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JP5320862B2 - センサ装置 - Google Patents

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JP5320862B2 JP2008172363A JP2008172363A JP5320862B2 JP 5320862 B2 JP5320862 B2 JP 5320862B2 JP 2008172363 A JP2008172363 A JP 2008172363A JP 2008172363 A JP2008172363 A JP 2008172363A JP 5320862 B2 JP5320862 B2 JP 5320862B2
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Description

本発明は、角速度検出同一軸線上に配置された2つのジャイロセンサを備えたセンサ装置に関する。
従来より、加速度あるいは角速度を検出対象物の慣性力として検出する一対の慣性センサを備えた慣性センサユニットが、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、同一方向の慣性力を検出するように配置されると共に、同一軸線上に配置された同一構造の各慣性センサを備えた慣性センサユニットが提案されている。
このような各慣性センサの配置により、各慣性センサの出力値を加算することで、信号が2倍、ノイズがルート2倍になり、慣性センサユニットの分解能を向上させることができるようになっている。
特開2005−106727号公報
しかしながら、上記従来の技術では、慣性センサユニットの分解能を向上できるものの、各慣性センサに外部から外乱ノイズが加われば、各慣性センサで外乱ノイズが検出され、該外乱ノイズがルート2倍されて出力に含まれてしまうため、S/N比は変化しない。
本発明は、上記点に鑑み、外乱ノイズによる影響を低減することができるセンサ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一方向に延びる軸をx軸とし、該x軸に垂直な軸をy軸とし、x軸およびy軸に垂直な軸をz軸として、x軸の方向に振動する駆動部(15)と、y軸の方向に変位するように駆動部(15)に結合された検出錘(11)と、検出錘(11)に設けられy軸方向に変位する第1可動電極(13)と、第1可動電極(13)に対向配置された第1固定電極(14)とを有し、第1可動電極(13)においてy軸方向にコリオリ力による力の変位が発生したとき、第1可動電極(13)と第1固定電極(14)との間の容量の変化に基づいてz軸まわりの角速度を検出する容量式の第1ジャイロセンサ(10)と、x軸の方向に振動する駆動部(25)と、y軸の方向に変位するように駆動部(25)に結合された検出錘(21)と、検出錘(21
)に設けられy軸方向に変位する第2可動電極(23)と、第2可動電極(23)に対向配置された第2固定電極(24)とを有し、第2可動電極(23)においてy軸方向にコリオリ力による力の変位が発生したとき、第2可動電極(23)と第2固定電極(24)との間の容量の変化に基づいてz軸まわりの角速度を検出する容量式の第2ジャイロセンサ(20)とを備え、第1ジャイロセンサ(10)および第2ジャイロセンサ(20)は同一構造をなしており、第1ジャイロセンサ(10)および第2ジャイロセンサ(20)は前記z軸上に同一の検出軸として積層されており、第1ジャイロセンサ(10)および第2ジャイロセンサ(20)それぞれに角速度が印加されたとき、第1ジャイロセンサ(10)の第1可動電極(13)と第2ジャイロセンサ(20)の第2可動電極(23)と
はy軸方向において反対方向に変位することを特徴とする。さらに、第1ジャイロセンサ(10)のうち第1可動電極(13)が設けられた面に第1キャップ(93)が積層され、第2ジャイロセンサ(20)のうち第2可動電極(23)が設けられた面に第2キャップ(94)が積層されており、第2キャップ(94)と第1ジャイロセンサ(10)とで回路チップ(95)が挟み込まれた積層構造であることを特徴とする。
