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JP5270385B2 - 固体電解質形燃料電池 - Google Patents

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JP5270385B2 JP2009008972A JP2009008972A JP5270385B2 JP 5270385 B2 JP5270385 B2 JP 5270385B2 JP 2009008972 A JP2009008972 A JP 2009008972A JP 2009008972 A JP2009008972 A JP 2009008972A JP 5270385 B2 JP5270385 B2 JP 5270385B2
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Description

本発明は、固体電解質形燃料電池セルを積層して形成される固体電解質形燃料電池に関する。
従来より、固電解質形燃料電池は、固体電解質層の両面に電極を配した燃料電池セルの両面に、支燃性ガス(通常空気)と燃料ガス(H2、メタン、メタノール等)を供給して、発電を行うようになっている。このような固体電解質形燃料電池は、一個の燃料電池セルで得られる電力量は小さいので、燃料電池セルを複数個使用して大きな電力になるよう設計されている。
この燃料電池セルを複数個使用している構造においては、すべての燃料電池セルで発電させるために、供給する支燃性ガス及び燃料ガスは、すべての燃料電池セルに不足なく供給されなければならない。一方、発電効率を上げるためには、燃料利用率を上げなければならず、すべての燃料電池セルで燃料を無駄なく消費させなければならない。つまり、すべての燃料電池セルに燃料ガスは過不足無く供給されなければならないこととなる。
そのため、すべての燃料電池セルに均等に支燃性ガス及び燃料ガスを供給できる構造とすることで解決する方法(例えば、特許文献1参照)や、各燃料電池セルごとに個別に電力を取り出すことによって、支燃性ガス及び燃料ガスの供給に過不足が生じても燃料電池セルの発電効率を向上させる方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−207008号公報 特開2005−190670号公報
ところが、前記特許文献1に記載の様に、すべての燃料電池セルに均等に支燃性ガス及び燃料ガスを供給できる構造とした場合、その構造の特徴から、燃料電池セル数が多くなるに従い支燃性ガス及び燃料ガスをすべての燃料電池セルに均等に供給することが難しくなるという問題があった。
更に、前記特許文献2に記載の様に、個々の燃料電池セルから電力を取り出す方法では、電力を取り出すときの制御や電流の統合が難しいという問題があった。
しかも、この問題とは別に、平板状の燃料電池セルを複数枚積層した燃料電池スタックにおいては、積層方向における温度差によって、燃料電池の性能が低下するという問題があった。
つまり、燃料電池スタックにおいては、設定した作動温度で均一に発電させることが、内部抵抗が小さく電圧の低下が少ないので好ましいが、一般には、燃料電池スタックの積層方向の両端の温度が低く、中央部の温度が高くなり易いという問題があった。
これは、燃料電池スタックの中心部の燃料電池セルでは、ジュール熱により温度が高くなる傾向があり、両端の燃料電池セルでは、燃料電池スタックからの放熱により、温度が低くなりやすいためである。
なお、本発明者等は、特願2007−154133号にて、発電効率を高めるために、複数の固体電解質形燃料電池セルを所定方向に積層した第1発電セル群と、第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数よりも少ない第2発電セル群と、燃料ガスを第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給し、第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルにて反応した後の燃料ガスを統合し、統合した反応後の燃料ガスを第2発電セル群の固体電解質形燃料電池セルへ分配供給する燃料ガス流路を備えた固体電解質形燃料電池を提案している。
しかし、この燃料電池の場合も、スタック全体の温度分布という観点において、改良の余地が残されている。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、燃料ガスがすべての燃料電池セルに対し均一に供給されなくても効率よく電力を取り出すことができるとともに、固体電解質形燃料電池セルを積層した場合でも、温度分布の問題を解決することができる固体電解質形燃料電池を提供することを目的とする。
(1)かかる問題を解決するためになされた請求項1の発明は、固体電解質形燃料電池セルに燃料ガスと酸素を含む支燃性ガスとを供給して発電を行う固体電解質形燃料電池において、複数の前記固体電解質形燃料電池セルを所定方向に積層した第1発電セル群と、1又は複数の前記固体電解質形燃料電池セルからなる第2及び第3発電セル群と、前記燃料ガスを前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給し、該第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルにて反応した後の燃料ガスを統合し、該統合した反応後の燃料ガスを前記第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルへ分配供給する燃料ガス流路と、を備えるとともに、前記第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数を、前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数よりも少なくし、且つ、前記第1発電セル群の積層方向の一方の側に前記第2発電セル群を積層するとともに、他方の側に前記第3発電セル群を積層したことを特徴とする。
