JP5351612B2 - ポリエステル、その製造方法、及び成形品 - Google Patents
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Description
ポリエステルの製造方法としては、ジカルボン酸とグリコールとのエステル化反応や、ジカルボン酸のアルキルエステルとグリコールとのエステル交換反応により、グリコールエステルを得て、これを重縮合する方法が、広く工業的に採用されている。エンジニアリングプラスチックとして使用するには強度等の機械的物性に優れることが必要とされる。エステル交換反応を経てポリエステルを製造する場合、グリコールエステルの重縮合は高真空下で加熱攪拌を行うため、高重合化ポリエステルを得るためには高真空を長時間保ち攪拌する必要があり、より簡易な製造方法が要請されている。
高重合度化ポリエステルの製造方法の改良について、具体的には重合度が185〜600の高重合度ポリエステルが報告されている(特許文献1)。
本発明は、この様な背景技術に鑑みてなされたものであり、高重合度化することにより品質安定化に優れた成形品を製造するために用いることができる、新規なポリエステル及びその製造方法を提供するものである。また、本発明は、上記ポリエステルを製造することが出来るより簡単な製造方法を提供するものである。
また、上記の課題を解決するポリエステルの製造方法は、フランジカルボン酸又はそのエステルを、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールからなる群から選ばれる少なくとも1つとエステル化又はエステル交換する工程及び重合する工程を有し、エステル化又はエステル交換の際及び重合の際にジメチルスルホキシド(DMSO)が存在することを特徴とする。
また、本発明は、上記ポリエステルを用いることにより、品質安定化に優れた各種成形品を提供できる。
本発明者は、鋭意検討した結果、下記式(1)で表される構造単位を有し、数平均分子量が11万〜19万であるポリエステルによって、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
フラン環を有するポリエステルの数平均分子量を11万〜19万に高重合度化させた時、品質安定化できる。
式(1)中のRはエチレン基であることが好ましい。
また、上記ポリエステルを成形品用組成物として用いると品質安定性に優れた成形品となることを見出した。
また、上記ポリエステルの重合時に、DMSOを添加することにより、ポリエステルがDMSO中に分散し、高重合度化が容易に進行することがわかった。また、重合時の樹脂の高粘度化が抑えられ、高重合度化したポリエステルが簡易に製造できるという知見を得た。
DMSOは、フランジカルボン酸がDMSOに溶解して均一に反応が進むため、フランジカルボン酸、2価アルコール及び触媒と同時に添加することが好ましい。
本発明のポリエステルの分子量としては、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(HFIP)に溶解させたゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)法による分子量測定で、数平均分子量が10万以上50万以下、好ましくは11万以上19万以下の範囲が望ましい。この分子量の範囲では、優れた品質安定性を示すともに、成型加工が容易であるため好ましい。
フラン環を有するジカルボン酸として、具体的には、2,5−フランジカルボン酸、2,4−フランジカルボン酸、又は3,4−フランジカルボン酸を挙げることができる。特に、2,5−フランジカルボン酸を用いることが好ましい。2,5−フランジカルボン酸はセルロースやグルコース,フルクトース、粘液酸などのバイオマスから公知の方法で変換して得たものを用いることができる。そのためジカルボン酸として植物由来の原料を転換して合成した2,5-フランジカルボン酸を用いることにより、植物由来の原料の割合を高めることが出来る。これらは1種又は2種以上を組み合わせて使用することもできる。
また、多価アルコールとしては、下記の式(2)で示すものを挙げることができる。
式(2)で示される2価のアルコールとしては、具体的には、以下のものを例示することができる。鎖状又は環状脂肪族ジオールとしてエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール。ジヒドロキシベンゼンとして1,3−ジヒドロキシベンゼン、1,4−ジヒドロキシベンゼン。ビスフェノールとしてビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2’−ビス(ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−スルホン。グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、糖類。ヒドロキシ安息香酸。1,2−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,1−シクロヘキサンジメチロール、1,4−シクロヘキサンジメチロール等の脂環式ジオール類など。これらは適宜組み合わせて使用してもよい。
これらのうち、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールが好ましい。ポリエステル樹脂を合成する際の重縮合反応においては、過剰な2価アルコールや重縮合が進行するにつれて生成する2価アルコールを減圧した時に留去させて反応を進行させる必要がある。エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールは他の2価のアルコールと比較して沸点が低い。そのためエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールを用いた時には過剰な2価アルコールや重縮合が進行するにつれて生成する2価アルコールを減圧した時に留去させやすく、重縮合反応を進行させて高分子量化させることが出来る。
