JP5355317B2 - インクジェット記録媒体 - Google Patents
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Description
インクジェット記録装置(プリンタ)の高解像度化に伴い、銀塩写真に匹敵する高画質記録物を得ることも可能になってきているが、プリンタの性能を十分に活かし、銀塩写真並みの高品質な記録や保存特性を得るためには、インクジェット専用に設計された記録媒体が必要である。このインクジェット記録媒体に要求される特性としては、インク吸収性、発色性、保存性、プリンタ運搬性、光沢性、表面平滑性等が挙げられる。
この問題に関しては、平均重合度および鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールを併用して、取扱い性を向上させた記録層用塗布液が開示されている(例えば、特許文献4参照)。
<1> 支持体上に、無機微粒子と、重合度が2400以上で鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールと、重合度が2400以上で鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールと、重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールと、を含むインク受容層を有するインクジェット記録媒体である。
<2> 前記重合度が2400以上で鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールと前記重合度が2400以上で鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールとは、双方が、重合度が2400以上4500以下の高分子量ポリビニルアルコールである<1>に記載のインクジェット記録媒体である。
<3> 前記重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールは、前記インク受容層に含まれるポリビニルアルコールの総量に対する含有率が3質量%以上33質量%以下である<1>又は<2>に記載のインクジェット記録媒体である。
<5> 前記重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールは、重合度が1000以上2000以下である<1>〜<4>のいずれか1つに記載のインクジェット記録媒体である。
<7> 前記重合度が2400以上4500以下の高分子量ポリビニルアルコールは、前記インク受容層に含まれるポリビニルアルコールの総量に対する含有率が50質量%以上である<2>〜<6>のいずれか1つに記載のインクジェット記録媒体である。
本発明のインクジェット記録媒体は、支持体上に、無機微粒子と、鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールと、重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールと、を含むインク受容層を有する。
本発明のインクジェット記録媒体のインク受容層は、鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールと、更に、重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールとを含有する。なお、本発明において、重合度とは平均重合度のことをいう。
本発明においては、鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールと共に、更に、重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコール(以下、単に「低分子量ポリビニルアルコール」ともいう。)をインク受容層形成液に含ませることで、インク受容層の成膜性を向上させ、インクジェット記録媒体の印画濃度および光沢を良化させる。
前記鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールは、その鹸化度について特に制限されないが、塗布液粘度安定性の観点からは、鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールが好ましく、印画濃度の観点からは、鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールが好ましく、一方が鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールで、他方が鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールであることが好ましい。
前記鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールのうち、鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールの鹸化度は、70mol%以上であることが好ましい。70mol%以上であると、インク受容層形成液の液粘度が高くなり過ぎず、塗布の安定性がよくなる。
ポリビニルアルコールの重合度が2400以上であると、インクジェット記録媒体の膜割れが起こりにくく好ましい。一方、ポリビニルアルコールの重合度が4500以下であると、インク受容層形成液の液粘度が高くなり過ぎず、取扱いの点で好ましい。
