JP5347534B2 - 位相比較器、pll回路、及び位相比較器の制御方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、本発明に関連するアナログ方式をベースとしたRF(Radio Frequency:無線周波数)回路では、微細化による素子特性変動を考えると、これ以上の低電圧化は困難である。低電圧化により、大きな影響を受けるRFブロックのひとつに、PLL(Phase Locked Loop:位相同期ループ)回路がある。
図10において、1は位相比較器、2はチャージポンプ、3はループフィルタ、4は電圧制御発振器(VCO: Voltage Controlled Oscillator)、5は分周器である。
位相比較器1は、基準信号FREFと、電圧制御発振器VCOの出力信号を分周した信号CKVとを比較した結果に基づいて、出力信号S1、S2を発生する。信号S1は、基準信号FREFの信号CKVに対する位相の進み量を示す信号であり、信号S2は信号CKVの基準信号FREFに対する位相の進み量を示す信号である。これらの信号S1、S2はチャージポンプ2に入力される。このチャージポンプ2の出力信号S3は、ループフィルタ3に入力してそこで高周波成分が除去された後、電圧制御発振器VCO4の制御電圧S4として入力する。
このPLL回路では、基準信号FREF及び信号CKVの周波数及び位相が一致するように動作したときロックして、電圧制御発振器VCO4から得られる周波数(fVCO)が基準信号FREFの分周数倍となる。
本発明に関連する技術では、電圧制御発振器VCOのバラクタの制御は、直流電位を印加させるのではなく、時間的にオン・オフを繰り返し、その時間比率を変化させることで行う方式である。時間比率は、一定の周期で行わせると、大きなスプリアス(不要輻射)が発生するので、上述した特許文献1及び非特許文献1では、シグマデルタ(ΣΔ変調)変調器を用いることで、信号をランダム化している。
図11は、本発明に関連するデジタル型PLLのブロック図である。
同図において、基準水晶発振器からの出力である基準信号FREFの位相は、位相検出器51において、基準信号FREFの立ち上がりごとに、ラッチ132で周波数制御語FCWを累積することによって得ている(この周波数制御語FCWは、基準信号FREFに対する電圧制御発振器VCO135の出力信号CKVの周波数比、すなわち逓倍数に相当する)。基準水晶発振器の出力信号CKVの位相は、位相検出器52において、その立ち上がりエッジのクロック遷移の数をラッチ118でカウントすることによって得、さらにこの出力を、ラッチ119にて基準信号FREFで累積することにより得ている。
図12(a)は、電圧制御発振器VCOの出力信号CKVの位相を検出する回路であり、図11における位相検出器52と同一の構成である。この図12(a)では4ビットの加算器及びラッチ回路を用いている。
電圧制御発振器VCOの出力は、図12(b)に示したように、出力信号CKVの立ち上がりエッジごとに、加算器の数値が累積されていき、基準信号FREFの立ち上がりエッジごとに、その値がラッチされる。この例では、加算器の初期値が0で出力信号CKVのカウントがスタートしており、信号CKV及び基準信号FREFの周波数比が10の場合を想定している。
図12(d)は、この動作を説明する図であり、加算器の初期値は3である場合を示している。初期値が3で、毎回10インクリメントされるので、基準信号FREFごとの回路の出力は、3、13、7、1、11となる。この図の例では、電圧制御発振器VCOの周波数は、目標と一致しているが、位相が電圧制御発振器VCOの3パルス分だけシフトしている。
ここで、小さな位相誤差ΦFは、Δtf>Δtrである場合には、-Δtr/2(Δtf-Δtr)で与えられ、Δtr>Δtfである場合には、1-Δtr/2(Δtr-Δtf)で与えられる。
この位相比較器は、信号CKVの周期以下の位相誤差を検出するための時間デジタル変換器(TDC)83の回路例である。
図15に示す時間デジタル変換器500は、複数のインバータによる遅延要素502とラッチ/レジスタ504とで構成されている。信号CKV(114)は、複数のインバータで順次遅延され、遅延されたベクトルはそれぞれ図示しない基準水晶発振器からの基準クロックFREF(110)の立ち上がりエッジでラッチ/レジスタ504にラッチされる。インバータアレイの遅れの総計が信号CKV(114)のクロック周期を十分カバーする限り、位相誤差をインバータの遅延時間の分解能Δtresまでは検出することが可能である。
基準水晶発振器からの信号FREF(110)の正への遷移602で、複数のラッチ/レジスタ504がアクセスされ、基準水晶発振器からの信号FREF(110)の立ち上がりエッジを基準とする信号CKV(114)の遅れを示す複数の値の瞬時値604を得る。この瞬時値604は、時間差をデジタル値で示すものと見ることができる。
このデジタル値は、加減算器123により位相検出器51の出力と加減算される。加減算器123により算出された微小位相誤差信号は、デジタルループフィルタ134によって高速成分が除かれ、ΣΔ変調器108により変調された後に、電圧制御発振器VCO135の周波数を高精度に制御している。
