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JP5349148B2 - 骨穿孔用ドリル - Google Patents

骨穿孔用ドリル Download PDF

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JP5349148B2 JP2009137178A JP2009137178A JP5349148B2 JP 5349148 B2 JP5349148 B2 JP 5349148B2 JP 2009137178 A JP2009137178 A JP 2009137178A JP 2009137178 A JP2009137178 A JP 2009137178A JP 5349148 B2 JP5349148 B2 JP 5349148B2
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秀之 宮島
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聡 安達
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Description

本発明は、回転することで骨に孔をあけることができる骨穿孔用ドリルに関するものである。
従来より、骨穿孔用ドリルによって骨に下孔を形成することが一般的に行われている。例えば、骨折した部分の骨を接合する際には、骨穿孔用ドリルで骨に対して下孔を開けてこの下孔内に骨接合用ネジを挿入し、これら骨接合用ネジの骨から突出した部分同士を棒部材やプレートに固定して骨同士を接合させている(特許文献1参照)。また、その他にも、大腿骨などに癌が発症した場合にはその患部を切除しなければならないことがあるが、この場合には、骨穿孔用ドリルで大腿骨などに下孔を形成し、この下孔内に髄内釘を挿入して分断された骨を接合している(特許文献2)。
特開平6−105852号公報 特開2007−296180号公報
以上のように、種々の理由から骨穿孔用ドリルによって骨に下孔を形成することがあるが、骨は、場所によって骨密度が低いところがある。このため、上述したように骨穿孔用ドリルで骨を削って下孔を形成し、骨接合用ネジや髄内釘をその下孔内に埋めても、その場所の骨密度が低ければ骨接合用ネジや髄内釘が下孔内に安定して埋め込まれないという問題があった。また、骨粗鬆症の人は特にこの問題が顕著になるという問題があった。
そこで、本発明は、骨密度が低い場所であっても骨に強度の高い下孔内壁面を形成することのできる骨穿孔用ドリルを提供することを課題とする。
第1の発明に係る骨穿孔用ドリルは、回転することにより骨に孔を形成する骨穿孔用ドリルであって、ドリル本体と、骨を切削して孔を形成するよう、前記ドリル本体の先端に形成された先端切れ刃と、前記先端切れ刃で骨を切削することにより発生した切粉を前記ドリル本体の後端側に送るよう、前記ドリル本体の外周面に形成された第1の溝と、前記第1の溝の回転方向後方側の壁面の上端部に形成されるとともに、前記第1の溝内の切粉を回転方向後方側に送るための通路が形成された外周切れ刃と、前記外周切れ刃の回転方向後方側に形成され、前記外周切れ刃の通路から送られた切粉を一時的に貯留する第2の溝と、を備え、前記第2の溝の回転方向後方側の壁面は、当該第2の溝内に貯留する切粉を骨の孔内壁面に押しつける押圧部として形成されている。
上記第1の発明に係る骨穿孔用ドリルによれば、まず、先端切れ刃によって骨に孔を形成し、このときに発生する骨の切粉が第1の溝によってドリル本体の後端側に排出される。この第1の溝によってドリル本体の後端側に排出される切粉の内の一部は、外周切れ刃に形成された通路を介して、第2の溝へと送られる。この第2の溝に送られた切粉は、第2の溝の回転方向後方側の壁面である押圧部によって、孔内壁面に押しつけられて孔内壁面に固着する。このように本発明に係る骨穿孔用ドリルは、骨の密度が低い場所に孔を形成した場合であっても、骨の切粉を孔の内壁面に固着させて骨密度を高め、孔の強度を向上させることができる。この結果、骨接合用ネジや髄内釘などを孔内に安定して固定することができる。
上記第1の発明に係る骨穿孔用ドリルは、種々の構成をとることができるが、例えば、上記通路は、切欠部によって形成されていることが好ましい。
また、上記切欠部は、外周切れ刃の先端に形成されていることが好ましい。
また、上記第1の溝、外周切れ刃、及び第2の溝は、それぞれ螺旋状に延びていることが好ましい。
また、上記押圧部は、回転方向後方側に傾斜していることが好ましい。
