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JP5275054B2 - Atカット水晶振動子 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話等に代表される無線携帯機器や、パーソナルコンピュータ、時計等の電子機器などに利用される水晶振動子に関するものである。
携帯電話等に代表される無線携帯機器や、パーソナルコンピュータ、時計等の電子機器の小型化と高精度化の要求が高まっている中で、このような電子機器には、小型でしかも安定な高周波信号源が必要不可欠である。この要求を満足させるための代表的な電子部品がATカット水晶振動子である。
ATカット水晶振動子は、良好な結晶の安定性から、発振素子としての品質の指標である共振先鋭度すなわちQ値が極めて大きく、さらにその共振周波数の温度安定度すなわち周波数温度特性も非常に良好である。これが、無線携帯機器、パーソナルコンピュータ等の安定な高周波信号源として、広くATカット水晶振動子が利用されている理由である。このようなATカット水晶振動子は、例えば特許文献1にて開示されている。しかし、このATカット水晶振動子は、近年の強い小型化の要求に関しては、十分に満足させることができないことも明らかになってきている。
特開2007−97046号公報
図2は矩形状ATカット水晶振動子の角度方位と形状概要を説明する概念図である。図2記載の三本の座標軸、すなわちX軸(電気軸)、Y軸(機械軸)、及びZ軸(光学軸)は水晶単結晶の基本対称軸であって、振動子片201は、X軸を回転軸として反時計回りにカット角θだけ回転させた回転座標系すなわち、XY’Z’座標系において定義された水晶薄板であって、その厚み方向はY’軸方向、長辺方向はX軸、短片方向はZ’軸方向である。この振動子片201の表裏面中心部には一対の励振電極202が配置されており、この一対の励振電極202により、厚み方向に励振電界が印加される構成となっている。通常、図2記載のカット角θは、35度から36度の範囲に設定されており、このθの範囲内で、誘発する厚みすべり振動の共振周波数の周波数温度特性は、非常に良好である事が知られている。
図3は、図2記載のATカット水晶振動子の厚みすべり振動の共振モード変位を説明する概念図であって、図2記載の振動子片201のXY’側面図である。図3中のa軸、b軸は、振動子片201の重心点301を座標原点とした座標軸である。さらにこの振動子片201の長辺方向寸法はL、厚み方向寸法はtである。このa軸、b軸はそれぞれ、図2記載のY’軸、X軸と平行な座標軸である。本発明に係る厚みすべり振動の共振変位モードが図3記載の共振変位モード302である。この共振変位モード302は、Y’軸方向で正弦波的な変位分布をもっており、振動子の表面で最大変位を持つ。振動子表面での変位量が図3記載の表面変位量303である。さらにこの表面変位量303は、重心点301からの位置座標xの関数であって、図2記載の振動子片201のX軸方向の二つの端面すなわち、振動子片の端面304及び端面305に近づくにしたがって減衰していく性質を持っている。ちなみに、図3には記載されていないが、この共振変位モード302はZ’軸方向では変位量の変化はない。また、このATカット水晶振動子の共振周波数Fは、ほぼ厚みtに反比例し、次式で与えられている。
Figure 0005275054
図4は、この表面変位量303の距離依存性を説明するための概念図であって、縦軸は、図3記載の表面変位量303の大きさU(x)、横軸は重心点301からの座標位置xである。また図4の横軸の二点402及び403はそれぞれ図3記載の端部304及び端部305に対応する座標位置である。また横軸上の範囲404は、図3記載の振動子片201の励振電極202が存在する範囲に対応している。さらに図4記載の特性曲線401が、U(x)の座標位置x依存性を示す特性曲線である。表面変位量303は範囲404に局在しており、振動子片201の長辺方向寸法Lと振動子片201の厚み方向寸法tにおいて、その長辺方向辺比L/tが十分に大きいときは、振動子の端部304及び端部305における表面変位量303はゼロとみなせる。この現象は、ATカット水晶振動子において、励振電極の質量付加によるエネルギ閉じ込め効果として知られる特徴的な現象である。通常、ATカット水晶振動子は、このエネルギ閉じ込め効果を用いて端部の表面変位量をほぼゼロとし、この端部を支持して製品化されている。