本発明の固体電解質形燃料電池では、燃料ガスが、まず第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給される。そして、第1発電セル群において発電に使われた燃料ガスは、統合され、第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルへ分配供給され、再度燃料ガスとして利用される。
・このように、第1発電セル群おいて利用された燃料ガスを統合することによって、第1発電セル群の各固体電解質形燃料電池セルに対する燃料ガスの分配に均一性がなくとも、第2及び第3発電セル群において燃料ガスの不均一性を緩和することができるので、固体電解質形燃料電池全体での発電効率を高めることができる。以下詳細に説明する。
固体電解質形燃料電池の発電効率を高めるためには、燃料ガス利用率を上げる必要がある。例えば、燃料ガス利用率90%で発電させたい場合には、固体電解質形燃料電池を構成する各固体電解質形燃料電池セルに利用率90%となるように燃料ガスを供給する必要がある。
ここで、各固体電解質形燃料電池セルを例えば電気的に直列接続したとき、各固体電解質形燃料電池セルで消費される燃料の量は同じになるので、燃料ガスは各固体電解質形燃料電池セルすべてにおいて90%の燃料利用率となるように、均等に配分されるように供給しなければならない。
しかし、実際には各固体電解質形燃料電池セルすべてに均等配分することは難しく、燃料ガス供給量は、固体電解質形燃料電池セル毎にバラツキが出てしまう。
例えば、供給量に10%以上のバラツキが出たとすると、固体電解質形燃料電池セルによっては利用率100%以上で動かすことになってしまい、発電が成立しない。このため、このバラツキを考慮し、利用率を平均で80%程度にして運転させることが一般的である。
これに対し、本発明の固体電解質形燃料電池では、固体電解質形燃料電池セルを第1発電セル群と第2及び第3発電セル群とに分け、第1発電セル群の燃料排ガスを用いて第2及び第3発電セル群を発電させている。
したがって、第1発電セル群における燃料利用率があまり高なくても、第1発電セル群において使用された燃料ガスが第2及び第3発電セル群において再利用されるので、第1発電セル群と第2及び第3発電セル群において、燃料利用率を下げること、つまり、各固体電解質形燃料電池セルの燃料ガス供給量のバラツキの許容量を大きくできる。
また、本発明の固体電解質形燃料電池では、第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セル数を第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セル数より少なくしている。これにより、第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに供給される燃料ガスは、濃度としては低いものの、流量は第1発電セル群よりも多くできる。こうすることで濃度の薄い燃料でも十分に発電を行うことができる。
・特に本発明では、第1発電セル群の積層方向の一方の側に第2発電セル群を積層するとともに、他方の側に第3発電セル群を積層している。つまり、第1発電セル群の両側に、第2発電セル群と第3発電セル群とを配置している。
これにより、固体電解質形燃料電池の積層方向における温度分布を均一化することができる。
すなわち、第1発電セル群にて使用された燃料の排ガスは、第1発電セル群に投入される前の温度より高い温度であるため、その排ガスが第1発電セル群の両側に配置された第2及び第3発電セル群に投入されると、固体電解質形燃料電池の積層方向の両端側のセル群の温度低下を低減することができる。よって、固体電解質形燃料電池の積層方向における温度分布をより均一に維持することができる。
これにより、固体電解質形燃料電池の内部抵抗のバラツキを小さくできるので、両端の発電セル群の電圧の低下を抑制でき、よって、固体電解質形燃料電池の性能を高めることができる。
また、固体電解質形燃料電池は、その特性上、作動温度は例えば700〜1000℃程度と、通常の周囲温度よりかなり高温である。
従って、固体電解質形燃料電池では、周囲温度の影響によって温度分布が大きくなり易いが、本発明では、温度分布を小さくできるので、この種の固体電解質形燃料電池の性能の維持には、極めて好適である。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の固体電解質形燃料電池において、前記第1発電セル群と前記2発電セル群と前記第3発電セル群とを、電気的に直列接続したことを特徴とする。
本発明の様に、第1〜第3発電セル群を電気的に直列接続すると、充分な電圧を確保でき、また、個々の固体電解質形燃料電池セルから電力を取り出す必要がないので、電力を取り出すときの制御や電流の統合を行う必要がない。よって、その構造を簡易化できるという利点がある。
(3)請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の固体電解質形燃料電池において、前記第2発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数と前記第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数とを、同じとしたことを特徴とする。
