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JP5283317B2 - 車輪用軸受装置の製造方法 - Google Patents

車輪用軸受装置の製造方法 Download PDF

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JP5283317B2
JP5283317B2 JP2006021042A JP2006021042A JP5283317B2 JP 5283317 B2 JP5283317 B2 JP 5283317B2 JP 2006021042 A JP2006021042 A JP 2006021042A JP 2006021042 A JP2006021042 A JP 2006021042A JP 5283317 B2 JP5283317 B2 JP 5283317B2
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Description

この発明は、自動車等において車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置の製造方法に関する。
従来、駆動輪支持用の車輪用軸受装置として、図9に示すものが提案されている(例えば特許文献1)。これは、外方部材21と内方部材22の対向する軌道面23,24間に複列にボール状の転動体25を介在させ、上記内方部材22を、車輪取付用ハブフランジ29aを外周に有するハブ輪29と、このハブ輪29のインボード側端の外周に嵌合した内輪30とで構成した形式のものである。ハブ輪29の中央孔31には、等速ジョイントの外輪33のステム部33aが挿通されてスプライン嵌合され、等速ジョイント外輪33の段面33bが内輪30のインボード側端面30aに押し当てられる。この状態で、前記ステム部33aの先端にナット34を螺合させることにより、等速ジョイント外輪33とナット34とで内方部材22が幅締めされる。
図9の一部を拡大して示す図10のように、この提案例では、ハブ輪29のインボード側端部の外周に形成した段部35に内輪30を外嵌させると共に、内輪30のインボード側端部の内周に段差部36を形成し、ハブ輪29のインボード側端を、揺動加締して外径側に拡径変形させ、その塑性変形部分29bを前記内輪30の段差部36に加締めている。これにより、車両への組付け時に発生する外力による内輪30の抜けを防止している。
特開平9−164803号公報
特許文献1に記載の車輪用軸受装置には、以下のような問題が有る。
(1)ハブ輪29の塑性変形部分29bが大きいため、内輪30のインボード側端部に形成する段差部36の径方向段差を大きく(例えば半径差で5〜7mm程度)とる必要が有る。このような段差部36の段差を大きくすると、内輪30のインボード側端面30aの面積が小さくなるので、等速ジョイント外輪33の断面33bとの接触面圧が大きくなる。そのため、摩耗や異音の発生原因となる。
(2)ハブ輪29の塑性変形部分29bを内輪30のインボード側端より内側(アウトボード側)に収めようとすると、内輪30の段差部36の軸方向長さを長く(例えば7〜8mm程度)する必要が有る。このように内輪段差部36の軸方向長さが長くなると、転動体接触角の延長線上に内輪段差部36が位置する傾向があり、運転時の負荷荷重による内輪変形が大きくなって短寿命となる可能性がある。また、内輪段差部36の軸方向長さが長くなると、それだけハブ輪29に対する内輪30の嵌め合い長さ(面積)が減少するので、内輪クリープが発生し、軸受寿命が低下する可能性がある。これらの問題は、内輪全体の幅寸法を長くすれば回避できるが、それでは幅方向に余分なスペースが必要になる。
(3)また、ハブ輪29の塑性変形部分29bが大きいことから、揺動加締加工において、加締パンチが内輪30と干渉し、加工が困難である。
このような課題を解決するものとして、図11に示すように、内輪30の段差部36を内輪端面30aの内周縁に相当する深さとなる浅いものとしたものを試みた。段差部36をこのような浅いものとしても、軸受の車両への組付け時に作用する抜け力に対する十分な耐力が得られる。
