JP5267060B2 - 音響信号処理システム - Google Patents
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Description
このようなミキサシステムによれば、用意したミキサエンジンの1つが故障したとしても、すぐに他のミキサエンジンをバックアップとして使用でき、いわゆるフォールトトレラントなシステムを実現することができる。
このようなミキサシステムについては例えば特許文献1に記載されている。
さらに、上記第1の信号処理エンジンに、上記動作確認部が異常を検出している時間が所定時間継続したことを検出したとき、その第1の信号処理エンジンに係る上記切替え指示を自動生成する手段を設けるとよい。
1. この発明の実施形態のオーディオネットワークシステムの概要
1.1 全体構成
まず、図1に、この発明の音響信号処理システムの実施形態であるオーディオネットワークシステムの概略を示す。
図1(a),(b)に示すように、このオーディオネットワークシステム1は、それぞれ単方向の通信を行う受信手段である受信インタフェース(I/F)と送信手段である送信I/Fの組を2組備えたノードA〜Cを、通信ケーブルCBで順次接続することにより構成したものである。ここでは3つのノードにより構成した例を示しているが、ノードの数は任意でよい。
そして、オーディオネットワークシステム1内において、1つのノードがマスタノードとなり、音声伝送フレームを生成し、定期的に伝送経路を循環させたり、ネットワークの管理を行ったりする。
また、各ノードには、必要なI/Fを設ければ、(c)に示すように、外部機器Nを接続し、外部機器Nから受信したデータを音声伝送フレームに書き込んで他のノードに送信したり、音声伝送フレームから読み出したデータを外部機器Nに送信したりすることもできる。
もちろん、コンソールと、そのコンソールが接続されたノードとの間で、上記のリング上の伝送経路とは別の経路で通信を行い、コンソールが受け付けた操作内容に従ってノードの動作や設定内容等を制御することもできる。
次に、図2に、上述した伝送経路で伝送される音声伝送フレームの構成例を示す。なお、この図に示した各領域の幅は必ずしもデータ量と対応しない。
図2に示すように、この音声伝送フレーム100は、サイズが1282バイトであり、先頭から順に、ヘッダ101,管理データ102,波形データ(オーディオデータ)領域103,制御データ領域104,FCS(Frame Check Sequence)105の各領域からなる。各領域のサイズは、その領域に記載するデータ量に関わらずそれぞれ一定である。また、ここで示すFCS領域105以外の各領域のサイズは一例であり、適宜変更してよい。
なお、このオーディオネットワークシステム1においては、送信I/Fから送出されるフレームは、1本の接続ケーブルCBで接続された受信I/Fにしか届かないから、アドレスの記載はあまり意味がない。そこで、宛先アドレスとしては、例えばブロードキャストを示すアドレスを記載し、送信元アドレスとしては、送信元ノードのMAC(Media Access Control)アドレスを記載する。
ここで、サンプル遅れ値SDは、あるノードがフレームに書き込んだ波形データが伝送経路を1周して戻ってくるまでに何サンプル分の時間がかかるかを示すデータである。異常フラグABは、フレーム伝送経路上の特定のノードにおける異常発生有無を示すフラグである。異常フラグABについては、後に詳述する。
なお、レベルデータやネットワーク構成情報にそれぞれ専用の領域(例えば10バイト)が設けられているのは、それらのデータを定常的に伝達するためである。
FCS105は、IEEE802.3で規定される、フレームのエラーを検出するためのフィールドである。
次に、図3に、図2に示した音声伝送フレーム100の伝送タイミングを示す。
この図に示すように、オーディオネットワークシステム1においては、音声伝送フレーム100を、96kHz(キロヘルツ)のサンプリング周期1周期である10.4μsec(マイクロ秒)毎に1つ、ノード間で循環させ、各ノードは音声伝送フレームの所望のchへの音響信号の書き込みないし所望のchからの音響信号の読み出しを行うようになっている。従って、各サンプリング周期に、256の伝送chについて、それぞれ1サンプル分の波形データを、各ノード間で伝送できる。
