JP5282986B2 - 攪拌装置 - Google Patents
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Description
本発明は攪拌装置に関し、特に、電極活物質、導電材、結着材、溶剤などを攪拌混合するのに用いることができる攪拌装置に関する。
かかる攪拌装置として、円筒形状の攪拌槽と、攪拌槽の内径よりも小さい外径を有し、攪拌槽の内周面に対して同心円で回転する略円筒形状の攪拌部材を備えた攪拌装置がある。かかる攪拌部材は、円筒部分に半径方向の小穴が多数貫通形成されている。この攪拌装置では、攪拌部材が攪拌槽の内周面に対して僅かな隙間を維持した状態で、高速で回転する。攪拌槽に供給された被処理材料には、攪拌部材の高速回転に伴って遠心力が作用する。被処理材料は、遠心力によって攪拌部材に形成された小穴から外径方向に押し出され、攪拌部材の外周面と攪拌槽の内周面との間に薄膜円筒形状に広がる。このとき、被処理材料の表面と攪拌槽の内周面との間で被処理材料が攪拌される。そして、十分に攪拌されて粘度が低下した被処理材料は、遠心力の作用によって、攪拌槽の上部に移動し、攪拌槽の上部から排出される。
かかる攪拌装置は、例えば、日本国特許3256801号(特許文献1)、日本国特許出願公開2005−129482号(特許文献2)、日本国特許出願公開2006−236658号(特許文献3)、日本国特許出願公開2007−125454号(特許文献4)に開示されている。
ところで、上記攪拌装置は、被処理材料が攪拌槽内に供給された状態で、攪拌部材を回転させることによって、被処理材料を攪拌する。この際、攪拌装置は、攪拌槽と攪拌部材との間で攪拌される被処理材料に生じる摩擦によって発熱する。ところで、リチウムイオン二次電池には、電極活物質、導電材、結着材、溶剤などを所定の割合で混ぜ合わせた後に攪拌装置で攪拌した電極スラリーが用いられる。かかる電極スラリーを製造する際には、電極活物質、導電材、結着材、溶剤などが混ぜ合わされた混合材料を攪拌装置で攪拌する。この際、攪拌装置に供給される初期において、上記混合材料の粘度が高い場合がある。
本発明者は、かかる電極スラリーを効率よく攪拌するために、上述した円筒形状の攪拌槽と、円筒形状の攪拌槽内に同心で回転する攪拌部材とを備えた攪拌装置を用いることを検討している。しかしながら、当該攪拌装置を用いて、粘度の高いペースト状の材料を攪拌する場合に、攪拌される材料と、攪拌槽及び攪拌部材との間で大きな摩擦が生じ、高温の熱が生じ得る。また、かかる発熱を低く抑えようとすると処理効率が悪くなる。本発明者は、かかる被処理材料を攪拌する処理について、発熱を低く抑えるとともに処理効率を向上させたいと考えている。
本発明者の知見によれば、処理効率を向上させるには、攪拌部材に形成された穴を大きくし、攪拌槽と攪拌部材との間に被処理材料が供給され易くするとよい。しかしながら、攪拌部材に形成された穴を大きくすると、攪拌槽と攪拌部材との間に被処理材料が供給され易くなるため、発熱が大きくなる。反対に、攪拌部材に形成された穴を小さくすると、攪拌槽と攪拌部材との間に被処理材料が供給され難くなるので、発熱を低く抑えることができるが処理効率が低下する。本発明者は、かかる攪拌装置について、発熱を低く抑えるとともに処理効率を向上させることができる新規な構造を提案する。
本発明に係る攪拌装置は、円筒形状の攪拌槽;攪拌槽の中心軸に沿って設けられた回転軸;攪拌槽の内径よりも小さい外径を有し、攪拌槽の内周面に対して同心円で回転するように回転軸に取り付けられた略円筒形状の攪拌部材;及び、攪拌部材の径方向に貫通形成された複数の貫通穴;を有し、複数の貫通穴のうち攪拌部材の下部に形成された貫通穴は、攪拌部材の上部に形成された貫通穴よりも大きい。
この攪拌装置は、攪拌部材に形成された複数の貫通穴のうち攪拌部材の下部に形成された貫通穴は、攪拌部材の上部に形成された貫通穴よりも大きい。このため、粘度が高い被処理材料は、初期段階で攪拌槽の下部で処理され、ある程度攪拌されて粘度が低下すると攪拌槽の上部で処理される。この場合、粘度が高い被処理材料を処理する攪拌槽の下部では発熱が大きくなるものの、攪拌槽の上部では発熱が小さく押さえられる。これにより、攪拌装置全体として発熱を小さく抑えることができる。また、高粘度の被処理材料が供給された場合でも、攪拌槽の下部では、攪拌槽と攪拌部材との間に被処理材料が供給され易くなっているので、処理効率が低下するのを防止できる。