ここで、上記含有率は、前記鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールの双方が重合度2400以上4500以下の高分子量ポリビニルアルコールである場合、双方の合計量が占める割合である。
前記重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコール(低分子量ポリビニルアルコール)は、本発明のインクジェット記録媒体のインク受容層に少なくとも1種含まれ、重合度及び/又は鹸化度の異なるポリビニルアルコールが2種以上含まれていてもよい。
ここで、上記含有率は、前記低分子量ポリビニルアルコールが2種以上含まれる場合、該低分子量ポリビニルアルコールの合計量が占める割合である。
ポリビニルアルコールの例としては、特公平4−52786号、特公平5−67432号、特公平7−29479号、特許第2537827号、特公平7−57553号、特許第2502998号、特許第3053231号、特開昭63−176173号、特許第2604367号、特開平7−276787号、特開平9−207425号、特開平11−58941号、特開2000−135858号、特開2001−205924号、特開2001−287444号、特開昭62−278080号、特開平9−39373号、特許第2750433号、特開2000−158801号、特開2001−213045号、特開2001−328345号、特開平8−324105号、特開平11−348417号等に記載されたものなどが挙げられる。
本発明のインクジェット記録媒体は、インク受容層に、更にポリビニルアルコール以外の水溶性樹脂を本発明の効果を損なわない限り含有してもよい。
このような水溶性樹脂としては、セルロース系樹脂〔メチルセルロース(MC)、エチルセルロース(EC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等〕、キチン類、キトサン類、デンプン、エーテル結合を有する樹脂〔ポリプロピレンオキサイド(PPO)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルエーテル(PVE)等〕、カルバモイル基を有する樹脂〔ポリアクリルアミド(PAAM)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸ヒドラジド等〕等が挙げられる。
また、解離性基としてカルボキシル基を有するポリアクリル酸塩、マレイン酸樹脂、アルギン酸塩、ゼラチン類等も挙げることができる。
これら水溶性樹脂はそれぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用して用いてもよい。
本発明のインクジェット記録媒体のインク受容層は、無機微粒子を含有する。
無機微粒子としては、例えば、シリカ微粒子、コロイダルシリカ、二酸化チタン、硫酸バリウム、珪酸カルシウム、ゼオライト、カオリナイト、ハロイサイト、雲母、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、擬ベーマイト、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、アルミナ、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、酸化ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化ランタン、酸化イットリウム等が挙げられる。
更に、平均一次粒径が20nm以下のシリカ微粒子、平均一次粒径が30nm以下のコロイダルシリカ、平均一次粒径が20nm以下のアルミナ微粒子、又は平均細孔半径が2〜15nmの擬ベーマイトがより好ましく、特にシリカ微粒子、アルミナ微粒子、擬ベーマイトが好ましい。
また、アルミナ微粒子の中では気相法アルミナ微粒子が比表面積が大きく好ましい。該気相法アルミナの平均一次粒子径としては30nm以下が好ましく、20nm以下が更に好ましい。
無機微粒子は、単一素材であってもよいし、複数の素材の混合系であってもよい。
無機微粒子(x)と水溶性樹脂(ポリビニルアルコールを含む)(y)との質量含有比〔PB比(x/y)〕は、インク受容層の膜構造及び膜強度にも大きな影響を与える。即ち、質量含有比〔PB比〕が大きくなると、空隙率、細孔容積、表面積(単位質量当り)が大きくなるが、密度や強度は低下する傾向にある。
本発明のインクジェット記録媒体のインク受容層は、架橋剤を含んでいてもよい。該インク受容層は、架橋剤によるポリビニルアルコール及び必要に応じて用いられる水溶性樹脂の架橋反応によって硬化された多孔質層である態様が好ましい。
該ホウ素化合物としては、例えば、硼砂、硼酸、硼酸塩(例えば、オルト硼酸塩、InBO3、ScBO3、YBO3、LaBO3、Mg3(BO3)2、Co3(BO3)2、二硼酸塩(例えば、Mg2B2O5、Co2B2O5)、メタ硼酸塩(例えば、LiBO2、Ca(BO2)2、NaBO2、KBO2)、四硼酸塩(例えば、Na2B4O7・10H2O)、五硼酸塩(例えば、KB5O8・4H2O、Ca2B6O11・7H2O、CsB5O5)等を挙げることができる。中でも、速やかに架橋反応を起こすことができる点で、硼砂、硼酸、硼酸塩が好ましく、特に硼酸が好ましい。