なお、1282バイトの場合、フレーム間の時間間隔を無視すれば、計算上は1sec/10.26μsec=97.47kHzのサンプリング周期まで対応可能であり、96kHzのサンプリング周期であれば、10.4μsec/8ビット/1ナノ秒=1300バイトのフレームサイズまで伝送可能である。しかし、フレーム間には所定時間以上の空きが必要であり、また、フレームの伝送タイミングが前後に揺れる可能性があるので、音声伝送フレームのサイズ(時間長)はそれらを考慮した上で決定される。
ここでは、ノードAからノードEまでの5つのノードをカスケード接続したオーディオネットワークシステムを考える。そして、このシステム内の各ノードに図2に示した音声伝送フレーム100を循環させる場合、いずれか1つのノードをマスタノードに定め、そのノードのみが新たなサンプリング周期の音声伝送フレーム(通し番号の異なる音声伝送フレーム)の生成を行い、生成した音声伝送フレームをサンプリング周期毎に次のノードへ送信する。マスタノード以外のノードはスレーブノードであり、それぞれ前のノードから音声伝送フレームを受信し、次のノードへ送信する転送処理を行う。
この場合、例えばS番目の音声伝送フレームに基づいて、2サンプリング周期先に送信するS+2番目の音声伝送フレームを生成すればよい。
そして、システムの全体として、2つの伝送経路のフレームに同じデータを書き込んで循環させる二重化通信と、2つの伝送経路のフレームに別々のデータを書き込んで循環させる二倍化通信とを、選択的に行うことができる。
一方、二倍化通信の場合には、1サンプリング周期当たりにフレーム2つ分のデータを伝送可能であるから、通信の帯域幅を、カスケード接続の場合の2倍にすることができる。
このどちらを行うかは、マスタノードに設定しておけばよい。
次に、以上説明してきたような音声伝送フレームの伝送を行うためのハードウェア及びその動作について説明する。
まず、図5に、上述のオーディオネットワークシステムを構成するノードとなる音響信号処理装置のハードウェア構成を示す。
図5に示すように、この音響信号処理装置2は、CPU201,フラッシュメモリ202,RAM203,外部機器I/F(インタフェース)204,表示器205,操作子206を備え、これらがシステムバス207により接続されている。また、外部機器I/F204とシステムバス207とに接続する波形処理部210も備えている。
RAM203は、一時的に記憶すべきデータを記憶したり、CPU201のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
外部機器I/F204は、波形処理部210のオーディオバス217にも接続しており、オーディオバス217を流れる波形データを外部装置に送信したり、外部装置から受信した波形データをオーディオバス217に入力したりすることができる。
操作子206は、音響信号処理装置2に対する操作を受け付けるためのものであり、種々のキー、ボタン、ダイヤル、スライダ等によって構成することができる。
波形処理部210に設ける各種ユニットは、そのユニットの機能に応じた波形データの処理を、それぞれ、ワードクロック(波形データのサンプリング周期)に基づくタイミングで実行するものである。
DSPユニット212は、オーディオバス217から取得した波形データに対し、ワードクロックに基づくタイミングで、ミキシング、イコライジング、エフェクト付与を始めとする種々の処理を行う信号処理手段である。処理後のデータも、オーディオバス217に出力する。また、複数chの波形データの入力を受け付けて処理し、複数chの波形データを出力することができる。
アナログ出力ユニット214は、D/A(デジタル/アナログ)変換回路を備え、オーディオバス217から取得したデジタルの波形データをアナログの音響信号に変換して、スピーカ等の音声出力装置に出力する機能を有する。
これらの入力/出力ユニットはいずれも、複数chの信号を並列して処理することが可能である。
その他ユニット216としては、音源、レコーダ、エフェクタ等の機能を有するユニットが考えられる。
もちろん、複数のユニットを設けることにより、上記の機能を1台の装置に複数兼ね備えさせることも可能である。
