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JP5282663B2 - ステープルカートリッジ及びリフィール - Google Patents

ステープルカートリッジ及びリフィール Download PDF

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JP5282663B2
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Description

本発明は、ステープルカートリッジに関し、より詳細には、複数の直状ステープルが連結されたステープルシートを巻束収納することが可能なリフィールと、ステープルシートをフォーミングプレートおよびドライバプレートの稼働位置に案内するためのカートリッジ本体とを備えたステープルカートリッジに関する。
従来より、複数の直状ステープルが連結されたステープルシートを収納するリフィールと、リフィールを装着することが可能なカートリッジ本体とからなるステープルカートリッジが知られている。ステープルカートリッジは、電動ステープラに装着することが可能となっており、ステープルカートリッジが電動ステープラに装着された状態で電動ステープラの駆動が行われると、リフィール内のステープルシートがカートリッジ本体に形成される供給通路を通ってフォーミング位置へと案内される。供給通路のフォーミング位置に案内されたステープルは、フォーミングプレートによってコ字形に成形された後に、綴り紙束方向に脚部を向けた状態でドライバプレートによって紙束へ打ち出される。そして、ステープルの脚部で紙束を貫通した後に、テーブル内に設けられるクリンチャ機構によって、あるいは、テーブルに形成される凹所台(クリンチャ)の溝部に案内されて、脚部が内側へと折り曲げられ、ステープルによる紙束の綴り作業が完了される。
リフィールに収納されたステープルが無くなった場合には、カートリッジ本体より空になったリフィールを取り外し、新たなリフィールを装着し直すことによって、簡単にステープルの補充・交換を行うことが可能となっている。
しかしながら、リフィール内にまだステープルシートが収納されている状態において、リフィールがカートリッジ本体より取り外されると、カートリッジ本体の供給通路内に存在するステープルシートが分断されて残された状態となり、残されたステープルシートによって供給通路内で目詰まりを起こしてしまうおそれがあった。このため、今日では、リフィール内にステープルシートが残っている状態において、リフィールがカートリッジ本体から容易に取り外されてしまうことを防止する構造が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許文献1に示されるステープルカートリッジでは、積層されたステープルシートがリフィールの収納部に存在する場合に、リフィールとカートリッジ本体とを係合する係合部がロックリンクによりロックされ、ステープルシートが収納部より無くなった場合に、ロックリンクが解除されて係合部のロックが解放され、カートリッジ本体よりリフィールを取り外すことが可能となっている。
また、特許文献2に示されるステープルカートリッジでは、カートリッジ本体下面に対して揺動可能なロック部材を備えた一種のリンク機構部(アクチュエータ)が設けられている。巻収されたステープルシートがリフィールより供給通路内に案内された状態では、ロック部材の一端に設けられた当接部がステープルシートに当接することにより、ロック部材の他端に設けられる係止突起が可動板に係止されて、リフィールとカートリッジ本体とを係合する係合部材(係合板)をロックし、供給通路にステープルシートが存在しない状態では、当接部が供給通路内に進入することによりロック部材が揺動されて係合部材のロックが解放される。このように係合部材のロックが解放された場合には、カートリッジ本体よりリフィールを取り外すことが可能になっている。
特開平8−71951号公報 特開2005−74565号公報 (段落番号0043から段落番号0045まで、第4図、第5図)
しかしながら、上述した特許文献1に記載の方法は、積層されたステープルシートを収納するリフィールにおいて実現することが可能な構成であり、ステープルシートを巻収するリフィールでは、採用することが容易ではないという問題があった。
一方で、特許文献2に記載の方法は、巻収されたステープルシートを収納するリフィールにおいて適用することが可能であるが、カートリッジ本体の下面にリンク機構部(アクチュエータ)を設置する必要が生ずるため、構成が複雑になると共に、ステープルカートリッジのコスト上昇を招くおそれがあるという問題があった。
また、リンク機構部を用いることなく供給通路内に存在するステープルシートを直接押圧し、この押圧に対する反力を用いてリフィールをカートリッジ本体に係合させる方法も考えられるが、直接ステープルを押圧する構成では、押圧力によりステープルが変形してしまうおそれがあり、円滑な綴り処理を阻害してしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みて成されたものであり、供給通路内にステープルシートが存在する場合において、リフィールがカートリッジ本体より簡単に取り外せない機構を実現するとともに、リフィールをカートリッジ本体に装着している状態においてステープルを変形などさせることがなく、さらに、簡単な構成でカートリッジ本体に対するリフィールの着脱を行うことが可能なステープルカートリッジを提供することを課題とする。
