JP5356245B2 - 抗菌性キノリン誘導体 - Google Patents
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Description
拡散し続けることで、MDR−TB菌株による新規な感染がもたらされてしまう。新しい作用機構を有することで薬剤耐性、特にMDR菌株に対して有効であることが立証される可能性のある新規な薬剤が医学的に高度に必要とされている。
MDR結核は、細菌が少なくとも現在のところ最も強力な2種類の抗TB薬であるイソニアジドおよびリファンピシン(他の薬剤に対する耐性の有り無し)に耐性を示すことによる特殊な形態の薬剤耐性結核である。このように、本明細書の上または本明細書の以下で「薬剤耐性」を用いる時にはいつでも、それに多剤耐性を包含させる。
結核菌が吸入によって健康な人に入り込むと、それらは肺胞マクロファージによって食菌される。それによって強力な免疫反応がもたらされかつ肉芽腫が生じるが、それはT細胞によって取り囲まれている結核菌感染マクロファージで構成される。6−8週間後、その宿主の免疫反応による壊死によってその感染した細胞の細胞死がもたらされることで、特定の細胞外細菌と一緒に乾酪様物質が蓄積し、それの周囲がマクロファージ、類上皮細胞およびリンパ組織の層で取り巻かれる。健康な人の場合、ミコバクテリウムの大部分がそのような環境下で死滅するが、それでも細菌が小さい比率ではあるが生存し、それらは複製しない代謝低下状態で存在すると考えており、イソニアジドの如き抗TB薬による殺菌に耐性を示す。そのような細菌は、臨床的病状を全く示さなくても人の生涯に渡って変化した生理学的環境下で存在したままであり得る。しかしながら、症例の中の10%では、そのような潜伏性細菌が再活性化して病気を引き起こし得る。そのように存続し続ける細菌の発生に関する仮定の中の1つは、ヒト病巣の中の病理−生理学的環境、即ち低酸素圧で栄養が制限されかつpHが酸性であることである。このような要因によってそのような細菌は主要な抗ミコバクテリウム薬に対して表現型的耐性を示すようになると仮定されている。
本発明は、立体化学異性体形態物のいずれも包含する式(Ia)または(Ib)
pは、1、2、3または4に相当する整数であり、
qは、ゼロ、1、2、3または4に相当する整数であり、
R1は、水素、シアノ、ホルミル、カルボキシル、ハロ、アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、−C=N−OR11、アミノ、モノもしくはジ(アルキル)アミノ、アミノアルキル、モノもしくはジ(アルキル)アミノアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アミノカルボニル、モノもしくはジ(アルキル)アミノカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、R5aR4aNアルキル、ジ(アリール)アルキル、アリール、R5aR4aN−、R5aR4aN−C(=O)−またはHetであり、
R2は、水素、アルキルオキシ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキルオキシアルキルオキシ、アルキルチオ、モノもしくはジ(アルキル)アミノ、ピロリジノまたは式
R3は、アルキル、アリールアルキル、アリール−O−アルキル、アリール−アルキル−O−アルキル、アリール、アリール−アリール、Het、Het−アルキル、Het−O−アルキル、Het−アルキル−O−アルキルまたは
R4およびR5は、各々独立して、水素、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリールアルキル、Het−アルキル、モノもしくはジアルキルアミノアルキル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、Het、アリールまたは−C(=NH)−NH2であるか、或は
R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、1,1−ジオキサイド−チオモルホリニル、アゼチジニル、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基は場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、アルキルカルボニル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アミノアルキル、モノもしくはジアルキルアミノアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジル、ピリミジニル、場合によりアルキルで置換されていてもよいピペリジニルまたは場合によりアリールアルキルで置換されていてもよいピロリジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R4aとR5aがこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基は場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジルまたはピリミジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R6は、アリール1またはHetであり、
R7は、水素、ハロ、アルキル、アリールまたはHetであり、
R8は、水素またはアルキルであり、
R9は、オキソであるか、或は
R8とR9が一緒になって基−CH=CH−N=を形成しており、
R10は、水素、C1−6アルキルまたはアリールC1−6アルキルであり、
R11は、水素またはアルキルであり、
Zは、SまたはNR10であり、
アリールは、各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、場合によりフェニルで置換されていてもよいC2−6アルケニル、ハロアルキル、アルキルオキシ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニルまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
アリール1は、各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルキルオキシ、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニル、Hetまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
Hetは、N−フェノキシピペリジニル、ピペリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルから選択される単環式複素環、またはキノリニル、キノキサリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシニルまたはベンゾ[1,3]ジオキソリルから選択される二環式複素環であり、各単環式および二環式複素環は場合により各置換基がハロ、ヒドロキシ、アルキルまたはアルキルオキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい]
