JP5281834B2 - 硬化フェノール樹脂粒子及びその製造方法並びにそれを用いた活性炭粒子の製造法 - Google Patents
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還流冷却器、温度計及び攪拌装置を備えた反応容器内に、フェノール:500質量部、92質量%のパラホルムアルデヒド:191質量部(F/P=1.1、但し、F:ホルマリンのモル数、P:フェノールのモル数)、水:750質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸:5質量部及びセネガルタイプのアラビアガム(伊那食品工業株式会社製アラビアガムA、セネガル種):0.2質量部を仕込んだ後、内容物を攪拌混合しながら、反応容器内の温度が還流温度となるまで、約1℃/minの昇温速度にて昇温(加熱)し、更に還流温度に保持したまま反応を進行させた。そして、フェノール樹脂粒子の生成から45分経過の後は、生成した粒子の複合化を防止するために、反応容器内の温度を若干下げて、更に4時間保持することにより、生成した球状のフェノール樹脂粒子を硬化せしめた。
92質量%のパラホルムアルデヒド量を208質量部(F/P=1.2)に変更した以外は、実施例1と同様にして、瘤状の小突起の多数が粒子表面に一体的に形成されてなる表面凹凸化硬化フェノール樹脂粒子を得た。その粒子表面のSEM写真を、図3に示す。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、357μmであった。更に、突起個数は、2個/μm2 であった。
92質量%のパラホルムアルデヒドを260質量部(F/P=1.5)に変更した以外は、実施例1と同様にして、硬化フェノール樹脂粒子及び球状活性炭を製造した。なお、この得られた硬化フェノール樹脂粒子及び球状活性炭のそれぞれの表面のSEM写真を、図5及び図6に示す。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、380μmであった。更に、突起個数は、3個/μm2 であった。
温度計、攪拌装置及び攪拌冷却器を備えた反応容器内に、フェノール:500質量部、92質量%のパラホルムアルデヒド:208質量部(F/P=1.2、F:ホルマリンのモル数、P:フェノールのモル数)、水:750質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸:5質量部、及びセネガルタイプのアラビアガム(三栄薬品貿易株式会社製アラビックコールJP、セネガル種):0.2質量部を仕込んだ後、内容物を攪拌混合しながら加熱し、反応させた。そして、その反応の後、反応容器内を室温まで冷却し、そして、内容物をろ過した後、洗浄を行ない、球状の硬化フェノール樹脂粒子を得た。この得られた硬化フェノール樹脂粒子は、その粒子表面に、丸みのある瘤状の小突起の多数が一体的に形成されてなるものであることを、図7に示すSEM写真により確認した。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、461μmであった。更に、突起個数は、2個/μm2 であった。
セネガルタイプのアラビアガムである市販品:アラビアガムAの使用量を0.4質量部とすること以外は、実施例2と同様にして、瘤状の小突起の多数が粒子表面に一体的に形成されてなる表面凹凸化硬化フェノール樹脂粒子を得た。その粒子表面のSEM写真を、図9に示す。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、127μmであった。更に、突起個数は、2個/μm2 であった。
セネガルタイプのアラビアガムである市販品:アラビアガムAの使用量を0.05質量部とすること以外は、実施例2と同様にして、瘤状の小突起の多数が粒子表面に一体的に形成されてなる表面凹凸化硬化フェノール樹脂粒子を得た。その粒子表面のSEM写真を、図10に示す。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、1107μmであった。更に、突起個数は、2個/μm2 であった。
92質量%のパラホルムアルデヒドの使用量を、173質量部(F/P=1.0)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして、球状の硬化フェノール樹脂粒子を得た。そして、この得られた球状硬化フェノール樹脂粒子について、SEM写真を撮って、その粒子表面の形態を調査したところ、図11に示される如く、平滑な表面を呈し、瘤状の小突起の存在を何等認めることが出来なかった。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、486μmであった。
アラビアガムとして、アカシア・セアル(Acacia seyal)種の木由来のもの、所謂セアルタイプのものであるアラビアガムJ(セアル種;伊那食品工業株式会社製):0.2質量部を用いたこと以外は、実施例4と同様にして、硬化フェノール樹脂粒子の製造を試みたところ、目的とする硬化フェノール樹脂粒子を得ることが出来なかった。
温度計、攪拌装置及び還流冷却器を備えた反応容器内に、フェノール:500質量部、92質量%のパラホルムアルデヒド:208質量部(F/P=1.2、F:ホルマリンのモル数、P:フェノールのモル数)、水:750質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸:5質量部、及びセアルタイプのアラビアガム(伊那食品工業株式会社製アラビアガムJ、セアル種):7.5質量部を仕込んだ後、内容物を攪拌混合しながら加熱して、反応させた。そして、その反応の後、反応容器内を室温まで冷却して、内容物を取り出し、次いでろ過、洗浄を行なって、球状の硬化フェノール樹脂粒子を得た。その後、この得られた硬化フェノール樹脂粒子について、SEM写真により、粒子表面の形態を調べたところ、図13に示される如く、平滑面となっており、瘤状の小突起の存在は、何等、認められなかった。また、そのSEM写真より、硬化フェノール樹脂粒子の平均粒径を求めたところ、249μmであった。
Claims (6)
- アルキルベンゼンスルホン酸及び保護コロイドの存在下、フェノール類とアルデヒド類とを反応させて、熱硬化性のフェノール樹脂粒子を形成した後、かかるフェノール樹脂粒子を硬化せしめて、硬化フェノール樹脂粒子を製造するに際して、
前記フェノール類の1モルに対して、前記アルデヒド類を1.1モル以上の割合において用いると共に、前記保護コロイドとして、アカシア・セネガル種の木由来のアラビアガムを用い、更にその使用量を、前記フェノール類に対して0.01〜0.08質量%の割合となるように調整することにより、丸みのある瘤状の小突起の多数が粒子表面に一体的に形成されてなる硬化フェノール樹脂粒子を得ることを特徴とする硬化フェノール樹脂粒子の製造方法。 - 前記フェノール類としてフェノールが用いられると共に、前記アルデヒド類としてホルムアルデヒドが用いられることを特徴とする請求項1に記載の硬化フェノール樹脂粒子の製造方法。
- 前記硬化フェノール樹脂粒子が、前記フェノール類と前記アルデヒド類とを反応させて生じた熱硬化性フェノール樹脂粒子を加熱せしめることによって、製造されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硬化フェノール樹脂粒子の製造方法。
- 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の硬化フェノール樹脂粒子の製造方法に従って得られる硬化フェノール樹脂粒子にして、
100μm〜1500μmの平均粒径を有し、且つ丸みのある瘤状の小突起の多数を粒子表面に一体的に有すると共に、かかる小突起が、粒子表面の1μm2 あたり1個以上の割合において存在せしめられていることを特徴とする硬化フェノール樹脂粒子。 - 前記小突起が、0.1μm〜1.2μmの径を有していることを特徴とする請求項4に記載の硬化フェノール樹脂粒子。
- 請求項1乃至請求項3の何れか1項に従う製造方法によって得られた硬化フェノール樹脂粒子を用いて、それを、650℃〜1000℃の温度で炭素化した後、700℃〜1000℃の温度で水蒸気賦活することを特徴とする活性炭粒子の製造法。
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