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JP5340431B2 - 点火装置 - Google Patents

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JP5340431B2
JP5340431B2 JP2012014776A JP2012014776A JP5340431B2 JP 5340431 B2 JP5340431 B2 JP 5340431B2 JP 2012014776 A JP2012014776 A JP 2012014776A JP 2012014776 A JP2012014776 A JP 2012014776A JP 5340431 B2 JP5340431 B2 JP 5340431B2
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Description

この発明は、主に内燃機関に用いられる点火装置に関するものである。
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界に於いてもこれらへの対応が急務となっている。この対応の一例として、成層混合気を利用したエンジンの超希薄燃焼(成層リーン燃焼)運転がある。成層リーン燃焼に於いては、可燃混合気の分布がバラツク場合あり、従ってこのバラツキを吸収できる点火装置が要求されている。
特許文献1に開示された従来の点火装置は、燃焼室内に火花放電を発生する点火プラグと、この点火プラグの火花放電にエネルギーを供給するマイクロ波発生装置とを備えたものである。この従来の点火装置によれば、より大きな放電プラズマを形成することができるので、空間的な着火機会を多くすることができ、混合気バラツキを吸収することができ、成層リーン燃焼に於ける前述の要求を満たすものであるとされる。
特開2010−96128号公報
特許文献1に示された従来の点火装置は、大きな放電プラズマを形成することができる点で、失火防止、発生トルクのバラツキまで抑えることが可能ではあるが、点火プラグとは別にマイクロ波を投入する経路が必要になる点で既存エンジンへの適用が困難である。又、ピストンが往復運動をし、大きな圧力変化を繰り返し、放電、燃焼によるプラズマの生成、消滅が繰り返される非常に不安定と言える燃焼室内に、マイクロ波のような周波数の高いエネルギーを安定供給するのは、インピーダンス整合等の面で、技術的及び製品個々のマッチング面での非常な困難性を伴うという課題があった。
この発明は、従来の装置に於ける前述のような課題を解決するためになされたものであって、簡単な構成で容易に大きな放電プラズマを形成することのできる点火装置を提供することを目的とするものである。
この発明による点火装置は、
間隙を介して対向する第1の電極と第2の電極とを備え、前記間隙に火花放電を発生して前記内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグと、
相互に磁気結合された1次コイルと2次コイルとを備え、所定の高電圧を発生し、前記発生した所定の高電圧を前記第1の電極に供給して前記間隙に前記火花放電の経路を形成させる第1のコイル装置と、
相互に磁気結合された1次コイルと2次コイルとを備え、前記間隙に形成された火花放電の経路に電流を供給する第2のコイル装置と、
前記第1のコイル装置の1次コイルに流れる1次電流をスイッチング制御する第1のスイッチング素子と、
前記第2のコイル装置の1コイルに流れる1次電流をスイッチング制御する第2のスイッチング素子と、
前記第2のコイル装置の1次コイルに接続されたコンデンサと、
前記コンデンサに接続され、前記コンデンサとLC共振回路を構成するインダクタと、
前記コンデンサの充電を制御する第3のスイッチング素子と、
を備え、
前記コンデンサは、前記LC共振回路の共振現象に基づいて充電され、
前記第1のコイル装置の2次コイルは、前記第2のコイル装置の2次コイルを経由して前記点火プラグの第1の電極に前記所定の高電圧を供給し、
前記第2のコイル装置の1次コイルは、前記コンデンサの放電電流に基づく1次電流が通電され、