図6に示すように、波形伝送I/Oユニットは、第1,第2のデータ入出力部10,20、第1,第2の受信I/F31,33、第1,第2の送信I/F34,32、セレクタ35〜38、オーディオバスI/O39、制御バスI/O40、制御部41、ワードクロック生成部42及びタイマ43を備える。
制御バスI/O40は、制御バス218に対して制御用パケット、レベルデータ、ネットワーク構成情報等のデータを入出力するためのインタフェースである。
制御部41は、CPU,ROM,RAM等を備え、波形伝送I/Oユニット211の動作に関する全般的な制御に加え、詳細な説明は省略するが、音声伝送フレームの伝送経路の形成に関する制御を行う。また、制御部41も、制御バスI/O40及び制御バス218を介してCPU201との間でデータを送受信することができる。
マスタノードにおいては、ワードクロック生成部42は、波形伝送I/Oユニット211独自のタイミング、ないし、オーディオバス217を介して供給される他のユニットからのワードクロックに同期したタイミングでワードクロックを生成し、そのクロックを音声伝送フレームの送信タイミングの基準としても用いるが、スレーブノードにおいては、ワードクロック生成部42は音声伝送フレームの受信タイミングを基準としてワードクロックを生成する。
そして、波形入力用FIFO12に書き込まれた各伝送chの波形データはオーディオバスI/O39により、ワードクロックに同期して1サンプルずつ読み出され、オーディオバス217を介して他のユニットに伝送される。また、制御入力用FIFO14に書き込まれた制御データは、制御バスI/O40を介してCPU201により順次読み出され、音響信号処理装置2の制御に使用される。
また、制御データについては、データ抽出部11での判断は行わず、取り込んだデータが制御データであれば制御入力用FIFO14に書き込み、制御入力用FIFO14から読み出したCPU201が制御データに含まれる送信先アドレス等を解析して参照すべき制御データであるか否かを判断する。
また、制御出力用FIFO15は、音声伝送フレームに記載して出力すべき制御データを格納するバッファであり、制御バスI/O40は、出力すべき制御データを制御バス218から取得してここに書き込む。
この場合、第1のデータ入出力部10は送信制御手段として機能する。
以上が音声伝送フレーム送信に関するデータ入出力部の機能である。
そして、セレクタ35とセレクタ36は連動して動作し、セレクタ35がフレームバッファ16の出力を第2の送信I/F32に流す状態では、セレクタ36は第2の受信I/F33で受信したデータをフレームバッファ26に書き込み、第2のI/F側のノードと通信が可能な状態となる。
また、ここではセレクタ35,36について説明したが、セレクタ37,38も、連動して動作することにより同様な機能を有する。そして、第2の受信I/F33から受信した音声伝送フレームに関し、折り返しを行うか否かを切り換えることができる。
ただし、これらの表では、常に第1のデータ入出力部10をデータの入出力に使用する例を示しており、第2のデータ入出力部20を使用する場合には、第1のデータ入出力部10と第2のデータ入出力部20の機能が逆になるよう、処理の内容を入れ替えればよい。また、これらの表には、波形データ比較部17,27の機能に関する処理については記載していない。
2.1 ノードの機能と接続順
次に、以上説明してきたオーディオネットワークシステムに関し、フォールトトレラントな構成とする場合の具体的なシステムの構成例を説明する。
図7に、そのシステムの構成例を示す。
図7に示すのは、A〜Eの5つのノードで構成されたオーディオネットワークシステムXに対し、ミキサとして機能するノードB,Cに外部機器としてコンソールYを接続したミキサシステムZである。この図において、(a)にはカスケード接続の場合の音声伝送フレームの伝送経路を破線で示し、(b)には同じくループ接続の場合の伝送経路を破線で示しているが、それ以外の点については、これら2つのシステムは共通のものである。
そして、ミキサシステムZは、全体として、アナログ入力装置A及びデジタル入出力装置Dから入力した音響信号を、上流側ミキサB及び下流側ミキサCにより処理し、その処理後の音響信号をデジタル入出力装置D及びアナログ出力装置Bから出力する機能を有する。
