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JP5266632B2 - Mim素子および電子装置、電子装置の製造方法 - Google Patents

Mim素子および電子装置、電子装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は一般に電子素子に係り、特にヒステリシス膜を有するMIM素子に関する。
微細化技術の進歩とともに、今日では数ナノメートルのゲート長を有する超微細化半導体装置も実用化の視野に入ってきている。
一方、このような超微細化半導体装置では、その製造費用も急激に増大しており、さらなる微細化については、その製造技術の面のみならず、費用面からも大きな困難が予測される。
一方従来、MIM(metal-insulator-metal)キャパシタ、特に酸化物膜をキャパシタ絶縁膜に使ったMOM(metal-oxide-metal)キャパシタにおいて、あるフォーミング電圧以上の電圧を印加すると、キャパシタ絶縁膜がNiO膜やFe23膜、あるいはCuO膜などの非強誘電体膜であっても、ヒステリシス特性が得られることが知られており、このヒステリシス特性を使って超微細メモリやスイッチを構成することが研究されている。
特開2003−218211号公報 Matsui, Y., et al., SSDM p.760, 2004 H. Sim, et al., IEEE Electron Device Lett 26. pp.292, 2005
図1(A),(B)は、本発明の関連技術によるPt/NiO/Pt構造のMIM素子を含む電子装置10の構成を示す。ただし図1(B)は前記電子装置10の平面図を、図1(A)は前記図1(B)中、線A−A'に沿った断面図を示す。
図1(A),(B)を参照するに、シリコン基板11上には厚さが100nmのシリコン酸化膜12を介して下部電極パターン14A〜14Dを構成するPt膜14が、間にTi密着層13を介して形成されており、前記シリコン酸化膜12上にはNiO膜15がキャパシタ絶縁膜として、前記下部電極パターン14A〜14Dを覆うように形成されている。
さらに前記NiO膜15上には各々Pt膜よりなる上部電極16A〜16Dが、前記下部電極13A〜13Dと平面図において交差するように形成されている。なお図示の例では、前記上部電極16A〜16D上にTa膜よりなるハードマスクパターン16a〜16dが、それぞれ形成されている。
このような構成においては、前記図1(B)中、下部電極パターン14A〜14Aおよび上部電極16A〜16Dの交差点の各々に対応して、○で囲んで示すMIM素子が形成されるが、前記MIM素子は、そのI−V特性に図2概略的に示すようなヒステリシスを有し、このため図2に示すようなヒステリシス特性が得られる。
図2を参照するに、前記MIM素子を流れる電流Iの値は、印加電圧Vが0Vから正極性に増加されると、前記印加電圧Vと共に増大するが、ある電圧Vfに達すると急増し(抵抗値が急減)、その後印加電圧を減少させると、ループを描いて元の値に戻る。また印加電圧が0Vから負極性で増加された場合には、同様なループが、印加電圧Vが0Vの原点に対して対称的に現れ、ある電圧−Vfに達すると電流Iの値が急減する(抵抗値が急増)。その結果、前記図1(A),(B)の各MIM素子は、電気抵抗の高い高抵抗状態と電気抵抗の低い低抵抗状態の二つの状態をとることができる。
図2のようなヒステリシスループが出現するメカニズムは未だ解明されていないが、図2のヒステリシスループは、図1におけるMIM素子を、前記電圧Vf以上の電圧を印加することによりプログラムできることを意味しており、これにより、例えば図3に示すようなMIM素子をマトリクス配列した電子装置において、スイッチング動作を制御することができることを、また様々な論理動作を行わせることができることを意味している。図3の例では、○で囲んだMIM素子のみが低抵抗状態となっている。
一方、図1(A),(B)に示す本発明の関連技術による電子装置では、下部電極14A〜14Dおよび上部電極16A〜16DがPt膜で形成されているため費用が高くなる問題がある。このようなマトリクス構成の電子装置では、下部電極パターン14A〜14D、上部電極パターン16A〜16Dは、素子の端から端まで連続的に延在する必要があるため、キャパシタにのみPt膜が使われるFeRAMなどと比べて、Ptの使用量は格段に多い。
