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JP5353149B2 - 乳房領域検出方法 - Google Patents

乳房領域検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、乳房領域検出方法に関する。
従来、放射線撮影により得られた乳房画像は、階調処理や白黒反転処理等の画像処理が施された後、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置に表示されるか又はフィルム上にプリントされ、医師の読影診断に供されている。
乳房画像に各種画像処理を施す際には、乳房領域のみに行うことが読影診断上好ましい。例えば、白黒反転処理の場合、乳房画像全域を白黒反転すると乳房領域外の広い領域が主に黒から白に変化するため、非常に眩しく、読影時の疲労の原因となる。
乳房領域のみに画像処理を施す場合、診断の対象となる乳房領域を精度良く検出することが必要となる。
乳房領域を検出するための技術としては、例えば、特許文献1に、乳房画像の胸壁側上端に所定画素数の矩形の基準領域を設定してその平均濃度を算出し、基準領域と同サイズの対象領域を基準領域から指定画素ずつずらしながら設定して平均濃度を算出し、基準領域の平均濃度との濃度差が指定以上となった場合にその対象領域の位置を乳房領域の境界と決定する技術が記載されている。また、特許文献2に、乳房画像のヒストグラムを作成して乳房領域と背景領域との境界信号を求め、その境界信号を閾値として2値化処理を行うことにより乳房領域と背景領域とに分離する技術が記載されている。
特開2007−312868号公報 特開2006−102091号公報
特許文献1、2に記載の技術は、左右の乳房画像における乳房領域の位置を合わせるための技術であり、精度良く乳房領域を検出するものではない。例えば、特許文献1に記載の技術は、胸壁側の画像端部において乳房領域とそれ以外の領域との境界を検出するものであり、乳房領域の全域を検出するものではない。境界の検出単位も、対象領域の矩形単位である。また、特許文献2に記載の技術では、或る閾値より画素信号値が大きい範囲が乳房領域、或る閾値より画素信号値が小さい範囲が背景領域であるという前提で乳房領域と背景領域の分離を行っているが、放射線撮影により得られた乳房画像においてはヒール効果の影響があり、乳房領域にも背景領域にも現れる画素信号値が存在する。
本発明の課題は、放射線撮影により得られた乳房画像から精度良く乳房領域を検出できるようにすることである。
請求項に記載の発明は、
乳房画像処理装置の制御手段が、2値化処理手段、削除処理手段、乳房領域検出手段を制御して、放射線撮影により得られた乳房画像から乳房領域を検出する乳房領域検出方法であって、
前記2値化処理手段により、所定の濃度閾値を用いて前記乳房画像の画素信号値を2値化して、前記乳房画像を前記濃度閾値より濃度の高い高濃度領域と前記濃度閾値より濃度の低い低濃度領域とに区分する2値化処理工程と、
前記削除処理手段により、前記2値化処理工程により低濃度領域に区分された領域から前記乳房画像における胸壁側と反対側の画像端部に繋がる低濃度領域を削除する削除処理工程と、
前記乳房領域検出手段により、前記削除処理工程による削除後において残存する低濃度領域を乳房領域として検出する乳房領域検出工程と、
含み、
前記削除処理工程における削除後に低濃度領域が残存しない場合、低濃度領域が残存するまで前記所定の濃度閾値を順次下げて前記2値化処理工程及び前記削除処理工程を繰り返す
本発明によれば、放射線撮影により得られた乳房画像から精度良く乳房領域を検出することが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
(乳房画像処理装置10の構成)
まず、本実施の形態における乳房画像処理装置10の構成を説明する。
図1に、乳房画像処理装置10の機能構成例を示す。
図1に示すように、乳房画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)1
1、I/F(InterFace)12、操作部13、表示部14、通信部15、RAM(Random Access Memory)16、記憶部17等を備えて構成され、各部はバス18により接続されて構成されている。
CPU11は、記憶部17に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM16内に展開し、展開されたプログラムとの協働により各種処理を実行し、乳房画像処理装置10の各部の動作を集中制御する。
例えば、CPU11は、記憶部17に記憶されている乳房領域検出処理プログラムとの協働により乳房領域検出処理(図2参照)を実行し、制御手段、2値化処理手段、削除処理手段、乳房領域検出手段、補正手段を実現する。
I/F12は、画像生成装置Gと接続するためのインターフェースであり、画像生成装置Gにおいて生成された乳房画像を乳房画像処理装置10に入力する。