このような小さな段差部36に対する塑性変形部分29bであると、加締加工を行う場合、揺動加締によらなくても加締加工が可能である。例えば、図12に示すように、軸受装置をインボード側が上向きとなる姿勢で固定し、その状態で、ハブ輪29のインボード側端の上に加締パンチ37を下降させて、ハブ輪29の塑性変形部分29bを全周にわたりプレス加工するという方法がとれる。塑性変形部分29bの加締量は、次のように荷重制御する。すなわち、狙ったハブ輪29のインボード側端部の拡径変形および突起高さを得るために、ハブ輪29の軸径、ハブ輪29のインボード側端部の肉厚および軸方向長さ、内輪段差部36の形状等の要因を考慮して、加締パンチ37の加工荷重を決定する。
しかし、予め決められた加工荷重でプレスをすると、母材の硬さ、熱処理範囲、塑性変形部分の寸法等の被加工物による加工精度のばらつき要因や、パンチ挿入荷重へ影響を与える加締パンチの状態(表面の劣化、付着した油の状態等)に対応することができず、常に安定した加締形状を得ることが難しいという問題があった。
また、加締設備は低コスト、コンパクトなものが望ましく、そのため加工荷重はできるだけ小さくする必要がある。加工荷重を小さくするには、図13(A)に示すように加締パンチ37のテーパ面37aのテーパ角度αが小さい方が良い。但し、同じ径(同図のΦC)まで拡径させる場合、αが小さい程図13(A)に示すハブ加締加工面29cに要する軸方向寸法Dが長くなる。この軸方向寸法Dが長くなると、図13(B)に示すように加締パンチ37の先端角部37bとハブ加締部の根元29dが干渉する場合がある。
一方、図14(A)に示すハブ内径面29eは等速ジョイントのステム部の案内面となることがあり、この案内長さを確保するため、加締加工代(F寸法)を大きくすることができない。また、ハブ加締部の根元29dのR部(記号R1)を小さくすると、ハブの剛性低下が引き起こされる。さらに、図14(B)に示すとおり、パンチ37の先端長さを短くし、先端径ΦGを大きくすると、加締時にパンチ37の先端がハブ端面29fや面取部29gに接触し、加締加工ができなかったり、バリを発生させたりする可能性がある。
この発明の目的は、軸受機能へ悪影響を及ぼすことなく、車両への組立工程における内輪抜けを防止でき、また加締パンチとハブ輪の干渉を防止しながら、必要な加工度まで拡径加締め加工が行える車輪用軸受装置の製造方法を提供することである。
この発明方法で製造する車輪用軸受装置は、内周に複列の軌道面を有する外方部材と、これら軌道面と対向する軌道面を有する内方部材と、対向する軌道面間に介在した複列の転動体とを備え、前記内方部材が、車輪取付用のハブフランジを外周に有し中心に貫通孔を有するハブ輪と、このハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪とでなり、これらハブ輪および内輪に前記各列の軌道面を形成した駆動輪支持用のものである。
この車輪用軸受装置において、前記内輪の内周面に、この内輪のインボード側の端面まで続く段差部を設け、この段差部の内面を、円筒面からなるストレート部と、このストレート部の端部から内輪の内周面に続く傾斜面とでなる形状とし、前記ハブ輪の加締加工により前記内輪の前記段差部の前記傾斜面に係合する塑性変形部分を設け、前記内輪の前記段差部の深さは、前記ハブ輪の前記塑性変形部分の係合により車両への組立工程における内輪の抜けを防止できる程度に小さな深さとし、前記塑性変形部分は前記内輪の端面から突出しないものとする。前記ハブ輪の前記貫通孔に等速ジョイントの外輪のステム部が挿通されこのステム部の先端に螺合するナットの締め付けにより前記ハブ輪が等速ジョイントの外輪と結合されて前記内輪のインボード側に向く端面が前記等速ジョイントの外輪に設けられたアウトボード側に向く段面に押し付けられる
