JP5331733B2 - Electric vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電気掃除機に関し、特に、延長管等と吸込具との着脱が容易な電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner, and more particularly, to a vacuum cleaner in which an extension tube or the like and a suction tool can be easily attached and detached.
従来、一般的な電気掃除機は、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続されるホースと、ホースの他端に接続される手元操作部と、手元操作部に接続される管と、管の他端に着脱可能に取り付けられる吸込具とを備えて構成されている。
通常、管から吸込具を取り外す場合には、操作者が管と吸込具との両方を手に持ったり、これらを被清掃面に置いた状態でかがんだりして、管の一端に設けられた解除ボタンを押圧操作して管と吸込具との係合を解除し、管から吸込具を取り外していた。
Conventionally, a general electric vacuum cleaner has a vacuum cleaner body, a hose that is connected to the vacuum cleaner body, a hand operating part that is connected to the other end of the hose, and a pipe that is connected to the hand operating part. The suction tool is detachably attached to the other end of the tube.
Usually, when removing the suction tool from the pipe, the operator holds both the pipe and the suction tool in his hand, or bends them while they are placed on the surface to be cleaned. The release button is pressed to release the engagement between the pipe and the suction tool, and the suction tool is removed from the pipe.
一方、このような解除操作を行わずに、管と吸込具との係合を解除するようにした電気掃除機も知られている(例えば、特許文献1参照)。
この電気掃除機では、吸込具を床面に置いた状態で、管を略垂直に立てる操作を行うことで、管と吸込具との係合が解除されるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
On the other hand, a vacuum cleaner that releases the engagement between the pipe and the suction tool without performing such a release operation is also known (for example, see Patent Document 1).
This vacuum cleaner is configured to release the engagement between the pipe and the suction tool by performing an operation of standing the pipe substantially vertically with the suction tool placed on the floor (for example, Patent Document 1).
また、吸込具に操作ペダルを設けて、この操作ペダルを足で踏むことによって、管と吸込具との係合が解除されるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
このような電気掃除機によれば、前記のように操作者が管と吸込具とを手に持ったり、かがんだりして解除操作を行う必要がなくなり、解除操作が容易である。
In addition, there is also known one in which an operation pedal is provided in the suction tool and the engagement between the pipe and the suction tool is released by stepping on the operation pedal with a foot (for example, see Patent Document 2). .
According to such a vacuum cleaner, as described above, it is not necessary for the operator to perform the release operation by holding the tube and the suction tool or bending over, and the release operation is easy.
しかしながら、前記特許文献1の電気掃除機では、略垂直に管を立てることで管と吸込具との係合が解除されるようになっているため、清掃中に管が略垂直となる姿勢になると、不意に管から吸込具が外れてしまうおそれがあった。
However, in the electric vacuum cleaner of
また、前記特許文献2の電気掃除機では、掃除中に家具等に操作ペダルが当たると簡単に管と吸込具との係合が解除されてしまうため、清掃中に不意に管から吸込具が外れてしまい使い勝手が悪いという問題があった。
Moreover, in the electric vacuum cleaner of the said
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、使い勝手の向上を図ることができる電気掃除機を提供することを目的とする。 This invention solves the said conventional problem, and aims at providing the vacuum cleaner which can aim at the improvement of usability.
本発明は、掃除機本体と、前記掃除機本体に接続されるホースと、把手を有し前記ホースに接続される操作管と、前記操作管に接続される継手管と、前記継手管の他端に接続される第2の吸込具と、前記第2の吸込具の他端に接続される第1の吸込具と、を備えた電気掃除機において、前記第1の吸込具と前記第2の吸込具との接続をロックするロック手段を備え、前記操作管を起立操作した後、前記操作管を引っ張り操作し、その後さらに、前記操作管にひねり操作を加えることで前記ロック手段によるロックが解除され、前記第1の吸込具が前記第2の吸込具から外れることを特徴とする。 The present invention provides a vacuum cleaner main body, a hose connected to the vacuum cleaner main body, an operation pipe having a handle and connected to the hose, a joint pipe connected to the operation pipe, and other than the joint pipe In the vacuum cleaner provided with the 2nd suction tool connected to an end , and the 1st suction tool connected to the other end of the 2nd suction tool, the 1st suction tool and the 2nd A lock means for locking the connection with the suction tool, and after the operation tube is erected, the operation tube is pulled, and then the operation tube is further twisted to lock the lock. It is cancelled | released and the said 1st suction tool remove | deviates from the said 2nd suction tool, It is characterized by the above-mentioned.
本発明によれば、使用者による操作管への引っ張り操作およびひねり操作の、2つの異なる操作を行ったときに、第1の吸込具を第2の吸込具から切り離すことができる。つまり、引っ張り操作のみ、あるいはひねり操作のみでは、第1の吸込具が第2の吸込具から切り離されないので、清掃中に不意に第1の吸込具が第2の吸込具から外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機が得られる。 According to the present invention, the first suction tool can be separated from the second suction tool when the user performs two different operations, that is, a pulling operation and a twisting operation on the operation tube. That is, only the pulling operation or the twisting operation does not disconnect the first suction tool from the second suction tool, so that the first suction tool is unexpectedly detached from the second suction tool during cleaning. Can be surely prevented, and a convenient vacuum cleaner can be obtained.
本発明によれば、管と吸込具との着脱が簡単で、しかも、清掃中に不意に管から吸込具が外れるおそれのない電気掃除機が得られる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the vacuum cleaner with which attachment / detachment with a pipe | tube and a suction tool is easy and there is no possibility that a suction tool may remove | deviate from a pipe | tube suddenly during cleaning is obtained.