図15において、101_1〜101_nは第1の遅延素子、102_1〜102_nは第2の遅延素子、103_1〜103_nはデータ保持回路、104は論理回路、REFは基準信号、CKVは対象信号を示している。
また、データ保持回路103_nは、対象信号CKVが第1の遅延素子n段分の101_1〜101_nで遅延されたFB_nを、基準信号FREFが第2の遅延素子n段分102_1〜102_nで遅延されたREF_nのエッジでラッチする。すなわち、この例のデジタル位相検出器におけるデータ保持回路103_1〜103_nは、対象信号CKVが第1の遅延素子101_1〜101_nで順次遅延されたFB_1〜FB_nを、基準信号FREFが第2の遅延素子102_1〜102_nで順次遅延された位相の異なる対象信号REF_1〜REF_nのエッジでラッチし、それぞれ各FB_1〜FB_n及びREF_1〜REF_nの位相の進み/遅れの情報をデジタル信号Q_1〜Q_nとして論理回路104に出力する。
ここで、デジタル位相検出器の分解能は、第1の遅延素子101の遅延時間と第2の遅延素子102の遅延時間との差ΔDが小さいほど高くなり、第1の遅延素子101の遅延時間と第2の遅延素子102の遅延時間との差ΔDが大きいほど低くなる。
特許文献3のデジタル位相ロックループ回路は、「位相のフィードバックを行うことにより入力周波数と出力周波数とを一致させる第1及び第2のループを有し、同期すべきクロック源が失われた場合に同期していたクロック周波数を記憶しておき該周波数を長期保持するデジタル位相ロックループ回路において、予め決められた周波数と前記出力周波数とを比較し、該比較結果を前記第1及び第2のループにおけるフィードバックに用いる第3のループを有する」ものであり、以下のように動作する。
例えば、分解能を1psとするには、遅延素子の段数は、特許文献1に記載の技術の場合の20倍必要となる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態を説明するためのデジタル位相比較器を示すブロック図の一例である。
以下の実施の形態において、同一の部材には同一の符号を付して、重複する説明は適宜省略する。
図1において、101_1〜01_nは第1の遅延素子、102_1〜102_nは第2の遅延素子、103_0〜103_nはデータ保持回路、104は論理回路、FREFは、基準水晶発振器から得られる基準信号、CKVは比較対象信号である。
図2は、図1に示したデジタル位相検出器の動作を説明するためのタイミング図の一例である。
ここで、位相比較の開始時点では、対象信号CKVが、基準信号FREFに対してΔTだけ進んでいる場合を考える。
本実施形態では最初に、第1の遅延素子101と、第2の遅延素子102との位相差ΔDを最大に設定する。すなわち、第1の遅延素子101の出力端子にn個の全ての容量素子C1〜Cnを接続する。
再び反転したデータ保持回路103が初段から6番目であれば、初期の位相差は、4nδ−2(n/2)δと4nδ−(n/2)δとの間にあるとわかる。
図3は、本発明の第2の実施の形態を説明するための位相比較器のブロック図の一例である。
対象信号CKRはフリップフロップを用いて、基準信号FREFを比較対象信号CKVの立ち上がりエッジでリタイミングした信号を示している。この実施の形態では、第1の実施の形態とは異なり、比較対象信号CKVと、基準信号FREFとを直接比較する代わりに、リタイミングした基準信号と、元の基準信号FREFとを比較している。リタイミングした基準信号は、比較対象信号CKVと基準信号の位相差情報を保持しているので、高速な比較対象信号を用いる必要がなく、結果として、位相比較器の消費電力を低減することが可能である。
図4は、本発明の第3の実施の形態を説明するための位相比較器のブロック図の一例である。
この実施形態では、信号CKRはフリップフロップを用いて、基準信号FREFを比較対象信号CKVの立ち上がりエッジでリタイミングした信号、CKRBはフリップフロップを用いて、基準信号FREFを比較対象信号CKVの立ち下がりエッジでリタイミングした信号を示している。
すなわち、この例のデジタル位相検出器におけるデータ保持回路106_1〜106_nは、それぞれ各信号REF_1〜REF_nと、信号CKRB_1〜CKRB_nとの位相の進み/遅れの情報をデジタル信号Q_1B〜Q_nBとして論理回路104に出力する。
図5及び図6は、図4に示したデジタル位相検出器の動作を説明するためのタイミング図の一例である。
ここで、位相比較の開始時点では、対象信号CKRが、基準信号FREFに対してΔTだけ進んでいる場合を考える。本実施形態では最初に、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)と、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の位相差ΔDを最大に設定する。すなわち、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)の出力端子にn/2個の容量素子を接続する。
一方、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)及び第3の遅延素子105(105_1〜105_n)の出力端子には容量素子を接続しない。