攪拌部材は、例えば、攪拌槽の内径よりも小さい外径を有する円筒部;円筒部の軸方向の中間部位から半径方向に延びたアーム部;及び、アーム部の中心に設けられた回転軸に取り付けられるボス部;を備えていてもよい。この場合、アーム部が延びる軸方向の中間部位よりも下部に形成された貫通穴が、上部に形成された貫通穴よりも大きくてもよい。
また、攪拌部材の下部に形成された貫通穴が、上部に形成された貫通穴よりも一様に大きくてもよい。また、これに限らず、攪拌部材は、上部から下部に向けて徐々に大きい貫通穴が形成されていてもよい。また、例えば、攪拌部材の上部に形成された貫通穴は円形であり、攪拌部材の下部に形成された貫通穴は、上部に形成された貫通穴の直径と一辺の長さが同じ正方形でもよい。
また、貫通穴は、攪拌部材の半径方向に沿って貫通してもよい。また、貫通穴は、攪拌部材の半径方向に対して斜めに傾けて貫通してもよい。また、貫通穴は、攪拌部材の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材の回転方向の前方に向けて傾けて貫通していてもよい。
以下、本発明の一実施形態に係る攪拌装置を図面に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。また、同じ作用を奏する部材又は部位には同じ符号を付して説明する。
図1は、攪拌装置100を示す縦断面図である。攪拌装置100は、図1に示すように、攪拌槽102と、攪拌部材104と、外槽106とを備えている。本実施形態では、攪拌槽102は、円筒形状の内周面を有する容器であり、上部容器102aと、下部容器102bと、堰板102cとを備えている。
上部容器102aは、略円筒形状の容器であり、上部容器102aの上下の端部には、外径側へ延びたフランジ112、114を有している。上部容器102aの外周部分には、冷却水が供給される冷却水室116が形成されている。上部容器102aの上部端面には蓋118が設けられている。また、上部容器102aには、円筒部分に被処理材料Lの排出口120が設けられている。
下部容器102bは、上部容器102aと略同じ内径の内周面を有する有底円筒形状の容器であり、上部に外径側へ延びたフランジ122を有している。下部容器102bの底部には、下部に被処理材料Lの供給口124a、124bが設けられている。この実施形態では、下部容器102bの底部には、複数(図示例では2つ)の供給口124a、124bが設けられており、供給口124a、124bには、それぞれ供給弁126a、126bを有する供給管128a、128bが取り付けられている。
かかる上部容器102aと下部容器102bは、内部空間が同心円で連通するように上下に重ね合わせられている。上部容器102aと下部容器102bの間には、堰板102cが取り付けられている。堰板102cは、円板状の部材で中心部に穴132を有している。この実施形態では、下部容器102bの上部端面には、堰板102cを嵌める窪み134が形成されている。堰板102cは、下部容器102bの上部端面に形成された窪み134に嵌められた状態で、上部容器102aと下部容器102bの間に挟まれている。
外槽106は、攪拌槽102の下部容器102bの底部及び外周面を覆う容器である。下部容器102bと外槽106との間には、冷却水が供給される冷却水室142が形成されている。外槽106には、冷却水室142に冷却水を供給する冷却水供給管144が接続されている。攪拌槽102は、攪拌部材104が取り付けられる回転軸150を備えている。回転軸150は、図1に示すように、攪拌槽102の蓋118を貫通し、堰板102cの中心に形成された穴132を通して、攪拌槽102の中心軸に沿って延びている。回転軸150は、攪拌槽102の上部から外部に延出しており、攪拌槽102の外部に設けられた駆動装置200に接続されている。