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース3と、手元操作SW等が設けられた操作管4と、継手管(管)としての延長管5と、吸込具として第2の吸込具6と、吸込具としての第1の吸込具10とを備えて構成されている。
掃除機本体2の内部には、図示しない吸引力を発生させる電動送風機や、この電動送風機の吸引力で集塵した塵埃を収容する集塵部等が内蔵されており、手元操作部としての操作管4に設けられた手元操作SWの操作等によって電動送風機の運転の強弱等が切り替えられるようになっている。
なお、以下の説明で各部の方向を言うときには、図1に示す方向を規準とする。なお、各部の方向を言うときに、掃除機本体2に近い側(後側)を一端側ということがあり、これとは反対側(前側)を他端側ということもある。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, the
The vacuum cleaner
In the following description, when referring to the direction of each part, the direction shown in FIG. In addition, when saying the direction of each part, the side (rear side) close | similar to the
ホース3の一端は、掃除機本体2の集塵部と連通するように掃除機本体2の接続口2aに接続され、ホース3の他端は、操作管4に接続されている。延長管5は、二つの管体5A、5Bから構成されて伸縮可能であり、管体5Aの一端が操作管4の他端に接続されている。
第2の吸込具6は、延長管5の管体5Bの他端に接続された吸込具であり、他端に第1の吸込具10が接続される。第2の吸込具6は、その他端から第1の吸込具10を取り外すことにより、単独で塵埃を吸い込む吸込具として機能するようになっている。なお、第2の吸込具6は、参照する図面において断面や外形を簡略して模式的に表している。
One end of the
The
第1の吸込具10は、第2の吸込具6の他端に接続された吸込具であり、下面(被清掃面に対峙する面)に吸込口10aが開口されている。なお、第1の吸込具10は、延長管5の管体5Bの他端(上流側)や、操作管4の他端(上流側)に対して接続することも可能である。
The
第1の吸込具10は、下部分を形成する下ケース11、および下ケース11の上部に被着された上ケース12を備える吸口本体10Aと、吸口本体10Aの後方に取り付けられ、内部に吸込通路R1、R2が形成された吸口継手10Bとを備える。
The
吸口継手10Bは、第1の継手20と、この第1の継手20に対して図1中矢印X1方向(左右方向)に回動自在に接続された第2の継手30とから構成されている。
第1の継手20は、図2、図3に示すように、内部に吸込通路R1が形成された基体21と、基体21の上面に被着されたカバー部材22とを備える。
基体21の前端部には、回動軸部21aが形成されており、この回動軸部21aは、図4に示すように、吸口本体10A(図1参照)の後部内側に設けられたモータカバー8の後部と上ケース12(図1参照)との間に図2、図4中矢印Y1方向(上下方向)に回動自在に支持されている。
回動軸部21aの端部には、図4に示すように、切込部21bが形成されており、この切込部21bには、モータカバー8の後部に配置された垂直位置決め手段9の摺動部材9aが係合するようになっている。摺動部材9aは、コイルばね9bにより切込部21bに対して係合する方向(上方向)に付勢されている。
本実施形態では、垂直位置決め手段9によって、図示しない被清掃面に対向する第1の吸込具10の吸込口面を基準面Fとしたときに、基準面Fと延長管5(図1参照)の軸心O1とのなす角度θが90度以上となるように設定されている。
なお、厳密には、角度θが必ず90度以上というわけではなく、後記するように移動部材としての球状部材46によるロックの解除を行うことができる角度であれば、90度未満であってもよい。
The
As shown in FIGS. 2 and 3, the
A
As shown in FIG. 4, a
In the present embodiment, the reference surface F and the extension pipe 5 (see FIG. 1) when the suction port surface of the
Strictly speaking, the angle θ is not necessarily 90 degrees or more, and may be less than 90 degrees as long as the angle can be released by the
図3に示すように、回動軸部21aの前端は開口しており、この開口を通じて、第1の継手20の吸込通路R1は、吸口本体10A(図1参照)の吸込口10aに連通している。回動軸部21aの下部には、下部カバー23が被着されており、下部カバー23の後部と基体21との間に、第2の継手30の開口縁部30aが回動自在に挟持されている。
As shown in FIG. 3, the front end of the
カバー部材22は、基体21の上面に被着されており、カバー部材22と基体21との間に、第2の継手30の開口縁部30aが回動自在に挟持されている。
また、カバー部材22は、基体21の上面との間に空間部Kを形成しており、この空間部Kに、吸口本体10Aに内蔵されたモータ等に電力を供給するための図示しないハーネスが収容されるようになっている。
The
The
カバー部材22の後端には、図2に示すように、左右方向において中央となる部分に、凹状部24が形成されている。この凹状部24には、第2の継手30の後記する位置決め手段の摺動部材35が係合するようになっている。
As shown in FIG. 2, a
第2の継手30は、内部に吸込通路R2が形成された管状の基体31と、基体31の上面に被着されたカバー部材32とを備え、基体31の後部には、第2の吸込具6(図1参照)が接続可能な筒状接続部33が形成されている。筒状接続部33の上面には、図3に示すように、第2の吸込具6に設けられたフック状の係合部材6aが係合される係合部40が形成されている。
The second joint 30 includes a
係合部40は、図2に示すように、筒状接続部33の上面に形成された四角い凹溝40a内に配置された摺動部材としてのスライド部材41と、このスライド部材41を凹溝40a内にスライド可能に保持する四角枠状の枠部材42とを備える。
As shown in FIG. 2, the engaging
スライド部材41は、板状の基部41aと、この基部41aの前部に一体的に設けられたガイド部41bと、基部41aの後部に一体的に設けられ、第2の吸込具6の係合部材6aが係止される第2の面41dが形成された係止部41cと、を備える。
The
このようなスライド部材41は、枠部材42の後記する一対の第1の面44、44の間において延長管5(筒状接続部33)の軸方向にスライドして位置変更可能であり、一対の第1の面44、44の間に位置して、第2の吸込具6の係合部材6aの係合を保持する第1の位置(図3、図5(a)参照)と、枠部材42の後端42aに係止部41cが移動して、枠部材42の後記する切欠部45、45の側方に第2の面41dが位置する第2の位置とを採り得るようになっている。別言すれば、切欠部45、45は、第1の面44、44における、第2の面41dの延長上となる部分に形成されている。