これによると、第2ジャイロセンサ(20)で検出される角速度成分は第1ジャイロセンサ(10)にて検出される角速度成分とは逆相で現れる角速度成分であるから、第1ジャイロセンサ(10)および第2ジャイロセンサ(20)の各出力の差動をとることで各出力に含まれたノイズを打ち消すようにすることができる。したがって、センサ装置に外部から加わる外乱ノイズによる影響を低減することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示されるセンサ装置は、車両に搭載されるものであり、例えば車両の横滑りを検出して横滑り防止のための制御を行うものとして用いられるものである。
図1は、本実施形態に係るセンサ装置に用いられる第1、第2ジャイロセンサの構成図である。まず、一方向に延びる軸をx軸とし、該x軸に垂直な軸をy軸とし、前記x軸および前記y軸に垂直な軸をz軸とする。
図1に示されるように、第1ジャイロセンサ10は、検出錘11と、検出電極13、14と、駆動フレーム15と、駆動梁16と、検出梁17と、固定部18とを備えている。
具体的には、第1ジャイロセンサ10は、振動子全体を静電気力等である一定周波数・一定振幅で振動させる駆動フレーム15があり、これは固定部18と駆動梁16によってx軸方向へ振動可能に支持されている。
検出錘11は、検出梁17を介して駆動フレーム15に結合され、y軸方向に変位可能に支持されている。駆動フレーム15を駆動手段(図示せず)により、x軸方向へ振動駆動しているときに、z軸を回転軸とした角速度が印加されると、y軸方向へ振動する速度に比例したコリオリ力が作用する。すなわち、検出可動電極13においてy軸方向にコリオリ力による力の変位が発生する。
検出錘11はy軸方向へ変位可能であるためコリオリ力に応じてy軸方向に変位する。また、検出錘11には検出可動電極13が設けられ、それに対向するように検出固定電極14が備えられている。検出錘11の変位によって検出可動電極13がy軸方向に変位すると、各電極13、14の間の相対距離が変化し、それに伴い静電容量も変化する。その容量の変化を検出することで、コリオリ力によって現れた角速度を検出する。
しかし、検出錘11は、コリオリ力によるものだけでなく、y軸方向成分を持つ加速度が加わったときでも変位し、容量変化を発生する。
第2ジャイロセンサ20は、第1ジャイロセンサ10と同じ構成になっている。すなわち、第1ジャイロセンサ10の検出錘11、検出可動電極13、検出固定電極14、駆動フレーム15、駆動梁16、検出梁17、固定部18に対応した検出錘21、検出可動電極23、検出固定電極24、駆動フレーム25、駆動梁26、検出梁27、固定部28を備えている。
そして、第1ジャイロセンサ10および第2ジャイロセンサ20それぞれに角速度が印加されたとき、第1ジャイロセンサ10の第1可動電極13と第2ジャイロセンサ20の第2可動電極23とはy軸方向において反対方向に変位する。
図2は、各ジャイロセンサ10、20の配置の模式図である。この図に示されるように、上記ジャイロセンサ10およびそれと同等のジャイロセンサ20は、それぞれ駆動方向xと検出方向yとが同一方向となるように、またz軸を共通軸とするように配置される。これら2つのジャイロセンサ10、20は駆動フレーム15、25の駆動周波数は同一でかつ逆位相で振動させるものである。
演算回路30は、第1ジャイロセンサ10から該第1ジャイロセンサ10に外部から加わった外乱ノイズとしての加速度信号成分が含まれた出力を入力すると共に、第2ジャイロセンサ20から該第2ジャイロセンサ20に外部から加わった加速度信号成分が含まれた出力を入力し、各出力に基づいて加速度信号成分を除去する演算を行うものである。演算回路30は、図2に示されるプリント基板40に設けられるか、処理チップとされてプリント基板40に実装される。
具体的に、演算回路30は、ジャイロセンサ10、20から出力された容量変化の信号の差分を演算する。検出方向と駆動方向とが揃っていて、同一駆動周波数・逆位相で駆動しているため、検出錘11のコリオリ力に起因する変位は逆相で、駆動振動によらない加速度による変位は同相で発生する。すなわち、これらの信号の差分を取ることで、同相成分を除去し、コリオリ力の成分のみを抽出することができる。