例えば、ホルムアルデヒド、グリオキザール、グルタールアルデヒド等のアルデヒド系化合物;ジアセチル、シクロペンタンジオン等のケトン系化合物;ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−S−トリアジン・ナトリウム塩等の活性ハロゲン化合物;ジビニルスルホン酸、1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノール、N,N’−エチレンビス(ビニルスルホニルアセタミド)、1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン等の活性ビニル化合物;ジメチロ−ル尿素、メチロールジメチルヒダントイン等のN−メチロール化合物;メラミン樹脂(例えば、メチロールメラミン、アルキル化メチロールメラミン);エポキシ樹脂;
上記の架橋剤は、一種単独でも、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
架橋剤の使用量は、水溶性樹脂に対して、1〜50質量%が好ましく、5〜40質量%がより好ましい。
本発明のインクジェット記録媒体のインク受容層は、画像の耐水性及び耐経時ニジミの向上を図る観点から、媒染剤を含んでいてもよい。
媒染剤としては有機媒染剤としてカチオン性のポリマー(カチオン性媒染剤)、又は無機媒染剤が好ましく、該媒染剤をインク受容層中に存在させることにより、アニオン性染料を色材として有する液状インクとの間で相互作用し色材を安定化し、耐水性や耐経時ニジミを向上させることができる。有機媒染剤および無機媒染剤はそれぞれ単独種で使用してもよく、有機媒染剤および無機媒染剤を併用してもよい。
上記ポリマー媒染剤としては、第1級〜第3級アミノ基およびその塩、又は第4級アンモニウム塩基を有する単量体(媒染モノマー)の単独重合体や、該媒染モノマーと他のモノマー(以下、「非媒染モノマー」という。)との共重合体又は縮重合体として得られるものが挙げられる。また、これらのポリマー媒染剤は、水溶性ポリマー又は水分散性ラテックス粒子のいずれの形態でも使用できる。具体的には、ポリ(ビニルピリジン)塩、ポリアルキルアミノエチルアクリレート、ポリアルキルアミノエチルメタクリレート、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリエチレンイミン、ポリビグアニド、ポリグアニド、ポリアリルアミン及びその誘導体、カチオン性ポリウレタン、ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド等から選択される。
無機媒染剤の具体例としては、例えば、マグネシウム、アルミニウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、マンガン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、ストロンチウム、イットリウム、ジルコニウム、モリブデン、インジウム、バリウム、ランタン、セリウム、プラセオジミウム、ネオジミウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、ジスロプロシウム、エルビウム、イッテルビウム、ハフニウム、タングステン、ビスマスから選択される金属の塩又は錯体が挙げられる。
具体的には、例えば、特開2005−81645号公報の段落0058記載の化合物が挙げられる。
本発明では、インク受容層に含まれる上記媒染剤量は、0.01g/m2〜5g/m2が好ましく、0.1g/m2〜3g/m2がより好ましいので、この量となる用に塗布液を調製することが好ましい。
本発明におけるインク受容層は、必要に応じて、更に各種の公知の添加剤、例えば酸、紫外線吸収剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、モノマー、重合開始剤、重合禁止剤、滲み防止剤、防腐剤、粘度安定剤、消泡剤、界面活性剤、帯電防止剤、マット剤、カール防止剤、耐水化剤等を含有することができる。
上記の酸は金属塩(例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、セシウム、亜鉛、銅、鉄、アルミニウム、ジルコニウム、ランタン、イットリウム、マグネシウム、ストロンチウム、セリウムなどの塩)、又はアミン塩(例えばアンモニア、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピペラジン、2−メチルピペラジン、ポリアリルアミンなど)の形態で使用してもよい。
これら紫外線吸剤、酸化防止剤、滲み防止剤としては、アルキル化フェノール化合物、アルキルチオメチルフェノール化合物、ヒドロキノン化合物、アルキル化ヒドロキノン化合物、トコフェロール化合物、チオジフェニルエーテル化合物、チオエーテル結合を有する化合物、ビスフェノール化合物、O−,N−及びS−ベンジル化合物、ヒドロキシベンジル化合物、トリアジン化合物、ホスホネート化合物、アシルアミノフェノール化合物、エステル化合物、アミド化合物、アスコルビン酸、アミン系抗酸化剤、2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール化合物、2−ヒドロキシベンゾフェノン化合物、アクリレート、水溶性又は疎水性の金属塩、有機金属化合物、金属錯体、2−(2−ヒドロキシフェニル)1,3,5,−トリアジン化合物、金属不活性化剤、ホスフィット化合物、ホスホナイト化合物、ヒドロキシアミン化合物、ニトロン化合物、過酸化物スカベンジャー、ポリアミド安定剤、ポリエーテル化合物、塩基性補助安定剤、核剤、ベンゾフラノン化合物、インドリノン化合物、ホスフィン化合物、ポリアミン化合物、チオ尿素化合物、尿素化合物、ヒドラジト化合物、アミジン化合物、糖化合物、ヒドロキシ安息香酸化合物、ジヒドロキシ安息香酸化合物、トリヒドロキシ安息香酸化合物、スルホキシド化合物等が上げられる。