に従う新規な置換キノリン誘導体、これらのN−オキサイド、製薬学的に許容される塩または溶媒和物に関する。
であってもよい。
ある。その選択した対イオンをイオン交換樹脂を用いて導入してもよい。
詳細には、立体中心はR配置またはS配置を取り得、二価の環式(部分)飽和基上の置換基はシス配置またはトランス配置のいずれかを取り得る。二重結合を含有する化合物は前記二重結合の所にE(entgegen)立体化学またはZ(zusammen)立体化学を取り得る。用語シス、トランス、R、S、EおよびZは当業者に良く知られている。
式(Ia)および(Ib)で表される化合物の立体化学異性体形態物を本発明の範囲内に包含させることを明らかに意図する。
特に興味の持たれる化合物は、立体化学的に高純度の式(Ia)および(Ib)で表される化合物である。
技術(膜受容体検定)では、3H原子または125I原子が置き換えで選択される原子である。画像形成の場合に最も通常用いられる陽電子放出(PET)放射性同位元素は11C、18F、15Oおよび13Nであり、これらの発生は全部加速機を用いて行われ、そしてそれらが示す半減期はそれぞれ20、100、2および10分である。そのような放射性同位元素が示す半減期は非常に短いことから、それらを用いることができるのはそれらを発生させる場所に加速機が備わっている施設のみであり、従って、それらの使用は限定される。それらの中で最も幅広く用いられているのは18F、99mTc、201TIおよび123Iである。そのような放射性同位元素の取り扱い、それらの発生、単離および分子内への取り込みは当業者に公知である。
好適には、アルキルは、炭素原子数が1から6の直鎖もしくは分枝飽和炭化水素基であるか、或は炭素原子数が3から6の環式飽和炭化水素基であり、かつ各炭素原子は場合によりヒドロキシルまたはC1−6アルキルオキシで置換されていてもよい。
好適には、アルキルはメチル、エチルまたはシクロヘキシルメチル、より好適にはメチルまたはエチルである。本明細書の上または本明細書の以下で用いるあらゆる定義において、アルキルの興味の持たれる態様はC1−6アルキルであり、これは炭素原子数が1から6の直鎖もしくは分枝飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、2−メチル−エチル、ペンチル、ヘキシルなどに相当する。C1−6アルキルの好適なサブグループはC1−4アルキルであり、これは炭素原子数が1から4の直鎖もしくは分枝飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、2−メチル−エチルなどに相当する。
pは、1、2、3または4に相当する整数であり、
qは、ゼロ、1、2、3または4に相当する整数であり、
R1は、水素、シアノ、ホルミル、カルボキシル、ハロ、アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、−C=N−OR11、アミノ、モノもしくはジ(アルキル)アミノ、アミノアルキル、モノもしくはジ(アルキル)アミノアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アミノカルボニル、モノもしくはジ(アルキル)アミノカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、R5aR4aNアルキル、ジ(アリール)アルキル、アリール、R5aR4aN−、R5aR4aN−C(=O)−またはHetであり、
R2は、水素、アルキルオキシ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキルオキシアルキルオキシ、アルキルチオ、モノもしくはジ(アルキル)アミノ、ピロリジノまたは式
R3は、アルキル、アリールアルキル、アリール−O−アルキル、アリール−アルキル−O−アルキル、アリール、Het、Het−アルキル、Het−O−アルキル、Het−アルキル−O−アルキルまたは
R4およびR5は、各々独立して、水素、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリールアルキル、Het−アルキル、モノもしくはジアルキルアミノアルキル、Het、アリールまたは−C(=NH)−NH2であるか、或は
R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基は場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、アルキルカルボニル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジル、ピリミジニル、ピペリジニルまたは場合によりアリールアルキルで置換されていてもよいピロリジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R4aとR5aがこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基は場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジルまたはピリミジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R6は、アリール1またはHetであり、
R7は、水素、ハロ、アルキル、アリールまたはHetであり、
R8は、水素またはアルキルであり、
R9は、オキソであるか、或は
R8とR9が一緒になって基−CH=CH−N=を形成しており、
R10は、水素、C1−6アルキルまたはアリールC1−6アルキルであり、
R11は、水素またはアルキルであり、
Zは、SまたはNR10であり、
アリールは、各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルキルオキシ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニルまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
アリール1は、各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルキルオキシ、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニル、Hetまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
Hetは、N−フェノキシピペリジニル、ピペリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルから選択される単環式複素環、またはキノリニル、キノキサリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシニルまたはベンゾ[1,3]ジオキソリルから選択される二環式複素環であり、各単環式および二環式複素環が場合により各置換基がハロ、ヒドロキシ、アルキルまたはアルキルオキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい]
で表される化合物、これの製薬学的に許容される塩、N−オキサイド形態物または溶媒和物に関する。