この車輪用軸受装置は、ハブ輪のインボード側端部を加締加工による塑性変形で拡径させ、この塑性変形部分を内輪段差部の傾斜面に係合させて、内輪の抜けを規制する構成である。この構成において、前記内輪段差部を、前記ハブ輪の前記塑性変形部分の係合により車両への組立工程における内輪の抜けを防止できる程度に小さな深さとしたため、内輪の抜け耐力を確保しながら、段差部をできるだけ小さなものとできる。このため、段差部を設けながら内輪端面の面積の減少が少なくできて、等速ジョイント外輪の段面との接触面圧の増加が抑制され、摩耗や異音の発生を防止できる。内輪内周面の段差部を前記のように小さなものとしても、軸受の車両への組付け時に作用する抜け力に対して十分な耐力が得られる。このように、内輪の抜け耐力が確保できる範囲で、内輪段差部をできるだけ小さく設定することで、軸受機能へ悪影響を及ぼすことなく、車両への組立工程における内輪抜けを防止することができる。
また、前記ハブ輪の塑性変形部分を加締加工する際、ハブ輪の塑性変形部分を前記内輪段差部の傾斜面に沿って容易に塑性変形させることができる。このため、適切な加締加工を行えて、抜け耐力の確保がより一層確実となる。
さらに、ハブ輪のインボード側端部の加締加工は、外周面がテーパ状面となりかつこのテーパ状面と先端面間の角に面取りが施された加締パンチをハブ輪のインボード側端の内周に押し込むことによって行うものであるため、加締加圧時に加締パンチがハブ輪と干渉することなく、必要な加工度までの拡径加締加工を的確かつ容易に行うことができる。
記ハブ輪の前記貫通孔は、等速自在継手のステム部の外周のスプラインと噛み合うスプライン溝を内周面に有し、前記貫通孔の内周面における前記スプライン溝が形成された一般径部分よりもインボード側の部分を、前記塑性変形部分の内周面となる大径段差部と、この大径段差部よりも小径で前記一般径部分よりも大径となる中間径段差部とでなる2段の段付き形状とするのが良い。
この構成とした場合、貫通孔の大径段差部が内周面となるハブ輪のインボード側端部を塑性変形部分として加締加工して、車両への組立工程における内輪抜け防止とし、かつ貫通孔の一般径部分に形成されたスプライン溝に等速自在継手のステム部外周のスプラインを噛み合わせて、貫通孔に等速自在継手のステム部をスプライン嵌合させる。
前記塑性変形部分は、ハブ輪における内径が大きく肉厚の薄い部分であり、全体の体積が小さいため、前記内輪段差部を小さなものとすることを可能とし、かつ加締加工を容易にしている。また、貫通孔は、インボード側ほど内径が大きい2段の段付き形状とされているので、貫通孔の一般径部分に等速自在継手のステム部をスプライン嵌合させる際に、等速自在継手のステム部をインボード側から挿入しやすく、組立作業が容易である。
記ハブ輪の軌道面は焼入れ処理した表面硬化処理面とし、前記加締加工部は非熱処理部とし、前記内輪は表面から芯部までの全体を焼入れ処理により硬化させても良い。
ハブ輪の軌道面は転動寿命の向上の点から、表面硬化処理面として硬度を高くすることが好ましいが、加締加工を行う部分は、加締加工の容易性の点から非熱処理部とすることが好ましい。内輪は小部品であって軌道面を有し、かつハブ輪に内径面が嵌合することから、表面から芯部までの全体を焼入れ処理により硬化させたものとすることが、転動寿命や嵌合面の耐摩耗性の向上の点で好ましい。
この発明の車輪用軸受装置の製造方法は、上記構成の車輪用軸受装置に適用されるものであって、前記塑性変形部分は、変形前の形状を円筒形とし、先端面の径が前記貫通孔よりも大径であって先端外周面がテーパ状面となりかつこのテーパ状面と先端面間の角に面取りが施された加締パンチをハブ輪のインボード側端の内周に軸方向に押し込むことで全周にわたり拡径状態に加締め、前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークを制御することで、加締後の塑性変形部分の外径および内径を調整することを特徴とする。
前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークの制御は、前記ハブ輪の端面を加締パンチのストローク基準としても良い。
前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークの制御は、前記内輪の端面を加締パンチのストローク基準としても良い。