前記第2のスイッチング素子は、前記火花放電の経路が形成された後に、所定の周期でオフ状態とオン状態を交互に繰り返し、
前記第2のスイッチング素子と前記第3のスイッチング素子とは、点火動作中に於いては、一方がオン状態のときは他方がオフ状態となり、前記一方がオフ状態のときは前記他方がオン状態となるように制御される、
ことを特徴とするものである。
この発明による点火装置によれば、大きな交流放電電流を早い周期で点火プラグの電極間に供給することができるので、簡素な構成で大きな放電プラズマを形成し、希薄燃焼を安定して行なうことができるようになり、内燃機関の運転に利用する燃料を飛躍的に削減することが可能となり、CO2の排出量を大きく削減し、環境保全に貢献することができる。
この発明の実施の形態1による点火装置の構成図である。 この発明の実施の形態1による点火装置の動作を説明するタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2による点火装置の構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による点火装置の構成図である。図1に於いて、この発明の実施の形態1による点火装置は、所定の間隙であるプラグギャップを介して対向する第1の電極としての中心電極101aと第2の電極としてのGND電極101bとを有する点火プラグ101と、鉄心102cを介して相互に磁気結合された1次コイル102aと2次コイル102bとを有する第1のコイル装置としての高電圧供給コイル102と、鉄心103cを介して相互に磁気結合された1次コイル103aと2次コイル103bとを有する第2のコイル装置としての電流供給コイル103と、高電圧供給コイル102の1次コイル102aに直列接続された第1のスイッチング素子104と、電流供給コイル103の1次コイル103aに直列接続された第2のスイッチング素子105を備える。この実施の形態1では、第1のスイッチング素子104、及び第2のスイッチング素子105は、トランジスタ素子であるIGBTにより構成されている。
高電圧供給コイル102の2次コイル102bと電流供給コイル103の2次コイル103bは、点火プラグ101と車両の接地電位部位(以下、GNDと称する)を介して直列に接続されている。点火プラグ101は、エンジンの燃焼室内に配置されている。高電圧供給コイル102は、点火プラグ101の中心電極101aに所定の高電圧を供給し、中心電極102aとGND電極101bとの間のプラグギャップに絶縁破壊を引起し、プラグギャップに火花放電の経路を形成させる。電流供給コイル103は、後述するように点火プラグ101のプラグギャップ間に形成される前述の火花放電の経路に大電流を供給する。
電流供給コイル103は、それ単独では点火プラグ101のプラグギャップ間に絶縁破壊を引起すだけの高電圧を生成できないが、非常に大きな誘導電流、例えば1[A]〜10[A]程度の誘導電流を流すことができる。一般的に、点火プラグには5[kΩ]程度の抵抗体が内包されているが、前述のように点火プラグ101に数[A]オーダの誘導電流を流し込むため、その電流経路の抵抗成分が大きいと発熱等の浪費されるエネルギーが非常に大きくなってしまう。そこで、電極間の間隙を除く点火プラグ101の電流経路には抵抗値の低いもの、例えば300[Ω]程度以下の抵抗値を有する点火プラグを選択すると良い。
第1のスイッチング素子104は、エンジン制御装置(以下、ECUと称する)(図示せず)からの制御信号Svに基づいてスイッチング制御され、電源100から高電圧供給コイル102の1次コイル102aに流れる1次電流を制御し、2次コイル102bに所定の高電圧を発生させる。第2のスイッチング素子105は、エンジン制御装置(ECU)からの制御信号Scに基づいてスイッチング制御され、電源100から電流供給コイル103の1次コイル103aに流れる1次電流を制御し、2次コイル103bに所定の誘導電流を発生させる。