画像生成装置Gは、患者の乳房を被写体として放射線撮影し、撮影した画像をデジタル変換して、乳房画像を生成する装置である。画像生成装置Gとしては、例えば、CR(Computed Radiography)装置、FPD(Flat Panel Detector)装置等が適用可能である。
操作部13は、カーソルキーや数字キー、各種機能キーからなるキーボードを備えて構成され、押下されたキーに対応する操作信号をCPU11に出力する。なお、必要に応じてマウスやタッチパネル等のポインティングディバイスを含むこととしてもよい。
表示部14は、LCDやCRT等のモニタにより構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、乳房画像等の表示を行う。
通信部15は、ネットワークインターフェースカード、モデム、ターミナルアダプタ等の通信用インターフェースにより構成され、通信ネットワーク上の外部機器とデータ送受信を行う。例えば、通信部15を介して画像生成装置Gから乳房画像の画像データを受信する構成としてもよいし、通信部15を介して病院内の画像サーバ等に接続する構成としてもよい。
RAM16は、CPU11によって実行される各種プログラムやこれらプログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部17は、CPU11で実行される各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメータ(例えば、後述する2値化処理で用いられる濃度閾値等)、或いは処理結果等のデータを記憶する。これらの各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
(乳房画像処理装置10の動作)
次に、乳房画像処理装置10の動作について説明する。
乳房画像処理装置10においては、画像生成装置Gから乳房画像が入力されると、CPU11により以下に説明する乳房領域検出処理が実行され、乳房画像から乳房領域が検出される。乳房画像処理装置10における処理対象の乳房画像を以下乳房画像Mと呼ぶ。なお、乳房画像Mの画素信号値は、ここでは高濃度(黒く)なるに従って小さくなり、低濃度(白く)なるに従って大きくなることとする。
図2に、乳房領域検出処理のフローを示す。
まず、胸壁側の画像端部E1(図5参照)が下になるように乳房画像Mが回転される(ステップS1)。なお、画像生成装置Gから入力される乳房画像Mは、乳房画像処理装置10で胸壁側の画像端部E1が認識可能なように、胸壁側の画像端部E1を一定の方向にして入力される。
次いで、濃度閾値を用いて乳房画像Mの画素信号値が2値化処理される(ステップS2)。2値化処理では、乳房画像Mにおいて濃度閾値より濃度の高い画素信号値が1、それ以外が0に変換される。これにより、乳房画像Mが濃度閾値より濃度の高い高濃度領域と、濃度閾値より濃度の低い(より詳しくは、濃度閾値以下の)低濃度領域に区分される。濃度閾値としては、まず、予め定められた範囲のうち最高濃度(即ち、最小の画素信号値)の値が設定される。
次いで、2値化処理により低濃度領域に区分された領域から胸壁側と反対側の画像端部E2(図5参照)に繋がる低濃度領域を削除する削除処理が実行される(ステップS3)。この削除処理は、ヒール効果の影響による低濃度領域を検出対象から削除する処理である。
ここで、ヒール効果について説明する。
図3(a)に、ヒール効果による放射線(X線)の分布を模式的に示す。同図における数値は、X線量を示すものである。図3(b)に、図3(a)の部分PAの拡大図を示す。
放射線(X線)管では、フィラメントF(陰極)から放出された熱電子がフィラメントFとターゲットT(陽極)の電位差により加速・集束されてターゲットTに衝突しX線が発生する。このとき、図3(b)に示すように、ターゲットT内の自己吸収の影響で、ターゲットT内の通過距離が長いX線(XA)は、フィラメントF方向に照射されるX線(XB)よりも線量が減弱する。この現象をヒール効果という。ヒール効果は、乳房撮影に用いられる軟X線管でより顕著に現れる。また、乳房撮影では他の部位の撮影と比べて焦点距離が短いため、ヒール効果の影響が顕著に現れる。
乳房を放射線撮影する際には、MLO(上下)方向とCC(左右)方向の撮影でヒール効果による濃度差が生じないように、図4に示すように、乳頭と胸壁を結ぶ線とX線管の軸とが平行になるよう乳房(図4においてMmで示す)を設置して撮影が行われる。また、乳房Mmに十分な線量をあてるため、胸壁側がフィラメントF側となるように配置して撮影が行われる。そのため、乳房画像Mにおいて、撮影時に乳房Mmが配置されず直接X線が照射される背景領域においても、到達する線量は一律ではなく、胸壁から離れるにつれてヒール効果の影響により濃度が低くなる。
例えば、図5(a)に示す乳房画像Mの直線Pに示す位置の濃度プロファイルをとると、図5(b)に示すグラフとなる。図5(b)に示すように、乳房画像Mは、最高濃度SLを境界として乳房領域Saと背景領域Sbとに分離される。背景領域Sbでは、ヒール効果の影響により胸壁側から離れるにつれて濃度が低くなっていることがわかる。そして、このヒール効果の影響により、乳房領域Saと背景領域Sbの双方の領域に存在する画素信号値が存在することがわかる。