Such a
ガイド部41bは、図5(a)(b)に示すように、縦板状の延設部41b1と、前壁部41b2とを備える。延設部41b1の上部には凹溝41eが形成されている(図2参照)。この凹溝41e内には、ロック手段を構成する球状部材46が配置されている。また、凹溝41eに対応するカバー部材32の内面には、図3に示すように、球状部材46を収容可能な収容室S1が形成されている。凹溝41eの深さは、球状部材46の直径よりも小さい。凹溝41eの深さは、球状部材46の半径よりも大きいのが好ましい。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
凹溝41eと収容室S1とは、後記するように、スライド部材41の係止部41cが第1の位置(図3、図5(a)に示す位置)にあるときに、相互に連通する位置関係となるように設けられている。これによって、基準面F(図4参照)と延長管5(図1参照)の軸心O1とのなす角度θが90度以上となるように、第1の継手20および第2の継手30を起立させると、凹溝41eにある球状部材46が重力によって収容室S1へと転動するようになっている(図7(a)(b)参照)。球状部材46の形状は、球形状に限らず、凹溝41eから収容室S1へ容易に移動可能な形状であれば、楕円形状、円柱形状、角形状であってもよい。
As will be described later, the
また、凹溝41eは、後記するように、スライド部材41の係止部41cが第2の位置(図5(b)参照)にあるときに、収容室S1よりも後方にスライド移動して、カバー部材32の後方に位置するようになっている。
前壁部41b2は、延設部41b1の前部に一体的に設けられており、基体31に設けられた縦壁31a(図3参照)に沿ってスライド移動可能となっている。ここで、縦壁31aの後端部31bは、後方へ向けて下り傾斜状とされており、図5(b)に示すように、スライド部材41の係止部41cが第2の位置にスライド(最後端へスライド)した場合においても、前壁部41b2が、後端部31bに係合するように構成されている。
これによって、スライド部材41のスムーズなスライドが実現されるようになっている。なお、後端部31bには、延設部41b1の前部の傾斜面41fが係合するようになっている(図3参照)。
Further, as will be described later, when the locking
The front wall portion 41b2 is provided integrally with the front portion of the extending portion 41b1, and is slidable along a
As a result, smooth sliding of the
本実施形態では、後記するように、凹溝41e内から収容室S1内に球状部材46が転動することで(第1の継手20と第2の継手30とを起立させて解除位置に球状部材46を転動させることで)、スライド部材41のロック状態が解除されるようになっており(図7(a)(b)参照)、スライド部材41の後方へのスライドが可能となっている。
一方、図3に示すように、凹溝41e内に球状部材46が位置する場合(保持位置にある場合)には、球状部材46が図5(a)に示す後壁部39bの側壁39cに当接して、スライド部材41の後方へのスライドを邪魔するようになっている。これによって、スライド部材41の後方へのスライドがロック状態とされる。
In the present embodiment, as will be described later, the
On the other hand, as shown in FIG. 3, when the
前壁部41b2と後壁部39bとの間には、スライド部材41を第2の位置から第1の位置へ向けて付勢する付勢手段としての一対のコイルばね38が縮設されている。
Between the front wall portion 41b2 and the
カバー部材32の後端部には、延長管5の軸方向(筒状接続部33の軸方向)に延びる一対の電源端子37、37が突設されている。この電源端子37、37は、第2の吸込具6の前端部に設けられた図示しない接続部に対応して設けられており、第2の継手30に対して第2の吸込具6を差し込まれて接続されると、図示しない接続部に電気的に接続されるようになっている。電源端子37、37は、2本ではなく、3本であってもよい。
At the rear end portion of the
枠部材42は、図2、図5(a)に示すように、延長管5(筒状接続部33)の軸方向に沿う一対の第1の面44、44を有するとともに、後端部に切欠部45、45を有する。一対の第1の面44、44間には、スライド部材41の係止部41cが軸方向にスライド可能に配置される。また、切欠部45、45は、第2の吸込具6の係合部材6aの周方向の移動を許容する大きさを有しており、係止部41cが図5(b)に示す第2の位置にあるときに、係合部材6aは、第2の面41dから切欠部45を通ることで係合部40から離脱可能となっている。
As shown in FIGS. 2 and 5A, the
ここで、図3に示すように、第2の吸込具6に設けられたフック状の係合部材6aは、図示しない付勢部材によって、係合部40に向けて突出する側に付勢されており、この付勢によって、スライド部材41の係止部41cの第2の面41dに係止されるようになっている。
なお、係合部材6aは、第2の吸込具6の上面に設けられたボタン6bを押圧操作することによって、前記付勢力に抗して係止状態を解除することが可能である。
Here, as shown in FIG. 3, the hook-shaped engaging
The engaging
次に、第1の吸込具10の第2の継手30と第2の吸込具6との係脱操作について説明する。
第2の継手30に第2の吸込具6を接続する際には、第2の継手30の筒状接続部33に第2の吸込具6を差し込んで、第2の継手30の係合部40に第2の吸込具6の係合部材6aを係合させる。
このとき、筒状接続部33に第2の吸込具6を差し込んでいくと、係合部材6aが、スライド部材41の係止部41cを乗り越え、付勢力によって係止部41cの第2の面41dに係止される。これによって、第2の継手30に第2の吸込具6を接続することができる。
Next, the engagement / disengagement operation between the second joint 30 of the
When connecting the
At this time, when the
ここで、接続時には、係止部41cが第1の位置にあり、凹溝41eと収容室S1は連通しているので、前記のように第1の継手20および第2の継手30を起立させなければ、球状部材46は、重力によって凹溝41e内に位置している。
これによって、図5(a)に示すように、球状部材46が後壁部39bの側壁39cに当接して、スライド部材41の後方へのスライドを邪魔し、スライド部材41は、第1の位置にスライド不能にロックされることとなる。
したがって、使用時に、操作管4(図1参照、以下同じ)を手で把持して延長管5を引いたり押したりする操作を加えても、スライド部材41のロック状態が好適に維持されるようになり、スライド部材41の係止部41cから係合部材6aが外れることがない。
Here, at the time of connection, the locking
As a result, as shown in FIG. 5A, the
Therefore, the locked state of the
