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JP5281305B2 - 情報通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、壁に取り付けて使用される情報通信装置に関するものである。
従来から、この種の情報通信装置として、たとえば宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通話可能となるもの(インターホン親機)などが提供されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に例示された情報通信装置は、壁内に器体の後部が埋め込まれた形で壁に取り付けられる埋込型の情報通信装置である。
なお、インターホン親機として用いる情報通信装置には、映像表示部を備え、カメラが設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラで撮像された映像を表示することができるものもある。
ところで、この種の情報通信装置に関して、壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で本体モジュールに設けられた電源回路から電力供給を受ける露出パネルとに情報通信装置を分割可能とし、たとえば本体モジュールと露出パネルとを個別に交換できるようにすることが考えられる。
ここにおいて、情報通信装置のメンテナンス(たとえば修理、点検)や露出パネル表面の清掃の際などに電源回路への通電を遮断できるように、電源回路を有する本体モジュールに電源回路への通電をオンオフするための電源スイッチを配設することが一般的である。この構成では、電源スイッチの操作は、本体モジュールの前面側に覆着されている露出パネルを一旦外して行われることとなる。
特開平6−291818号公報
しかし、情報通信装置のユーザが頻繁に情報通信装置の清掃を行う場合、あるいは節電の目的で電源回路への通電をオフする場合など、ユーザによっては電源回路への通電が頻繁にオンオフされることもあり、このような場合に電源回路への通電のオンオフ操作の度に露出パネルを取り外す必要があるのは不便である。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、電源回路への通電のオンオフ操作が容易な情報通信装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方をパネル本体に具備する露出パネルとを備え、本体モジュールが、操作部を具備する操作子の操作に応じて電源回路への通電をオンオフし露出パネルへの電力供給をオンオフする電源スイッチを有し、露出パネルには、本体モジュールに露出パネルを装着した状態で露出パネルの前面側から操作子の操作部を操作可能とする操作窓が形成されており、操作子が、露出パネルに設けられ、パネル本体に対して移動可能となるようにパネル本体に保持されていることを特徴とする。
この構成によれば、電源スイッチは操作部を具備する操作子の操作に応じて電源回路への通電をオンオフするものであって、前記操作部は、露出パネルに形成された操作窓により本体モジュールに露出パネルを装着した状態で露出パネルの前面側から操作可能となるので、露出パネルを本体モジュールから取り外すことなく、電源回路への通電を容易にオンオフ操作することができる。したがって、ユーザが頻繁に情報通信装置の清掃を行う場合や、節電の目的で電源回路への通電をオフする場合など、電源回路への通電が頻繁にオンオフされる場合に、露出パネルの着脱に係るユーザの負担を軽減することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記操作子が、前記露出パネルの前面から前記操作部を突出させるように配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザは特別な治具を用いることなく自身の手で操作子を操作することが可能であるから、電源回路への通電のオンオフ操作がより簡単になる。
請求項の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記露出パネルには、前記操作子の前記操作部を覆う蓋体が着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