近年、小型化対応が強く要求されているATカット水晶振動子において、従来の機械加工法を用いたATカット水晶振動子にかわって、音叉型水晶振動子と同じ、一枚の大型ウェハからフォトリソ加工を用いて振動子形状を加工する、フォトエッチング型のATカット水晶振動子が注目されている。フォトリソ加工は、従来の機械加工に比較して、微細かつ複雑な形状の高精度加工が実現でき、さらに一枚のウェハから大量に生産できるという大きな特徴をもっているので、小型電子デバイスの製造には非常に有効な加工方法である。ところが、本発明に係るATカット水晶振動子においては、形状の小型化にともなって、その長辺方向辺比L/tが極めて小さくなり、前述の励振電極の質量付加によるエネルギ閉じ込め効果が不十分となり、図3記載の端部304及び端部305における表面変位量303はゼロとみなす事ができず、支持部からの振動エネルギ漏洩が原因でその特性、特にQ値が大きく劣化してしまう。それゆえフォトエッチング型のATカット水晶振動子の小型化が実現できていない。すなわち、本発明の解決すべき課題は、小型フォトエッチング型ATカット水晶振動子において、支持による振動エネルギ漏洩を回避する事である。
図5は、本発明に係るATカット水晶振動子の動作を説明するための模式図であって、厚みt、長さLの振動子片501には、振動子片の中心軸aの左右対称位置であるa1軸を励振対称軸とする第一励振部502とa2軸を励振対称軸とする第二励振部503の二対の励振部が形成されている。ここで、図5記載の中心軸a、中心軸bは図3記載の中心軸と同様に、それぞれ、図2記載のY’軸、X軸と平行な座標軸である。さらにa1軸とa2軸は、中心軸aと平行な軸である。第一励振部502は励振電極504と励振電極505、第二励振部503は励振電極506と励振電極507にて構成されている。さらに第一励振部502の電極504と第二励振部507が電気的同極、第一励振部502の電極505と第二励振部の電極506が電気的同極となっている。このように、第一励振部502と第二励振部503における振動励振時の電界極性を互いに反対方向にする事によって、第一励振部502と第二励振部において励起される厚み滑り振動の表面変位は、同振幅で互いに位相が180度違う表面変位となる。すなわち第一励振部502における表面変位が第一表面変位508、第二励振部503における表面変位が第二表面変位509である。第一表面変位508及び第二表面変位509は共に振動子片501の端部510及び端部511に向かって減衰していく。
図5記載の振動子片501の第一励振部502と第二励振部503を同時に励振させると、その表面振動変位は、第一表面変位508と第二表面変位509の重なり合わせとなる。その状態を模式的に図示したのが、図6であって、図6は、本発明に係るATカット水晶振動子の表面変位量分布を説明するための模式図である。図5記載の第一励振部502と第二励振部503にて励起された表面変位分布が、図6記載の表面変位601である。表面変位601は振動子片501の両端部である端部510と端部511においては、ゼロになっていない。この端部510及び端部511を支持した場合、先に述べた支持による振動エネルギ漏洩が生じてしまいQ値の大きな劣化を招くことになる。それに対して振動子片501の中心軸aの近傍領域である領域602においては、表面変位601はほぼゼロになっている。この領域602にて振動子片501を支持すると、支持による振動エネルギ漏洩は回避でき、Q値の大きな劣化は生じない。すなわち、本発明は小型フォトエッチング型ATカット水晶振動子の支持による振動エネルギ漏洩を回避する手段として、振動子片に互いに極性の異なる複数個の励振電極対を形成し、それぞれの励振電極で励起される厚み滑り振動変位が相殺される部分に支持部を形成する手段を採用すれば、支持による振動エネルギの漏洩を回避できるのである。