第2の発明に係る骨穿孔用ドリルは、回転することにより骨に孔を形成する骨穿孔用ドリルであって、ドリル本体と、骨を切削して孔を形成するよう、前記ドリル本体の先端に形成された先端切れ刃と、前記先端切れ刃で骨を切削することにより発生した切粉を前記ドリル本体の後端側に送るよう、前記ドリル本体の外周面に形成された第1の溝と、前記第1の溝の回転方向後方側の壁面における先端側の上端部に形成された外周切れ刃と、前記外周切れ刃の後端側において、前記第1の溝の回転方向後方側の壁面は、当該第1の溝内に貯留する切粉を骨の孔内壁面に押しつける押圧部として形成されている。
上記第2の発明に係る骨穿孔用ドリルは、まず先端切れ刃によって骨に孔を形成し、このときに発生する骨の切粉が第1の溝に集められる。第1の溝に集められた切粉は、ドリル本体2が骨の奥に進入するにつれてドリル本体の後端側へと送られる。第1の溝の回転方向後方側の壁面の後端側にまで切粉が送られると、この切粉は第1の溝の回転方向後方側の壁面である押圧部によって、孔内壁面に圧迫されて固着される。これにより、孔の内壁面の骨密度が高くなり、孔の強度を向上させることができる。この結果、骨接合用ネジや髄内釘などを孔内に安定して固定することができる。
上記第2の発明に係る骨穿孔用ドリルは、種々の構成をとることができるが、例えば、上記第1の溝は螺旋状に延びていることが好ましい。
また、上記押圧部は、回転方向後方側に傾斜していることが好ましい。
本発明によれば、骨密度が低い場所であっても骨に強度の高い下孔内を形成することができる。
本発明の骨穿孔用ドリルの第1実施形態を示す側面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの第1実施形態を示す平面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの第1実施形態を示す正面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの第2実施形態を示す側面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの第2実施形態を示す平面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの第2実施形態を示す正面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの他の実施形態を示す側面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの他の実施形態を示す平面図である。 本発明の骨穿孔用ドリルの他の実施形態を示す正面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る骨穿孔用ドリルの第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、第1実施形態に係る骨穿孔用ドリルの側面図、図2は第1実施形態に係る骨穿孔用ドリルの平面図、図3は第1実施形態に係る骨穿孔用ドリルの正面図である。なお、図1及び図2の左右方向を「軸方向」、左側を「先端側」、右側を「後端側」、図3の反時計回りの方向を「回転方向」と称して、以下説明する。
図1〜図3に示すように、骨穿孔用ドリル1は、略円柱状のドリル本体2から主に構成されている。このドリル本体2は、特に限定されるものではないが、直径が2〜20mmであることが好ましく、材質はステンレス鋼であることが好ましい。ドリル本体2の先端には、先端切れ刃3が形成されている。この先端切れ刃3は、ドリル本体2を回転させたときに骨に孔をあけるためのものであり、ドリル本体2の先端に形成された逃げ面4と後述する第1の溝5との稜線によって構成されている。先端切れ刃3は、ドリル本体2の先端に2つ、中心軸Cを中心に点対象となるように形成されている。この2つの先端切れ刃3の成す先端角αは、40〜160度であることが好ましい。
ドリル本体2には、ドリル本体2の先端から軸方向に延びる第1の溝5が2つ形成され、同様にドリル本体2の先端から軸方向に延びる第2の溝6も2つ形成されている。これら第1及び第2の溝5,6は、第1の溝5、第2の溝6、第1の溝5、第2の溝6の順で周方向に等間隔でドリル本体2の外周面に形成されている。第1の溝5は、先端切れ刃3で骨を切削することにより生じた骨の切粉をドリル本体2の後端側に送るための溝であり、軸方向に螺旋状に延びている。この第1の溝5を軸方向と垂直な面で切断した断面の形状は、円弧状となっている。
また、第2の溝6は、ドリル本体2の先端から螺旋状に延びており、ドリル本体2の軸方向と垂直な面で切断した断面の形状が略V字状となっている。この第2の溝には、主に後述する切欠部8を介して第1の溝5から切粉が送られてくる。この第2の溝6は、第1の溝5よりも軸方向の長さが長く形成されている。なお、各第1の溝5や第2の溝6のねじれ角βは、好ましくは5〜50度である。また、第1の溝5及び第2の溝6は、後端側に向かうにつれて徐々に浅くなるように構成されている。