攪拌部材104は、略円筒形状の部材である。攪拌部材104の外径φは、図1に示すように、攪拌槽102の内径Dよりも少し小さい。攪拌部材104は、攪拌槽102の内周面に対して同心円で回転するように回転軸150に取り付けられている。かかる攪拌部材104には、複数の貫通穴162、164が形成されている。この攪拌装置100では、攪拌部材104の上部に形成された貫通穴162よりも下部に形成された貫通穴164の方が大きい。
この攪拌装置100は、図1に示すように、攪拌槽102の下部容器102bの底部に設けられた供給口124a、124bから被処理材料Lが供給される。攪拌槽102に供給された被処理材料Lは、攪拌部材104の高速回転によって円周方向に付勢されて回転する。この際、被処理材料Lは、かかる被処理材料Lに作用する遠心力によって、攪拌部材104に形成された貫通穴162、164を通じて攪拌槽102と攪拌部材104との間に供給される。このとき、貫通穴162、164に流入した被処理材料Lは、貫通穴162、164の内面によって強い回転力を受け、遠心力の作用によって、貫通穴162、164から攪拌槽102と攪拌部材104との間隙S内に流出する。
これにより、当該間隙Sの被処理材料Lの圧力が上昇する。また、貫通穴162、164から攪拌槽102と攪拌部材104との間隙S内に被処理材料Lが流出することによって、当該間隙S内の被処理材料Lの流れが乱れる。これにより、所要の攪拌作用が得られる。さらに、被処理材料Lは、攪拌槽102の内面に薄膜円筒状に密着しながら回転する。この際、攪拌部材104の表面と攪拌槽102の内面との速度差によるずれによって、被処理材料Lは、攪拌槽102の周方向にせん断力を受けて攪拌される。また、被処理材料Lに含まれる成分が微粒化される。
この攪拌装置100は、攪拌槽102の下部容器102bの底部に設けられた供給口124a、124bから被処理材料Lが連続して供給される。上記のように攪拌槽102内で攪拌が進むと被処理材料Lの粘性が低下し、遠心力の作用で被処理材料Lは上部へ移動する。さらに、攪拌が進むと被処理材料Lは、攪拌槽102の上部へ徐々に移動し、上部容器102aと下部容器102bの間に挟まれた堰板102cを超えて、上部容器102a内に流出する。上部容器102aに流出した被処理材料Lは、さらに上部容器102aに設けられた排出口120から排出される。
以下、この実施形態における攪拌部材104を詳しく説明する。図2は攪拌部材104の縦断面図、図3は攪拌部材104の平面図、図4は攪拌部材104の正面図をそれぞれ示している。この実施形態では、攪拌部材104は、図2及び図3に示すように、円筒部152と、アーム部154と、ボス部156とを備えている。
円筒部152は、図1に示すように、攪拌槽102の内径よりも小さい外形φを有する略円筒形状の部位である。この実施形態では、円筒部152の外径φは、図1に示すように、攪拌槽102の下部容器102bの内径Dよりも少し小さい。アーム部154は、円筒部152の軸方向の中間部位から円筒部152の半径方向に延びている。ボス部156は、アーム部154の中心に設けられ、回転軸150が取り付けられる部位である。
この実施形態では、アーム部154は、図2に示すように、円筒部152の軸方向の中間部位160から半径方向内側に延びている。アーム部154は、図3に示すように、周方向に連続しており、上下に貫通した複数(図示例では8つ)の穴154aが周方向に所定の間隔で形成されている。ボス部156は、図2及び図3に示すように、アーム部154の中心(円筒部152の中心)に設けられている。ボス部156には、図1及び図2に示すように、回転軸150に装着される取付穴156aが形成されている。取付穴156aは、回転軸150の回転が確実に伝達される構造(例えば、周方向の当たり面、キー構造、スプラインなど)を有しているとよい。この実施形態では、取付穴156aには、当たり面156bを有しており、図示は省略するが、回転軸150にも当該当たり面156bに当る面が設けられている。
また、攪拌部材104の円筒部分には、複数の貫通穴162、164が形成されている。攪拌部材104の上部に形成された貫通穴162よりも攪拌部材104の下部に形成された貫通穴164の方が大きい。この実施形態では、攪拌部材104は、アーム部154が延びる円筒部152の軸方向の中間部位160を境に、上部よりも大きい貫通穴164が下部に形成されている。