上記ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよびポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリーコールジエチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等)、オキシエチレン・オキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート等)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレート等)、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル類(例えば、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット等)、グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、グリセロールモノオレート等)、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類(モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリン等)、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノラウレート、ポリエチレングリコールモノオレート等)、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アセチレングリコール類(例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、及び該ジオールのエチレンオキサイド付加物、プロピレンオキサイド付加物等)等が挙げられ、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類が好ましい。該ノニオン系界面活性剤は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
例えば、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物、パーフルオロアルキルトリアルキルアンモニウム塩、パーフルオロアルキル基含有オリゴマー、パーフルオロアルキルリン酸エステルなどが挙げられる。
具体的には、芳香族カルボン酸エステル類(例えばフタル酸ジブチル、フタル酸ジフェニル、安息香酸フェニルなど)、脂肪族カルボン酸エステル類(例えばアジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、ステアリン酸メチル、マレイン酸ジブチル、フマル酸ジブチル、アセチルクエン酸トリエチルなど)、リン酸エステル類(例えばリン酸トリオクチル、リン酸トリクレジルなど)、エポキシ類(例えばエポキシ化大豆油、エポキシ化脂肪酸メチルなど)、アルコール類(例えば、ステアリルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DEGMBE)、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、グリセリンモノメチルエーテル、1,2,3−ブタントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、トリエタノールアミン、ポリエチレングリコールなど)、植物油(例えば大豆油、ヒマワリ油など)高級脂肪族カルボン酸(例えばリノール酸、オレイン酸など)等が挙げられる。
支持体としては、プラスチック等の透明材料よりなる透明支持体、紙等の不透明材料からなる不透明支持体のいずれをも使用できる。インク受容層の透明性を生かす上では、透明支持体又は高光沢性の不透明支持体を用いることが好ましい。またCD−ROM、DVD−ROM等の読み出し専用光ディスク、CD−R、DVD−R等の追記型光ディスク、更には書き換え型光ディスクを支持体として用い、レーベル面側にインク受容層を付与することもできる。
上記透明支持体の厚みとしては、特に制限はないが、取り扱い易さの点で、50〜200μmが好ましい。
白色顔料含有発泡ポリエステルフィルム(例えば、ポリオレフィン微粒子を含有させ、延伸により空隙を形成した発泡PET)も好適に挙げることができる。更に、銀塩写真用印画紙に用いられるレジンコート紙も好適である。
また、上記支持体の表面には、濡れ特性及び接着性を改善するために、コロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処理、紫外線照射処理等を施したものを使用するのが好ましい。
上記原紙としては、木材パルプを主原料とし、必要に応じて木材パルプに加えてポリプロピレンなどの合成パルプ、あるいはナイロンやポリエステルなどの合成繊維を用いて抄紙される。前記木材パルプとしては、LBKP、LBSP、NBKP、NBSP、LDP、NDP、LUKP、NUKPのいずれも用いることができるが、短繊維分の多いLBKP、NBSP、LBSP、NDP、LDPをより多く用いることが好ましい。但し、LBSP及び/又はLDPの比率としては、10〜70質量%が好ましい。