この構成によれば、蓋体によって操作子の操作部を覆うことができるので、蓋体を露出パネルに取り付けた状態では、電源回路への通電のオンオフ操作が禁止され、ユーザの手が操作子に接触することなどによる電源スイッチの誤操作を回避できる。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記蓋体が、前記露出パネルの前面の周部に覆着される枠状のプレートカバーからなることを特徴とする。
この構成によれば、プレートカバーを露出パネルに取り付けた状態では、電源回路への通電のオンオフ操作が禁止され、ユーザの手が操作子に接触することなどによる電源スイッチの誤操作を回避できる。
本発明は、本体モジュールを露出パネルに装着したままであっても電源スイッチの操作を可能としたものであるから、電源回路への通電のオンオフ操作が容易になるという利点がある。
以下の各実施形態では、宅内の壁に取り付けられ、宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通信(通話)可能となるインターホン親機を情報通信装置の一例として、本発明の情報通信装置の構成を説明する。
この情報通信装置は映像表示部を備えており、来訪者を撮像するカメラ部が設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラ部で撮像された映像を表示することができる。なお、相手側装置は、カメラ部の他、操作入力が可能な操作手段と、スピーカおよびマイクロフォンを具備し情報通信装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部と、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部と、信号線が接続される端子部とを有している。
(実施形態1)
本実施形態の情報通信装置Aは、図1(a)に示すように、壁内に後部を収める形で壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着される露出パネルPとを備えている。以下では、情報通信装置Aを壁に取り付けた状態での上下(図1(a)の上下)左右を上下左右として情報通信装置Aの構成を説明する。
本体モジュールMは、図2(a)に示すように、前面開口の箱状に形成されたボディ1と、ボディ1の前面に覆着されるカバー2とで構成される器体3を備え、種々の電気部品が実装されている回路基板4(図1(a)参照)が器体3内に収納された構成を有する。さらに、本体モジュールMは、商用電源供給用の電源線が接続される電源端子部5(図3参照)と、信号線が接続される信号端子部6(図3参照)とを器体3から露出させるように背面側に備えている。ボディ1とカバー2とは、カバー2の上下方向の各端部から後方に突出した結合片8に設けた孔に、ボディ1の上下方向の両端面における前端部に設けた結合爪9をそれぞれ係合させることにより結合される。
露出パネルPは、図1(b)に示すように本体モジュールMの前面側を覆うパネル本体10と、パネル本体10の周囲に一体に形成された矩形枠状のプレート枠19とを有する。パネル本体10は、薄箱状に形成されており、種々の電気部品が実装されている回路基板(図示せず)等が収納された構成を有する。さらに、プレート枠19の前面側にはプレート枠19の前面の全域を覆う形で矩形枠状のプレートカバー20が着脱自在に覆着される。プレート枠19は、プレートカバー20の背面の複数箇所に突設された係着爪(図示せず)が係合する係着孔19a(図5参照)を具備している。
また、パネル本体10の前壁の一部には透明な表示窓11が配設されており、液晶パネルからなる映像表示部12(図3参照)をパネル本体10内における表示窓11の後方に備えている。さらに、パネル本体10の前壁には、後方にスピーカ18a(図3参照)が配設されるスピーカ取付部16と、操作手段14(図3参照)を構成する操作ハンドル15,17と、後方にマイクロフォン18b(図3参照)が配設されるマイク用孔(図示せず)とが配設されている。なお、スピーカ18aおよびマイクロフォン18bは、相手側装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部18を構成する。
ここで、本実施形態の本体モジュールMは、壁面からの器体3の突出量を小さく抑え、且つ、一般に普及している埋込型の配線器具との外観上の統一感を出すとともに、取り付けに用いる部材の低コスト化を図るために、図1(a)のように壁内に設置された埋込型の配線器具用の埋込ボックスSBを用いて壁に取り付けられる。埋込ボックスSBは前面開口の箱状に形成されており、壁面を構成する壁材Wにおいて埋込ボックスSBに対応する部分には矩形状の施工孔23が開設される。