また図1(A),(B)の電子装置を構成する場合には、Pt膜をパターニングする必要があるが、Ptはドライエッチングが困難な材料であり、ハードマスクを使い、さらにハードマスク上に厚いレジストマスクを形成する必要がある。例えば図1(A),(B)の例では、前記上部電極16A〜16Dを厚さが50nmのPt膜をパターニングして形成しているが、かかるハードマスクとして厚さが20nmのTa膜を使い、さらにその上に厚さが80nmのレジストパターンを形成している。
このように従来のMIM素子を使った電子装置10ではPt膜のパターニングに長時間のプロセスを必要とし、製造効率の面においても問題を有していた。
また図1(A),(B)の電子装置では、前記高抵抗状態と低抵抗状態の間のMIM素子の抵抗変化が小さく、またフォーミング電圧も高いため、プログラムに高電圧を必要とし、またプログラムおよび読み出しの際にも抵抗状態を検出するために大きな電圧パルスを供給する必要があり、消費電力が増加する問題を有していた。
一の側面によれば本発明は、金属窒化膜よりなる下部電極と、前記下部電極上に形成された、Nbよりなるヒステリシス膜と、前記ヒステリシス膜上に形成され、金属窒化物膜よりなる上部電極と、を備え、抵抗値を第1の抵抗値と第2の抵抗値との間で双安定に変化させることを特徴とするMIM素子を提供する。
他の側面によれば本発明は、基板と、前記基板上に互いに平行に形成された、各々金属窒化物よりなる複数の下部電極パターンと、前記基板上に、前記複数の下部電極パターンを覆って形成された、Nb よりなるヒステリシス膜と、前記ヒステリシス膜上に、前記基板に対して垂直方向から見た場合に前記複数の下部電極パターンの各々と交差するように形成された、各々金属窒化物よりなる複数の上部電極パターンと、よりなり、抵抗値を第1の抵抗値と第2の抵抗値との間で双安定に変化させる電子装置を提供する。
さらに他の側面によれば本発明は、基板上に第1の金属窒化物膜を形成する工程と、前記第1の金属窒化物膜をパターニングして、各々第1の方向に延在する複数の下部電極パターンを形成する工程と、前記第1の金属窒化物膜上に、Nbよりなる酸化膜を、ヒステリシス膜として、前記複数の下部電極パターンを連続的に覆うように形成する工程と、前記ヒステリシス膜上に第2の金属窒化物膜を形成する工程と、前記第2の金属窒化物膜をパターニングして、各々前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する複数の上部電極パターンを形成する工程と、よりなり、前記ヒステリシス膜は、スパッタ法により形成されることを特徴とする、抵抗値を第1の抵抗値と第2の抵抗値との間で双安定に変化させる電子装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、ヒステリシスを有するMIM素子において、ヒステリシス膜にNbを含む酸化膜を使い、上下の電極に金属窒化物膜を使うことにより、特に上部電極のパターニングを、ヒステリシス膜に対して高い選択比で実行することが可能となり、MIM素子、およびかかるMIM素子を使った電子装置の製造を、容易に実行することが可能となる。また本発明のMIM素子では、上下の電極に高価なPt膜の代りに安価な金属窒化膜を使うことができ、MIM素子およびかかるMIM素子を使った電子装置の製造費用が実質的に低減される。
本発明のMIM素子は、さらに0V近傍において500倍以上の抵抗変化率を示し、また3V以下のフォーミング電圧を特徴とし、低電圧で動作するプログラム可能スイッチとを構成することができる。かかるMIM素子を使うことにより、様々な演算を実行できるプログラム電子装置を構成することができる。
図4(A)〜(C)は、本発明の第1の実施形態による電子装置20の構成を示す。ただし図4(B)は前記電子装置20の平面図を、図4(A)は図4(B)の平面図中、線A−A'に沿った断面図を、さらに図4(C)は図4(B)中、線B−B'に沿った断面図を示す。