図3は、センサ装置1の全体模式図である。図3に示されるように、図1に示される第1ジャイロセンサ10と第2ジャイロセンサ20とは実際には積層された積層構造をなしている。そして、この積層されたものがプリント基板40に固定されている。なお、プリント基板40は、本発明の基板に相当する。
以上が、本実施形態に係るセンサ装置1の全体構成である。本実施形態では、図3に示されるように積層された各ジャイロセンサ10、20がプリント基板40に実装される場合、プリント基板40の平面に図1に示されるx軸およびy軸が配置され、プリント基板40の平面に垂直にz軸が配置されることとなる。
次に、上記センサ装置1において、角速度を検出する作動について説明する。上述のように、各ジャイロセンサ10、20では、コリオリ力に応じて検出錘11、21がそれぞれ変位することで、検出可動電極13、23と検出固定電極14、24との相対距離がそれぞれ変化する。つまり、検出可動電極13、23においてy軸方向にコリオリ力による力の変位がそれぞれ発生する。このとき、第1ジャイロセンサ10の検出可動電極13と第2ジャイロセンサ20の検出可動電極23とはy軸方向において反対方向に変位する。この相対距離の変化に相当する静電容量が各ジャイロセンサ10、20から演算回路30に入力される。
そして、各ジャイロセンサ10、20の検出方向と駆動方向とは同一方向であり、同一駆動周波数・逆位相で駆動している。すなわち、各ジャイロセンサ10、20から演算回路30に入力される静電容量の信号は、検出錘11、21のコリオリ力に起因する変位について逆相であり、駆動振動によらない加速度による変位について同相である。
したがって、演算回路30は、各ジャイロセンサ10、20から入力された信号の差分を演算する。これにより、同相成分すなわち駆動振動によらない加速度による変位が除去され、コリオリ力の成分すなわち検出錘11、21のコリオリ力に起因する変位のみが抽出される。このようにして、加速度が除去された角速度成分を得ることができる。
また、同様の演算により、角速度成分を除去する演算を行うことで、加速度を求めることも可能である。
以上説明したように、第1ジャイロセンサ10および第2ジャイロセンサ20それぞれを同一z軸上に配置している。また、各ジャイロセンサ10、20に角速度がそれぞれ印加されたとき、第1ジャイロセンサ10の検出可動電極13と第2ジャイロセンサ20の検出可動電極23とがy軸方向において反対方向に変位することが特徴となっている。
したがって、演算回路30にて第1ジャイロセンサ10および第2ジャイロセンサ20の各出力の差動をとって加速度信号成分を打ち消す演算を行うことができる。このようにして、センサ装置1に外部からの加速度信号成分による影響を低減することができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、駆動フレーム15が特許請求の範囲の第1駆動部に対応し、駆動フレーム25が特許請求の範囲の第2駆動部に対応する。また、検出可動電極13が特許請求の範囲の第1可動電極に相当し、検出可動電極23が特許請求の範囲の第2可動電極に相当する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記各実施形態では、図2に示されるように、各ジャイロセンサ10、20が積層されていたが、本実施形態では、防振部材を介して該積層構造をケースに収納することが特徴となっている。
図4は、本実施形態において、プリント基板40に各ジャイロセンサ10、20を実装した概略断面図である。この図に示されるように、プリント基板40には中空部分を有するケース70が備えられている。ケース70は、例えば樹脂によって成形されたものであり、図4に示されるように中空部分を持つ筒状のものが好ましい。
そして、各ジャイロセンサ10、20の積層構造は、ケース70の内壁面と第1ジャイロセンサ10との間、およびケース70の内壁面と第2ジャイロセンサ20との間にそれぞれ防振部材80が配置されることにより、ケース70の中空部分に収納されている。防振部材80としては、例えばゴム部材が採用される。
以上のように、積層構造を防振部材80によって固定することにより、振動の影響を低減でき、各ジャイロセンサ10、20の検出精度の向上を図ることができる。
(第3実施形態)