本発明に係るステープルカートリッジは、複数の直状ステープルを連結させたステープルシートを巻収するとともに、該ステープルシートを搬出するための案内通路を備えたリフィールと、前記案内通路を介して前記リフィールより搬出されたステープルシートをドライバの打出位置へと案内する供給通路を備えたカートリッジ本体とを有し、前記カートリッジ本体に前記リフィールを装着させることにより、前記案内通路と前記供給通路とを連通させることが可能なステープルカートリッジであって、前記リフィールは、前記案内通路と前記供給通路との連通方向とは異なる方向から前記カートリッジ本体に対して着脱されることを特徴とする。
このように、本発明に係るステープルカートリッジでは、カートリッジ本体に対するリフィールの着脱方向が、案内通路と供給通路との連通方向とは異なる方向に設定されているので、リフィールをカートリッジ本体に装着した状態で案内通路および供給通路にステープルシートを案内した場合には、カートリッジ本体からリフィールを取り外そうとしても、案内通路および供給通路に留まるステープルシートによってリフィールの取り外しが制限されることになる。このため、案内通路および供給通路にステープルシートが存在する状態においてカートリッジ本体からリフィールが簡単に取り外されてしまうことを防止することができる。
また、案内通路および供給通路にステープルシートが存在する状態において、カートリッジ本体からリフィールが取り外されてしまうことを防止することができるので、供給通路内にステープルが残ってしまうことを防ぐことができ、残されたステープルによって供給通路内で目詰まりを起こしてしまうことを抑制することが可能になる。
また、上述したステープルカートリッジは、前記リフィールが、前記ステープルシートを巻収するとともに下方へ房出した形状を呈するリフィール収納部と、該リフィール収納部より側方へと延設されて先端部に前記案内通路が形成されるリフィール導通部とを有し、前記カートリッジ本体が、前記リフィール収納部の房出形状に対応する凹所を有し、前記カートリッジ本体の上面側に形成される上方開口部を介して前記リフィール収納部を当該凹所に収納することにより当該凹所における前記リフィールの揺動を許容するカートリッジ収納部と、前記上方開口部を介して前記リフィール導通部を収納することにより、前記案内通路と前記供給通路とを側方に連通された状態に維持するとともに、前記カートリッジ収納部における前記リフィール収納部の揺動を抑制するカートリッジ導通部とを有し前記カートリッジ収納部あるいは前記リフィール収納部の少なくとも一方には、前記カートリッジ収納部における前記リフィール収納部の揺動が抑制された状況において前記リフィールが前記カートリッジ本体より離脱してしまうことを防止し、前記カートリッジ収納部における前記リフィール収納部の揺動が許容された状態において前記リフィールを前記カートリッジ本体より着脱可能とする着脱部材が設けられたものであってもよい。
上述したように、カートリッジ導通部に対してリフィール導通部が収納されると、リフィール導通部の案内通路とカートリッジ導通部の供給通路との連通状態が維持されるので、案内通路および供給通路に留まるステープルシートによってリフィール導通部がカートリッジ導通部から取り外されてしまうことを防止することができる。しかしながら、カートリッジ導通部に対するリフィール導通部の取り外しが防止されても、カートリッジ収納部に対してリフィール収納部の着脱が容易に行われるようであれば、リフィールをカートリッジ本体から取り外すことが容易となってしまい、案内通路および供給通路に存在するステープルシートが供給通路内に残されて目詰まりを起こすおそれがあった。
このため、案内通路が形成されるリフィール導通部や供給通路が形成されるカートリッジ導通部とは異なる場所である、カートリッジ収納部あるいはリフィール収納部の少なくとも一方に、案内通路と供給通路とが連通された状態(カートリッジ収納部におけるリフィール収納部の揺動が抑制された状況)においてリフィールがカートリッジ本体より離脱してしまうことを防止する着脱部材を設けることにより、案内通路および供給通路に留まるステープルシートだけではカートリッジ本体に対するリフィールの取り外しを防止できない部位において、リフィールが脱落してしまうことをより効果的に防止することが可能となる。
さらに、本発明に係るカートリッジ収納部は、ステープルシートを巻収する構成であるため、巻かれたステープルシートにより下方へ房出したカートリッジ収納部の外形状に対応する凹所をカートリッジ収納部に形成することによりリフィールをカートリッジ本体に対して揺動可能な構造とすることができる。このように、リフィールをカートリッジ本体に対して揺動可能な構造とし、カートリッジ収納部あるいはリフィール収納部の少なくとも一方に着脱部材を設けることにより、案内通路と供給通路とが連通された状態においては着脱部材による取り外し制限が行われ、リフィールの揺動により案内通路と供給通路との連通が解除された状態においては着脱部材による取り外しの制限解除が行われる構造を、揺動角度において係合状態が変わる係合部材などを用いることによって容易に実現することができる。
さらに、揺動により着脱部材による取り外し制限および解除が行われるため、カートリッジ本体に対するリフィールの揺動を積極的に行うことにより、あるいは、カートリッジ導通部からリフィール導通部を取り外す作業に連動させて付随的にリフィールを揺動させることにより、リフィールをカートリッジ本体から取り外すことができ、カートリッジ本体に対するリフィールの取り外しを容易に行うことが可能となる。
