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JP5288297B2 - ねじ付き管の端部形状測定方法 - Google Patents

ねじ付き管の端部形状測定方法 Download PDF

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JP5288297B2 JP2011286462A JP2011286462A JP5288297B2 JP 5288297 B2 JP5288297 B2 JP 5288297B2 JP 2011286462 A JP2011286462 A JP 2011286462A JP 2011286462 A JP2011286462 A JP 2011286462A JP 5288297 B2 JP5288297 B2 JP 5288297B2
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Description

本発明は、油井管等のねじ付き管の端部に形成されたねじ部やシール部の形状を精度良く且つ迅速に測定する方法に関する。
従来より、油井管等の管の端部同士を連結する方法として、管の端部外周面にねじ部(雄ねじ部)を形成してねじ付き管とし、一対のねじ付き管の各ねじ部(雄ねじ部)を、内周面にねじ部(雌ねじ部)が形成された継手(ボックス継手)にそれぞれ締結することで、管の端部同士を連結する方法が用いられている。
管の端部に形成されたねじ部の寸法精度が低いと、継手との締結状態が緩み、管同士の連結が解除されて脱落したり、管内部に流れる流体が外部に漏洩するおそれがある。特に油井管の場合には、近年の油井環境の過酷化に伴い、ねじ部の寸法精度や品質保証レベルに対する要求が年々厳格化している。
図1は、油井管の端部形状の一例を模式的に示す断面図である。図1(a)は端部全体の断面図を、図1(b)は図1(a)に示す符号Xで囲った領域の拡大図を示す。
図1に示すように、油井管Pの端部は、ねじ山P1及びねじ溝P2が設けられたねじ部P3と、ねじ部P3に隣接してねじ部P3よりも管端面E側に設けられた平行部P5と、平行部P4に隣接して平行部P4よりも管端面E側に設けられたシール部P4とから構成されている。
そして、近年の油井環境の過酷化に伴い、油井管Pとしては、ねじ部P3の各ねじ山P1を区画する一対のフランク面P6(ねじ山P1の頂部P11とねじ溝P2の底部P21との間にある面)のうち、管端面E側と反対側のフランク面P6(管端部同士を連結する際に、ねじ軸(ねじ部P3の中心軸)A方向の引張り力に対して負荷が掛かる側のフランク面P6)が、ねじ山P1の頂部P11からねじ溝P2の底部P21に向かうに従って管端面E側に近づくように傾斜しているフランク面(以下、これをフック状フランク面P6hと称する)とされているねじ部P3が形成されたものが多く用いられている。
従来、フランク面P6の角度(ねじ軸Aの垂線と成す角度)や、ねじ底R部(フランク面P6とねじ溝P2の底部P21とが交差する部分)P7の曲率は、シリコンゴム等を用いてねじ部P3の型取りを行った後、その型をフランク面P6の角度やねじ底R部P7の曲率を評価できるような断面形状に切断し、投影機を用いてその断面の陰影を透明なフィルムに拡大投影して評価される。透明なフィルムには、フランク面P6の角度の許容範囲やねじ底R部P7の曲率の許容範囲に応じた断面形状の許容範囲が図示されており、陰影の縁がその断面形状の許容範囲内にあるか否かを目視で確認することで、フランク面P6の角度やねじ底R部P7の曲率の合否を判定している。
また、シール部P4の先端R部(シール部P4のショルダー面P41とシール面P42とが交差する部分)P43の曲率も、上記したねじ部Pの場合と同様の検査を行う場合がある。
上記のような検査は、ねじ部P3やシール部P4の型取りや断面形状への切断など、多大な手間を要するため、同一製造ロットの最初と最後の油井管Pについて検査するなどの抜き取り検査とならざるを得ず、全数検査は困難である。
また、許容範囲との比較によって合否判定しているに過ぎないため、ねじ部P3やシール部P4の形状の定量的な評価が困難である。