図5は、本実施形態において、プリント基板40に各ジャイロセンサ10、20を実装した概略断面図である。この図に示されるように、第1ジャイロセンサ10と第2ジャイロセンサ20とでプリント基板40が挟み込まれた構造をなしている。このような配置においても、各ジャイロセンサ10、20を同一軸上に配置することができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図6は、本実施形態に係る各ジャイロセンサ10、20の積層構造の断面図である。この図に示されるように、第1ジャイロセンサ10と第2ジャイロセンサ20とで板部材41が挟み込まれた積層構造をなしている。このような板部材41として、例えば防振部材を用いることができる。これにより、各ジャイロセンサ10、20における振動の影響をさらに低減することが可能となる。
なお、図6に示される積層構造は、図3に示されるようにしてプリント基板40に実装することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図7は、各ジャイロセンサ10、20を一つのパッケージ化したものの斜視図である。各ジャイロセンサ10、20は、図7に示される一つのパッケージ90内に備えられている。このようなパッケージ90は、図2に示されるようにしてプリント基板40に実装されることとなる。
以上のように、各ジャイロセンサ10、20をパッケージ90に備えることで、各ジャイロセンサ10、20の取り扱いを容易にすることができる。
(第6実施形態)
図8は、本実施形態におけるセンサ装置1の概略断面図である。この図に示されるように、第1ジャイロセンサ10は第1基板42に実装され、第2ジャイロセンサ20は第2基板43に実装されている。そして、第1基板42および第2基板43は、中空部分を有するケース71の中空部分に配置されている。
このように、各ジャイロセンサ10、20を別々の基板に実装することができる。また、このような構造であったとしても、各ジャイロセンサ10、20が同一軸上に配置されるようにすることができる。
(第7実施形態)
図9は、本実施形態における各ジャイロセンサ10、20の積層構造の断面図である。この図に示されるように、第2ジャイロセンサ20のうち第2可動電極23等が設けられた面にスペーサ91が配置されている。また、スペーサ91の上に第1ジャイロセンサ10のうち第1可動電極13等が設けられた面とは反対側の面が配置されている。これにより、第1ジャイロセンサ10が第2ジャイロセンサ20のキャップとしての役割を果たす。また、第1ジャイロセンサ10のうち第1可動電極13等が設けられた面にキャップ92が設けられている。このような積層構造が基板40に設置されている。
スペーサ91は、環状のものでも良いし、非環状のものでも構わない。スペーサ91の材質としては、上記第2実施形態で示された防振部材80等を採用することができる。また、キャップ92として、例えば半導体基板の一面がエッチングされたものが用いられる。
以上のように、各ジャイロセンサ10、20にスペーサ91およびキャップ92を設けることで、各ジャイロセンサ10、20を積層構造とすることができる。
(第8実施形態)
図10は、本実施形態における各ジャイロセンサ10、20の積層構造の断面図である。この図に示されるように、各ジャイロセンサ10、20は、センシング部が第1、第2キャップ93、94でそれぞれ覆われた構造をなしている。そして、各ジャイロセンサ10、20が回路チップ95を挟み込んだ積層構造が形成されている。
具体的には、第1ジャイロセンサ10のうち第1可動電極13等が設けられた面に第1キャップ93が積層され、第2ジャイロセンサ20のうち第2可動電極23等が設けられた面に第2キャップ94が積層されている。そして、第2キャップ94の上に回路チップ95が配置され、この回路チップ95の上に第1ジャイロセンサ10が配置されている。すなわち、第2キャップ94と第1ジャイロセンサ10とで回路チップ95が挟み込まれた構造が形成されている。そして、この積層構造が基板40に設置されている。
回路チップ95は、各ジャイロセンサ10、20から入力される信号を処理する回路等が設けられたものである。回路チップ95には、例えば、演算回路30が設けられていても良い。
以上のように、各ジャイロセンサ10、20に各キャップ93、94を設けたもので、回路チップ95を挟み込んだ積層構造とすることもできる。
(他の実施形態)