なお、このフレーム処理順は、必ずしもノードの接続順と一致するとは限らない。例えば、カスケード接続の場合において、あるノードは第1のデータ入出力部10により音声伝送フレームに対してデータの読み書きを行い、他のノードは第2のデータ入出力部20によりデータの読み書きを行うというような場合には、フレーム処理順はノードの接続順と異なるものとなる。そして、この実施形態において重要なのは、ノードの接続順ではなく、フレーム処理順で見た上流/下流関係である。
図8では、アナログ入力装置Aが書き込みを行う領域を符号Aで、デジタル入出力装置Dが書き込みを行う領域を符号Dで示した。また、図8には、アナログ入力装置A及びデジタル入出力装置Dが書き込みを行う領域をそれぞれ連続した領域として示したが、これに限られることはなく、飛び飛びの領域であってもよい。また、予め確保してある領域の全てに書き込みを行う必要もない。この点は、以下の符号B1及びB2で示す領域についても同様である。
次に、図9を用いて、状況に応じた上流側ミキサBと下流側ミキサCの書き込み有無の設定について説明する。
この図において、矢印のついた角丸長方形は1つのフレーム伝送経路を示し、ミキサからこの伝送経路に向かう矢印が音声伝送フレームに対する波形データの書き込みを、伝送経路からミキサに向かう矢印が音声伝送フレームからの波形データの読み出しを示す。
(d)に、この切り替えを行った状態、すなわち上流側ミキサBを運用系として用い、下流側ミキサCを待機系として用いる状態を示す。
なお、上述の説明から明らかなように、下流側ミキサCが波形データの書き込みを行うか否かに関わらず、波形データ比較部17による異常検出機能は同じように発揮できる。
また、(a)に示す状態が初期状態である必要はなく、(d)に示す状態が初期状態であってもよい。
そこでこの場合、(c)に示すように下流側ミキサCによる音声伝送フレームへの波形データの書き込みを停止させる。この状態では、上流側ミキサBが音声伝送フレームに書き込んだ波形データが下流の出力装置に届くため、出力装置は、下流側ミキサCに異常が発生する前と同じ動作を継続しながら、下流側ミキサCに異常が発生する前と同様に適切な波形データを外部に出力することができる。
そして、運用系の切り替えに要する時間は1サンプル期間以内で、データの損失も、0〜1サンプルである。従って、人の耳ではほとんど聞き取れない程度のノイズあるいは空白しか生じさせずに、異常発生前と同様な出力を継続することができる。
図から明らかなように、(c)に示す状態は、下流側ミキサCの異常が解消されれば、(d)に示す状態と全く同じである。従って、下流側ミキサCの異常が解消された場合、格別の処理無く、(d)の状態に移行したものと取り扱って差し支えない。
そこでこの場合、(f)に示すように下流側ミキサCによる音声伝送フレームへの波形データの書き込みを開始させる。この状態では、上流側ミキサBが音声伝送フレームに書き込んだ波形データは上書きされ、下流側ミキサCが書き込んだ波形データが下流の出力装置に届くため、出力装置は、特に設定を変更しなくても、上流側ミキサBに異常が発生する前と同様に適切な波形データを外部に出力することができる。この場合において、上流側ミキサBによる波形データの書き込みを停止する必要はない。
また、(f)の状態では、下流側ミキサCが運用系として機能することになる。また、上述の(c)の場合と同様な考え方に基づき、上流側ミキサBの異常が解消した場合には、(a)に示した状態に移行して待機系として用いるようにできる。
音響信号処理装置2においては、これらの機能は波形伝送I/Oユニット211に設けている。従って、基本的には、上述の「異常」についても、波形伝送I/Oユニット211以外の部分での異常を想定している。
例えば、音声伝送フレームに係る信号をスルーさせるためのブロックについては、他のブロックの電源が落ちても動作するようバックアップ機能を設ける、データの書き込み系に異常が生じた場合に、音声伝送フレームに余計なデータが書き込まれないよう書き込みをブロックする機能を設ける、等の場合である。
次に、以上説明してきた運用系と待機系の切り替え制御を実現するために、上流側及び下流側ミキサ(として機能する音響信号処理装置2)の各部が実行する処理及び動作について説明する。
まず、図10にミキサのCPUが実行する動作確認処理のフローチャートを示す。
ミキサシステムZにおいて、上流側ミキサB及び下流側ミキサCとして機能する音響信号処理装置2のCPU201は、定期的に図10に示す処理を開始する。