pが1、2、3または4に相当する整数であり、
qがゼロ、1、2、3または4に相当する整数であり、
R1が水素、シアノ、ホルミル、カルボキシル、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ポリハロC1−6アルキル、ヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルオキシC1−6アルキル、C1−6アルキルチオC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、−C=N−OR11、アミノ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル、アミノカルボニル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル、アリールC1−6アルキル、アリールカルボニル、R5aR4aNC1−6アルキル、ジ(アリール)C1−6アルキル、アリール、R5aR4aN−、R5aR4aN−C(=O)−またはHetであり、
R2が水素、C1−6アルキルオキシ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキルオキシC1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルチオ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、ピロリジノまたは式
R3がC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリールC1−6アルキル、アリール−O−C1−6アルキル、アリールC1−6アルキル−O−C1−6アルキル、アリール、アリール−アリール、Het、Het−C1−6アルキル、Het−O−C1−6アルキルまたはHet−C1−6アルキル−O−C1−6アルキルまたは
R4およびR5が各々独立して水素、C1−6アルキル、C1−6アルキルオキシC1−6アルキル、アリールC1−6アルキル、Het−C1−6アルキル、モノもしくはジC1−6アルキルアミノアルキル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、Het、アリールまたは−C(=NH)−NH2であるか、或は
R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、1,1−ジオキサイド−チオモルホリニル、アゼチジニル、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基が場合により各置換基がC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニル、ハロ、アリールC1−6アルキル、ヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジC1−6アルキルアミノ、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジC1−6アルキルアミノC1−6アルキル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルチオC1−6アルキル、アリール、ピリジル、ピリミジニル、場合によりC1−6アルキルで置換されていてもよいピペリジニルまたは場合によりアリールC1−6アルキルで置換されていてもよいピロリジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R4aとR5aがこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基が場合により各置換基がC1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキル、ハロ、アリールC1−6アルキル、ヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシC1−6アルキル、アミノ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルオキシC1−6アルキル、C1−6アルキルチオC1−6アルキル、アリール、ピリジルまたはピリミジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R6がアリール1またはHetであり、
R7が水素、ハロ、C1−6アルキル、アリールまたはHetであり、
R8が水素またはC1−6アルキルであり、
R9がオキソであるか、或は
R8とR9が一緒になって基−CH=CH−N=を形成しており、
R10が水素、C1−6アルキルまたはアリールC1−6アルキルであり、
R11が水素またはアルキルであり、
ZがSまたはNR10であり、
アリールが各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、場合によりフェニルで置換されていてもよいC2−6アルケニル、ポリハロC1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、ハロC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニルまたはモノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であ
り、
アリール1が各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、ポリハロC1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルチオ、ハロC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニル、Hetまたはモノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
HetがN−フェノキシピペリジニル、ピペリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルから選択される単環式複素環、またはキノリニル、キノキサリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシニルまたはベンゾ[1,3]ジオキソリルから選択される二環式複素環であり、各単環式および二環式複素環が場合により各置換基がハロ、ヒドロキシ、C1−6アルキルまたはC1−6アルキルオキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい、
式(Ia)または(Ib)で表される化合物に関する。
pが1、2、3または4に相当する整数であり、
qがゼロ、1、2、3または4に相当する整数であり、
R1が水素、シアノ、ホルミル、カルボキシル、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルチオC1−6アルキル、−C=N−OR11、アミノ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル、アミノカルボニル、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル、アリールC1−6アルキル、アリールカルボニル、R5aR4aNC1−6アルキル、ジ(アリール)C1−6アルキル、アリール、R5aR4aN−、R5aR4aN−C(=O)−またはHetであり、