このような問題を解決するため、特許文献1や2には、ねじ溝P2に平行な光を照射し、ねじ部P3を通過する光を検出することで、ねじ部P3の外形(表面の凹凸形状。ねじプロファイル)を測定する方法(光投影法)が提案されている。この光投影法によりねじ部P3のねじプロファイルを精度良く測定できれば、そのねじプロファイルからフランク面P6の角度やねじ底R部P7の曲率も精度良く算出できると考えられる。
しかしながら、ねじプロファイルは曲線を描いているため、平行光を検出する上記の光投影法では、フランク面P6がねじ山P1の稜線の影に隠れ、フランク面P6を正確に検出できない場合がある。特に、フランク面P6がフック状フランク面P6hの場合には、フック状フランク面P6hがねじ山P1の稜線の影に隠れることにより生じる誤差は無視できないものとなる。
そこで、本出願人らは、特許文献3に記載のように、接触プローブを用いてねじ部P3のフランク面P6に関わる測定を行う方法を提案している。
しかしながら、接触プローブを順次移動させ、先端に取り付けられた球状の接触子をフランク面P6に接触させて測定を行うため、必然的に測定時間が長くなる上、測定点数が十分に得られないことからフランク面P6の角度を精度良く測定できない場合がある。
また、接触子が所定の寸法を有するため、ねじ底R部P7の曲率を精度良く測定することも困難である。
なお、上記の特許文献3や特許文献4には、ねじ軸を検出する方法が提案されている。
特許第3552440号公報 特開昭63−212808号公報 特許第4486700号公報 特許第4457370号公報
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、油井管等のねじ付き管の端部に形成されたねじ部やシール部の形状を精度良く且つ迅速に測定可能な方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明者らは鋭意検討した結果、ねじ部やシール部の形状を測定するために、スリット状のレーザ光を用いた光切断法を適用すれば、迅速に測定可能であることに着眼した。そして、スリット状のレーザ光を出射する光源の光軸がねじ軸上の点を通り、スリット状のレーザ光がねじ軸を含む面内で拡がるようにレーザ光を位置決めすれば、ねじ部の形状を精度良く測定できることに想到し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ねじ付き管の端部形状測定方法であって、以下の(1)〜(4)の各工程を含むものである。
(1)ねじ軸検出工程:ねじ付き管のねじ軸を検出する。
(2)レーザ光位置決め工程:スリット状のレーザ光を出射する光源と、該光源の光軸とは異なる方向の視軸を有する撮像手段とを、前記光源から出射されたレーザ光が前記ねじ付き管の測定対象部位であるねじ部又はシール部に照射され得る位置に一体的に移動させて位置決めする。
(3)レーザ光撮像工程:前記光源から前記測定対象部位にレーザ光を照射し、該照射されたレーザ光を前記撮像手段で撮像する。
(4)形状算出工程:前記レーザ光撮像工程で得られた撮像画像に画像処理を施すことによって、前記測定対象部位の形状を算出する。
そして、前記(2)のレーザ光位置決め工程では、前記ねじ軸を含む面内において前記測定対象部位にある前記ねじ軸上の測定点を通るように前記光源の光軸が位置し、なお且つ、前記レーザ光が前記面内でスリット状に拡がるように、前記光源及び前記撮像手段を一体的に移動させることを特徴としている。
また、前記(4)の形状算出工程では、以下の(i)〜(iii)の工程のうち少なくとも一つの工程を実行することを特徴としている。
(i)前記撮像画像に画像処理を施すことによって前記ねじ部のフランク面を通る光切断線を取得し、該光切断線を構成する画素データから得られる近似直線の角度を算出して、該算出した角度を前記ねじ部のフランク面の角度とする工程。
(ii)前記撮像画像に画像処理を施すことによって前記ねじ部のねじ底R部を通る光切断線を取得し、該光切断線を構成する画素データから得られる近似円の半径を算出して、該算出した半径を前記ねじ部のねじ底R部の曲率半径とする工程。
(iii)前記撮像画像に画像処理を施すことによって前記シール部の先端R部を通る光切断線を取得し、該光切断線を構成する画素データから得られる近似円の半径を算出して、該算出した半径を前記シール部の先端R部の曲率半径とする工程。