これにより、積層方向における温度分布を一層均一にできるという効果がある。
(4)請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池において、前記酸素を含む支燃性ガスを前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給し、該第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルにて反応した後の酸素を含む支燃性ガスを統合し、該統合した反応後の酸素を含む支燃性ガスを、前記第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給することを特徴とする。
本発明では、上述の様に、第1〜第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに酸素を含む支燃性ガスを分配供給するための経路を備えているので、必要な酸素を含む支燃性ガスを第1〜第3発電セル群に供給することができる。
これにより、すべての固体電解質形燃料電池セルに十分な量の酸素を含む支燃性ガスを供給することができるとともに、第1発電セル群から排出された高温の酸素を含む支燃性ガスを第2及び第3発電セル群に供給するため、固体電解質形燃料電池内の温度分布を均一にすることに寄与する。
(5)請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池において、前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数は、前記第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数の2〜10倍であることを特徴とする。
第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数が、第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数の2倍より小さいと、第2及び第3発電セル群において、燃料ガスの供給量が少なくなるので、発電効率が低下してしまう。従って、第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数は、第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数の2倍以上であることが好ましい。
一方、第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数が、第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数の10倍より大きいと、第2及び第3発電セル群に供給される燃料ガスの流量が多くなる。そのため、燃料ガスの圧損が大きくなり、燃料ガスの供給が困難になる。従って、第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数は、第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数の10倍以下であることが好ましい。
(a)は実施例1の固体電解質形燃料電池の平面図、(b)は固体電解質形燃料電池の側面図である。 固体電解質形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 (a)は空気極フレーム構成を示す説明図、(b)は第1発電セル群の燃料極フレームの構成を示す説明図、(c)は第2及び第3発電セル群の燃料極フレームの構成を示す説明図である。 ボルトとその使用状態を破断して示す説明図である。 燃料ガス及び空気の流路の概略を示した模式図である。 (a)は空気の流路を示す説明図、(b)は燃料ガスの流路を示す説明図である。 実施例2の固体電解質形燃料電池の平面図である。 (a)は第1発電セル群の空気極フレームの構成を示す説明図、(b)は第2及び第3発電セル群の空気極フレームの構成を示す説明図、(c)は第1発電セル群の燃料極フレームの構成を示す説明図、(d)は第2及び第3発電セル群の燃料極フレームの構成を示す説明図である。 燃料ガス及び空気の流路の概略を示した模式図である。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。
a)まず、固体電解質形燃料電池の構成について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、固体電解質形燃料電池1は、燃料ガス(例えば水素)と支燃性ガス(例えば空気(詳しくは空気中の酸素))との供給を受けて発電を行う装置であり、第1発電セル群11、第2発電セル群12、第3発電セル群13、及びボルト15〜33を備えている。
第1発電セル群11は、10個の固体電解質形燃料電池セル3が積層されて形成されており、第2発電セル群12及び第3発電セル群13は、それぞれ第1発電セル群11よりも少ない各2個(合計4個)の固体電解質形燃料電池セル3からなる。
また、第2発電セル群12は、第1発電セル群11の積層方向の一方の側(図1(b)の上側)に積層されるとともに、第3発電セル群13は、第1発電セル群11の積層方向の他方の側(図1(b)の下側)に積層されている。
なお、第1発電セル群11と第2発電セル群12と第3発電セル群13とは、電気的に(図1(b)の上下方向に)直列に接続されている。