そこで、削除処理により、背景領域Sbにおける低濃度領域が削除される。
図6(a)〜図6(f)に、ステップS2における2値化処理とステップS3における削除処理の処理結果の例を示す。図6(a)は、濃度閾値Aを用いて2値化処理を行って得られた2値化画像M1を示し、図6(b)は、図6(a)の2値化画像M1において削除処理を行った処理結果を示す。図6(c)は、濃度閾値Bを用いて2値化処理を行って得られた2値化画像M1を示し、図6(d)は、図6(c)の2値化画像M1において削除処理を行った処理結果を示す。図6(e)は、濃度閾値Cを用いて2値化処理を行って得られた2値化画像M1を示し、図6(f)は、図6(e)の2値化画像M1において削除処理を行った処理結果を示す。濃度閾値A>最高濃度SL>濃度閾値B>濃度閾値Cとする。
ステップS3の削除処理では、具体的には、図6(a)〜(f)に示すように、上述の2値化処理により得られた2値化画像M1における胸壁側と反対側の画像端部E2の両側に、それぞれ所定サイズ(ここでは左右1cm、上端5cm)の端部検出用領域R1、R2が設定され、ステップS2において低濃度領域に区分された領域からR1、R2の少なくとも一方に繋がる低濃度領域が削除される。
例えば、2値化処理において、最高濃度SLより高い濃度閾値Aが用いられた場合、図6(a)に示すように、乳房領域Saを示す低濃度領域とヒール効果の影響による低濃度領域を分離できず、2値化処理により取得された低濃度領域は全てR1とR2に繋がった状態となる。そのため、濃度閾値Aを用いて2値化された2値化画像M1に削除処理を行ってR1、R2に繋がる低濃度領域を削除すると、図6(b)に示すように低濃度領域が残存しなくなる。
2値化処理において濃度閾値を下げて濃度閾値Bとすると、図6(c)に示すように、2値化画像M1において乳房領域Saを示す低濃度領域とヒール効果の影響による低濃度領域とを分離する高濃度領域が現れる。この2値化画像M1において上述の削除処理を行うと、図6(d)に示すように、ヒール効果の影響による低濃度領域が削除され、乳房領域Saのみが残存する。
一方、濃度閾値Bより更に濃度が低い濃度閾値Cを用いて2値化処理を行うと、図6(e)に示すように、2値化画像M1において乳房領域Saを示す低濃度領域とヒール効果の影響による低濃度領域を分離する高濃度領域が現れるが、図6(f)に示すように乳房領域Saの一部が欠けてしまうこととなる。
なお、削除処理において、端部検出用領域R1、R2を設けずに画像端部E2全域に繋がる低濃度領域を削除してもよいが、被写体のサイズによっては、画像端部E2の一部(中央部)に乳房領域Saが達することもあり得る。このような場合には、いくら低い濃度閾値を用いても削除処理において低濃度領域が残存しなくなる場合があり得る。そこで、端部検出用領域R1、R2を設けて少なくとも一方に繋がる低濃度領域の削除処理を行うことで、乳房領域Saのサイズに拘わらず正確な削除結果を得ることが可能となる。
図2に戻り、削除処理が終了すると、削除処理後に低濃度領域が残存したか否かが判断され、低濃度領域が残存しなかったと判断されると(ステップS4;NO)、次の濃度閾値が予め定められた範囲を超えるか否かが判断され、超えないと判断された場合(ステップS5;NO)、濃度閾値が1レベル濃度の低い閾値に変更され(ステップS6)、処理はステップS2に戻り、ステップS2〜ステップS4の処理が繰り返し実行される。
削除処理後に低濃度領域が残存したと判断されると(ステップS4;YES)、処理はステップS8に移行する。
一方、ステップS5において、次の濃度閾値が予め定められた範囲を超えると判断された場合(ステップS5;YES)、検出失敗を示すエラーメッセージが表示部14に表示され(ステップS7)、乳房領域検出処理は終了する。
ステップS8においては、削除処理後に残存した低濃度領域が乳房領域Saとして検出される(ステップS8)。
この乳房領域検出処理では、ステップS3の削除処理後に低濃度領域が残存する濃度閾値のうち、最も濃度の高い濃度閾値を用いて取得された削除後の低濃度領域が乳房領域Saとして検出されるので、ヒール効果の影響があっても精度良く乳房領域を検出することができる。
次いで、乳房領域Saの辺縁Seの補正が行われる(ステップS9)。この補正は、更に乳房領域Saの検出精度を向上させるために行われる。具体的には、図7に示すように、乳房画像Mにおいて、ステップS8で検出された乳房領域Saの辺縁Seの左端から順次辺縁Seに直交する複数画素からなるラインL(例えば、乳房領域Sa側1mm、背景領域Sb側5mm)が設定され、各ラインL内における最も濃度の高い(最小の画素信号値の)画素の位置に乳房領域Saの辺縁Seが補正される。
乳房領域Saの辺縁Seの補正が終了すると、乳房領域検出処理は終了する。
上記乳房領域検出処理によって検出された乳房領域Saは、階調処理、白黒反転処理の対象とされる。
