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JP5306556B1 - 接合部材およびその製作方法 - Google Patents

接合部材およびその製作方法 Download PDF

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JP5306556B1
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Abstract

【課題】鉛直荷重による変形を防止でき、かつ、施工手間を軽減できる接合部材を提供すること。
【解決手段】接合部材10は、柱部材20と横架部材30とを接合する。この接合部材10は、柱部材20の取付面20Aに取り付けられる板状の取付部11と、この取付部11から取付部11に交差しかつ略鉛直に延びて、横架部材30が取り付けられる板状の支持部12と、取付部11の下端縁から略水平に延びて、支持部12の下端縁に係止する板状の補強部13と、を備える。支持部12の下端縁の補強部13に対向する部分には、切欠き53が設けられ、補強部13は、支持部12の切欠き53に係止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、木造建物の構造部材同士を接合する接合部材およびその製作方法に関する。
従来より、木造家屋の軸組工法が知られている。この軸組工法では、柱部材同士、柱部材と横架部材、あるいは横架部材同士など、部材同士を固定するために、連結金具が用いられる場合がある。
この連結金具は、例えば、取付板部とこの取付板部に略垂直に延びる支持板部とを備える(特許文献1の図3参照)。
この連結金具では、板状の部材を折曲げ加工することで、支持板部を取付板部に対して略垂直に形成する。
また、この連結金具を用いて柱部材と横架部材とを連結する場合、施工手順は、例えば以下のようになる。まず、柱部材を建て込んで、この柱部材の側面に取付板部をボルトで固定する。一方、横架部材の端面には、連結金具の支持部材が挿入されるスリットを形成しておく。次に、横架部材をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、この横架部材のスリットに連結金具の支持板部を挿入する。その後、横架部材の位置を微調整して、位置決めを行った後、この横架部材を支持板部にピンで固定する。これにより、連結金具を介して柱部材と横架部材とが連結される。
特許第4035023号公報
しかしながら、以上の連結金具では、地震等により横架部材に大きな鉛直荷重がかかると、支持板部の剛性が不足して、支持板部が変形してしまうおそれがあった。
また、以上の連結金具では、揚重機で横架部材を吊り上げて、この横架部材のスリットに連結金具の支持板部を挿入するが、この状態では、横架部材は支持板部に支持されていない。そのため、横架部材を揚重機で吊り上げた状態で、横架部材の位置を微調整する必要があった。よって、揚重機の使用時間が長くなり、施工効率が低下する場合があった。
本発明は、鉛直荷重による変形を防止でき、かつ、施工手間を軽減できる接合部材を提供することを目的とする。
請求項1に記載の接合部材(例えば、後述の接合部材10)は、部材(例えば、後述の柱部材20および横架部材30)同士を接合する接合部材であって、一方の部材(例えば、後述の柱部材20)の側面(例えば、後述の取付面20A)に取り付けられる板状の取付部(例えば、後述の取付部11)と、当該取付部から当該取付部に交差しかつ略鉛直に延びて、他方の部材(例えば、後述の横架部材30)が取り付けられる板状の支持部(例えば、後述の支持部12)と、前記取付部の下端縁から略水平に延びて、前記支持部の下端縁に係止する板状の補強部(例えば、後述の補強部13)と、を備え、前記支持部の下端縁の前記補強部に対向する部分には、切欠き(例えば、後述の切欠き53)が設けられ、前記補強部は、前記支持部の切欠きに係止することを特徴とする。
この発明によれば、補強部を支持部の切欠きに係止させたので、補強部と支持部とが一体となって、支持部の剛性が向上する。よって、地震等により部材に大きな鉛直荷重がかかっても、支持部や補強部が変形するのを防止できる。
また、補強部を支持部の切欠きに係止させたので、補強部を支持部に溶接固定した場合に比べて、接合部材を容易に製作できる。
また、略水平に延びる補強部を設けたので、部材をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、接合部材の支持部に上方から嵌め込むと、この部材は、補強部に係止して支持される。よって、揚重機のワイヤを部材から取り外し、補強部で部材を支持した状態で、部材の位置を微調整できるから、揚重機の使用時間を削減でき、施工効率を向上できる。
請求項2に記載の接合部材は、前記支持部は、当該取付部の長さ方向の略中央に位置する板状の支持部本体(例えば、後述の支持部本体50)と、前記取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延びて前記支持部本体に至る板状の延出部(例えば、後述の延出部51)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、支持部本体を取付部の長さ方向の略中央に位置させておき、延出部を取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延ばして、この支持部本体に連結した。よって、取付部の長さを大きく確保できるから、取付部が取り付けられる部材に対する支圧面積が増大し、部材間で応力をより確実に伝達できる。