本発明に係るステープルカートリッジでは、カートリッジ本体に対するリフィールの着脱方向が、案内通路と供給通路との連通方向とは異なる方向に設定されているので、リフィールをカートリッジ本体に装着した状態で案内通路および供給通路にステープルシートを案内した場合には、カートリッジ本体からリフィールを取り外そうとしても、案内通路および供給通路に留まるステープルシートによってリフィールの取り外しが制限されることになる。このため、案内通路および供給通路にステープルシートが存在する状態においてカートリッジ本体からリフィールが簡単に取り外されてしまうことを防止することができる。
また、本発明に係るステープルカートリッジでは、案内通路および供給通路にステープルシートが存在する状態において、カートリッジ本体からリフィールが取り外されてしまうことを防止することができるので、供給通路内にステープルが残ってしまうことを防止することができ、残されたステープルによって供給通路内で目詰まりを起こしてしまうことを抑制することが可能である。
さらに、ステープルシートがロール状に巻収された通常のステープルカートリッジにおいて、カートリッジ本体からリフィールが強引に取り外された場合には、カートリッジ先端のコ字状に成形されたステープルが供給通路に引っかかった状態となってリフィール内から新しいステープル部分が引き出されてしまう場合が生じ得るが、本発明に係るステープルカートリッジでは、案内通路および供給通路にステープルシートが存在する状態において、カートリッジ本体からリフィールが取り外されてしまうことを防止することができるので、リフィール内から新しいステープル部分が引き出されてしまうことを防ぐことが可能となる。
本実施の形態に係る電動ステープラとステープルカートリッジとを示した斜視図であり、(a)は電動ステープラにステープルカートリッジが装着される前の状態を示し、(b)は電動ステープラにステープルカートリッジが装着された状態を示している。 本実施の形態に係るリフィールとカートリッジ本体とを別々に示した第1の斜視図である。 本実施の形態に係るリフィールとカートリッジ本体とを別々に示した第2の斜視図である。 本実施の形態に係るリフィールをカートリッジ本体に装着した状態を示した図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は(a)のA−A断面を矢印方向から示した断面図を示し、(c)は(b)に示したB箇所の拡大断面図を示し、(d)は(b)に示したC箇所の拡大断面図を示している。 本実施の形態に係るステープルカートリッジを示した展開斜視図である。 本実施の形態に係るリフィールがカートリッジ本体に対して揺動された状態を示して図であって、(a)は側面図を示し、(b)は側方断面図を示している。 本実施の形態に係るリフィールがカートリッジ本体に装着された状態を示し、(a)は側面図を示し、(b)は側方断面図を示し、(c)は(b)に示したD箇所の拡大断面図を示し、(d)は(b)に示したE箇所の拡大断面図を示している。 本実施の形態に係るリフィールとカートリッジ本体との別構造を一例として示した図であって、(a)はリフィールとカートリッジ本体とを別々に示した斜視図であり、(b)は、リフィールがカートリッジ本体に装着された状態を示した斜視図である。
以下、本発明に係るステープルカートリッジについて、図面を用いて詳細に説明する。
図1(a)(b)は、ステープルカートリッジと、ステープルカートリッジの装着が行われる電動ステープラとを示した斜視図である。
本実施の形態に係る電動ステープラ2は、コピー装置や多機能プリンタ(MFP: Multifunction Printer)などに内蔵されるものであり、コピーされた用紙や印刷された用紙の束(紙束)を自動的に綴り合わせるものである。
電動ステープラ2は、マガジン3と、ドライバユニット4と、テーブル5と、モータ(図示省略)とを有している。
マガジン3は、電動ステープラ2の中央部に設けられており、ステープルカートリッジ1を保持する役割を有している。電動ステープラ2の背面には、後方より挿入されたステープルカートリッジ1をマガジン3へと案内するための開口部3aが形成されており、この開口部3aにステープルカートリッジ1の前面側(後述するカートリッジ導通部側)を挿入させることにより、ステープルカートリッジ1がマガジン3に装着される。
ドライバユニット4は、マガジン3の上方に配設されており、図示しないギヤを介してマガジン3と一定距離を持って保持されている。ドライバユニット4には、ステープルシートの前端に位置する直状のステープルを断面コ字状に折り曲げ成形するフォーミングプレート(図示省略)と、フォーミングプレートにより折り曲げ成形されたステープルをテーブル5方向へ打ち出すドライバ(図示省略)とが設けられている。
テーブル5は、前側下部に設けられており、テーブル5の上面であってドライバに対向する位置には、ドライバユニット4によりテーブル5方向へと打ち出されたステープルの脚部を内側へと折り曲げ変形させるための凹所台(クリンチャ)5aが形成されている。この凹所台5aは、ドライバによりステープルが押し出された場合において、真下方向へと加えられるドライバの押出力を利用して脚部を内側方向へと変形させる溝部を有している。
モータは、電動ステープラ2の内部に設置されており、コピー装置や多機能プリンタの制御部の制御に応じて駆動される。モータの出力軸には、図示を省略したリンク機構が設けられており、このモータの駆動に応じて稼働されるリンク機構により、ドライバユニット4およびマガジン3が上下方向へと往復動する構造となっている。
複数の紙の束(紙束)がテーブル5に載置された状態においてモータの駆動が開始されると、モータの駆動に応じてマガジン3がテーブル5方向へと下降して、マガジン3とテーブル5とで紙束を挟持する。その後、ドライバユニット4が駆動されてフォーミングプレートが下降することにより、フォーミング位置に位置するステープルがコ字状に折り曲げ成形されると共に、ドライバの下降によりステープルが紙束へと押出されて、折り曲げ成形されたステープルの脚部が紙束に貫通する。