貫通穴162、164は、攪拌槽102に供給された初期段階での被処理材料Lの粘度や粒径などを考慮して適当な大きさに設定するとよい。この実施形態では、攪拌部材104の下部に形成された貫通穴164は、供給初期の粘度の高い被処理材料Lでも通過し得る程度の大きさに設定されている。これに対して、上部に形成された貫通穴162は、供給初期の粘度の高い被処理材料Lは通過し難いが、ある程度攪拌されて粘度が低下した被処理材料Lは通過し得る程度の大きさに設定されている。
また、この実施形態では、攪拌槽102の上部に形成された複数の貫通穴162は、それぞれ同じ大きさの穴で形成されている。また、攪拌部材104の下部に形成された複数の貫通穴164は、それぞれ同じ大きさの穴で形成されている。具体的には、この実施形態では、攪拌部材104の上部に形成された複数の貫通穴162は、何れも直径が3mmの円形の穴である。攪拌部材104の下部に形成された複数の貫通穴164は、何れも直径が5mmの円形の穴である。このように、この実施形態では、攪拌部材104の下部に形成された貫通穴164に比べて、攪拌部材104の上部に形成された貫通穴162を一様に小さくしている。
この攪拌装置100によれば、攪拌部材104の下部に形成された貫通穴164は、直径が5mmの円形の穴である。この実施形態では、当該下部に形成された貫通穴164は、供給初期の粘度が高い被処理材料Lが通過し得る程度の大きさに設定されている。このため、供給初期の粘度が高い被処理材料Lは、攪拌槽102の下部で処理され得る。また、ある程度攪拌されて粘度が低下した被処理材料Lは、遠心力の作用を受けて攪拌部材104の上部に移動する。このように被処理材料Lは攪拌槽102の下部である程度攪拌されるので、攪拌部材104の上部には、供給初期よりも粘度が低下した被処理材料Lが供給される傾向がある。
攪拌部材104の上部に形成された貫通穴162は、直径が3mmの円形の穴である。当該上部の貫通穴162は、供給初期の粘度の高い被処理材料Lは通過し難いが、ある程度攪拌されて粘度が低下した被処理材料Lは通過し得る程度の大きさに設定されている。供給初期よりも粘度が低下した被処理材料Lは、攪拌部材104の上部に形成された貫通穴162を通過して、攪拌槽102と攪拌部材104との間に供給される。このように、攪拌部材104の下部では、供給初期の粘度の高い被処理材料Lが処理される。また、攪拌部材104の上部では、ある程度攪拌されて粘度が低下した被処理材料Lが処理される。
この場合、粘度が高い被処理材料Lを処理する攪拌部材104の下部近傍では、被処理材料Lの発熱が大きくなるものの、粘度が低下した被処理材料Lを処理する攪拌部材104の下部近傍では被処理材料Lの発熱が小さく抑えられる。このため、攪拌装置100全体としては、被処理材料Lの発熱を小さく抑えることができる。また、攪拌槽102の下部では、貫通穴164が大きく、攪拌槽102と攪拌部材104との間に被処理材料Lが供給され易くなっているので、高粘度の被処理材料Lが供給された場合でも、処理効率が低下するのを防止できる。このように、この攪拌装置100では、全体として発熱を抑えつつ処理効率が低下するのを防止できる。
本発明者は、かかる攪拌装置100について、貫通穴が異なる攪拌部材を複数用意して、それぞれ同じ被処理材料Lを一定の条件で攪拌処理し、処理後の被処理材料Lの粘度と、被処理材料Lの温度上昇を測定した。一例を挙げると、本発明者は、図4に示すように、上部に直径3mmの円形の貫通穴162が形成され、下部に直径5mmの円形の貫通穴164が形成された攪拌部材Y0を用意した。また、これと対比するべく、図5に示すように、貫通穴162、164を全て直径3mmの円形の貫通穴にした攪拌部材Y1、及び、図6に示すように、貫通穴162、164を全て直径5mmの円形の貫通穴にした攪拌部材Y2を用意した。また、各成分を秤量して成分を調整し、適当に混ぜた被処理材料Lを用意した。