重縮合する方法としては、例えば、溶液重合、塊状重合、懸濁重合、乳化重合等を挙げることができ、成形する成形品に応じて適宜選択することができる。重合温度、重合触媒、溶剤などの媒体等についてはそれぞれの重合方法により適宜選択することができる。
DMSO存在下で、上記2価アルコールとフランジカルボン酸を重縮合する方法としては、エステル化工程と、その後のエステル化合物の重縮合工程からなるエステル交換法によることが好ましい。直接重縮合は高分子量化させるためには厳密に仕込み比を制御しなければならないとされる。それに対して、エステル交換法では過剰に仕込んだ2価アルコールでは減圧したときに留去させて反応を進行させることが出来る。そのためエステル交換法を用いると直接重縮合よりも容易に高分子量化させることが出来る。
DMSOの使用量は、フランジカルボン酸、2価アルコール、DMSO及び触媒の合計量100重量部に対して50重量部以上82重量部以下が好ましい。50重量部に満たないと重合度が十分に上がらず、82重量部を超えるとフランジカルボン酸、2価アルコール及びDMSOの合計量に対するアルコールとフランジカルボン酸の濃度が低くなり、反応に長時間を要するため好ましくない。より好ましくは55重量部以上82重量部以下である。
その他のモノマーとしてはジカルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、4,4´−ジフェニルスルホンジカルボン酸、4,4´−ビフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸、1,3−フェニレンジオキシジ酢酸のような芳香環を有する脂肪族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ジグリコール酸などの脂肪族ジカルボン酸など、以上のジカルボン酸のエステルも挙げることができる。また、ヒドロキシカルボン酸成分として、p−ヒドロキシ安息香酸、4−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸、グリコール酸、乳酸などを挙げることができる。また、ラクトン類としてカプロラクトン、ブチロラクトン、バレロラクトンなどを挙げることができる。また、1,2−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,1−シクロヘキサンジメチロール、1,4−シクロヘキサンジメチロール等の脂環式ジオール類を挙げることができる。
これらは単独あるいは併用で使用してもよい。また、その他のモノマーの添加量は、原料の合計量100重量部に対して50重量部以下、好ましくは5重量部以下が好ましい。
このエステル化工程の終点は、反応混合物が透明になることで確認することができる。
また、エステル化、エステル交換、重縮合の各工程に有効な触媒としてチタンアルコキシドを用いることもできる。触媒の添加時期としては、エステル化工程と重縮合工程において、それぞれ別途に加えても、また、重縮合工程における触媒を当初から添加してもよい。触媒の添加に当たり、必要に応じてフランジカルボン酸と2価アルコールを加熱してもよく、複数回に分割して添加してもよい。
また、本発明のポリエステルの分子量としては、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(HFIP)に溶解させたゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)法による分子量測定で、数平均分子量が11万以上19万以下、好ましくは12万以上19万以下である。数平均分子量が11万以上の時、高重合度化による品質安定化を示す。19万を超えると重縮合に長時間要し、ポリエステルに過度の着色が見られるなどの問題が発生するため好ましくない。
他の構造単位としては、ジカルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、4,4´−ジフェニルスルホンジカルボン酸、4,4´−ビフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸、1,3−フェニレンジオキシジ酢酸のような芳香環を有する脂肪族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ジグリコール酸などの脂肪族ジカルボン酸など、以上のジカルボン酸のエステルも挙げることができる。また、ヒドロキシカルボン酸成分として、p−ヒドロキシ安息香酸、4−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸、グリコール酸、乳酸などを挙げることができる。また、ラクトン類としてカプロラクトン、ブチロラクトン、バレロラクトンなどを挙げることができる。
また、他の構造単位の導入は、フランジカルボン酸又はそのエステルと、多価アルコールの存在下で共重合するとき、共重合したのちのいずれであってもよい。
ポリエステルに含有され他の構造単位の含有量はポリエステルの合計量100重量部に対して50重量部以下、好ましくは5重量部以下の範囲である。
更に、本発明の成形品用組成物は上記ポリエステルの機能を阻害しない範囲で、必要に応じて、添加剤を含有していてもよい。具体的には、難燃剤、着色剤、内部離型剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、各種フィラー等を挙げることができる。本発明の成形品用組成物に含有される添加剤の含有量は、0.5重量%以上50重量%以下が好ましい。
上記成形品用組成物を用いた成形品の成形方法としては、熱可塑性樹脂の成形方法と同様の方法を使用挙げることができ、例えば、圧縮成形、押出成形又は射出成形等を利用することができる。