その後、さらにステープルをドライバで押出することにより、ステープルのクラウンを紙束に圧接させつつ脚部の端部を紙束より突出させ、突出された脚部先端を凹所台5aで内側へと変形させる。ドライバの押出による紙束への脚部の貫通および脚部の変形が完了し、ステープルによる紙束の綴りが完了すると、ドライバユニット4が上昇されるとともに、マガジン3がテーブル5から離反する方向へと移動(つまり上昇)し、紙束の綴り処理が終了する。
次に、ステープルカートリッジ1の構造について説明する。ステープルカートリッジ1は、図2〜図7に示すように、リフィール10とカートリッジ本体30とにより構成されている。
リフィール10は、複数の直状ステープルが連結されたステープルシート16(図7(b)参照)を巻き束ねた状態で収納することが可能となっている。リフィール10は、上方および下方へと房出した断面略円形を呈するリフィール収納部11と、リフィール収納部11より側方へと延伸されるリフィール導通部12とにより概略構成されている。リフィール導通部12の下内面は、図4(b)および図6(b)に示すように、リフィール導通部12の先端位置からリフィール収納部11の下内面13へと伸びたなめらかな曲面からなるガイド下面14により形成され、リフィール導通部12の上面は、ガイド下面14に対して、ステープルシート16をリフィール収納部11からリフィール導通部12の先端へと案内するための通路(以下、案内通路18という)を確保した状態で、ガイド下面14の曲面状態に対応するようにしてリフィール導通部12の先端部からリフィール収納部11へと延設されたなめらかな曲面からなるガイド上面15により形成されている。
さらに、リフィール導通部12の先端部には、ステープルシート16を通すことが可能な開口部26が形成されており、ガイド上面15とガイド下面14とにより形成される案内通路18にステープルシート16を案内させて、ステープルシート16の端部を開口部26より搬出することによって、リフィール収納部11に収納されるステープルシート16を連続的かつ円滑にカートリッジ本体30へ送り出すことが可能となっている。
また、リフィール10の後端部(リフィール収納部11の外面後端部)には、カートリッジ本体30との係合を行うための後部リフィール係合部(着脱部材)21bが設けられ、また、リフィール10の前側両側面部(リフィール導通部12の外側面部)には、カートリッジ本体30との係合を行うための前部リフィール係合部21aが設けられている。この後部リフィール係合部21bおよび前部リフィール係合部21aについては、後述する。
カートリッジ本体30は、図5に示すように、リフィール10を収納する本体部31と、本体部31の先端部に設置されるステープルガイド32と、ステープルガイド押さえ33と、プッシャ34と、プッシャバネ35と、フェースプレート36とを有している。
本体部31は、リフィール10の着脱を行うために上面が開放された収納形状を有しており、全体が合成樹脂によって成型されている。具体的に、本体部31は、開放された上方開口部31aを介して、リフィール10のリフィール収納部11を収納するカートリッジ収納部38と、リフィール導通部12を収納するカートリッジ導通部39とにより概略構成されている。カートリッジ収納部38には、リフィール収納部11の下部外側の房出形状に対応した曲面により構成される凹所が形成されており、この凹所からカートリッジ導通部39にかけて形成される内面は、リフィール10の下部形状に対応する緩やかな曲面により構成されている。また、この連続した曲面によって、カートリッジ収納部38とカートリッジ導通部39とが連通した状態となっている。
カートリッジ導通部39の前部であって、カートリッジ本体30にリフィール10が装着された状態におけるリフィール導通部12の前側位置には、プッシャ34およびプッシャバネ35と、ステープルガイド32と、ステープルガイド押さえ33とが、上下方向に積層設置されている。
積層設置されるステープルガイド32とステープルガイド押さえ33との間には、ステープルシート16を案内するための供給通路42が形成されており、カートリッジ本体30にリフィール10が収納された状態において、リフィール導通部12の先端面に形成される開口部26を介して案内通路18と供給通路42とが連通する構造となっている。
ステープルガイド32の先端部は、中央部32aが突出形成され、その側部が切り欠かれた形状となっている。このステープルガイド32の先端部の上方には、フォーミングプレートが配設されており、フォーミングプレートが下降駆動されると、切り欠かれた部分に位置するステープルがフォーミングプレートにより下方向へと折り曲げられて脚部を形成し、中央部32aに位置するステープルは水平形状を保ってクラウンを形成して断面コ字状を呈する形状に変形されることになる。
ステープルガイド32の下側に配設されるプッシャ34は、前後方向に移動可能に設けられており、プッシャ34の後方に位置するプッシャバネ35により常に前方へと付勢された状態を維持している。
上述したようにフォーミングプレートにより脚部が形成された断面コ字状のステープルは、折り曲げられた脚部がプッシャ34の前面側に位置する状態となり、プッシャ34の前面に位置するステープルは、プッシャバネ35の付勢力に基づいてプッシャ34により前方へ押し出されることになる。
プッシャ34の前面には、カートリッジ本体30の本体部31前面を覆うフェースプレート36が設けられている。フェースプレート36は、カートリッジ導通部39の前部に対してわずかな間隙を確保した状態で本体部31に取り付けられている。この本体部31とフェースプレート36とにより形成される間隙は、ドライバを案内するための打出通路44として利用される。ドライバによる打出駆動(下降移動)が行われる場合には、ドライバが供給通路42を貫いて打出通路44へと進入する構造となっている。