また、図10の処理の間隔の複数倍程度の時間をタイマ43のカウントの閾値とすれば、ミキサの動作に異常を検出している時間が所定時間継続した場合に初めて、その異常に応じた動作のトリガを発生させることもできる。
従って、オーディオネットワークシステムが形成された後で、いずれかのノードのCPU201が、ユーザの指示に従い、あるいは自動的に、システムを構成するノードの中から運用系と待機系の対とするノードを指定して、そのノードについてのみタイマ43を動作させるようにする。そして、そのノードについてのみ、タイマ43を用いた異常検出を行うようにする。
ミキサに接続されたコンソールYは、パネル上の操作子により、ユーザから運用系と待機系を切り替える(図9の(a)と(d)の状態を切り替える)指示を受け付ける。そして、この指示があった場合、コンソールYが接続されている上流側ミキサBと下流側ミキサCにその切り替えを指示すべく、切替操作通知を生成してそれらのミキサに送信する。
図12に示すとおり、波形伝送I/Oユニット211が上流側ミキサBに設けられたものであるか下流側ミキサCに設けられたものであるかに応じて、同じイベントに応じて実行する動作は異なる。そして、波形伝送I/Oユニット211においては、制御部41が、音声伝送フレーム中のネットワーク構成情報と、CPU201から通知される自機と対となるミキサの情報とから、自機が上流側であるか下流側であるかを判断し、制御部41の制御により、その判断に応じた動作を行う。
また、図12に示した動作のうち、異常フラグABを「1」に設定する動作は、タイマカウントが所定値に達した場合に、CPUからの指示なしに、ハードウェア処理によって行うようにするとよい。
まず、特にイベントがない場合の動作は、上流側でも下流側でも同じである。すなわち、波形伝送I/Oユニット211は、受信した音声伝送フレーム100の管理データ102中に記載された異常フラグABの値を確認すると共に、そのABに異常なしを示す「0」を設定して次のノードに音声伝送フレームを送信する。もちろん、これ以外に、必要に応じて波形データの読み書き等の処理も行う。
そこで、波形伝送I/Oユニット211はまず、上流側の場合も下流側の場合も、音響信号処理装置2本体側のCPU201に、イベントの発生、すなわち自機における異常の発生を通知する。そしてさらに、次に送信する音声伝送フレームにおいて、異常発生を対になるミキサに伝達すべく、異常フラグABの値を「1」に設定する動作を行う。
また、下流側ミキサCで書き込み実行中でない(停止中である)のは、図9(d)のように、下流側ミキサCを待機系として用いている場合である。この状態では、そもそも下流側ミキサCにおける信号処理結果は外部に出力されないので、異常発生に応じて波形データの書き込み動作を変更する必要はない。
以上の動作のうち、書き込み停止動作は、タイマが自動生成した切り替え指示に応じて待機系と運用系を入れ替える動作に該当する。また、異常フラグABの設定は、その切り替え指示を対になるミキサに伝達する動作に該当する。
そこで、上流側の場合も下流側の場合も、波形伝送I/Oユニット211は、音響信号処理装置2本体側のCPU201に、イベントの発生、すなわち対になっているミキサにおける異常の発生を通知する。また、タイマカウント所定値のイベントが起こっていなければ、通常時動作の一環として、自機には異常がないことを示すため、異常フラグABに「0」を設定して音声伝送フレームを送信する。
また、下流側ミキサCで書き込み停止中でない(実行中である)のは、図9(a)のように、下流側ミキサCを運用系として用いている場合である。この状態では、現在信号処理結果が外部に出力されない待機系のミキサでの異常発生が通知されたことになるため、運用系がこれに応じて動作を変更する必要はない。
以上の動作のうち、書き込み開始動作は、対になるミキサから受け取った切り替え指示に応じて待機系と運用系を入れ替える動作に該当する。
なお、不一致があっただけでは、どちらのミキサに異常があるか判断できないため、異常フラグABの値については、通常時動作の場合と同様、「0」を設定する。
波形伝送I/Oユニット211が以上の動作を行うことにより、図9を用いて説明したような、音響信号処理装置2における異常発生に応じた運用系と待機系の入れ替え、およびコンソールが受け付けたユーザの操作に応じた運用系と待機系の入れ替えを行うことができる。