図2に分解して示すように、固体電解質形燃料電池セル3は、いわゆる燃料極支持膜形タイプの燃料電池セルであり、燃料ガス流路35側には、燃料極(アノード)37が配置されるとともに、燃料極37の同図上側の表面には薄膜の固体電解質体39が形成される。その固体電解質体39の空気流路43側の表面には、空気極(カソード)41が形成されている。
固体電解質体39としては、YSZ、ScSZ、SDC、GDC、ペロブスカイト系酸化物等の材料が使用できる。また、燃料極37としては、Ni及びNiとセラミックとのサーメットが使用でき、空気極41としては、ペロブスカイト系酸化物、各種貴金属及び貴金属とセラミックとのサーメットが使用できる。
空気極41と上方の金属製のインターコネクタ(発電セル3間の導通を確保するとともにガス流路を遮断する長方形のプレート)45との間には、その導通を確保するために、例えば、空気極41と同様なLSCF(ランタンストロンチウムコバルト鉄)、LSM(ランタンストロンチウムマンガネート)等からなる集電体47が配置されている。なお、ここでは、燃料極37と固体電解質体39と空気極41とをセル本体49と称する。
更に詳しくは、この固体電解質形燃料電池セル3は、上下一対の金属製のインターコネクタ45、45の間に、空気流路43側の金属製の四角枠状の空気極フレーム51と、セラミックス製の四角枠状の絶縁フレーム53と、セル本体49を接合して配置するとともにガス流路を遮断する金属製の四角枠状のセパレータ55と、燃料ガス流路35側の金属製の四角枠状の燃料極フレーム57とを備えている。
つまり、インターコネクタ(その外周縁部)45と空気極フレーム51と絶縁フレーム53とセパレータ(その外周縁部)55と燃料極フレーム57とにより、固体電解質形燃料電池セル3の枠部59が構成されており、この枠部59に、ボルト15〜33が貫挿される貫通孔61が形成されている。
このうち、空気極フレーム51は、図3(a)に示すように、同図中の上下両端の3個の孔の中央の孔(空気の流路A1、A2)に空気が誘導されるように形成されている。
また、燃料極フレーム57には、第1発電セル群11用と第2及び第3発電セル群12、13用とがある。具体的には、図3(b)に示すように、第1発電セル群11用の燃料極フレーム57は、同図中の左端の4個の孔の下から2個目の孔(燃料の流路F1)と右端の4個の孔の上から2個目の孔(燃料の流路F2)とに燃料を導くように形成されている。一方、図3(c)に示すように、第2及び第3発電セル群12、13用の燃料極フレーム55は、同図中の右端の4個の孔の上から2個目の孔(燃料の流路F2)と左端の4個の孔の上から2個目の孔(燃料の流路F3)とに燃料を導くように形成されている。
なお、各フレーム51、57などの孔により、空気や燃料の流路となる前記貫通孔61が形成されている。
前記図1に戻り、前記ボルト15〜33は、第1発電セル群11と第2及び第3発電セル群12、13を積層した積層体5を積層方向に押圧して固体電解質形燃料電池セル3を拘束するために用いる部材であり、その構造から2種類のボルト15〜33が使用されている。
すなわち、単に固体電解質形燃料電池セル3を押圧するための第1のボルト25〜33と、内部に燃料ガス又は空気が流通するガス流路を備えた第2のボルト15〜23である。
このうち、第2のボルト15〜23には、空気のガス流路を備えた空気用のボルト15、17と燃料ガスのガス流路を備えた燃料用のボルト19〜23とがある。なお、使用する第2のボルト15〜23の本数は、固体電解質形燃料電池1の構造や定格等に応じて適宜選択できる。
b)次に、第2のボルト15〜23の基本的な構造について図4に基づいて説明する。なお、第2のボルト15〜23の細部は各々異なっているが、異なる部分は後述する「燃料ガスの流路」及び「空気の流路」において説明することとし、ここでは、基本的な構造についてボルト15を示して説明する。
図4に示すように、ボルト15は、円柱状の長尺の中空ボルトであり、そのボルト15の上下両端には、六角形のナット63、65が螺合されている。
前記ボルト15の軸中心には、ガス流路として用いられる有底の中心孔67が開けられるとともに、その中心孔67から径方向(同図左右方向)に複数の横穴69が形成されている。この中心孔67の形状及び横穴69が設けられている位置が、各ボルト15〜23によって異なっている。
このボルト15は、積層体5の外周近傍に開けられた前記貫通孔61に貫挿されており、ボルト15の外周面と貫通孔61との内周面との間には、円筒状のガス流路となる空間71が形成されている。
また、ボルト15の上下方向には、各ナット63、65と積層体5との間に、フランジ形状の絶縁スペーサ(絶縁リング)73、75が外嵌されている。
なお、ボルト15の上端には、ジョイント77が螺合され、このジョイント77には、ガス供給(又は排出)用のガスパイプ79が取り付けられている。
c)次に、空気及び燃料ガスの流路について、図5及び図6に基づいて説明する。
なお、図5及び図6においては、説明を簡単にするために、燃料ガス及び空気について最小限の数のボルトを示している。
(空気の流路)
図5に示すように、支燃性ガスである空気は、空気用のボルト15の上方から供給され、そのボルト15の軸中心に形成された中心孔67に導入され、各横穴69から第1発電セル11と第2発電セル12と第3発電セル13とに供給される。
詳しくは、ボルト15の中心孔67から供給された空気は、図6(a)に示すように、ボルト15の外周側の空間71から、第1〜第3発電セル11〜13の導入孔81を介して、第1〜第3発電セル11〜13の各固体電解質形燃料電池セル3内の空気流路43側に導入される。
次に、空気流路43の空気は、排出孔83を介して、他の空気用(排出用)のボルト17の外周側の空間71に排出され、図5に示すように、ボルト17の横穴85を介して中心孔87に導入され、その上方より固体電解質形燃料電池1外に排出される。
