JP5276230B1 - トレハロース含有細胞洗浄溶液を用いた接着細胞のインビトロ継代方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生理的水溶液に、トレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩を添加し、トレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩を有効成分として含有する細胞洗浄液を作製する。かかる細胞洗浄液を用いて、タンパク質分解酵素処理により接着細胞を培養容器から剥離する前に、接着細胞を洗浄するとタンパク質分解酵素処理による細胞死(アポトーシスなど)を抑制(阻害)することができる。上記細胞洗浄液に適用されるトレハロース類濃度としては、タンパク質分解酵素処理による細胞死(アポトーシスなど)を抑制(阻害)できる濃度であればよく、通常は0.1〜20(w/v)%であり、好ましくは1〜15(w/v)%、より好ましくは1.0〜7.0(w/v)%、さらに好ましくは3〜5.0(w/v)%である。
【選択図】なし
Description
1−1 材料
1−1−1 3(w/v)%トレハロース含有乳酸リンゲル液
3gトレハロース(株式会社林原社製)を90mL乳酸リンゲル液(大塚製薬工場社製「ラクテック注」)と混合し、スターラーを用いて溶解した。乳酸リンゲル液で100mLに容量調整した後に、安全キャビネット内で0.22μmフィルターにより滅菌を行い、10mLずつ分注した。
[hMSC-BM])
hMSC-BM(Lonza社製)を、以下の〔1〕〜〔9〕に示す手順にしたがって調製し、本実験に用いた。
〔1〕hMSC-BMを、75cm2フラスコを用いてヒト間葉系幹細胞専用培地キット(Lonza社製)(以下、「MSC培地」という)存在下で37℃、5%CO2インキュベーターにて培養を行った。顕微鏡下で細胞の状態を観察し、90%程度コンフルエントになるまで培養した。
〔2〕MSC培地をアスピレーターで除き、フラスコ当たり8mLのダルベッコリン酸緩衝食塩水(D−PBS[−])(以下単に「PBS」という。)(Invitrogen社製)で細胞をリンスした。
〔3〕PBSをアスピレーターで除き、フラスコ当たり3.75mLのトリプシン−EDTA(Lonza社製)を加え、室温で5分間静置した。
〔4〕細胞が90%程度剥離するまで顕微鏡下で観察しながら、ゆっくりと揺らした。
〔5〕フラスコ当たり3.75mLのMSC培地を加え、トリプシン反応を停止させ、ピペッティングにより細胞を回収し、50mL遠心チューブに移した。
〔6〕600×g、5分間、22℃で遠心分離を行った。
〔7〕上清であるMSC培地をアスピレーターで除き、1フラスコ当たり5mLのMSC
培地を加え、細胞ペレット(沈殿物)を懸濁した。
〔8〕10μLの細胞懸濁液を採取し、10μLの0.4%トリパンブルー(Gibco社製
)と混合し、細胞計数盤で生細胞数を計測した。
〔9〕6ウェルディッシュに1×105細胞/2mL/ウェルとなるように細胞を播種した後、37℃、5%CO2インキュベーターにて培養を行った。3〜4日おきにMSC培地を全量新しい培地へ交換した。
本発明の細胞洗浄液を、タンパク質分解酵素処理前の細胞洗浄液として用いると、細胞死が抑制されることを確認するために、以下の〔1〕〜〔5〕に示す手順にしたがって実験を行った。
〔1〕hMSC-BMが接着した6ウェルディッシュからMSC培地を吸引・除去し、25℃の3(w/v)%トレハロース含有乳酸リンゲル液(3%LRT)を1ウェル当たり2mLずつ添加し、25℃で1分間保温した(酵素処理前洗浄処理)。なお、コントロールとしてPBSを用いた。
〔2〕3%LRTを吸引・除去した後、25℃に保温したトリプシン−EDTA(Lonza社製)を1ウェル当たり1mLずつ添加し、25℃で15分間インキュベートした(酵素処理)。
〔3〕25℃のMSC培地を1mLずつ加えて細胞を懸濁した後(酵素反応停止処理)、細胞懸濁液を15mLコニカル遠心チューブ(conical centrifuge tube)に移した。
〔4〕600×g、5分間、25℃で遠心分離し、上清を吸引・除去した後、1ウェルにつき100μLの氷冷PBSに懸濁した(酵素処理後洗浄処理)。