[分子量測定]
分析機器:高速液体クロマトグラフ Waters社製アライアンス2695
検出器:示差屈折検出器
溶離液:5mMトリフルオロ酢酸ナトリウムの濃度のヘキサフルオロイソプロパノール溶液
流量:1.0ml/min
カラム温度:40℃
分子量:ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)の標準を用いて、数平均分子量(Mn)、重量平均分子量(Mw)、多分散度(Mw/Mn)を求めた。
[NMR測定]
装置名:日本電子株式会社製核磁気共鳴装置JNM−ECA−400
測定条件:1H−NMR
溶媒:CF3COOD
以下の実施例及び比較例において、PEFはポリエチレン−2,5−フランジカルボキシレート、を示す。また、PEFの%はモル%を示す。
品質安定化の評価としてポリエステル樹脂の耐加水分解性の試験を行った。
試験は試料0.1gを1mol/lNaOH水溶液10gに入れてオーブンで100℃24時間加熱することで加水分解させた。
加水分解した試料溶液をろ過し、ろ物を60℃で3日間真空乾燥した。
耐加水分解性は以下の計算式で評価した。
ろ物重量/0.1*100(%)
[DMSO存在下での、エチレングリコール、2,5−フランジカルボン酸からなるポリエステル(PEF)の調製]
温度計、ステンレス鋼(SUS)製撹拌羽根を取り付けた100mLの三口フラスコを用意した。この三口フラスコに、2,5−フランジカルボン酸、エチレングリコール及びDMSOの合計に対して、DMSOが82モル%となるように仕込んだ。すなわち、2,5−フランジカルボン酸(3.9g)、エチレングリコール(3.5g)、DMSO(39g)、モノブチルスズオキシド触媒(0.50g)、チタニウム−n−ブトキシド触媒(0.50g)を加えた。
三口フラスコ内にて窒素を導入しながら撹拌を開始するとともに、オイルバスによりこれら内容物を昇温させた。内温が100℃に達した後、1時間保持し、さらに185℃で9時間保持して、PEFを調製した。
[DMSO存在下での、エチレングリコール、2,5−フランジカルボン酸からなるポリエステル(PEF)の調製]
温度計、SUS製撹拌羽根を取り付けた100mLの三口フラスコを用意した。この三口フラスコに、2,5−フランジカルボン酸、エチレングリコール及びDMSOの合計に対して、DMSOが82モル%となるように仕込んだ。すなわち、2,5−フランジカルボン酸(3.9g)、エチレングリコール(3.5g)、DMSO(39g)、モノブチルスズオキシド触媒(0.50g)、チタニウム−n−ブトキシド触媒(0.50g)を加えた。
三口フラスコ内にて窒素を導入しながら撹拌を開始するとともに、オイルバスによりこれら内容物を昇温させた。内温が100℃に達した後、1時間保持し、さらに175℃で1時間、180℃で1時間保持した後、185℃で2時間保持して、PEFを大気圧下で調製した。
[DMSO添加なしでの、エチレングリコール、2,5−フランジカルボン酸からなるポリエステル(PEF)の調製]
温度計、SUS製撹拌羽根を取り付けた100mLの三口フラスコを用意した。この三口フラスコに、2,5−フランジカルボン酸(7.81g)、エチレングリコール(8.07g)、モノブチルスズオキシド触媒(0.014g)、チタニウム−n−ブトキシド触媒(0.014g)を加えた。
三口フラスコ内にて窒素を導入しながら撹拌を開始するとともに、オイルバスによりこれら内容物を昇温させた。内温が160℃に達した後、1時間保持し、さらに165℃で1時間、185℃で2時間保持した。
185℃で減圧を開始し、約一時間かけて約133Paとし、さらに230℃まで昇温させた。約133Pa、230℃で4.5時間反応を続けた。
[N−メチルピロリドン(NMP)存在下での、エチレングリコール、2,5−フランジカルボン酸からなるポリエステル(PEF)の調製]
原料の仕込み量が、2,5−フランジカルボン酸、エチレングリコール及びNMPの合計に対して、NMPが82モル%となるように仕込んだ。すなわち、2,5−フランジカルボン酸(3.9g)、エチレングリコール(3.5g)、NMP(38g)、モノブチルスズオキシド触媒(0.5)、チタニウム−n−ブトキシド触媒(0.5g)とした以外は実施例1の調製と同様に行った。
[N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)存在下での、エチレングリコール、2,5−フランジカルボン酸からなるポリエステル(PEF)の調製]
原料の仕込み量が、2,5−フランジカルボン酸、エチレングリコール及びDMFの合計に対して、DMFが82モル%となるように仕込んだ。すなわち、2,5−フランジカルボン酸(3.9g)、エチレングリコール(3.5g)、DMF(40g)、モノブチルスズオキシド触媒(0.5g)、チタニウム−n−ブトキシド触媒(0.5g)とした以外は実施例1の調製と同様に行った。
実施例2のPEFの1H−NMRスペクトルを図2に示す。
次に、実施例1、2、及び比較例1、2、3の分子量測定結果を表1に示す。
Claims (7)
- 請求項1に記載のポリエステルを成形してなることを特徴とする成形品。
- さらに添加剤を有する成形品であって、
前記添加剤は、難燃剤、着色剤、内部離型剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、フィラーからなる群から選ばれる少なくともいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の成形品。 - 請求項2または3に記載の成形品であることを特徴とするインクタンク。
- 請求項2または3に記載の成形品であることを特徴とするプリンターの筐体。
- 請求項2または3に記載の成形品であることを特徴とするカメラの筐体。
- 請求項2または3に記載の成形品であることを特徴とするフィルム。
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