本体モジュールMは、この施工孔23を通して前方から埋込ボックスSBに取り付けられるのであって、器体3が後部を埋込ボックスSB内に収納可能な形状および寸法に形成されている。また、本実施形態では、本体モジュールMの器体3は1連用の取付枠(図示せず)を2個まで取付可能な埋込ボックスSBに対応する大きさに形成されている。ここでいう1連用の取付枠とは、埋込型の配線器具用に規格化されている単位寸法の配線器具を幅方向(上下方向)に3個並べて取付可能な取付枠を意味しており、以下では、1連用の取付枠が左右方向に2個連接された寸法を「2連用」、3個連接された寸法を「3連用」と呼ぶ。すなわち、本実施形態の本体モジュールMは2連用の埋込ボックスSBに取付可能な寸法に設定される。
より具体的に説明すると、図2(a)に示すように本体モジュールMのカバー2は、上下方向の各端面のそれぞれから互いに離れる向きに延設された一対の取付片24を連続一体に有する。一対の取付片24は、カバー2の左右方向の略全長にわたって形成される。各取付片24には、埋込型の配線器具を埋込ボックスSBに固定する際に用いられる取付枠と同様に、取付ねじ(図示せず)を挿通するボックス用孔25がそれぞれ複数個(ここでは2個)ずつ形成されている。なお、各取付片24はカバー2の他の部位に比較して前方に突出している。
上記構成の本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれには、互いに係合することで本体モジュールMに露出パネルPを装着する取付手段が設けられている。本体モジュールMにおいては、図2(a)に示すように下側の取付片24に設けた引掛孔27と、上側の取付片24に設けた取付孔26とが取付手段として設けられている。引掛孔27は左右方向に複数個並設されており、取付孔26は一方のボックス用孔25の両側に貫設されている。露出パネルPにおいては、図2(b)に示すように背面側の下端部であって各引掛孔27に対応する位置からそれぞれ突出し先端部が下方に延長されており、先端部が引掛孔27に挿入されることで引掛孔27に引っ掛かる鉤片29と、背面側の上端部であって各取付孔26に対応する位置にそれぞれ突設された取付突起30とが取付手段として設けられている。取付突起30の先端部には上方に突出する係合爪が設けられており、係合爪は取付突起30の基端部側ほど取付突起30からの突出量が大きくなるように上面が傾斜している。
この構成により、本体モジュールMの引掛孔27に露出パネルPの鉤片29を引っ掛けた状態で、引掛孔27を支点部として本体モジュールMの前面の下辺周りで露出パネルPを回転させるように露出パネルPの上端部を本体モジュールM側に押し付けて、露出パネルPの取付突起30を本体モジュールMの取付孔26に挿入し、係合爪を取付孔26に係合させれば、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
また、露出パネルPは前面が3連用の埋込ボックスSBに取付可能な配線器具と同等の大きさに形成され、上下方向の寸法が本体モジュールMよりやや大きく設定されている。したがって、露出パネルPは本体モジュールMの前面を覆う形で装着されることになる。
ここにおいて、情報通信装置Aの内部回路は、本体モジュールMと露出パネルPとに分割して設けられている。
すなわち、本体モジュールMは、図3に示すように電源スイッチSWを介して電源端子部5に接続され内部回路に直流電源を供給する電源回路34(AC/DC電源部34aおよびDC/DC電源部34b)と、情報の授受を行う情報口としての信号端子部6に接続された外部インタフェース部37とを有している。電源スイッチSWについては後に詳述する。
一方、露出パネルPは、図3に示すように、音声入出力部18や映像表示部12や操作手段14等、電源回路34から電力供給を受け情報の入出力を行う手段(情報入力手段および情報出力手段)の他、音声入出力部18および映像表示部12と外部インタフェース部37とに接続され、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部35と、操作手段14からの操作入力を受け付けて内部回路の各部の動作を制御する全体制御部36とを備えている。信号処理部35は、音声信号を増幅するアンプを含む音声処理部35aと、映像信号を復調する復調回路を含み映像表示部12に映像を表示する映像伝送処理部35bとを有している。なお、本実施形態では、信号線に音声信号と映像信号とが多重化されて伝送されており、そのため信号処理部35には、音声処理部35aおよび映像伝送処理部35bと外部インタフェース部37との間に挿入され、多重化された音声信号と映像信号とを分離する多重分離部35cが設けられている。