以上の説明から、振動子片に互いに極性の異なる複数個の励振電極対を形成し、それぞれの励振電極で励起される厚み滑り振動変位が相殺される部分に支持部を形成すると、この支持部では、厚み滑り振動の変位量はほぼゼロとなっており、支持による振動エネルギの漏洩はほとんど生じない。本発明に係るこの構造を採用する事で、従来の励振電極による付加質量効果によるエネルギ閉じ込め効果が十分に作用しない、超小型のフォトエッチング加工型のATカット水晶振動子が実現できるのである。
:本発明に係るATカット水晶振動子の実施例1を示すための斜視図 :矩形状ATカットの角度方位と形状概要を説明する概念図 :図2記載のATカットの厚みすべり振動の共振モード変位を説明する概念図 :図3記載の表面変位量303の距離依存性を説明するための概念図 :本発明に係るATカット水晶振動子の動作を説明するための模式図 :本発明に係るATカット水晶振動子の表面変位量分布を説明する模式図 :本発明に係るATカット水晶振動子の実施例2を示すための斜視図 :本発明に係るATカット水晶振動子の実施例3を示すための斜視図 :本発明に係るATカット水晶振動子の実施例4を示すための斜視図 :本発明に係るATカット水晶振動子の実施例5を示すための斜視図
図1は本発明に係るATカット水晶振動子の実施例1を示すための斜視図である。図1記載のATカット水晶振動子101は、二個の励振部すなわち第一励振部102と第二励振部103は連結部104を介在して一体形成されている。さらにこの連結部104には、一対の支持部105も同時に一体形成されており、支持部105の表面にはマウント電極108が形成されている。ただし、この支持部105を連結部104と同時に形成しなくても本発明を実現することはできる。前記支持部105は振動子101を収容器に実装する際に振動子101を支持するために形成する。第一励振部102及び第二励振部103の厚み寸法、長辺寸法、短辺寸法はそれぞれ、t、L、Wである。厚み寸法tは図2記載のY’軸に、長辺寸法Lは図2記載のX軸に、短辺寸法Wは図2記載のZ’軸にそれぞれ平行である。さらにカット角θは35度から36度の範囲に設定されている。図1における励振部の連結構造は、図2記載のX軸方向に直列に振動部を配置した構造である。第一励振部102には第一励振電極対106、第二励振部103には第二励振電極対107が形成されている。振動部の寸法形状や励振電極の寸法形状、材質及び厚みは同一であることが好ましいが、振動部の寸法形状や励振電極の寸法形状、材質及び厚みを同一に揃えなくても本発明を実現できることは言うまでもない。前期励振電極の第一励振電極対106と第二励振電極対107の励振極性が互い異なるように配置されている。その結果、連結部104における、厚み滑り振動の変位量は、ほぼゼロとなる。それゆえ支持部105における振動エネルギの漏洩が抑制でき、Q値の大きな劣化は生じない。
図7は本発明に係るATカット水晶振動子の実施例2を示すための斜視図である。図7記載のATカット水晶振動子701は、二個の励振部すなわち第一励振部702と第二励振部703は連結部704を介在して一体形成されている。さらにこの連結部704には、支持用の二個のマウント電極すなわちマウント電極707、マウント電極708が形成されている。第一励振部702及び第二励振部703の厚み寸法、長辺寸法、短辺寸法はそれぞれ、t、L、Wである。厚み寸法tは図2記載のY’軸に、長辺寸法Lは図2記載のX軸に、短辺寸法Wは図2記載のZ’軸にそれぞれ平行である。さらにカット角θは35度から36度の範囲に設定されている。第一励振部702には第一励振電極対705、第二励振部703には第二励振電極対706が形成されており、その寸法形状、材質及び厚みは同一であるが、第一励振電極対705と第二励振電極対706の励振極性が互い異なるように配置されている。その結果、連結部704における、厚み滑り振動の変位量は、ほぼゼロとなる。それゆえマウント電極707、マウント電極708及びマウント電極707にて支持しても振動エネルギの漏洩が抑制でき、Q値の大きな劣化は生じない。
