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JP5295638B2 - テレビカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、撮像信号を記録するハードディスクなどの記録媒体が装着されるテレビカメラに関し、詳しくはテレビカメラでの撮影時、静止画カメラによるフラッシュ映像が被写体映像に含まれる場合、撮像信号にフラッシュに関するデータを併せて記録媒体に記録するようにしたテレビカメラに関する。
テレビ放送の報道番組の制作では、テレビカメラで取材した映像が記録された記録媒体が編集部に持ち込まれ、事件の発生を逸早く報道するべく、記録媒体に記録された映像データの編集作業を短時間に確実に行わねばならない。テレビ放送の報道番組では、静止画カメラによるフラッシュが炊かれる映像を視聴することがある。フラッシュが炊かれる映像が報道の核心部分であることが多い。例えば、カメラマンの静止画カメラによるフラッシュが炊かれた映像には、車両に乗った事件の容疑者の顔が一舜確認できることがあるし、また、謝罪会見などでもフラッシュが炊かれる映像がよく見られる。このようなフラッシュが炊かれた映像は報道或いは事件の核心部分を撮影した部分であり、新聞報道にもよく利用される場面でもある。
報道番組では、事件などの取材でテレビカメラで撮影した映像を記録媒体に記録し、この記録媒体の映像データを利用して放送用に編集し放送している。放送する映像データは、記録媒体に記録されているそのものが使用されている。事件などでは、放送用映像信号にフラッシュ映像が入り込むことが多いので、編集作業では事件の核心部分を撮影した映像をフラッシュ映像で判別することができる。
フラッシュ映像から編集作業が可能な映像生成装置がある。従来のフラッシュ映像から核心部分を選択する映像生成装置は、図9に示すように、フラッシュ映像のみを抽出可能な周囲状況を撮影するためのテレビカメラ1と、被写体を撮影する放送用のテレビカメラ3とが備えられ、前者のテレビカメラ1が撮影した映像をフラッシュ量解析部2で解析しフラッシュ映像と判定してトリガを発生し、トリガの発生タイミングで放送用のテレビカメラ3で撮影した核心部分の映像を代表静止映像生成部4で生成する技術があり、相撲競技、サッカーなどのスポーツ競技の中継放送に有効である(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−238010号公報
通常、報道番組を放送する前には、報道カメラマンが撮影した映像を記録した記録媒体から再生し、事件などの核心部分のフラッシュ映像がどの部分であるかを映像データの全部に目を通し確認しており、核心部分の映像の判定に時間を要し、限られた時間内で検索するのは容易ではなかった。上述の映像生成装置は、フラッシュの頻度からフラッシュ映像を解析して核心部分を検索するものであり、相撲などのスポーツ中継などでは、フラッシュが一斉に炊かれる場面があり、このような場合の映像ではフラッシュによる白色部分の輝度が高輝度になり、映像生成装置のフラッシュ量解析部で容易に判定することができる。例えば、スポーツ中継をするためのテレビカメラに加えて、周囲の状況を撮影するテレビカメラを用意し、後者のテレビカメラで観客席を撮影することによりフラッシュが各所で炊かれる映像を撮影することができ、この映像から重要な場面をピックアップして編集することができる。しかし、記者会見や事件などでは、フラッシュが単発でそれ程の頻度でもなく疎らに炊かれる場合もある。従来の映像生成装置では、フラッシュによる白色部分の輝度が顕著となる部分をフラッシュ量解析部で解析するものであり、フラッシュが単発であったり、疎らに炊かれる場合は困難な場合があった。即ち、フラッシュは瞬時であり、フラッシュ映像が1フレームなどに記録されている場合、フラッシュ量解析部では極短い時間のフラッシュ映像を検索するのは困難な場合があり、従来の映像生成装置のフラッシュ量解析部などで解析するのは困難であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、映像信号をフラッシュメモリやハードディスクなどの記録媒体に記録する際にフラッシュに関するデータを作成し、映像信号と共に併せて記録するようにし、スタジオ等での編集作業を容易とすることができる記録媒体を有するテレビカメラを提供することを目的とする。
本発明は上記課題を達成したものであり、請求項1の発明は、固体撮像素子からの映像信号を処理し映像データを出力する映像信号処理手段と、