本発明によれば、ねじ軸検出工程において、ねじ付き管のねじ軸を検出する。ねじ軸は、前述した特許文献3や特許文献4に記載されているような公知の方法を用いて検出することができる。例えば、特許文献4に記載の方法を用いる場合、3つ以上の接触センサを具備する端面倣い機構によって、管端面Eの方向、ひいては管端面Eに直交するねじ軸Aの傾きθ1、θ2を検出可能である(図2参照)。また、端面倣い機構によって管端面Eの位置を測定し、寸法測定機構によってシール径を測定することにより、管端面Eとねじ軸Aとの交点C(X0,Y0,Z0)を検出可能である(図2参照)。このようにして交点C(X0,Y0,Z0)と傾きθ1、θ2が検出されれば、ねじ軸Aは一意に決まる。
次に、本発明によれば、レーザ光位置決め工程において、スリット状のレーザ光Lを出射する光源1と、光源1の光軸LAとは異なる方向の視軸VAを有する撮像手段2とを、光源1から出射されたレーザ光Lがねじ付き管Pの測定対象部位であるねじ部P3又はシール部P4に照射され得る位置に一体的に移動させて位置決めする(図2参照)。
そして、レーザ光撮像工程において、光源1から測定対象部位にレーザ光Lを照射し、照射されたレーザ光Lを撮像手段2で撮像する(図2参照)。さらに、形状算出工程において、前記レーザ光撮像工程で得られた撮像画像に画像処理を施す(例えば、図2に示す画像処理手段3によって画像処理を施す)ことによって、測定対象部位の形状を算出するフランク面P6の角度α、ねじ底R部P7の曲率及び先端R部P43の曲率のうち、少なくとも一つに関連する測定値を算出する)。
すなわち、スリット状のレーザ光Lを用いた光切断法によって、測定対象部位の形状が算出される。
前記レーザ光位置決め工程において、具体的には、ねじ軸Aを含む面NP内において測定対象部位(ねじ部P3又はシール部P4)にあるねじ軸A上の測定点D(X1,Y1,Z1)を通るように光源1の光軸LAが位置し、なお且つ、レーザ光Lが面NP内でスリット状に拡がるように、光源1及び撮像手段2を一体的に移動(回動を含む)させる(図2参照)。
これにより、光源1から出射したレーザ光Lは、ねじ軸Aを含む面NPでねじ付き管Pを切断した場合に得られる断面の外縁に沿って照射されることになる。すなわち、光切断線がねじ軸Aを含むねじ付き管Pの断面の外縁に沿って照射されることになる。また、レーザ光Lがねじ軸Aを含むねじ付き管Pの断面の外縁に沿って照射されるため、撮像手段2の視軸VAを適宜調整することにより、フランク面P6がフック状フランク面P6hの場合であっても、フック状フランク面P6hがねじ山P1の稜線の影に隠れることなく、照射されたレーザ光Lを撮像可能である。このため、形状算出工程において、ねじ部P3やシール部P4の形状(ねじ軸Aを含む面NPで切断した場合の断面形状)を精度良く測定可能であることが期待できる。また、光切断法を用いるため、接触プローブを用いて測定する場合に比べて測定に長時間を要することなく、迅速に測定対象部位の形状を測定可能である。
なお、光源1の光軸LAがねじ軸Aを含む面NP内において測定点D(X1,Y1、Z1)を通ると共に、レーザ光Lが面NP内でスリット状に拡がるように、光源1及び撮像手段2を一体的に移動させるには、例えば、光源1及び撮像手段2を、X方向、Y方向及びZ方向にそれぞれ変位可能及び各方向周りに回動可能とする公知の駆動ステージを介して、特許文献4に記載の寸法測定機構に取り付ければ良い。
本発明によれば、油井管等のねじ付き管の端部に形成されたねじ部やシール部の形状を精度良く且つ迅速に測定することが可能である。
図1は、油井管の端部形状の一例を模式的に示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るねじ付き管の端部形状測定方法を説明する説明図である。 図3は、ねじ付き管のねじ底R部の形状を測定した結果の一例を示す図である。 図4は、ねじ付き管のフランク面の形状を測定した結果の一例を示す図である。 図5は、ねじ付き管の先端R部の形状を測定した結果の一例を示す図である。