図4(A)〜(C)を参照するに、前記電子装置20はシリコン基板21上に、厚さが例えば100nmのシリコン酸化膜22を介して形成されており、前記シリコン酸化膜22上には、窒化モリブデン(MoN)膜よりなる例えば厚さが90nmの下部電極パターン23A〜23Dが、各々図中を横方向に互いに平行に延在するように、例えば50nmの幅および50nmのピッチで繰り返し形成されている。
さらに前記シリコン酸化膜22上には、前記下部電極パターン23A〜23Dを覆うように、厚さが1nm以上で50nm以下、例えば25nmのNb25膜よりなるヒステリシス膜24が形成され、前記ヒステリシス膜24上には、厚さが例えば90nmのMoN膜よりなる上部電極パターン25A〜25Dが、各々図中を縦方向に、例えば50nmの幅および50nmのピッチで、互いに平行に繰り返し形成されている。なお、前記下部電極パターン23A〜23Dおよび上部電極パターン25A〜25Dの膜厚、幅、繰り返しピッチは上記のものに限定されるものではない。
窒化モリブデン(MoN)は一般に非化学量論組成MoNxを有するが、本発明では前記下部電極パターン23A〜23Dおよび上部電極パターン25A〜25D中のMoの酸化を抑制するため、化学量論組成に近い、すなわち組成パラメータxが1に近い組成の窒化モリブデンを、前記下部電極パターン23A〜23Dおよび上部電極パターン25A〜25Dとして使っている。
図5(A)〜(C)は、前記図4(A)〜(C)の電子装置20の製造工程を示す。
図5(A)を参照するに、前記シリコン基板21を覆うシリコン酸化膜22上にはMoN膜が、典型的には反応性スパッタにより、室温で形成され、次いでレジストプロセスによりパターニングされ、前記下部電極パターン23A〜23Dが形成される。
次いで図5(B)の工程において、前記Nb25ヒステリシス膜24がスパッタ法により、前記シリコン酸化膜22上に、前記MoN下部電極パターン23A〜23Dを覆うように、室温で形成される。
さらに図5(C)の工程において、前記ヒステリシス膜24の形成に引き続き、MoN膜25が、スパッタ法により、例えば90nmの厚さに形成され、さらにこれをレジストパターンR1をマスクとするドライエッチングによりパターニングし、前記上部電極パターン25A〜25Dを形成する。図示の例では、前記図5(C)のドライエッチング工程は、Arガスプラズマ中、Cl2ガスおよびO2ガスをエッチングガスとしたRIEにより実行されるが、この場合、前記Nb25膜に対して40倍近いエッチング選択性を確保することができ、前記ヒステリシス膜24は効果的なエッチングストッパ膜として作用する。
このため、前記レジストパターンR1を例えば400nmの膜厚で形成しておけば、先の図1(A)〜(B)の関連技術のようにハードマスク16a〜16d膜を形成せずとも、前記パターニング工程を容易に実行することができ、電子装置20の製造を容易に効率良く、また安価に、また前記ヒステリシス膜24にオーバーエッチングを生じることなく実行することが可能である。
再び図4(A)〜(C)を参照するに、本実施形態によれば、図4(B)の平面図に○で囲んで示すように、前記基板21に対して垂直方向から見た場合に前記下部電極パターン23A〜23Dと上部電極パターン25A〜25Dの交点の各々に、MoN/Nb25/MoN構造のMIM素子が形成されている。
図6は、このようにして得られた単一のMIM素子の電圧電流特性を示す図である。ただし図6の測定は、ヒステリシス膜24の膜厚が22.5nmで径が100μmのMIM素子について行っている。図6中、横軸は前記上部電極と下部電極に印加された印加電圧を、縦軸は前記MIM素子を流れる電流を示す。図6の上半部は正極性の電流を示し、下半部は負極性の電流を示す。前記上半部では前記電流の絶対値は上方に向かって増大するのに対し、前記下半部では前記電流の絶対値は下方に向かって増大することに注意すべきである。
図6の実験は、前記印加電圧を−2.5Vから+2.5Vまで変化させ、次に+2.5Vから−2.5Vまで変化させ、その際に前記MIM素子を流れる電流を測定することにより行っている。