該映像信号処理手段が出力する映像データに静止画カメラによるフラッシュ映像が含まれているか否かを検出し、該フラッシュ映像が含まれている場合は該映像データをフラッシュ有りとするトリガー信号を出力するフラッシュ判別手段と、
該フラッシュ判別手段からの前記トリガー信号により、前記映像データのフラッシュ情報を作成して該映像データと共に出力する記録制御手段と、
該記録制御手段からの出力を記録する記録媒体と、
入力フレームの画素と該入力フレームの画素より1つ前の画素の演算値とを加算する加算器と、
該加算器の出力を二分の一にするシフト演算器とを備え、
前記フラッシュ判別手段は連続する3フレーム映像の各フレーム代表値を前記加算器と前記シフト演算器とから構成する演算手段により算出し、該連続する3フレームにおける2フレーム毎の該フレーム代表値の差分値を所定値と比較して前記フラッシュ映像の有無を検出することを特徴とするテレビカメラである。
請求項1の発明では、固体撮像素子からの映像信号を処理し映像データを出力する映像信号処理手段と、
該映像信号処理手段が出力する映像データに静止画カメラによるフラッシュ映像が含まれているか否かを検出し、該フラッシュ映像が含まれている場合は該映像データをフラッシュ有りとするトリガー信号を出力するフラッシュ判別手段と、
該フラッシュ判別手段からの前記トリガー信号により、前記映像データのフラッシュ情報を作成して該映像データと共に出力する記録制御手段と、
該記録制御手段からの出力を記録する記録媒体と、
入力フレームの画素と該入力フレームの画素より1つ前の画素の演算値とを加算する加算器と、
該加算器の出力を二分の一にするシフト演算器とを備え、
前記フラッシュ判別手段は連続する3フレーム映像の各フレーム代表値を前記加算器と前記シフト演算器とから構成する演算手段により算出し、該連続する3フレームにおける2フレーム毎の該フレーム代表値の差分値を所定値と比較して前記フラッシュ映像の有無を検出することを特徴とするテレビカメラであるので、記録媒体に映像データに加えてフラッシュ情報が記録されることにより、放送前の編集作業において、フラッシュ情報からフラッシュを含む映像データ(フラッシュ映像)を容易に検索することができ、核心部分の映像を簡単に検索することができ、編集作業を効率的に処理することができる利点がある。また、フラッシュ判別を隣接フレーム間で判別する場合に比べて精度が向上し、さらにフレーム代表値を所定値として判別しているため、判別時間が短いという利点がある。
さらに、前記各フレームの代表値は、入力フレームの画素と該入力フレームの画素より1つ前の画素の演算値とを加算する加算器と、該加算器の出力を二分の一にするシフト演算器とから構成する演算手段で算出することを特徴としているので、1フレームの代表値を加算器とシフト演算器とにより算出することにより、フレームの全画素の平均値を求めるよりも処理時間が短縮できるし、演算に使用する部品数も少なくできるため、全体にコンパクトに構成することができる利点があり、また、現用のテレビカメラにも部品の追加が少なくて実施可能である利点がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し説明する。なお、図1は本発明の一実施形態に係るテレビカメラのブロック図である。図2は本実施形態における2フレームによるフラッシュ判別の説明図である。図3は本実施形態における3フレームによるフラッシュ判別の説明図である。図4は図3とは異なった3フレームによるフラッシュ判別の説明図である。図5は本実施形態におけるフラッシュ判別回路の構成図である。図6は本実施形態における1フレーム代表値算出回路の構成図である。図7は本実施形態における記録媒体に記録されるフラッシュ情報の構成例を示す図である。図8は編集用データの構成例を示す図である。
本実施形態は、図1に示すように、固体撮像素子11、映像系DSP(Digital Signal Processor)12、フラッシュ判別回路13、CPU14、および記録媒体15で構成されている。先ず、各部の動作について説明する。固体撮像素子11は、例えばCCD(Charge Coupled Device )である。映像系DSP12は映像系DSPは固体撮像素子11から得られた撮像信号に対してニーやガンマー処理などのテレビカメラに関する一般的な画像補整等の処理を行い、デジタル映像信号としてCPU( Central Processing Unit)14およびフラッシュ判別回路13に出力する。フラッシュ判別回路13は、映像系DSP12で得られる映像信号に対してフラッシュが含まれているか否かを判定し、含まれている場合にはフラッシュ有りとしてフラッシュトリガー信号(フラッシュ確認トリガー)をCPU14に出力する。CPU14は映像データを記録フォーマットに変換して記録媒体15に記録したり、記録媒体15からデータとして読み出したり、また、フラッシュデータを作成して編集用データとして記録媒体15に記録する。また、記録媒体15はフラッシュメモリまたはハードディスクが用いられる。