R2が水素、C1−6アルキルオキシ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、C1−6アルキルオキシC1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルチオ、モノもしくはジ(C1−6アルキル)アミノ、ピロリジノまたは式
R3がC1−6アルキル、アリールC1−6アルキル、アリール−O−C1−6アルキル、アリールC1−6アルキル−O−C1−6アルキル、アリール、Het、Het−C1−6アルキル、Het−O−C1−6アルキル、HetC1−6アルキル−O−C1−6アルキルまたは
R4およびR5が各々独立して水素、C1−6アルキル、C1−6アルキルオキシC1−6アルキル、アリールC1−6アルキル、Het−C1−6アルキル、モノもしくはジC1−6アルキルアミノC1−6アルキル、Het、アリールまたは−C(=NH)−NH2であるか、或は
R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基が場合により各置換基がC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルキルカルボニル、ハロ、アリールC1−6アルキル、ヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルチオC1−6アルキル、アリール、ピリジル、ピリミジニル、ピペリジニルまたは場合によりアリールC1−6アルキルで置換されていてもよいピロリジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R4aとR5aがこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基が場合により各置換基がC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ハロ、アリールC1−6アルキル、ヒドロキシ、C1−6アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルチオC1−6アルキル、アリール、ピリジルまたはピリミジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R6がアリール1またはHetであり、
R7が水素、ハロ、C1−6アルキル、アリールまたはHetであり、
R8が水素またはC1−6アルキルであり、
R9がオキソであるか、或は
R8とR9が一緒になって基−CH=CH−N=を形成しており、
R10が水素、C1−6アルキルまたはアリールC1−6アルキルであり、
R11が水素またはC1−6アルキルであり、
ZがSまたはNR10であり、
アリールが各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、ハロC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオ
キシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニルまたはモノもしくはジC1−6アルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
アリール1が各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルチオ、ハロC1−6アルキルオキシ、カルボキシル、C1−6アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニル、HetまたはモノもしくはジC1−6アルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
HetがN−フェノキシピペリジニル、ピペリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルから選択される単環式複素環、またはキノリニル、キノキサリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシニルまたはベンゾ[1,3]ジオキソリルから選択される二環式複素環であり、各単環式および二環式複素環が場合により各置換基がハロ、ヒドロキシ、C1−6アルキルまたはC1−6アルキルオキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい、
式(Ia)または(Ib)で表される化合物に関する。
は本明細書の上に興味が持たれる態様として記述した如きそれのサブグループのいずれかに関する。または、R3はアリール−O−C1−6アルキル、アリールC1−6アルキル−O−C1−6アルキル、アリール−アリール、Het−O−C1−6アルキル、HetC1−6アルキル−O−C1−6アルキルまたは
本出願の構成において、式(Ia)または(Ib)で表される化合物が有するキノリン環に下記の如き番号を付ける:
R1がハロ、好適にはブロモである、
R2がC1−6アルキルオキシ、好適にはメチルオキシである、
R3がアリール、特にフェニルである、
R4およびR5がC1−6アルキル、特にメチルまたはエチルであるか、或はR4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジノまたはピペラジノ(前記環は各々が場合によりC1−6アルキルで置換されていてもよい)、より特別にはピペリジノまたは場合によりC1−4アルキルで置換されていてもよいピペラジノから成る群より選択される基を形成している、
R6がアリール、特にフェニルである、
R7が水素である、
qが1または2である、
pが1である、
R10がC1−6アルキルまたはベンジルである、
の中の1つ以上、好適には全部が当てはまる式(Ia)で表される化合物または本明細書の上に興味が持たれる態様として記述した如きそれのサブグループのいずれかに関する。
本発明に従う化合物は、驚くべきことに、ミコバクテリウム感染、特に病原性ミコバクテリウム属、例えばヒト型結核菌(これらの潜伏性および薬剤耐性形態を包含)、ウシ型結核菌、トリ型結核菌、ハンセン菌およびM.マリーヌムなどによって引き起こされる病気を包含する細菌感染の治療で用いるに適することを見いだした。このように、本発明は、また、本明細書の上で定義した如き式(Ia)または(Ib)で表される化合物、これらの製薬学的に許容される塩またはN−オキサイド形態物または溶媒和物を薬剤として用いること、特にミコバクテリウム感染を包含する細菌感染を治療するための薬剤として用いることにも関する。
グラム陽性病原体、例えばスタフィロコッカス属、エンテロコッカス属およびストレプトコッカス属などは耐性株を発生しかつそれが発生すると治療が困難でありかつ例えば病院の環境などから撲滅するのが困難であることから特に重要である。そのような菌株の例は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、メチシリン耐性コアグラーゼ陰性スタフィロコッカス(MRCNS)、ペニシリン耐性肺炎連鎖球菌および多剤耐性エンテロコッカス・フェシウム(faecium)である。