(燃料ガスの流路)
図5に示すように、燃料ガスは、燃料用のボルト19の上方から供給され、ボルト19の軸中心に形成された中心孔89に導入され、第1発電セル群11に対応する位置に設けられた横穴91から第1発電セル群11に供給される。換言すれば、ボルト19では、第1発電セル群11に燃料ガスが供給される位置に横穴91が設けられている。
第1発電セル群11に供給された燃料ガスは、第1発電セル群11を構成する各固体電解質形燃料電池セル3内の燃料流路35側に導入される(図6(b)中図参照)。
次に、固体電解質形燃料電池セル3内に導入された燃料流路35の燃料ガスは、他の燃料中継用のボルト21の第1発電セル群11に対応する位置に設けられた横穴93を介して、ボルト21の中心孔97に導入され、ボルト21の上部に設けられた横穴94から第2発電セル群12に供給されるとともに、ボルト21の下部に設けられた横穴95から第3発電セル群13に供給される。
換言すれば、ボルト21では、第1発電セル群11に対応する位置と第2及び第3発電セル群12、13に対応する位置に横穴93〜95が設けられている。なお、ボルト21からは外部に燃料ガスを排出しないので、中心孔97は貫通孔とはなっていない。
そして、第2及び第3発電セル群12、13に供給された燃料ガスは、第2及び第3発電セル群12、13を構成する各固体電解質形燃料電池セル3内の燃料流路35側に導入される(図6(b)上下図参照)。
燃料流路35に導入された燃料ガスは、他のボルト23の第2及び第3発電セル群12、13に対応する位置に設けられた横穴99、101を介して、ボルト21の中心孔103に導入され、中心孔103の上方より固体電解質形燃料電池1外に排出される。
d)次に、上述した構造の固体電解質形燃料電池1の動作原理について、簡単に説明する。
ここでは、固体電解質体39として、例えばYSZを用いた例を挙げて説明する。
本実施例の固体電解質形燃料電池1は、使用される固体電解質等の特性上、作動温度は例えば700〜1000℃と、通常の周囲温度(大気温)よりかなり高温で使用されるものである。
この固体電解質形燃料電池1では、燃料極37では、「H2+O2-→H2O+2e-」の反応が起こり、空気極41では、「1/2O2+2e-→O2-」の反応が起こるので、全反応としては、「H2+1/2O2-→H2O」となる。
従って、本実施例では、燃料極37側には水蒸気が発生するので、例えばPEFCに比べて、燃料極37側での燃料ガスの体積変化が少ないという特徴がある。
e)次に、固体電解質形燃料電池1の製造方法について、簡単に説明する。
まず、例えばSUS430からなる板材を打ち抜いて、インターコネクタ45、空気極フレーム51、燃料極フレーム57、セパレータ55を製造した。
また、定法により、アルミナを主成分とするグリーンシートを所定形状に形成し、焼成して、絶縁フレーム53を製造した。
固体電解質形燃料電池セル3のセル本体49を、定法に従って製造した。具体的には、燃料極37のグリーンシート上に、固体電解質体39の材料を印刷し、その上に空気極41の材料を印刷し、その後焼成した。なお、セル本体49は、セパレータ55にろう付けして固定した。
これとは別に、空気用及び燃料用のボルト15〜23を、ザグリ加工等により製造した。
そして、上述したインターコネクタ45、空気極フレーム51、燃料極フレーム57、セル本体49をろう付けしたセパレータ55、集電体47などを一体にして、各固体電解質形燃料電池セル3を組み付けるとともに、各固体電解質形燃料電池セル3を積層して積層体5を構成した。
そして、この積層体5の貫通孔61にボルト15〜33を嵌め込むとともに、それらの両端から絶縁スペーサ73、75を嵌め、ボルト15〜33の両端にナット63、65を螺合させた。
その後、このナット63、65を締め付けて、積層体5を押圧して一体化して固定し、固体電解質形燃料電池1を完成した。
f)次に、本実施例の固体電解質形燃料電池1の効果について説明する。
・本実施例の固体電解質形燃料電池1では、燃料ガスが、まず第1発電セル群11の固体電解質形燃料電池セル3に分配供給される。そして、第1発電セル群11において発電に使われた燃料ガスは、統合され、第2及び第3発電セル群12、13の固体電解質形燃料電池セル3へ分配供給され、再度燃料ガスとして利用される。
このように、第1発電セル群11おいて利用された燃料ガスを統合することによって、第1発電セル群11の各固体電解質形燃料電池セル3に対する燃料ガスの分配に均一性がなくとも、第2及び第3発電セル群12、13において燃料ガスの不均一性を緩和することができるので、固体電解質形燃料電池1全体での発電効率を高めることができる。
・本実施例の固体電解質形燃料電池1では、第2及び第3発電セル群12、13の合計の固体電解質形燃料電池セル数を第1発電セル群11の固体電解質形燃料電池セル数より少なくしている。これにより、第2及び第3発電セル群12、13の固体電解質形燃料電池セル3に供給される燃料ガスは、濃度としては低いものの、流量は第1発電セル群11よりも多くできる。こうすることで濃度の薄い燃料でも十分に発電を行うことができる。
・本実施例では、第1発電セル群11の積層方向の一方の側に第2発電セル群12を積層するとともに、他方の側に第3発電セル群13を積層している。つまり、第1発電セル群11の両側に、第2発電セル群12と第3発電セル群13とを配置している。
これにより、固体電解質形燃料電池1の積層方向における温度分布を均一化することができる。よって、固体電解質形燃料電池1の内部抵抗のバラツキを小さくできるので、固体電解質形燃料電池1の性能を高めることができる。