ここで、露出パネルPは本体モジュールMを接続するためのパネル側コネクタCp1(図2(b)参照)を有し、本体モジュールMはパネル側コネクタCp1に接続される本体側コネクタCm1(図2(a)参照)を接続手段として有し、パネル側コネクタCp1と本体側コネクタCm1とを互いに接続することにより、本体モジュールMと露出パネルPとが互いに電気的に接続され、露出パネルPには電源回路34から直流電源が供給される。本体側コネクタCm1には本体モジュールM内で外部インタフェース部37および電源回路34が接続されており、パネル側コネクタCp1には露出パネルP内で全体制御部36および信号処理部35が接続されている。
以上説明した構成によれば、情報通信装置Aは本体モジュールMと露出パネルPとに分割されているので、本体モジュールMを共通の仕様としておくことにより、露出パネルPのみの交換で情報通信装置Aの機能(たとえば録画・再生機能の有無や映像表示部12の画面サイズなど)を容易に変更することが可能となる。
ところで、本実施形態では、上述したように電源端子部5と電源回路34との間に電源スイッチSWを有しているので、たとえば情報通信装置Aのメンテナンス(修理や点検)、露出パネルPの表面の清掃時等に、電源スイッチSWをオフすることにより電源回路34への通電を遮断することが可能である。以下、電源スイッチSWの構成について詳述する。
本実施形態の電源スイッチSWは、図1(a)に示すようにヒンジレバー形の操作片38を有したモーメンタリ型の押釦スイッチ(マイクロスイッチ)からなり、操作片38に押圧力が作用していない状態では操作片38の先端部がカバー2のスイッチ用孔39を通して器体3の前面から突出するように配設されている。この電源スイッチSWは、操作片38に押圧力が作用していない状態ではオフであって、操作片38に対して先端部をスイッチ用孔39内に押し込む向きの押圧力が作用した状態ではオンとなるものである。
さらに、露出パネルPの背面においてスイッチ用孔39と対向する部位には、第1の凹所40が凹設されており、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では、電源スイッチSWの操作片38の先端部は凹所40内に収納される。また、パネル本体10の前面において凹所40の下方となる部位には第2の凹所41が凹設されており、第1および第2の両凹所40,41はパネル本体10内で連通している。
ここで、露出パネルPには、図1(b)に示すように電源スイッチSWを操作するための操作子42が設けられている。操作子42は、パネル本体10とは別体であって、図1(a)に示すように上下方向に沿って配設される長片42aと、長片42aの下端部から前方に延出された短片42bとでL字状に形成されている。この操作子42は、長片42aの上端部が第1の凹所40内に配置されるとともに短片42bが第2の凹所41内に配置され、且つ短片42bが凹所41内で上下方向に移動可能となるようにパネル本体10に保持されている。ここでは、短片42bの前端部(以下、操作部42cという)が操作窓としての第2の凹所41の開口面から突出しており、前記操作部42cを操作して操作子42を上下方向にスライドさせることで、凹所40に対する長片42aの挿入量を変化させることができる。
ここにおいて、電源スイッチSWの操作片38の先端部は前方に凸となる弧状に湾曲しており、凹所40への長片42aの挿入時には操作片38の先端部が長片42aに押圧されることとなる。しかして、操作子42が可動範囲の上端に位置する状態では操作片38の先端部が長片42aによって凹所40から押し出される向きに押圧されることで電源スイッチSWはオンし、操作子42が可動範囲の下端に位置する状態では操作片38の先端部が凹所40内に復帰することで電源スイッチSWはオフする。なお、ここでは電源スイッチSWの操作片38の移動方向(前後方向)と操作子42の移動方向(上下方向)とは異なっているから、操作子42は電源スイッチSWの操作片38を押圧した状態で、操作片38に押し戻されることなく電源スイッチSWをオンに保持する。また、操作片38が左右方向に延長されるように電源スイッチSWの実装の向きを変更し、操作子42を左右方向に移動させることで電源スイッチSWがオンオフされる構成としてもよい。