には適切な液状担体、懸濁剤などを用いてもよい。また、使用直前に液状形態の製剤に変換することを意図した固体形態の製剤も包含させる。
式(Ia)または(Ib)で表される本化合物と別の抗菌薬の特定の重量比は1/10から10/1、より特別には1/5から5/1、更により特別には1/3から3/1の範囲であり得る。
本発明に従う化合物の調製は一般に各々が当業者に公知の一連の段階を用いて実施可能である。
ドロフランなどの混合物中でnBuLiを用いて反応させることで実施可能であり、ここで、あらゆる変項は式(Ia)または(Ib)で定義した通りである。撹拌を行うと反応速度が速くなり得る。この反応は便利には−20から−70℃の範囲の温度で実施可能である。
実施することも可能である。次に、前記化合物からR1が−CH2−OHである式(Ia)または(Ib)で表される化合物を生じさせるさらなる変換はそれを適切な還元剤、例えばNaBH4などと適切な溶媒、例えばアルコール、例えばメタノールなどおよびテトラヒドロフランの存在下で反応させることで実施可能である。
R4aN−C(=O)−を表す式(Ia)または(Ib)で表される化合物の調製は、R1がカルボキシルである式(Ia)または(Ib)で表される化合物の反応を適切なアミン、適切なカップリング剤、例えばヒドロキシベンゾトリアゾールなど、適切な活性化用反応体、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾールまたはN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドまたは1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドなど、適切な塩基、例えばトリエチルアミンなど、および適切な溶媒、例えばテトラヒドロフランおよび塩化メチレンなどを用いて起こさせることで実施可能である。
など、そしてそのような溶媒の混合物である。
で表される。
に従って実施可能である。反応スキーム(2)は、適切に置換されているアミンと適切なアシルクロライド、例えば塩化3−フェニルプロピオニル、塩化3−フルオロベンゼンプロピオニルまたは塩化p−クロロベンゼンプロピオニルなどを適切な塩基、例えばトリエチルアミンなどおよび反応に不活性な適切な溶媒、例えば塩化メチレンまたは二塩化エチレンなどの存在下で反応させる段階(a)を包含する。この反応は便利に室温から還流温度の範囲の温度で実施可能である。次の段階(b)では、段階(a)で得た付加体と塩化ホスホリル(POCl3)をN,N−ジメチルホルムアミドの存在下で反応させる(Vilsmeier−Haackホルミル化に続く環化)。この反応は便利に室温から還流温度の範囲の温度で実施可能である。次の段階(c−1)では、段階(b)で得た中間体化合物と−O−C1−6アルキルを適切な溶媒、例えばHO−C1−6アルキルなどの存在下で反応させることで特定のR2基を導入するが、R2は例えばC1−6アルキルオキシ基などである。また、段階(b)で得た中間体をS=C(NH2)2と適切な溶媒、例えばアルコール、例えばエタノールなどまたはアルコール/水の混合物などの存在下で場合により適切な塩基、例えばKOHなどを存在させて反応[段階(c−2)を参照]させた後にC1−6アルキル−Iと適切な塩基、例えばK2CO3などおよび適切な溶媒、例えば2−プロパノンなどの存在下で反応[段階(d)を参照]させることでR2が例えばC1−6アルキルチオ基などである中間体に変化させることも可能である。また、段階(b)で得た中間体をNH(R2a)(アルキル)の適切な塩と適切な塩基、例えば炭酸カリウムなどおよび適切な溶媒、例えばアセトニトリルなどの存在下で反応[段階(c−3)
]させることでR2が−N(R2a)(アルキル)でありかつR2aが水素またはアルキルである中間体に変化させることも可能である。また、段階(b)で得た中間体を場合によりC1−6アルキルオキシで置換されていてもよいC1−6アルキルオキシC1−6アルキルOHとNaHおよび適切な溶媒、例えばテトラヒドロフランなどの存在下で反応[段階(c−4)]させることでR2が場合によりC1−6アルキルオキシで置換されていてもよいC1−6アルキルオキシC1−6アルキルオキシである(このR2をR2bで表す)中間体に変化させることも可能である。
いくつかの化合物または中間体では、それらが有する立体中心炭素原子1個または2個以上の絶対的立体化学配置も二重結合の所の配置も実験で測定しなかった。そのような場合、実際の立体化学配置を更に言及しない時には1番目に単離した立体化学異性体形態物を「A」と表示しそして2番目を「B」と表示する。しかしながら、当業者は当該技術分野で公知の方法、例えばNMRなどを用いて前記「A」および「B」異性体形態物を明らかに特徴づけることができるであろう。実際の立体化学配置を測定する最も適切な方法の確認は当業者の知識の範囲内であると考えている。
(実施例A1)
a.中間体1の製造
b.中間体7の製造
c.中間体8の製造
d.中間体9の製造
a.中間体2の製造
b.中間体3の製造
c.中間体4の製造
d.中間体5の製造
e.中間体6の製造
(実施例B1)
a.化合物5および6の製造
b.化合物9および10の製造
c.化合物7および8の製造
d.化合物3および4の製造
e.化合物11および12の製造
f.化合物15および16の製造
g.化合物13および14の製造
h.化合物1および2の製造
LCMS(液クロ質量分析)を用いていくつかの化合物の質量を記録した。使用した方法を以下に記述する。
脱気装置付き四式ポンプ、オートサンプラー、ダイオードアレイ検出器(DAD)および以下に示す個々の方法で指定する如きカラムが備わっているAlliance HT 2795(Waters)装置を用いてHPLC測定を実施し、前記カラムを30℃の温度に保持した。前記カラムから出る流れを分割してMSスペクトロメーターに送った。このMS検出器にはエレクトロスプレーイオン化源が備わっていた。毛細管針の電圧を3kVにしかつLCT[WatersのTime of Flight Zspray(商標)マススペクトロメーター−方法1]の源の温度を100℃に維持しそして毛細管針の電圧を3.15kVにしかつZQ(商標)[Watersの単純四極子Zspray(商標)マススペクトロメーター−方法2]の源の温度を110℃に維持した。窒素をネブライザーガスとして用いた。データの取得をWaters−Micromass MassLynx−Openlynxデータシステムを用いて実施した。
前記一般的手順に加えて、クロマシルC18カラム(5μm、4.6x150mm)を用いた逆相HPLCを流量を1.0ml/分にして実施した。3種類の可動相[可動相A:7mMの酢酸アンモニウムが100%;可動相B:アセトニトリルが100%;可動相C:蟻酸が0.2%+超純水が99.8%]を用いてAが30%でBが40%でCが30%(1分間保持)から4分かけてBが100%にし、Bが100%の状態を5分間にしそして再び初期条件の平衡状態に3分間置く勾配条件で流した。5μlの注入体積を用いた。正イオン化モードのコーン電圧を20Vにした。走査間の遅延時間を0.08秒にして0.8秒間に100から900まで走査することで質量スペクトルを取得した。
前記一般的手順に加えて、Sunfire C18カラム(3.5μm、4.6x10