図8は本発明に係るATカット水晶振動子の実施例3を示すための斜視図である。図8記載のATカット水晶振動子801は、三個の励振部すなわち第一励振部802、第二励振部803及び第三励振部804は連結部805を介在して一体形成されている。さらにこの連結部805には、支持用の二個のマウント電極すなわちマウント電極806、マウント電極807が形成されている。第一励振部802、第二励振部803及び第三励振部804の厚み寸法、長辺寸法、短辺寸法はそれぞれ、t、L、Wである。厚み寸法tは図2記載のY’軸に、長辺寸法Lは図2記載のX軸に、短辺寸法Wは図2記載のZ’軸にそれぞれ平行である。さらにカット角θは35度から36度の範囲に設定されている。第一励振部802には第一励振電極対808、第二励振部803には第二励振電極対809、第三励振部804には第三励振電極対810が形成されており、その寸法形状、材質及び厚みは同一であるが、第二励振電極対809と、両隣にある第一励振電極対808と第三励振電極対810の励振極性は互い異なるように配置されている。すなわち、第一励振電極対808と第三励振電極対810は同極性、第二励振電極対809は、第一励振電極対808及び第三励振電極対810と反転極性となっている。その結果、連結部805における、厚み滑り振動の変位量は、ほぼゼロとなる。それゆえマウント電極806、マウント電極807にて支持しても振動エネルギの漏洩が抑制でき、Q値の大きな劣化は生じない。
図9は本発明に係るATカット水晶振動子の実施例4を示すための斜視図である。図9記載のATカット水晶振動子901は、二個の励振部すなわち第一励振部902と第二励振部903は連結部904を介在して一体形成されている。さらにこの連結部904には、一対の支持部908も同時に一体形成されている。一対の支持部908の両端にはマウント電極905が形成されている。第一励振部902及び第二励振部903の厚み寸法、長辺寸法、短辺寸法はそれぞれ、t、L、Wである。厚み寸法tは図2記載のY’軸に、長辺寸法Lは図2記載のX軸に、短辺寸法Wは図2記載のZ’軸にそれぞれ平行である。さらにカット角θは35度から36度の範囲に設定されている。図9における励振部の連結構造は、図1記載の連結構造とは対称的に図2記載のX軸方向に並列に振動部を配置した構造である。第一励振部902には第一励振電極対906、第二励振部903には第二励振電極対907が形成されており、その寸法形状、材質及び厚みは同一であるが、第一励振電極対906と第二励振電極対907の励振極性は互い異なるように配置されている。その結果、連結部904における、厚み滑り振動の変位量は、ほぼゼロとなる。それゆえ支持部905における振動エネルギの漏洩を抑制でき、Q値の大きな劣化は生じない。
図10は本発明に係るATカット水晶振動子の実施例5を示すための斜視図である。図10記載のATカット水晶振動子1001は、二個の励振部すなわち第一励振部1002と第二励振部1003は、この二つの励振部の周囲を囲むように連結部1008を介在して存在する支持部1004に囲まれて形成されている。支持部1004は前述第一励振部1002と第二励振部1003を枠で囲むように形成されており、連結部1008が形成されている辺ではない他の辺にそれぞれ向かい合うように収容器に実装するための支持用の領域が形成されている。前述支持部1004の収容器実装用の領域の表面にマウント電極1005がそれぞれ形成されている。第一励振部1002及び第二励振部1003の厚み寸法、長辺寸法、短辺寸法はそれぞれ、t、L、Wである。厚み寸法tは図2記載のY’軸に、長辺寸法Lは図2記載のX軸に、短辺寸法Wは図2記載のZ’軸にそれぞれ平行である。さらにカット角θは35度から36度の範囲に設定されている。また一対の支持部1004は、図2記載のZ’軸方向に平行な中心対称軸方向に形成されている。第一励振部1002には第一励振電極対1006、第二励振部1003には第二励振電極対1007が形成されており、その寸法形状、材質及び厚みは同一であるが、第一励振電極対1006と第二励振電極対1007の励振極性は互い異なるように配置されている。その結果、連結部1004における、厚み滑り振動の変位量は、ほぼゼロとなる。それゆえ支持部1004における振動エネルギの漏洩が抑制でき、Q値の大きな劣化は生じない。