さらに、フラッシュトリガーはフラッシュ判別回路で処理するため処理時間を有するため、フラッシュトリガーの発生した時点と入力映像データとに時間差が生じ、CPU14で処理する場合、フレーム値(又はフレームの位置情報)にマッチングが取れない。そこで、この処理時間に応じて入力映像データを遅延してフレーム番号を付与するか、或いはこの時間差による遅延時間は、概ねフラッシュ判別の処理時間であり、CPU14で映像フレーム順に付与したフレーム番号を、この遅延時間を考慮して取得し、フレーム値のマッチングを取るように制御し時間差を解消する。フレーム値はフレームの位置情報であり、撮影開始から終了までの連続する映像フレーム順に連番でフレーム番号が付与される。
次に、図2を参照しフラッシュ判別回路13による判別処理について説明する。同図は連続する2フレームが示され、Nフレームはフラッシュを含まない映像データであり、N+1フレームはフラッシュ映像Fを含む映像データである。フラッシュ判別回路13がこの2フレームから以下の手順でフラッシュ有無の判別が行われる。先ず、(1)の手順とし、N+1フレームの代表値を求める。この代表値は、例えば全画素の加算平均値である。続いて、(2)の手順において、予め求められたNフレームの代表値とN+1フレームの代表値との演算処理により差分値を求める。Nフレームの代表値はNフレームの加算平均値であり、バッファ−メモリなどに一時記憶されている。次に、(3)の手順では、(2)の手順で求めた差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合、映像データに変化があったと判定しフラッシュトリガー信号を出力する。フラッシュトリガー信号は、N+1フレームをフラッシュ有りと判別することができる。なお、フレームの全画素の加算平均値ではなく、所定フレームのフラッシュ映像Fが存在する可能性のある所定画像領域(ブロック)内の画素を加算平均し、加算平均値を算出してもよい。このようなブロック内で処理する場合、フラッシュ有無を判定する際の比較処理に要する遅延時間を短縮することができ、編集作業を素早く行うことができる。
フラッシュ判別回路13は各フレームの代表値(全画素の加算平均値)を算出する代表値算出手段と、代表値算出手段で求められた代表値を順次記憶する代表値記憶手段と、N+1のフレームの代表値を算出した際、当該代表値記憶手段から前フレームであるNフレームの代表値とN+1のフレームの代表値との差分処理をし差分値を求める差分処理手段と、当該差分処理手段による差分値を所定値と比較処理して差分値が所定値より大きいか否かの判定をする比較判定手段とを備えている。(1)の手順は代表値算出手段で処理され、(2)の手順は差分処理手段で処理され、(3)の手順は比較判定手段で処理される。比較判定手段は、所定値より差分値が大きいとき判定した場合、N+1フレームはフラッシュ有りと判別すべく、フラッシュトリガー信号を出力する。また、フラッシュ判別回路13には、水平・垂直同期信号に基づいて、各手段を順次作動させてフラッシュ判別処理をしフラッシュトリガー信号を出力する制御手段が備えられている。なお、フラッシュ判別回路13がフラッシュトリガー信号を出力する場合、フレーム内にフラッシュ映像Fが有るとしフラッシュ有と判定し、所定のタイミングでフラッシュトリガー信号が出力されない場合はフラッシュ無と判定される。また、このフラッシュ有無の判定はフラッシュ判別回路13で行われるが、フラッシュ有無のコード化はフラッシュトリガー信号に基づいてCPU14で行われる。
続いて、図3を参照しフレーム判別回路13による他の判別処理について説明する。同図は連続する3フレームによるフラッシュ有無の判別であり、Nフレームはフラッシュを含まない映像データであり、N+1フレーム及びN+2フレームはフラッシュ映像Fを含む映像データである。3フレームによるフレーム判別は次の手順で行われる。映像データの各フレームの代表値が所定のタイミングで求められる。この代表値は、例えば全画素の加算平均値である。先ず、フラッシュ有無の判別は、(1)の手順とし、N+1フレームの代表値を求めて保持する。続いて、(2)の手順で予め保持されているNフレームの代表値とN+1フレームの代表値との差分処理により差分値を求める。Nフレームの代表値(例えば、全画素の加算平均値)はバッファーメモリ或いはレジスタなどに一時記憶されているデータが使用される。