0mm)を用いた逆相HPLCを初期流量を0.8ml/分にして実施した。2種類の可動相[可動相A:7mMの酢酸アンモニウムが25%+アセトニトリルが50%+蟻酸(2ml/l)が25%;可動相B:100%のアセトニトリル]を用いてAが100%(1分間保持)から4分かけてBが100%にし、流量を1.2ml/分にしてBが100%を4分間保持しそして再び初期条件の平衡状態に3分間置く勾配条件で流した。10μlの注入体積を用いた。正および負イオン化モードのコーン電圧を20Vにした。走査間の遅延時間を0.3秒にして0.4秒間に100から1000まで走査することで質量スペクトルを取得した。
D.1.ヒト型結核菌に対抗する化合物を試験するインビトロ方法
底が平らなプラスチック製の無菌の96穴ミクロタイタープレートを100μlのMiddlebrook(1x)ブロス培地で満たした。その後、化合物の原液(10x最終的試験濃度)を25μlの体積で縦列2の一連の重複穴に加えることでそれらが細菌増殖に対して示す効果を評価した。特注のロボットシステム(Zymark Corp.、Hopkinton、MA)を用いて前記ミクロタイタープレートの中の縦列2から11の中で一連の5倍希釈液を直接作成した。高疎水性化合物によるピペット誤差を最小限にする目的でピペットの先端を3回希釈毎に変えた。各ミクロタイタープレートに接種材料有り(縦列1)および無し(縦列12)の未処置対照サンプルを含めた。縦列12を除いて
、横列AからHにMiddlebrook(1x)ブロス培地に入れたヒト型結核菌(H37RV菌株)を体積が100μlになるように穴1個当たり約5000CFUの量で加えた。接種材料を入れていないブロス培地を同じ体積で縦列12の横列AからHに加えた。これらの培養物のインキュベーションを湿った雰囲気下37℃で7日間実施した(開放空気バルブおよび連続換気が備わっているインキュベーター)。インキュベーションを終了する1日前、即ち接種してから6日後にレザズリン(1:5)を20μlの体積で全ての穴に加えた後、プレートを37℃で更に24時間インキュベートした。7日目に細菌の増殖を蛍光測定で量化した。
底が平らなプラスチック製の無菌の96穴ミクロタイタープレートをBSAを0.25%補充しておいた180μlの無菌の脱イオン水で満たした。その後、化合物の原液(7.8x最終的試験濃度)を45μlの体積で縦列2の一連の重複穴に加えることでそれらが細菌増殖に対して示す効果を評価した。特注のロボットシステム(Zymark Corp.、Hopkinton、MA)を用いて前記ミクロタイタープレートの中の縦列2から11の中で一連の5倍希釈液(180μl中45μl)を直接作成した。高疎水性化合物によるピペット誤差を最小限にする目的でピペットの先端を3回希釈毎に変えた。各ミクロタイタープレートに接種材料有り(縦列1)および無し(縦列12)の未処置対照サンプルを含めた。縦列12を除いて、横列AからHに2.8xのMueller−Hintonブロス培地に入れた細菌接種材料を体積が100μlになるように穴1個当たり約250CFUの量で加えた。接種材料を入れていないブロス培地を同じ体積で縦列12の横列AからHに加えた。これらの培養物のインキュベーションをCO2が5%の湿った雰囲気下37℃で48時間実施した(開放空気バルブおよび連続換気が備わっているインキュベーター)。インキュベーション終了時、即ち接種してから2日後に細菌の増殖を蛍光測定で量化した。従って、Alamar Blue(10x)を全ての穴に20μlの体積で加えた後、プレートのインキュベーションを50℃で更に2時間実施した。
感受性試験用細菌懸濁液の調製
この試験で用いる細菌を無菌の脱イオン水に入れた100mlのMueller−Hintonブロス(Becton Dickinson−カタログ番号275730)を入れておいたフラスコ内で振とうを37℃で行いながら一晩増殖させた。原液(0.5ml/管)を使用時まで−70℃で貯蔵した。ミクロタイタープレートを用いて細菌の滴定を実施することでTCID50を検出したが、TCID50は、インキュベートした培養物の中の50%が細菌増殖をもたらす希釈度に相当する。
感受性試験では一般にTCID50が約100の接種材料濃度を用いた。
ミクロタイタープレート検定
底が平らなプラスチック製の無菌の96穴ミクロタイタープレートをBSAを0.25%補充しておいた180μlの無菌の脱イオン水で満たした。その後、化合物の原液(7.8x最終的試験濃度)を45μlの体積で縦列2に加えた。前記ミクロタイタープレートの中の縦列2から縦列11の中で一連の5倍希釈液(180μl中45μl)を直接作成した。各ミクロタイタープレートに接種材料有り(縦列1)および無し(縦列12)の未処置対照サンプルを含めた。縦列12を除き、細菌の種類に応じて横列AからHに2.8xのMueller−Hintonブロス培地に入れた細菌接種材料(TCID50が100)を体積が100μlになるように穴1個当たり約10から60CFUの量で加えた。接種材料を入れていないブロス培地を同じ体積で縦列12の横列AからHに加えた。これらの培養物のインキュベーションを通常の大気圧下37℃で24時間実施した(開放空気バルブおよび連続換気が備わっているインキュベーター)。インキュベーション終了時、即ち接種してから1日後に細菌の増殖を蛍光測定で量化した。従って、接種してから3時間後にレザズリン(0.6mg/ml)を20μlの体積で全ての穴に加えた後、プレートの再インキュベーションを一晩実施した。色が青色から桃色に変化することは細菌が増殖したことを示す。蛍光の読み取りをコンピューター制御蛍光計(Cytofluor Biosearch)を530nmの励起波長および590nmの発光波長で用いて実施した。当該化合物が達成した増殖阻害パーセントを標準的方法に従って計算した。IC90(μg/mlで表す)は細菌の増殖を90%阻害する濃度であると定義する。その結果を表4に示す。
標準的寒天希釈方法をNCCLS標準*[*Clinical laboratory
standard institute.2005.Methods for dilution Antimicrobial susceptibility tests
for bacteria that grows Aerobically:approved standard−第6版]に従って実施することでMIC99値(細菌増殖の99%阻害を得るための最小限濃度)を測定することができ、ここでは、使用する培地にMueller−Hinton寒天を含める。
ブロス微希釈方法*[*Zurenko,G.E.他、In vitro activities of U−100592 and U−100766、novel oxazolidinone antibacterial agents.Antimicrob.Agents Chemother.40、839−845(1996)]を用いた時間・殺菌検定で当該化合物が示す殺菌もしくは静菌活性を測定した。黄色ブドウ球菌およびメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に関する時間・殺菌検定では、黄色ブドウ球菌およびMRSAの出発接種材料をMuller Hintonブロス1ml当たり106CFUにする。抗菌性化合物をMIC(即ちミクロタイタープレート検定を用いて測定した時のIC90)の0.1から10倍の濃度になるように用いる。培養増殖対照を抗菌剤を入れない穴で構成させる。微生物と試験化合物を入れたプレートを37℃でインキュベートする。インキュベーションを0、4、24および48時間行った後にサンプルを取り出して、無菌PBSを用いて一連の希釈(10−1から10−6)を行いそしてMueller Hinton寒天を用いた平板培養(200μl)を実施することで生存数を測定する。前記プレートを37℃で24時間インキュベートした後、コロニーの数を測定する。1ml当たりのlog10CFUを時間と対比させてプロットすることで殺菌曲線を作成することができる。一般に、1ml当たりのCFU値が未処置接種材料に比