原紙中には、高級脂肪酸、アルキルケテンダイマー等のサイズ剤、炭酸カルシウム、タルク、酸化チタン等の白色顔料、スターチ、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール等の紙力増強剤、蛍光増白剤、ポリエチレングリコール類等の水分保持剤、分散剤、4級アンモニウム等の柔軟化剤などを適宜添加することができる。
原紙のpHは、JIS P−8113で規定された熱水抽出法により測定された場合、5〜9であることが好ましい。
バックコート層に含有される白色顔料としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、珪藻土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられる。
バックコート層に含有されるその他の成分としては、消泡剤、抑泡剤、染料、蛍光増白剤、防腐剤、耐水化剤等が挙げられる。
本発明のインクジェット記録媒体は、無機微粒子と、鹸化度が異なる2種のポリビニルアルコールと、低分子量ポリビニルアルコールとを少なくとも含むインク受容層形成液を、支持体上に付与することによってインク受容層を形成し、製造することができる。
即ち、気相法シリカ微粒子と分散剤を水中に添加して(例えば、水中のシリカ微粒子は10〜20質量%)、高速回転湿式コロイドミル(例えば、エム・テクニック(株)製の「クレアミックス」)を用いて、例えば10000rpm(好ましくは5000〜20000rpm)の高速回転の条件で例えば20分間(好ましくは10〜30分間)かけて分散させた後、架橋剤(ホウ素化合物)、ポリビニルアルコール(PVA)水溶液(例えば、上記気相法シリカの1/3程度の質量のPVAとなるように)を加え、上記と同じ回転条件で分散を行うことにより調製することができる。得られた塗布液は均一なゾル状態であり、これを下記塗布方法で支持体上に塗布し乾燥させることにより、三次元網目構造を有する多孔質性のインク受容層を形成することができる。
ここで、ポリビニルアルコールを添加する場合は、まず先に、低重合度のポリビニルアルコールを添加し分散し、次に高重合度のポリビニルアルコールを添加することが、粘度の抑制のために好ましい。また、ポリビニルアルコールを添加するときの温度は、10〜50℃以内とすることがインク受容層形成液の低粘度化の点で好ましい。
上記の気相法シリカと分散剤とを混合した後、該混合液を分散機を用いて細粒化することで、平均粒子径50〜300nmの水分散液を得ることができる。該水分散液を得るために用いる分散機としては、高速回転分散機、媒体撹拌型分散機(ボールミル、サンドミルなど)、超音波分散機、コロイドミル分散機、高圧分散機等従来公知の各種の分散機を使用することができるが、形成されるダマ状微粒子の分散を効率的に行うという点から、撹拌型分散機、コロイドミル分散機または高圧分散機が好ましい。
上記分散剤の微粒子に対する添加量は、0.1質量%〜30質量%が好ましく、1質量%〜10質量%が更に好ましい。
<支持体の作製>
アカシアからなるLBKP50部及びアスペンからなるLBKP50部をそれぞれディスクリファイナーによりカナディアンフリーネス300mlに叩解し、パルプスラリーを調製した。
次いで、前記で得られたパルプスラリーに、対パルプ当たり、カチオン性デンプン(日本NSC製 CAT0304L)1.3%、アニオン性ポリアクリルアミド(星光化学製 ポリアクロンST−13)0.15%、アルキルケテンダイマー(荒川化学製 サイズパインK)0.29%、エポキシ化ベヘン酸アミド0.29%、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(荒川化学製 アラフィックス100)0.32%を加えた後、消泡剤0.12%を加えた。
前記のようにして調製したパルプスラリーを長網抄紙機で抄紙し、ウェッブのフェルト面をドラムドライヤーシリンダーにドライヤーカンバスを介して押し当てて乾燥する工程において、ドライヤーカンバスの引張り力を1.6kg/cmに設定して乾燥を行った後、サイズプレスにて原紙の両面にポリビニルアルコール((株)クラレ製 KL−118)を1g/m2塗布して乾燥し、カレンダー処理を行った。なお、原紙の坪量は157g/m2で抄造し、厚さ157μmの原紙(基紙)を得た。
下記の「シリカ分散液A」組成に従って、イオン交換水にジメチルジアリルアンモニウムクロライド重合体(シャロールDC−902P)を混合した液にシリカ微粒子を混合し、更に、ジルコゾールZA−30を添加したスラリーを、スギノマシン社製、アルティマイザーで、170MPaで分散しメジアン径(平均粒子径)120nmのシリカ分散液Aを作製した。
シリカ分散液Aに、下記インク受容層形成液Aの組成に従い、イオン交換水、7.5%ホウ酸液、SC−505、ポリビニルアルコール溶解液、スーパーフレックス650を順次添加混合し、インク受容層形成液Aを調製した。
・気相法シリカ微粒子 15.0部
(日本アエロジル(株)製AEROSIL300SF75)
・イオン交換水 82.9部
・シャロールDC−902P(51.5%溶液) 1.3部
(分散剤、第一工業製薬(株)製)
・ジルコゾールZA−30(50%溶液) 0.8部
(媒染剤、酢酸ジルコニル、第一稀元素化学工業(株)製)