前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークの制御は、前記ハブ輪に加締パンチが接触した位置を加締パンチのストローク基準としても良い。
この製造方法によれば、テーパ状面と先端面間の角に面取りが施された加締パンチをハブ輪のインボード側端の内周に軸方向に押し込むことで拡径状態に加締めるため、加締パンチとハブ輪との干渉を防止し、必要な加工度までの拡径加締加工を的確かつ容易に行うことができる。また、前記塑性変形部分の径方向の拡がりや突起高さが一定となるよう常に安定してプレス加工することができ、完成品の内輪抜け防止が確実なものとなる。
この発明の車輪用軸受装置の製造方法は、内面に複列の軌道面を有する外方部材と、これら軌道面に対向する軌道面を有する内方部材と、対向する軌道面間に介在した複列の転動体とを備え、前記内方部材が、車輪取付用のハブフランジを外周に有し中心に貫通孔を有するハブ輪と、このハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪とでなり、これらハブ輪および内輪に前記各列の軌道面を形成し、前記内輪の内周面に、この内輪のインボード側の端面まで続く段差部を設け、この段差部の内面を、円筒面からなるストレート部と、このストレート部の端部から内輪の内周面に続く傾斜面とでなる形状とし、前記ハブ輪の加締加工により前記内輪の前記段差部の前記傾斜面に係合する塑性変形部分を設け、前記内輪の前記段差部の深さは、前記ハブ輪の前記塑性変形部分の係合により車両への組立工程における内輪の抜けを防止できる程度に小さな深さとし、前記塑性変形部分は前記内輪の端面から突出しないものとし、前記ハブ輪の前記貫通孔に等速ジョイントの外輪のステム部が挿通されこのステム部の先端に螺合するナットの締め付けにより前記ハブ輪が等速ジョイントの外輪と結合されて前記内輪のインボード側に向く端面が前記等速ジョイントの外輪に設けられたアウトボード側に向く段面に押し付けられる駆動輪支持用の車輪用軸受装置を製造する方法であって、前記塑性変形部分は、変形前の形状を円筒形とし、先端面の径が前記貫通孔よりも大径であって先端外周面がテーパ状面となりかつこのテーパ状面と先端面間の角に面取りが施された加締パンチをハブ輪のインボード側端の内周に軸方向に押し込むことで全周にわたり拡径状態に加締め、前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークを制御することで、加締後の塑性変形部分の外径および内径を調整するため、加締時の加締パンチとハブ輪との干渉がなく、必要な加工度までの拡径加締加工を的確かつ容易に行うことができ、加工精度のばらつきが少なく、車輪用軸受装置を常に精度良く安定して製造することができる。
この発明の実施形態を図1ないし図3と共に説明する。この実施形態は、第3世代型の内輪回転タイプで、かつ駆動輪支持用の車輪用軸受装置に適用したものである。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
この車輪用軸受装置は、内周に複列の軌道面3を形成した外方部材1と、これら各軌道面3に対向する軌道面4を形成した内方部材2と、これら外方部材1および内方部材2の軌道面3,4間に介在した複列のボールからなる転動体5とで構成される。この車輪用軸受装置は、複列外向きアンギュラ玉軸受型とされていて、転動体5は各列毎に保持器6で保持されている。上記軌道面3,4は断面円弧状であり、各軌道面3,4は転動体接触角θが背合わせとなるように形成されている。外方部材1と内方部材2との間の軸受空間の両端は、シール7,8によりそれぞれ密封されている。
外方部材1は固定側の部材となるものであって、車体の懸架装置(図示せず)におけるナックルに取付けるフランジ1aを外周に有し、全体が一体の部品とされている。