図6を参照するに、前記印加電圧を前記−2.5Vから0Vまで徐々に変化させると、前記電流の電流値、すなわち大きさは第1の曲線(1)に沿って減少し、さらに前記印加電圧を0Vから前記+2.5Vまで徐々に変化させると前記電流の電流値は前記第2の曲線(2)に沿って増加する。さらに前記印加電圧を前記+2.5Vから0Vまで徐々に変化させると、前記電流の電流値は第3の曲線(3)に沿って減少し、さらに前記印加電圧を0Vから前記−2.5Vまで徐々に変化させると前記電流の電流値は前記第4の曲線(4)に沿って増加する。その際、前記曲線(1)と(4)は、図示の範囲を超えた負極領域にある第1のフォーミング電圧において一致し、印加電圧がそれ以下になると、前記曲線(1)に沿った電流値が前記曲線(4)に沿った電流値よりも大きくなる。同様に前記曲線(2)と(3)は、図示の範囲を超えた正極領域にある第2のフォーミング電圧において一致し、印加電圧がそれ以下になると、前記曲線(3)に沿った電流値が前記曲線(2)に沿った電流値よりも大きくなる。前記曲線(1)は前記曲線(2)に連続し、前記曲線(3)は前記曲線(4)に連続するため、前記曲線(1)〜(4)は、ヒステリシスループを形成する。図示の例では、前記第1のフォーミング電圧は−2.5Vに現れ、第2のフォーミング電圧を+2.5Vに現れる。
図6ではさらに前記曲線(1)〜(4)の傾きが前記MIM素子の抵抗値を表しているが、前記曲線(1)は、0V近傍の電圧Aにおいて急激に立ち上がり、前記MIM素子の抵抗値が階段状に急減することを示している。また前記曲線(2)は、印加電圧が0Vを超えて、やはり0V近傍の電圧Bに達すると傾きが急減するが、これは前記MIM素子の抵抗値が階段状に急増することを示している。同様に前記曲線(3)は、前記電圧Bにほぼ一致する電圧B'において急激に立ち上がり、前記MIM素子の抵抗値が階段状に急減することを示している。また前記曲線(4)は、電圧Aにほぼ一致する電圧A'に達すると傾きが急減し、前記MIM素子の抵抗値が階段状に急増することを示している。
このような電圧A−B間、あるいはA'−B'間におけるMIM素子の抵抗変化率は500倍にも達し、これらの領域においてMIM素子は明確な双安定状態をとることがわかる。このため本実施形態のMIM素子を使って前記図4(A)〜(C)の電子装置20を構成した場合、個々のMIM素子をプログラムすることにより、ANDロジック、ORロジック、およびこれらの組合せよりなる様々な論理演算を行わせることが可能となる。
その際、本実施形態のMIM素子では前記第1および第2のフォーミング電圧が、3V以下の小さな値であるため、小さな電圧で書き込みないしプログラムを行うことが可能である。また前記双安定状態は、0V近傍の印加電圧において出現するため、わずかな駆動電圧で前記MIM素子を動作させることが可能で、電子装置20の消費電力を低減することが可能である。
図6の電圧電流特性で興味深いのは、例えば前記第1のフォーミング電圧から印加電圧の大きさを徐々に減少させた場合、最初に高電圧側の電圧領域Aにおいて電流値が激しく変動し、0Vを含むより低電圧側の電圧領域Bにおける電流値の変動振幅よりもはるかに大きな振幅で増減を繰り返すことである。同様に、前記第2のフォーミング電圧から印加電圧の大きさを徐々に減少させた場合には、最初に高電圧側の電圧領域Dにおいて電流値が激しく変動し、0Vを含むより低電圧側の電圧領域Cにおける電流値の変動振幅よりもはるかに大きな振幅で増減を繰り返す。
この電圧領域A,Dにおける電流値の激しい増減は一見すると不規則に見えるが、測定を繰り返すと再現され、前記MIM素子内において抵抗変化を生じる再現性のある現象に対応しているものと考えられる。
また前記電圧領域AからBに以降する遷移領域において、図6中に○で囲んで示すように、電流値の階段状の増大が生じているのがわかる。同様な電流値の階段状の増大は、前記電圧領域Dと電圧領域Cの間の遷移領域においても生じているのがわかる。
図6に示す本発明のMIM素子に特有のヒステリシス特性は、前記ヒステリシス膜24の膜厚が50nm以下の場合に見られるもので、図7に示すように、同じMIM素子において前記ヒステリシス膜24の膜厚を60nmとした使用では、ヒステリシスループが消失するのがわかる。このことから、本発明では前記ヒステリシス膜24の膜厚は50nm以下とする。一方、前記ヒステリシス膜24の膜厚が1nm未満になると、リーク電流が増大し、やはりヒステリシスループが消失するため、前記ヒステリシス膜24の膜厚は、1nm以上は必要である。
