JP5344344B2 - 観察装置 - Google Patents
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Description
このセンシング技術は、テラヘルツ波を透明な試料を透過させたときに、その成分分布に応じた強度分布を、テラヘルツ波が備えることを利用している。非特許文献1では、透明な試料を透過したテラヘルツ波を、結像光学系により電気光学結晶に結像させている。また、結像光学系の途中にダイクロイックミラーを配置して、このダイクロイックミラーによって同一光路上に近赤外光を導入することで、導入された近赤外光を同じ電気光学結晶に照射させている。電気光学結晶はテラヘルツ波が照射されると、その電場状態(テラヘルツ波の振幅、位相の状態)に応じて特性が変化する。すなわち、電気光学結晶に試料情報が記録されることになる。そのため、この状態の電気光学結晶を近赤外光が透過すると、透過の際に近赤外光が変調をうける。そこで、変調された近赤外光を検出することにより、試料の成分分布を観察することができる。
本発明は、試料を載置する載置面を有する光学結晶と、該光学結晶に向けて第1の電磁波を前記載置面とは反対側から照射する第1の照射系および第2の電磁波を照射する第2の照射系と、該第2の照射系から照射され前記試料の載置面において反射した前記第2の電磁波を検出する検出系とを備え、前記第1の電磁波は、パルス状のテラヘルツ波であり、前記第2の電磁波は、前記テラヘルツ波よりも波長が短いパルス状の電磁波であり、前記第1の電磁波の照射領域と前記第2の電磁波の照射領域の少なくとも一部が前記光学結晶内の前記載置面近傍で重なるように、前記第1の照射系と前記第2の照射系が配置され、前記検出系は、その合焦位置が前記光学結晶の前記載置面近傍と一致するように配置されている観察装置を提供する。
このようにすることで、反射膜によってテラヘルツ波のみを透過させて、試料の屈折率および吸収の分布に従って変調されたテラヘルツ波を光学結晶内に入射させ、第2の電磁波については、試料に入射させることなく、光学結晶内に複屈折によって書き込まれた情報の読み出しのみに使用することができる。これにより、第2の電磁波を試料に照射せずに済み、試料によって受ける変調を抑えて、さらに高い分解能で試料の観察を行うことができる。
本実施形態に係る観察装置1は、図1に示されるように、フェムト秒パルス状の近赤外光L1を発生する光源2と、該光源2からの近赤外光L1を2つの光路に分割するビームスプリッタ3と、該ビームスプリッタ3により分割された一方の光路に設けられたテラヘルツ波照射光学系(第1の照射系)4と、他方の光路に設けられた近赤外光照射光学系(第2の照射系)5と、これら照射光学系4,5の後段に配置され、細胞等の試料Aを載置する載置面6aを有する電気光学結晶6と、電気光学結晶6から出射された近赤外光L1を検出する検出光学系7とを備えている。
対物レンズ15は、その焦点位置が電気光学結晶6内の載置面6aに近接する領域S(図2参照。)に配置されている。
本実施形態に係る観察装置1を用いて透明な細胞のような試料Aの観察を行うには、電気光学結晶6の載置面6aに試料Aを載置し、光源2からパルス状の近赤外光L1を出射させる。
電気光学結晶6を通過してその載置面6aにおいて反射された近赤外光L1が、領域Sを通過すると、近赤外光L1の偏光状態が変化させられる。すなわち、対物レンズ15により集光された近赤外光L1は、その一部が、その透過位置に応じて偏光状態が異ならされた状態で電気光学結晶6から下方に向けて出射される。
本実施形態に係る観察装置1を用いて観察を行うには、まず、バックグラウンド測定を行う。すなわち、光路調整光学系13を用いてテラヘルツ波L2と近赤外光L1とが時間的に重なっていない状態を形成するか、もしくはテラヘルツ波L2が電気光学結晶6に入射しない状態にして、画像を取得する(ステップS1)。次いで、光路調整光学系13を調整してテラヘルツ波L2と近赤外光L1とが時間的に重なっている状態を形成し、画像を取得する(ステップS2)。最後に、ステップS2において取得した画像と、ステップS1において取得した画像とを減算あるいは除算することにより、観察環境に起因する不要な情報を取り除くことができる(ステップS3)。これによって、イメージングを行うための良質な画像を得ることができる。なお、ステップS1,S2の順序は逆でもよい。