以上説明した構成によれば、操作子42は露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態で露出パネルPの前面側から操作可能な位置に操作部42cを具備しているのであって、この操作子42の操作に応じて電源スイッチSWのオンオフが切り替わることとなるので、露出パネルPを本体モジュールMに装着したままの状態で、露出パネルPの前面側から電源スイッチSWの操作が可能となる。すなわち、露出パネルPを本体モジュールから取り外すことなく電源回路34への通電を容易にオンオフすることができ、メンテナンスを行う場合などにおいて露出パネルPの着脱に係るユーザの手間を軽減することができる。また、電源スイッチSWのオンオフ操作が簡単になったことにより、電源回路34への通電のオンオフ操作を頻繁に行うことが可能となり、たとえば、ユーザは適宜に電源回路34への通電をオフすることで、情報通信装置Aの電力消費を抑えて節電を図ることができる。
しかも、本実施形態の構成では、操作子42の操作部42cを露出パネルPの前面から突出させてあるから、ユーザは操作子42を自身の手で直接操作することが可能であり、したがって、操作子42の操作に専用の治具を必要とする場合に比べて電源スイッチSWのオンオフ操作をより簡単に行うことができるという利点がある。
なお、本実施形態では、電源スイッチSWを操作するための操作子42を電源スイッチSWとは別体とする例を示したが、この例に限るものではなく、たとえば電源スイッチSWとして操作子を一体に有するスライドスイッチを用い、当該電源スイッチSWの操作子の前端部を露出パネルPの前面から突出させる構成を採用してもよい。
(実施形態2)
本実施形態の情報通信装置Aは、図4(a)に示すように露出パネルPに操作窓43を貫設し、この操作窓43を通して電源スイッチSWの操作が可能となるようにした点が実施形態1の情報通信装置Aと相違する。
ここにおいて、電源スイッチSWは実施形態1とは異なり、押釦形状の操作子42を前面側に具備するオルタネート型の押釦スイッチからなり、操作子42が押操作される度にオンオフが交互に切り替わるものである。この電源スイッチSWの操作子42の前面(以下、操作部42cという)は、本体モジュールMの器体3に設けたスイッチ用孔39から露出する。
操作窓43は、パネル本体10のうちスイッチ用孔39に対応する部位に形成されパネル本体10を前後方向に貫通するものであって、人の指が入らない程度の大きさに形成されている。つまり、電源スイッチSWの操作子42は、操作窓43を通して露出パネルPの前面側に露出する位置に操作部42cを具備することとなる。したがって、先端部が操作窓43を通る太さの治具(たとえば精密ドライバなど)44を操作窓43に挿入し、この治具44の先端で操作子43を押操作することにより、電源スイッチSWをオンオフ操作することができる。なお、図4(b)では円形状に開口する操作窓43をパネル本体10の下部に形成した例を示す。
この構成によれば、治具44を用いることにより、露出パネルPを装着したままの状態であっても、露出パネルPの前面側から操作窓43を通して電源スイッチSWを操作することが可能である。しかも、操作窓43の奥に操作子42が位置するため、操作子42をユーザが指で直接操作することはできず、ユーザの手などが操作子42に誤って接触しユーザが意図することなく電源回路34への通電がオフされてしまうような事態を回避できるという利点がある。
なお、操作子42の操作に用いられる治具44が情報通信装置Aに保持される構成としてもよく、この構成では治具44の紛失を防止することができる。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態の情報通信装置Aは、図5(a)に示すように操作子42の操作部が露出パネルPのプレート枠19のうちプレートカバー20に覆われる位置に配置されている点が実施形態1の情報通信装置Aと相違する。
ここでは、操作子42は図5(b)に示すように短冊状に形成されており、その下端部がパネル本体10の背面に凹設された第1の凹所40内に配置されるとともに上端部(以下、操作部42cという)がプレート枠19の前方に配置され、且つ上下方向に移動可能となるようにパネル本体10に保持されている。これにより、操作部42cを操作して操作子42を上下方向にスライドさせることで、凹所40に対する操作子42の挿入量を変化させることができる。しかして、操作子42が可動範囲の下端に位置する状態では操作片38の先端部が操作子42によって凹所40から押し出される向きに押圧されることで電源スイッチSWはオンし、操作子42が可動範囲の上端に位置する状態では操作片38の先端部が凹所40内に復帰することで電源スイッチSWはオフする。