べて3−log10低下したならば抗菌効果があると定義する。一連の希釈を行いそして平板培養で用いた希釈率が最も高い希釈液中のコロニー数を数えることで当該薬剤の残余で起こり得る影響を取り除く。
細胞内の総ATP濃度の変化を分析(ATP bioluminescence Kit、Rocheを使用)する目的で、黄色ブドウ球菌(ATCC29213)原液の培養物を100mlのMueller Hintonフラスコに入れて増殖させそして振とう器(300rpm)−インキュベーター内でインキュベーションを37℃で24時間行うことで検定を実施する。OD405nmを測定した後、CFU/mlを計算する。その培養物を1x106CFU/ml(ATP測定の最終濃度:穴1個当たり1x105CFU/100μl)になるように希釈した後、試験化合物をMIC(即ちミクロタイタープレート検定を用いて測定した時のIC90)の0.1から10倍の濃度になるように加える。それらの管を300rpmにおいて37℃で0、30および60分間インキュベートする。スナップ−キャップ管に入っている細菌懸濁液を0.6ml用いて、新しい2mlのエッペンドルフ管に加える。細胞溶解用試薬(Rocheキット)を0.6ml加え、最大速度で渦巻き撹拌した後、インキュベーションを室温で5分間実施する。冷却を氷上で実施する。照度計(インジェクター付きLuminoskan Ascent Labsystems)を30℃に温める。1つの縦列(=6個の穴)を100μlの同じサンプルで満たす。前記インジェクター装置を用いて各穴にルシフェラーゼ試薬を100μl加える。発光の測定を1秒間実施する。
Claims (29)
- 立体化学異性体形態物のいずれも包含する式(Ia)または(Ib)
pは、1、2、3または4に相当する整数であり、
qは、ゼロ、1、2、3または4に相当する整数であり、
R1は、水素、シアノ、ホルミル、カルボキシル、ハロ、アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、−C=N−OR11、アミノ、モノもしくはジ(アルキル)アミノ、アミノアルキル、モノもしくはジ(アルキル)アミノアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アミノカルボニル、モノもしくはジ(アルキル)アミノカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、R5aR4aNアルキル、ジ(アリール)アルキル、アリール、R5aR4aN−、R5aR4aN−C(=O)−またはHetであり、
R2は、水素、アルキルオキシ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキルオキシアルキルオキシ、アルキルチオ、モノもしくはジ(アルキル)アミノ、ピロリジノまたは式
R3は、アルキル、アリールアルキル、アリール−O−アルキル、アリール−アルキル−O−アルキル、アリール、アリール−アリール、Het、Het−アルキル、Het−O−アルキル、Het−アルキル−O−アルキルまたは
R4およびR5は、各々独立して、水素、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリールアルキル、Het−アルキル、モノもしくはジアルキルアミノアルキル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、Het、アリールまたは−C(=NH)−NH2であるか、或は
R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、1,1−ジオキサイド−チオモルホリニル、アゼチジニル、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基は場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、アルキルカルボニル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アミノアルキル、モノもしくはジアルキルアミノアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジル、ピリミジニル、場合によりアルキルで置換されていてもよいピペリジニルまたは場合によりアリールアルキルで置換されていてもよいピロリジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R4aとR5aがこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基は場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジルまたはピリミジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
R6は、アリール1またはHetであり、
R7は、水素、ハロ、アルキル、アリールまたはHetであり、
R8は、水素またはアルキルであり、
R9は、オキソであるか、或は
R8とR9が一緒になって基−CH=CH−N=を形成しており、
R10は、水素、C1−6アルキルまたはアリールC1−6アルキルであり、
R11は、水素またはアルキルであり、
Zは、SまたはNR10であり、
アリールは、各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、場合によりフェニルで置換されていてもよいC2−6アルケニル、ハロアルキル、アルキルオキシ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニルまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
アリール1は、各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルキルオキシ、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニル、Hetまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環であり、
Hetは、N−フェノキシピペリジニル、ピペリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルから選択される単環式複素環、またはキノリニル、キノキサリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシニルまたはベンゾ[1,3]ジオキソリルから選択される二環式複素環であり、各単環式および二環式複素環は場合により各置換基がハロ、ヒドロキシ、アルキルまたはアルキルオキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい]