次に、第1の吸込具10と第2の吸込具6との接続を解除する場合について説明する。
はじめに、図6(a)(b)、図9(a)に示すように、第1の継手20および第2の継手30を起立させる。そして、図4に示すように、基準面Fと延長管5(図1参照)の軸心O1とのなす角度θが90度以上となるようにすると、図6(a)(b)に示すように、凹溝41e(保持位置)に位置していた球状部材46が、図7(a)(b)に示すように、収容室S1側(解除位置側)に転動する。これによって、球状部材46によるスライド部材41のスライドのロックが解除され、スライド部材41の位置変更が可能となる。
Next, the case where the connection between the
First, as shown in FIGS. 6A, 6B, and 9A, the first joint 20 and the second joint 30 are erected. Then, as shown in FIG. 4, when the angle θ between the reference plane F and the axis O1 of the extension pipe 5 (see FIG. 1) is 90 degrees or more, it is shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b). As described above, the
そして、図9(b)に示すように、操作管4(図1参照)を手で把持しつつ、第1の吸込具10を足で抑える等して延長管5を上方向(矢印A1方向)に引き上げる操作を行うと、図8(a)(b)に示すように、スライド部材41が係合部材6aに引っ張られて上方向(矢印A1方向)にスライド移動し、第2の位置に移動する。
Then, as shown in FIG. 9B, while holding the operation tube 4 (see FIG. 1) by hand, the
この状態で、手で把持している操作管4に、図9(c)に示すような矢印B1方向のひねり操作を加える。そうすると、係止部41cの第2の面41dに当接していた係合部材6aが切欠部45を通じて係合部40から離脱し(図8(a)参照)、係合部40に対する係合部材6aの係合が解除される。
つまり、第1の吸込具10と第2の吸込具6のうち、一方が他方に対して延長管5の軸方向の引っ張り力および延長管5の軸心を基準とした軸心周りのねじり力が作用した場合に、係合部40に対する係合部材6aの係合が解除されることとなる。
In this state, a twisting operation in the direction of arrow B1 as shown in FIG. 9C is applied to the
That is, of the
これによって、第1の吸込具10と第2の吸込具6との接続のロックを解除して、これらを容易に取り外すことができる。
Thereby, the lock | rock of the connection of the
以下では、本実施形態において得られる効果を説明する。
(1)使用者による操作管4への引っ張り操作およびひねり操作に応じて、第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れる構成であるので、2つの異なる操作を行ったときにはじめて、第1の吸込具10を第2の吸込具6から切り離すことができる。つまり、引っ張り操作のみ、あるいはひねり操作のみでは、第1の吸込具10が第2の吸込具6から切り離されないので、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。
(2)使用者による操作管4への引っ張り操作およびひねり操作に加え、被清掃面と延長管5(筒状接続部33)とのなす角度が略90度以上となる操作に応じて、第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れるので、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのをより一層確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。
(3)使用者による操作管4へのボタン4bの押下操作に応じて、延長管5が操作管4から外れ、使用者による延長管5へのボタン5bの押下操作に応じて、第2の吸込具6が延長管5から外れ、使用者による操作管4への引っ張り操作およびひねり操作以外に、使用者による第2の吸込具6へのボタン押下操作によっても、第2の吸込具6から第1の吸込具10が外れるので、各部を確実に取り外すことが可能であり、使い勝手のよい電気掃除機1が得られる。
(4)第1の吸込具10と第2の吸込具6のうち、一方が他方に対して延長管5の軸方向の引っ張り力および延長管5の軸心を基準とした軸心周りのねじり力が作用した場合にこれらが外れるようになっているので、2つの異なる方向の力が作用した場合にはじめて第2の吸込具6から第1の吸込具10を切り離すことができる。つまり、引っ張り力のみ、あるいはねじり力のみでは、第1の吸込具10が第2の吸込具6から切り離されないので、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。
また、例えば、図4に示すように、基準面Fと延長管5(図1参照)の軸心O1とのなす角度θが90度以上となるように第1の継手20および第2の継手30を起立させる方向の力が作用したときに、スライド部材41のロック(接続のロック)を解除することができるので、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。
(5)2以上の異なる方向の力は、延長管5の軸方向の力と延長管5の円周方向の力を含むので、力の方向が明確であり、操作が行い易いという利点が得られる。なお、切り離しに必要な力としては、前記のように第2の継手30を起立させる方向の力や、延長管5の軸心を基準とした軸心周りのねじり力を作用させて後に、延長管5を上方に引き抜く力等がある。
(6)ロック手段は、延長管5の軸方向の力が作用した後に、延長管5の円周方向の力が作用した場合に、接続のロックを解除するように構成されているので、接続のロックを解除するにあたって電源端子37の接続の解除を一連の操作の中で確実にしかも簡単に行うことができる。
(7)第1の位置に係合部材6aが位置するときに、電源端子37が第2の吸込具の接続部に接続され、第2の位置に係合部材6aが位置するときに、電源端子37と接続部との接続が解除されるように構成されているので、接続あるいは解除時に、電源端子37が破損するのを好適に阻止することができる。
(8)係合部40と、係合部40に係合可能な係合部材6aと、による簡単な構造で係脱を行うことができるので、組み付けが簡単になりコストの低減を図ることができる。
(9)スライド部材41は、第1の位置と第2の位置との間でスライド可能に設けられているので、スライド部材41のロック(接続のロック)を解除する構造が簡単になり、組み付けも簡単になってコストの低減を図ることができる。
(10)スライド部材41はコイルばね38によって、第2の位置から第1の位置に向けて付勢されているので、接続の解除後は、スライド部材41が第1の位置に自動的に復帰することとなり、接続時の誤動作等が生じにくいという利点が得られる。
(11)回動軸部21aの端部の切込部21bに、垂直位置決め手段9の摺動部材9aが係合するようになっているので、被清掃面に対して第1の継手20および第2の継手30が垂直に立ち上がる状態で保持することができる。したがって、第2の継手30に対する第2の吸込具6や延長管5等の着脱が容易であるという利点が得られる。