請求項3に記載の接合部材の製作方法は、部材同士を接合する接合部材の製作方法であって、1枚の板材(例えば、後述の板材60)に、略矩形状の取付部(例えば、後述の取付部11)と、当該取付部の一端縁を第1折曲げ線(例えば、後述の第1折曲げ線62)として、当該第1折曲げ線に隣接して設けられた支持部(例えば、後述の支持部12)と、前記取付部の前記第1折曲げ線に隣り合う端縁を第2折曲げ線(例えば、後述の第2折曲げ線63)として、当該第2折曲げ線に隣接して設けられた補強部(例えば、後述の補強部13)と、を設けるとともに、前記支持部の前記補強部に対向する部分に切欠き(例えば、後述の切欠き53)を設ける工程(例えば、後述のステップS1、S2)と、前記補強部を前記第2折曲げ線で前記取付部に対して略直角に折り曲げる工程(例えば、後述のステップS3)と、前記支持部を前記第1折曲げ線で前記取付部に対して略直角に折り曲げて、前記補強部を前記切欠きに面外方向から係止させる工程(例えば、後述のステップS5)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、取付部、支持部、および補強部の形状を1枚の板材にけがいて、この板材を切断加工する。これにより、取付部、支持部、および補強部が板状となる。次に、補強部を第2折曲げ線で取付部に対して略直角に折り曲げて、取付部に略垂直に補強部を形成する。次に、支持部を第1折曲げ線で取付部に対して略直角に折り曲げて、取付部に略垂直に支持部を形成するとともに、補強部を支持部の切欠きに面外方向から挿入して係止させる。
このようにして、1枚の板材から、溶接加工を用いることなく、切断加工および折曲げ加工のみで、請求項1の接合部材を容易に製作できる。
本発明によれば、補強部を支持部の切欠きに係止させたので、補強部と支持部とが一体となって、支持部の剛性が向上する。よって、地震等により部材に大きな鉛直荷重がかかっても、支持部や補強部が変形するのを防止できる。また、補強部を支持部の切欠きに係止させたので、補強部を支持部に溶接固定した場合に比べて、接合部材を容易に製作できる。また、略水平に延びる補強部を設けたので、部材をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、接合部材の支持部に上方から嵌め込むと、この部材は、補強部に係止して支持される。よって、揚重機のワイヤを部材から取り外し、補強部で部材を支持した状態で、部材の位置を微調整できるから、揚重機の使用時間を削減でき、施工効率を向上できる。
本発明の一実施形態に係る接合部材が適用された木造家屋の柱部材と横架部材との接合部の斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材を正面側から視た斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材の平面図である。 前記実施形態に係る接合部材を背面側から視た斜視図である。 前記実施形態に係る柱部材の斜視図である。 前記実施形態に係る横架部材を背面側から視た斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材を用いて柱部材に横架部材を接合する手順を説明するための斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材を製作する手順のフローチャートである。 前記実施形態に係る接合部材を製作する手順を説明するための図(その1)である。 前記実施形態に係る接合部材を製作する手順を説明するための図(その2)である。 前記実施形態に係る接合部材を製作する手順を説明するための図(その3)である。 本発明の変形例に係る接合部材の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る接合部材10が適用された木造家屋1の柱部材20と横架部材30との接合部の斜視図である。
接合部材10は、柱部材20と横架部材30とを接合するものである。ここで、柱部材20とは、例えば、木造軸組構造の主柱、束柱など、略鉛直方向に延びる部材である。また、横架部材30とは、例えば、木造軸組構造の大梁、小梁、母屋、棟木、軒桁など、略水平に延びる部材である。
図2は、接合部材10を正面側から視た斜視図である。図3は、接合部材10の平面図である。図4は、接合部材10を背面側から視た斜視図である。
接合部材10は、建て込まれた柱部材20の側面に取り付けられる矩形板状の取付部11と、この取付部11から取付部11に交差しかつ略鉛直に延びて横架部材30が取り付けられる板状の支持部12と、取付部11の下端縁から略水平に延びて支持部12の下端縁に係止する板状の補強部13と、を備える。
ここで、横架部材30の中心軸を中心軸Aとし、取付部11の長さ方向(つまり横架部材30の幅方向)略中央の位置を、取付部11の中心軸Bとすると、この中心軸Bは中心軸Aと略直交している。
取付部11には、中心軸B上に貫通孔40が形成されている。
支持部12は、横架部材30の中心軸A上に位置する略矩形板状の支持部本体50と、取付部11の長さ方向(つまり横架部材30の幅方向)からずれた位置より延びて支持部本体50に至る板状の上下一対の延出部51と、を備える。