フォーミングプレートにより断面コ字状に折り曲げ成形されたステープルは、プッシャ34による前面への押し出しにより、供給通路42の前端であって、ドライバの打出通路44を臨む位置へ移動されることになる。この打出通路44位置に押し出されたステープルは、ドライバの打出駆動によりテーブル5側へと押し出される(打ち出される)ことになり、この押し出しにより下側へと折り曲げられた脚部が紙束に貫通されて綴り処理が行われることになる。
カートリッジ本体30には、図2〜図7に示すように、リフィール10の後部リフィール係合部21bに係合する後部カートリッジ係合部(着脱部材)46bと、リフィール10の前部リフィール係合部21aに係合する前部カートリッジ係合部46aとが設けられている。次に、この前部リフィール係合部21a、後部リフィール係合部21b、前部カートリッジ係合部46aおよび後部カートリッジ係合部46bについて説明を行う。
前部リフィール係合部21aは、リフィール導通部12の外側面に対して側方に突出するようにして設けられた半球状突起である。一方で、前部カートリッジ係合部46aは、カートリッジ導通部39の内側面に設けられた凹所であり、リフィール10がカートリッジ本体30に収納された場合において、前部リフィール係合部21aが前部カートリッジ係合部46aに嵌め込まれる構造に成っている。
なお、カートリッジ本体30の本体部31は、合成樹脂で成型されているため、リフィール10がカートリッジ本体30に収納される際には、前部リフィール係合部21aの半球状突起によってカートリッジ導通部39の側面がわずかに撓むことにより前部リフィール係合部21aを前部カートリッジ係合部46aに案内することが可能となっている。
また、前部リフィール係合部21aは、半球形状を呈しているため、前部カートリッジ係合部46aに嵌め込まれる過程においても、また前部カートリッジ係合部46aから取り外される過程においても、半球形状状を呈する突起部が、カートリッジ導通部39の側面などにひっかかることなく、円滑に前部リフィール係合部21aの嵌め込みおよび取り外しを行うことが可能となっている。
一方で、後部リフィール係合部21bは、リフィール10の後端部において後方へ向けて凸設された突起部であって、突起部の上面は、リフィール10がカートリッジ本体30に収納された状態において供給通路の延設方向と略平行になるように(つまり、水平状態を維持するように)形成された係止平面23aにより形成され、突起部の側面は、傾斜面をなすテーパー面23bによって形成されている。
また、後部カートリッジ係合部46bは、後部リフィール係合部21bの突起部に係合可能な突起部により形成されており、突起部の下面は、リフィール10がカートリッジ本体30に収納された状態において後部リフィール係合部21bの係止平面23aに当接してリフィール10の上方への移動を規制する係止平面48aにより形成され、突起部の側面は、リフィール10をカートリッジ本体30に収納する場合において、後部リフィール係合部21bにおけるテーパー面23bに摺接することにより、後部リフィール係合部21bの突起部を後部カートリッジ係合部46bよりも下方向へと案内するテーパー面48bによって形成されている。
このように、後部リフィール係合部21bおよび後部カートリッジ係合部46bが、リフィール10をカートリッジ本体30に収納する際に後部リフィール係合部21bを後部カートリッジ係合部46bの下側へと案内するテーパー面23b、48bと、リフィール10がカートリッジ本体30に収納された状態において互いに当接して係合することにより、リフィール10がカートリッジ本体30の上方に外れてしまうことを防止する係止平面23a、48aとを備えているため、リフィール10をカートリッジ本体30に装着する場合には、簡易にリフィール10をカートリッジ本体30に嵌め込むことができ、また、装着されたリフィール10が意図せずカートリッジ本体30から外れてしまうことを防止することができる。
なお、リフィール10をカートリッジ本体30に装着させる場合には、カートリッジ本体30の本体部31が合成樹脂により成型されているので、後部カートリッジ係合部46bのテーパー面48bと後部リフィール係合部21bのテーパー面23bとが摺接して、後部カートリッジ係合部46bがわずかに撓むことになる。この撓みによって、後部リフィール係合部21bが後部カートリッジ係合部46bのテーパー面48bを越えて後部カートリッジ係合部46bの下方向へと案内されることになる。
このようにして形成されるリフィール10をカートリッジ本体30に装着する場合には、リフィール10をカートリッジ本体の開放される方向(リフィール10を収納するための上方開口部32aを臨む方向)、つまり上下方向(着脱方向)に移動させてカートリッジ本体30に嵌め込むことにより、後部リフィール係合部21bが後部カートリッジ係合部46bに係合されると共に、前部リフィール係合部21aが前部カートリッジ係合部46aに係合され、カートリッジ本体30に嵌め込まれたリフィール10が固定されて装着が完了することになる。
なお、リフィール10をカートリッジ本体30に装着する場合において、後部リフィール係合部21bと後部カートリッジ係合部46bとの係合と、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合とが同時に行われる必要はない。リフィール収納部11が収納されるカートリッジ収納部38には、リフィール収納部11の下部外側の房出形状に対応した曲面により構成される凹所が形成されており、さらに、この凹所からカートリッジ導通部39にかけて形成される内面は、リフィール10の下部形状に対応する緩やかな曲面により構成されている。