次に、攪拌部材Y0、Y1、Y2をそれぞれ取り付けた3つの攪拌槽102に、被処理材料Lを所定量ずつ供給し、それぞれ周速40m/sで120秒間、攪拌部材Y0、Y1、Y2を回転させて攪拌処理をした。そして、当該処理直後に被処理材料Lの温度を計測した。その結果、図7に示すように、全ての貫通穴162、164を直径3mmの円形にした攪拌部材Y1では、被処理材料Lの温度上昇は65℃程度であった。全ての貫通穴162、164を直径5mmの円形にした攪拌部材Y2では、被処理材料Lの温度上昇は90℃程度であった。これに対して、上部に直径3mmの円形の貫通穴162が形成され、下部に直径5mmの円形の貫通穴164が形成された攪拌部材Y0では、被処理材料Lの温度は70℃程度であった。このように、攪拌部材Y0を用いた場合には、全ての貫通穴162、164を直径5mmの円形にした攪拌部材Y2に比べて、大きな温度上昇は生じなかった。このように、被処理材料Lの温度上昇を低く抑えることができる。
また、攪拌処理の効率について、本発明者は、上部に直径3mmの円形の貫通穴162が形成され、下部に直径5mmの円形の貫通穴164が形成された攪拌部材Y0と、全ての貫通穴162、164を直径3mmの円形にした攪拌部材Y1とを比較した。それぞれ40m/sで120秒間処理した。そして、被処理材料Lが25℃になるまで放置し、その後、被処理材料Lの粘度を測定した。粘度の測定には、E型粘度計(東機産業株式会社製、R550)を用いて測定した。ここでは、粘度計のコーンを1rpm、20rpm、100rpmで回転させて、それぞれ粘度を計測した場合について、試験結果を図8に示す。
この結果、図8に示すように、粘度計のコーンを1rpmで回転させて計測した場合、攪拌部材Y1を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n1を1とすると、攪拌部材Y0を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n4は概ね0.79程度であった。
粘度計のコーンを20rpmで回転させて計測した場合、攪拌部材Y1を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n2を1とすると、攪拌部材Y0を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n5は概ね0.90程度であった。
粘度計のコーンを100rpmで回転させて計測した場合、攪拌部材Y1を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n3を1とすると、攪拌部材Y0を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n6は概ね0.93程度であった。
粘度計のコーンを100rpmで回転させて計測した場合、攪拌部材Y1を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n3を1とすると、攪拌部材Y0を用いて攪拌処理された後の被処理材料Lの粘度n6は概ね0.93程度であった。
かかる比較試験では、正極活物質(例えば、リチウム含有酸化物)、導電材としてのカーボン、粘着剤(バインダー)を、所定の割合で、溶剤に混合した試料を被処理材料Lとして用いた。なお、被処理材料Lの成分、混合割合を変更すると、被処理材料Lの供給初期の段階での粘度、攪拌処理後の粘度も変わる。また、被処理材料Lの成分、混合割合に関わらず、攪拌処理によって被処理材料Lの温度は上昇する。被処理材料Lの成分、混合割合を変更するとデータは変わるが、上述した攪拌部材Y0、Y1、Y2を用いた場合でのデータを対比した傾向は概ね変わらない。
このように、本発明の一実施形態に係る攪拌装置100は、上部に形成された貫通穴162よりも下部に形成された貫通穴164の方が大きい攪拌部材Y0を用いられている。この攪拌装置100によれば、攪拌装置100全体として発熱を小さく抑えることができるとともに、処理効率を向上させることができる。例えば、リチウムイオン二次電池用の電極スラリーなど、粘度が高い被処理材料を攪拌する装置として好適である。
以上、本発明の一実施形態に係る攪拌装置100を説明したが、本発明に係る攪拌装置は上記実施形態に限定されない。
上述した実施形態では、攪拌部材104は、図2及び図4に示すように、アーム部154が延びる軸方向の中間部位160を境界として、当該中間部位160よりも下部に形成された貫通穴164が、上部に形成された貫通穴162よりも大きい。攪拌部材104に形成する貫通穴162、164の境界は、アーム部154が延びる軸方向の中間部位160に設定しなくてもよい。