次に、以上のように構成されたこの発明の実施の形態1による点火装置の動作を説明する。図2は、この発明の実施の形態1による点火装置の動作を説明するタイミングチャートであり、(a)は第1のスイッチング素子104のベースに供給される制御信号Sv、(b)は第2のスイッチング素子105のベースに供給される制御信号Sc、(c)は高電圧供給コイル102の1次コイル102aに流れる1次電流I1v、(d)は電流供給コイル103の1次コイル103aに流れる1次電流I1c、(e)は電流供給コイル103の2次コイル103bに誘導される誘導電流としての2次電流I2、(f)は電流供給コイル103の2次コイル103bに誘起される誘導電圧としての2次電圧V2の、夫々の波形を示している。
図1及び図2に於いて、先ず、タイミングT1に於いて、第1のスイッチング素子104を制御するための制御信号Svがハイレベル(以下、Hレベルと称する)になると、第1のスイッチング素子104がオン状態となり、電源100から高電圧供給コイル102の1次コイル102a、及び第1のスイッチング素子104を経由してGNDへと1次電流I1vが流れる。1次コイル102aに1次電流I1vが流れることにより高電圧供給コイル102は磁気エネルギーを蓄積する。
高電圧供給コイル102に十分な磁気エネルギーを蓄えた後のタイミングT2に、制御信号Svがローレベル(以下、Lレベルと称する)へと切り替わる。これにより、第1のスイッチング素子104がオフ状態となり、高電圧供給コイル102の1次電流I1vが遮断される。その結果、高電圧供給コイル102は、蓄えていた磁気エネルギーを解放し、2次コイル102bの両端間に所定の高電圧である2次電圧を発生する。
高電圧供給コイル102の2次コイル102bの両端間に発生した2次電圧は、電流供給コイル103の2次コイル103bを介して点火プラグ101の中心電極101aに印加される。これにより、タイミングT2に於いて中心電極101aとGND電極101bとの間のプラグギャップ間に絶縁破壊が引き起こされ、火花放電の経路が形成される。
一方、タイミングT11に於いて制御信号ScがHレベルになると、第2のスイッチング素子105がオン状態となり、電源100から電流供給コイル103の1次コイル103a、及び第2のスイッチング素子105のコレクタからエミッタを経由してGNDへと1次電流I1cが流れる。ここで、タイミングT11は、タイミングT1と同時刻であっても良いし、異なる時刻であっても良い。
タイミングT11にて電流供給コイル103の1次コイル103aに1次電流I1cの通電が開始されると、図2の(f)に示すように2次コイル103bに2次電圧V2が誘起され、この2次電圧V2が点火プラグ101の中心電極101aに印加されるが、この程度の電圧ではプラグギャップ間に絶縁破壊は発生せず、従って(e)に示すようにプラグギャップ間に2次電流I2は流れない。電流供給コイル103は、タイミングT11から1次コイル103aに1次電流I1cが流れることで、磁気エネルギーを蓄積する。
電流供給コイル103に十分な磁気エネルギーを蓄えた後、タイミングT21に於いて制御信号ScをLレベルへと切替え、1次電流I1cを遮断する。ここで、タイミングT21は、プラグギャップ間に放電経路が形成されている間に設定するのが望ましい。つまり、タイミングT21は、タイミングT2と同時刻か、これより0〜100[μs]程度遅らせたタイミングとする。タイミングT21は、タイミングT2より早くすると、プラグギャップ間に放電経路が形成されていない状態で電流供給コイル103の磁気エネルギーを解放することになり、プラグギャップ間に絶縁破壊を発生させることができず、従って誘導電流を供給することができず、タイミングT11から蓄積した磁気エネルギーを無駄に開放させることとなってしまうため、効率的ではない。
電流供給コイル103は、タイミングT21に於いて、蓄えた磁気エネルギーを解放する。プラグギャップ間には前述したようにタイミングT2に於いて既に放電経路が形成されており、インピーダンスが非常に小さくなっているので、電圧供給能力の低い電流供給コイル103であっても効率よく誘導電流である2次電流I2をその放電経路に流し込むことができる。
次に、タイミングT3に於いて制御信号ScをHレベルへと切替えると、再び電流供給コイル103のI次コイル103bに1次電流I1cが流れ始め、電流供給コイル103に磁気エネルギーが蓄積されると同時に、2次コイル103bには、磁気エネルギー解放時とは逆極性の2次電圧V2が誘起される。
