいて推定した現在の車線区分線幅情報に基づいて、標準的な車線区分線と障害物との距離を設定する。
これによって、障害物がたまたま車線区分線から離れていたような場合においても、標準的な走行位置を走行しているものとみなして、標準的なタイミングでの制御開始を行うことが可能となる。
自車両に対し障害物との縦方向の接近状況が近い際には、自車両と側方障害物の連動性が強くなるような状況となる。これに鑑み、障害物が自車両に接近するような状況に応じて、実際の自車両と障害物との間の車線幅方向の距離に、自車両と上記判定閾値との間の車線幅方向距離が近づくように補正する。
この結果、制御開始タイミング実際の障害物位置に応じた値に近づく。つまり、運転者の感覚にあったタイミングで制御の開始を実施しやすくなって、違和感を低減することが可能となる。
8A 将来位置予測手段
8B 回避制御開始検出手段
8Ba 車線区分線調整手段
8C 障害物回避制御手段
13 撮像部
19 操舵角センサ
22L/R レーダー装置
CAMLOSTright、CAMLOSTleft 車線区分線フラグ
dDISTobst 相対縦速度
DIST 相対縦位置情報
DISTobst 相対縦位置
Fout 障害物回避制御判断フラグ
H 車線幅
L 前方注視距離
LINE 直線
LTr、LTl ロスト時間
Ms 目標ヨーモーメント
Tt 前方注視時間
X0add 位置補正量
X2obst 障害物距離(判定閾値、所定の車線幅方向位置)
X2obstvir 判定用障害物距離(判定閾値、所定の車線幅方向位置)
Xfront 横変位
XO 障害物距離
XOadd 位置補正量(オフセット量)
上限値XOvir_max 上限値
XOvir 判定用横位置
βfront 曲率
δ 操舵角
ΔO 横方向相対距離
ΔOm 前方注視点閾値
ΔX2obstmin 最低障害物余裕距離
ΔXb 将来予測位置
Claims (9)
- 自車両の側面方向に存在する障害物を検出する障害物検出手段と、
車両周囲の情報を取得して、走行中の車線の車線区分線を検出する車線区分線検出手段と、
運転者の操舵入力を検出する操舵入力検出手段と、
操舵入力手段が検出する操舵量に基づき、所定時間後の自車両の将来位置を予測する将来位置予測手段と、
障害物検出手段が障害物を検出している際に、将来位置予測手段が予測した自車両の将来位置が、上記車線区分線から車線幅方向に予め設定した距離だけオフセットした位置である所定の車線幅方向位置よりも障害物側と判定すると、障害物への接近を防止するための制御開始を検出する回避制御開始検出手段と、
回避制御開始検出手段が制御開始を検出すると、障害物への接近を防止するように自車両を制御する障害物回避制御手段と、を備え、
上記回避制御開始検出手段は、
上記車線区分線検出手段によって車線区分線を検出中に自車両からみて障害物側の車線区分線が検出できなくなったと判定すると、上記車線区分線検出手段によって検出できていた車線区分線位置よりも車線幅方向外側位置に仮想車線区分線を設定し、上記所定の車線幅方向位置の基準とする車線区分線を上記仮想車線区分線に変更する車線区分線調整手段を、備えることを特徴とする車両運転支援装置。 - 自車両の側面方向に設定したエリアに存在する障害物を検出する障害物検出手段と、
車両周囲の情報を取得して、走行中の車線の車線区分線を検出する車線区分線検出手段と、
運転者の操舵入力を検出する操舵入力検出手段と、
操舵入力手段が検出する操舵量に基づき、所定時間後の自車両の将来位置を予測する将来位置予測手段と、
障害物検出手段が障害物を検出している際に、将来位置予測手段が予測した自車両の将来位置が、上記車線区分線から車線幅方向に予め設定した距離だけオフセットした位置である所定の車線幅方向位置よりも障害物側と判定すると、障害物への接近を防止するための制御開始を検出する回避制御開始検出手段と、
回避制御開始検出手段が制御開始を検出すると、障害物への接近を防止するように自車両を制御する障害物回避制御手段と、を備え、
上記回避制御開始検出手段は、
上記車線区分線検出手段によって車線区分線を検出中に自車両からみて障害物側の車線区分線が検出できなくなったと判定すると、上記車線区分線検出手段によって検出できていた車線区分線位置よりも車線幅方向外側位置に仮想車線区分線を設定し、上記所定の車線幅方向位置の基準とする車線区分線を上記仮想車線区分線に変更する車線区分線調整手段を、備えることを特徴とする車両運転支援装置。 - 上記車線区分線調整手段は、上記車線区分線が検出できない状態の継続時間が長くなるにつれて、上記仮想車線区分線を車幅方向外方に変位させることを特徴とする請求項1又は2に記載した車両運転支援装置。
- 上記車線区分線調整手段は、上記仮想車線区分線を車幅方向外方に変位させるオフセット量の上限を、上記車線区分線検出手段によって検出されていた車線区分線の車線幅に基づいて、上記車線幅が大きいほど大きな値に制限することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載した車両運転支援装置。
- 上記車線区分線調整手段は、検出中の車線区分線が検出できなくなったときの車速が低いほど、上記仮想車線区分線を車幅方向外方に変位させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載した車両運転支援装置。
- 上記所定の車線幅方向位置は、上記車線区分線検出手段によって検出した車線区分線から障害物までの車線幅方向の距離に応じて、当該車線区分線から車線幅方向外側の位置に設定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載した車両運転支援装置。
- 上記車線区分線検出手段によって車線区分線を検出中に車線区分線が検出できなくなったと判定すると、上記車線区分線検出手段によって車線区分線を検出できていたときの車線幅に基づいて、上記車線幅が大きい程車線幅方向外側に上記所定の車線幅方向位置を設定することを特徴とする請求項6に記載した車両運転支援装置。
- 上記車線区分線調整手段は、車線に沿った方向における自車両と障害物との接近状況に基づき、少なくとも車線幅方向からみて自車両と障害物とが重なるほど接近すると、自車両と上記所定の車線幅方向位置との間の車線幅方向距離が、自車両と障害物との間の車線幅方向の距離に近づくように補正することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載した車両運転支援装置。
- 自車両側方の障害物を検出すると、運転者の操舵入力に基づき所定時間後の自車両の将来位置を予測し、その予測した自車両の将来位置が、自車両が走行中の車線の車線区分線から車線幅方向に予め設定した距離だけオフセットした位置である所定の車線幅方向位置に到達若しくは当該所定の車線幅方向位置よりも障害物側と判定すると、障害物への接近を防止するための制御開始と判定して、障害物への接近を防止するように自車両を制御する際に、障害物に近い側の車線区分線を検出できない若しくは車線区分線を検出するために路面を撮像する撮像部が撮像した路面の撮像画像に基づく認識精度が悪い場合には、上記制御開始を判定する際に上記所定の車線幅方向位置の基準とする車線区分線を、検出できていた車線区分線位置よりも車線幅方向外側へ変位させることを特徴とする車両運転支援方法。
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