次に、(3)の手順では、(2)の手順で求めた差分値が所定値より大きいか否かを差分値と所定値との比較処理で判定され、差分値が所定値より大きい場合、映像データに変化ありと判定し、N+1フレームはフラッシュ有りと判別できるようにフラッシュトリガー信号が出力される。続いて、(4)の手順でN+2フレームの代表値を求めて、(5)の手順において、(4)の手順で求めたN+2フレームの代表値と(3)の手順で求めたN+1フレームとの代表値との差分処理をする。(6)の手順において、(5)の手順で求めたN+1とN+2フレームの差分値が所定値より小さな値であれば、変化なしとしてN+2フレームはフラッシュ有りと判別すべく、(6)の手順ではフラッシュトリガー信号が出力される。
なお、上記(6)の他の手順としては、記憶されているNフレームの代表値とN+2の代表値との差分処理を行って、その差分値が所定値より大きいか否かを判定し、所定値より大きいと判定された場合、変化ありとしてN+2フレームはフラッシュ有りと判別すべく、フラッシュトリガー信号が出力される。
また、3フレームによるフラッシュ判別方法において、図4に示すように、NフレームとN+2フレームがフラッシュを含まない映像データであり、N+1フレームがフラッシュ映像Fを含む映像データであるとする。このような場合であってもフラッシュ判別回路13は以下のような手順でフラッシュ有無の判定を行うことができる。
先ず、(1)の手順とし、代表値算出手段によりN+1フレームの代表値を求め、(2)の手順で差分処理手段によりNフレームの代表値とN+1フレームの代表値との差分値を求める。続いて、(3)の手順に進みフラッシュ判別手段において、(2)の手順で求められた差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合、変化ありとしてフラッシュ判別手段はフラッシュトリガー信号を出力する。即ち、隣接間のフレームに変化があり、N+1フレームはフラッシュ有りと判定することができる。続いて、(4)の手順に進み、N+2フレームの代表値を代表値算出手段により求めて(5)の手順に進み、N+1フレームの代表値とN+2フレームの代表値との差分値を差分処理手段により求めて(6)の手順に進む。(6)の手順はフラッシュ判別手段による処理であり、(5)の手順で求めた差分値が所定値より大きい値であるとが判定した場合、フラッシュトリガー信号(フレーム間に変化がありフラッシュ無しと判定)を出力しない。この場合、N+2フレームはフラッシュ無しと判定することができる。また、他の判別手段とし、NフレームとN+2フレームとの差分値を求め、その差分値が所定値より小さい場合、フレーム間の変化が無いと判定することができ、N+2フレームはフラッシュ無しと判定することができる。
また、本実施形態では、最初のフレームの映像信号がフラッシュ有無を判別するための基準データとなっており、テレビカメラの電源投入時、フラッシュ無しの光景を被写体を撮影することによって、最初のフレームの映像信号をフラッシュ無しとして基準データとしてもよい。また、テレビカメラに内蔵した記憶装置に、予めフラッシュ無しの被写体映像に対応する映像信号を基準データとし記憶し、撮影開始と同時にこの記憶装置から基準データを読み出し映像信号として記録媒体に強制的に記憶し、フレーム番号1としてもよい。さらにまた、電源投入時に、フラッシュ判別回路13からフラッシュ無しの被写体映像に対応する1フレームの疑似映像信号を強制的にCPU14に出力するようにしてもよい。
本実施形態のフラッシュ判別回路13の実施例について図5を参照し、より詳細に説明する。同図のフラッシュ判別回路13は、フレーム代表値算出器51、レジスタ52、減算器53および比較器54を含む構成であり、また、これらを制御する制御手段が備えられている。制御手段は、水平・垂直同期信号により、フレーム代表値算出器51、レジスタ52、減算器53、比較器54を1フレーム毎のタイミングで作動させて、各フレームの代表値が順次算出され、フラッシュ有無の判別が行われる。フレーム代表値算出器51は1フレーム毎の画素の代表値を算出する。代表値としては、例えば全画素を加算平均値とする。レジスタ52はフレーム代表値算出器51で算出した代表値を保持する。このレジスタ52では1フレームの代表値を保持する。減算器53は代表値の差分値の演算処理を行う。比較器54は、減算器53の出力である代表値の差分値が所定値より大きいか否かを判定する。