また、上述した実施形態では、攪拌部材104の下部に形成された貫通穴164が、上部に形成された貫通穴162よりも一様に大きい。攪拌部材104に形成される貫通穴162、164の大きさは、かかる形態に限定されない。例えば、図9に示す攪拌部材104Aのように、攪拌部材104Aの上部から下部に向けて徐々に大きい貫通穴166a〜166dが形成されていてもよい。
例えば、図9に示す例では、攪拌部材104の上部から下部に向けて、上下に11列の貫通穴166a〜166dが形成されている。上から3列目までは最も小さい貫通穴166aが形成されている。上から4列目から6列目までは、3列目までに形成された貫通穴166aよりも少し大きい貫通穴166bが形成されている。さらに上から7列目から9列目までは、4列目から6列目までに形成された貫通穴166bよりも大きい貫通穴166cが形成されている。さらに10列目と11列目には、最も大きい貫通穴166dが形成されている。このように、図9に示す攪拌部材104Aでは、攪拌部材104Aの上部から下部に向けて徐々に大きい貫通穴166a〜166dが形成されている。
この実施形態では、攪拌部材104Aの下部に形成された貫通穴166dは、供給初期の粘度の高い被処理材料Lが攪拌槽102と攪拌部材104Aとの間に供給され得る程度の大きさに設定されている。また、貫通穴166d、貫通穴166c、貫通穴166b、貫通穴166aは、攪拌部材104の上部に向かうにつれて徐々に小さくなっている。このため、攪拌部材104の上部に向かうにつれて、供給初期の粘度の高い被処理材料Lは、攪拌槽102と攪拌部材104との間隙Sに供給され難くなっている。また、攪拌槽102と攪拌部材104との間には、攪拌部材104の上部に向かうにつれて徐々に粘度が低下した被処理材料Lが供給される。
かかる攪拌部材104Aを用いた場合、攪拌槽102内で、下部から上部に向かうにつれて、被処理材料Lの攪拌処理の程度をよりきめ細かく設定することができる。これにより、被処理材料Lをより確実に攪拌することができる。また、この場合でも、貫通穴166a〜166dの大きさを適切に設定することによって、攪拌槽102で生じる発熱を抑えつつ、攪拌装置100の処理効率を向上させることができる。
なお、図9に示す攪拌部材104Aでは、攪拌部材104Aの上部から下部に向けて11列の貫通穴166a〜166dを4段階の大きさに分けているが、かかる形態に限定されない。例えば、攪拌部材104Aの複数列の貫通穴を上部から下部に向けて列毎に徐々に大きくしてもよい。
また、他の形態として、上述した実施形態では、攪拌部材に形成された貫通穴は、円形であるが、貫通穴の形状は円形でなくてもよい。例えば、貫通穴は、正方形、平行四辺形、長方形、台形などの矩形、三角形、その他の多角形、楕円形など種々の幾何学形状、さらには異形形状でもよい。
例えば、図10に示す攪拌部材104Bでは、上部に形成された貫通穴168aは円形であり、下部に形成された貫通穴168bは、上部に形成された貫通穴168aの直径と、一辺の長さが同じ正方形である。この場合、上部に形成された貫通穴168aに比べて下部に形成された貫通穴168bを適度に大きくすることができる。
また、例えば、図1に示す実施形態では、攪拌部材104に形成した貫通穴162、164は、それぞれ図11に模式的に示すように、攪拌部材104の半径方向に沿って貫通している。この場合、被処理材料Lの粘度が高い場合には、貫通穴162、164で被処理材料Lが詰まり、処理効率が低下する場合も考えられる。本発明では、かかる攪拌部材104に形成される貫通穴は、半径方向に沿って貫通させた形態に限定されない。
例えば、図12に示すように、貫通穴162、164は、攪拌部材104の半径方向に対して斜めに傾けて貫通させてもよい。この場合、貫通穴162、164から攪拌槽102と攪拌部材104との間隙S内に向けて、遠心力の作用によって流出する被処理材料Lの方向や勢いを調整できる。例えば、図12に示すように、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の回転方向の前方に向けて傾けて貫通穴162、164を形成してもよい。