特に、この固体電解質形燃料電池1は、その特性上、作動温度は700〜1000℃と、通常の周囲温度よりかなり高温であり、周囲温度の影響によって温度分布が大きくなり易いが、本実施例では、温度分布を小さくできるので、この種の固体電解質形燃料電池1の性能の維持には、極めて好適である。
・本実施例では、第2発電セル群12の固体電解質形燃料電池セル3の数と第3発電セル群13の固体電解質形燃料電池セル3の数とを、同じにしているので、固体電解質形燃料電池1の積層方向における温度分布を一層均一にできる。
・本実施例では、第1発電セル群11の固体電解質形燃料電池セル3の数が第2及び第3発電セル群12、13の固体電解質形燃料電池セル3の合計の数の2倍より大きい。従って、第2及び第3発電セル群12、13において、燃料ガスの供給量が少なくなることがないので、燃料利用率が低下することがない。
また、第1発電セル群11の固体電解質形燃料電池セル3の数が第2及び第3発電セル群12、13の固体電解質形燃料電池セル3の合計の数の10倍より小さいので、第2及び第3発電セル群12、13に供給される燃料ガスの流量が多くなり過ぎない。従って、燃料ガスの圧損が大きくならないので、燃料ガスの供給を容易に行うことができる。
・本実施例では、第1〜第3発電セル群11〜13を直列に接続しているので、固体電解質形燃料電池1では、個々の固体電解質形燃料電池セル3から電力を取り出す必要がなく、よって、電力を取り出すときの制御や電流の統合を行う必要がないという利点がある。
g)次に、上述した構造を有する固体電解質形燃料電池の性能を確認した実験例について説明する。
なお、本実験例では、第1発電セル群として10個の固体電解質形燃料電池セルを積層し、第2及び第3発電セル群として、それぞれ1個の固体電解質形燃料電池セルを積層した固体電解質形燃料電池を用いた。また、電気ヒーターを備えた断熱容器に固体電解質形燃料電池を設置し、容器内を700℃まで加熱し、ほぼ同じ温度まで予熱した燃料ガスと支燃性ガスを投入し、第1発電セル群の中央側面部と第2及び第3発電セル群の側面部温度も計測できるように熱電対を取り付けた。
・そして、この固体電解質形燃料電池に、燃料ガスとしてH2ガスを7.6L/min投入し、75Aの電流を取り出して発電した。なお、発電中は断熱容器の電気ヒーターは切り、断熱容器からの放熱と発電によるジュール熱がバランスするようにしているため、概ね700℃が維持されながら発電が継続される。この状態で、第1発電セル群の中央側面部と第2、第3のセル群の側面部温度を計測した。
この場合、第1発電セル群の1個あたりの平均H2ガス流量は0.76L/min、平均利用率は75%となる。また第2及び第3発電セル群の合計の投入ガス流量は7.6L/min、その内H2ガス分は0.95L/min、利用率は60%となる。
このように、第1発電セル群、第2及び第3発電セル群の利用率は低く、セル毎の燃料バラツキの許容量を大きくすることができるにも拘わらず、この燃料電池全体の燃料利用率は90%と高くすることができる。
・また、この固体電解質形燃料電池の積層方向の温度分布を調べた。
その結果、第1発電セル群の中央側面部(710℃)と第2及び第3発電セル群の側面部温度(692℃)の温度差は、約20℃以内で良好であった。
h)次に、従来の固体電解質形燃料電池との比較実験について説明する。
ここでは、従来の固体電解質形燃料電池と比較するために、12個の固体電解質形燃料電池セルを電気的に直列接続した固体電解質形燃料電池を作製した。なお、その他の条件は、前記実験例と同様である。
・そして、この燃料電池にH2ガスを7.6L/min投入し、75Aの電流を取り出して発電した。
この場合、1個の固体電解質形燃料電池セルあたりの平均ガス流量は0.63L/min、平均利用率は90%となる。また、各固体電解質形燃料電池セルに供給されるガス流量が少ないため、固体電解質形燃料電池セルごとの燃料バラツキの許容量は極めて小さいものとなる。
・また、この従来の固体電解質形燃料電池の積層方向の温度分布を、前記実験例と同様にして調べた。
その結果、12段の中央部となる下から6段目の側面温度(710℃)と両端に相当する下から1段目の側面温度(652℃)と12段目の側面温度(654℃)には、約60℃の温度分布があり、両端に近いセルほど電圧低下が大きいことが確認できた。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
なお、本実施例2の固体電解質形燃料電池の基本構造は、前記実施例1と同様であるので、図面は省略する。
本実施例の固体電解質形燃料電池では、第1発電セル群を構成する固体電解質形燃料電池セルを6個、第2及び第3発電セル群を構成する固体電解質形燃料電池セルをそれぞれ1個(合計2個)とした。
そして、実際にこの構成の固体電解質形燃料電池を作製し、H2ガスを5.06L/min投入し75Aの電流を取り出して発電した。
この場合、第1発電セル群の1個あたりの平均ガス流量は0.84L/min、平均利用率は67.5%となる。また、第2及び第3発電セル群の投入ガス流量は合計で5.06L/min、その内H2ガス分は0.82L/min、利用率は69.3%となる。
この燃料電池全体の燃料利用率は90%となる。ただし、この構成では、第1発電セル群の利用率は低くなるが、第2及び第3発電セル群の利用率はあまり低くできないことになる。
本実施例においても、前記実施例1と同様に、固体電解質形燃料電池セルの積層方向における温度分布を小さくできるとう利点がある。
なお、第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数は、第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの合計の数の2〜10倍であればよく、例えば、第1発電セル群を12個、第2及び第3発電セル群を各2個(合計4個)としても、同様な効果が得られる。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