なお、CPU201へのイベントの通知については、これらの切り替えの内容や、異常の発生を、コンソールYによりユーザに通知するためである。
図12に示した範囲では、波形伝送I/Oユニット211がCPU201に通知するイベントは、タイマカウント所定値イベント、異常フラグAB「1」検出イベント、送受信データの不一致検出イベント及び自動切替の実行である。そして、CPU201は、これらのイベントを受け取ると、図13に示す処理を開始し、波形伝送I/Oユニット211から通知されたイベントを、音響信号処理装置2に接続されているコンソールYに通知し(S31)、処理を終了する。
また、タイマカウント所定値イベントの発生時には、ミキサに何らかの異常が発生しているため、CPU201が図13の処理を実行できる状態であるとは限らない。
なお、コンソールYは、接続先のミキサのうちどちらが待機系でどちらが運用系であるかは、把握している。始めに運用系と待機系の切り替え機能を有効にする際にその区別を記憶し、その後、切り替えがある度にその内容を修正すればよい。
まず、異常検出の通知又はタイマカウント所定値の通知があった場合には、通知元のミキサで動作異常が検出された旨の表示を行う。また、異常フラグ「1」検出の通知があった場合には、通知元のミキサと対になるミキサで動作異常が検出された旨の表示を行う。
また、送受信データの不一致検出の通知があった場合には、通知元にて、運用系と待機系で波形データの処理結果が不一致であることが検出された旨の表示を行う。この場合、どちらに不具合があるか直ちにはわからないため、自動で何らかの対処を行っても、対処をユーザに任せてもよい。
なお、自動切替完了の表示は、通常は、異常発生の通知と同時に又は続けて行われることになる。ただし、下流側ミキサCが自動切替を行った場合、CPU201に動作異常が発生していると、自動切替完了の通知をコンソールYに送れないことも考えられる。従って、下流側ミキサCが運用系であって、運用系に異常が発生した旨の通知の後、所定時間以内に自動切替完了の通知がない場合、上流側ミキサBに適当なコマンドを送信して、下流側ミキサCの動作状況を確認させるとよい。
以上説明してきたオーディオネットワークシステムにおいては、ノードがループ接続され、図1(b)や図7(b)に示すように、ノード間に2つのデータ伝送経路が形成されている場合、断線に応じて自動的に伝送経路を組み換え、断線後も音声伝送フレームの循環を維持できるようにすることが考えられる。
図15(a)に示したのは、図7(b)に示したものと同じオーディオネットワークシステムである。そして、このシステムにおいては、システム中でどこか1箇所のケーブル(この例では上流側ミキサBと下流側ミキサCとの間のケーブル)が断線した場合に、その断線箇所の両側のノードが、断線箇所の側のセレクタを折り返しライン側に切り替えることにより(図6参照)伝送経路を折り返すようにし、断線箇所を両端とするカスケード接続のシステムに自動的に組み換える機能を設けている。
ただし、断線が生じた場合、1〜数サンプリング周期程度の間、一時的にシステム内の音声伝送フレームの伝送に不具合が生じることになる。そして、図10のステップS11において、このような伝送の不具合も、異常として検出されてしまうことも考えられる。
以上で実施形態の説明を終了するが、装置の構成、データの構成、具体的な処理内容等が上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
まず、上述の実施形態においては、運用系と待機系のミキサをそれぞれ1台ずつ設ける例について説明したが、本発明はこれに限られることはない
また、運用系と待機系を用意する信号処理エンジンについても、ミキサに限られることはない。例えば、本発明をエフェクタに適用することも考えられる。
また、信号処理エンジンとコンソールが一体か否かに関わらず、コンソールを2つ有するシステム構成とした場合には、それらのコンソールの一方をマスタ、他方をスレーブとして動作させるとよい。その場合、マスタとして動作しているコンソールに異常が生じた場合、スレーブとして動作しているコンソールをマスタに昇格させて動作を引き継がせるようにすれば、コンソールの二重化が実現できる。
さらにまた、上述した実施形態においては、各信号処理エンジンは、上流側に位置するか下流側に位置するかを自身で判断するようにしていたが、コンソールから各信号処理エンジンにその信号処理エンジンの位置を通知するようにしてもよい。