・シリカ分散液A 59.5部
・イオン交換水 7.8部
・7.5%ホウ酸液(架橋剤) 4.4部
・ジメチルアミン・エピクロルヒドリン・ポリアルキレンポリアミン重縮合物 0.1部
(50%溶液)(ハイモ(株)製SC−505)
・下記ポリビニルアルコール溶解液 26.0部
・カチオン変性ポリウレタン(25%溶液) 2.2部
(第一工業製薬(株)製スーパーフレックス650)
・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA−124) 1.39部
(鹸化度98.5mol%、重合度2400)
・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA−235) 4.18部
(鹸化度88.0mol%、重合度3500)
・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA−613) 1.39部
(鹸化度93.5mol%、重合度1300)
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.23部
(界面活性剤、花王(株)製エマルゲン109P)
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2.12部
(協和発酵(株)製ブチセノール20P)
・水溶性セルロース(日本曹達(株)製HPC−SSL) 0.31部
・イオン交換水 90.38部
上記支持体のオモテ面にコロナ放電処理を行なった後、前記インク受容層形成液Aを183g/m2、下記PAC液1を11.4g/m2の塗布量となるようにインラインブレンド後、エクストルージョンダイコーターで塗布を行った。その後、熱風乾燥機にて80℃(風速3〜8m/sec)で塗布層の固形分濃度が20%になるまで乾燥させた。この塗布層は、この間は恒率乾燥を示した。そして、減率乾燥を示す前に、下記組成の塩基性溶液(pH=7.8)に3秒浸漬して、前記塗布層上にその13g/m2を付着させ、更に65℃で10分間乾燥させた(硬化工程)。これにより、乾燥膜厚32μmのインク受容層が設けられた、実施例1のインクジェット記録媒体を作製した。
・塩基度83%のポリ塩化アルミニウム水溶液 20部
(大明化学工業(株)製アルファイン83)
・イオン交換水 80部
・ホウ酸 0.6部
・炭酸アンモニウム(一級)(関東化学(株)製) 4.0部
・イオン交換水 89.4部
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル(10%水溶液) 6.0部
(界面活性剤、花王(株)製エマルゲン109P)
エプソン(株)製インクジェットプリンター「PM−G800」を用いて、インクジェット記録媒体にブラックインクで印画をした。該印画サンプルの光学濃度をX−Lite(X−rite社製)を用いて測定し、下記評価基準に従って評価した。
〜評価基準〜
A:印画濃度が2.4以上
B:印画濃度が2.2以上2.4未満
C:印画濃度が2.2未満
印画前のインクジェット記録媒体のインク受容層表面の光沢度を、デジタル変角光沢計(スガ試験機(株)UGV−5D、測定孔8mm)を用い、入射角60度、受光60度の条件で測定した。基準値からの倍率を表1に示す。
印画前のインクジェット記録媒体のインク受容層面に0.1mLの水を滴下し、24時間室温放置で乾燥させ、割れの面状を観察した。
〜評価基準〜
A:割れは観察されなかった。
B:わずかな割れは観察されたが、実用上問題がなかった。
C:割れが多く観察され、実用上問題のあるレベルであった。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−613をPVA−105(鹸化度98.5mol%、重合度500、クラレ(株)製)に換えた以外は実施例1同様に、実施例2のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−613をPVA−217(鹸化度88.0mol%、重合度1700、クラレ(株)製)に換えた以外は実施例1同様に、実施例3のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−613をPVA−205(鹸化度88.0mol%、重合度500、クラレ(株)製)に換え、下記の方法でインク受容層を形成した以外は実施例1同様に、実施例4のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−124、PVA−235、PVA−613の添加量を、それぞれ1.39部、3.48部、2.09部に換えた以外は実施例1同様に、実施例5のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−124、PVA−235、PVA−613の添加量を、それぞれ1.39部、5.22部、0.35部に換えた以外は実施例1同様に、実施例5のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−235をPVA−245(鹸化度88.0mol%、重合度4500、クラレ(株)製)に換えた以外は実施例1同様に、実施例7のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」の組成を下記に換えたこと以外は実施例1同様に、比較例1のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA−124) 3.48部