a)まず、本実施例の固体電解質形燃料電池の構成について、図7及び図8に基づいて説明する。
図7に示すように、固体電解質形燃料電池111は、第1発電セル群121、第2発電セル群122、第3発電セル群123、及びボルト125〜147を備えている。
第1発電セル群121は、10個の固体電解質形燃料電池セル113が積層されて形成されており、第2発電セル群122及び第3発電セル群123は、それぞれ第1発電セル群121よりも少ない各2個(合計4個)の固体電解質形燃料電池セル113からなる。
また、第2発電セル群122は、第1発電セル群121の積層方向の一方の側(図7(b)の上側)に積層されるとともに、第3発電セル群123は、第1発電セル群121の積層方向の他方の側(図7(b)の下側)に積層されている。
前記ボルト125〜147は、第1発電セル群121と第2及び第3発電セル群122、123を積層した積層体115を積層方向に押圧して固体電解質形燃料電池セル113を拘束するために用いる部材であり、その構造から2種類のボルト125〜147が使用されている。
すなわち、単に固体電解質形燃料電池セル113を押圧するための第1のボルト137〜147と、内部に燃料ガス又は空気が流通するガス流路を備えた第2のボルト125〜135である。このうち、第2のボルト125〜147には、空気のガス流路を備えた空気用のボルト125〜129と燃料ガスのガス流路を備えた燃料用のボルト131〜135とがある。
また、固体電解質形燃料電池セル113を構成する部材として、前記実施例1と同様に、(図示しないが)セル本体や集電体等があるが、そのうち、図8に示すように、空気極フレーム149には、第1発電セル群121用と第2及び第3発電セル群122、123用とがある。
具体的には、図8(a)に示すように、第1発電セル群121用の空気極フレーム149は、同図中の上端の4個の孔の左から2個目の孔(空気の流路A1)と下端の4個の孔の右から2個目の孔(空気の流路A2)とに空気を導くように形成されている。一方、図8(b)に示すように、第2及び第3発電セル群122、123用の空気極フレーム149は、同図中の下端の4個の孔の右から2個目の孔(空気の流路A2)と上端の4個の孔の右から2個目の孔(空気の流路A3)とに空気を導くように形成されている。
同様に、燃料極フレーム151には、第1発電セル群121用と第2及び第3発電セル群122、123用とがある。
具体的には、図8(c)に示すように、第1発電セル群121用の燃料極フレーム151は、同図中の左端の4個の孔の下から2個目の孔(燃料の流路F1)と右端の4個の孔の上から2個目の孔(燃料の流路F2)とに燃料を導くように形成されている。一方、図8(d)に示すように、第2及び第3発電セル群122、123用の燃料極フレーム151は、同図中の右端の4個の孔の上から2個目の孔(燃料の流路F2)と左端の4個の孔の上から2個目の孔(燃料の流路F3)とに燃料を導くように形成されている。
b)次に、空気及び燃料ガスの流路について、図9に基づいて説明する。
なお、図9においては、説明を簡単にするために、燃料ガス及び空気について最小限の数のボルトを示している。
(空気の流路)
図9に示すように、支燃性ガスである空気は、空気用のボルト125の上方から供給され、ボルト125の軸中心に形成された中心孔153(流路A1)に導入され、第1発電セル群121に対応する位置に設けられた横穴155から第1発電セル群121に供給される。
第1発電セル群121に供給された空気は、第1発電セル群121を構成する各固体電解質形燃料電池セル113内の空気流路157(図8(a)参照)に導入される。
次に、固体電解質形燃料電池セル113内に導入された空気流路157の空気は、他の空気中継用のボルト127の第1発電セル群121に対応する位置に設けられた横穴159を介して、ボルト127の中心孔161(流路A2)に導入され、ボルト127の上部に設けられた横穴163から第2発電セル群122に供給されるとともに、ボルト127の下部に設けられた横穴165から第3発電セル群123に供給される。なお、ボルト127からは外部に空気を排出しないので、中心孔161は貫通孔とはなっていない。
そして、第2及び第3発電セル群122、123に供給された空気は、第2及び第3発電セル群122、123を構成する各固体電解質形燃料電池セル113内の空気流路167(図8(b)参照)に導入される。
空気流路167に導入された空気は、他のボルト129の第2及び第3発電セル群122、123に対応する位置に設けられた横穴169、171を介して、ボルト129の中心孔173(流路A3)に導入され、中心孔173の上方より固体電解質形燃料電池111外に排出される。
(燃料ガスの流路)
燃料ガスは、燃料用のボルト135の上方から供給され、ボルト135の軸中心に形成された中心孔175(流路F1)に導入され、第1発電セル群121に対応する位置に設けられた横穴177から第1発電セル群121に供給される。
第1発電セル群121に供給された燃料ガスは、第1発電セル群121を構成する各固体電解質形燃料電池セル113内の燃料流路179(図8(c)参照)に導入される。
次に、固体電解質形燃料電池セル113内に導入された燃料流路179の燃料ガスは、他の燃料中継用のボルト133の第1発電セル群121に対応する位置に設けられた横穴181を介して、ボルト133の中心孔183(流路F2)に導入され、ボルト133の上部に設けられた横穴185から第2発電セル群122に供給されるとともに、ボルト133の下部に設けられた横穴187から第3発電セル群123に供給される。なお、ボルト133からは外部に燃料ガスを排出しないので、中心孔183は貫通孔とはなっていない。