この場合、遠心力の作用によって、貫通穴162、164から攪拌槽102と攪拌部材104との間隙S内に向けて流出する被処理材料Lの勢いが強くなることが期待でき、処理効率を向上させることができる。また、貫通穴162、164を傾ける角度によっても被処理材料Lの勢いが変わるので、貫通穴162、164を傾ける角度を適当な角度にするとよい。なお、図12に示す例では、貫通穴162、164は、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の回転方向の前方に向けて45度の角度で傾けている。
また、攪拌部材104の半径方向に対して斜めに傾けて貫通穴162、164を形成する場合、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の回転方向の前方に向けて傾ける形態に限定されない。この場合、攪拌部材104の半径方向に対して貫通穴162、164を傾ける方向や角度によって、遠心力の作用によって貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの方向や勢いが調整される。遠心力の作用によって、貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの方向や勢いをどのように調整するかを考慮して、どのように攪拌部材104の半径方向に対して貫通穴162、164を傾ける方向を決めるとよい。
例えば、遠心力の作用によって、貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの勢いを抑えたい場合には、貫通穴162、164は攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の回転方向の後方に向けて傾けるとよい。また、遠心力の作用によって、貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの方向を下方に向けたい場合には、貫通穴162、164は攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の下方に向けて傾けるとよい。貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの方向を下方に向けることによって、例えば、被処理材料Lを攪拌槽102の上下に循環させることができ、被処理材料Lをより十分に攪拌することができる。
また、遠心力の作用によって、貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの方向を上方に向けたい場合には、貫通穴162、164は攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の上方に向けて傾けるとよい。貫通穴162、164から流出する被処理材料Lの方向を上方に向けることによって、例えば、被処理材料Lを攪拌槽102の上方に送りつつ攪拌でき、被処理材料Lの処理速度を上げることができる。
また、攪拌部材104の半径方向に対して斜めに傾けて貫通穴162、164を形成する場合、攪拌部材104の回転方向に対する傾きと、攪拌部材104の上下方向に対する傾きとを適宜に組み合わせてもよい。また、攪拌部材104の半径方向に対して斜めに傾けて貫通穴162、164を形成する場合、部分的に、貫通穴を傾ける方向を変えてもよい。
例えば、攪拌部材104の下部に形成された貫通穴164については、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の回転方向の前方に向けて傾ける。また、攪拌部材104の上部に形成された貫通穴162については、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて、攪拌部材104の上方に向けて傾ける。このように、貫通穴162、164の傾きを部分的に変えてもよい。
また、図13に示すように、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて貫通穴を広げてもよい。また、図示は省略するが、反対に、攪拌部材104の内側から外側に向かうにつれて貫通穴を狭めてもよい。このような貫通穴162、164の形状は、攪拌部材104の半径方向に対する傾きと適宜に組み合わせることができる。