さらに図8は、MoNよりなる下部電極と上部電極との間に、NiO膜よりなるヒステリシス膜を挟持した、本発明の比較対照例によるMIM素子の電圧−電流特性を示す。
図8を参照するに、上下電極にMoNを使っても、ヒステリシス膜がNbを含む酸化膜でない場合には、図6に示したプログラム可能MIM素子に好適なヒステリシススープは得られないことがわかる。
さらに図9は、Nb25膜よりなるヒステリシス膜を、Pt膜よりなる上下電極で挟持した構成の別の比較対照例によるMIM素子の電圧−電流特性を示す。
図9を参照するに、この比較対照例においても、図6に示したプログラム可能MIM素子に好適なヒステリシススープは得られないことがわかる。
本発明において、前記上部電極パターンおよび下部電極パターンは先に説明したMoNに限定されるものではなく、他にもTaN,WN,HfN,TiNなどの導電性金属窒化膜を使うことが可能である。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において、様々な変形・変更が可能である。
(付記1) 金属窒化膜よりなる下部電極と、
前記下部電極上に形成された、Nbを含む酸化膜よりなるヒステリシス膜と、
前記ヒステリシス膜上に形成され、窒化金属膜よりなる上部電極と、
を備えたことを特徴とするMIM素子。
(付記2) 前記下部電極および上部電極は同一の材料よりなり、前記材料は、MoN,TaN,WN,HfN,TiNよりなる群から選ばれることを特徴とする請求項1記載のMIM素子。
(付記3) 前記Nbを含む酸化膜は、Nb25を含むことを特徴とする請求項1または2記載のMIM素子。
(付記4) 前記上部電極膜は、前記ヒステリシス膜を構成する材料に対して選択的にエッチングされる材料より構成されることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載のMIM素子。
(付記5) 前記Nbを含む酸化膜は、1nm以上かつ50nm以下の膜厚を有することを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載のMIM素子。
(付記6) 前記MIM素子は、前記MIM素子を流れる電流が、前記下部電極と上部電極との間に印加される印加電圧の大きさを負極性の第1のフォーミング電圧から0Vまで減少させた場合には第1の曲線に沿って減少し、前記印加電圧の大きさを、引き続き0Vを超えて正極性の第2のフォーミング電圧まで正極方向に増加させた場合には第2の曲線に沿って増加し、前記印加電圧の大きさを前記第2のフォーミング電圧から0Vまで減少させた場合には前記第2の曲線よりも電流値の大きい第3の曲線に沿って減少し、前記印加電圧の大きさを、引き続き0Vを超えて前記第1のフォーミング電圧まで負極方向に増加させた場合には、前記第1の曲線よりも電流値の小さい第4の曲線に沿って増加するヒステリシス特性を有し、さらに前記MIM素子は、前記印加電圧を負極側から正極側に変化させる場合、および正極側から負極側に変化せる場合のいずれにおいても、0V近傍の電圧範囲において抵抗値を階段状に減少させ、前記0V近傍の電圧範囲を超えると抵抗値を階段状に増加させることを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか一項記載のMIM素子。
(付記7) 前記階段状の抵抗値の減少および増加は、500倍以上の変化率で生じること特徴とする請求項6記載のMIM素子。
(付記8) 前記MIM素子は、前記印加電圧を前記第1のフォーミング電圧から0Vまで前記第1の曲線に沿って減少させる際に、第1の電圧範囲において第1の振幅で増減を繰り返し、また前記第1の電圧範囲よりも電圧値の小さい0Vを含む第2の電圧範囲においては第2の振幅で増減を繰り返し、前記第1の振幅は前記第2の振幅よりも大きく、前記印加電圧を前記第2のフォーミング電圧から0Vまで前記第3の曲線に沿って減少させる際に、第3の電圧範囲において第3の振幅で増減を繰り返し、また前記第3の電圧範囲よりも電圧値の小さい0Vを含む第4の電圧範囲においては第4の振幅で増減を繰り返し、前記第3の振幅は前記第4の振幅よりも大きいことを特徴とする請求項6または7記載のMIM素子。