そして、第2及び第3発電セル群122、123に供給された燃料ガスは、第2及び第3発電セル群122、123を構成する各固体電解質形燃料電池セル113内の燃料流路189(図8(d)参照)に導入される。
燃料流路189に導入された燃料ガスは、他のボルト135の第2及び第3発電セル群122、123に対応する位置に設けられた横穴191、193を介して、ボルト135の中心孔195(流路F3)に導入され、中心孔195の上方より固体電解質形燃料電池111外に排出される。
c)本実施例の固体電解質形燃料電池111は、前記実施例1と同様な効果を奏する。
また、本実施例では、空気を第1発電セル群121の固体電解質形燃料電池セル113に分配供給し、第1発電セル群121の固体電解質形燃料電池セル113にて反応した後の空気を統合し、統合した反応後の空気を、第2及び第3発電セル群122、123の固体電解質形燃料電池セル111に分配供給している。
これにより、すべての固体電解質形燃料電池セル113に十分な量の空気を供給することができるとともに、第1発電セル群121から排出されたより高温の空気を第2及び第3発電セル群122、123に供給するため、この点からも、固体電解質形燃料電池111内の温度分布を均一にすることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、本発明は、前記実施例1〜3の様に、板状の固体電解質形燃料電池セルを積層した固体電解質形燃料電池に限らず、例えば円筒形状等の筒状の固体電解質形燃料電池セルを所定方向に積層配置した固体電解質形燃料電池に適用することも可能である。また、筒状の固体電解質形燃料電池セルについても、円筒に限らず、例えば扁平な形状で、内部に1又は複数のガス流路が形成された固体電解質形燃料電池セルを採用することができる。
1、111…固体電解質形燃料電池
3、113…固体電解質形燃料電池セル
5、115…積層体
11、121…第1発電セル群
12、122…第2発電セル群
13、123…第3発電セル群
15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149…ボルト
35、179、189…燃料流路
37…燃料極
39…固体電解質体
41…空気極
43、157、167…空気流路
51、149…空気極フレーム
57、151…燃料極フレーム

Claims (5)

  1. 固体電解質形燃料電池セルに燃料ガスと酸素を含む支燃性ガスとを供給して発電を行う固体電解質形燃料電池において、
    複数の前記固体電解質形燃料電池セルを所定方向に積層した第1発電セル群と、
    1又は複数の前記固体電解質形燃料電池セルからなる第2及び第3発電セル群と、
    前記燃料ガスを前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給し、該第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルにて反応した後の燃料ガスを統合し、該統合した反応後の燃料ガスを前記第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルへ分配供給する燃料ガス流路と、
    を備えるとともに、
    前記第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数を、前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数よりも少なくし、
    且つ、前記第1発電セル群の積層方向の一方の側に前記第2発電セル群を積層するとともに、他方の側に前記第3発電セル群を積層したことを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  2. 請求項1に記載の固体電解質形燃料電池において、
    前記第1発電セル群と前記2発電セル群と前記第3発電セル群とを、電気的に直列接続したことを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の固体電解質形燃料電池において、
    前記第2発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数と前記第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数とを、同じとしたことを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池において、
    前記酸素を含む支燃性ガスを前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給し、該第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルにて反応した後の酸素を含む支燃性ガスを統合し、該統合した反応後の酸素を含む支燃性ガスを、前記第2及び第3発電セル群の固体電解質形燃料電池セルに分配供給することを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池において、
    前記第1発電セル群の固体電解質形燃料電池セルの数は、前記第2及び第3発電セル群の合計の固体電解質形燃料電池セルの数の2〜10倍であることを特徴とする固体電解質形燃料電池。
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