(12)基準面Fと延長管5(図1参照)の軸心O1とのなす角度θが90度以上となった場合にロック(接続のロック)を解除する機構(ロック解除機構)として、特許文献1では軸方向に延びるピンDを用いるのに対して、本実施例では、球状部材46を用いるため、ロック解除機構が第2の継手30上で完結しカバー部材22および基体21に形成されないので、カバー部材22と基体21の上面との間の空間部Kを広くできる。よって、空間部Kにハーネスだけでなく制御回路なども設けることができ、制御回路によって制御される複数の発光体(例えば、LED)をカバー部材22に設けることもできる。この複数の発光体は、第1の吸込具10の吸込口10aに形成される回転ブラシにかかる被清掃面からの負荷に応じてまたは掃除機本体2の運転モード(例えば、強、中、弱)に応じて変色(例えば、青、黄、緑)するのが好ましい。使用者による操作管4への引っ張り操作およびひねり操作がなく、被清掃面と延長管5(筒状接続部33)とのなす角度が略90度以上となる操作に応じて、第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れる態様でもよい。
Below, the effect acquired in this embodiment is demonstrated.
(1) Since the
(2) In addition to the pulling operation and the twisting operation to the
(3) The
(4) One of the
Further, for example, as shown in FIG. 4, the first joint 20 and the second joint so that the angle θ formed by the reference plane F and the axis O1 of the extension pipe 5 (see FIG. 1) is 90 degrees or more. When the force in the direction to erect 30 is applied, the
(5) Since the forces in two or more different directions include the axial force of the
(6) The locking means is configured to release the connection lock when the circumferential force of the
(7) When the engaging
(8) Since the
(9) Since the
(10) Since the
(11) Since the sliding
(12) As a mechanism (lock release mechanism) for releasing the lock (lock of connection) when the angle θ formed by the reference plane F and the axis O1 of the extension pipe 5 (see FIG. 1) is 90 degrees or more, In
なお、図10に示すように、第1の吸込具10に対して、第2の吸込具6だけではなく、延長管5や操作管4を接続することができ、またこれらを、前記と同様の操作を行うことによって切り離すことができる。したがって、清掃中に不意に延長管5や操作管4から第1の吸込具10が外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。また、係合部材6aは、従来のボタン6bの操作による構造をそのまま採用することができ、部品の共通化や組み付け作業の容易化を図ることができ、コストの低減を図ることができる。なお、図中係合部材6aは、係合部材5a、4aと対応しており、ボタン6bは、ボタン5b、4bに対応している。
As shown in FIG. 10, not only the
なお、第1の面44、44は、筒状接続部33に凹部を形成することで設けたが、これに限られることはなく、筒状接続部33にリブ等を設けて、その側面等で第1の面44、44を形成してもよい。また、切欠部45は、第1の面44、44の一方にのみ設けても良い。
The first surfaces 44 and 44 are provided by forming a concave portion in the
(第2実施形態)
図11(a)(b)に示すように、本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、摺動部材35Aにロック機能を設けた点にある。
摺動部材35Aは、同図に示すように、後部に延びる延設部35bを備え、この延設部35bの後部に収容室S1に出没する解除規制部材35aが一体的に設けられている。
(Second Embodiment)
As shown in FIGS. 11A and 11B, the present embodiment is different from the first embodiment in that a locking function is provided on the sliding
As shown in the figure, the sliding
解除規制部材35aは、図11(a)に示すように、カバー部材22の側面22aに摺動部材35Aの先端が当接している状態では、図11(b)に示すように、後端部35a1が収容室S1内に突出している。これによって、球状部材46が収容室S1側に転動することが規制されるようになっている。
As shown in FIG. 11 (a), the
一方、図12(a)(b)に示すように、第1の継手20および第2の継手30Aが起立され、カバー部材22に設けられた凹状部24に摺動部材35Aが係合している状態では、収容室S1内から後端部35a1が没し、球状部材46の収容室S1への転動が可能となる。したがって、起立されると球状部材46は、凹溝41eから収容室S1に転動して、スライド部材41のロックが解除されるようになる。
On the other hand, as shown in FIGS. 12A and 12B, the first joint 20 and the second joint 30 </ b> A are erected, and the sliding
このような構成を備えることによって、図13(a)(b)に示すように、第1の継手20および第2の継手30Aが垂直方向に起立した姿勢を採るときにのみ、接続の解除が可能となる。
これにより、例えば、図14に示すように第1の継手20のみを起立するような姿勢で使用した場合に、矢印A1、B1方向への移動が不可となり、球状部材46の転動が確実に防止されるようになる。したがって、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。
By providing such a configuration, as shown in FIGS. 13 (a) and 13 (b), the connection can be released only when the first joint 20 and the second joint 30A take an upright posture. It becomes possible.