第1の溝5と第2の溝6との間には、これらを隔てる第1の壁部7が形成されている。この第1の壁部7は、第1の溝5の回転方向後方側の壁面71を構成するとともに第2の溝6の回転方向前方側の壁面72を構成している。この第1の壁部7の先端側には、切欠部8(通路)が形成されている。この切欠部8は、第1の溝5内の切粉を第2の溝6内に送るためのものである。また、第1の溝5の回転方向後方側の壁面71の上端部には、外周切れ刃9が形成されている。より詳細には、外周切れ刃9は、第1の壁部7の上端面のいわゆるマージン部73と第1の溝5の回転方向後方側の壁面71とが交差する稜線によって構成されている。この外周切れ刃9は、先端切れ刃3で切削することによって形成された孔の内壁面の凹凸を平滑化させるためのものである。
また、第2の溝6と第1の溝5との間には、これらを隔てる第2の壁部10が形成されている。この第2の壁部10は、第2の溝6の回転方向後方側の壁面11を構成するとともに第1の溝5の回転方向前方側の壁面12を構成している。この第2の溝6の回転方向後方側の壁面11は、第1の溝5から第2の溝6内に送られてきた骨の切粉を孔の内壁面に圧迫して固着させるよう、回転方向と反対側すなわち回転方向後方側に傾斜するように構成されている。なお、この第2の溝6の回転方向後方側の壁面11を、押圧部11と呼ぶ。
次に、上述した第1実施形態の骨穿孔用ドリルの使用方法を説明する。
まず、骨接合用ネジや髄内釘などを埋め込みたい場所に骨穿孔用ドリル1のドリル本体2の先端を当て、ドリル本体2を回転させて先端切れ刃3で骨を切削することにより骨に下孔を形成する。このように先端切れ刃3によって骨を切削することで骨の切粉が発生する。この切粉は、ドリル本体2が回転することで第1の溝5内に集められて第1の溝5を介してドリル本体2の後端側に送られるが、この第1の溝5内を移動する切粉の一部が、第1の壁部7に形成された切欠部8を介して第2の溝6へと送られる。
第2の溝6に送られた骨の切粉は、ドリル本体2の回転に伴い、第2の溝6の回転方向後方側の壁面11、すなわち押圧部11に沿って押圧部11の上部まで移動し、最終的に押圧部11によって孔の内壁面に押し付けられる。これにより、骨の切粉は孔内壁面に圧迫されて固着し、この結果、孔内壁面の骨密度を高くすることができる。このように骨穿孔用ドリル1は、孔を形成する際に排出される骨の切粉を孔内壁面に圧迫して固着させながら、所望位置まで進入すると、そのまま回転を続けながら下孔内から引き抜かれる。そして、この骨穿孔用ドリル1によって形成された下孔内に骨接合用ネジや髄内釘などを挿入して固定する。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る第2の骨穿孔用ドリルの第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。図4は第2実施形態に係る骨穿孔用ドリルの側面図、図5は第2実施形態に係る骨穿孔用ドリルの平面図、図6は第2実施形態に係る骨穿孔用ドリルの正面図である。なお、上記第1実施形態と同様、図4及び図5の左右方向を「軸方向」、左側を「先端側」、右側を「後端側」、図6の反時計回りを「回転方向」と称して、以下説明する。
図4〜6に示すように、骨穿孔用ドリル1’は、略円筒状のドリル本体2’から主に構成されている。ドリル本体2’は、特に限定されるものではないが、直径が1〜20mmであることが好ましく、材質は上記第1実施形態のドリル本体2と同様のものを挙げることができる。
ドリル本体2’の先端には先端切れ刃3’が形成されている。この先端切れ刃3’は、上記実施形態1と同様のものであり、ドリル本体2’の先端に2つ、ドリル本体2’の中心軸C’を中心に点対称となるように形成されている。この2つの先端切れ刃3’が成す先端角α’は、40〜160度とすることが好ましい。
ドリル本体2’には、ドリル本体2’の先端から軸方向に延びる螺旋状の第1の溝5’が2つ形成されている。この2つの第1の溝5’は、ドリル本体2’の周方向に等間隔に形成されている。また、各第1の溝5’は、先端側部分の第1領域51’と後端側部分の第2領域52’とに分かれている。第1領域51’における第1の溝5’は、第2領域52’における第1の溝5’よりも深く形成されている。また、第1の溝5’の回転方向後方側の壁面11’は、第1領域51’に対応する部分では、回転方向前方側に傾斜しており、その上端部には外周切れ刃9’が形成されている。一方、第2領域52’に対応する部分では、第1の溝5’の回転方向後方側の壁面11’は回転方向後方側に傾斜しており、第1の溝5’に貯留する骨の切粉を孔の内壁面に圧迫して固着させるような構成となっている。なお、第2領域52’に対応する部分における第1の溝5’の回転方向後方側の壁面11’を押圧部11’と呼ぶ。また、第1の溝5’のねじれ角β’は、5〜50度であることが好ましい。