以下、添付図面を適宜参照しつつ、本発明の一実施形態に係るねじ付き管(油井管)の端部形状測定方法について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るねじ付き管(油井管)の端部形状測定方法を説明する説明図である。図2(a)は端部形状を測定するための装置構成を概略的に示す図である。図2(b)〜(d)は端部形状を測定する手順を模式的に説明する説明図であり、図2(b)は図2(a)に示すY方向から見た図を、図2(c)は図2(a)に示すX方向から見た図を、図2(d)は図2(a)に示すZ方向から見た図を示す。なお、図2に示すZ方向は鉛直方向であり、X方向及びY方向はそれぞれZ方向に直交すると共に互いに直交する方向である。X方向はねじ付き管Pの径方向にほぼ等しく、Y方向はねじ付き管Pの長手方向(ねじ軸Aの方向)にほぼ等しい。ただし、ねじ付き管Pの曲がり等の影響により、ねじ付き管Pの径方向はX方向からずれ、ねじ付き管Pのねじ軸Aの方向はY方向からずれることになる。図2(b)に点線で示す円は、ずれが無い場合の管端面Eの位置を示している。
本実施形態に係る端部形状測定方法は、(1)ねじ軸検出工程、(2)レーザ光位置決め工程、(3)レーザ光撮像工程、及び(4)形状算出工程を含んでいる。以下、各工程について順次説明する。
<1.ねじ軸検出工程>
本工程では、ねじ付き管Pのねじ軸Aを検出する。ねじ軸Aの検出方法としては、種々の公知の方法を適用可能であるが、例えば、前述した特許文献4に記載の方法を用いることが可能である。特許文献4に記載の方法を用いる場合、3つ以上の接触センサを具備する端面倣い機構(図示せず)によって、管端面Eの方向を検出可能である。従って、管端面Eに直交するねじ軸Aの傾きθ1、θ2を検出可能である。θ1は、Z方向から見た場合(図2(d))に、Y方向とねじ軸Aの方向とが成す角度である。θ2は、X方向から見た場合(図2(c))に、Y方向とねじ軸Aの方向とが成す角度である。
また、端面倣い機構によって管端面Eの位置を測定し、寸法測定機構(図示せず)によってシール径(平行部P5の外径)を測定することにより、管端面Eとねじ軸Aとの交点C(X0,Y0,Z0)を検出可能である。すなわち、管端面Eの位置を測定することで、XYZ座標での管端面Eの方程式が算出され、さらにシール径を測定することで、管端面Eの中心座標を算出することが可能である。この算出した管端面Eの中心座標(X0,Y0,Z0)が管端面Eとねじ軸Aとの交点Cの座標であると考えればよい。
このようにして交点C(X0,Y0,Z0)と傾きθ1、θ2が検出されれば、ねじ軸A(XYZ座標でのねじ軸Aの方程式)は一意に決まる。
<2.レーザ光位置決め工程>
本工程では、スリット状のレーザ光Lを出射する光源1と、光源1の光軸LAとは異なる方向の視軸VAを有する撮像手段2とを、光源1から出射されたレーザ光Lがねじ付き管Pの測定対象部位であるねじ部P3又はシール部P4に照射され得る位置に一体的に移動(回動を含む)させて位置決めする。光源1及び撮像手段2は、X方向、Y方向及びZ方向にそれぞれ変位可能及び各方向周りに回動可能とする公知の駆動ステージを介して、特許文献4に記載の寸法測定機構(図示せず)に取り付けられており、この駆動ステージを駆動することにより、光源1及び撮像手段2は、測定対象部位に一体的に移動可能である。
具体的には、本工程では、ねじ軸Aを含む面(本実施形態では、ねじ軸Aとねじ軸に交差する鉛直線(Z方向に延びる直線)とを含む面)NP内において測定対象部位(ねじ部P3又はシール部P4)にあるねじ軸A上の測定点D(X1,Y1,Z1)を通るように光源1の光軸LAが位置し、なお且つ、レーザ光Lが面NP内でスリット状に拡がるように、光源1及び撮像手段2を一体的に移動させる。
より具体的には、以下の通りである。
まず最初に、光源1の光軸LAの方向を鉛直方向(Z方向)とし、スリット状のレーザ光LがY方向に延びるように設定する。そして、管端面E上の交点C(X0,Y0,Z0)からY方向に距離L1だけ離れたねじ軸A上の点Dを測定点として指定する。前述のように、ねじ軸検出工程により、XYZ座標でのねじ軸Aの方程式は一意に決まるため、交点C(X0,Y0,Z0)からY方向に距離L1だけ離れたねじ軸A上の測定点Dの座標(X1,Y1,Z1)も一意に決まる。