このため、リフィール10をカートリッジ本体30に装着する場合において、始めにリフィール10のリフィール収納部11をカートリッジ本体30のカートリッジ収納部38に収納させると、カートリッジ収納部38における凹所の曲面に応じて、リフィール収納部11を揺動させることが可能となる。従って、まず、図6(a)(b)に示すように、後部リフィール係合部21bを後部カートリッジ係合部46bの下側へと案内させることにより、リフィール収納部11の揺動状態に応じて、後部リフィール係合部21bの係止平面23aと後部カートリッジ係合部46bの係止平面48aとを当接させることが可能な状態とし、その後、図7(a)〜(d)に示すように、リフィール導通部12をカートリッジ本体30のカートリッジ導通部39方向へと揺動移動させることにより、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとを係合させることも可能である。
一方で、まず、リフィール導通部12の先端を、カートリッジ導通部39に設けられるステープルガイド32およびステープルガイド押さえ33に当接させてリフィール10の先端位置を決めた状態で、リフィール10のリフィール収納部11をカートリッジ本体30のカートリッジ収納部38方向に下ろして収納させることも可能である。このようにして、まずリフィール10の先端部の位置決めを行った後にリフィール収納部11をカートリッジ収納部38に収納させることにより、リフィール10の装着時におけるリフィール10のぐらつきを防止することが可能となり、さらに、リフィール収納部11をカートリッジ収納部38へと降下移動させることにより、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合と行った後に、後部リフィール係合部21bが後部カートリッジ係合部46bのテーパー面48bを越えて後部カートリッジ係合部46bの下方向へと案内されて、後部リフィール係合部21bと後部カートリッジ係合部46bとの係合を行うことができる。
このようにカートリッジ本体30にリフィール10が装着されたステープルカートリッジ1を電動ステープラ2に装着して、電動ステープラ2による綴り作業を行うことによって、リフィール10のリフィール収納部11に収納されるステープルシートがリフィール導通部12の開口部26を介してステープルガイド32とステープル押さえ33との間に形成される供給通路42へと搬送されることになる。
次に、リフィール10をカートリッジ本体30から取り外す場合について説明する。リフィール収納部11の開口部26を介して案内通路18から供給通路42までの間にステープルシート16が存在しない状態、例えば、リフィール10に収納されるステープルシート16が全て使用されて空になった状態において、リフィール10をカートリッジ本体30から取り外す場合には、リフィール収納部11の上側面11aをつまむようにして軽く上方向へと引っ張ることにより、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合を外すことが可能となる。
前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合は、上述したように、側方に突出したリフィール導通部12の半球状突起が、カートリッジ導通部39の内側面に設けられた凹所に嵌め込まれることによりなされるものである。このため、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合では、後部リフィール係合部21bと後部カートリッジ係合部46bとの係合のような互いの係止平面23a、48aが当接する構造に比べて、簡単に係合を外すことが可能である。
従って、リフィール収納部11の上側面11aをつまむようにして軽く上方向へと引っ張ると、後部リフィール係合部21bと後部カートリッジ係合部46bとの係合は、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合に比べて外れにくいため、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合が始めに外れる。このようにしてリフィール10の前側の係合が外れると、リフィール導通部12を上昇させるようにしてリフィール10(リフィール収納部11)をカートリッジ本体30に対して揺動させることが可能となる。このようにリフィール収納部11を揺動させると、この揺動に伴って後部カートリッジ係合部46bに対して後部リフィール係合部21bが下方向へと移動されて互いの係止平面23a、48aによる当接が解除されるので、リフィール10を円滑にカートリッジ本体30から取り外すことが可能となる。
一方で、開口部26を介してリフィール収納部11の案内通路18から供給通路42へとステープルシート16が存在する状態(充填されたままの状態)において、リフィール収納部11の上側面11aをつまむようにして上方向へと引っ張っても、案内通路18および供給通路42に存在するステープルシート16により、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合が外れにくくなるため、リフィール10をカートリッジ本体30から取り外すことが困難となる。