以上、攪拌装置100、特に、攪拌部材104について種々の改変例を例示したが、攪拌装置100及び攪拌部材104の構造は、上述した何れの実施形態にも限定されない。また、攪拌装置100の各部材、部位の形状や構造についても種々変更してもよい。この攪拌装置は、例えば、リチウムイオン二次電池用の電極スラリーなど、粘度が高い被処理材料を攪拌する装置として好適である。本発明に係る攪拌装置は、リチウムイオン二次電池用の電極スラリーを攪拌する用途に限らず、粘度が高い被処理材料を攪拌する種々の用途にて用いることができる。
100 攪拌装置
102 攪拌槽
102a 上部容器
102b 下部容器
102c 堰板
104、104A、104B 攪拌部材
106 外槽
112、114 フランジ
116 冷却水室
118 蓋
120 排出口
122 フランジ
124a、124b 供給口
126a、126b 供給弁
128a、128b 供給管
132 穴
134 窪み
142 冷却水室
144 冷却水供給管
150 回転軸
152 円筒部
154 アーム部
154a 穴
156 ボス部
156a 取付穴
160 中間部位
162 貫通穴
164 貫通穴
166a〜166d 貫通穴
168a、168b 貫通穴
200 駆動装置
L 被処理材料
S 攪拌槽と攪拌部材の間隙
D 攪拌槽の内径
φ 攪拌部材の外径
102 攪拌槽
102a 上部容器
102b 下部容器
102c 堰板
104、104A、104B 攪拌部材
106 外槽
112、114 フランジ
116 冷却水室
118 蓋
120 排出口
122 フランジ
124a、124b 供給口
126a、126b 供給弁
128a、128b 供給管
132 穴
134 窪み
142 冷却水室
144 冷却水供給管
150 回転軸
152 円筒部
154 アーム部
154a 穴
156 ボス部
156a 取付穴
160 中間部位
162 貫通穴
164 貫通穴
166a〜166d 貫通穴
168a、168b 貫通穴
200 駆動装置
L 被処理材料
S 攪拌槽と攪拌部材の間隙
D 攪拌槽の内径
φ 攪拌部材の外径
Claims (8)
- 円筒形状の攪拌槽;
前記攪拌槽の中心軸に沿って設けられた回転軸;
前記攪拌槽の内径よりも小さい外径を有し、前記攪拌槽の内周面に対して同心円で回転するように前記回転軸に取り付けられた略円筒形状の攪拌部材;及び、
前記攪拌部材の径方向に貫通形成された複数の貫通穴;
を有し、
前記複数の貫通穴のうち攪拌部材の下部に形成された貫通穴は、攪拌部材の上部に形成された貫通穴よりも大きい、攪拌装置。 - 前記攪拌部材は、
前記攪拌槽の内径よりも小さい外径を有する円筒部;
前記円筒部の軸方向の中間部位から半径方向に延びたアーム部;及び、
前記アーム部の中心に設けられた前記回転軸に取り付けられるボス部;
を備えており、
前記アーム部が延びる軸方向の中間部位よりも下部に形成された貫通穴が、当該中間部位よりも上部に形成された貫通穴よりも大きい、請求項1に記載された攪拌装置。 - 前記攪拌部材の下部に形成された貫通穴が、上部に形成された貫通穴よりも一様に大きい、請求項1又は2に記載された攪拌装置。
- 前記攪拌部材は、上部から下部に向けて徐々に大きい貫通穴が形成されている、請求項1に記載された攪拌装置。
- 前記攪拌部材の上部に形成された貫通穴は円形であり、前記攪拌部材の下部に形成された貫通穴は、上部に形成された貫通穴の直径と一辺の長さが同じ正方形である、請求項1に記載された攪拌装置。
- 前記貫通穴は、前記攪拌部材の半径方向に沿って貫通している、請求項1から5までの何れか一項に記載された攪拌装置。
- 前記貫通穴は、前記攪拌部材の半径方向に対して斜めに傾けて貫通している、請求項1から5までの何れか一項に記載された攪拌装置。
- 前記貫通穴は、前記攪拌部材の内側から外側に向かうにつれて、前記攪拌部材の回転方向の前方に向けて傾けて貫通している、請求項1から5までの何れか一項に記載された攪拌装置。
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