また、検出光学系7においてビームスプリッタ16と偏光子17とを備えることとしたが、これに代えて、両者の機能を備える偏光ビームスプリッタを採用してもよい。
この場合には、撮像素子19には、近赤外光L1を入射させないように、偏光子17に代えて、フィルタを設けることにすればよい。
図6に示す例では、図1の観察装置1の近赤外光照射光学系5の途中に、近赤外光L1を2次元的に走査するスキャナ(近接ガルバノミラー)20a,20bを設け、対物レンズ15の焦点位置と光学的に共役な位置に、共焦点ピンホール28を配置している。これにより、対物レンズ15の焦点位置が配置されている電気光学結晶6の載置面6a近傍の領域Sからの近赤外光L1のみを光検出器19によって検出することができる。したがって、電気光学結晶6自体を比較的厚く構成しても鮮明な画像を得ることができる。
本実施形態に係る観察装置30の説明において、上述した第1の実施形態に係る観察装置1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る観察装置30において、電気光学結晶31としては、特定の偏光状態または強度の近赤外光L1を入射させると、非線形光学効果によってテラヘルツ波L2を発生するものが採用されている。
本実施形態に係る観察装置30を用いて試料Aの観察を行うには、電気光学結晶31の載置面31aに試料Aを載置し、光源2からパルス状の近赤外光L1を出射させる。
このように、本実施形態に係る観察装置30によれば、第1の実施形態とは異なり、テラヘルツ波放射素子9を用意する必要がなくなり、構成を簡略化することができる。
L2 テラヘルツ波(第1の電磁波)
A 試料
S 領域(照射領域)
1,20,30 観察装置
4 テラヘルツ波照射光学系(第1の照射系)
5 近赤外光照射光学系(第2の照射系)
6,31,31c 電気光学結晶(光学結晶)
6′,31b 非線形光学結晶(光学結晶)
6a,31a 載置面
6b 反射膜
7 検出光学系(検出系)
32 テラヘルツ波照射光学系(照射系)
Claims (5)
- 試料を載置する載置面を有する光学結晶と、
該光学結晶に向けて第1の電磁波を前記載置面とは反対側から照射する第1の照射系および第2の電磁波を照射する第2の照射系と、
該第2の照射系から照射され前記試料の載置面において反射した前記第2の電磁波を検出する検出系とを備え、
前記第1の電磁波は、パルス状のテラヘルツ波であり、
前記第2の電磁波は、前記テラヘルツ波よりも波長が短いパルス状の電磁波であり、
前記第1の電磁波の照射領域と前記第2の電磁波の照射領域の少なくとも一部が前記光学結晶内の前記載置面近傍で重なるように、前記第1の照射系と前記第2の照射系が配置され、
前記検出系は、その合焦位置が前記光学結晶の前記載置面近傍と一致するように配置されている観察装置。 - 前記載置面に、前記第1の電磁波を透過し、前記第2の電磁波を反射する反射膜が設けられている請求項1に記載の観察装置。
- 前記光学結晶が、前記第1の電磁波の電場状態に応じて屈折率が変化する電気光学結晶であり、
前記検出系が、前記載置面において反射された後に前記光学結晶を通過する前記第2の電磁波の偏光状態を検出する請求項1または請求項2に記載の観察装置。 - 前記光学結晶が、前記第1の電磁波と前記第2の電磁波を和周波混合または差周波混合する非線形光学結晶であり、
前記検出系が、前記光学結晶から発せられた和周波混合または差周波混合された電磁波を検出する請求項1に記載の観察装置。 - 試料を載置する載置面を有する光学結晶と、
該光学結晶に向けて、同一波長かつ、強度または偏光の異なる2つの電磁波を、それらの照射領域の少なくとも一部が前記光学結晶内の前記載置面近傍で重なるように、前記載置面とは反対側から照射する照射系と、
該照射系から照射され前記試料の載置面において反射した一方の電磁波を検出する検出系とを備え、
前記光学結晶が、前記一方の電磁波によってはテラヘルツ波を発生せず、所定の強度または偏光を有する他方の電磁波によってテラヘルツ波を発生する非線形光学結晶であり、
前記検出系は、その合焦位置が前記光学結晶の前記載置面近傍と一致するように配置されている観察装置。
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