ステープルシート16は、直状のステープルを一列に整列させ、隣接する直状のステープルの側面を連結させることにより構成されている。この隣接する直状のステープルの分離は、電動ステープラにおけるドライバの打ち出しにより行われるが、その他の方法により、例えば、人間が腕力などによりステープルシート16を分離(切断)させる場合には、ステープルシート16を捻るなどして直状ステープルの連結部分に局所的な力を加える必要がある。しかしながら、捻れなどによる局所的な力を加えることなく、例えば、ステープルシート16の面全体に対して上下方向への相反する押力を加えたり、ステープルシート16の断面方向であってそれぞれ相反する方向に対して押力を加えたりしても、捻りにより局所的な力を加える場合に比べると、簡単には分離をさせることができない。
特に、開口部26を介して、リフィール収納部11の案内通路18から供給通路42までステープルシート16が存在する状態では、リフィール導通部12のガイド上面15とガイド下面14とにより案内通路18に存在するステープルシート16がガイドされ、さらに、カートリッジ本体30のステープルガイド32とステープルガイド押さえ33とにより供給通路42に存在するステープルシート16がガイドされているため、リフィール導通部12の開口部26においてステープルシート16を分離してリフィール10の先端部のみを上方へと移動させることは困難となる。
従って、本実施の形態に係るステープルカートリッジ1のように、カートリッジ本体30に対するリフィール10の着脱方向(本実施の形態では上下方向)と異なる方向にカートリッジ本体30の供給通路42およびリフィール10の案内通路18を連通させてステープルシート16を搬送させる構造にすることにより、供給通路42および案内通路18にステープルシート16が存在する場合には、ステープルシート16によってリフィール10の着脱が制限されることになるため、ステープルシート16が供給通路42などに残された状態においてリフィール10がカートリッジ本体30から取り外されてしまうことを防止することが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るステープルカートリッジ1のように、供給通路42および案内通路18が形成されるリフィール10およびカートリッジ本体30の部位とは異なる箇所、より具体的には、案内通路18が形成されるリフィール10の先端部分とは反対側である後端部に、リフィール10の取り外しを制限するための係止部材(着脱部材:後部リフィール係合部21bおよび後部カートリッジ係合部46b)を形成することにより、供給通路42および案内通路18に存在するステープルシート16だけでカートリッジ本体30に対するリフィール10の取り外しを防止することができない端部(後端部)を、確実に係止することが可能となり、容易にリフィール10がカートリッジ本体30から外れてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るリフィール10では、案内通路18が形成されるリフィール導通部12の先端位置近傍に前部リフィール係合部21aおよび前部カートリッジ係合部46aからなる係合部材が形成されている。このため、供給通路42および案内通路18にステープルシート16が存在しない状態であっても、前部リフィール係合部21aと前部カートリッジ係合部46aとの係合により、リフィール導通部12の先端部が意図せずカートリッジ本体30のカートリッジ導通部39より外れてしまうことを防止することが可能となる。
以上、本発明に係るステープルカートリッジについて図面を用いて詳細に説明を行ったが、本発明に係るステープルカートリッジは、本実施の形態に示したものに限定されるものではない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明に係るステープルカートリッジでは、カートリッジ本体に対するリフィールの着脱方向と異なる方向にカートリッジ本体の供給通路およびリフィールの案内通路とを連通させてステープルシートを搬送させる構造とすることにより、供給通路および案内通路にステープルシートが存在する場合においてリフィールが取り外されてしまうことを防止することを特徴とするものである。このため、ステープルシートが案内される供給通路および案内通路の連通方向に対して、カートリッジ本体に対するリフィールの着脱方向が異なる方向となっていればよい。従って、実施の形態に示したステープルカートリッジ1のように、供給通路42に案内されるステープルシート16の上下方向からリフィール10をカートリッジ本体30に着脱させる構成には制限されない。
例えば、図8(a)(b)に示すように、ステープルシート構成する直状ステープルの断面方向からリフィール10aをカートリッジ本体30aに収納する構成であってもよい。このようにリフィール10aおよびカートリッジ本体30aを構成する場合であっても、供給通路および案内通路にステープルシートが存在する場合には、カートリッジ本体30aに対するリフィール10aの着脱方向への移動が、ステープルシートにより制限されることになるため、ステープルシートが供給通路に存在した状態においてリフィール10aをカートリッジ本体30aから取り外されてしまうことを防止することが可能となる。
また、本実施の形態に係るステープルカートリッジ1では、着脱部材として、リフィール収納部11に対して後部リフィール係合部21bを設けると共に、カートリッジ収納部38に対して後部カートリッジ係合部46bを設ける構造について説明を行ったが、着脱部材は、リフィール収納部およびカートリッジ収納部の両方に設けられるものには限定されず、少なくとも一方に設けることにより、カートリッジ収納部に対するリフィール収納部の意図しない脱落を防止することが可能な構成であればよい。
1 …ステープルカートリッジ
2 …電動ステープラ
3 …マガジン
3a …(電動ステープラの後部の)開口部
4 …ドライバユニット
5 …テーブル
5a …(テーブルの)凹所台