Accordingly, for example, when only the first joint 20 is used as shown in FIG. 14, the movement in the directions of the arrows A1 and B1 becomes impossible, and the rolling of the
なお、前記各実施形態において、第1の継手20や第2の継手30等を起立する際には、図15に示すように壁W等を利用して(壁Wに突き当てるようにして)容易に行うことができる。 In each of the above embodiments, when the first joint 20 or the second joint 30 is erected, the wall W or the like is used as shown in FIG. 15 (so as to abut against the wall W). It can be done easily.
(第3実施形態)
本実施形態が前記第1、第2実施形態と異なるところは、被清掃面と延長管5(図1参照、以下同じ)とのなす角度θ(図18(b)参照)が略60度以上となる操作で第1の吸込具10が第2の吸込具6(ともに図1参照、以下同じ)から外れるように構成した点にある。
(Third embodiment)
This embodiment differs from the first and second embodiments in that the angle θ (see FIG. 18B) formed by the surface to be cleaned and the extension pipe 5 (see FIG. 1, the same applies hereinafter) is approximately 60 degrees or more. It is the point which comprised so that the
図16に示すように、本実施形態では、ロック手段を構成する移動部材としての球状部材46が、傾斜部(傾斜面)としての前側傾斜部52を有する凹溝50に収容されるように構成されている。本実施形態においても、球状部材46は、凹溝50に収容されて第1の吸込具10と第2の吸込具6(延長管5)との接続のロックを保持する保持位置を採り、また、凹溝50に対応するカバー部材32の内面に形成された収容室S2に転動して、ロックを解除する解除位置を採るように構成されている。
As shown in FIG. 16, in this embodiment, the
凹溝50は、図17に示すように、スライド部材41のガイド部41bの延設部41b1に、側面視で略すり鉢形状に形成されており、底面部51と、傾斜部としての前側傾斜部52と、後側傾斜部53とを備えてなる。底面部51は、延長管5の軸心O1(図4参照、以下同じ)と平行に設けられており、また、前側傾斜部52は、底面部51との角度θ1が鈍角となるように底面部51から前側へ向けて傾斜するように形成されている。本実施形態では、角度θ1を120度に設定している。
つまり、図示しない被清掃面に対向する第1の吸込具10の吸込口面を基準面Fとしたときに、基準面Fと延長管5の軸心O1(またはこれに平行な線O1’)とのなす角度が60度になると、前側傾斜部52は、基準面Fと平行になるように設定されている(図18(b)参照、)。
なお、前側傾斜部52は、収容室S2へ向けた直線状の傾斜面としたが、これに限られることはなく、前側へ向けて凹状とされた斜面を有するように形成したものでもよく、また、これとは逆に後側へむけて凸状とされた斜面を有するように形成したものでもよい。また、底面部51は、延長管5の軸心O1と必ずしも平行に設ける必要はない。
As shown in FIG. 17, the
That is, when the suction port surface of the
The front inclined
このような前側傾斜部52を備えることによって、球状部材46は、前記第1実施形態のところで図4を参照して説明したような、基準面Fと延長管5の軸心O1とのなす角度θが90度以上となる前の段階、すなわち、角度θが60度以上となるようにする操作で、第1の吸込具10が第2の吸込具6(延長管5)から外れるようになっている。
By providing such a front
なお、凹溝50の後側傾斜部53も、底面部51から後側へ向けて鈍角となるように傾斜して形成されている。
また、凹溝50の深さは、球状部材46の直径の2/3以上となるように設定されることが好ましく、さらに、球状部材46の直径の3/4程度に設定されることが好ましい。
Note that the rear
Further, the depth of the
このような凹溝50に対応する収容室S2には、凹溝50の前側傾斜部52に連続するように戻り用の傾斜部62が形成されている。収容室S2は、天部61と、傾斜部62とを備えて構成され、収容室S2の後側には、球状部材46を凹溝50側と収容室S2側とに振り分けるための振分部材63が配置されている。
In the accommodation chamber S <b> 2 corresponding to the
天部61は、凹溝50の底面部51と略平行とされており、図17に二点鎖線で示すように、球状部材46は、この天部61と振分部材63の内面63aとの間に保持されて解除位置を採るように構成されている。
傾斜部62は、前側へ向けて凹状とされた(円弧状とされた)斜面を形成しており、収容室S2内に球状部材46が位置するときに、解除位置側(収容室S2側)から保持位置側(凹溝50側)へ向けて球状部材46が自然に転動するのを補助する(転動し易くする)役割をなす。
The
The
振分部材63は、球状部材46を凹溝50側と収容室S2側とに振り分けるためのくさび形状の突出部63bを有している。突出部63bは、先端部63cが収容室S2側(収容室S2内)に位置しており、先端部63cよりも下側(凹溝50側)には、凹溝50に対向するように傾斜した当接面63dが形成されている。この当接面63dには、球状部材46が当接可能であり、凹溝50内に球状部材46がある状態で延長管5が上方向(矢印A1方向、図18(a)参照)に引き上げ操作された際に、球状部材46が当接面63dに当接してスライド部材41の移動を規制するようになっている。
なお、突出部63bの先端部63cは、凹溝50と収容室S2との境界位置となるように配置してもよく、球状部材46の振り分けが所望の角度θで行われるように形状を変更することもできる。
The
Note that the
次に、第1の吸込具10と第2の吸込具6との接続を解除する際の作用について説明する。
はじめに、図18(a)に示すように、基準面F(図示しない被清掃面)と延長管5の軸心O1(ここでは軸心O1に平行な線O1’)とのなす角度θが60度未満となる45度(一般的な使用状態における角度)である状態では、球状部材46が、凹溝50内にあって、底面部51と前側傾斜部52とに跨るようにして位置して保持位置にある。この状態で、延長管5を上方向(矢印A1方向)に引き上げ操作しても、球状部材46が振分部材63の当接面63dに当接することとなるため、スライド部材41のスライドのロックが保持され、スライド部材41の移動が規制される。
Next, the action when releasing the connection between the
First, as shown in FIG. 18 (a), an angle θ formed by a reference plane F (surface to be cleaned not shown) and the axis O1 of the extension pipe 5 (here, a line O1 ′ parallel to the axis O1) is 60. In a state of 45 degrees (an angle in a general use state) that is less than 50 degrees, the