〔5〕10μL細胞懸濁液を採取し、10μLトリパンブルーと混和後、顕微鏡下にてワンセルカウンターを用いて細胞数の測定を行い、死細胞率の評価を行った。
トリプシン処理前にPBSを用いて細胞を洗浄した場合、トリプシン処理後の死細胞率は34.7%であるに対し(図1、左から1番目のバー)、トリプシン処理前に3%LRTを用いて細胞を洗浄した場合、トリプシン処理後の死細胞率は16.3%であり(図1、右から2番目のバー)、また、両者間で統計学的有意差が認められた(P<0.001)。この結果は、トリプシン処理前にLRT等のトレハロースを含有する生理的水溶液を用いて細胞を洗浄すると、トレハロースを含有しない生理的水溶液を用いた場合と比べ、トリプシン処理後の死細胞率が低下することを示している。また、比較例1として、トリプシン処理前にPBSを用いて細胞を洗浄し(上記実施例1の「1−2 方法」の〔1〕のステップ[酵素処理前洗浄処理])、且つ、トリプシン処理後に3%LRTを用いて細胞を洗浄した場合(上記実施例1の「1−2 方法」の〔4〕のステップ[酵素処理後洗浄処理])、死細胞率は32.8%であり(図1、左から2番目のバー)、コントロールのPBSを用いた場合と比べ(図1、左から1番目、死細胞率34.7%)、有意差はないものの死細胞率が低下することを確認できたが、その効果は、トリプシン処理前に3%LRTを用いて細胞を洗浄した場合の方が大いに優れていた(P<0.001、図1、左から2番目と3番目のバーの比較)。また、トリプシン処理前に3%LRTを用いて細胞を洗浄し、さらにトリプシン処理後に3%LRTを用いて細胞を洗浄した場合、トリプシン処理後の死細胞率は13.8%であり(図1、右から1番目のバー)、トリプシン処理前に3%LRTを用いた場合と比べ(図1、右から2番目のバー、死細胞率16.3%)、有意差はないものの死細胞率が低下することを確認できた。この結果は、タンパク質分解酵素処理後の細胞洗浄時にトレハロースを用いると、本発明の細胞洗浄液との相加又は相乗効果により死細胞率をさらに低下できることを示している。
2−1 方法
さらに、LRTによる細胞死抑制効果が、LRによるものでなく、トレハロースによるものであることを確認するために、トリプシン処理前洗浄液のコントロールとしてLRを用いた場合の実験を行った。また、トリプシン処理前における細胞洗浄処理時間についてもあわせて検討するために、以下の〔1〕〜〔5〕に示す手順に従って実験を行った。
〔1〕hMSC-BMが接着した6ウェルディッシュからMSC培地を吸引・除去し、25℃の3(w/v)%トレハロース含有乳酸リンゲル液(3%LRT)を1ウェル当たり2mLずつ添加し、25℃で0.5、1、3、5、7、10分間保温した(酵素処理前洗浄処理)。なお、コントロールとしてLR、及び、洗浄液として一般的に使用されているPBSを用いた。
〔2〕3%LRTを吸引・除去した後、25℃に保温したPBSと等量で混和したトリプシン−EDTA(Lonza社製)希釈液を1ウェル当たり1mLずつ添加し、25℃で20分間インキュベートした(酵素処理)。
〔3〕25℃のMSC培地を1mLずつ加えて細胞を懸濁した後(酵素反応停止処理)、細胞懸濁液を15mLコニカル遠心チューブ(conical centrifuge tube)に移した。
〔4〕600×g、5分間、25℃で遠心分離し、上清を吸引・除去した後、1ウェルにつき100μLの氷冷PBSに懸濁した(酵素処理後洗浄処理)。
〔5〕10μL細胞懸濁液を採取し、10μLトリパンブルーと混和後、顕微鏡下にてワンセルカウンターを用いて細胞数の測定を行い、死細胞率の評価を行った。
結果を図2に示す。例えば、トリプシン処理前洗浄処理時間が10分の場合、トリプシン処理前にLRを用いて細胞を洗浄したとき、トリプシン処理後の死細胞率は、42.1%であったのに対して、トリプシン処理前に3%LRTを用いて細胞を洗浄したとき、トリプシン処理後の死細胞率は、14.8%まで低下しており(図2)、かかる低下は統計学的有意差が認められた(P<0.001)。また、PBSとLRの間に、統計学的有意差が認められなかった。この結果は、本発明の細胞洗浄液による細胞死抑制効果が、LRによるものではなく、トレハロースによるものであることを示している。さらに、トリプシン処理前の、LRTによる細胞洗浄処理時間が0.5〜7分の場合においても同様に、細胞死抑制効果が同程度認められた(図2)。この結果は、トリプシン処理前に本発明の細胞洗浄液を用いて、少なくとも0.5〜10分の範囲内で処理した場合、同程度の細胞死抑制効果が認められることを示している。