次に第2実施形態に係る骨穿孔用ドリルの使用方法について説明する。
まず、ドリル本体2’を回転させることで、先端切れ刃3’で骨を切削し下孔を形成する。このとき発生する骨の切粉は、第1の溝5’の第1領域51’に集められてドリル本体2’の後端側へと送られる。後端側へ送られた切粉が第1の溝5’の第2領域52’へと到達すると、ドリル本体2’の回転に伴い壁面(押圧部)11’に沿って上方へ移動する。そして、切粉は壁面(押圧部)11’によって下孔内壁面に圧迫されて、下孔内壁面に固着する。このように骨穿孔用ドリル1’は、下孔を形成することで発生する骨の切粉を孔内壁面に圧迫して付着させながら、所望の位置まで進入するとそのまま回転を続けながら下孔内から引き抜かれる。そして、この骨穿孔用ドリル1によって形成された下孔内に骨接合用ネジや髄内釘などを挿入して固定する。
以上、上記第1及び第2実施形態によれば、先端切れ刃3、3’で骨を切削することによって発生した骨の切粉を外部へ排出するのではなく、押圧部11、11’によって孔の内壁面に圧迫して固着させるため、孔内壁面の骨密度を向上させることができ、ひいては、この下孔内に挿入される骨接合用ネジや髄内釘などを安定して骨内に固定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記第1実施形態では、第1の溝5と第2の溝6とを隔てる第1の壁部7は、先端側に切欠部8が形成されていたが、図7〜9に示すように、先端側にのみ外周切れ刃9を形成し、後端側に切欠部8を形成することもできる。
また、上記第1実施形態では、第1の溝5から第2の溝6へ切粉を送る通路は、切欠部8によって構成しているが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、第1の壁部7に形成された貫通孔によって通路を構成することもできる。また、切欠部8の形成する場所も特に限定されるものではなく、第1の壁部7の中央や後端側に形成していてもよい。またさらには、切欠部8を複数形成することで、第1の溝7内の切粉をより多く第2の溝6内へと送ることができる。
また、上記各実施形態の先端切れ刃3や第1の溝5、第2の溝6、第1の壁部7などの数は特に限定されるものではない。
1 骨穿孔用ドリル
2 ドリル本体
3 先端切れ刃
5 第1の溝
6 第2の溝
7 第1の壁部
8 切欠部(通路)
9 外周切れ刃
11 押圧部

Claims (8)

  1. 回転させることで骨に孔をあけることができる骨穿孔用ドリルであって、
    軸方向に延びる第1の溝及び第2の溝が形成されたドリル本体と、
    前記ドリル本体の先端に形成された先端切れ刃と、
    前記第1の溝の回転方向後方側における壁面の上端部に形成された外周切れ刃と、を備え、
    前記第1の溝は、前記先端切れ刃によって骨を切削することにより生じた骨の切粉を前記ドリル本体の後端側に送るように形成され、
    前記第1の溝と第2の溝とを隔てる壁部には、前記ドリル本体が回転した際に前記第1の溝内の切粉を前記第2の溝内に送るための通路が形成されており、
    前記第2の溝の回転方向後方側の壁面は、前記第2の溝内の切粉を孔内壁面に押しつける押圧部である、骨穿孔用ドリル。
  2. 前記通路は、切欠部により形成されている、請求項1に記載の骨穿孔用ドリル。
  3. 前記切欠部は、前記壁部の先端側に形成されている、請求項2に記載の骨穿孔用ドリル。
  4. 前記第1の溝、及び第2の溝は、それぞれ螺旋状に延びる、請求項1〜3のいずれかに記載の骨穿孔用ドリル。
  5. 前記押圧部は、回転方向後方側に傾斜している、請求項1〜4のいずれかに記載の骨穿孔用ドリル。
  6. 回転させることで骨に孔をあけることができる骨穿孔用ドリルであって、
    軸方向に延びる第1の溝が形成されたドリル本体と、
    前記ドリル本体の先端に形成された先端切れ刃と、
    前記第1の溝の回転方向後方側における壁面の先端側上端部に形成された外周切れ刃と、を備え、
    前記第1の溝は、前記先端切れ刃によって骨を切削することにより生じた骨の切粉を前記ドリル本体の後端側に送るように形成され、
    前記外周切れ刃よりも後端側における前記第1の溝の回転方向後方側の壁面は、前記第1の溝内の切粉を孔内壁面に押しつける押圧部である、骨穿孔用ドリル。
  7. 前記第1の溝は、螺旋状に延びる、請求項6に記載の骨穿孔用ドリル。
  8. 前記押圧部は、回転方向後方側に傾斜している、請求項6又は7に記載の骨穿孔用ドリル。
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