図5の実施形態は、2フレームの場合のフラッシュ有無の検出であるが、3フレーム以上の場合はレジスタの数を増やしてレジスタから代表値を順次読み出し、演算処理することにより、フラッシュ有無の判定が可能であり、複数フレームにも対応することができる。例えば、フレームの検出数を3フレーム以上にすることによって、フラッシュが頻繁に炊かれる記者会見などの撮影であってもフラッシュ有無の検出精度を向上させることができる。
上記実施形態では、代表値算出器による代表値の算出が全画素の加算平均値で行っており、演算量も増大し回路規模も大きくなる。図6は代表値を算出するための回路規模をよりコンパクトな構成で処理が可能な代表値算出手段51を示している。同図の代表値算出手段51は加算器61とシフト演算器62とで構成されている。加算器61は前画素の演算値と新たに入力してくる画素の演算値との加算を行い、その算出値をシフト演算器62で1ビットシフトして二分の一にする。或いは、1番目の画素は前画素がないため加算する画素を0にするか、または、最初のみ二分の一演算を行わないように制御手段により制御してもよい。このような処理は、厳密な加算平均値ではないが、平均値に近似する値が得られる。また、このような演算処理がどのフレームに対しても同様の条件で得られる代表値であり、各フレームの代表値の比較処理が可能である。何れにしても、全画素の加算平均値によるフレーム代表値算出器51は、大容量の加算器と大きな除算器が必要となるため、大規模となるが、この演算器は加算器61とシフト演算器62で構成可能であり、シンプルな構成とすることができる。また、この加算器61には水平・垂直同期信号により1フレーム毎にリセット信号が入力されてリセットされ、1フレーム毎の代表値が算出される。なお、リセット信号は制御手段に水平・垂直同期信号に同期して出力される。また、制御手段はレジスタ52、減算器53および比較器54、或いは加算器61とシフト乗算器62の各機能ブロックを制御している。
本実施形態のテレビカメラは、映像信号が記録媒体15の映像データ記憶領域に記録されるとともに各フレームのフラッシュ有無の情報が記録媒体15の映像信号とは別の記憶領域に記録される。フラッシュ有無の情報の記録形態は、図7に示したように、各フレーム順にフレーム番号が付与され、各フレーム番号に対応してフラッシュ有無が時系列順に記録媒体15の所定の記憶領域に記録される。図7の記録構成ではフレーム数が300であり、フレーム番号が1〜300まで付与され、フレーム番号1〜300の内のフレーム番号1〜150及びフレーム番号181〜300がフラッシュ無しであり、「無」と図示され、フレーム番号151〜180がフラッシュ有りであり、「有」と図示されている。フラッシュ有無の欄の「有」「無」の表示は、「有」「無」に限定することなく、記号、図形等による表示であってもよい。記憶領域には、「有」「無」に対応するコード番号が記憶され、フラッシュ有無の情報はディスプレイに表示することができる。
また、記憶媒体15には、図8に示す構成例の編集データが記憶される。編集データは、撮影時間、フォーマット、フラッシュ数、フレーム位置情報で構成される。図8の編集データの構成例では、撮影時間が10sec、映像信号のフォーマットがMPEG−2方式であり、図7の構成例で示すと、フラッシュ数が30(フレーム番号151〜180)、フレーム位置情報がフレーム番号151〜180である。編集データの作成は、撮影終了と同時に撮影開始から終了までの編集データが自動的に記録媒体15に記録される。また、編集データには、撮影期日、撮影時間を自動的に記録するようにしてもよい。
本実施形態は、固体撮像素子11からの映像信号を処理する映像信号処理手段(映像系DSP12)と、映像信号処理手段(映像系DSP12)の出力信号に静止画カメラのフラッシュ映像が含まれているか否かを検出し、含まれている場合はフラッシュ有りとするトリガー信号を発生するフラッシュ判別手段(フラッシュ判別回路13)と、フラッシュ判別手段(フラッシュ判別回路13)からのトリガー信号により、映像信号処理手段(映像系DSP12)の出力映像データのフラッシュに関するデータを作成し、出力映像データと共に出力する記録制御手段(CPU14)と、記録制御手段(CPU14)からの出力を記録する記録媒体15とを備えたテレビカメラである。なお、フラッシュ判別手段(フラッシュ判別回路13)がトリガー信号を発生する場合、フラッシュ有りと判別し、トリガー信号を発生しない場合、フラッシュ無しと判別することができ、また、フラッシュ有無の判別はCPU14がトリガー信号の有無に基づいて判別することができる。フラッシュ判別手段(フラッシュ判別回路13)の動作タイミングは垂直・水平同期信号に対応している。フラッシュ情報に関するデータは、フラッシュの有無、クリップ内のフラッシュ数とフラッシュのフレーム番号から構成され、さらに、撮影期日、撮影時間情報等を含めてもよい。