(鹸化度98.5mol%、重合度2400)
・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA−235) 3.48部
(鹸化度88.0mol%、重合度3500)
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.23部
(界面活性剤、花王(株)製エマルゲン109P)
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2.12部
(協和発酵(株)製ブチセノール20P)
・水溶性セルロース(日本曹達(株)製HPC−SSL) 0.31部
・イオン交換水 90.38部
比較例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−235をPVA−245(鹸化度88.0mol%、重合度4500、クラレ(株)製)に換えた以外は比較例1同様に、比較例2のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
比較例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−124をPVA−117(鹸化度98.5mol%、重合度1700、クラレ(株)製)に換えた以外は比較例1同様に、比較例3のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
比較例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−235をPVA−613(鹸化度93.5mol%、重合度1300、クラレ(株)製)に換えた以外は比較例1同様に、比較例4のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
比較例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−235をPVA−105(鹸化度98.5mol%、重合度500、クラレ(株)製)に換えた以外は比較例1同様に、比較例5のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
実施例1において、「ポリビニルアルコール溶解液」のPVA−613をPVA−624(鹸化度95.5mol%、重合度2400、クラレ(株)製)に換えた以外は実施例1同様に、比較例6のインクジェット記録媒体を作製し、評価を実施した。結果を下記表1に示す。
Claims (7)
- 支持体上に、無機微粒子と、重合度が2400以上で鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールと、重合度が2400以上で鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールと、重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールと、を含むインク受容層を有するインクジェット記録媒体。
- 前記重合度が2400以上で鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールと前記重合度が2400以上で鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールとは、双方が、重合度が2400以上4500以下の高分子量ポリビニルアルコールである請求項1に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールは、前記インク受容層に含まれるポリビニルアルコールの総量に対する含有率が3質量%以上33質量%以下である請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記重合度が2400以上で鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールと前記重合度が2400以上で鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールとは、鹸化度の差が8mol%以上である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記重合度が2000以下の低分子量ポリビニルアルコールは、重合度が1000以上2000以下である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記重合度が2400以上で鹸化度が95mol%以上のポリビニルアルコールと前記重合度が2400以上で鹸化度が90mol%以下のポリビニルアルコールとは、前記インク受容層に含まれる該2種のポリビニルアルコールの合計量に対する各々の含有率が少なくとも10質量%以上である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記重合度が2400以上4500以下の高分子量ポリビニルアルコールは、前記インク受容層に含まれるポリビニルアルコールの総量に対する含有率が50質量%以上である請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
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