各延出部51は、具体的には、図3に示すように、取付部11の中心軸Bからずれた位置より取付部11に対して略垂直(つまり横架部材30の長さ方向)に延びて、その後、横架部材30の中心軸Aに向かって傾斜して延びている。
支持部本体50は、取付部11に略垂直であり、取付部11の長さ方向の略中央(つまり中心軸B)上に位置している。
また、この支持部本体50は、基端側から先端側に向かうに従って、高さ寸法が小さくなっている。
また、この支持部本体50には、貫通孔52が形成されている。
さらに、支持部本体50の下端縁の補強部13に対向する部分には、切欠き53が設けられており、補強部13は、この切欠き53に係止している。
図5は、柱部材20の斜視図である。
柱部材20は、断面矩形状の長尺状である。この柱部材20の接合部材10が取り付けられる側面を取付面20Aとし、取付面20Aの背中合わせとなる側面を背面20Bとする。
建て込んだ柱部材20の上端部には、取付面20Aから背面20Bに至る貫通孔21が形成されている。
図1に戻って、貫通孔21には、柱部材20の背面20B側からボルト22が挿入されて、このボルト22は、取付部11の貫通孔40を通って、この取付部11から突出している。この突出したボルト22の先端には、ナット23が締付けられている。これにより、取付部11は、柱部材20に固定される。
図6は、横架部材30を背面側から視た斜視図である。
横架部材30は、断面矩形状の長尺材である。接合部材10が取り付けられる横架部材30の端面を取付面30Aとし、この取付面30Aの水平方向に隣り合う2つの側面を側面30B、30Cとする。
横架部材30の取付面30Aには、横架部材30の上面から下面に至るスリット31が形成されている。
このスリット31は、接合部材10の取付部11が収納される取付部収納部32と、接合部材10の延出部51が収納される延出部収納部33と、接合部材10の支持部本体50が収納される支持部本体収納部34と、を備える。
延出部収納部33は、取付部収納部32からさらに深く(つまり横架部材30の長さ方向中央部側に向かって)、かつ深くなるに従って幅が狭くなるように形成されている。接合部材10に横架部材30を取り付けた状態では、延出部51は、この延出部収納部33の内壁面に当接した状態となる(図1参照)。
支持部本体収納部34は、延出部収納部33からさらに深く(つまり横架部材30の長さ方向中央部側に向かって)形成されている。
また、横架部材30には、側面30Bから、支持部本体収納部34を貫通して、側面30Cに至る貫通孔35が形成されている。
図1に戻って、貫通孔35には、側面30B側からドリフトピン36が挿入されて、このドリフトピン36は、支持部本体50の貫通孔52を通って、側面30Cに到達している。このドリフトピン36は、先端側がわずかに尖った略円柱形状である。ドリフトピン36の基端面は、側面30Bと面一となっており、ドリフトピン36の先端面は、側面30Cと面一となっている。これにより、横架部材30は、支持部12に固定されている。
以上の接合部材10を用いて柱部材20に横架部材30を接合する手順を、図7を参照しながら説明する。
まず、ステップ1では、柱部材20を建て込んで柱とする。
次に、ステップ2では、ボルト22およびナット23を用いて、接合部材10の取付部11を柱部材20の取付面20Aに固定する。
次に、ステップ3では、横架部材30をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、この横架部材30のスリット31を、接合部材10の支持部12に上方から嵌め込む。すると、横架部材30の下面は、補強部13の上面に係止して支持される。
次に、揚重機のワイヤを横架部材30から取り外し、補強部13で横架部材30を支持した状態で、この横架部材30の位置を微調整する。
次に、ドリフトピン36を用いて、横架部材30を接合部材10の支持部12に固定する。これにより、接合部材10を介して柱部材20と横架部材30とが接合される。
次に、以上の接合部材10を製作する手順を、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS1では、図9に示すように、1枚の板材60上に、上述の接合部材10となる板状の部材61を一対けがく。
各板状の部材61は、取付部11、支持部12、および補強部13を含んで構成される。
取付部11は、略矩形状である。
支持部12は、取付部11の一端縁を第1折曲げ線62として、この第1折曲げ線62に隣接して設けられる。
補強部13は、取付部11の第1折曲げ線62に隣り合う端縁を第2折曲げ線63として、この第2折曲げ線63に隣接して設けられる。
さらに、支持部12は、略矩形状の支持部本体50と、この支持部本体50の一端縁を第3折曲げ線64として、この第3折曲げ線64に隣接して設けられる略矩形状の延出部51と、を備える。
また、取付部11には、貫通孔40が設けられ、支持部本体50には、貫通孔52が設けられる。さらに、支持部本体50の補強部13に対向する部分には、切欠き53が設けられる。
ここで、板状の部材61は、板材60の中心に対して点対称で一対設けられている。これは、支持部12の支持部本体50が、基端側から先端側に向かうに従って、高さ寸法が小さくなる形状であるので、このように配置することにより、板材60の無駄となる部分を極力低減できるからである。