内方部材2は回転側の部材となるものであって、外周に車輪取付用のハブフランジ9aを有するハブ輪9と、このハブ輪9のインボード側端の外周に嵌合した内輪10とでなる。これらハブ輪9および内輪10に、前記各列の軌道面4が形成されている。ハブ輪9は中心に貫通孔11を有し、その軌道面4は、焼入れ処理による表面硬化処理面とされている。内輪10は、表面から芯部までの全体が焼入れ処理により硬化させてある。
図2の拡大断面で示すように、前記ハブ輪9の貫通孔11は、アウトボード側端からインボード側端付近までを占める一般径部分11aと、この一般径部分11aよりインボード側で、かつ一般径部分11aよりも大径である中間径段差部11bと、この中間径段差部11bよりさらにインボード側で、かつ中間径段差部11bよりも大径である大径段差部11cとからなる2段の段付き形状とされている。一般径部分11aの内周面には、等速自在継手12のステム部13aの外周のスプラインと噛み合うスプライン溝11dが形成されている。
ハブ輪9のインボード側端の外周には、ハブ輪9の他の部分の外周よりも小径となった段差部状の内輪嵌合面部15が形成され、この内輪嵌合面部15に内輪10が嵌合する。
内輪10の内周面には、この内輪10のインボード側の端面10aまで続き、この端面10aの内周縁に相当する深さの段差部16を設けられている。この段差部16の内面は、アウトボード側で内輪10の内周面に連なり、インボード側に行くに従い前記深さまでテーパ状に径が大きくなる傾斜面16aと、この傾斜面16aに続き内輪10のインボード側端まで至る前記深さの円筒面からなるストレート部16bとよりなる。傾斜面16aは、テーパ面、曲面、あるいは図のようにテーパ面とこれに連続する曲面によって構成される。段差部16の軸方向範囲Wは、内輪軌道面4の転動体接触角θを成す直線Lの延長線上にかからない範囲とされている。
一方、ハブ輪9のインボード側端部は、加締加工により塑性変形させて拡径される塑性変形部分9bとなっている。詳しくは、この塑性変形部分9bは、加締パンチ19(図6)として、先端外周面がテーパ状面となりかつこのテーパ状面と先端面間の角に面取りが施されたものを用い、ハブ輪9のインボード側端の内周に押し込むことで拡径状態に加締めたものである。この塑性変形部分9bは、加締加工が容易であるように非熱処理部とされている。塑性変形部分9bの内周面は、前記貫通孔11の大径段差部11cである。
塑性変形部分9bは、図3(A)に示すように、加締加工前の形状は円筒状で、図3(B)に示すように、加締加工後は拡径変形される。拡径変形した塑性変形部分9bは、前記段差部16の傾斜面16aに係合して、内輪10のインボード側への移動を規制する。また、加締加工後の塑性変形部分9bは、前記段差部16のストレート部16bと接触せず、塑性変形部分9bと段差部16との間に隙間Eが残存するものとされ、かつ内輪10の端面10aからインボード側に突出しないものとされる。なお、加締加工後の塑性変形部分9bの内径面(ハブ加締加工面)9baは、前記大径段差部11cの一部として端部側が開くテーパ面となる。
この車輪用軸受装置の車両への組付けにおいては、ハブ輪9の貫通孔11に、等速ジョイント12の片方の継手部材となる外輪13のステム部13aを挿通させてスプライン嵌合させ、ステム部13aの先端に螺合するナット14の締め付けにより、等速ジョイント外輪13を内方部材2に結合する。このとき、等速ジョイント外輪13に設けられたアウトボード側に向く段面13bが、内輪10のインボード側に向く端面10aに押し付けられ、等速ジョイント外輪13とナット14とで内方部材2が幅締めされる。車輪取付用のハブフランジ9aはハブ輪9のアウトボード側端に位置しており、このハブフランジ9aにブレーキロータを介して車輪(いずれも図示せず)がハブボルト17で取付けられる。
この構成の車輪用軸受装置によると、内輪10の内周面に段差部16を設け、ハブ輪9の加締加工による塑性変形部分9bを前記段差部16に係合させたので、車両への組付工程において発生する外力による内輪10のハブ輪9からの抜けを防止できる。
段差部16は、内輪10の内周縁というごく限られた範囲のものとしたため、内輪10の抜け耐力を確保しながら、段差部16をできるだけ小さなものとできる。このため、段差部16を設けながら内輪10の端面10aの面積の減少が少なく、等速ジョイント外輪13の段面13bとの接触面圧の増加が抑制され、摩耗や異音の発生を防止できる。