第1実施形態では、センサ装置1に演算回路30が備えられ、加速度が除去された角速度成分が外部に出力されていたが、センサ装置1に演算回路30が備えられていなくても良い。すなわち、センサ装置1からは各ジャイロセンサ10、20の出力A、Bが出力されるのみの構成になっていても良く、センサ装置1の外部に設けられた演算回路30にて加速度を除去する演算を行うようにすれば良い。
上記各実施形態では、各ジャイロセンサ10、20は半導体基板に形成されたものであるが、各ジャイロセンサ10、20はSOI基板に形成されたものでも良い。これによると、センシング部が形成されていない半導体層を貼り合わせるようにすることができる。
上記各実施形態では、2つのジャイロセンサ10、20を用いたセンサ装置1について説明したが、センサ装置1に3つ以上のジャイロセンサを用いても良い。例えば、検出振動方向を90°の倍数の位置に配置することで検出精度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るセンサ装置に用いられる第1、第2ジャイロセンサの構成図である。 各ジャイロセンサの配置の模式図である。 センサ装置の全体模式図である。 本発明の第2実施形態におけるセンサ装置の概略断面図である。 本発明の第3実施形態におけるセンサ装置の概略断面図である。 本発明の第4実施形態における各ジャイロセンサの積層構造の断面図である。 本発明の第5実施形態におけるパッケージの斜視図である。 本発明の第6実施形態におけるセンサ装置の概略断面図である。 本発明の第7実施形態における各ジャイロセンサの積層構造の断面図である。 本発明の第8実施形態における各ジャイロセンサの積層構造の断面図である。
符号の説明
10 第1ジャイロセンサ
13 検出可動電極
14 検出固定電極
20 第2ジャイロセンサ
22 検出可動電極
24 検出固定電極
30 演算回路
40 プリント基板

Claims (1)

  1. 一方向に延びる軸をx軸とし、該x軸に垂直な軸をy軸とし、前記x軸および前記y軸に垂直な軸をz軸として、前記x軸の方向に振動する第1駆動部(15)と、前記y軸の方向に変位するように前記第1駆動部(15)に結合された第1検出錘(11)と、前記第1検出錘(11)に設けられ前記y軸方向に変位する第1可動電極(13)と、前記第1可動電極(13)に対向配置された第1固定電極(14)とを有し、前記第1可動電極(13)において前記y軸方向にコリオリ力による力の変位が発生したとき、前記第1可動電極(13)と前記第1固定電極(14)との間の容量の変化に基づいて前記z軸まわりの角速度を検出する容量式の第1ジャイロセンサ(10)と、
    前記x軸の方向に振動する第2駆動部(25)と、前記y軸の方向に変位するように前記第2駆動部(25)に結合された第2検出錘(21)と、前記第2検出錘(21)に設けられ前記y軸方向に変位する第2可動電極(23)と、前記第2可動電極(23)に対向配置された第2固定電極(24)とを有し、前記第2可動電極(23)において前記y軸方向にコリオリ力による力の変位が発生したとき、前記第2可動電極(23)と前記第2固定電極(24)との間の容量の変化に基づいて前記z軸まわりの角速度を検出する容量式の第2ジャイロセンサ(20)とを備え、
    前記第1ジャイロセンサ(10)および前記第2ジャイロセンサ(20)は同一構造をなしており、前記第1ジャイロセンサ(10)および前記第2ジャイロセンサ(20)は前記z軸上に同一の検出軸として積層されており、
    前記第1ジャイロセンサ(10)のうち前記第1可動電極(13)が設けられた面に第1キャップ(93)が積層され、前記第2ジャイロセンサ(20)のうち前記第2可動電極(23)が設けられた面に第2キャップ(94)が積層されており、
    前記第2キャップ(94)と前記第1ジャイロセンサ(10)とで回路チップ(95)が挟み込まれた積層構造をなしており、
    前記第1ジャイロセンサ(10)および前記第2ジャイロセンサ(20)それぞれに角速度が印加されたとき、前記第1ジャイロセンサ(10)の第1可動電極(13)と前記第2ジャイロセンサ(20)の第2可動電極(23)とは前記y軸方向において反対方向に変位することを特徴とするセンサ装置。
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