例えば、1サンプリング周期に1つの音声伝送フレームを循環させることは必須ではなく、1サンプリング周期に複数の音声伝送フレームを循環させたり、複数サンプリング周期につき1つの音声伝送フレームを循環させ、そこに複数サンプリング周期分の波形データを記載することも考えられる。
また、これらの変形及び実施形態の説明において述べた変形は、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて適用可能である。また逆に、ネットワークシステム及び音響信号処理装置が実施形態の説明において述べた特徴を全て有している必要もない。
従って、この発明を適用することにより、音響信号処理システムのフォールトトレラント性能を向上させることができる。
Claims (8)
- それぞれ単方向に通信を行う2組の受信手段及び送信手段を備えた複数の装置を、ある装置の1組の受信手段及び送信手段を次の装置の1組の送信手段及び受信手段とそれぞれ接続することにより順次接続して構成され、複数の音響信号の記憶領域を備えた音声伝送フレームを、前記各装置間に形成されるループ状の伝送経路に沿って一定周期で循環させ、該各装置で該音声伝送フレームへ音響信号の書き込み及び/又は読み出しを行うことにより、前記複数の装置間で音響信号のリアルタイム伝送を行う機能を有する音響信号処理システムであって、
前記複数の装置は、
前記音声伝送フレームの第1の記憶領域から音響信号を読み出し、該音響信号に対し、所定の制御信号に従って定めたパラメータの値に従った信号処理を施し、その処理後の音響信号を前記音声伝送フレームの第2の記憶領域に書き込む1又は複数の第1の信号処理エンジンと、
前記第1の信号処理エンジンの各々と対応し、該対応する第1の信号処理エンジンの直前又は直後に前記音声伝送フレームへの音響信号の書き込み及び/又は読み出しを行う位置に配置され、前記音声伝送フレームの前記第1の記憶領域から音響信号を読み出し、該音響信号に対し、前記制御信号に従って定めたパラメータの値に従った信号処理であって対応する第1の信号処理エンジンが実行する信号処理と同じ信号処理を施す1又は複数の第2の信号処理エンジンとを含み、
所定の切り替え指示があった場合に、該指示に係る第1の信号処理エンジンと対応する第2の信号処理エンジンが前記信号処理を施した後の音響信号が、前記音声伝送フレームの、対応する第1の信号処理エンジンの場合と同じ第2の記憶領域に書き込まれるようにしたことを特徴とする音響信号処理システム。 - それぞれ単方向に通信を行う2組の受信手段及び送信手段を備えた複数の装置を、ある装置の1組の受信手段及び送信手段を次の装置の1組の送信手段及び受信手段とそれぞれ接続することにより順次接続して構成され、複数の音響信号の記憶領域を備えた音声伝送フレームを、各装置間に形成されるループ状の伝送経路に沿って一定周期で循環させ、各装置で該音声伝送フレームへ音響信号の書き込み及び/又は読み出しを行うことにより、順次接続された一連の装置間で音響信号のリアルタイム伝送を行う機能を有する音響信号処理システムであって、
前記複数の装置は、
前記音声伝送フレームの第1の記憶領域から音響信号を読み出し、該音響信号に対し、所定の制御信号に従って定めたパラメータの値に従った信号処理を施し、その処理後の音響信号を前記音声伝送フレームの第2の記憶領域に書き込む1又は複数の第1の信号処理エンジンと、
前記第1の信号処理エンジンの各々と対応し、該対応する第1の信号処理エンジンの直前に前記音声伝送フレームへの音響信号の書き込み及び/又は読み出しを行う位置に配置され、前記音声伝送フレームの前記第1の記憶領域から音響信号を読み出し、該音響信号に対し、前記制御信号に従って定めたパラメータの値に従った信号処理であって対応する第1の信号処理エンジンが実行する信号処理と同じ信号処理を施し、その処理後の音響信号を、対応する前記第1の信号処理エンジンの場合と同じ記憶領域に書き込む1又は複数の第2の信号処理エンジンとを含み、