このとき、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)の遅延量は、td0+(n/2)δ、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の遅延は、(td0+3n/4)δとなり、時間差は−(n/4)δとなる。第3の遅延素子105(105_1〜105_n)には、依然として何も容量素子を接続しないので、その時間差は(n/2)δのままとなる。
このとき、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)の遅延量は、td0+(n/2)δ、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の遅延はtd0+(3n/8)δとなり、時間差は+(n/8)δとなる。6段目のデータ保持回路103_6の入力端子では、対象信号CKRは、基準信号FREFに対して遅れており、それゆえデータ保持回路103_6の出力は「1」となっているが、7段目以降、順次遅延素子101を経由するごとに、位相差が+(n/8)δだけ、対象信号CKRが進むようになる。各々の遅延回路の数段分で遅延した対象信号CKRと基準信号FREFの位相関係が逆転するとデータ保持回路103の出力が再び反転する。
図7は、本発明の第4の実施の形態を説明するための位相比較器のブロック図の一例である。
この実施形態では、信号CKRはフリップフロップを用いて、基準信号FREFを比較対象信号CKVの立ち上がりエッジおよび立ち下りの両エッジでリタイミングした信号を示している。
すなわち、この例のデジタル位相検出器におけるデータ保持回路103_1〜103_nは、それぞれ各信号REF_1〜REF_nと、信号CKR_1〜CKR_nとの位相の進み/遅れの情報をデジタル信号Q_1B〜Q_nBとして論理回路104に出力する。
図8は、図7に示したデジタル位相検出器の動作を説明するためのタイミング図の一例である。
ここで、位相比較の開始時点では、対象信号CKRが、基準信号FREFに対してΔTだけ進んでいる場合を考える。本実施形態では最初に、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)と、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の位相差ΔDを最大に設定する。すなわち、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)の出力端子にn/2個の容量素子を接続する。
一方、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の出力端子には容量素子を接続しない。
このとき、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)の遅延量は、td0+(n/2)δ、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の遅延は、(td0+3n/4)δとなり、時間差は−(n/4)δとなる。
このとき、第1の遅延素子101(101_1〜101_n)の遅延量は、td0+(n/2)δ、第2の遅延素子102(102_1〜102_n)の遅延はtd0+(3n/8)δとなり、時間差は+(n/8)δとなる。6段目のデータ保持回路103_6の入力端子では、対象信号CKRは、基準信号FREFに対して遅れており、それゆえデータ保持回路103_6の出力は「1」となっているが、7段目以降、順次遅延素子101を経由するごとに、位相差が+(n/8)δだけ、対象信号CKRが進むようになる。各々の遅延回路の数段分で遅延した対象信号CKRと基準信号FREFとの位相関係が逆転するとデータ保持回路103の出力が再び反転する。
図9は、本発明の第5の実施の形態を説明するための位相比較器のブロック図の一例である。
この実施形態は、第3の実施の形態において、基準信号及び対象信号の位相の遅れ/進みを判定するラッチ回路103/106や、論理回路104の遅延時間を補正する一定の遅延時間を有する素子141−146が各遅延回路段に接続されている。これにより、論理回路の遅延時間の誤差を少なくすることができるので、より正確な位相比較が可能となる。基本動作についての説明は、実施の形態3と同様なので省略する。
本実施の形態によれば、基準信号および対象信号を、各々複数段縦列接続した遅延素子に入力し、各々の段の遅延時間の差により、基準信号と対象信号の位相差をデジタル出力し、その出力結果を元に、遅延素子の時間差及び大小を変更することで、回路規模を大きくせずとも、高精度な位相比較が出来る。その結果、低電圧動作で、しかも超高速で動作するデジタルシンセサイザでも、高精度に位相制御が可能で位相雑音の低いシンセサイザを低消費電力で実現することが可能となり、将来の微細CMOSデバイスを用いた高度無線システムに好適な位相比較器とそれを用いたPLL回路を提供することができる。
2 チャージポンプ
3 ループフィルタ
4、135 電圧制御発振器VCO
5 分周器