また、記録制御手段(CPU14)は、映像データのフレーム順にフレーム値(番号)を付与し、映像データがフレーム毎に記憶媒体15に記録されており、フラッシュ判別手段(フラッシュ判別回路13)による判定結果をフラッシュ情報として記録媒体15に記録する際に、フラッシュ判別手段の処理時間を考慮し、予め付与されたフレーム番号を取得し、所定のフレーム番号にフラッシュ情報を確実に書き込むことができる。
さらに、フラッシュ判別手段(フラッシュ判別回路13)は、1フレームの代表値を算出する演算手段(フレーム代表値算出器51)と、代表値を少なくとも1フレーム間保持する保持手段(レジスタ52)と、算出した代表値と保持手段(レジスタ52)で保持されている代表値との差分値を所定値と比較処理する比較手段(比較器54)とを有する。なお、1フレームの代表値とは1フレーム全画素の加算平均値である。また、1フレームの代表値は、入力画素の演算値と当該入力画素より1つ前の画素の演算値とを加算する加算器61と、加算器61の出力を二分の一にするシフト演算器62とから構成する演算手段で算出することができる。なお、代表値の算出は、クリップ内で行うことによって、処理時間を短縮できることは先に説明した通りである。
本実施形態では、スタジオで放送映像の編集を行う場合、テレビカメラから取り出した記憶媒体15を編集装置に装着し、先ず編集用データを読み取り、フレーム位置情報(フレーム番地の数値)から最も最適な撮影部分を選択し、映像データを読み取り編集を行うことができるし、さらに、フレーム番地を指定すれば、個々の映像データを放送映像用に編集することができる。また、放送したい映像をフラッシュの有無情報に基づいて、フレーム番号を入力して指定することができる。
また、編集用データには、フラッシュ数が記録されているので、そのデータを使用することにより、現在編集中の映像信号の後にフラッシュを含む映像が含まれているかどうかを速やかに検索することができ、編集作業を効率的に行うことができる。また、VTRのような編集機としてこの記録媒体を使用する場合には、頭出しに使用するマーク点、イン点またはアウト点にこのフラッシュに関する情報を併せて記録することも可能である。
本発明の活用例としては、放送用取材に使用するテレビカメラとして利用することができるし、放送用取材に好適である。特に、新聞記者が同席する記者会見などの取材には好適である。
本発明の一実施形態に係るテレビカメラのブロック図である。 本実施形態における2フレームによるフラッシュ判別の説明図である。 本実施形態における3フレームによるフラッシュ判別の説明図である。 本実施形態における図3とは異なる3フレームによるフラッシュ判別の説明図である。 本実施形態におけるフラッシュ判別回路の構成図である。 本実施形態における1フレーム代表値算出回路の要部構成図である。 本実施形態における記録媒体に記録されるフラッシュ情報の構成例を示す図である。 本実施形態における編集用データの構成例を示す図である。 従来の代表静止映像自動生成装置のブロック図である。
符号の説明
11 固体撮像素子
12 映像系DSP(映像信号処理手段)
13 フラッシュ判別回路(フラッシュ判別手段)
14 CPU(記録制御手段)
15 記録媒体
51 フレーム代表値算出器(代表値算出手段,演算手段)
52 レジスタ(保持手段)
53 減算器
54 比較器(比較手段)
61 加算器
62 シフト演算器

Claims (1)

  1. 固体撮像素子からの映像信号を処理し映像データを出力する映像信号処理手段と、
    該映像信号処理手段が出力する映像データに静止画カメラによるフラッシュ映像が含まれているか否かを検出し、該フラッシュ映像が含まれている場合は該映像データをフラッシュ有りとするトリガー信号を出力するフラッシュ判別手段と、
    該フラッシュ判別手段からの前記トリガー信号により、前記映像データのフラッシュ情報を作成して該映像データと共に出力する記録制御手段と、
    該記録制御手段からの出力を記録する記録媒体と、
    入力フレームの画素と該入力フレームの画素より1つ前の画素の演算値とを加算する加算器と、
    該加算器の出力を二分の一にするシフト演算器とを備え、
    前記フラッシュ判別手段は連続する3フレーム映像の各フレーム代表値を前記加算器と前記シフト演算器とから構成する演算手段により算出し、該連続する3フレームにおける2フレーム毎の該フレーム代表値の差分値を所定値と比較して前記フラッシュ映像の有無を検出することを特徴とするテレビカメラ。
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