所定の切り替え指示があった場合に、該指示に係る第1の信号処理エンジンが、その時点で伝送中の音声伝送フレームの伝送完了後、次の音声伝送フレームから、前記第2の記憶領域への音響信号の書き込みを中止するようにしたことを特徴とする音響信号処理システム。 - それぞれ単方向に通信を行う2組の受信手段及び送信手段を備えた複数の装置を、ある装置の1組の受信手段及び送信手段を次の装置の1組の送信手段及び受信手段とそれぞれ接続することにより順次接続して構成され、複数の音響信号の記憶領域を備えた音声伝送フレームを、前記各装置間に形成されるループ状の伝送経路に沿って一定周期で循環させ、該各装置で該音声伝送フレームへ音響信号の書き込み及び/又は読み出しを行うことにより、前記複数の装置間で音響信号のリアルタイム伝送を行う機能を有する音響信号処理システムであって、
前記複数の装置は、
前記音声伝送フレームの第1の記憶領域から音響信号を読み出し、該音響信号に対し、所定の制御信号に従って定めたパラメータの値に従った信号処理を施し、その処理後の音響信号を前記音声伝送フレームの第2の記憶領域に書き込む1又は複数の第1の信号処理エンジンと、
前記第1の信号処理エンジンの各々と対応し、該対応する第1の信号処理エンジンの直後に前記音声伝送フレームへの音響信号の書き込み及び/又は読み出しを行う位置に配置され、前記音声伝送フレームの前記第1の記憶領域から音響信号を読み出し、該音響信号に対し、前記制御信号に従って定めたパラメータの値に従った信号処理であって対応する第1の信号処理エンジンが実行する信号処理と同じ信号処理を施す1又は複数の第2の信号処理エンジンとを含み、
所定の切り替え指示があった場合に、該指示に係る第2の信号処理エンジンが、その時点で伝送中の音声伝送フレームの伝送完了後、次の音声伝送フレームから、前記信号処理を施した後の音響信号を、対応する前記第1の信号処理エンジンの場合と同じ記憶領域に書き込み開始するようにしたことを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の音響信号処理システムであって、
前記第1の信号処理エンジンが、当該第1の信号処理エンジンの動作制御を行うCPU及びタイマを備え、
前記CPUが、定期的に前記タイマのクリアを行い、
前記タイマに、所定時間当該タイマがクリアされない場合に当該第1の信号処理エンジンに係る前記切替え指示を自動生成する手段を設けたことを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の音響信号処理システムであって、
コンソールを備え、
前記コンソールが、ユーザの操作に応じて前記切り替え指示を生成し、該切り替え指示を、少なくとも、該切り替え指示に係る第1の信号処理エンジン及び該第1の信号処理エンジンと対応する第2の信号処理エンジンのうち、前記伝送経路の下流側に配置された信号処理エンジンに送信することを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の音響信号処理システムであって、
コンソールを備え、
前記第1の信号処理エンジンが、該第1の信号処理エンジンの動作確認を行う動作確認部と、該動作確認部により動作の異常が検出されたときに、前記コンソールに該異常の発生を通知する異常通知部とを備えることを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項6に記載の音響信号処理システムであって、
前記第1の信号処理エンジンがさらに、前記動作確認部が異常を検出している時間が所定時間継続したことを検出したとき、当該第1の信号処理エンジンに係る前記切替え指示を自動生成する手段を備えることを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の音響信号処理システムであって、
前記第1の信号処理エンジンと前記第2の信号処理エンジンのうち、前記伝送経路の上流側に位置する信号処理エンジンは、前記信号処理を施した後の音響信号を前記音声伝送フレームの前記第2の記憶領域に書き込み、下流側に位置する信号処理エンジンは、前記上流側に位置する信号処理エンジンが書き込んだ音響信号を前記音声伝送フレームの前記第2の記憶領域から読み出し、当該下流側に位置する信号処理エンジンが前記信号処理を施した後の音響信号と比較することにより、両者の信号処理エンジンにおける信号処理の不一致を検出することを特徴とする音響信号処理システム。
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