JP5325189B2 - タンデムミルのクラウン制御装置および方法 - Google Patents
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Description
また本願発明のタンデムミルのクラウン制御装置では、タンデムミルの最終スタンド出側にクラウン計を備え、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、鋼板の先端からあらかじめ定められた距離におけるクラウンの値を記憶して出力する出側クラウンロックオン手段と、該記憶後、出側クラウンロックオン手段の出力とクラウン計の検出値の偏差を取り込み、該偏差が小さくなるようにベンダー等の操作量を修正する出側長手方向クラウン制御手段と、前記ベンダーの設定値とベンダーの補正値と前記出側長手方向クラウン制御手段の出力とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする。
また本願発明のタンデムミルのクラウン制御方法では、最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルのクラウン制御方法において、鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出し、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積し、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板先端におけるベンダーの補正仕様を算出し、ベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出し、ベンダーの設定値とベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力し、鋼板のクラウンを制御することを特徴とする。
この課題を解決するために本願発明のタンデムミルのクラウン制御装置では、最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算でベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、前記ベンダーの設定値と前記ベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする。
また本願発明のタンデムミルのクラウン制御装置では、タンデムミルの最終スタンド出側にクラウン計を備え、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、鋼板の先端からあらかじめ定められた距離におけるクラウンの値を記憶して出力する出側クラウンロックオン手段と、該記憶後、出側クラウンロックオン手段の出力とクラウン計の検出値の偏差を取り込み、該偏差が小さくなるようにベンダー等の操作量を修正する出側長手方向クラウン制御手段と、前記ベンダーの設定値とベンダーの補正値と前記出側長手方向クラウン制御手段の出力とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする。
また本願発明のタンデムミルのクラウン制御方法では、最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルのクラウン制御方法において、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出し、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積し、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出し、ベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出し、ベンダーの設定値とベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力し、鋼板のクラウンを制御することを特徴とする。
さらに先後端補正手段はこれらを総合し、鋼板長手方向の各部位に対応したベンダー補正量を算出し、操作量算出手段はセットアップで決定されたベンダーの操作量と、先後端補正手段の出力を合成して、鋼板長手方向の各部位に対応したベンダー操作量を算出する。
さらにベンダー補正量を、圧延中のクラウン情報を使用せず、圧延後の最終的なクラウンデータにしたがって行うため、最終的な圧延結果としてのクラウンしか計測できない場合や、圧延中のクラウンが計測できても、種々の理由で精度が十分確保できない場合にも適用可能である。
その後、入側クラウン、入側板厚、出側板厚、圧延荷重、およびワークロールクラウン量の推定値を入力値とし、数2〜数4で与えられる入力値と鋼板出側クラウン量の関係から、各パスの目標クラウンを実現するベンディング力B0を各パス毎に算出し、出力する。また、ワークロールクラウンの推定は、圧延中の熱膨張量、ワークロール160交換後の磨耗によるロール径の減衰効果、ワークロール160の鋼板幅方向のシフト量を考慮した演算で、決定される。
近し、かつ、ばらつきが一定値以下に落ち着くまでの長さを示している。すなわち先端過渡状態部の長さを定量化したことになる。
値Ctminを抽出する。Ctminが負のときクラウンが鋼板先端近傍でアンダーシュート
したことを示しており、Ctminが大きいほどアンダーシュート量が大きいことと対応し
ている。
ラウンが定常部の値に漸近し、かつばらつきが一定値以下に落ち着くまでの長さを示している。すなわち後端過渡状態部の長さを定量化したことになる。
値Cbminを抽出する。Cbminが負のときクラウンが鋼板後端近傍でアンダーシュート
したことを示しており、Cbminが大きいほどアンダーシュート量が大きいことと対応し
ている。
axを代入することでLbを、Cbminを代入することでUbをそれぞれ算出する。
A'〜D'を算出するために、先端補正量算出手段114、先端補正距離算出手段115、先端補正量算出手段116、先端補正距離算出手段117が実行する計算式を、数8〜数11に定量的に示す。
ΔB3は数13で算出される。
Claims (16)
- 最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算でベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板先端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、前記ベンダーの設定値と前記ベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とするタンデムミルのクラウン制御装置。 - 前記補正調整手段は、クラウン蓄積手段からクラウンデータを取り込み、あらかじめ定められた演算により、鋼板先端部でアンダーシュート量と過渡状態部の長さを抽出する、ベンダー調整指針抽出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記補正調整手段は、ベンダー調整指針抽出手段の出力を取り込み、クラウンが鋼板先端部でアンダーシュートしているかどうかを判定し、アンダーシュートしている場合には、アンダーシュート量に応じて鋼板先端部のベンダー補正量を小さくし、アンダーシュートしていない場合には、鋼板先端過渡状態部の長さに応じて鋼板先端部のベンダー補正量を大きくする補正量算出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記補正調整手段は、ベンダー調整指針抽出手段の出力を取り込み、クラウンが鋼板先端部でアンダーシュートしているかどうかを判定し、アンダーシュートしている場合には、アンダーシュート量に応じて鋼板先端部のベンダー補正距離を小さくし、アンダーシュートしていない場合には、鋼板先端過渡状態部の長さに応じて鋼板先端部のベンダー補正距離を大きくする補正距離算出