特に、塑性変形部分9bの加締加工は、加締パンチ19として、外周面がテーパ状面となりかつこのテーパ状面と先端面間の角に面取りが施されたものを用い、ハブ輪9のインボード側端の内周に押し込むことによって行うものであるため、後に詳述するが、加締加工時に加締パンチ19がハブ輪9と干渉することなく、必要な加工度までの拡径加締加工が行える。
また、この車輪用軸受装置は複数外向きアンギュラ玉軸受型であり、段差部16の軸方向範囲Wを、転動体接触角θを成す直線Lの延長線上にかからない範囲としているので、運転時の負荷荷重による内輪10の変形を小さくでき、それだけ長寿命化が可能となる。また、内輪10の段差部16の軸方向長さが短いことから、ハブ輪9に対する内輪10の嵌め合い長さが確保でき、したがって嵌め合い面積を確保でき、内輪10のクリープの発生を抑えることができる。この点からも長寿命化が可能となる。また、嵌め合い長さの確保等のために内輪10の全体の幅寸法を長くする必要がないため、軸方向に余分なスペースが不要となる。
ハブ輪9の塑性変形部分9bを加締加工した時に、この塑性変形部分9bが内輪段差部16の内径ストレート部16bに接触しないため、塑性変形部分9b以外のハブ輪9各部および内輪10各部に余分な負荷がかからず、等速ジョイント12のステム部13aが嵌合するハブ輪9の貫通孔11の変形、および内輪10の膨張を小さく抑えることができる。これにより、軸受機能へ悪影響が及ぶのを回避できる。この加締加工の際、ハブ輪9の塑性変形部分9bを内輪段差部16の傾斜面16aに沿って容易に塑性変形させることができる。このため、適切な加締加工を行えて、抜け耐力の確保がより一層確実となる。
貫通孔11の大径段差部11cを内周面とする塑性変形部分9bは、ハブ輪9における内径が大きく肉厚の薄い部分であり、全体の体積が小さいため、加締加工が容易である。また、塑性変形部分9bが小さいため、拡径させた場合でもその突起高さhが必要以上に高くならず、内輪段差部16の段差を小さなものとしても、塑性変形部分9bが内輪段差部16のストレート部16bに接触しないことを可能としている。また、貫通孔11は、インボード側ほど内径が大きい2段の段付き形状とされているため、貫通孔11の一般径部分11aに等速自在継手12のステム部13aをスプライン嵌合させる際に、その挿入がしやすく、組立作業が容易である。
また、この車輪用軸受装置では、ハブ輪9における軌道面4を焼入れ処理した表面化処理面としているため、転動寿命が確保できる。塑性変形部分9bは非熱処理部としているため、加締加工が容易に行える。内輪10は、小部品であって軌道面4を有し、かつハブ輪9に内径面が嵌合することから、前記のように表面から芯部までの全体を焼入れ処理により硬化させたものとすることができ、転動寿命に優れ、かつ嵌合面の耐摩耗性に優れたものとなる。
次に、図4〜図8に基づいて、ハブ輪9の塑性変形部分9bを内輪段差部16へ加締加工する方法について説明する。この加締加工では、先ず、図4のように軸受装置をインボード側が上向きとなる姿勢で受け台18の上に置く。この固定状態で、図5に示すように、先端外周面がテーパ状面19aとなりかつこのテーパ状面19aと先端面19b間の角19cに面取り(記号R2:図6参照)が施された加締パンチ19をハブ輪9のインボード側端の上に下降させ、テーパ面状19aとなった先端部をハブ輪9の内周に押し込むことにより、ハブ輪9の塑性変形部分9bを全周にわたりプレス加工する。内輪10は、外径面を非拘束として、上記加締パンチ19の押し込みを行う。その際、加締パンチ19を押し込む軸方向のストロークを制御することにより、加締後の塑性変形部分9bの外径を調整する。ストローク制御には、次の3通りの方法がある。
図8(A)は、ハブ輪9の端面を加締パンチ19のストローク基準(ゼロ点)として、加締パンチ19のストロークを制御する方法を示す。この方法は、被加工物であるハブ輪9の端面を制御の基準面とするため、加工度を制御するのに適している。