次に、図18(b)に示すように、基準面Fと延長管5の軸心O1(線O1’)とのなす角度θが一般的な使用状態よりも高くなる60度に持ち上げられると、凹溝50の底面部51が基準面Fと平行になり、球状部材46が保持位置側(凹溝50側)から解除位置側(収容室S2側)に転動(移動)可能となる。
さらに、図18(c)に示すように、基準面Fと延長管5の軸心O1(線O1’)とのなす角度θが60度より大きくなると、球状部材46が解除位置側(収容室S2側)に向けて自然に転動(移動)し、前側傾斜部52側から傾斜部62側に転動する。この状態で、延長管5を上方向(矢印A1方向)に引き上げ操作すると、振分部材63の突出部63bに球状部材46が当接し、球状部材46が弾かれるようにして収容室S2側に移動する(図18(d)参照)。これによって、球状部材46によるスライド部材41のロックが解除され、スライド部材41の位置変更(第1の位置から第2の位置への変更)が可能となる。
なお、基準面Fと延長管5の軸心O1(線O1’)とのなす角度θが60度であるときにも、延長管5を持ち上げるときの勢い等で、球状部材46が解除位置側(収容室S2側)に向けて移動可能であり、スライド部材41の位置変更が可能である。
Next, as shown in FIG. 18B, when the angle θ formed by the reference plane F and the axis O1 (line O1 ′) of the
Further, as shown in FIG. 18 (c), when the angle θ formed by the reference plane F and the axis O1 (line O1 ′) of the
Even when the angle θ between the reference plane F and the axis O1 (line O1 ′) of the
したがって、第1の吸込具10と第2の吸込具6(延長管5)との接続のロックを解除して、これらを容易に取り外すことができる。
Accordingly, the connection between the
一方、第1の吸込具10から第2の吸込具6(延長管5)が外されると、一対のコイルばね38(図5(a)(b)参照)の付勢力によってスライド部材41が第2の位置から第1の位置へ戻される。これによって、球状部材46が収容室S2側から凹溝50側に転動して戻される。この際、収容室S2に形成された傾斜部62によって、収容室S2側から凹溝50側へ球状部材46がスムーズに転動され、球状部材46が凹溝50内に確実に戻されることとなる。
On the other hand, when the second suction tool 6 (extension pipe 5) is removed from the
このような構成を備えることによって、基準面Fと延長管5の軸心O1(線O1’)とのなす角度θが60度以上となる操作に応じて、第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れるので、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのを確実に防止しつつ、清掃時の角度(略45度)から少し持ち上げた角度(60度)で第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れるようになり、扱い易さが増して、より一層使い勝手のよい電気掃除機1が得られる。
By providing such a configuration, the
また、清掃時の角度(略45度)から少し持ち上げた角度(60度)で第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れるようになるので、前記実施形態のように、基準面Fと延長管5の軸心O1(線O1’)とのなす角度θが90度以上となる前の段階で取り外し操作を開始することができ、取り外し操作を無理なく行うことができて扱い易い電気掃除機1が得られる。
Further, since the
また、振分部材63は、くさび形状の突出部63bを有しているので、先端部63cで球状部材46がうまく弾かれるようになり、振り分けを確実に行うことができる。したがって、扱い易く、より一層使い勝手のよい電気掃除機1が得られる。
Further, since the sorting
(第4実施形態)
本実施形態が前記第1、第2実施形態と異なるところは、係合部40からスライド部材41を排除した点にある。
図19、図20(a)(b)に示すように、第2の継手30Bに形成される係合部40’は、筒状接続部33の上面に形成された四角い凹溝内に、四角い枠部材42が嵌め込まれてなり、凹溝内には、前部側が深く、後部側が浅く形成された段付き状の底面部41a’、41b’が形成されている。そして、底面部41a’、41b’の境界部分には、第2の吸込具6の係合部材6aが係止される係止面43c’(図20(b)を併せて参照)が形成されている。
(Fourth embodiment)
This embodiment is different from the first and second embodiments in that the
As shown in FIGS. 19, 20 (a) and 20 (b), the engaging
このような係合部40’では、接続時に、第2の継手30Bに第2の吸込具6を嵌め込んでいくと、係合部材6aが、付勢力によって凹溝内に入り込み、底面部41b’に当接しながら凹溝内を前方へ進む状態となる。そして、さらに第2の継手30Bに第2の吸込具6を嵌め込んでいくと、凹溝内を前方へ進んできた係合部材6aが、接続の終端で底面部41b’から底面部41a’に移動し、係止面43c’に当接するようにして係止される(図20(a)(b)参照)こととなる。これによって、第2の継手30Bに第2の吸込具6を接続することができる(図21(a)参照)。
In such an engaging
また、接続の解除時には、図21(b)に示すように、第2の継手30Bを第2の吸込具6から引き抜く操作を行うと(矢印A1方向の力を作用させると)、係合部材6aは、底面部41a’から係止面43c’を乗り越えて底面部41b’に移動し、底面部41b’に当接しながら凹溝内を後方へ進んで、第2の面42aに当接する(図20(a)(b)参照)。
ここで、第2の吸込具6を、図21(c)に示すように、矢印B1方向にひねると、図20(a)に示すように、切欠部45を通じて係合部材6aが係合部40’から離脱する。これによって、第2の吸込具6から第2の継手30Bを切り離すことができる。
When the connection is released, as shown in FIG. 21B, when the second joint 30B is pulled out from the second suction tool 6 (when a force in the direction of the arrow A1 is applied), the engaging
Here, when the
このような係合部40’を有する電気掃除機1によれば、使用者による操作管4への引っ張り操作およびひねり操作によって、第1の吸込具10を第2の吸込具6から切り離すことができる。つまり、2つの異なる操作を行う(2つの異なる方向の力を作用させる)ことによって、第1の吸込具10が第2の吸込具6から切り離されるので、清掃中に不意に第1の吸込具10が第2の吸込具6から外れてしまうのを確実に防止することができ、使い勝手の良い電気掃除機1が得られる。
According to the
なお、底面部41a’、41b’を同じ深さに形成して、係止面43c’の代わりに、係合部材6aが係止される溝部を底面部41a’、41b’に形成してもよい。
また、溝部は必ずしも形成する必要はなく、傾斜状(テーパ状)等の底面部としてもよい。
Note that the