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記タンデムミルから圧延中の荷重を取り込み、セットアップ計算時の想定荷重からの変動がクラウンに与える影響を相殺するベンダー補正量を算出し、第1のベンダー補正量として出力する荷重補正手段を備え、前記補正手段が出力した第2のベンダー補正量と、前記セットアップ手段が出力したベンダー設定値とから、ベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記タンデムミルから圧延中の鋼板温度を取り込み、セットアップ計算時の想定鋼板温度からの変動がクラウンに与える影響を相殺するベンダー補正量を算出し、第1のベンダー補正量として出力する板温補正手段を備え、前記補正手段が出力した第2のベンダー補正量と、前記セットアップ手段が出力したベンダー設定値とから、ベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- タンデムミルの最終スタンド出側にクラウン計を備え、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板先端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、
鋼板の先端からあらかじめ定められた距離におけるクラウンの値を記憶して出力する出側クラウンロックオン手段と、該記憶後、出側クラウンロックオン手段の出力とクラウン計の検出値の偏差を取り込み、該偏差が小さくなるようにベンダー等の操作量を修正する出側長手方向クラウン制御手段と、
前記ベンダーの設定値とベンダーの補正値と前記出側長手方向クラウン制御手段の出力とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とするタンデムミルの制御装置。 - 最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルのクラウン制御方法において、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出し、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積し、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板先端におけるベンダーの補正仕様を算出し、ベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出し、ベンダーの設定値とベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力し、鋼板のクラウンを制御することを特徴とするタンデムミルのクラウン制御方法。 - 最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算でベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、前記ベンダーの設定値と前記ベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とするタンデムミルのクラウン制御装置。 - 前記補正調整手段は、クラウン蓄積手段からクラウンデータを取り込み、あらかじめ定められた演算により、鋼板端でアンダーシュート量と過渡状態部の長さを抽出する、ベンダー調整指針抽出手段を備えたことを特徴とする請求項9記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記補正調整手段は、ベンダー調整指針抽出手段の出力を取り込み、クラウンが鋼板先端部でアンダーシュートしているかどうかを判定し、アンダーシュートしている場合には、アンダーシュート量に応じて鋼板端のベンダー補正量を小さくし、アンダーシュートしていない場合には、鋼板先端過渡状態部の長さに応じて鋼板端のベンダー補正量を大きくする補正量算出手段を備えたことを特徴とする請求項9記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記補正調整手段は、ベンダー調整指針抽出手段の出力を取り込み、クラウンが鋼板先端部でアンダーシュートしているかどうかを判定し、アンダーシュートしている場合には、アンダーシュート量に応じて鋼板端のベンダー補正距離を小さくし、アンダーシュートしていない場合には、鋼板端過渡状態部の長さに応じて鋼板端のベンダー補正距離を大きくする補正距離算出手段を備えたことを特徴とする請求項9記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記タンデムミルから圧延中の荷重を取り込み、セットアップ計算時の想定荷重からの変動がクラウンに与える影響を相殺するベンダー補正量を算出し、第1のベンダー補正量として出力する荷重補正手段を備え、前記補正手段が出力した第2のベンダー補正量と、前記セットアップ手段が出力したベンダー設定値とから、ベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする請求項9記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- 前記タンデムミルから圧延中の鋼板温度を取り込み、セットアップ計算時の想定鋼板温度からの変動がクラウンに与える影響を相殺するベンダー補正量を算出し、第1のベンダー補正量として出力する板温補正手段を備え、前記補正手段が出力した第2のベンダー補正量と、前記セットアップ手段が出力したベンダー設定値とから、ベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とする請求項9記載のタンデムミルのクラウン制御装置。
- タンデムミルの最終スタンド出側にクラウン計を備え、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルにおいて、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出するセットアップ手段と、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積するクラウン蓄積手段と、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出する補正調整手段と、前記補正調整手段が算出したベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出する補正手段と、
鋼板の先端からあらかじめ定められた距離におけるクラウンの値を記憶して出力する出側クラウンロックオン手段と、該記憶後、出側クラウンロックオン手段の出力とクラウン計の検出値の偏差を取り込み、該偏差が小さくなるようにベンダー等の操作量を修正する出側長手方向クラウン制御手段と、
前記ベンダーの設定値とベンダーの補正値と前記出側長手方向クラウン制御手段の出力とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力する操作量算出手段を備えたことを特徴とするタンデムミルの制御装置。 - 最終スタンド出側に設置したクラウンを検出するクラウン計と、クラウンを制御するための操作端として少なくともベンダーを有するタンデムミルのクラウン制御方法において、
鋼板の圧延に先立ったセットアップ計算で該ベンダーの設定値を算出し、クラウン計から取り込んだ鋼板のクラウンデータを蓄積し、蓄積されたクラウンデータを用いて、次回の鋼板に適用する鋼板端におけるベンダーの補正仕様を算出し、ベンダーの補正仕様と鋼板の圧延部位の情報から鋼板圧延中にベンダーの補正値を算出し、ベンダーの設定値とベンダーの補正値とからベンダー指令値を算出してタンデムミルのベンダーに出力し、鋼板のクラウンを制御することを特徴とするタンデムミルのクラウン制御方法。
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