以上説明したように、乳房画像処理装置10によれば、CPU11は、予め定められた範囲内の濃度閾値を用いて乳房画像Mの画素信号値を2値化することにより、乳房画像Mを濃度閾値より濃度の高い高濃度領域と前記濃度閾値より濃度の低い低濃度領域とに区分し、低濃度領域に区分された領域から胸壁側と反対側の画像端部に繋がる低濃度領域を削除する削除処理を行う。そして、CPU11は、胸壁側と反対側の画像端部に繋がる低濃度領域の削除後に低濃度領域が残存する濃度閾値のうち最も高い濃度閾値を用いて得られた削除後の低濃度領域を乳房領域Saとして検出する。
従って、放射線撮影により得られた乳房画像Mにおいて、ヒール効果の影響により低濃度となっている領域があっても、この低濃度領域を削除して乳房領域を精度良く検出することが可能となる。
また、削除処理においては、CPU11は、胸壁側と反対側の画像端部E2の両側に、それぞれ所定サイズの端部検出用領域R1、R2を設け、低濃度領域に区分された領域から端部検出用領域R1、R2の少なくとも一つに繋がる低濃度領域を削除する。従って、乳房領域が胸壁と反対側の画像端部の一部に達しているような特殊なケースにおいても、正確な削除結果を得ることができる。
また、乳房画像Mにおいて、検出された乳房領域Saの辺縁に直交する複数画素からなるラインLを乳房領域Saの辺縁に設定し、設定されたラインLに含まれる画素のうち最も濃度の高い画素の位置に乳房領域Saの辺縁を補正するので、乳房領域Saの検出精度を更に向上させることができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、ステップS2〜S8におけるフローでは、濃度閾値を濃度の高いものから順次低い方へ変化させていくこととしたが、濃度閾値の使用順序は特に限定されない。例えば、最高濃度の濃度閾値を用いて2値化処理、削除処理を行った結果、低濃度領域が残存しなかった場合、数ステップ低い濃度閾値を用いて2値化処理、削除処理を行う。ここで低濃度領域が残存した場合は、数ステップ濃度の高い濃度閾値を用いて2値化処理、削除処理を行う。ここでも低濃度領域が残存した場合には、更に、数ステップ濃度の高い濃度閾値を用いて2値化処理、削除処理を行う。このようにして濃度閾値を絞り込むことで、乳房領域検出に用いる最高の濃度閾値を効率的に求めることができる。
また、例えば、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDDや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-記憶部等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、乳房画像処理装置10の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態における乳房画像処理装置の機能構成例を示す図である。 図1のCPUにより実行される乳房領域検出処理を示すフローチャートである。 (a)は、ヒール効果と放射線(X線)の分布の関係を示す図であり、(b)は、(a)の部分拡大図である。 撮影時の乳房の配置を説明するための図である。 (a)は、乳房画像の一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す乳房画像の濃度プロファイルの一例を示す図である。 (a)、(c)、(e)は、2値化処理により得られる2値化画像の例を示す図であり、(b)、(d)、(f)は、それぞれ(a)、(c)、(e)の2値化画像に削除処理を施したときの処理結果を模式的に示す図である。 乳房領域の補正を説明するための図である。
符号の説明
10 乳房画像処理装置
11 CPU
12 I/F
13 操作部
14 表示部
15 通信部
16 RAM
17 記憶部
18 バス
G 画像生成装置

Claims (1)

  1. 乳房画像処理装置の制御手段が、2値化処理手段、削除処理手段、乳房領域検出手段を制御して、放射線撮影により得られた乳房画像から乳房領域を検出する乳房領域検出方法であって、
    前記2値化処理手段により、所定の濃度閾値を用いて前記乳房画像の画素信号値を2値化して、前記乳房画像を前記濃度閾値より濃度の高い高濃度領域と前記濃度閾値より濃度の低い低濃度領域とに区分する2値化処理工程と、
    前記削除処理手段により、前記2値化処理工程により低濃度領域に区分された領域から前記乳房画像における胸壁側と反対側の画像端部に繋がる低濃度領域を削除する削除処理工程と、
    前記乳房領域検出手段により、前記削除処理工程による削除後において残存する低濃度領域を乳房領域として検出する乳房領域検出工程と、
    含み、
    前記削除処理工程における削除後に低濃度領域が残存しない場合、低濃度領域が残存するまで前記所定の濃度閾値を順次下げて前記2値化処理工程及び前記削除処理工程を繰り返す乳房領域検出方法。
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