10、10a …リフィール
11 …リフィール収納部
11a …(リフィール収納部の)上側面
12 …リフィール導通部
13 …(リフィール収納部の)下内面
14 …(リフィール導通部の)ガイド下面
15 …(リフィール導通部の)ガイド上面
16 …ステープルシート
18 …(リフィールの)案内通路
21a …前部リフィール係合部
21b …後部リフィール係合部(着脱部材)
23a …(後部リフィール係合部の)係止平面
23b …(後部リフィール係合部の)テーパー面
26 …(後部リフィール係合部の先端の)開口部
30、30a …カートリッジ本体
31 …本体部
31a …(カートリッジ本体の)上方開口部
32 …ステープルガイド
33 …ステープルガイド押さえ
32a …(ステープルガイドの)中央部
34 …プッシャ
35 …プッシャバネ
36 …フェースプレート
38 …カートリッジ収納部
39 …カートリッジ導通部
42 …(カートリッジ本体の)供給通路
44 …(カートリッジ本体の)打出通路
46a …前部カートリッジ係合部
46b …後部カートリッジ係合部(着脱部材)
48a …(後部カートリッジ係合部の)係止平面
48b …(後部カートリッジ係合部の)テーパー面

Claims (2)

  1. 複数の直状ステープルを連結させたステープルシートを巻収するとともに、該ステープルシートを搬出するための案内通路を備えたリフィールと、
    前記案内通路を介して前記リフィールより搬出されたステープルシートをドライバの打出位置へと案内する供給通路を備えたカートリッジ本体と
    を有し、
    前記カートリッジ本体に前記リフィールを装着させることにより、前記案内通路と前記供給通路とを連通させることが可能なステープルカートリッジであって、
    前記リフィールは、前記案内通路と前記供給通路との連通方向とは異なる方向から前記カートリッジ本体に対して着脱されるとともに、
    前記ステープルシートを巻収するとともに下方へ房出した形状を呈するリフィール収納部と、
    該リフィール収納部より側方へと延設されて先端部に前記案内通路が形成されるリフィール導通部とを有し、
    前記カートリッジ本体は、
    前記リフィール収納部の房出形状に対応する凹所を有し、前記カートリッジ本体の上面側に形成される上方開口部を介して前記リフィール収納部を当該凹所に収納することにより当該凹所における前記リフィールの揺動を許容するカートリッジ収納部と、
    前記上方開口部を介して前記リフィール導通部を収納することにより、前記案内通路と前記供給通路とを連通された状態に維持するとともに、前記カートリッジ収納部における前記リフィール収納部の揺動を抑制するカートリッジ導通部とを有し
    前記リフィール収納部の外面後端部には、凸設された後部リフィール係合部が設けられ、
    前記カートリッジ収納部の前記凹所には、前記案内通路と前記供給通路とが連通された状態において前記後部リフィール係合部に当接して前記リフィールが前記カートリッジ本体より離脱することを防止する後部カートリッジ係合部が設けられ、
    前記案内通路と前記供給通路との連通状態が解除されて前記カートリッジ収納部の前記凹所においてリフィールが揺動された場合には、当該揺動に従って前記後部カートリッジ係合部に対して前記後部リフィール係合部が移動して前記当接が解除されることにより、前記リフィールが前記カートリッジ本体より着脱可能となること
    を特徴とするステープルカートリッジ。
  2. 複数の直状ステープルを連結させたステープルシートを巻収するとともに下方へ房出した形状を呈するリフィール収納部と、
    該リフィール収納部より側方へと延設されて先端部に前記ステープルシートを搬出するための案内通路が形成されるリフィール導通部と
    を備えたリフィールであって、
    前記案内通路を介して搬出された前記ステープルシートをドライバの打出位置へと案内する供給通路を備えたカートリッジ本体に対して、前記リフィールを装着することにより、前記案内通路と前記供給通路とを連通させることが可能になるとともに、
    前記カートリッジ本体に対して、前記リフィールを、前記案内通路と前記供給通路との連通方向とは異なる方向から着脱することが可能であって、
    前記カートリッジ本体は、
    前記リフィール収納部の房出形状に対応する凹所を有し、前記カートリッジ本体の上面側に形成される上方開口部を介して前記リフィール収納部を当該凹所に収納することにより当該凹所における前記リフィールの揺動を許容するカートリッジ収納部と、
    前記上方開口部を介して前記リフィール導通部を収納することにより、前記案内通路と前記供給通路とを連通された状態に維持するとともに、前記カートリッジ収納部における前記リフィール収納部の揺動を抑制するカートリッジ導通部とを有し
    前記リフィール収納部の外面後端部には、凸設された後部リフィール係合部が設けられ、
    前記カートリッジ収納部の前記凹所には、前記案内通路と前記供給通路とが連通された状態において前記後部リフィール係合部に当接して前記リフィールが前記カートリッジ本体より離脱することを防止する後部カートリッジ係合部が設けられ、
    前記案内通路と前記供給通路との連通状態が解除されて前記カートリッジ収納部の前記凹所においてリフィールが揺動された場合には、当該揺動に従って前記後部カートリッジ係合部に対して前記後部リフィール係合部が移動して前記当接が解除されることにより、前記リフィールが前記カートリッジ本体より着脱可能となること
    を特徴とするリフィール。
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