尚、この実施の形態1では、点火プラグ101の中心電極101aからGND電極101bに向かう方向を正方向と称する。従って、高電圧供給コイル102、電流供給コイル103共に、磁気エネルギーの解放時には、負電圧を発生すると共に負方向の2次電流I2が流れ、1次電流Ic1の通電時には、正電圧である2次電圧V2が誘起されると共に正方向の2次電流I2が流れることになる。
タイミングT3では、放電経路が形成されているのでプラグギャップ間のインピーダンスが低下した状態にあり、電流供給コイル103の2次コイル103bに発生する正電圧により、プラグギャップ間にはこれまでとは逆の正方向の放電電流I2が流れる。
次に、タイミングT4で制御信号ScをLレベルへと切替えると、電流供給コイル103の1次電流I1cが遮断され、電流供給コイル103は蓄えたエネルギーを解放するので、プラグギャップ間には負方向の2次電流I2が流れる。以降、タイミングT3からタイミングT4の動作と同様の動作を繰り返すことで、正方向と、負方向とが交互に、つまり交流の大電流である2次電流I2をプラグギャップ間に流し込むことができるので、プラグギャップ間に多量のプラズマを生成させることができる。
以上述べたように、この発明の実施の形態1による点火装置によれば、大きな交流放電電流を早い周期で点火プラグの電極間に供給することができるので、簡素な構成で容易に大きな放電プラズマを形成し、安定して希薄燃焼させることができ、内燃機関の運転に利用する燃料を飛躍的に削減することが可能となるので、CO2の排出量を大きく削減し、環境保全に役立てることができる。
又、この発明の実施の形態1による点火装置によれば、電流供給コイルを、トランジスタ素子としてのIGBTにより第2のスイッチング素子により駆動する、所謂、フルトランジスタ型点火方式で駆動するようにしたので、簡単、且つ安価な点火装置を得ることができる。このフルトランジスタ型点火方式は、1[MHz]程度までの周期で短時間に繰返し大電流を点火プラグの電極間に供給することができ、大きな放電プラズマをプラグギャップ間に形成することができる。
実施の形態2.
大きな放電プラズマを形成し、多量のプラズマを内燃機関の燃焼室内の広範囲に供給するためには、「大きな電流」を、「短時間に繰返し」プラグギャップ間へ投入する方が良い。前述の実施の形態1では、「大きな電流」を、「短時間に繰返し」プラグギャップ間へ投入するために、フルトランジスタ型点火方式で電流供給コイルを駆動するようにした。
しかしながら、「大きな電流」を供給するという観点からは、電流供給コイルを容量放電型点火方式(以下、CDI方式と称する)で駆動する方が良い。ただ、一般的なCDI方式では大きな電流を供給することはできるが、容量電流の供給源であるコンデンサの充電に数[msec]程度の時間を要するため、「短時間に繰返し」供給することが困難である。
この発明の実施の形態2による点火装置は、以下述べるように構成したCDI方式により、電流供給コイルを駆動する構成として、「大きな電流」を「短時間に繰返し」供給できるようにしたものである。
図3は、この発明の実施の形態2による点火装置の構成図である。図3に於いて、この発明の実施の形態2による点火装置は、所定のプラグギャップを介して対向する第1の電極としての中心電極101aと第2の電極としてのGND電極101bとを有する点火プラグ101と、鉄心102cを介して相互に磁気結合された1次コイル102aと2次コイル102bとを有する第1のコイル装置としての高電圧供給コイル102と、鉄心301cを介して相互に磁気結合されたI次コイル301aと2次コイル301bとを有する第2のコイル装置としての電流供給コイル301と、高電圧供給コイル102の1次コイル102aに直列接続された第1のスイッチング素子104と、電流供給コイル301の1次コイル301aに直列接続された第2のスイッチング素子302と、第2のスイッチング素子302を介して第2のコイル301aの両端間に接続された点火コンデンサ304と、第1のスイッチング素子302のエミッタと点火コンデンサ304との接続部とGND間に接続された第3のスイッチング素子305と、電源1001と点火コンデンサ304との間に直列接続された整流ダイオード306及びインダクタ303とを備えている。