そして、駆動ステージを駆動して、光源1の光軸LAが測定点D(X1,Y1,Z1)を通るように、光源1及び撮像手段2を一体的にX方向及びY方向に移動させる。次いで、駆動ステージを駆動して、レーザ光Lが面NP内でスリット状に拡がるように(図2(d)に示すZ方向から見て、ねじ軸Aに沿って延びるように)、光源1及び撮像手段2を一体的にZ方向周りに角度θ1だけ回動させる。
最後に、駆動ステージを駆動して、光源1の光軸LAがねじ軸Aに対して角度θ3を成すように、光源1及び撮像手段2を一体的にX方向周りに回動させる。例えば、角度θ3が90°である場合には、光源1及び撮像手段2を一体的にX方向周りに角度θ2だけ回動させることになる。角度θ3としては、照射されたレーザ光Lを撮像する上で最適な角度を予め実験等で決定しておけばよい。
<3.レーザ光撮像工程>
本工程では、光源1から測定対象部位にレーザ光Lを照射し、照射されたレーザ光Lを撮像手段2で撮像する。
<4.レーザ光撮像工程>
本工程では、画像処理手段3によって、撮像手段2で撮像した撮像画像に対し、幾何補正、2値化処理、近似円や近似直線の算出等の公知の画像処理を施すことにより、測定対象部位の形状を算出する(例えば、フランク面P6の角度α、ねじ底R部P7の曲率及び先端R部P43の曲率のうち、少なくとも一つに関連する測定値を算出する)。
以上に説明した各工程を含む本実施形態に係る端部形状測定方法によれば、光源1から出射したレーザ光Lは、ねじ軸Aを含む面NPでねじ付き管Pを切断した場合に得られる断面の外縁に沿って照射されることになる。すなわち、光切断線がねじ軸Aを含むねじ付き管Pの断面の外縁に沿って照射されることになる。また、レーザ光Lがねじ軸Aを含むねじ付き管Pの断面の外縁に沿って照射されるため、撮像手段2の視軸VAを適宜調整することにより、フランク面P6がフック状フランク面P6hの場合であっても、フック状フランク面P6hがねじ山P1の稜線の影に隠れることなく、照射されたレーザ光Lを撮像可能である。このため、形状算出工程において、ねじ部P3やシール部P4の形状(ねじ軸Aを含む面NPで切断した場合の断面形状)を精度良く測定可能であることが期待できる。また、光切断法を用いるため、接触プローブを用いて測定する場合に比べて測定に長時間を要することなく、迅速に測定対象部位の形状を測定可能である。
以下、本実施形態に係る端部形状測定方法によって、フック状フランク面を有するねじ付き管Pの端部形状を測定した結果について説明する。
図3は、ねじ付き管のねじ底R部の形状を測定した結果の一例を示す図である。図3(a)は、ねじ部P3に照射され撮像手段2で撮像したレーザ光Lの撮像画像を画像処理手段3によって幾何補正し、2値化して得られる光切断線の例を示す図である。具体的には、図3(a)に示す光切断線は、光源1の光軸LAと撮像手段2の視軸VAとの位置関係に基づき、撮像手段2で撮像した撮像画像を面NPに対して垂直な方向から見た撮像画像に幾何補正し、2値化して得られたものである。図3(b)は、図3(a)に示すねじ底R部P7近傍のデータ(光切断線を構成する画素データ)を拡大表示したもの及びそのデータから得られる近似円を示す図である。図3(c)は、同じねじ部P3についてねじ底R部P7の曲率半径を繰り返し測定したときの設計値に対する誤差を示す。なお、図3(a)、(b)に示す第1方向は面NPに平行な方向を、第2方向は面NPに平行であって第1方向に直交する方向を意味する。
図3に示すように、フック状フランク面P6h、ねじ底R部P7及び底部P21を通る光切断線を構成するデータのうち、ねじ底R部P7近傍のデータを抜き取って、最小自乗法等によって近似円を算出し、この近似円の半径をねじ底R部P7の曲率半径として評価した。図3(c)に示すように、繰り返し測定を行っても設計値に対する誤差は小さく、本実施形態に係る端部形状測定方法によれば、ねじ底R部P7の曲率(曲率半径)を精度良く測定可能であることがわかった。
図4は、ねじ付き管のフランク面の形状を測定した結果の一例を示す図である。図4(a)は、図3(a)に示すような光切断線から、フック状フランク面P6h及び底部P21近傍のデータ(光切断線を構成する画素データ)を抜き取って拡大表示したもの及びそのデータから得られる近似直線を示す図である。図4(b)は、同じねじ部P3についてフック状フランク面P6hと底部P21との成す角度βを繰り返し測定したときの設計値に対する誤差を示す。なお、図4(a)に示す第1方向及び第2方向の意味は、図3の場合と同じである。