(付記9) 前記MIM素子は、前記印加電圧が前記第1の電圧範囲から前記第2の電圧範囲に減少する際に抵抗値を階段状に減少させ、前記印加電圧が前記第3の電圧範囲から前記第4の電圧範囲に減少する際に抵抗値を階段状に減少させることを特徴とする請求項6〜8のうち、いずれか一項記載のMIM素子。
(付記10) 基板と、
前記基板上に互いに平行に形成された、各々金属窒化物よりなる複数の下部電極パターンと、
前記基板上に、前記複数の下部電極パターンを覆って形成された、Nbを含む酸化物よりなるヒステリシス膜と、
前記ヒステリシス膜上に、前記基板に対して垂直方向から見た場合に前記複数の下部電極パターンの各々と交差するように形成された、各々金属窒化物よりなる複数の上部電極パターンと、
よりなることを特徴とする電子装置。
(付記11) 基板上に第1の金属窒化物膜を形成する工程と、
前記第1の金属窒化物膜をパターニングして、各々第1の方向に延在する複数の下部電極パターンを形成する工程と、
前記金属窒化物膜上に、Nbを含む酸化膜を、ヒステリシス膜として、前記複数の下部電極パターンを連続的に覆うように形成する工程と、
前記ヒステリシス膜上に第2の金属窒化物膜を形成する工程と、
前記第2の金属窒化物膜をパターニングして、各々前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する複数の上部電極パターンを形成する工程と、
よりなり、
前記ヒステリシス膜は、スパッタ法により形成されることを特徴とする電子装置の製造方法。
(付記12) 前記ヒステリシス膜は、室温において形成されることを特徴とする請求項11記載の電子装置の製造方法。
(付記13) 前記ヒステリシス膜は、Nb25膜よりなることを特徴とする請求項11または12記載の電子装置の製造方法。
(付記14) 前記第1および第2の金属窒化物膜はMoN,TaN,WN,HfN,TiNよりなる群から選ばれ、前記第1および第2の金属窒化物膜をパターニングする工程はレジストパターンを使い、前記ヒステリシス膜に対して選択的に実行されることを特徴とする請求項11〜14のうち、いずれか一項記載の電子装置の製造方法。
(付記15) 前記第1および第2の金属窒化膜をパターニングする工程は、レジストマスクを使い、Arガス中、Cl2とO2をエッチングガスとして使ったRIE法により実行されることを特徴とする請求項11〜14のうち、いずれか一項記載の電子装置の製造方法。
(A),(B)は、本発明の関連技術によるMIM素子の構成を示す図である。 図1(A),(B)のMIM素子において生じるヒステリシスの例を示す図である。 図1(A),(B)のMIM素子を使って構成される電子装置の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による電子装置の構成を示す図である。 (A)〜(C)は、図4(A)〜(C)の電子装置を製造する製造工程を示す図である。 図5(A)〜(C)の電子装置を構成するMIM素子のヒステリシス特性を示す図である。 本発明の比較対照例によるヒステリシス特性を示す図である。 本発明の比較対照例によるヒステリシス特性を示す別の図である。 本発明の比較対照例によるヒステリシス特性を示すさらに別の図である。
符号の説明
10,20 電子装置
11,21 シリコン基板
12,22 シリコン酸化膜
13 Ti密着層
14,14A〜14D Pt下部電極
15 NiOヒステリシス膜
16A〜16D Pt上部電極
16a〜16d Taマスクパターン
23,23A〜23D MoN下部電極
24 Nb25ヒステリシス膜
25,25A〜25D MoN上部電極

Claims (9)

  1. 金属窒化膜よりなる下部電極と、
    前記下部電極上に形成された、Nbよりなるヒステリシス膜と、
    前記ヒステリシス膜上に形成され、金属窒化物膜よりなる上部電極と、
    を備え、
    抵抗値を第1の抵抗値と第2の抵抗値との間で双安定に変化させることを特徴とするMIM素子。
  2. 前記下部電極および上部電極は同一の材料よりなり、前記材料は、MoN,TaN,WN,HfN,TiNよりなる群から選ばれることを特徴とする請求項1記載のMIM素子。