で表される化合物、これのN−オキサイド、製薬学的に許容される塩または溶媒和物。 - R3がアルキル、アリールアルキル、アリール−O−アルキル、アリール−アルキル−O−アルキル、アリール、Het、Het−アルキル、Het−O−アルキル、Het−アルキル−O−アルキルまたは
R4およびR5が各々独立して水素、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリールアルキル、Het−アルキル、モノもしくはジアルキルアミノアルキル、Het、アリールまたは−C(=NH)−NH2であるか、或は
R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、4−チオモルホリノ、2,3−ジヒドロイソインドール−1−イル、チアゾリジン−3−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル、ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル、ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピニル、ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル、2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびトリアジニルから成る群より選択される基を形成しておりかつ各基が場合により各置換基がアルキル、ハロアルキル、アルキルカルボニル、ハロ、アリールアルキル、ヒドロキシ、アルキルオキ
シ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、アリール、ピリジル、ピリミジニル、ピペリジニルまたは場合によりアリールアルキルで置換されていてもよいピロリジニルから独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく、
アリールが各々が場合により各置換基がヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルキルオキシ、ハロアルキルオキシ、カルボキシル、アルキルオキシカルボニル、アミノカルボニル、モルホリニルまたはモノもしくはジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アセナフチルまたはテトラヒドロナフチルから選択される同素環である、
請求項1記載の化合物。 - アルキルがC1−6アルキルを表す請求項1または2記載の化合物。
- R1がハロである請求項1から3のいずれか1項記載の化合物。
- pが1に相当する請求項1から4のいずれか1項記載の化合物。
- R2がC1−6アルキルオキシである請求項1から5のいずれか1項記載の化合物。
- R3がアリールである請求項1から6のいずれか1項記載の化合物。
- qが1または2に相当する請求項1から7のいずれか1項記載の化合物。
- R4およびR5がC1−6アルキルを表す請求項1から8のいずれか1項記載の化合物。
- R4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジノまたはピペラジノから成る群より選択される基を形成しておりかつ前記環の各々が場合によりC1−6アルキルで置換されていてもよい請求項1から8のいずれか1項記載の化合物。
- R6がアリールである請求項1から10のいずれか1項記載の化合物。
- R7が水素である請求項1から11のいずれか1項記載の化合物。
- 式(Ia)で表される化合物である請求項1から12のいずれか1項記載の化合物。
- ZがSである請求項1から13のいずれか1項記載の化合物。
- ZがNR10である請求項1から13のいずれか1項記載の化合物。
- R1がハロであり、R2がC1−6アルキルオキシであり、R3がアリールであり、R4およびR5がC1−6アルキルであるか、或はR4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジノまたはピペラジノから成る群より選択される基を形成しておりかつ前記環の各々が場合によりC1−6アルキルで置換されていてもよく、R6がアリールであり、R7が水素であり、qが1または2であり、pが1であり、R10がC1−6アルキルまたはベンジルである請求項1記載の化合物。
- R1がブロモであり、R2がメチルオキシであり、R3がフェニルであり、R4およびR5がメチルまたはエチルであるか、或はR4とR5がこれらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジノまたはピペラジノから成る群より選択される基を形成しておりか
つ前記環の各々が場合によりC1−4アルキルで置換されていてもよく、R6がフェニルである請求項16記載の化合物。 - 薬剤として用いるための請求項1から17のいずれか1項記載の化合物。
- 細菌感染治療用薬剤として用いるための請求項1から17のいずれか1項記載の化合物。
- 製薬学的に許容される担体および請求項1から17のいずれか1項記載の化合物を有効成分として治療的に有効な量で含有して成る製薬学的組成物。
- 細菌感染治療用薬剤を製造するための請求項1から17のいずれか1項記載化合物の使用。
- 前記細菌感染がグラム陽性細菌による感染である請求項21記載の使用。
- 前記グラム陽性細菌が肺炎連鎖球菌である請求項22記載の使用。
- 前記グラム陽性細菌が黄色ブドウ球菌である請求項22記載の使用。
- 請求項1記載化合物の製造方法であって、
式(IIa)または(IIb)で表される中間体と式(III)で表される中間体を以下の反応スキーム:
に従ってnBuLiの存在下の適切な塩基と適切な溶媒の混合物中で反応させるか、
または必要ならば、式(Ia)または(Ib)で表される化合物を当該技術分野で公知の変換に従って互いに変化させ、そして更に必要ならば、式(Ia)または(Ib)で表される化合物を酸で処理することで治療的に有効な無毒の酸付加塩に変化させるか或は塩基で処理することで治療的に有効な無毒の塩基付加塩に変化させるか、或は逆に、酸付加塩形態物をアルカリで処理することで遊離塩基に変化させるか、或は塩基付加塩を酸で処理することで遊離酸に変化させ、そして必要ならば、それらの立体化学異性体形態物、第四級アミンまたはN−オキサイド形態物を調製する、
ことを特徴とする方法。 - (a)請求項1から17のいずれか1項記載の化合物および(b)他の1種以上の抗菌薬の組み合わせ物。
- (a)請求項1から17のいずれか1項記載の化合物および(b)他の1種以上の抗菌薬を、細菌感染の治療で同時、個別または逐次的に用いるための組み合わせ製剤として含有する、製品。
- 黄色ブドウ球菌がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌である請求項24記載の使用。
- 細菌感染がヒト型結核菌での感染である請求項21記載の使用。
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