3−1 方法
次に、本発明の細胞洗浄液に適用されるトレハロース濃度について検討するために、以下の〔1〕〜〔5〕に示す手順に従って実験を行った。
〔1〕hMSC-BMが接着した6ウェルディッシュからMSC培地を吸引・除去し、25℃の各種濃度(1、3、5、7、10、12、15[w/v]%)トレハロース含有乳酸リンゲル液を1ウェル当たり2mLずつ添加し、25℃で1分間保温した(酵素処理前洗浄処理)。なお、コントロールとしてLRを用いた。
〔2〕〔1〕の酵素処理前洗浄液を吸引・除去した後、25℃に保温したトリプシン−EDTA(Lonza社製)を1ウェル当たり1mLずつ添加し、25℃で15分間インキュベートした(酵素処理)。
〔3〕25℃のMSC培地を1mLずつ加えて細胞を懸濁した後(酵素反応停止処理)、細胞懸濁液を15mLコニカル遠心チューブ(conical centrifuge tube)に移した。
〔4〕600×g、5分間、25℃で遠心分離し、上清を吸引・除去した後、1ウェルにつき100μLの氷冷PBSに懸濁した(酵素処理後洗浄処理)。
〔5〕10μL細胞懸濁液を採取し、10μLトリパンブルーと混和後、顕微鏡下にてワンセルカウンターを用いて細胞数の測定を行い、死細胞率の評価を行った。
結果を図3に示す。トレハロース濃度が1〜15(w/v)%のLRTを用いてトリプシン処理前の細胞を洗浄した場合、そのいずれの濃度においても、トレハロース不含のLRを用いた場合と比べ、死細胞率は低下しており(図3)、かかる低下は統計学的有意差が認められた。また、トレハロース濃度が3(w/v)%の細胞洗浄液を用いた場合、細胞死抑制効果が最も優れていたことが明らかとなった。これらの結果は、本発明の細胞洗浄液に適用されるトレハロース濃度が、少なくとも1〜15(w/v)%の範囲内である場合、細胞死抑制効果が認められることを示すとともに、かかるトレハロース濃度が、1〜7(w/v)%、特に3〜5(w/v)%である場合、特に優れた細胞死抑制効果が認められることを示している。
4−1 方法
次にトリプシン処理、又はトリプシン反応停止処理時にトレハロースを添加した場合の細胞死抑制効果について解析するために、以下の〔1〕〜〔5〕に示す手順に従って実験を行った。
〔1〕hMSC-BMが接着した6ウェルディッシュからMSC培地を吸引・除去し、25℃の3(w/v)%トレハロース含有乳酸リンゲル液を1ウェル当たり2mLずつ添加し、25℃で1分間保温した(酵素処理前洗浄処理)。なお、コントロールとしてLRを用いた。
〔2〕〔1〕の酵素処理前洗浄液を吸引・除去した後、トリプシン−EDTA(Lonza社製)にトレハロースを最終濃度が3(w/v)%になるように添加した25℃保温のトレハロース含有トリプシン溶液を1ウェル当たり1mLずつ添加し、25℃で15分間インキュベートした(酵素処理)。
〔3〕MSC培地にトレハロースを最終濃度が3(w/v)%になるように添加した25℃保温のトレハロース含有MSC培地を1mLずつ加えて細胞を懸濁した後(酵素反応停止処理)、細胞懸濁液を15mLコニカル遠心チューブ(conical centrifuge tube)に移した。
〔4〕600×g、5分間、25℃で遠心分離し、上清を吸引・除去した後、1ウェルにつき100μLの氷冷PBSに懸濁した(酵素処理後洗浄処理)。
〔5〕10μL細胞懸濁液を採取し、10μLトリパンブルーと混和後、顕微鏡下にてワンセルカウンターを用いて細胞数の測定を行い、死細胞率の評価を行った。