51、52、53、54、55、57 位相検出器
61、62、63、64 遅延素子
81 位相比較器
82 小位相比較器
83 時間デジタル変換器
86、87 除算器
132、118、119 ラッチ
133、134 デジタルループフィルタ
107 インターフェイス回路
108 ΣΔ変調器
109 セレクタ
122、123 加減算器
Claims (6)
- 第1の信号を遅延させる、複数の遅延素子が縦列接続された第1の遅延回路と、
前記第1の信号を第3の信号に従ってリタイミングすることにより生成される第2の信号を遅延させる、複数の遅延素子が縦列接続された第2の遅延回路と、
前記第2の遅延回路の遅延素子により順次遅延された前記第2の信号に従って、前記第1の遅延回路の遅延素子により順次遅延された前記第1の信号を取り込むことにより、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相関係を表すデジタル値を保持する複数の保持回路と、
前記第1の遅延回路の遅延素子と前記第2の遅延回路の遅延素子との間の遅延時間の差及び大小関係を、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相の進み/遅れに応じて変化させる論理回路と、を備えることを特徴とする位相比較器。 - 第1の信号を遅延させる、複数の遅延素子が縦列接続された第1の遅延回路と、
前記第1の信号を第4の信号に従ってリタイミングすることにより生成される第2の信号を遅延させる、複数の遅延素子が縦列接続された第2の遅延回路と、
前記第1の信号を前記第2の信号とは異なるタイミングで第4の信号に従ってリタイミングすることにより生成される第3の信号を遅延させる、複数の遅延素子が縦列接続された第3の遅延回路と、
前記第2の遅延回路により順次遅延された前記第2の信号に従って、前記第1の遅延回路により順次遅延された前記第1の信号を取り込むことにより、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相関係を表すデジタル値を保持する複数の第1の保持回路と、
前記第3の遅延回路により順次遅延された前記第3の信号に従って、前記第1の遅延回路により順次遅延された前記第1の信号を取り込むことにより、前記第1の信号と前記第3の信号との間の相対的な位相関係を表すデジタル値を保持する複数の第2の保持回路と、
前記第1の遅延回路及び前記第2の遅延回路の遅延時間の差及び大小関係を、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相の進み/遅れに応じて変化させるとともに、前記第1の遅延回路及び前記第3の遅延回路の遅延時間の差及び大小関係を、前記第1の信号と前記第3の信号との間の相対的な位相の進み/遅れに応じて変化させる論理回路と、を備える、ことを特徴とする位相比較器。 - 第1の信号を遅延する、複数の遅延素子が縦列接続された第1の遅延回路と、
第3の信号の立ち上がり及び立ち下がりの両エッジで前記第1の信号をリタイミングすることにより生成される第2の信号を遅延する、複数の遅延素子が縦列接続された第2の遅延回路と、
前記第2の遅延回路の遅延素子により順次遅延された前記第2の信号に従って、前記第1の遅延回路の遅延素子により順次遅延された前記第1の信号を取り込むことにより、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相関係を表すデジタル値を保持する複数の保持回路と、
前記第1の遅延回路の遅延素子と前記第2の遅延回路の遅延素子との間の遅延時間の差及び大小関係を、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相の進み/遅れに応じて変化させる論理回路と、を備えることを特徴とする位相比較器。 - 前記遅延回路の各々は、一つのバッファ回路と、一端が該バッファ回路の出力端子に接続され、前記論理回路によりオン・オフされる複数のスイッチと、一端が前記スイッチの他端にそれぞれ接続され他端が接地された同一サイズの複数の容量素子とで構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項記載の位相比較器。
- 請求項1から4の何れか一項記載の位相比較器を用いたことを特徴とするPLL回路。
- 複数の遅延素子が縦列接続された第1の遅延回路によって第1の信号を遅延させ、
前記第1の信号を第3の信号に従ってリタイミングすることにより第2の信号を生成し、
複数の遅延素子が縦列接続された第2の遅延回路によって前記第2の信号を遅延させ、
前記遅延された前記第2の信号に従って、前記遅延された前記第1の信号を取り込むことにより、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相関係を表すデジタル値を保持し、
前記第1の遅延回路の遅延素子と前記第2の遅延回路の遅延素子との間の遅延時間の差及び大小関係を、前記第1の信号と前記第2の信号との間の相対的な位相の進み/遅れに応じて変化させる、ことを特徴とする位相比較器の制御方法。
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