点火コンデンサ304とインダクタ303はLC共振回路を構成し、点火コンデンサ304は、後述するようにそのLC共振回路の共振現象に基づいて充電される。
この実施の形態2では、第1のスイッチング素子104、第2にスイッチング素子302、及び第3のスイッチング素子305は、トランジスタ素子であるIGBTにより構成されている。
高電圧供給コイル102の2次コイル102bと電流供給コイル301の2次コイル301bは、点火プラグ101と車両のGNDを介して直列に接続されている。点火プラグ101は、エンジンの燃焼室内に配置されている。高電圧供給コイル102は、点火プラグ101の中心電極101aに所定の高電圧を供給し、中心電極102aとGND電極101bとの間のプラグギャップに絶縁破壊を引起し、プラグギャップに火花放電の経路を形成させる。電流供給コイル301は、後述するように点火プラグ101のプラグギャップ間に形成される火花放電の経路に大電流を供給する。
前述したように、電流供給コイル301の1次コイル301aの両端間には、点火コンデンサ304が第2のスイッチング素子302を介して接続されており、1次コイル301aに流れる1次電流は、点火コンデンサ304の正極から、1次コイル301a、及び第2のスイッチング素子302のコレクタからエミッタを経由して、点火コンデンサ304の負極へ戻る経路で流れる。点火コンデンサ304に蓄積される電荷量が大きくなる程、電流供給コイル301の1次電流値は大きくなる。従って、点火コンデンサ304の容量値Cや充電電圧を適当に選択することで「大きな電流」を供給することができるようになる。
第1のスイッチング素子104は、ECUからの制御信号Svに基づいてスイッチング制御され、電源100から高電圧供給コイル102の1次コイル102aに流れる1次電流を制御し、2次コイル102bに所定の高電圧を発生させる。第2のスイッチング素子302、及び第3のスイッチング素子305は、ECUからの制御信号ScH、及び制御信号ScLに基づいて、夫々スイッチング制御される。
点火コンデンサ304の正極は、整流ダイオード306、及びインダクタ303を介して電源1001に接続され、負極は第3のスイッチング素子305を介してGNDへ接続されている。従って、点火コンデンサ304を充電する経路は、電源1001から整流ダイオード306、インダクタ303を経由して点火コンデンサ304の正極へ至り、点火コンデンサ304の負極から第3のスイッチング素子305のコレクタからエミッタを経由してGNDに至る経路により形成される。
以上のように構成されたこの発明の実施の形態2による点火装置に於いて、第1のスイッチング素子104と第2のスイッチング素子302は、前述の実施の形態1と同様のタイミングで夫々制御信号Sv、ScHによりスイッチングされる。第3のスイッチング素子305は、第2のスイッチング素子302がオン状態のときはオフ状態となり、第2のスイッチング素子302がオフ状態のときはオン状態となるように、制御信号ScLによりスイッチング制御される。
点火コンデンサ304は、第3のスイッチング素子305がオン状態のときに、整流ダイオード306及びインダクタ303を介して電源1001から充電される。このとき、点火コンデンサ304へ流れる充電電流は、点火コンデンサ304の静電容量値Cとインダクタ303のインダクタンス値Lとで定まるLC共振の周期で増幅されて流れる。つまり、これらインダクタンス値L、静電容量値Cからなるパラメータを適切に選択すれば、非常に高速に、且つ電源電圧1001よりも高い電圧で点火コンデンサ304を充電することができる。
点火コンデンサ304の放電回路は、第2のスイッチング素子302がオン状態のときに、電流供給コイル301の1次コイル301aを介して形成され、前述のように電源1001の電圧値より高い充電電圧で大きな電流値となって放電する。電流供給コイル301は、その結果、高い磁気エネルギーを蓄積する。