図4に示すように、フック状フランク面P6h、ねじ底R部P7及び底部P21を通る光切断線を構成するデータのうち、フック状フランク面P6h及び底部P21近傍のデータを抜き取って、最小自乗法等によって一対の近似直線を算出し、この一対の近似直線の成す角度βを評価対象とした。フック状フランク面P6hの角度(ねじ軸Aの垂線と成す角度)αを直接評価した結果ではないものの、図4(b)に示すように、角度βの測定を繰り返し行っても設計値に対する誤差は小さく、本実施形態に係る端部形状測定方法によれば、フック状フランク面P6hの角度を精度良く測定可能であることが期待できる。
図5は、ねじ付き管の先端R部の形状を測定した結果の一例を示す図である。図5(a)は、シール部P4に照射され撮像手段2で撮像したレーザ光Lの撮像画像を画像処理手段3によって幾何補正し、2値化して得られる光切断線の例を示す図である。具体的には、図5(a)に示す光切断線は、光源1の光軸LAと撮像手段2の視軸VAとの位置関係に基づき、撮像手段2で撮像した撮像画像を面NPに対して垂直な方向から見た撮像画像に幾何補正し、2値化して得られたものである。図5(b)は、図5(a)に示す先端R部P43近傍のデータ(光切断線を構成する画素データ)を拡大表示したもの及びそのデータから得られる近似円を示す図である。なお、図5(a)、(b)に示す第3方向は面NPに平行な方向を、第4方向は面NPに平行であって第3方向に直交する方向を意味する。
図5に示すように、ショルダー面P41、先端R部P43及びシール面P42を通る光切断線を構成するデータのうち、先端R部P43近傍のデータを抜き取って、最小自乗法等によって近似円を算出し、この近似円の半径を先端R部P43の曲率半径として評価した。図5(b)に示すように、設計値に対する誤差は小さく、本実施形態に係る端部形状測定方法によれば、先端R部P43の曲率(曲率半径)を精度良く測定可能であることがわかった。
1・・・光源
2・・・撮像手段
3・・・画像処理手段
A・・・ねじ軸
LA・・・光源の光軸
NP・・・ねじ軸を含む面
P・・・ねじ付き管(油井管)
P3・・・ねじ部
P4・・・シール部
VA・・・撮像手段の視軸

Claims (1)

  1. ねじ付き管のねじ軸を検出するねじ軸検出工程と、
    スリット状のレーザ光を出射する光源と、該光源の光軸とは異なる方向の視軸を有する撮像手段とを、前記光源から出射されたレーザ光が前記ねじ付き管の測定対象部位であるねじ部又はシール部に照射され得る位置に一体的に移動させて位置決めするレーザ光位置決め工程と、
    前記光源から前記測定対象部位にレーザ光を照射し、該照射されたレーザ光を前記撮像手段で撮像するレーザ光撮像工程と、
    前記レーザ光撮像工程で得られた撮像画像に画像処理を施すことによって、前記測定対象部位の形状を算出する形状算出工程とを含み、
    前記レーザ光位置決め工程では、前記ねじ軸を含む面内において前記測定対象部位にある前記ねじ軸上の測定点を通るように前記光源の光軸が位置し、なお且つ、前記レーザ光が前記面内でスリット状に拡がるように、前記光源及び前記撮像手段を一体的に移動させ
    前記形状算出工程では、
    前記撮像画像に画像処理を施すことによって前記ねじ部のフランク面を通る光切断線を取得し、該光切断線を構成する画素データから得られる近似直線の角度を算出して、該算出した角度を前記ねじ部のフランク面の角度とする工程、
    前記撮像画像に画像処理を施すことによって前記ねじ部のねじ底R部を通る光切断線を取得し、該光切断線を構成する画素データから得られる近似円の半径を算出して、該算出した半径を前記ねじ部のねじ底R部の曲率半径とする工程、及び、
    前記撮像画像に画像処理を施すことによって前記シール部の先端R部を通る光切断線を取得し、該光切断線を構成する画素データから得られる近似円の半径を算出して、該算出した半径を前記シール部の先端R部の曲率半径とする工程
    のうち少なくとも一つの工程を実行することを特徴とするねじ付き管の端部形状測定方法。
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