以上のように本発明は、振動子片に互いに極性の異なる複数個の励振電極対を形成し、それぞれの励振電極で励起される厚み滑り振動変位が相殺される部分に支持部を形成すると、この支持部では、厚み滑り振動の変位量はほぼゼロとなっており、支持による振動エネルギの漏洩はほとんど生じない。それゆえ、従来の励振電極による付加質量効果によるエネルギ閉じ込め効果が十分に作用しない、超小型のフォトエッチング加工型のATカット水晶振動子が実現できるのである。なお、図1、図7、図8、図9及び図10記載の実施例においては、各図記載の複数個の励振部と励振電極部の寸法形状はすべて同一であるが、支持部の形状、位置等によってはすべて同一な寸法形状にする必要はない。また、本発明に係るATカット水晶振動子はフォトリソグラフィー加工により提供され、ウェットエッチングを用いて形成する。ただし、フォトリソグラフィー加工でなく機械加工などにより外形加工を実現しても構わない。
101,701,801,901,1001:ATカット水晶振動子
201,501:振動子片
102,502,702,802,902,1002:第一励振部
103,503,703,803,903,1003:第二励振部
104,704,805,904,1008:連結部
105,707〜708,806〜807,908,1004:支持部
106,705,808,906,1006:第一励振電極対
107,706,809,907,1007:第二励振電極対
804:第三励振部
810:第三励振電極対
108,707〜708,806〜807,905,1005:マウント電極
202:励振電極
301:振動片の重心点
302:共振変位モード
303:表面変位量
304〜305:振動子片の端面
401:特性曲線
402〜403:横軸の二点
404:横軸上の範囲(励振電極の存在する範囲)
504〜507:第一励振部及び第二励振部の励振電極
508:第一表面変位
509:第二表面変位
510〜511:振動片の端部
601:表面変位
602:振動片の近傍領域

Claims (8)

  1. 複数の振動部が連結部を共有して一体形成されると共に、互いに隣接する前記振動部表裏面に形成された励振電極対の励振極性を反転させる事により前記振動部の厚みすべり振動変位の極性を反転させ
    複数の前記振動部と前記連結部とは、ATカットの水晶振動子片で形成され、
    収容器に実装するための支持部が、複数の前記振動部の前記連結部に形成された事を特徴とするATカット水晶振動子。
  2. 前記連結部は、隣接する複数の前記振動部の間に配置され、
    隣接する複数の前記振動部は、それぞれ前記連結部に対して反対側に配置されることを特徴とする請求項1記載のATカット水晶振動子。
  3. 複数の前記振動部は、それぞれ前記連結部に対して同一側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のATカット水晶振動子。
  4. 複数の振動部が連結部を共有して一体形成されると共に、互いに隣接する前記振動部表裏面に形成された励振電極対の励振極性を反転させる事により前記振動部の厚みすべり振動変位の極性を反転させ、
    収容器に実装するための支持部が、複数の前記振動部の前記連結部に形成され、
    隣接する複数の前記振動部周囲を囲む枠により前記支持部が形成されている事を特徴とするATカット水晶振動子。
  5. 前記複数の振動部の形状が同一である事を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のATカット水晶振動子。
  6. 前記複数の振動部において励振電極の形状が同一である事を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のATカット水晶振動子。
  7. 前記複数の振動部において励振電極の厚みが同一である事を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のATカット水晶振動子。
  8. フォトリソグラフィー加工を用いて一体形成された事を特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のATカット水晶振動子。
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