図8(B)は、内輪10の端面10aを加締パンチ19のストローク基準(ゼロ点)として、加締パンチ19のストロークを制御する方法を示す。この方法は、研磨仕上げ面である内輪10の端面10aを制御の基準面とするため、精度の良い制御を行うことができる。
図8(C)は、ハブ輪9に加締パンチ19又は、基準面検出用の平面、球面もしくは円すい状治具が接触した位置をストローク基準(ゼロ点)として、そこから一定ストロークだけ加締パンチ19を下降させるように、加締パンチ19のストロークを制御する方法を示す。この方法は、塑性加工の開始点を制御の基準点とするため、ハブ輪9の内径、端面位置等の公差のばらつきの影響を受けず、安定した加工度を得ることができる。
いずれの制御方法についても、加締パンチ19を押し込む軸方向のストロークを調整することで、加締後の塑性変形部分9bの外径及び内径を調整するため、被加工物であるハブ輪9に起因する加工精度のばらつき要因(母材硬さ、熱処理範囲、塑性変形部分9bの形状および寸法等)や、加締パンチの状態(表面の劣化、付着した油の状態等)の影響を受けることが少なく、車輪用軸受装置を常に精度良く安定して製造することができる。上記のように各制御方法は、それぞれ利点および適性が若干異なるため、軸受の形態や用途等の諸条件に合わせて、最も適正な制御方法を選択すればよい。
上記制御方法のうちのいずれかにより加締パンチ19のストロークを調整しながらプレス加工を行うことにより、図5のX部を拡大して示す図6のように、ハブ輪9の塑性変形部分9bが内輪段差部16に加締められる。この加締めの際、加締パンチ19の先端外周面部はテーパ状面19aとなりかつこのテーパ状面19aと先端面19b間の角19cに面取りR2が施されているため、加工荷重を小さくすべく、加締パンチ19のテーパ状面19aの角度(図13(A)参照)を小さくし、その結果、ハブ貫通孔11の大径段差部11cに形成されるハブ加締加工面9baに要する軸方向寸法(図13(A)参照)が長くなったとしても、加締パンチ19の面取り加工された先端角部19cとハブ加締部の根元(前記大径段差部11cの根元)9dが干渉することがない。
また、パンチ先端角部とハブ加締め部根元9dが干渉しないので、等速ジョイント12のステム部13a(図1参照)の案内面となるハブ内径面、すなわち、ハブ貫通孔11の中間径段差部11bの案内長さを確保できる。あるいは、加締パンチ19の先端長さを短くし、先端径を大きくすることにより、加締時にパンチ19の先端がハブ端面9cや面取部(図16参照)に接触して、加締加工ができなかったり、バリを発生させたりすることもない。
このように、上記加締加工が円滑に行われる。また、ハブ輪9の塑性変形部分9bとなる部分は、加締加工の前および後とも、内径面が他の部分よりも大径となって肉厚が薄くされている。加締を行った後、図7のようにハブ輪9のインボード側端から加締パンチ19を退避させると加締加工が完了する。
この製造方法によれば、被加工物であるハブ輪9による加工精度のばらつき要因や、加締パンチ19の状態に応じて、加締パンチ19を押し込む軸方向のストロークを調整することができる。このため、塑性変形部分9bの径方向への突起高さhが必要高さ、となるよう常に安定してプレス加工することができ、完成品の内輪抜け防止が確実なものとなる。この加締加工は、先端外周面がテーパ状面19aとなりかつこのテーパ状面19aと先端面19b間の角19cに面取りが施された加締パンチ19をハブ輪9のインボード側端の内周に軸方向に押し込むことによって行うものであるため、加締加工時に加締パンチ19が内輪10はもとよりハブ輪9と干渉することがなく、必要な加工度までの拡径加締加工を的確かつ容易に行うことができる。