  3. 前記上部電極は、前記ヒステリシス膜に対してエッチング選択性を有し選択的にエッチングされることを特徴とする請求項1または2記載のMIM素子。
  4. 前記Nb よりなるヒステリシス膜は、1nm以上かつ50nm以下の膜厚を有することを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載のMIM素子。
  5. 前記MIM素子は、前記MIM素子を流れる電流が、前記下部電極と上部電極との間に印加される印加電圧の大きさを負極性の第1のフォーミング電圧から0Vまで減少させた場合には第1の曲線に沿って減少し、前記印加電圧の大きさを、引き続き0Vを超えて正極性の第2のフォーミング電圧まで正極方向に増加させた場合には第2の曲線に沿って増加し、前記印加電圧の大きさを前記第2のフォーミング電圧から0Vまで減少させた場合には前記第2の曲線よりも電流値の大きい第3の曲線に沿って減少し、前記印加電圧の大きさを、引き続き0Vを超えて前記第1のフォーミング電圧まで負極方向に増加させた場合には、前記第1の曲線よりも電流値の小さい第4の曲線に沿って増加するヒステリシス特性を有し、さらに前記MIM素子は、前記印加電圧を負極側から正極側に変化させる場合、および正極側から負極側に変化せる場合のいずれにおいても、0V近傍の電圧範囲において抵抗値を階段状に減少させ、前記0V近傍の電圧範囲を超えると抵抗値を階段状に増加させることを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載のMIM素子。
  6. 前記MIM素子は、前記印加電圧の大きさを前記第1のフォーミング電圧から0Vまで前記第1の曲線に沿って減少させる際に、第1の電圧範囲において第1の振幅で増減を繰り返し、また前記第1の電圧範囲よりも電圧値の小さい0Vを含む第2の電圧範囲においては第2の振幅で増減を繰り返し、前記第1の振幅は前記第2の振幅よりも大きく、前記印加電圧の大きさを前記第2のフォーミング電圧から0Vまで前記第3の曲線に沿って減少させる際に、第3の電圧範囲において第3の振幅で増減を繰り返し、また前記第3の電圧範囲よりも電圧値の小さい0Vを含む第4の電圧範囲においては第4の振幅で増減を繰り返し、前記第3の振幅は前記第4の振幅よりも大きいことを特徴とする請求項5記載のMIM素子。
  7. 前記MIM素子は、前記印加電圧が前記第1の電圧範囲から前記第2の電圧範囲に減少する際に抵抗値を階段状に減少させ、前記印加電圧が前記第3の電圧範囲から前記第4の電圧範囲に減少する際に抵抗値を階段状に減少させることを特徴とする請求項6記載のMIM素子。
  8. 基板と、
    前記基板上に互いに平行に形成された、各々金属窒化物よりなる複数の下部電極パターンと、
    前記基板上に、前記複数の下部電極パターンを覆って形成された、Nbよりなるヒステリシス膜と、
    前記ヒステリシス膜上に、前記基板に対して垂直方向から見た場合に前記複数の下部電極パターンの各々と交差するように形成された、各々金属窒化物よりなる複数の上部電極パターンと、
    よりなり、
    抵抗値を第1の抵抗値と第2の抵抗値との間で双安定に変化させることを特徴とする電子装置。
  9. 基板上に第1の金属窒化物膜を形成する工程と、
    前記第1の金属窒化物膜をパターニングして、各々第1の方向に延在する複数の下部電極パターンを形成する工程と、
    前記第1の金属窒化物膜上に、Nbよりなる酸化膜を、ヒステリシス膜として、前記複数の下部電極パターンを連続的に覆うように形成する工程と、
    前記ヒステリシス膜上に第2の金属窒化物膜を形成する工程と、
    前記第2の金属窒化物膜をパターニングして、各々前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する複数の上部電極パターンを形成する工程と、
    よりなり、
    前記ヒステリシス膜は、スパッタ法により形成され、抵抗値を第1の抵抗値と第2の抵抗値との間で双安定に変化させる電子装置の製造方法。
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