上述の構成によれば、露出パネルPの前面側にプレート枠19の前面を覆うプレートカバー20が装着された状態では、操作子42は操作部42cがプレートカバー20に覆われて操作不能となり、一方、図5(b)に示すようにプレート枠19からプレートカバー20を外した状態では、操作子42は操作部42cが露出して操作可能となる。言い換えれば、プレートカバー20は、露出パネルPに対して操作子42の操作部42cを覆うように取り付けられる蓋体として機能する。要するに、露出パネルPを本体モジュールMに装着したままの状態であっても、プレートカバー20を外すだけで露出パネルPの前面側から電源スイッチSWの操作が可能となる。しかも、情報通信装置Aの普段の使用中においては、プレートカバー20を装着しておくことで操作子42の操作が禁止され、電源回路34への通電が不用意にオフされてしまうことを回避できるという利点がある。
また、本実施形態では、操作子42が可動範囲の上端に位置して電源スイッチSWがオフする状態において、図5(a)に示すように操作子42の操作部42cがプレートカバー20と干渉することでプレートカバー20を装着できなくなるように、操作子42の可動範囲を設定してある。この構成によれば、電源スイッチSWがオフのままでプレートカバー20が装着されることを阻止でき、電源スイッチSWの入れ忘れを防止することができる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
ところで、上記各実施形態では、本体モジュールMを埋込型とした情報通信装置Aについて説明したが、本体モジュールMは埋込型に限るものではなく、図6に示すように壁面に背面を対向させる形で壁に固定される露出型の本体モジュールMを備えた情報通信装置Aに本発明を適用してもよい。なお、図6では電源スイッチの図示を省略している。
また、上記各実施形態では、インターホン親機としての情報通信装置Aに本発明を適用する例を示したが、この例に限るものではなく、たとえば太陽光発電の発電量等の情報を監視して表示する装置など、種々の情報通信装置Aに本発明を適用することができる。
本発明の実施形態1の構成を示し、(a)は概略断面図、(b)は斜視図である。 同上の構成を示し、(a)は本体モジュールの斜視図、(b)は露出パネルの斜視図である。 同上の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態2の構成を示し、(a)は概略断面図、(b)は斜視図である。 本発明の実施形態3の構成を示し、(a)は概略断面図、(b)は斜視図である。 同上の他の構成例を示し、(a)は前面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。
符号の説明
20 プレートカバー
42 操作子
42c 操作部
43 操作窓
44 治具
A 情報通信装置
M 本体モジュール
P 露出パネル
SW 電源スイッチ

Claims (4)

  1. 電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方をパネル本体に具備する露出パネルとを備え、本体モジュールは、操作部を具備する操作子の操作に応じて電源回路への通電をオンオフし露出パネルへの電力供給をオンオフする電源スイッチを有し、露出パネルには、本体モジュールに露出パネルを装着した状態で露出パネルの前面側から操作子の操作部を操作可能とする操作窓が形成されており、
    操作子は、露出パネルに設けられ、パネル本体に対して移動可能となるようにパネル本体に保持されていることを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記操作子は、前記露出パネルの前面から前記操作部を突出させるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。
  3. 前記露出パネルには、前記操作子の前記操作部を覆う蓋体が着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報通信装置。
  4. 前記蓋体は、前記露出パネルの前面の周部に覆着される枠状のプレートカバーからなることを特徴とする請求項3記載の情報通信装置。
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