ステップS2では、板材60を切断加工して、各板状の部材61を取り出す。
ステップS3では、板状の部材61について、補強部13を第2折曲げ線63で取付部11に対して略直角に折り曲げる。これにより、図10に示すように、取付部11に略垂直に補強部13を形成する。
ステップS4では、板状の部材61について、支持部本体50を第3折曲げ線64で折り曲げるとともに、延出部51を折り曲げる。これにより、図11に示すように、支持部本体50および延出部51を形成して、支持部12とする。
ステップS5では、図11中矢印で示すように、板状の部材61について、支持部12を第1折曲げ線62で取付部11に対して略直角に折り曲げるとともに、補強部13を切欠き53に面外方向から挿入して係止させる。これにより、図2〜図4に示すように、取付部11に略垂直に支持部12を形成する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)補強部13を支持部12の切欠き53に係止させたので、補強部13と支持部12とが一体となって、支持部12の剛性が向上する。よって、地震等により横架部材30に大きな鉛直荷重がかかっても、支持部12や補強部13が変形するのを防止できる。
また、補強部13を支持部12の切欠き53に係止させたので、補強部を支持部に溶接固定した場合に比べて、接合部材10を容易に製作できる。
また、略水平に延びる補強部13を設けたので、横架部材30をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、接合部材10の支持部12に上方から嵌め込むと、この横架部材30は、補強部13に係止して支持される。よって、揚重機のワイヤを横架部材30から取り外し、補強部13で横架部材30を支持した状態で、横架部材30の位置を微調整できるから、揚重機の使用時間を削減でき、施工効率を向上できる。
(2)支持部本体50を取付部11の長さ方向の略中央に位置させておき、延出部51を取付部11の長さ方向の略中央からずれた位置より延ばして、この支持部本体50に連結した。よって、取付部11の長さを大きく確保できるから、取付部11の柱部材20に対する支圧面積が増大し、柱部材20と横架部材30との間で応力をより確実に伝達できる。
(3)1枚の板材60から、溶接加工を用いることなく、切断加工および折曲げ加工のみで、接合部材10を容易に製作できる。
(4)接合部材10に横架部材30を取り付けた状態では、延出部51が延出部収納部33の内壁面に当接するので、延出部51の強度を向上できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、接合部材10を用いて柱部材20と横架部材30とを接合したが、これに限らず、略水平に延びる横架部材同士を接合してもよい。
また、本実施形態では、支持部12の支持部本体50に貫通孔52を1つ形成したが、これに限らず、図12に示すように、貫通孔52を上下に2つ以上形成してもよい。
1…木造家屋
10、10A…接合部材
11…取付部
12…支持部
13…補強部
20…柱部材
20A…取付面
20B…背面
21…貫通孔
22…ボルト
23…ナット
30…横架部材
30A…取付面
30B…側面
30C…側面
31…スリット
32…取付部収納部
33…延出部収納部
34…支持部本体収納部
35…貫通孔
36…ドリフトピン
40…貫通孔
50…支持部本体
51…延出部
52…貫通孔
53…切欠き
60…板材
61…板状の部材
62…第1折曲げ線
63…第2折曲げ線
64…第3折曲げ線

Claims (3)

  1. 部材同士を接合する接合部材であって、
    一方の部材の側面に取り付けられる板状の取付部と、
    当該取付部から当該取付部に交差しかつ略鉛直に延びて、他方の部材が取り付けられる板状の支持部と、
    前記取付部の下端縁から略水平に延びて、前記支持部の下端縁に係止する板状の補強部と、を備え、
    前記支持部の下端縁の前記補強部に対向する部分には、切欠きが設けられ、
    前記補強部は、前記支持部の切欠きに係止することを特徴とする接合部材。
  2. 前記支持部は、当該取付部の長さ方向の略中央に位置する板状の支持部本体と、
    前記取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延びて前記支持部本体に至る板状の延出部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の接合部材。
  3. 部材同士を接合する接合部材の製作方法であって、
    1枚の板材に、略矩形状の取付部と、当該取付部の一端縁を第1折曲げ線として、当該第1折曲げ線に隣接して設けられた支持部と、前記取付部の前記第1折曲げ線に隣り合う端縁を第2折曲げ線として、当該第2折曲げ線に隣接して設けられた補強部と、を設けるとともに、前記支持部の前記補強部に対向する部分に切欠きを設ける工程と、
    前記補強部を前記第2折曲げ線で前記取付部に対して略直角に折り曲げる工程と、
    前記支持部を前記第1折曲げ線で前記取付部に対して略直角に折り曲げて、前記補強部を前記切欠きに面外方向から係止させる工程と、を備えることを特徴とする接合部材の製作方法。
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