以上のように構成されたこの発明の実施の形態2による点火装置に於いて、次にその動作を説明する。尚、以下の説明で、夫々のタイミングは、前述の図2に示すタイミングに対応するものである。図3に於いて、先ず、タイミングT1に於いて、第1のスイッチング素子104を制御するための制御信号SvがHレベルになると、第1のスイッチング素子104がオン状態となり、電源100から高電圧供給コイル102の1次コイル102a、及び第1のスイッチング素子104を経由してGNDへと1次電流I1vが流れる。1次コイル102aに1次電流I1vが流れることにより高電圧供給コイル102は磁気エネルギーを蓄積する。
高電圧供給コイル102に十分な磁気エネルギーを蓄えた後のタイミングT2に、制御信号SvがLレベルへと切り替わる。これにより、第1のスイッチング素子104がオフ状態となり、高電圧供給コイル102の1次電流I1vが遮断される。その結果、高電圧供給コイル102は、蓄えていた磁気エネルギーを解放し、2次コイル102bの両端間に所定の高電圧である2次電圧を発生する。
高電圧供給コイル102の2次コイル102bの両端間に発生した2次電圧は、電流供給コイル301の2次コイル301bを介して点火プラグ101の中心電極101aに印加される。これにより、タイミングT2に於いて中心電極101aとGND電極101bとの間のプラグギャップ間に絶縁破壊が引き起こされ、火花放電の経路が形成される。
タイミングT1の直前には、第2のスイッチング素子302がオフ状態、第3のスイッチング素子305がオン状態にあるので、点火コンデンサ304は、整流ダイオード306及びインダクタ303を介して電源1001から充電される。このとき、点火コンデンサ304へ流れる充電電流は、点火コンデンサ304の静電容量値Cとインダクタ303のインダクタンス値Lとで定まるLC共振の周期で増幅されて流れ、非常に高速に、且つ電源電圧1001よりも高い電圧で点火コンデンサ304を充電されている。
次に、タイミングT11に於いて、制御信号ScHがHレベル、制御信号ScLがLレベルになり、第2のスイッチング素子302がオン状態、第3のスイッチング素子305がオフ状態となり、前述のように点火コンデンサ304の放電回路が電流供給コイル301の1次コイル301a、及び第2のスイッチング素子302のコレクタからエミッタを経由して形成される。これにより、点火コンデンサ304の放電電流である1次電流I1cが電流供給コイル301の1次コイル301aに流れる。ここで、タイミングT11は、タイミングT1と同時刻であっても良いし、異なる時刻であっても良い。
タイミングT11にて電流供給コイル301の1次コイル301aに1次電流I1cの通電が開始されると、2次コイル301bに2次電圧V2が誘起され、この2次電圧V2が点火プラグ101の中心電極101aに印加されるが、この程度の電圧ではプラグギャップ間に絶縁破壊は発生せず、従って、プラグギャップ間に2次電流I2は流れない。電流供給コイル301は、タイミングT11から1次コイル301aに1次電流I1cが流れることで、磁気エネルギーを蓄積する。
電流供給コイル103に十分な磁気エネルギーを蓄えた後、タイミングT21に於いて制御信号ScHをLレベル、制御信号ScLをHレベルへと切替え、1次電流I1cを遮断する。ここで、タイミングT21は、プラグギャップ間に放電経路が形成されている間に設定するのが望ましい。
電流供給コイル301は、タイミングT21で蓄えた磁気エネルギーを解放する。プラグギャップ間には前述したようにタイミングT2に於いて既に放電経路が形成されており、インピーダンスが非常に小さくなっているので、点火コンデンサ304の放電電流により蓄積された大きな磁気エネルギーの解放により、大きな誘導電流である2次電流I2をその放電経路に流し込むことができる。
タイミングT21で段3のスイッチング素子305がオン状態となることで、点火コンデンサ305は電源1001から前述のように充電される。
次に、タイミングT3に於いて制御信号ScHをHレベル、制御信号ScLをLレベルへと切替えると、再び電流供給コイル301の1次コイル301bに点火コンデンサ304の放電電流による1次電流I1cが流れ始め、電流供給コイル103に大きな磁気エネルギーが蓄積されると同時に、2次コイル301bには、磁気エネルギー解放時とは逆極性の2次電圧V2が誘起される。