この発明の一実施形態にかかる製造方法で製造される車輪用軸受装置の断面図である。 同車輪用軸受装置の部分拡大断面図である。 ハブ輪塑性変形部分および内輪段差部とその周辺部の拡大図で、(A)は加締加工前の状態を示し、(B)は加締加工後の状態を示す。 同車輪用軸受装置の加締加工の前工程を示す説明図である。 同車輪用軸受装置の加締加工の途中工程を示す説明図である。 図5のX部の拡大図である。 同車輪用軸受装置の加締加工完了を示す説明図である。 同車輪用軸受装置の加締加工における加締パンチのストローク制御を示す説明図で、(A)〜(C)はそれぞれ異なる制御方法を示す。 車輪用軸受装置の従来例の断面図である。 同従来例の部分拡大断面図である。 試案例である車輪用軸受装置の部分拡大断面図である。 同試案例の加締加工を示す説明図である。 (A)(B)は同試案例での加締加工時の状態を示す説明図である。 (A)(B)は同試案例での加締加工時の別の状態を示す説明図である。
符号の説明
1…外方部材
2…内方部材
3…外方部材の軌道面
4…内方部材の軌道面
5…転動体
9…ハブ輪
9a…ハブフランジ
9b…塑性変形部分
10…内輪
10a…内輪の端面
11…貫通孔
11a…一般径部分
11b…中間径段差部
11c…大径段差部
11d…スプライン溝
12…等速自在継手
13a…等速自在継手のステム部
16…内輪の段差部
16a…内輪段差部の傾斜面
16b…内径段差部のストレート部
19…加締パンチ
19a…加締パンチの先端外周テーパ状面
19b…加締パンチの先端面
19c…加締パンチの先端角
W…内輪段差部の軸方向範囲
θ…転動体接触角
L…ボール接触角を成す直線

Claims (4)

  1. 内面に複列の軌道面を有する外方部材と、これら軌道面に対向する軌道面を有する内方部材と、対向する軌道面間に介在した複列の転動体とを備え、前記内方部材が、車輪取付用のハブフランジを外周に有し中心に貫通孔を有するハブ輪と、このハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪とでなり、これらハブ輪および内輪に前記各列の軌道面を形成し、前記内輪の内周面に、この内輪のインボード側の端面まで続く段差部を設け、この段差部の内面を、円筒面からなるストレート部と、このストレート部の端部から内輪の内周面に続く傾斜面とでなる形状とし、前記ハブ輪の加締加工により前記内輪の前記段差部の前記傾斜面に係合する塑性変形部分を設け、前記内輪の前記段差部の深さは、前記ハブ輪の前記塑性変形部分の係合により車両への組立工程における内輪の抜けを防止できる程度に小さな深さとし、前記塑性変形部分は前記内輪の端面から突出しないものとし、前記ハブ輪の前記貫通孔に等速ジョイントの外輪のステム部が挿通されこのステム部の先端に螺合するナットの締め付けにより前記ハブ輪が等速ジョイントの外輪と結合されて前記内輪のインボード側に向く端面が前記等速ジョイントの外輪に設けられたアウトボード側に向く段面に押し付けられる駆動輪支持用の車輪用軸受装置を製造する方法であって、
    前記塑性変形部分は、変形前の形状を円筒形とし、先端面の径が前記貫通孔よりも大径であって先端外周面がテーパ状面となりかつこのテーパ状面と先端面間の角に面取りが施された加締パンチをハブ輪のインボード側端の内周に軸方向に押し込むことで全周にわたり拡径状態に加締め、前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークを制御することで、加締後の塑性変形部分の外径および内径を調整することを特徴とする車輪用軸受装置の製造方法。
  2. 請求項1において、前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークの制御は、前記ハブ輪の端面を加締パンチのストローク基準とする車輪用軸受装置の製造方法。
  3. 請求項1において、前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークの制御は、前記内輪の端面を加締パンチのストローク基準する車輪用軸受装置の製造方法。
  4. 請求項1において、前記加締パンチを押し込む軸方向のストロークの制御は、前記ハブ輪に加締パンチが接触した位置を加締パンチのストローク基準とし、この位置から一定ストロークだけ加締パンチを軸方向移動させる車輪用軸受装置の製造方法。
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