Further, the groove portion is not necessarily formed, and may be a bottom surface portion such as an inclined shape (tapered shape).
なお、前記各実施形態において、各部の形状等は任意に設定することができ、スライド部材41の円周方向の幅や長さ等も任意に設定することができる。
In each of the above embodiments, the shape and the like of each part can be arbitrarily set, and the width and length of the
また、前記実施形態において移動部材は、球状部材46にて説明したが、これに限られることはなく、転動可能な円柱状の部材であってもよい。
In the above-described embodiment, the moving member has been described with the
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 ホース
4 操作管
4b ボタン
5 延長管(管)
5A、5B 管体
6 第2の吸込具
6a 係合部材
10 第1の吸込具
10B 吸口継手
10a 吸込口
20 第1の継手
30、30A、30B 第2の継手
41 スライド部材
41c 係止部
41d 第2の面
44 第1の面
45 切欠部
46 球状部材
O1 軸心
R1、R2 吸込通路
S1 収容室
DESCRIPTION OF
5A,
Claims (2)
前記第1の吸込具と前記第2の吸込具との接続をロックするロック手段を備え、
前記操作管を起立操作した後、前記操作管を引っ張り操作し、その後さらに、前記操作管にひねり操作を加えることで前記ロック手段によるロックが解除され、前記第1の吸込具が前記第2の吸込具から外れることを特徴とする電気掃除機。 A vacuum cleaner body, a hose connected to the vacuum cleaner body, an operation pipe having a handle and connected to the hose, a joint pipe connected to the operation pipe, and connected to the other end of the joint pipe In the vacuum cleaner provided with the 2nd suction tool and the 1st suction tool connected to the other end of the 2nd suction tool,
A lock means for locking the connection between the first suction tool and the second suction tool;
After the operation tube is erected, the operation tube is pulled, and then the operation tube is further twisted to release the lock by the locking means, and the first suction tool is moved to the second suction device. A vacuum cleaner characterized by being removed from the suction tool.
前記第1の吸込具における前記第2の吸込具との接続部、および前記第2の吸込具における前記第1の吸込具との接続部の一方に設けられた係合部と、他方に設けられ、前記係合部に係合可能な係合部材と、を備え、
前記ロック手段は、被清掃面に対向する前記第1の吸込具の吸込口面と前記継手管の軸心とのなす角度に対応して移動可能に設けられた移動部材を有しており、
前記移動部材は、前記角度が所定の角度未満であるときに、前記係合部と前記係合部材との係合を保持する保持位置と、前記角度が所定の角度以上であるときに、前記第1の吸込具と前記第2の吸込具との接続を解除する解除位置と、を採るように構成されており、
前記第1の吸込具と前記第2の吸込具との接続を解除する場合には、前記操作管を起立操作し前記継手管を前記所定の角度以上にして前記移動部材を解除位置に移動させた後、前記操作管を引っ張り操作し、その後さらに、前記操作管にひねり操作を加えることで前記係合部と前記係合部材との係合が解除され、前記第1の吸込具が前記第2の吸込具から外れることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner according to claim 1, wherein
An engagement portion provided at one of the connection portion with the second suction tool in the first suction tool, and the connection portion with the first suction tool in the second suction tool, and provided at the other And an engaging member engageable with the engaging portion,
The locking means has a moving member provided so as to be movable in accordance with an angle formed between the suction port surface of the first suction tool facing the surface to be cleaned and the shaft center of the joint pipe,
The moving member has a holding position for holding the engagement between the engagement portion and the engagement member when the angle is less than a predetermined angle, and when the angle is a predetermined angle or more, A release position for releasing the connection between the first suction tool and the second suction tool; and
When releasing the connection between the first suction tool and the second suction tool, the operation pipe is raised to move the joint pipe to a predetermined position or more to move the moving member to the release position. Thereafter, the operation tube is pulled, and then the twisting operation is further applied to the operation tube to release the engagement between the engagement portion and the engagement member, and the first suction tool is moved to the first suction tool. The vacuum cleaner characterized by detaching from the suction tool of 2.
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