タイミングT3ではプラグギャップ間に放電経路が形成されているのでプラグギャップ間のインピーダンスが低下した状態にあり、電流供給コイル301の2次コイル301bに発生する正電圧により、プラグギャップ間にはこれまでとは逆の正方向の放電電流I2が流れる。
次に、タイミングT4で制御信号ScHをLレベル、制御信号ScLをHレベルへと切替えると、電流供給コイル301の1次電流I1cが遮断され、電流供給コイル301は蓄えたエネルギーを解放するので、プラグギャップ間には負方向の大きな2次電流I2が流れる。以降、タイミングT3からタイミングT4の動作と同様の動作を繰り返すことで、正方向と、負方向とが交互に、つまり交流の大電流である2次電流I2をプラグギャップ間に流し込むことができるので、プラグギャップ間に多量のプラズマを生成させることができる。この発明の実施の形態2による点火装置によれば、100[kHz]程度までの周期で駆動することができる。
尚、特にCDI式の場合、扱う電流値が大きくなるため、製品構造や取りつけ状態によっては周囲へのノイズ源となる恐れがあるが、無線周波数帯等を外した動作周期を選択すれば、前述のノイズ源となる恐れをなくすることができる。
以上述べたように、この発明の実施の形態2による点火装置によれば、電流供給コイルの1次コイルにより大きな1次電流を、短時間に繰返し流せるので、プラグギャップ間の放電経路に、より大きな電流を投入できるようになる。従って、大きな放電プラズマを形成し、多量のプラズマを燃焼室内の広範囲に供給、燃焼反応を促進することができるようになるので、希薄燃焼限界領域等を拡大することができる。
実施の形態3.
例えばガソリンを燃料とする内燃機関の自動車に於いて、一部の運転条件ではその機関効率を向上させるため、多量の排気ガス還流(EGR)や超希薄燃料燃焼等を行うが、残る大半はこれまで通りの、所謂、通常の火花放電で十分にエンジンを動かすことができる。
この発明の実施の形態3による点火制御装置は、前述の実施の形態1又は実施の形態2に於いて、電流供給コイルを、内燃機関の一部の運転条件化でのみ駆動して前述の動作を行なわせ、それ以外の通常の運転条件化では、高圧供給コイルのみのより点火プラグに火花放電を起こさせて内燃機関を動作させるようにしたものである。
電流供給コイルを駆動するためにはより大きな電力が必要となり、全ての運転条件下で電流供給コイルを駆動すれば、点火に使用するエネルギーが大きくなり、場合によってはむしろ燃費が悪化することも考えられる。又、大きな電流による点火プラグの電極の磨耗量も大きくなってしまう。従って、必要な条件以外では電流供給コイルの駆動を停止する方が良い。
大きな放電プラズマを必要とする運転条件は、例えばECUにより判断する。ECUは前述したような大きな放電プラズマが必要な状況、例えば大量のEGRを投入すること、或いは超希薄燃料にすることを指示する装置でもあるので、これらの状況をいち早く察知することができ、大きな放電プラズマを必要とする運転条件を判断する装置として好適である。この場合、ECUは、内燃機関の運転条件を判断する運転条件判断装置を構成する。
尚、ECUによる大きな放電プラズマを必要とする運転条件の判断させる代わりに、内燃機関の筒内圧センサやイオン電流センサ、内燃機関の回転変動による失火検出、振動センサ等による燃焼状態センシング結果等に応じて、内燃機関の燃焼の状態が悪い若しくは悪くなりそうであると判断されたときに、電流供給コイルを駆動し、大きな放電プラズマを発生させるようにしても良い。この場合、内燃機関の筒内圧センサやイオン電流センサ、内燃機関の回転変動による失火検出、振動センサ等のうちの少なくとも一つは、内燃機関の運転条件を判断する運転条件判断装置を構成する。
以上述べたこの発明の実施の形態3による点火装置によれば、必要に応じて点火に高エネルギーを投入できるので、内燃機関運転の省エネルギー化に寄与することができる。又、不必要な点火プラグの消耗を防ぐことができるので、メンテナンス費の増加防止、資源の浪費防止にも寄与することができる。