結果を図4に示す。比較例2として、トリプシン処理前にPBSを用いて細胞を洗浄し、且つ、トレハロース含有トリプシン溶液を用いて酵素処理を行った場合(上記実施例1の「1−2 方法」の〔1〕のステップ[酵素処理前洗浄処理])、トレハロース不含トリプシン溶液を用いた場合と比べ、死細胞率に変化は認められなかった(図4の「トリプシン+T」と「トリプシン」との比較)。この結果は、タンパク質分解酵素処理時にトレハロースを添加しても死細胞率を抑制できないことを示している。また、比較例3として、トリプシン処理前にPBSを用いて細胞を洗浄し、且つ、トリプシン反応停止処理時にトレハロース含有MSC培地(図4の「培地+T」)を用いた場合(上記実施例1の「1−2 方法」の〔3〕のステップ(酵素反応停止処理))、トレハロース不含MSC培地を用いた場合(図4の「培地」)と比べ、死細胞率が低下していた(図4の左から1番目のバー[死細胞率37.9%]と、図4の左から2番目のバー[死細胞率33.9%]との比較)。この結果は、タンパク質分解酵素処理後の酵素反応停止処理時に、MSC培地等のタンパク質を含有する生理的水溶液にトレハロースを添加したものを用いて細胞を懸濁すると、本発明の細胞洗浄液と比べると効果は低いものの、死細胞率を低下できることを示している。また、トリプシン処理前に3%LRTを用いて細胞を洗浄し、さらにトリプシン反応停止処理時にトレハロース含有MSC培地を用いた場合、トリプシン処理後の死細胞率は13.0%であり(図4、右から3番目のバー)、トリプシン処理前に3%LRTを用いた場合と比べ(図4、右から3番目のバー、死細胞率16.8%)、有意差はないものの死細胞率が低下することを確認できた。この結果は、タンパク質分解酵素反応停止処理時にトレハロースを用いると、本発明の細胞洗浄液との相加又は相乗効果により死細胞率をさらに低下できることを示している。
Claims (9)
- 以下の工程(a)〜(d)を順次備えたことを特徴とする接着細胞のインビトロ継代方法。
(a)接着細胞が接着した培養容器における培地を除去し、生理的水溶液にトレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩を添加してなる細胞洗浄液で接着細胞を洗浄する工程;
(b)タンパク質分解酵素処理により接着細胞を培養容器から剥離させる工程;
(c)タンパク質分解酵素の処理を停止するために、培養容器から剥離した接着細胞を、タンパク質を含有する生理的水溶液中に懸濁する工程;
(d)細胞懸濁液の一部を、新しい培養容器を用いて継代培養する工程; - 接着細胞が間葉系幹細胞であることを特徴とする請求項1に記載のインビトロ継代方法。
- 工程(a)における細胞洗浄液中のトレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩の濃度が1〜15(w/v)%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインビトロ継代方法。
- 工程(b)におけるタンパク質分解酵素がトリプシンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインビトロ継代方法。
- 工程(c)におけるタンパク質を含有する生理的水溶液が、さらにトレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインビトロ継代方法。
- 工程(c)におけるタンパク質を含有する生理的水溶液が、血清を含有する動物細胞培養用基礎培地であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインビトロ継代方法。
- 工程(c)と工程(d)の間に、細胞懸濁液における溶液を除去し、生理的水溶液又はタンパク質を含有する生理的水溶液で接着細胞を洗浄する工程(p)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインビトロ継代方法。
- 工程(p)における生理的水溶液又はタンパク質を含有する生理的水溶液が、さらにトレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩を含むことを特徴とする請求項7に記載のインビトロ継代方法。
- タンパク質分解酵素処理により接着細胞を培養容器から剥離する前に接着細胞を洗浄するための細胞洗浄液であって、生理的水溶液にトレハロース若しくはその誘導体又はそれらの塩を添加してなる細胞洗浄液と、タンパク質分解酵素処理による細胞死抑制効果について記載された添付文書とを含むことを特徴とする接着細胞のインビトロ継代のためのキット。
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