以上述べたこの発明による点火装置は、内燃機関を利用する自動車、二輪車、船外機、その他特殊機械などにも搭載され、燃料への着火を確実に行えるようになるので、内燃機関を効率良く運転できるようになり、燃料枯渇問題、環境保全に貢献することができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内に於いて、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100、1001 電源 101 点火プラグ
101a 中心電極 101b GND電極
102 高電圧供給コイル
102a 高電圧供給コイルの1次コイル
102b 高電圧供給コイルの2次コイル
102c 高電圧供給コイルの鉄心
103、301 電流供給コイル
103a、301a 電流供給コイルの1次コイル
103b、301b 電流供給コイルの2次コイル
103c 電流供給コイルの鉄心 104 第1のスイッチング素子
105、302 第2のスイッチング素子 303 インダクタ
305 第3のスイッチング素子 306 整流ダイオード

Claims (5)

  1. 間隙を介して対向する第1の電極と第2の電極とを備え、前記間隙に火花放電を発生して前記内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグと、
    相互に磁気結合された1次コイルと2次コイルとを備え、所定の高電圧を発生し、前記発生した所定の高電圧を前記第1の電極に供給して前記間隙に前記火花放電の経路を形成させる第1のコイル装置と、
    相互に磁気結合された1次コイルと2次コイルとを備え、前記間隙に形成された火花放電の経路に電流を供給する第2のコイル装置と、
    前記第1のコイル装置の1次コイルに流れる1次電流をスイッチング制御する第1のスイッチング素子と、
    前記第2のコイル装置の1コイルに流れる1次電流をスイッチング制御する第2のスイッチング素子と、
    前記第2のコイル装置の1次コイルに接続されたコンデンサと、
    前記コンデンサに接続され、前記コンデンサとLC共振回路を構成するインダクタと、
    前記コンデンサの充電を制御する第3のスイッチング素子と、
    を備え、
    前記コンデンサは、前記LC共振回路の共振現象に基づいて充電され、
    前記第1のコイル装置の2次コイルは、前記第2のコイル装置の2次コイルを経由して前記点火プラグの第1の電極に前記所定の高電圧を供給し、
    前記第2のコイル装置の1次コイルは、前記コンデンサの放電電流に基づく1次電流が通電され、
    前記第2のスイッチング素子は、前記火花放電の経路が形成された後に、所定の周期でオフ状態とオン状態を交互に繰り返し、
    前記第2のスイッチング素子と前記第3のスイッチング素子とは、点火動作中に於いては、一方がオン状態のときは他方がオフ状態となり、前記一方がオフ状態のときは前記他方がオン状態となるように制御される、
    ことを特徴とする点火装置。
  2. 前記内燃機関の所定の運転条件を判断する運転条件判断装置を備え、
    前記第2のコイル装置は、前記運転条件判断装置が前記内燃機関が前記所定の運転条件にあると判断したときにのみ動作するように制御され、
    前記点火プラグは、前記第2のコイル装置の動作が停止しているときは、前記第1のコイル装置の発生する火花放電により前記可燃混合気を点火させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  3. 前記運転条件判断装置は、エンジン制御装置により構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の点火装置。
  4. 前記運転条件判断装置は、内燃機関の筒内圧センサ、イオン電流センサ、内燃機関の回転変動による失火検出、振動センサのうちの少なくとも一つにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の点火装置。
  5. 前記点火プラグは、前記間隙を除く電流経路の抵抗値が300[Ω]以下である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の点火装置。
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